日 付:10月27日
コース:岩谷登山口(07:30)~P1144(09:15)~夜叉ヶ池(12:55)~登山口(14:00)
あまり知られていないコースですが、金ヶ丸谷の源流部を散策する場合、一番楽なコースになります。
ネットにあげるの、どうかなと思っていたのですが、地形図広野は今までもこれからも公開されていると思います。
夜叉ヶ池登山口に車を停めて桂の裏手から出発。鹿道をたどって進んでいくと紅葉の木も増えてきます。
950mあたりから少しやぶっぽいところもありますが、斜面のどちらかに続いている鹿道を伝うか
気にせずまっすぐに進むかどっちでもいいと思います。
そのまま進んでP1144。ここにも南北に鹿道が続きます。
この先、金ヶ丸谷までは好きなところを好きなようにすすめばいいだけです。
P1144の少し南から北東に延びる尾根からの紅葉を見るために南に進みますが、左手側の雰囲気もよさそうです。
予定は変更されるもの。このあたりは緩斜面が広がっているのでお日様の光が一面に届いています。
紅葉に包まれた谷あいの斜面を進んで本流に合流。
此処までで十分に満足な一日になりそうです。ですが源流部はこれから。
今年の紅葉はあまりよくないと思っていたのですが、ここではそんなことありません。
カメラでは写真しか撮れないのですが、この紅葉の一端だけでもとりあえず撮っておきたくなります。
途中少し寄り道しますが、やっぱり本流のあたりが一番きれいです。
水が切れそうなあたりですぐ右手に延びる獣道から、県境獣道にのって登山道に合流。
登山道から東は、色とりどりになった美濃の山並みが広がっています。
夜叉ヶ池は平日とはいえ、この好天。それなりに賑わっています。
監視員?解説員?の人が池の解説をしています。
池の向かいには落葉前の最後の彩りと抜けるような空。
あとはそのまま道を降りて駐車場に到着。
日 付:10月31日
コース:鈴谷取水施設(07:50)~美濃俣丸(09:50)~金ヶ丸谷(12:35)~夜叉ヶ池(16:00)~鈴谷取水施設(18:15)
当初計画では、鈴谷沿いの林道からP1122経由で大河内山南尾根散策の後、大ヤブレ界隈経由美濃俣丸予定でした。
ただ、登りでも下りでも美濃俣丸よりもP1122のほうが楽なのです。必然的にP1122を下山側に回したくなります。
駐車場所から美濃俣丸までは予定を少し超過でだいたい2時間。
そのまま東斜面に下ります。しばらくヤブ、そのあとは落葉のブナ。
1000mあたりで沢沿いの道にのりますが、このあたりからきれいな紅葉が始まります。
沢沿いの斜面進んだり、対岸の枝尾根乗ったりとかで770mあたりの二俣到着。
当初は大河内山南尾根への寄り道計画が入っていたのですが、これを端折ったのは失敗でした。
広々した二俣を西に少し進んで正面左手の枝尾根に乗ります。
右手から降りてくる沢沿いも雰囲気よさそうなのですが、そっちに行くと美濃俣丸に戻ってしまいます。
少し進んで後ろを振り返ると一面紅葉。ただ、歩いているところは少しイマイチな樹林帯。
1000m過ぎたあたりからしっかりしたブナが増えてきます。進路右にそれるあたりで南東からやや南当たりに向かって下ります。
少し下ると大きめのブナも増えてきます。金ヶ丸谷に降りたあとは、P1122まで尾根を進む予定になっていました。
ただ寄り道を飛ばしたせいでまだ時間は12:35。谷から県境まではいつでも登ることできます。県境から鈴谷へも、尾根には鹿道あります。
ここで魔が差して、どこかで右に折れればいいかと思って沢を進んでしまいます。少し進むと沢は狭くなります。
自分にとっての金ヶ丸谷は980mより先の広々したところであってこの辺りではありません。と思うとこなし作業のように淡々と進むだけ。
980mに14:05。時間を考えると、右手に進んで1090mあたりから北に延びる尾根を下るのが一番いいコースになるはずです。
本流は4日前歩いたばかりです。そんな中、頭おかしいと思える誘惑。此処まできたら本流の源流部歩きたくなります。
気の迷いで源流部を進んで、時間を確認すると15:10。どうしようかと思ったのですが、結局夜叉ヶ池経由での下山。道路歩きが長かった。
☆
谷へ下りし後、坂登りてふたたび谷に至る。何か御事情これあり候や。
紅葉よろしからんといえるによる。
oku