【 日 付 】 2025年03月09日(日)
【 山 域 】 湖北(余呉トレイル)
【メンバー】 単独
【 天 候 】 晴れ
【 ルート 】
時刻(差) 標高 距離 場所
06:25 (--:--) 330m 0.0km 椿坂トンネル南口手前 出発
07:40 (01:20) 781.3m 2.0km 鯉谷[四等三角点] (10分休憩)
08:30 (00:50) 850m 3.5km 大黒山東尾根分岐
09:00 (00:30) 859m 4.8km 大黒山 東峰 (5分休憩)
09:45 (00:45) 891.6m 6.2km 大黒山
10:15 (00:30) 500m 7.5km 椿坂峠(以降、林道歩き)
10:55 (00:40) 330m 10.2km 椿坂トンネル南口手前 到着
【 距離 】 10.2Km
【 累積標高 】+932 -932m
【 時間 】 4時間30分
経路: https://connect.garmin.com/modern/activity/18479198269
写真: https://photos.app.goo.gl/w7FXwYb7bx71grsAA
大雪も一段落し体調も万全なのですが年度末ということもあり仕事が忙しく、翌日に疲れを残したくないので短めの雪山へ行くことにします。
2年前に登った「妙理山」も計画では「大黒山」まで向かう予定でしたが、その日は初夏とは言え30度超えの予報で、妙理山で暑くなり始めたため断念しています。
また、この山域は元々雪の時期に計画していたこともあり、残り部分を短縮して歩くことにしました。
木之本インターで降り国道365号線を北上していくと、次第に雪の量が増えてきて期待が膨らみます。 椿坂トンネルの南口手前に広い路側帯があるので、そこに止めスノーショーを手に出発します。
まずは四等三角点の「鯉谷」へと直登する南西尾根の末端に向かいました。 車道を歩き雨量計と思われる施設の横の雪に埋もれた橋を渡り取り付きます。
雪はまだたくさん残っておりスノーシューで一気に登っていきます。 暖かくなってきて舞いますが、朝方は氷点下で雪は良い感じに固まっています。
気がつくと国道との対岸にある山と同じ高さまで登っています。 標高500m付近で傾斜が緩むと、ちょうど朝日が差し込み始めました。
右手には「妙理山」が近くに見えていますが、向かう「鯉谷」のピークは手前の尾根に邪魔され見えません。
気持ちの良い雪の斜面を登っていくと、右手に植林があらわれます。 この辺りで巡視路と合流しているはずですが、道は雪の下で分かりません。
雪の上にはうさぎや犬科の動物と思われる足跡が先行しています。 それらを追うように歩いていくと、標高700m手前で斜面が強まります。
とは言えヒールリフターを活用し右に登ったところで、鉄塔に到着しました。
鉄塔から「鯉谷」にかけては伐採地となっており、春霞でボンヤリとしていますが南に琵琶湖や雪を被った湖西の山々が見えていました。 また、北西には敦賀湾や西方ヶ岳なども見えておりこれだけで大満足です。
ここからは北に見える「大黒山」へと稜線歩きとなります。 時間も早いので締まった雪が続いており、高低差も少ないためすぐに次の鉄塔に到着しました。
その後は細尾根などもありますが、危険箇所など無く張り出した雪庇の縁を歩いていきます。 753mピークは展望地となっており、東に県境稜線の一際白い山々を望めます。
ここを過ぎると次第に傾斜が強まり、「大黒山」への登りとなりました。 程なくして大黒山から東に張り出す尾根と合流すると、予定通り大黒山の東峰に向かって降りていきました。 ここもよい感じのブナが見られますが、鉄塔との中間付近にあるペアのブナの巨樹は1本が折れて期待したほどの大きさは感じません。
更に進むと鉄塔に到着しますが、ここで初めて北側の音波山や上谷山などが見えてきます。 また、南を見ると妙理山の左に伊吹山や横山岳・金糞岳も見えていました。
鉄塔から東峰までの標高差は大したこと無く景色を眺めながら10分ほどで到着します。 ピークからの展望は大したことありませんが、729m方面に大木が見えたのが気になります。
ここで折り返し大黒山方面へ戻り歩いていくと、30分ほどで東尾根との分岐まで戻ってきました。 ここからも急斜面と言える傾斜は無く10分ほどで大黒山の山頂に到着しました。
山頂付近には数日前と思われる、メインルート?となる椿坂トンネル北口からのワカンの跡が残っていました。 その跡も椿坂峠へと降りて(登って?)いるようです。 大黒山の山頂はこの時期でも展望はないので、下山を開始します。
急斜面があるかと思っていましたが大したことはなく、南西尾根を一気に降りていきました。 途中、何箇所か敦賀湾などの展望も見ながら降りていきます。
椿坂峠の東に並んだところで右に折れると、最後は雪の上からでもわかる広い道を降りて旧道と合流します。 驚いたことに旧道の北側は椿坂峠まで綺麗に除雪されておいます…。
当初は椿坂峠から峠道で降りる考えもありましたが、雪が多く落雪の恐れもあるので旧道で降りていきます。 旧道には1m以上の積雪が積もっているので、雪の上を楽しみながら戻っていきます。 旧道は一部崩落しており落石注意箇所もありますが、40分ほどで無事駐車地に到着しました。
おど+