山日和&satoさん、暑いですね~
こんな日は沢遊びに限りますね。(^_-)
大仲津谷 新穂…
そんなwordに惹かれてレポを追っています。
じつはこの谷、6年前に一人で迷い込んだ思い出の谷なんです。でも、すでに記憶は曖昧。あのドキドキ感をもう一度~と、レポを辿りながら。
>諸家の集落奥にひっそりと佇む春日神社に車を停めさせていただく。
新穂林道へ入ろうとしたら、倒木で車止め。春日神社に駐車は畏れ多くて、車止め近くに路駐しました。(記憶曖昧)
>適当なところで大仲津谷へ下降するが、もっさりとした印象で、とても食指が動くような谷ではない。
な~つの小川はさらさらいくよ~♪
みたいな(笑)
>少し我慢して進むと谷が広がってナメが出迎えてくれた。出だしの暗い植林は自然林に変わっている。これはいいかもしれない。
堰堤を越えると花崗岩主体のナメナメになりますね。いい感じ!
>足取りも軽く進んで行くと突然勢い良く流れ落ちるナメ滝に出
くわした。高さは15mあるか無しかだが、昨日の雨でやや増えたのであろう水量が滝に命を吹き込んでいた。
1時間ほどでこの斜瀑が出現、これが「紅葉滝」かと勘違いしました。命を吹き込んでほしいのはこの私なんですけど。(^_-)
もちろん左からエスケープ。
>その後も適度な間隔で現れる小滝をこなしながら進むと、先ほどのナメ滝と同じような角度で滝が落ちていた。これが大仲津谷最大の紅葉滝か。
さっきの斜瀑から30分ほど。さすが主滝とあって、こちらの方が壮観でした。
さてどうするか? 記憶が無いのでマイ記録を見てみました。
無理せず左の草付き斜面を巻く。これがなかなかの急斜面でヤワな心肺に堪える。
たしかレポにはこの上にもう一本斜瀑がついていると書いてあったなあ…。
上の岩場まで巻きあがり、お助けヒモを頼って沢に降りる。
正解!ちょうど上の斜瀑の上に出た。
>この谷はとにかくナメが多い。その分傾斜が緩いのでなかなか高度を上げてくれないが、ナメ床をヒタヒタと歩くのは楽しい。
ほんま、そんな感じですね。私にピッタリかも(^_-) ますます再訪したくなりました。いけないいけない、自重自嘲!
>途中でアクシデントが発生した。satoさんが足を滑らせた拍子に岩に顔を打って、唇を切ってしまった。
ありゃまあ! 大丈夫ですか? と言ってもあとのまつりか(ーー;)
マムシにかまれたり、足を痛めたり、今度は大切な顔面ですか…。
軽快は警戒に通ず。油断大敵、好事魔多し。ご注意ください。
って、人に言える立場じゃありませんが。(^_-)
>Ca880mの最後の二俣に着いた。直進して江美国境稜線の1010mピークに上がるか、左折して新穂谷山北東の鞍部へ詰めるか、現地の渓相を見て決めようと思っていた。
軌跡が・1010への右の谷に延びてるのはそのためでしたか。
>その先の二俣に立つと、さっき見えた滝の上に12mほどのナメ滝が現れた。こっちにして正解だったか。
階段状の滝を快適に登ると、谷全体が岩盤のような状態になった。フリクションが効くので苦労もなく次々と現れるナメ滝を越えて行く。
この滝、いきなり目の前に立ち塞がり、ナメとは思えない迫力があって、どうしよう?とビビリました。でも、論ずるより実行!取り付いたらスイスイ進めました。
>いよいよ水が切れると谷の真ん中に巨大な岩が鎮座し、そこでいきなり谷が終わっているように見えた。
この岩の前で思案六法。乗り越えるのはとても無理と、下の穴に潜って抜けだしました。
>大仲津谷と新穂谷を分ける尾根は予想以上に良かった。山麓の植林帯からは想像できないブナの森が残されており、ヤブもなく快適な尾根歩きを楽しむことができる。
新穂からは峠へ出て、廃林道へ降りました。・955への尾根は県境稜線東のco1010ポコまで行ってみたのですが、その先の様子が分からなかったので安心ルート(林道)を選んだ次第。
>955mの標高点にはこの尾根最大の見ものである「おいし岩」がある。ブナ林の中に突如現れたこの大岩は、横手に回るとひとつの岩をスッパリと断ち割ったようなふたつの岩で構成されていた。
こんな「おいしいわ」エリアをスルーして舗装林道をヘロヘロ歩いて下ったのは、なんとももったいない話。情報キャッチミスでした。
>ある程度のヤブは想定していたが、2本足で普通に歩ける尾根が続いており行程が捗る。
終盤には掘り込まれた杣道が現れて、植林の中をソフトランディング。
そんなエンディング、珍しいですね。(^_-)
satoさんが身を持って厄払いしてくれたのかな。
~沢の自信が↓70%の、びわ爺