一昨日、国道22号線を走っていて、反対車線にスシローが見えたので寿司でも食おうかと思い変則の大きな交差点をUターンしたらウ~と嫌な音がした。こりゃやっちまったなと思ったら案の定、後ろからパトカーが付いて来た。運転手さんUターン禁止ですよ。あ~あやっちまった。折角ゴールド免許の資格があったにこれでパ~なのであるが、自分の見落としなので仕方がない。最近滅法見落としが多いのでそろそろ免許返上しなければならないのだろうか?しかし話はこれで終わらない。10年くらい前に名古屋市港区のある交差点でUターンしたらここはUターン禁止とお巡りさんに言われやむなく罰金を払ったのであるが後で調べてみたらその交差点は指定方向外禁止の標識があるのみで本当はUターン禁止ではなかった。そんなことがあったのでこの時はお巡りさんと一緒に標識の確認をしたのである。
【日 付】2023年2月23日(木)
【山 域・山名】奥美濃 蕎麦粒山
【コース】7:30登山口~ジャンクションピーク~13:24山頂~18:40登山口
【天気・メンバー】曇り後晴れ、単独
2017年3月に蕎麦粒山に登ろうとした時、林道は雪で覆われ登山口まで30分くらいの歩きを強いられていた。チンタラ歩いていると後ろからあるカップルが追い付いてきた。どこへ行くのですかと聞いてみるとアラクラ・五蛇池山・蕎麦粒山を周回すると言う。「本なアホナ、そんなん無理に決まっとる。どうせ敗退や」と心の中でつぶやいた。しかし、逆に私の方が時間切れで敗退してしまって、下山時に周回してきた彼らに追い付かれてとても悔しい思いをしたのである。それ以来、せめて一度は蕎麦粒山のピークに立つぞという思いがだんだん強くなり一番条件の良い日を探していたら23日が絶好の登山日和であると思われた。
25日にスノー衆があるが早目に下山できれば何とかなるだろうと言う甘い考えをしていた。
それとネット情報で最近グループでMSRスノーシューで蕎麦粒山に登って来たというレポがあり勇気をもらった。
この日は登山口まで除雪されているのはネットで確認済であった。これだけでも大きい。
大谷川の渡渉は厚手のビニール袋を使って濡れずに渡渉した。
登り口から九十九折の道を登って行き、ここが終わると直登道になり、どんどん登って行くと雪交じりの藪になるがなかなか煩い。
しかし雪が締まっているのでまだ歩き易かったのが幸いであった。
藪は30分くらい格闘すればなくなるが800m付近から急登りが始まる。雪の状態が良いのでさくさく登って行ける。形の良いブナが現れ気持ちが癒される。
尾根の肩に乗るとなだらかになりジャンクションピークに着く。
ここから左に傾いた雪庇の上を歩く。踏み抜かないようなるべく林側を歩くが、あまりのんびりも出来ないので雪庇の状態がよさそうだったら雪庇の上を歩くようにする。
・1075の尾根は視界が悪いと迷い易い。この辺りもブナに囲われてややガスっていることもあり、幽玄な雰囲気である。
二重稜線になっており右手の尾根から左手の尾根に乗り換える。
前回敗退した檜が生えている岩場はスノーシューが邪魔で上がれなかったが今回は左の方にスロープ状に道が付けられていた。
そこからまた雪庇を越えることになるが前回のように恐怖は感じなかった。それでも時折微妙な感じの雪庇は藪の中に逃げたり戻ったりした。
12:37ピークだと思った雪庇の尖がりは偽ピークで実はその先があった。ここで戻らないと明るいうちに下山できないかもしれないがこのチャンスを逃すと2度と来れないかもしれないので思い切って先に進んだ。
一旦下って、檜の小ピークに上がり、また下降するが斜面を横切る時に少し緊張した。
登り返すと前の週に来たグループの方が付けた新しい標識があった。
山頂はその先の雪庇の上であった。「とうとうやったぞ!」と心の中で叫んだ。百名山に登った時より嬉しかった。
そこからの展望が楽しみの一つであったが残念ながら視界はきかなかった。
徐々に雲が切れる感じだったが待っている余裕はなかったのですぐに下山する。
山頂直下から急斜面が2度あり緊張した。下山後一時間くらいしてやっと視界が晴れて蕎麦粒山の雄姿を拝むことが出来た。
雪庇も良く見え、よくもあんなところを渡ってきたものだと思った。
ジャンクションピークの手前まで来ると蕎麦粒山の雄姿がますます良く見え、あそこを登ったんだと自分ながら感心した。他に小蕎麦粒やアラクラ・五蛇が池・天狗岳も見えた。
」
帰りのトレースは当然一人だけのトレースで気持ち良かった。
ジャンククションピークからの下りは急な所もあり少し怖い所はジグザグに下りた。
500m付近から雪がなくなって藪もうっとしくなって来たので時間が掛かった。
登山道に入ってからとうとう暗くなって来て、ヘッデンを付けたがここからがヤケに長く感じた。
やっと河原の開けた場所に下りたが真っ暗になっていてナビを見ても方向が分からず右往左往した。
足跡を頼りに渡渉してもまた広い場所に出て又右往左往。
工事現場の明かりが微かに見えたのでそこに向かったがまた渡渉を強いられビニール袋も面倒なので、そのまま渡った。
帰りに道の駅に寄ったら温泉は7:30までと書いてあったので7時5分に温泉に入ろうとしたら入場は7時までですと言われて断られた。
仕方がないので大垣の温泉に立ち寄り、仮眠して自宅に帰ったら22時だった。
翌日何とか会社には行ったが早引きさせてもらって翌日のスノー衆の準備をした。
宮指路
一昨日、国道22号線を走っていて、反対車線にスシローが見えたので寿司でも食おうかと思い変則の大きな交差点をUターンしたらウ~と嫌な音がした。こりゃやっちまったなと思ったら案の定、後ろからパトカーが付いて来た。運転手さんUターン禁止ですよ。あ~あやっちまった。折角ゴールド免許の資格があったにこれでパ~なのであるが、自分の見落としなので仕方がない。最近滅法見落としが多いのでそろそろ免許返上しなければならないのだろうか?しかし話はこれで終わらない。10年くらい前に名古屋市港区のある交差点でUターンしたらここはUターン禁止とお巡りさんに言われやむなく罰金を払ったのであるが後で調べてみたらその交差点は指定方向外禁止の標識があるのみで本当はUターン禁止ではなかった。そんなことがあったのでこの時はお巡りさんと一緒に標識の確認をしたのである。
【日 付】2023年2月23日(木)
【山 域・山名】奥美濃 蕎麦粒山
【コース】7:30登山口~ジャンクションピーク~13:24山頂~18:40登山口
【天気・メンバー】曇り後晴れ、単独
2017年3月に蕎麦粒山に登ろうとした時、林道は雪で覆われ登山口まで30分くらいの歩きを強いられていた。チンタラ歩いていると後ろからあるカップルが追い付いてきた。どこへ行くのですかと聞いてみるとアラクラ・五蛇池山・蕎麦粒山を周回すると言う。「本なアホナ、そんなん無理に決まっとる。どうせ敗退や」と心の中でつぶやいた。しかし、逆に私の方が時間切れで敗退してしまって、下山時に周回してきた彼らに追い付かれてとても悔しい思いをしたのである。それ以来、せめて一度は蕎麦粒山のピークに立つぞという思いがだんだん強くなり一番条件の良い日を探していたら23日が絶好の登山日和であると思われた。
25日にスノー衆があるが早目に下山できれば何とかなるだろうと言う甘い考えをしていた。
それとネット情報で最近グループでMSRスノーシューで蕎麦粒山に登って来たというレポがあり勇気をもらった。
この日は登山口まで除雪されているのはネットで確認済であった。これだけでも大きい。
大谷川の渡渉は厚手のビニール袋を使って濡れずに渡渉した。
登り口から九十九折の道を登って行き、ここが終わると直登道になり、どんどん登って行くと雪交じりの藪になるがなかなか煩い。
しかし雪が締まっているのでまだ歩き易かったのが幸いであった。
藪は30分くらい格闘すればなくなるが800m付近から急登りが始まる。雪の状態が良いのでさくさく登って行ける。形の良いブナが現れ気持ちが癒される。
尾根の肩に乗るとなだらかになりジャンクションピークに着く。
[attachment=5]DSCF0354.JPG[/attachment]
ここから左に傾いた雪庇の上を歩く。踏み抜かないようなるべく林側を歩くが、あまりのんびりも出来ないので雪庇の状態がよさそうだったら雪庇の上を歩くようにする。
・1075の尾根は視界が悪いと迷い易い。この辺りもブナに囲われてややガスっていることもあり、幽玄な雰囲気である。
[attachment=4]DSCF0363.JPG[/attachment]
二重稜線になっており右手の尾根から左手の尾根に乗り換える。
前回敗退した檜が生えている岩場はスノーシューが邪魔で上がれなかったが今回は左の方にスロープ状に道が付けられていた。
そこからまた雪庇を越えることになるが前回のように恐怖は感じなかった。それでも時折微妙な感じの雪庇は藪の中に逃げたり戻ったりした。
12:37ピークだと思った雪庇の尖がりは偽ピークで実はその先があった。ここで戻らないと明るいうちに下山できないかもしれないがこのチャンスを逃すと2度と来れないかもしれないので思い切って先に進んだ。
[attachment=3]DSCF0368.JPG[/attachment]
一旦下って、檜の小ピークに上がり、また下降するが斜面を横切る時に少し緊張した。
登り返すと前の週に来たグループの方が付けた新しい標識があった。
山頂はその先の雪庇の上であった。「とうとうやったぞ!」と心の中で叫んだ。百名山に登った時より嬉しかった。
そこからの展望が楽しみの一つであったが残念ながら視界はきかなかった。
徐々に雲が切れる感じだったが待っている余裕はなかったのですぐに下山する。
[attachment=2]DSCF0371.JPG[/attachment]
山頂直下から急斜面が2度あり緊張した。下山後一時間くらいしてやっと視界が晴れて蕎麦粒山の雄姿を拝むことが出来た。
雪庇も良く見え、よくもあんなところを渡ってきたものだと思った。
[attachment=1]DSCF0374.JPG[/attachment]
ジャンクションピークの手前まで来ると蕎麦粒山の雄姿がますます良く見え、あそこを登ったんだと自分ながら感心した。他に小蕎麦粒やアラクラ・五蛇が池・天狗岳も見えた。
[attachment=0]DSCF0388.JPG[/attachment]」
帰りのトレースは当然一人だけのトレースで気持ち良かった。
ジャンククションピークからの下りは急な所もあり少し怖い所はジグザグに下りた。
500m付近から雪がなくなって藪もうっとしくなって来たので時間が掛かった。
登山道に入ってからとうとう暗くなって来て、ヘッデンを付けたがここからがヤケに長く感じた。
やっと河原の開けた場所に下りたが真っ暗になっていてナビを見ても方向が分からず右往左往した。
足跡を頼りに渡渉してもまた広い場所に出て又右往左往。
工事現場の明かりが微かに見えたのでそこに向かったがまた渡渉を強いられビニール袋も面倒なので、そのまま渡った。
帰りに道の駅に寄ったら温泉は7:30までと書いてあったので7時5分に温泉に入ろうとしたら入場は7時までですと言われて断られた。
仕方がないので大垣の温泉に立ち寄り、仮眠して自宅に帰ったら22時だった。
翌日何とか会社には行ったが早引きさせてもらって翌日のスノー衆の準備をした。
宮指路