【日 付】2025年3月9日(日)
【山 域】奥越大野近郊 小黒見山995m
【天 候】晴れ
【メンバー】sato、山日和
【コース】下打波7:55---9:55尾根10:10---11:00山上台地---11;40 P1000m東ランチ場13:35---14:10小黒見山
---14:50 P842m---16:20下打波
山は登ってみなければわからない。大して期待もせずに登った山だったが、小黒見山は素晴らしい展望と
ブナ林の名山だった。
下打波の集落は、雪が消えた間だけ住民が戻ってくるようで、まだ分厚い雪に覆われてひっそりと眠って
いた。道端で用意をしていると、意外にも数台の車が通り過ぎて行った。工事関係者のようだ。
道路脇にできた雪の壁を乗り越えると、天然記念物に指定されている白山神社のカツラの巨樹と対面する。
幹周15mというこの巨樹はその昔、泰澄が昼食の時に使った爪楊枝を地面に刺したものが、時を経て大きな
カツラになったという伝説を持つ木である。その根方には清冽な清水が湧き出ていた。
北陸のスーパースター泰澄にはこんな荒唐無稽な伝説が多い。
カツラの裏手から山に取り付く。植林のない広い谷にはケヤキとトチ、イタヤカエデの森が広がっている。
この森は「下打波のトチノキ・ケヤキ・イタヤカエデ群生林」として、福井県の天然記念物に指定されている。
大カツラは何度も前を通って知っていたが、その背後にこんな森があるとは知らなかった。
朝陽を浴びて底抜けに明るい広い谷を登って行く。こんな集落の裏山で、植林も無しにいきなり豊かな自然
林を味わえるのは珍しい。雪はよく締まっているが、南向きの斜面は早くも表面が緩み始めていた。
最初は緩やかだった谷は登るにつれ傾斜を増して行く。右岸から大きなデブリが出ていた。
このまま谷を詰めるわけにはいかないので、どこが左岸側の尾根に乗らなくてはいけない。左岸の斜面を見上
げてタイミングを見計らいながら進む。
二俣になった右の谷の上に青空が覗いている。斜度もそれほど強くはなく、最後に雪庇で行く手を阻まれるこ
ともなさそうだ。しかし谷というのは下から見ると傾斜が緩く感じるものだ。
この谷も例外ではなく、上部ではかなりの傾斜となった。雪の表面はまったく緩んでおらず、スノーシューの
フレームががっちりと心地良く雪面を捉えてくれるが滑落は許されない。
この日がモンベルのスノーシューのデビュー戦だったsatoさんは苦戦を強いられている。アイゼンの爪の位置が
悪く雪面にきっちり刺さらないのと、トラバースの時にバインディングが左右に揺れて足首が固定しずらいの
とで、MSRとの歴然たる差を感じていたようだ。
まあ、普通ならアイゼンとピッケルで登るような斜面だからモンベルに文句も言えないが。
一歩一歩慎重にステップを刻みながら、ようやく尾根に這い上がると予想もしなかった見事な展望が開けた。
背後の木無山と松鞍山、小白山から白山へと続く山並みが一望できる。近いのだからあたりまえと言えばあた
りまえなのだが、樹林に覆われた山を想像していたので唐突な感が否めない。
ここからはブナロードが始まった。この尾根も部分的に傾斜が強く、直登できずに回り込んで通過するとこ
ろもあった。そういう場所では必ずブナの大木が雪をせき止めるような形で立って雪壁を作っていた。
このブナが雪の圧力から解放されるのはまだ時間がかかりそうだ。
最後の急登をこなすと広大な山上台地に放り出された。ブナの古木が点在する雪原はまさに別天地。
そして尾根に乗った場所をはるかに凌駕する展望が開けた。
まずは三角点に寄ってからと左へ進路を取ると、今度は西側に大野盆地と勝山の街並み、その奥には浄法寺山
から越前甲へと至る加越国境稜線の山々が屏風絵図のように並んでいた。
よく考えたら小黒見山の三角点は下山時に通ることに気付いて踵を返す。地形図を見た時に気になっていた
1000m標高点の前後を散策しながらランチ場を探すとしよう。
ほとんどアップダウンのない山上台地を進む。P1000mから右の支尾根に入ったところに大展望地を見つけた。
裏から見る石徹白の山々と気品あふれる別山、神々しい白山の姿が遮るものなく目に飛び込んできた。
白山の左には赤兎山と大長山、経ヶ岳という福井県を代表する名山が並ぶ。こんな最高のランチ場はなかなか
ないだろう。即決でスノースコップをふるって設営。今日も白山を遥拝しながら贅沢なランチタイムの始まりだ。
当初の予定ではもう少し北のゆるやかな地形に窪地記号があるあたりまで足を延ばすつもりだったが少々疲れ
気味だ。satoさんはどうしても見に行きたいということで、ひとり空身で向かう。
こちらはのんびりと風景を堪能。浮世の憂さを忘れてしまうのんびりとした時間を過ごす。
走って来たようなスピードでsatoさんが戻って来た。ここから眺めても実に良さげなところだが、実際素晴らし
いところだったと聞いてちょっと後悔の念が走った。
いつまでも去り難い風景だが、後ろ髪を引かれながら腰を上げる。
小黒見山頂へ戻る雪尾根では、緩やかな曲線を描く雪面に午後の光が作り出す陰影が美しく、思わず見とれて
しまった。
小黒見山の山頂も広い雪原になっていた。GPSで確かめた山頂のポイントよりも高いところがあったが、これ
は積雪の加減かもしれない。
山頂からは南の尾根に入ったが、これがまた第一級のプナ林の尾根だった。
広い尾根にはほぼブナの純林が続き、得も言われぬ微妙な起伏の地形が連続する。
この山のブナはスラっとしたものより古武士のような苔むした風格のある木が多く、実に見応えがある。
荒島岳を正面に見ながら歩くブナ林は格別の味わいがあった。
30分ほどで842m標高点まで来たのでこれは楽勝かと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。
地形図で急傾斜なのはわかっていたが、午後になって腐ってきた雪はスノーシューを履いたままではまともに
歩けそうにない。スノーシューを脱いでツボ足に切り替えたがヒザ近くまで潜る。
それでも重力に任せて足を出せば前進できるが、たまに木の近くの穴にはまりこんで脱出にひと苦労。
七転八倒しながらの下りだが、ずっとブナ主体の林が続いているのが慰めだ。
尾根芯が歩きにくそうになってきたので右側の谷へ逃げて再びスノーシューを履いた。
雪の詰まった谷は歩きやすいが、時折雪崩止めの鉄柵が障害物競走のように現れる。
ようやく道路が見えてきた。手前に雪原が見えたが、あれはスノーシェッドの屋根の部分だろう。
このまま下れば屋根から降りられるかどうかわからない。左へトラバースしてスノーシェッドの出口の先に段差
の小さいところを見つけてソフトランディング。
山上の天国から最後はアトラクション満載の下りだったが、楽園の輝きを一層印象深いものにしてくれたエピロ
ーグだった。
山日和
【奥越】予期せぬ大展望とブナ林 下打波から小黒見山
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【奥越】予期せぬ大展望とブナ林 下打波から小黒見山
山日和さん、こんばんは。
>山は登ってみなければわからない。大して期待もせずに登った山だったが、小黒見山は素晴らしい展望と
ブナ林の名山だった。
下打波の集落は、雪が消えた間だけ住民が戻ってくるようで、まだ分厚い雪に覆われてひっそりと眠って
いた。道端で用意をしていると、意外にも数台の車が通り過ぎて行った。工事関係者のようだ。
難しい漢字ばかり出てきますね
検索しました。「しもうちなみ」の「おぐろみやま」でいいのかな?
小黒見から登っておられる方が多いのかな?
>道路脇にできた雪の壁を乗り越えると、天然記念物に指定されている白山神社のカツラの巨樹と対面する。
幹周15mというこの巨樹はその昔、泰澄が昼食の時に使った爪楊枝を地面に刺したものが、時を経て大きな
カツラになったという伝説を持つ木である。その根方には清冽な清水が湧き出ていた。
北陸のスーパースター泰澄にはこんな荒唐無稽な伝説が多い。
泰澄さんって??
白山を開いた方だと出てきました。知らなかったの??と笑われそうですね
カツラの裏手から山に取り付く。植林のない広い谷にはケヤキとトチ、イタヤカエデの森が広がっている。
この森は「下打波のトチノキ・ケヤキ・イタヤカエデ群生林」として、福井県の天然記念物に指定されている。
大カツラは何度も前を通って知っていたが、その背後にこんな森があるとは知らなかった。
朝陽を浴びて底抜けに明るい広い谷を登って行く。こんな集落の裏山で、植林も無しにいきなり豊かな自然
林を味わえるのは珍しい。雪はよく締まっているが、南向きの斜面は早くも表面が緩み始めていた。
滋賀県ばかりか福井県のお山もたくさんご存じでで、もうお庭のようですね。
いつの間に行っておられるのかと言ったら毎週のレポを熟読していないのかと思われますね
>最初は緩やかだった谷は登るにつれ傾斜を増して行く。右岸から大きなデブリが出ていた。
このまま谷を詰めるわけにはいかないので、どこが左岸側の尾根に乗らなくてはいけない。左岸の斜面を見上
げてタイミングを見計らいながら進む。
二俣になった右の谷の上に青空が覗いている。斜度もそれほど強くはなく、最後に雪庇で行く手を阻まれるこ
ともなさそうだ。しかし谷というのは下から見ると傾斜が緩く感じるものだ。
この谷も例外ではなく、上部ではかなりの傾斜となった。雪の表面はまったく緩んでおらず、スノーシューの
フレームががっちりと心地良く雪面を捉えてくれるが滑落は許されない。
写真で見せてもらっても怖いくらいの傾斜ですね~~これをスノーシューで???
>この日がモンベルのスノーシューのデビュー戦だったsatoさんは苦戦を強いられている。アイゼンの爪の位置が
悪く雪面にきっちり刺さらないのと、トラバースの時にバインディングが左右に揺れて足首が固定しずらいの
とで、MSRとの歴然たる差を感じていたようだ。
まあ、普通ならアイゼンとピッケルで登るような斜面だからモンベルに文句も言えないが。
トラバースの時に揺れるというのは私も感じました。
ただ同じところをMSRで登ってみた訳ではないので、モンベルだからかどうかはわからないなと思っていました。
>一歩一歩慎重にステップを刻みながら、ようやく尾根に這い上がると予想もしなかった見事な展望が開けた。
背後の木無山と松鞍山、小白山から白山へと続く山並みが一望できる。近いのだからあたりまえと言えばあた
りまえなのだが、樹林に覆われた山を想像していたので唐突な感が否めない。
ここからはブナロードが始まった。この尾根も部分的に傾斜が強く、直登できずに回り込んで通過するとこ
ろもあった。そういう場所では必ずブナの大木が雪をせき止めるような形で立って雪壁を作っていた。
このブナが雪の圧力から解放されるのはまだ時間がかかりそうだ。
素晴らしいですが、怖い所を登らないと行けないのですね・・・
>最後の急登をこなすと広大な山上台地に放り出された。ブナの古木が点在する雪原はまさに別天地。
そして尾根に乗った場所をはるかに凌駕する展望が開けた。
まずは三角点に寄ってからと左へ進路を取ると、今度は西側に大野盆地と勝山の街並み、その奥には浄法寺山
から越前甲へと至る加越国境稜線の山々が屏風絵図のように並んでいた。
よく考えたら小黒見山の三角点は下山時に通ることに気付いて踵を返す。地形図を見た時に気になっていた
1000m標高点の前後を散策しながらランチ場を探すとしよう。
△1000というのは確かに気になります
>ほとんどアップダウンのない山上台地を進む。P1000mから右の支尾根に入ったところに大展望地を見つけた。
裏から見る石徹白の山々と気品あふれる別山、神々しい白山の姿が遮るものなく目に飛び込んできた。
白山の左には赤兎山と大長山、経ヶ岳という福井県を代表する名山が並ぶ。こんな最高のランチ場はなかなか
ないだろう。即決でスノースコップをふるって設営。今日も白山を遥拝しながら贅沢なランチタイムの始まりだ。
当初の予定ではもう少し北のゆるやかな地形に窪地記号があるあたりまで足を延ばすつもりだったが少々疲れ
気味だ。satoさんはどうしても見に行きたいということで、ひとり空身で向かう。
こちらはのんびりと風景を堪能。浮世の憂さを忘れてしまうのんびりとした時間を過ごす。
日曜日は暖かかったですか
>走って来たようなスピードでsatoさんが戻って来た。ここから眺めても実に良さげなところだが、実際素晴らし
いところだったと聞いてちょっと後悔の念が走った。
いつまでも去り難い風景だが、後ろ髪を引かれながら腰を上げる。
私も絶対に待っているでしょうけど、やっぱりちょっと見てみたくはなりますね。
>小黒見山頂へ戻る雪尾根では、緩やかな曲線を描く雪面に午後の光が作り出す陰影が美しく、思わず見とれて
しまった。
小黒見山の山頂も広い雪原になっていた。GPSで確かめた山頂のポイントよりも高いところがあったが、これ
は積雪の加減かもしれない。
かなりの積雪なんですね。
山頂からは南の尾根に入ったが、これがまた第一級のプナ林の尾根だった。
広い尾根にはほぼブナの純林が続き、得も言われぬ微妙な起伏の地形が連続する。
この山のブナはスラっとしたものより古武士のような苔むした風格のある木が多く、実に見応えがある。
荒島岳を正面に見ながら歩くブナ林は格別の味わいがあった。
すごいいいところ、山日和さん好みの場所を見つけられたのですね。
>30分ほどで842m標高点まで来たのでこれは楽勝かと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。
地形図で急傾斜なのはわかっていたが、午後になって腐ってきた雪はスノーシューを履いたままではまともに
歩けそうにない。スノーシューを脱いでツボ足に切り替えたがヒザ近くまで潜る。
それでも重力に任せて足を出せば前進できるが、たまに木の近くの穴にはまりこんで脱出にひと苦労。
この状態は何となく想像ができます
ホントに早く下りたい!!
>七転八倒しながらの下りだが、ずっとブナ主体の林が続いているのが慰めだ。
尾根芯が歩きにくそうになってきたので右側の谷へ逃げて再びスノーシューを履いた。
雪の詰まった谷は歩きやすいが、時折雪崩止めの鉄柵が障害物競走のように現れる。
ようやく道路が見えてきた。手前に雪原が見えたが、あれはスノーシェッドの屋根の部分だろう。
このまま下れば屋根から降りられるかどうかわからない。左へトラバースしてスノーシェッドの出口の先に段差
の小さいところを見つけてソフトランディング。
山上の天国から最後はアトラクション満載の下りだったが、楽園の輝きを一層印象深いものにしてくれたエピロ
ーグだった。
ホントにアトラクション満載ですね
スノー衆で鍛えられたので、ちょっとはあったほうが楽しいとは思いますが・・・
ちーたろー
>山は登ってみなければわからない。大して期待もせずに登った山だったが、小黒見山は素晴らしい展望と
ブナ林の名山だった。
下打波の集落は、雪が消えた間だけ住民が戻ってくるようで、まだ分厚い雪に覆われてひっそりと眠って
いた。道端で用意をしていると、意外にも数台の車が通り過ぎて行った。工事関係者のようだ。
難しい漢字ばかり出てきますね

検索しました。「しもうちなみ」の「おぐろみやま」でいいのかな?
小黒見から登っておられる方が多いのかな?
>道路脇にできた雪の壁を乗り越えると、天然記念物に指定されている白山神社のカツラの巨樹と対面する。
幹周15mというこの巨樹はその昔、泰澄が昼食の時に使った爪楊枝を地面に刺したものが、時を経て大きな
カツラになったという伝説を持つ木である。その根方には清冽な清水が湧き出ていた。
北陸のスーパースター泰澄にはこんな荒唐無稽な伝説が多い。
泰澄さんって??
白山を開いた方だと出てきました。知らなかったの??と笑われそうですね

カツラの裏手から山に取り付く。植林のない広い谷にはケヤキとトチ、イタヤカエデの森が広がっている。
この森は「下打波のトチノキ・ケヤキ・イタヤカエデ群生林」として、福井県の天然記念物に指定されている。
大カツラは何度も前を通って知っていたが、その背後にこんな森があるとは知らなかった。
朝陽を浴びて底抜けに明るい広い谷を登って行く。こんな集落の裏山で、植林も無しにいきなり豊かな自然
林を味わえるのは珍しい。雪はよく締まっているが、南向きの斜面は早くも表面が緩み始めていた。
滋賀県ばかりか福井県のお山もたくさんご存じでで、もうお庭のようですね。
いつの間に行っておられるのかと言ったら毎週のレポを熟読していないのかと思われますね

>最初は緩やかだった谷は登るにつれ傾斜を増して行く。右岸から大きなデブリが出ていた。
このまま谷を詰めるわけにはいかないので、どこが左岸側の尾根に乗らなくてはいけない。左岸の斜面を見上
げてタイミングを見計らいながら進む。
二俣になった右の谷の上に青空が覗いている。斜度もそれほど強くはなく、最後に雪庇で行く手を阻まれるこ
ともなさそうだ。しかし谷というのは下から見ると傾斜が緩く感じるものだ。
この谷も例外ではなく、上部ではかなりの傾斜となった。雪の表面はまったく緩んでおらず、スノーシューの
フレームががっちりと心地良く雪面を捉えてくれるが滑落は許されない。
写真で見せてもらっても怖いくらいの傾斜ですね~~これをスノーシューで???
>この日がモンベルのスノーシューのデビュー戦だったsatoさんは苦戦を強いられている。アイゼンの爪の位置が
悪く雪面にきっちり刺さらないのと、トラバースの時にバインディングが左右に揺れて足首が固定しずらいの
とで、MSRとの歴然たる差を感じていたようだ。
まあ、普通ならアイゼンとピッケルで登るような斜面だからモンベルに文句も言えないが。
トラバースの時に揺れるというのは私も感じました。
ただ同じところをMSRで登ってみた訳ではないので、モンベルだからかどうかはわからないなと思っていました。
>一歩一歩慎重にステップを刻みながら、ようやく尾根に這い上がると予想もしなかった見事な展望が開けた。
背後の木無山と松鞍山、小白山から白山へと続く山並みが一望できる。近いのだからあたりまえと言えばあた
りまえなのだが、樹林に覆われた山を想像していたので唐突な感が否めない。
ここからはブナロードが始まった。この尾根も部分的に傾斜が強く、直登できずに回り込んで通過するとこ
ろもあった。そういう場所では必ずブナの大木が雪をせき止めるような形で立って雪壁を作っていた。
このブナが雪の圧力から解放されるのはまだ時間がかかりそうだ。
素晴らしいですが、怖い所を登らないと行けないのですね・・・
>最後の急登をこなすと広大な山上台地に放り出された。ブナの古木が点在する雪原はまさに別天地。
そして尾根に乗った場所をはるかに凌駕する展望が開けた。
まずは三角点に寄ってからと左へ進路を取ると、今度は西側に大野盆地と勝山の街並み、その奥には浄法寺山
から越前甲へと至る加越国境稜線の山々が屏風絵図のように並んでいた。
よく考えたら小黒見山の三角点は下山時に通ることに気付いて踵を返す。地形図を見た時に気になっていた
1000m標高点の前後を散策しながらランチ場を探すとしよう。
△1000というのは確かに気になります

>ほとんどアップダウンのない山上台地を進む。P1000mから右の支尾根に入ったところに大展望地を見つけた。
裏から見る石徹白の山々と気品あふれる別山、神々しい白山の姿が遮るものなく目に飛び込んできた。
白山の左には赤兎山と大長山、経ヶ岳という福井県を代表する名山が並ぶ。こんな最高のランチ場はなかなか
ないだろう。即決でスノースコップをふるって設営。今日も白山を遥拝しながら贅沢なランチタイムの始まりだ。
当初の予定ではもう少し北のゆるやかな地形に窪地記号があるあたりまで足を延ばすつもりだったが少々疲れ
気味だ。satoさんはどうしても見に行きたいということで、ひとり空身で向かう。
こちらはのんびりと風景を堪能。浮世の憂さを忘れてしまうのんびりとした時間を過ごす。
日曜日は暖かかったですか

>走って来たようなスピードでsatoさんが戻って来た。ここから眺めても実に良さげなところだが、実際素晴らし
いところだったと聞いてちょっと後悔の念が走った。
いつまでも去り難い風景だが、後ろ髪を引かれながら腰を上げる。
私も絶対に待っているでしょうけど、やっぱりちょっと見てみたくはなりますね。
>小黒見山頂へ戻る雪尾根では、緩やかな曲線を描く雪面に午後の光が作り出す陰影が美しく、思わず見とれて
しまった。
小黒見山の山頂も広い雪原になっていた。GPSで確かめた山頂のポイントよりも高いところがあったが、これ
は積雪の加減かもしれない。
かなりの積雪なんですね。
山頂からは南の尾根に入ったが、これがまた第一級のプナ林の尾根だった。
広い尾根にはほぼブナの純林が続き、得も言われぬ微妙な起伏の地形が連続する。
この山のブナはスラっとしたものより古武士のような苔むした風格のある木が多く、実に見応えがある。
荒島岳を正面に見ながら歩くブナ林は格別の味わいがあった。
すごいいいところ、山日和さん好みの場所を見つけられたのですね。
>30分ほどで842m標高点まで来たのでこれは楽勝かと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。
地形図で急傾斜なのはわかっていたが、午後になって腐ってきた雪はスノーシューを履いたままではまともに
歩けそうにない。スノーシューを脱いでツボ足に切り替えたがヒザ近くまで潜る。
それでも重力に任せて足を出せば前進できるが、たまに木の近くの穴にはまりこんで脱出にひと苦労。
この状態は何となく想像ができます

ホントに早く下りたい!!
>七転八倒しながらの下りだが、ずっとブナ主体の林が続いているのが慰めだ。
尾根芯が歩きにくそうになってきたので右側の谷へ逃げて再びスノーシューを履いた。
雪の詰まった谷は歩きやすいが、時折雪崩止めの鉄柵が障害物競走のように現れる。
ようやく道路が見えてきた。手前に雪原が見えたが、あれはスノーシェッドの屋根の部分だろう。
このまま下れば屋根から降りられるかどうかわからない。左へトラバースしてスノーシェッドの出口の先に段差
の小さいところを見つけてソフトランディング。
山上の天国から最後はアトラクション満載の下りだったが、楽園の輝きを一層印象深いものにしてくれたエピロ
ーグだった。
ホントにアトラクション満載ですね

スノー衆で鍛えられたので、ちょっとはあったほうが楽しいとは思いますが・・・
ちーたろー
Re: 【奥越】予期せぬ大展望とブナ林 下打波から小黒見山
山日和さま
こんにちは。
晴れが約束された日曜日、山日和さんが選んだのは小黒見山。
今シーズン、条件が揃った日に訪れようとお話していたお山でしたね。
最初にお聞きした時、どの流域にあるお山だろうと思いましたが、『福井の雪山Ⅱ』と『福井の山150』にも、載っているとのこと。
2冊とも何度も読み返しているのに覚えていませんでした。
『福井の雪山Ⅱ』の「打波川流域から登る山々」では、福井県側から登った石徹白の山の記録に惹きこまれ、
『福井の山150』では、それこそ味わい深いお山が150山も紹介されているので、読み流していたのですね。
あらためてページを開いて読むと、どちらの本も興味深い内容で(増永廸男さんは西側の小黒見の集落から登られていますが)、
読み流していた自分にちょっとがっかりして、こんなお山があるのねとドキドキ。地図を見ると魅惑的な地形。
是非訪れたいと思いました。
下打波の集落のカツラの巨樹は、泰澄が地面に刺した爪楊枝だったのですね。泰澄の偉大さを感じる伝承ですね。
カツラの木も見事でしたが、その裏に広がる谷の景観に目を見張りました。
集落の裏山で、いきなりこんなにもゆたかな自然林の谷があるとは驚きでした。
尾根に登るのがもったいなくて、風格のある木々がそびえ立つのびやかなU字谷をゆらゆらと遡っていくことに。
あちこちの斜面でデブリが見られましたが、放射冷却で雪が締まっていたのでこの時間は大丈夫だろうと。
初めて履くモンベルのスノーシューは、歩きやすくてこれで十分と思いました。
もうここで尾根に向かわなければと入った谷も、雪がしっかりと締まっていて、
左右も切り立っていなかったので、よしと進んで行きました。
傾斜が急になっていっても、トチの巨木(このトチも素晴らしかったですね。休憩場所も作ってくださっていましたし)
までは順調に登れました。
でも、その先、さらに急傾斜になると、前爪が刺さり難くなりました。
滑ったら下まで落ちてしまうので、ストックで穴を掘って、指を入れて、今度はスノーシューの爪をひっかける窪みを作って、
登っていきました。
ちょっと(だけです)スリリングな急傾斜の斜面を登るのは緊張しながらも面白いと感じるので、焦らずに登れました。
急斜面を登って分かったのですが、モンベルのスノーシューの爪は、MSRより少し後ろにあり、
角度が前に出た感じなので、刺さり難くなるのですね。
それから、ゴムのやわらかなバンド2本で靴の甲を固定しているので、急斜面のトラバースも、安定感はMSRに劣ります。
でも、このような場所は、通常、アイゼンとピッケルを使うので、スノーシューがよくないとは言えませんね。
山では、いつどんな状況に出くわすか分からない。
ひとりの時は、馴染みの山以外は、ピッケルとアイゼンかチェーンスパイクを持つようにしているのですが、
今回は、ピッケルを車の中に置いてきてしまいました。反省です。
尾根に這い上がり、ホッと息をつくとともに、まっ白な山並みが目に飛び込み、わぁっと歓声。
ここで白山を拝めるとは、思いもしませんでした。別山の神々しいお姿にこころ震えました。
尾根は雪が緩んでいて、急傾斜も足が潜ってくれたので、ここからは順調に登れました。
所々で現れる雪壁が積雪量の多さを物語っていましたね。
山上台地は、想像を超える静謐な輝きに満ちた世界が展開していましたね。
地図で、緩やかな起伏を描きながら延びる山上台地の地形に魅せられましたが、西側の山腹は林道だらけで、
山上台地にも東側から林道が登ってきているので、植林が目立つのかなと思っていました。
夢のような光景、まさに別天地でした。
・1000東の大展望地を見つけた時は、感嘆のため息がもれましたね。
9月から、ほんとうに大変な日々が続き、今もまだ痛みがあり本調子ではない山日和さんを見ていて、
ちょっと胸に痛みを覚えることもあるのですが、
こうしてふたたびお山を楽しめるようになり、愛する福井の雪山で、こんなにも素晴らしい世界に出会うことができ、
ほんとうによかった、という思いでいっぱいになりました。
見渡す山やまが山日和さんにとって思い出が刻まれた山なので、感慨もひとしおだったのだろうなぁと思います。
食後、気になる窪地を見に行かせてくださりありがとうございます。
窪地の北の小ピークまで行ってきました。どこまでも歩きたくなってしまう風景が続いていました。
桃木峠も気になります。窪地はまっ平な雪原になっていてとっても素敵でした。
後ろ髪を引かれつつ小黒見山に向かい始めましたが、夢のような風景は続いていきましたね。
下りの尾根もうっとりため息の連続でした。一本一本のブナの木が、存在感を放っていましたね。
荒島岳の威厳に満ちたお姿も印象的でした。
でも、楽園は最後までは続きませんでしたね。
地図をみて、標高800mからは急だと分かっていましたが、グズグズの雪の急斜面で思うように進めない。
つんのめって転んだら、スノーシューが抜けなくなり、こんなことを繰り返していたらまたひざを痛めてしまうので、ツボ足で歩くことに。
七転八倒の歩みで、予想よりも大分時間がかかってしまいましたが、膝を痛めることなく下り終え、ホッとしました。
でも、この難儀な下りも、その時は必死でも、終わってみると面白かったぁ、と思うのですよね。
そして、そう、楽園の輝きを一層印象深いものにしてくれる。
集落の裏山には、こんなにも素晴らしい世界が秘めやかに展開しているのですね。
「おしなべて尊いものの放つ光は鈍い」
「尊い真実は細部に宿る」
私の好きな本で出会った言葉が、こころの中で静かに響き渡っています。
私も、年々、運動能力が衰えていくのを実感していますが、楽しめる世界が減ることはないのだなぁと感じます。
まだ出会っていない輝き、気づいていない輝きを無数に感じます。
今回も、ゆたかな雪山旅をありがとうございました。
sato
こんにちは。
晴れが約束された日曜日、山日和さんが選んだのは小黒見山。
今シーズン、条件が揃った日に訪れようとお話していたお山でしたね。
最初にお聞きした時、どの流域にあるお山だろうと思いましたが、『福井の雪山Ⅱ』と『福井の山150』にも、載っているとのこと。
2冊とも何度も読み返しているのに覚えていませんでした。
『福井の雪山Ⅱ』の「打波川流域から登る山々」では、福井県側から登った石徹白の山の記録に惹きこまれ、
『福井の山150』では、それこそ味わい深いお山が150山も紹介されているので、読み流していたのですね。
あらためてページを開いて読むと、どちらの本も興味深い内容で(増永廸男さんは西側の小黒見の集落から登られていますが)、
読み流していた自分にちょっとがっかりして、こんなお山があるのねとドキドキ。地図を見ると魅惑的な地形。
是非訪れたいと思いました。
下打波の集落のカツラの巨樹は、泰澄が地面に刺した爪楊枝だったのですね。泰澄の偉大さを感じる伝承ですね。
カツラの木も見事でしたが、その裏に広がる谷の景観に目を見張りました。
集落の裏山で、いきなりこんなにもゆたかな自然林の谷があるとは驚きでした。
尾根に登るのがもったいなくて、風格のある木々がそびえ立つのびやかなU字谷をゆらゆらと遡っていくことに。
あちこちの斜面でデブリが見られましたが、放射冷却で雪が締まっていたのでこの時間は大丈夫だろうと。
初めて履くモンベルのスノーシューは、歩きやすくてこれで十分と思いました。
もうここで尾根に向かわなければと入った谷も、雪がしっかりと締まっていて、
左右も切り立っていなかったので、よしと進んで行きました。
傾斜が急になっていっても、トチの巨木(このトチも素晴らしかったですね。休憩場所も作ってくださっていましたし)
までは順調に登れました。
でも、その先、さらに急傾斜になると、前爪が刺さり難くなりました。
滑ったら下まで落ちてしまうので、ストックで穴を掘って、指を入れて、今度はスノーシューの爪をひっかける窪みを作って、
登っていきました。
ちょっと(だけです)スリリングな急傾斜の斜面を登るのは緊張しながらも面白いと感じるので、焦らずに登れました。
急斜面を登って分かったのですが、モンベルのスノーシューの爪は、MSRより少し後ろにあり、
角度が前に出た感じなので、刺さり難くなるのですね。
それから、ゴムのやわらかなバンド2本で靴の甲を固定しているので、急斜面のトラバースも、安定感はMSRに劣ります。
でも、このような場所は、通常、アイゼンとピッケルを使うので、スノーシューがよくないとは言えませんね。
山では、いつどんな状況に出くわすか分からない。
ひとりの時は、馴染みの山以外は、ピッケルとアイゼンかチェーンスパイクを持つようにしているのですが、
今回は、ピッケルを車の中に置いてきてしまいました。反省です。
尾根に這い上がり、ホッと息をつくとともに、まっ白な山並みが目に飛び込み、わぁっと歓声。
ここで白山を拝めるとは、思いもしませんでした。別山の神々しいお姿にこころ震えました。
尾根は雪が緩んでいて、急傾斜も足が潜ってくれたので、ここからは順調に登れました。
所々で現れる雪壁が積雪量の多さを物語っていましたね。
山上台地は、想像を超える静謐な輝きに満ちた世界が展開していましたね。
地図で、緩やかな起伏を描きながら延びる山上台地の地形に魅せられましたが、西側の山腹は林道だらけで、
山上台地にも東側から林道が登ってきているので、植林が目立つのかなと思っていました。
夢のような光景、まさに別天地でした。
・1000東の大展望地を見つけた時は、感嘆のため息がもれましたね。
9月から、ほんとうに大変な日々が続き、今もまだ痛みがあり本調子ではない山日和さんを見ていて、
ちょっと胸に痛みを覚えることもあるのですが、
こうしてふたたびお山を楽しめるようになり、愛する福井の雪山で、こんなにも素晴らしい世界に出会うことができ、
ほんとうによかった、という思いでいっぱいになりました。
見渡す山やまが山日和さんにとって思い出が刻まれた山なので、感慨もひとしおだったのだろうなぁと思います。
食後、気になる窪地を見に行かせてくださりありがとうございます。
窪地の北の小ピークまで行ってきました。どこまでも歩きたくなってしまう風景が続いていました。
桃木峠も気になります。窪地はまっ平な雪原になっていてとっても素敵でした。
後ろ髪を引かれつつ小黒見山に向かい始めましたが、夢のような風景は続いていきましたね。
下りの尾根もうっとりため息の連続でした。一本一本のブナの木が、存在感を放っていましたね。
荒島岳の威厳に満ちたお姿も印象的でした。
でも、楽園は最後までは続きませんでしたね。
地図をみて、標高800mからは急だと分かっていましたが、グズグズの雪の急斜面で思うように進めない。
つんのめって転んだら、スノーシューが抜けなくなり、こんなことを繰り返していたらまたひざを痛めてしまうので、ツボ足で歩くことに。
七転八倒の歩みで、予想よりも大分時間がかかってしまいましたが、膝を痛めることなく下り終え、ホッとしました。
でも、この難儀な下りも、その時は必死でも、終わってみると面白かったぁ、と思うのですよね。
そして、そう、楽園の輝きを一層印象深いものにしてくれる。
集落の裏山には、こんなにも素晴らしい世界が秘めやかに展開しているのですね。
「おしなべて尊いものの放つ光は鈍い」
「尊い真実は細部に宿る」
私の好きな本で出会った言葉が、こころの中で静かに響き渡っています。
私も、年々、運動能力が衰えていくのを実感していますが、楽しめる世界が減ることはないのだなぁと感じます。
まだ出会っていない輝き、気づいていない輝きを無数に感じます。
今回も、ゆたかな雪山旅をありがとうございました。
sato
-
- 記事: 2335
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
- 連絡する:
Re: 【奥越】予期せぬ大展望とブナ林 下打波から小黒見山
山日和さん、こんにちは。
まだリハビリ中と思っているのに700m激登りにお出かけですか。

谷歩きや斜面のトラバースは雪崩の危険性を言われますが
締まった残雪期は新雪が乗らなければ気にする必要は無いのですか?

山日和さんもよく考えずに歩いているのですね。グーと同じだ。
satoさんは何も言わずに付いて行くんだ。
ナズナさんだったら的確な指摘が入ってきそうな場面です。

走って来たようなスピードでsatoさんが戻って来た。
滑落の許されない谷の急斜面を手がかり・足場を刻みながら登ったのに、軽快な足です。

的確な判断は求められているのでしょうが
山日和さんにも「浮世の憂さ」がありますの?

七転八倒しながらの下り
予想している以上の沈み込みは非常に疲れます。
リハビリではなく状態悪化につながりそう。

リハビリスノー衆は今回で終了ですね。
お世話になります。よろしくお願いします。
来季からはグーとbiwa爺はパソ前でチャチャ応援隊です。
グー(伊勢山上住人)
Re: 【奥越】予期せぬ大展望とブナ林 下打波から小黒見山
ちーたろーさん、どうもです。
難しい漢字ばかり出てきますね
検索しました。「しもうちなみ」の「おぐろみやま」でいいのかな?
小黒見から登っておられる方が多いのかな?
そうですね
ほとんどの人は西側の緩い尾根から登っているようです。
下打波からは等高線を見ればあまり登る気が起こらないでしょうねえ。
泰澄さんって??
白山を開いた方だと出てきました。知らなかったの??と笑われそうですね
超有名だと思いますよ。福井県には泰澄が開いた山や伝説が掃いて捨てるほどあります。
滋賀県ばかりか福井県のお山もたくさんご存じでで、もうお庭のようですね。
いつの間に行っておられるのかと言ったら毎週のレポを熟読していないのかと思われますね
まあ、福井の雪山の本を書くぐらいですから。
写真で見せてもらっても怖いくらいの傾斜ですね~~これをスノーシューで???
普通はスノーシューのまま登らない斜面です。
トラバースの時に揺れるというのは私も感じました。
ただ同じところをMSRで登ってみた訳ではないので、モンベルだからかどうかはわからないなと思っていました。
靴が左右に振れる角度がMSRの方がかなり少ないですね。
素晴らしいですが、怖い所を登らないと行けないのですね・・・
こっちは急なだけで怖いというほどのことはないです。
迂回してステップを刻むだけなので。
△1000というのは確かに気になります
意外とジャストというピークはあまり見ないですよね。
実際は超平凡な場所だけど。
>こちらはのんびりと風景を堪能。浮世の憂さを忘れてしまうのんびりとした時間を過ごす。
日曜日は暖かかったですか
日差しが暑いぐらいでした。ダウンも着る必要なしでしたよ。
私も絶対に待っているでしょうけど、やっぱりちょっと見てみたくはなりますね。
行っても往復30分ぐらいのことだから、面倒くさがってはいけませんね。
かなりの積雪なんですね。
山頂部で2mぐらいは積もってるかな。
>山頂からは南の尾根に入ったが、これがまた第一級のプナ林の尾根だった。
広い尾根にはほぼブナの純林が続き、得も言われぬ微妙な起伏の地形が連続する。
この山のブナはスラっとしたものより古武士のような苔むした風格のある木が多く、実に見応えがある。
荒島岳を正面に見ながら歩くブナ林は格別の味わいがあった。
すごいいいところ、山日和さん好みの場所を見つけられたのですね。
写真はごく一部ですが、素晴らしいブナの台地が続いてました。
>
それでも重力に任せて足を出せば前進できるが、たまに木の近くの穴にはまりこんで脱出にひと苦労。
この状態は何となく想像ができます
ホントに早く下りたい!!
これは雪山の下山あるあるです。
ホントにアトラクション満載ですね
スノー衆で鍛えられたので、ちょっとはあったほうが楽しいとは思いますが・・・
ちーたろーさんも成長しましたね。
山日和


検索しました。「しもうちなみ」の「おぐろみやま」でいいのかな?
小黒見から登っておられる方が多いのかな?
そうですね

ほとんどの人は西側の緩い尾根から登っているようです。
下打波からは等高線を見ればあまり登る気が起こらないでしょうねえ。


白山を開いた方だと出てきました。知らなかったの??と笑われそうですね

超有名だと思いますよ。福井県には泰澄が開いた山や伝説が掃いて捨てるほどあります。


いつの間に行っておられるのかと言ったら毎週のレポを熟読していないのかと思われますね

まあ、福井の雪山の本を書くぐらいですから。


普通はスノーシューのまま登らない斜面です。


ただ同じところをMSRで登ってみた訳ではないので、モンベルだからかどうかはわからないなと思っていました。
靴が左右に振れる角度がMSRの方がかなり少ないですね。

こっちは急なだけで怖いというほどのことはないです。
迂回してステップを刻むだけなので。


意外とジャストというピークはあまり見ないですよね。
実際は超平凡な場所だけど。


日曜日は暖かかったですか

日差しが暑いぐらいでした。ダウンも着る必要なしでしたよ。

行っても往復30分ぐらいのことだから、面倒くさがってはいけませんね。

山頂部で2mぐらいは積もってるかな。

広い尾根にはほぼブナの純林が続き、得も言われぬ微妙な起伏の地形が連続する。
この山のブナはスラっとしたものより古武士のような苔むした風格のある木が多く、実に見応えがある。
荒島岳を正面に見ながら歩くブナ林は格別の味わいがあった。
すごいいいところ、山日和さん好みの場所を見つけられたのですね。
写真はごく一部ですが、素晴らしいブナの台地が続いてました。

>

この状態は何となく想像ができます

ホントに早く下りたい!!
これは雪山の下山あるあるです。



スノー衆で鍛えられたので、ちょっとはあったほうが楽しいとは思いますが・・・
ちーたろーさんも成長しましたね。

山日和
Re: 【奥越】予期せぬ大展望とブナ林 下打波から小黒見山
satoさん、どうもです。お疲れさまでした。
最初にお聞きした時、どの流域にあるお山だろうと思いましたが、『福井の雪山Ⅱ』と『福井の山150』にも、載っているとのこと。
2冊とも何度も読み返しているのに覚えていませんでした。
『福井の雪山Ⅱ』の「打波川流域から登る山々」では、福井県側から登った石徹白の山の記録に惹きこまれ、『福井の山150』では、それこそ味わい深いお山が150山も紹介されているので、読み流していたのですね。
私もそうでした。読んだ時には興味が湧かずにまったくノーマーク。
食指が動いたのはhillwandererさんのおかげです。
下打波の集落のカツラの巨樹は、泰澄が地面に刺した爪楊枝だったのですね。泰澄の偉大さを感じる伝承ですね。
私があちこちでランチの時に残した爪楊枝も100年後には大木になってるかもね。
カツラの木も見事でしたが、その裏に広がる谷の景観に目を見張りました。
集落の裏山で、いきなりこんなにもゆたかな自然林の谷があるとは驚きでした。
尾根に登るのがもったいなくて、風格のある木々がそびえ立つのびやかなU字谷をゆらゆらと遡っていくことに。
これは驚きました。最初は植林の中を上がって行くのかと思ったら、いきなりの伸びやかな自然林の谷が広がってましたね。
初めて履くモンベルのスノーシューは、歩きやすくてこれで十分と思いました。
MSRの1/3の値段を考えればコスパいいですよね。
もうここで尾根に向かわなければと入った谷も、雪がしっかりと締まっていて、
左右も切り立っていなかったので、よしと進んで行きました。
傾斜が急になっていっても、トチの巨木(このトチも素晴らしかったですね。休憩場所も作ってくださっていましたし)までは順調に登れました。
でも、その先、さらに急傾斜になると、前爪が刺さり難くなりました。
滑ったら下まで落ちてしまうので、ストックで穴を掘って、指を入れて、今度はスノーシューの爪をひっかける窪みを作って、登っていきました。
ちょっと(だけです)スリリングな急傾斜の斜面を登るのは緊張しながらも面白いと感じるので、焦らずに登れました。
あのトチの巨樹は格好の休憩場所になってました。振り返れば荒島岳の雄姿が眺められたし。尾根への最後の登りに備えてひと息付けました。
最後は苦戦しているのが見て取れましたが、あの登りを楽しめるというのがsatoさんならではです。
急斜面を登って分かったのですが、モンベルのスノーシューの爪は、MSRより少し後ろにあり、角度が前に出た感じなので、刺さり難くなるのですね。
それから、ゴムのやわらかなバンド2本で靴の甲を固定しているので、急斜面のトラバースも、安定感はMSRに劣ります。
でも、このような場所は、通常、アイゼンとピッケルを使うので、スノーシューがよくないとは言えませんね。
その通りです。スノーシューで歩く方が悪いんでしょう。
山では、いつどんな状況に出くわすか分からない。
ひとりの時は、馴染みの山以外は、ピッケルとアイゼンかチェーンスパイクを持つようにしているのですが、今回は、ピッケルを車の中に置いてきてしまいました。反省です。
ピッケルは要らないって言ってましたからねえ。やっぱり備えあれば憂いなしです。
尾根に這い上がり、ホッと息をつくとともに、まっ白な山並みが目に飛び込み、わぁっと歓声。
ここで白山を拝めるとは、思いもしませんでした。別山の神々しいお姿にこころ震えました。
難所を超えたところで予想もしなかった白山の姿。疲れが吹き飛びましたね。
尾根は雪が緩んでいて、急傾斜も足が潜ってくれたので、ここからは順調に登れました。
所々で現れる雪壁が積雪量の多さを物語っていましたね。
急だけど山上台地へは150mほど。楽しい登りでした。
山上台地は、想像を超える静謐な輝きに満ちた世界が展開していましたね。
地図で、緩やかな起伏を描きながら延びる山上台地の地形に魅せられましたが、西側の山腹は林道だらけで、山上台地にも東側から林道が登ってきているので、植林が目立つのかなと思っていました。夢のような光景、まさに別天地でした。
山上台地に飛び出したとたんにビックリの風景が展開しましたね。
これほど素晴らしいところだとは想像以上でした。
・1000東の大展望地を見つけた時は、感嘆のため息がもれましたね。
歩いて行く先に無木立の台地を見つけて「ここだっ」と思いました。
まさにランチタイムのために設えたような好展望地でしたね。
9月から、ほんとうに大変な日々が続き、今もまだ痛みがあり本調子ではない山日和さんを見ていて、ちょっと胸に痛みを覚えることもあるのですが、
こうしてふたたびお山を楽しめるようになり、愛する福井の雪山で、こんなにも素晴らしい世界に出会うことができ、ほんとうによかった、という思いでいっぱいになりました。
見渡す山やまが山日和さんにとって思い出が刻まれた山なので、感慨もひとしおだったのだろうなぁと思います。
よちよち歩きにお付き合い頂きありがとうございます。
新しい山に登るたびにまだまだ知らない山だらけだと思い知らされます。
食後、気になる窪地を見に行かせてくださりありがとうございます。
窪地の北の小ピークまで行ってきました。どこまでも歩きたくなってしまう風景が続いていました。
桃木峠も気になります。窪地はまっ平な雪原になっていてとっても素敵でした。
これは大失敗でした。サボらず私も行けばよかったなあ。
そんなに疲れてたわけではないけどビールを飲んだら面倒くさくなってしまいました。
後ろ髪を引かれつつ小黒見山に向かい始めましたが、夢のような風景は続いていきましたね。
下りの尾根もうっとりため息の連続でした。一本一本のブナの木が、存在感を放っていましたね。
荒島岳の威厳に満ちたお姿も印象的でした。
この尾根が大当たりでした。こんなに素晴らしい尾根だとは想像もしませんでした。
でも、楽園は最後までは続きませんでしたね。
地図をみて、標高800mからは急だと分かっていましたが、グズグズの雪の急斜面で思うように進めない。
つんのめって転んだら、スノーシューが抜けなくなり、こんなことを繰り返していたらまたひざを痛めてしまうので、ツボ足で歩くことに。
これはある程度は予想してたけど、前半があまりにも良過ぎたのでひょっとしたらこのまま下までと期待してしまいましたね。
七転八倒の歩みで、予想よりも大分時間がかかってしまいましたが、膝を痛めることなく下り終え、ホッとしました。
でも、この難儀な下りも、その時は必死でも、終わってみると面白かったぁ、と思うのですよね。
この下りも山行全体で見ればいいスパイスでしょう。面白かったと思える自分が面白いですよね。
集落の裏山には、こんなにも素晴らしい世界が秘めやかに展開しているのですね。
「おしなべて尊いものの放つ光は鈍い」
「尊い真実は細部に宿る」
私の好きな本で出会った言葉が、こころの中で静かに響き渡っています。
いい言葉ですね。その鈍い光をすくい取れる感性を磨くことが、いい山と出会える秘訣なのでしょう。
私も、年々、運動能力が衰えていくのを実感していますが、楽しめる世界が減ることはないのだなぁと感じます。
satoさんが感じていたら私はどうなるんでしょう・・・
山日和

2冊とも何度も読み返しているのに覚えていませんでした。
『福井の雪山Ⅱ』の「打波川流域から登る山々」では、福井県側から登った石徹白の山の記録に惹きこまれ、『福井の山150』では、それこそ味わい深いお山が150山も紹介されているので、読み流していたのですね。
私もそうでした。読んだ時には興味が湧かずにまったくノーマーク。
食指が動いたのはhillwandererさんのおかげです。


私があちこちでランチの時に残した爪楊枝も100年後には大木になってるかもね。


集落の裏山で、いきなりこんなにもゆたかな自然林の谷があるとは驚きでした。
尾根に登るのがもったいなくて、風格のある木々がそびえ立つのびやかなU字谷をゆらゆらと遡っていくことに。
これは驚きました。最初は植林の中を上がって行くのかと思ったら、いきなりの伸びやかな自然林の谷が広がってましたね。

MSRの1/3の値段を考えればコスパいいですよね。

左右も切り立っていなかったので、よしと進んで行きました。
傾斜が急になっていっても、トチの巨木(このトチも素晴らしかったですね。休憩場所も作ってくださっていましたし)までは順調に登れました。
でも、その先、さらに急傾斜になると、前爪が刺さり難くなりました。
滑ったら下まで落ちてしまうので、ストックで穴を掘って、指を入れて、今度はスノーシューの爪をひっかける窪みを作って、登っていきました。
ちょっと(だけです)スリリングな急傾斜の斜面を登るのは緊張しながらも面白いと感じるので、焦らずに登れました。
あのトチの巨樹は格好の休憩場所になってました。振り返れば荒島岳の雄姿が眺められたし。尾根への最後の登りに備えてひと息付けました。
最後は苦戦しているのが見て取れましたが、あの登りを楽しめるというのがsatoさんならではです。


それから、ゴムのやわらかなバンド2本で靴の甲を固定しているので、急斜面のトラバースも、安定感はMSRに劣ります。
でも、このような場所は、通常、アイゼンとピッケルを使うので、スノーシューがよくないとは言えませんね。
その通りです。スノーシューで歩く方が悪いんでしょう。


ひとりの時は、馴染みの山以外は、ピッケルとアイゼンかチェーンスパイクを持つようにしているのですが、今回は、ピッケルを車の中に置いてきてしまいました。反省です。
ピッケルは要らないって言ってましたからねえ。やっぱり備えあれば憂いなしです。

ここで白山を拝めるとは、思いもしませんでした。別山の神々しいお姿にこころ震えました。
難所を超えたところで予想もしなかった白山の姿。疲れが吹き飛びましたね。

所々で現れる雪壁が積雪量の多さを物語っていましたね。
急だけど山上台地へは150mほど。楽しい登りでした。

地図で、緩やかな起伏を描きながら延びる山上台地の地形に魅せられましたが、西側の山腹は林道だらけで、山上台地にも東側から林道が登ってきているので、植林が目立つのかなと思っていました。夢のような光景、まさに別天地でした。
山上台地に飛び出したとたんにビックリの風景が展開しましたね。
これほど素晴らしいところだとは想像以上でした。

歩いて行く先に無木立の台地を見つけて「ここだっ」と思いました。
まさにランチタイムのために設えたような好展望地でしたね。

こうしてふたたびお山を楽しめるようになり、愛する福井の雪山で、こんなにも素晴らしい世界に出会うことができ、ほんとうによかった、という思いでいっぱいになりました。
見渡す山やまが山日和さんにとって思い出が刻まれた山なので、感慨もひとしおだったのだろうなぁと思います。
よちよち歩きにお付き合い頂きありがとうございます。
新しい山に登るたびにまだまだ知らない山だらけだと思い知らされます。

窪地の北の小ピークまで行ってきました。どこまでも歩きたくなってしまう風景が続いていました。
桃木峠も気になります。窪地はまっ平な雪原になっていてとっても素敵でした。
これは大失敗でした。サボらず私も行けばよかったなあ。

そんなに疲れてたわけではないけどビールを飲んだら面倒くさくなってしまいました。

下りの尾根もうっとりため息の連続でした。一本一本のブナの木が、存在感を放っていましたね。
荒島岳の威厳に満ちたお姿も印象的でした。
この尾根が大当たりでした。こんなに素晴らしい尾根だとは想像もしませんでした。


地図をみて、標高800mからは急だと分かっていましたが、グズグズの雪の急斜面で思うように進めない。
つんのめって転んだら、スノーシューが抜けなくなり、こんなことを繰り返していたらまたひざを痛めてしまうので、ツボ足で歩くことに。
これはある程度は予想してたけど、前半があまりにも良過ぎたのでひょっとしたらこのまま下までと期待してしまいましたね。

でも、この難儀な下りも、その時は必死でも、終わってみると面白かったぁ、と思うのですよね。
この下りも山行全体で見ればいいスパイスでしょう。面白かったと思える自分が面白いですよね。


「おしなべて尊いものの放つ光は鈍い」
「尊い真実は細部に宿る」
私の好きな本で出会った言葉が、こころの中で静かに響き渡っています。
いい言葉ですね。その鈍い光をすくい取れる感性を磨くことが、いい山と出会える秘訣なのでしょう。

satoさんが感じていたら私はどうなるんでしょう・・・

山日和
Re: 【奥越】予期せぬ大展望とブナ林 下打波から小黒見山
グーさん、どうもです。
まだリハビリ中と思っているのに700m激登りにお出かけですか。
リハビリものんびりやってたらリハビリにならないんで。
谷歩きや斜面のトラバースは雪崩の危険性を言われますが
締まった残雪期は新雪が乗らなければ気にする必要は無いのですか?
雪が落ち着いてないと危険がありますね。この季節でも多量の新雪や大雨の直後は要注意です。
>よく考えたら小黒見山の三角点は下山時に通ることに気付いて踵を返す。
山日和さんもよく考えずに歩いているのですね。グーと同じだ。
satoさんは何も言わずに付いて行くんだ。
ナズナさんだったら的確な指摘が入ってきそうな場面です。
考えてないんじゃなくて勘違いでした。
satoさんは「あれっ」と思いながら歩いてたらしいですが。
>satoさんはどうしても見に行きたいということで、ひとり空身で向かう。
走って来たようなスピードでsatoさんが戻って来た。
滑落の許されない谷の急斜面を手がかり・足場を刻みながら登ったのに、軽快な足です。
前回のスノー衆の時も3日連続でしたからね。疲れることを知らないみたいです。
的確な判断は求められているのでしょうが
山日和さんにも「浮世の憂さ」がありますの?
そりゃありますよ。思い通りに行くことばかりじゃないですからね。
>スノーシューを脱いでツボ足に切り替えたがヒザ近くまで潜る。
七転八倒しながらの下り
予想している以上の沈み込みは非常に疲れます。
リハビリではなく状態悪化につながりそう。
変な方向にねじりさえしなければ、雪山の下りは足にやさしいです。
>山上の天国から最後はアトラクション満載の下りだった
リハビリスノー衆は今回で終了ですね。
お世話になります。よろしくお願いします。
来季からはグーとbiwa爺はパソ前でチャチャ応援隊です。
まあ、そんなに早くあきらめなくてもいいんじゃないの。
山日和

リハビリものんびりやってたらリハビリにならないんで。


締まった残雪期は新雪が乗らなければ気にする必要は無いのですか?
雪が落ち着いてないと危険がありますね。この季節でも多量の新雪や大雨の直後は要注意です。

山日和さんもよく考えずに歩いているのですね。グーと同じだ。
satoさんは何も言わずに付いて行くんだ。
ナズナさんだったら的確な指摘が入ってきそうな場面です。
考えてないんじゃなくて勘違いでした。
satoさんは「あれっ」と思いながら歩いてたらしいですが。


走って来たようなスピードでsatoさんが戻って来た。
滑落の許されない谷の急斜面を手がかり・足場を刻みながら登ったのに、軽快な足です。
前回のスノー衆の時も3日連続でしたからね。疲れることを知らないみたいです。


山日和さんにも「浮世の憂さ」がありますの?
そりゃありますよ。思い通りに行くことばかりじゃないですからね。

七転八倒しながらの下り
予想している以上の沈み込みは非常に疲れます。
リハビリではなく状態悪化につながりそう。
変な方向にねじりさえしなければ、雪山の下りは足にやさしいです。

リハビリスノー衆は今回で終了ですね。
お世話になります。よろしくお願いします。
来季からはグーとbiwa爺はパソ前でチャチャ応援隊です。
まあ、そんなに早くあきらめなくてもいいんじゃないの。

山日和