【日 付】2026年1月31日(土)
【山 域】南伊勢 局ヶ頂
【天 候】晴れたり曇ったり
【コース】相賀浦漁港8:15---8:35相賀浅間山---10:00局ヶ頂10:15---10:35西峰---11:15塩竈浜11:35---12:55網代浜---
13:15米子浜14:20---15:35相賀浦漁港
生まれて初めて南伊勢の山を訪れた。北の方は雪が降り続けて手が付けられないし、鈴鹿あたりも天気予報はイマイチ
である。これまで気にはなっていたものの、やはり雪が積もっている時には雪山へという思いが強く、あえて雪のない南
国の山に登ろうという気にはならなかったのだ。
相賀浦漁港の空は晴れ渡っていた。寒気が入って南国と言えども最高気温は7℃ぐらいまでしか上がらないという予報
である。しかし降り注ぐ日差しは暖かく、予報の気温に合わせた服装では汗ばむような陽気だ。
漁港の有料駐車場に車を止めて出発。他に登山者らしき車は見当たらない。
集落の中の階段を上がると40年前に廃校になった小学校の校舎がある。今は海ぼうずという体験型宿泊施設として活用
されているようだ。
廃校の裏から切り開かれた道を上がるとすぐに白い鳥居が現れ、その奥の祠に石仏が祀られていた。相賀浅間山頂だ。
ここからは局ヶ頂へ向けて緩やかな尾根を行く。ところどころに南国らしいシダが繁茂した部分もあれば、林道のよう
な広さの下生えのない道もある。植生は当然ながら常緑樹の灌木帯でまったく自分の好みではないが、新鮮と言えば新鮮
な風景ではある。
最後に少しだけ急坂を登り切れば局ヶ頂の山頂である。と言っても標高は310mほど。海抜ゼロメートルからの登山だが
標高差300mしか登っていない。山頂からは南側に熊野灘の雄大な展望が開けている。
三角点はまるで人為的に削られたように原形を留めていなかった。
西峰へ向かうが尾根上は同じ常緑樹ながらも背が少し高い樹種に変わって気分がいい。
相賀裏トンネルの登山口からピストンしてきた女性2人パーティーとすれ違う。
西峰はなんの取柄もない平凡な山頂である。素通りして塩竈浜へ向かう。
せっかく登ってきたのにまた海抜ゼロメートルへ下るわけだ。
この区間が一番シダが濃かったが、道はハッキリしている。立派な木杭にロープが張られているところを見ると、最初は
遊歩道として整備されていたようだ。眼下には浜と手前に大きな池が見えている。
峠に下り立つと急に広い道に飛び出した。道行竈と塩竈浜を結ぶ要路だったようだ。
シダから開放されて散歩気分で緩やかな道を辿るが、やたら蛇行しているので適当にショートカットしながら進む。
後ろからトレランの単独者が駆け抜けて行った。
さっき見下ろしていた大きな池の畔に立つ。海から取り残された海跡湖というものらしい。
浜は目の前だが、その手前の林を見て驚いた。海から打ち上げられてきたのであろうゴミだらけである。
漁業用の丸いウキやペットボトルがそこらじゅうに転がっている。
広い砂浜にはほとんどゴミは見られなかったが、浜に出る前のこの風景にはげっそりしてしまった。
塩竈浜には数人の釣り人の姿があった。広い浜は気持ちがいいが、残念ながら日が翳ってきて真っ青な海を味わうこと
ができなかった。少し風もある。本当なら寝っ転がって波の音を聞きながらのんびりしたいような場所だ。
しかしまだ先は長い。次の網代浜へは230m登り返さねばならない。
浜の端から尾根に取り付いた。シダがはびこってわかりにくい道だが、ひたすら上を目指して足を運ぶ。
こんな時に限って日差しが戻り汗が噴き出す。
局ヶ頂からの道を合すると登りは終了と思いきや、意外にアップダウンがあって疲れる。
赤石鼻へ向かって断崖の上に付けられた道を進む。地形図で見ると海までは少し離れているのだが、尾根からは真下に見
える。足を滑らせたらそれまでなので、景色に気を取られて注意散漫になると危ないのだ。
はるか下を走る漁船の姿が模型のように見えた。大小の岩礁が点在する岸辺と、そこからどこまでも続く熊野灘を見なが
ら歩くのは、これまでの山登りとは一線を画すような体験である。
ちょっとした岩尾根でランチタイムにしようかなと思ったが、ここでのんびりしてしまうと先がしんどいかもしれないと
思い直して前進する。
登った分はまた下らなければならない。網代浜に下り立つと、今度は狭い浜の奥の部分がまたゴミため場になっていて
興覚めだ。素通りして次の米子浜へ向かう。
適当なところでランチタイムにしようと思っていたが、なかなか思うような場所がない。帰路のことを考えれば米子浜ま
で行ってしまった方が精神的にも楽だろう。
今度の登り返しは50mほどで済んだ。尾根に乗らず斜面をトラバースするように道が付けられている。
途中で2人連れの老夫婦とすれ違った。
海辺のガケの上の樹林帯を進んで最後は岩場を急降下するといよいよ米子浜である。
ここは砂浜ではなく、びっしりと一面に角の取れた石が敷き詰められた砂利浜だ。
おあつらえ向きのイスになる岩があったので、そこで腰を降ろした。また日が翳って海は少し鈍い藍色に沈んでいる。
いつもならこの季節に雪のないところで昼飯を食うことはないのになと思う。
いよいよ本日最後の登りである。登り返しは150mほど。最高点が310mの山に累積800mほど登ったことになる。
浜の端まで水際を歩いて谷状のところを上がると祠があり水平道に出た。等高線に沿って付けられた道はよく整備されて
いるようで歩きやすい。
最後に最後にひと登りすると朝歩いた尾根の支尾根に達する。ここからは相賀浦に向かって幅の広い登山道をのんびり下
るだけだ。山から浜へ何度も繰り返す行程は面白いのは確かだが、やはりブナと雪が恋しくなってきたのもまた事実である。
軒を重ねるようにして建つ相賀浦の集落を抜けて駐車場へ戻ってきた。
料金は500円だが、小銭を数えると490円しかなかった。1000円を大盤振る舞いするのもシャクなので490円を料金箱に投入
する。駐車場を出発したところで料金回収と思しき自転車のおじさんとすれ違った。
ごめんなさい。10円は今度来た時に払います。
山日和
【南伊勢】山から海へ 局ヶ頂から塩竈浜、網代浜、米子浜を巡る
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【南伊勢】山から海へ 局ヶ頂から塩竈浜、網代浜、米子浜を巡る
おはようございます、山日和さん。
生まれて初めて南伊勢の山を訪れた。北の方は雪が降り続けて手が付けられないし、鈴鹿あたりも天気予報はイマイチ
である。これまで気にはなっていたものの、やはり雪が積もっている時には雪山へという思いが強く、あえて雪のない南
国の山に登ろうという気にはならなかったのだ。
あれっ、南伊勢は初めてでしたか。
この区間が一番シダが濃かったが、道はハッキリしている。立派な木杭にロープが張られているところを見ると、最初は
遊歩道として整備されていたようだ。眼下には浜と手前に大きな池が見えている。
峠に下り立つと急に広い道に飛び出した。道行竈と塩竈浜を結ぶ要路だったようだ。
シダから開放されて散歩気分で緩やかな道を辿るが、やたら蛇行しているので適当にショートカットしながら進む。
後ろからトレランの単独者が駆け抜けて行った。
南伊勢の山で人に会ったことはほとんど無いのですが
ここは人気の場所のようですね。
私は道行竈から周回しました。
さっき見下ろしていた大きな池の畔に立つ。海から取り残された海跡湖というものらしい。
浜は目の前だが、その手前の林を見て驚いた。海から打ち上げられてきたのであろうゴミだらけである。
漁業用の丸いウキやペットボトルがそこらじゅうに転がっている。
広い砂浜にはほとんどゴミは見られなかったが、浜に出る前のこの風景にはげっそりしてしまった。
この辺りは海跡湖だらけです。
アオサの養殖などで人が入っている浜はそうでもないんですが
手つかずの浜は荒れ放題です。
局ヶ頂からの道を合すると登りは終了と思いきや、意外にアップダウンがあって疲れる。
赤石鼻へ向かって断崖の上に付けられた道を進む。地形図で見ると海までは少し離れているのだが、尾根からは真下に見
える。足を滑らせたらそれまでなので、景色に気を取られて注意散漫になると危ないのだ。
はるか下を走る漁船の姿が模型のように見えた。大小の岩礁が点在する岸辺と、そこからどこまでも続く熊野灘を見なが
ら歩くのは、これまでの山登りとは一線を画すような体験である。
ちょっとした岩尾根でランチタイムにしようかなと思ったが、ここでのんびりしてしまうと先がしんどいかもしれないと
思い直して前進する。
海岸縁の道はアップダウンがあります。
展望がきくと気も晴れるでしょ。
ここは砂浜ではなく、びっしりと一面に角の取れた石が敷き詰められた砂利浜だ。
おあつらえ向きのイスになる岩があったので、そこで腰を降ろした。また日が翳って海は少し鈍い藍色に沈んでいる。
いつもならこの季節に雪のないところで昼飯を食うことはないのになと思う。
深い藍色が熊野灘の色です。
この先に観音浄土の世界があると考えられていました。
南無南無・・・
いよいよ本日最後の登りである。登り返しは150mほど。最高点が310mの山に累積800mほど登ったことになる。
浜の端まで水際を歩いて谷状のところを上がると祠があり水平道に出た。等高線に沿って付けられた道はよく整備されて
いるようで歩きやすい。
最後に最後にひと登りすると朝歩いた尾根の支尾根に達する。ここからは相賀浦に向かって幅の広い登山道をのんびり下
るだけだ。山から浜へ何度も繰り返す行程は面白いのは確かだが、やはりブナと雪が恋しくなってきたのもまた事実である。
料金は500円だが、小銭を数えると490円しかなかった。1000円を大盤振る舞いするのもシャクなので490円を料金箱に投入
する。駐車場を出発したところで料金回収と思しき自転車のおじさんとすれ違った。
ごめんなさい。10円は今度来た時に払います。
釣り用の渡船の出る港が多くて、こんな所は駐車料は取られないですね。
駐車料を取られる所は珍しいと思います。
登山客が多い山域だからなのでしょう。
これに懲りずに静かな南伊勢の山にきてください。
わりばし
生まれて初めて南伊勢の山を訪れた。北の方は雪が降り続けて手が付けられないし、鈴鹿あたりも天気予報はイマイチ
である。これまで気にはなっていたものの、やはり雪が積もっている時には雪山へという思いが強く、あえて雪のない南
国の山に登ろうという気にはならなかったのだ。
あれっ、南伊勢は初めてでしたか。
この区間が一番シダが濃かったが、道はハッキリしている。立派な木杭にロープが張られているところを見ると、最初は
遊歩道として整備されていたようだ。眼下には浜と手前に大きな池が見えている。
峠に下り立つと急に広い道に飛び出した。道行竈と塩竈浜を結ぶ要路だったようだ。
シダから開放されて散歩気分で緩やかな道を辿るが、やたら蛇行しているので適当にショートカットしながら進む。
後ろからトレランの単独者が駆け抜けて行った。
南伊勢の山で人に会ったことはほとんど無いのですが
ここは人気の場所のようですね。
私は道行竈から周回しました。
さっき見下ろしていた大きな池の畔に立つ。海から取り残された海跡湖というものらしい。
浜は目の前だが、その手前の林を見て驚いた。海から打ち上げられてきたのであろうゴミだらけである。
漁業用の丸いウキやペットボトルがそこらじゅうに転がっている。
広い砂浜にはほとんどゴミは見られなかったが、浜に出る前のこの風景にはげっそりしてしまった。
この辺りは海跡湖だらけです。
アオサの養殖などで人が入っている浜はそうでもないんですが
手つかずの浜は荒れ放題です。
局ヶ頂からの道を合すると登りは終了と思いきや、意外にアップダウンがあって疲れる。
赤石鼻へ向かって断崖の上に付けられた道を進む。地形図で見ると海までは少し離れているのだが、尾根からは真下に見
える。足を滑らせたらそれまでなので、景色に気を取られて注意散漫になると危ないのだ。
はるか下を走る漁船の姿が模型のように見えた。大小の岩礁が点在する岸辺と、そこからどこまでも続く熊野灘を見なが
ら歩くのは、これまでの山登りとは一線を画すような体験である。
ちょっとした岩尾根でランチタイムにしようかなと思ったが、ここでのんびりしてしまうと先がしんどいかもしれないと
思い直して前進する。
海岸縁の道はアップダウンがあります。
展望がきくと気も晴れるでしょ。
ここは砂浜ではなく、びっしりと一面に角の取れた石が敷き詰められた砂利浜だ。
おあつらえ向きのイスになる岩があったので、そこで腰を降ろした。また日が翳って海は少し鈍い藍色に沈んでいる。
いつもならこの季節に雪のないところで昼飯を食うことはないのになと思う。
深い藍色が熊野灘の色です。
この先に観音浄土の世界があると考えられていました。
南無南無・・・
いよいよ本日最後の登りである。登り返しは150mほど。最高点が310mの山に累積800mほど登ったことになる。
浜の端まで水際を歩いて谷状のところを上がると祠があり水平道に出た。等高線に沿って付けられた道はよく整備されて
いるようで歩きやすい。
最後に最後にひと登りすると朝歩いた尾根の支尾根に達する。ここからは相賀浦に向かって幅の広い登山道をのんびり下
るだけだ。山から浜へ何度も繰り返す行程は面白いのは確かだが、やはりブナと雪が恋しくなってきたのもまた事実である。
料金は500円だが、小銭を数えると490円しかなかった。1000円を大盤振る舞いするのもシャクなので490円を料金箱に投入
する。駐車場を出発したところで料金回収と思しき自転車のおじさんとすれ違った。
ごめんなさい。10円は今度来た時に払います。
釣り用の渡船の出る港が多くて、こんな所は駐車料は取られないですね。
駐車料を取られる所は珍しいと思います。
登山客が多い山域だからなのでしょう。
これに懲りずに静かな南伊勢の山にきてください。
わりばし
Re: 【南伊勢】山から海へ 局ヶ頂から塩竈浜、網代浜、米子浜を巡る
わりばしさん、どうもです。
あれっ、南伊勢は初めてでしたか。
そうなんですよ。草川さんの本で初めて興味を持ったぐらいで、これまではまったくノーマークの山域でした。
南伊勢の山で人に会ったことはほとんど無いのですが
ここは人気の場所のようですね。
私は道行竈から周回しました。
最近はオハイ・姫越山が大人気みたいですね、
>漁業用の丸いウキやペットボトルがそこらじゅうに転がっている。
広い砂浜にはほとんどゴミは見られなかったが、浜に出る前のこの風景にはげっそりしてしまった。
この辺りは海跡湖だらけです。
アオサの養殖などで人が入っている浜はそうでもないんですが
手つかずの浜は荒れ放題です。
地形図を見てもなんでここに池がというような海跡湖がたくさんありますね。
この辺りは無人の浜ばかりなので誰も掃除しないんでしょうね。
海岸縁の道はアップダウンがあります。
展望がきくと気も晴れるでしょ。
もっとフラットなイメージを勝手に持ってました。
展望が開ける場所と常緑樹林+シダの道との落差が大きいですね。
深い藍色が熊野灘の色です。
この先に観音浄土の世界があると考えられていました。
南無南無・・・
なるほど。真っ青な海ではないんですね。
釣り用の渡船の出る港が多くて、こんな所は駐車料は取られないですね。
駐車料を取られる所は珍しいと思います。
登山客が多い山域だからなのでしょう。
これに懲りずに静かな南伊勢の山にきてください。
そうなんですか。ここは相賀浦の老人会が仕切ってるみたいです。
地元にお金を落とすこともないので、せめて駐車料金ぐらいは払ってもバチはあたりませんね。10円足らんけど。
やっぱり雪の季節は雪山がいいなあ。
山日和
あれっ、南伊勢は初めてでしたか。そうなんですよ。草川さんの本で初めて興味を持ったぐらいで、これまではまったくノーマークの山域でした。
南伊勢の山で人に会ったことはほとんど無いのですがここは人気の場所のようですね。
私は道行竈から周回しました。
最近はオハイ・姫越山が大人気みたいですね、
>漁業用の丸いウキやペットボトルがそこらじゅうに転がっている。広い砂浜にはほとんどゴミは見られなかったが、浜に出る前のこの風景にはげっそりしてしまった。
この辺りは海跡湖だらけです。
アオサの養殖などで人が入っている浜はそうでもないんですが
手つかずの浜は荒れ放題です。
地形図を見てもなんでここに池がというような海跡湖がたくさんありますね。
この辺りは無人の浜ばかりなので誰も掃除しないんでしょうね。
海岸縁の道はアップダウンがあります。展望がきくと気も晴れるでしょ。
もっとフラットなイメージを勝手に持ってました。
展望が開ける場所と常緑樹林+シダの道との落差が大きいですね。
深い藍色が熊野灘の色です。この先に観音浄土の世界があると考えられていました。
南無南無・・・
なるほど。真っ青な海ではないんですね。
釣り用の渡船の出る港が多くて、こんな所は駐車料は取られないですね。駐車料を取られる所は珍しいと思います。
登山客が多い山域だからなのでしょう。
これに懲りずに静かな南伊勢の山にきてください。
そうなんですか。ここは相賀浦の老人会が仕切ってるみたいです。
地元にお金を落とすこともないので、せめて駐車料金ぐらいは払ってもバチはあたりませんね。10円足らんけど。
やっぱり雪の季節は雪山がいいなあ。
山日和