山日和さん こんばんは。
オフ会お疲れ様でした。
【コース】ワサ谷出合8:30---10:55ゴルジュ終了桃源郷入口---12:50大ゴンニャク---13:05ランチ場14:30---
15:00ゴンニャク---16:40駐車地~~18:00林道入口(岩本バス停)22:00
この「ワサゴン」昨年から計画してましたが、行けずじまい・・・いいお手本rep
ありがとうございます。
ゴンニャクとはまた変わった名前の山である。コンニャクとは無関係のようだ。三角点の名前は「和佐谷」。
その三角点名の由来となったワサ谷を遡行してゴンニャクを目指した。
登山口への道中の板取川沿いには今絶賛売り出し中のモネの池があり、臨時駐車場がいくつも設けられていた。
数年前までは訪れる人もなかった無名の池なのだが、SNSの威力は恐ろしいものである。
そんな有名地も近くにあったんですね。
まわりは植林のせいもあるが、いきなりの暗いミニゴルジュにたじろぐ。しかしゴルジュの中は平和で、出口
に5mほどの斜瀑がかかるだけで簡単に通過した。
その後は平流が続いて、時折滝とは言えない程度の落差の水流が目を楽しませるのみだ。
自然林に変わった渓相は美しく、苔むした岩とカツラやサワグルミの森が落ち着いた印象を与えてくれる。沢登
りとしては物足りないだろうが、こういう穏やかで美しい渓を彷徨い歩くのが今の自分にはよく似合っている。
この「穏やかで美しい」のが、最高のご馳走ですね。
Ca610mの二俣を過ぎると突然空気が変わった。右折した谷間は両岸が迫り、高い岩壁が威圧するように覆い
被さるゴルジュとなった。あまりの唐突な変化に驚く。
但し、谷床にはなにも無く、平凡な流れがあるだけだ。岩壁を見上げたり振り返ったりしながら、閉塞感あふ
れるゴルジュ散歩を楽しんだ。
穏やかなのは変わらず、景色が変化するのはいいですね~
高さは3mほどしかないが、突破ルートは真ん中の一見ツルツルな丸い岩しかない。
ホールドがまったくないので、ちょうどうまい具合に刺さっていた流木に、落ちていた流木のカケラを追加して
足場とする。ツルツルに見えた岩は意外にもヌメッておらず、流木の足場から乗り移ってなんとか這い上がった。
続く5mの斜瀑は滝つぼに横たわる倒木を利用して取り付き、ヌメッた岩を微妙なバランスで越える。
ゴルジュの最後にようやく滝らしい滝が現われた。何かありそうに思われた、谷が90度左折するところに堂々
とした15m滝が水を落としていた。右岸の巻きを考えたが、左岸のルンゼに近付いてみると、階段状で十分登れ
そうである。念のためロープを引いて落ち口の高さまで上がり、そこからトラバースして落ち口に立つ。[/color]
いいアクセント 適度な緊張感って感じで行けますかね~?
滝の上にはそれまでとは一転、穏やかな桃源郷が広がっていた。まったくの平流のみならず、大きく開けた谷
にはまったくヤブのない疎林の河岸台地が続いていた。鈴鹿の奥谷尻谷を思わせるような風景である。
お~!!いいですねぇ~ 例えが分かりやすくて
その風景は上流へ進むほど美しさを増幅させて行く。目を瞠るような大木があるわけではないが、鈴鹿の二次林
の最上級のような森だ。
さ、最上級でっか!!
夢の中を歩くような気分にさせる桃源郷は延々と続いた。
あの~ 天ぷらを素手で掴んで喰いましたか?
大ゴンニャクのピークには面白い標識がかかっていた。裏を見ると「またのご来峰をお待ちしております」と
書かれていた。大ゴンニャク商店の店主だろうか。
この看板、造った人はもちろん、ここへ行った人も変人でんなぁ ・・・
林道の入口まて戻れば温泉はすぐそこだ。久しぶりの板取川温泉を楽しみに車を走らせたが、本当の核心部が
これから始まるとは予想だにしなかった・・・
なかなかできないテン泊!! よう寝られましたかいな??
SHIGEKI