seiichiさん、こんにちは。
久しぶりの鈴鹿は入道ヶ岳、家内は初の山なので家から近くて好展望の山にした。
私がここを訪れるのも記憶にないほど昔の話、そういえば息子は大みそかに鍋を持って登っていた。
息子さんも山好きだったんですね!
しかし、大みそかに鍋を持って登る。宴会でもしたのでしょうか。
私が初めて入道ヶ岳に登ったのは2005年の3月19日、中学生だった息子と登りました。お天気が良くて山頂で寝転んで飛行機雲を眺めた思い出があります。井戸谷なんて知らなくて普通に尾根を登って下りました。
今日の同行者は鈴鹿専門のベテランさんで、特に山の花を撮るのに生きがいを持つ健脚者だ。
ヤマップ見ました。なんと草川さんとご一緒だったんですね!それは鈴鹿の山や花にお詳しいでしょうね。
いい方と同行できてよかったですね。
同行者に花の咲く場所と花の種類・名前を教えてもらうがちんぷんかんぷん。
とてもすべての名前と花の分類は無理、家内にメモを取ってもらう、帰宅後に整理する必要あり。
花はすごく小さい、ほとんどが1cm程度の花で余程注意して道を歩かないと見過ごしてしまう。
私の知っているのはせいぜいが福寿草・トリカブトなど一般的な花だけ。
私も知らない花が多いです。夏の花はまだそこそこ知っていますが、春の花は比較的最近になって知るようになりました。
このルートは谷筋を歩き日当り良好、西風も尾根の裏なので花にとっては好条件なのだろうか?
小さな可愛い花は木元の根っこや岩に囲われたところにひっそりと咲く。
冬の極寒を終え、春の暖かい日差し受けて嬉しそうに元気よく咲いている。
家内はこの手の花が好きなのでルンルンでメモを取っては感動している。
絶滅危惧種のミノコバイモ(美濃子貝母)は通りから離れた秘密の場所に咲いている。
私、ミノコバイモと聞いたとき、ミノコ・バイモかと思いました。のちに別のコバイモの仲間を知って、ああ、美濃コバイモなんだとわかりました。
春の花は夏の花に比べてひっそりと目立たないように咲いている花がありますね。なかなかわからないけど、見つけたときはやった!と思って感動が大きいです。
いつの間にか我々の後ろにはあとから来た花好きな人で数人が並んでいる。
こういう花を見つけた人は息をひそめて静かに撮影に没頭する。
まあ、こういう趣味で山を満足するのもひとつの楽しみなんだと納得する。
心配するのは登山道から離れて歩くので出来るだけ荒らさないように細心の注意をしてほしい、、
当然だが絶対に滑落や滑って足腰のケガなどしないで欲しい。
私も初めて井戸谷のフクジュソウを見たときは、登りでは見つけられませんでした。下りで人に聞いて場所がわかりました。
ネットで見ても、わからなかったという人がいました。
その時はけっこう目立つようにテープがついていましたが、のちに行った時はテープが少なくなっていてわからず、そばにいた人とどこだろうと言いながら歩きました。ちょうど人の姿が見えたのでわかりました。
花は見たいけど、荒らされても困るし。人が多く入るようになって花が減ったとも聞きます。
それにしても登山道から外れたところに咲く花、最初に見つけた人はどうやってわかるんでしょうか。地形とか地質を見て検討をつけて山に入って行くんでしょうか。
奥宮に行く稜線では正面に鎌ヶ岳の雄姿が堂々としている。
昔に何度も鎌尾根を歩いた記憶がよみがえり嬉しくなる。
広い場所を探して鈴鹿の山を眺望しながらの至福の昼ご飯。
いつも変わらないカレーメシとバナナとアンパン、食後には淹れたてのコーヒー。
三角点のある鳥居の前では鈴鹿と四日市の街並みを眺める。
久しぶりの鈴鹿だが、ここの展望はいつ来ても素晴らしい、
鈴鹿の山を再認識させられた充実した一日だった。
入道ヶ岳は登りやすい山ですね。展望が良くて、鈴鹿の山の中でもよく登る山です。
奥様も鈴鹿の山が好きになったんじゃないでしょうか。ますます山にはまりそうですね!
tsubo