こんにちは~♪
山日和導師にとっても充実のGW! 終わった途端の雨模様ですね。一休みしてヤブオフでは快晴の新緑の下でオミヤゲ話でも聴きたいもんです。
その前に、遅まきながらのレス、読み飛ばしいてくださいマセ<m(__)m>
Fbレポで拝見した能登郷の風景が気に入って、一度訪ねたいとプランニング。ところが、近江側のR303の天増川林道からは遠すぎて、やはり若狭に回り込んで松屋から入るしかないか?と思っております。
久し振りの若狭の山である。能登又谷支流の妙芽谷へ入り、大滝の前で左俣へ進む。
地形図に記載がない「妙芽谷」はどれかな? と思ったら高島トレイルのマップに載ってました。エリアが跨るのに山や谷の名前の記載があるのは嬉しい。
大御影山と大日を繋ぐ尾根はブナ林が続くのだが、大日に向って進むと突然見たくない現実に襲われた。2年前に訪れた時も何本かのブナの大木が切られていた心が痛んだものだが、目の前の光景は絶望感に襲われるものだった。
トレイルマップにも「ブナ原生林」「ブナ巨木」の記載がありますが、台無しですね(-_-)
以前、三重獄から大御影山へ回り込んだとき大日尾根で右ターンしたので大日までの尾根は未踏なんです。
緩やかな自然林の尾根を下ると「能登郷」と呼ばれる、かつて集落のあった場所の北端に下り立った。
滋賀県側の天増川(あますがわ)の源流に位置する能登郷は、大きく開けた谷間のあちこちから小川が流れ込み、渓畔林のそこここに湿地帯を形成している。
先日の八丁平もそんなイメージでしたが、集落跡ではないので能登郷のような生活感は味わえないでしょうね。
近江坂の古道は大日の手前から一旦ここへ下り、対岸の稜線へ登り返して福井県側の能登野へ至る。能登野の一帯もかつては能登郷と呼ばれていたようだ。
天増川林道からは遠すぎるので、いっそ能登野から近江坂を越えて能登郷入り? も考えてみました。三十三間山経由で倉見に下るってのはどうでしょう?
今日のスタート地点の能登又谷、三重嶽南東のノトマタ谷と、このあたりには能登という名前が付いた地名が多い。
前者は能登郷へ至る谷の入口という意味で理解できるが、後者はあまり関係なさそうだ。地名にいろいろ思いを巡らすのも面白い。
「ノト」はアイヌ語で「岬」「半島」の意味があるそうですね。朝鮮半島からの渡来人絡みの地名かと思っていましたが…。地名って、ホント、面白いです。
サワオグルマだろうか、黄色い花が開き始めている。
「サワグルミ」と読み違えそうになりました。樹木じゃないですよね(^_-)
三重嶽方面の斜面を見て驚いた。谷筋のかなり高いところまで雪渓がせり上がり、谷間にもかなりの雪が残っているようだ。まるで白山方面の豪雪の山に来たような錯覚を覚える。
三重獄は湖東から見ても、比良より早く白くなり、伊吹より長く白いままです。長いこと、あの山はどこなんやろ?と思っていましたが、知って印象が増幅しました。ちーたろーさんじゃないけど、「ミエゴク」を検索ワードにしています。(笑)
着地点が滝谷出合のカツラの巨樹の真ん前というのがいい。ここまで下りれば10分ほどの林道歩きを残すだけなので、浸水も気にせず能登又谷本流を渡渉する。
妙芽谷出合でスタート時に目を付けていたコゴミを頂いて、新緑の若狭の山を締めくくった。
お土産はミョウガでなくてコゴミでしたか(^^♪
妙芽谷出合まで車で入れるんでしょうか?
谷筋にはそろそろ、願い下げのお出迎えが現れるんでしょうね(@_@。
時期を見て訪ねてみたいもんです。
~びわ爺