【 日 付 】2024年2月24日(土)
【 山 域 】美濃
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】イビデン神岳ダム湖7:45>・869m>栃ヶ洞>・1114m>往路>ダム湖14:40
前回の横山岳は気持ちよく滑ってこられたので美濃、湖北シリーズ第3弾は坂内村の大ダワへ向かった。
2月24日(土)も穏かな山日和。朝5時に鈴鹿の自宅を出発。夜叉龍神社まで来ると大ダワの雪がほとんど消えていた。一週間の間に多少の雪が降って横山岳程度の雪が残っていると思ったが、見込み違いだった。仕方ないので奥のイビデンダムに向かった。バイクランドまで車が入ればいいと思ったが、道路の雪は少なくその先で一か所雪が押し出しているところがあったもののFF車で何とか通過出来てダム湖まで入れた。
予備プランは栃ヶ洞に登って高丸、烏帽子のJP尾根を北上することだ。
高丸に登る時はいつも椀戸林道を終点まで歩いてJP尾根の第一支尾根に取り付くかその手前の第2支尾根に取り付いていた。JP尾根はダム湖附近から取り付いて歩いて行けるようなので一度試してみたいと思いつつ先送りしていたので挑戦してみよう。
7時45分に出発し椀戸林道を少し歩くと支尾根が少し飛び出した辺りが狙っていた取り付き点でよく見ると急斜面に人が上り下りしたような跡があった。
取り付いてみると何とか登って行けそうだ。
急な尾根を我慢して登っていくと雪面も繋がり760m付近で幹尾根に合流した。
今回もスキーを担いで足元はゴム長だ。雪は適度に締まっていたのでそのままツボ足で尾根を登っていく。
平坦な・869mに着くと左からの尾根と合流した。
その後小さなコルがあって北西向きの斜面は雪が融けて地肌が見えていた。
941mの栃が洞らしきピークが見えてきた。
栃が洞のピークは細長く尾根筋の雪は融けていた。
三角点は一番奥のほうで地肌が見えるところに石柱が見えていた。
第2支尾根の合流点とその奥に第1支尾根の合流する・1114mの肩ピークが見えた。あそこまでは何とか行けそうだ。一番奥に白く輝いているのが高丸だ。
栃ヶ洞の北側は痩せ尾根で藪っぽい下りとなるのでスキーは三角点附近に残して先に進むことにした。
第2支尾根の合流するco1030mはゆったり開けた場所で太ブナも多くこのコースでは一番の癒しスポットだ。右手には烏帽子山も見える。
・1114mの肩ピークもすぐ近くに見えるので行ってみよう。
第2支尾根と第1支尾根の間は雪庇が張り出す痩せ尾根で繋がっているが、平年なら3月一杯は雪庇が落ちずに残っている。今回は何カ所かで雪庇が切れていたが、問題なく登って行けた。
11時丁度に肩ピークに着いた。一気に展望が開けて能郷白山などの遠望も楽しめた。
烏帽子山もより近づいた。
高丸も射程圏内だが、今日はここまでにしてランチにしよう。
帰りは往路を引き帰し栃ヶ洞からはスキーで下った。最後の支尾根の分岐がよく分からず少し下りすぎたが、登ってきた時の植林を頼りに左に修正していくとピッタリ林道の取り付き点に下りられた。
14時40分、ダム湖の駐車地に帰着。
今日は偵察目的で無理はしなかったが、第2支尾根の分岐からスキー滑降したとしてもその先の栃ヶ洞の登り返しはスキーブーツでも何とか歩けそうなので次回には試してみよう。
好天の元気持ちよく歩け目的も達成できて好い一日となった。