先週は時間切れで撤退した日本コバ、スッキリしないので再度行ってみた。
【 日 付 】 2022年 2月 5日(土)
【 山 域 】 鈴鹿
【メンバー】 単独
【 天 候 】 雪
【 ルート 】 藤川谷登山口 8:20 ~ P838 10:00 ~日本コバ 10:46 ~衣掛山 12:04 ~政所登山口 13:18 ~ 藤川谷登山口 13:53
前日までは わりばしさんの後追いで 雨乞岳へ行こうかと考えていたが、早朝からもの凄い雪起こしの風が吹いてる。これは雨乞行っても ホワイトアウトかな まだ日本コバならなんとかなるだろう 先週のリベンジを果たしたいし…
行先を日本コバにして、車を走らせる 菰野に入ると雪が降り出した、滋賀県側は大丈夫なのかと 宇賀渓を越えて石榑トンネルに入る 恐らく出口からは真っ白だろうと 減速しながら 出口へ… 正に「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった」 そのまんまである(笑)
スノードライブをちょっとの間楽しみ 藤川谷登山口へ
雪が舞う中 準備してスタート。 いきなり雪があるのでスノーシューも装着 今年は雪が多いので スタートから履けるのは嬉しい事だ。
藤川谷ルートは積雪期は行けるとも思えないので、右岸尾根に取り付く 重いシャーベットが少し固まりその上に薄らと新雪、スノーシューで10cmほど沈む 少々歩きにくいが標高が低い場所では仕方ない700mくらいまでの辛抱かな。
ところがP521を過ぎると新雪の量も増えて 雪質も良くなり徐々に歩きやすくなってくる 相変わらずの急登だが、先週歩いているので わかってる分かなり気楽だ。
700mくらいまで上げてくると 新雪で先週のトレースもなくなった、雪質は軽くパウダースノー その下の雪は締まってる感じで スノーシューが良く効いてくれる 久しぶりに歩きやすい 雪に出会った感じである。
やがて先週撤退したP838付近に到着 ここが中々平らな雪原で眺めはなにもないが
いいランチ場、テン場にしても良いかもしれない。
更に尾根を登ると 雨乞、綿向等鈴鹿の山々が見える 登って来たなぁと思う瞬間である。
この辺りから等高線の間隔も広くなり ルートがわかりにくくなってくるが 雪が多いおかげでどこでも歩けるのが助かる 方向定めて歩くのみだ。 この尾根ルートは一般道ではないが、所々に目印が付いてて 特に山頂付近には沢山のテープが…
ちょっと拍子抜けだった(笑)
日本コバ山頂に到着、雪が多いと 伊吹山が見えると何処かのレポで書いてあったが、雪の山頂に立ってみると 無積雪の時は考えられない眺望がある、雲に隠れて山は確認出来ないが 晴れてたらなかなかのものかと思われる。
雪も降ってるし、長居は無用 下山は 衣掛山経由で政所へ向かう、ここは一般ルートなのでしっかりテープもあり なんの問題も無いだろう。
1度歩いているコースだが、全く景色が違うので 初めて歩くところみたいだ、かなり積雪量も多く下薮は雪の下でルートにとらわれず 何処でも歩けるのが嬉しい。
衣掛山を過ぎると トレースがしっかりと付いている、ただ夏道を進んでるのでいやらしいトラバースとかも…
落ちそうになるのを気を使いながら歩くのも嫌なので稜線上を登る、また下りですぐに合流出来る。下山は早いもので気がついたら 政所集落の屋根が見えてた。 やれやれと道路に降りて スノーシューを外して後はダラダラ歩くだけだと集落を抜け愛知川右岸の林道に入ると 除雪がしてない
ツボで歩けるかとしばらく歩いたが、ズボズボハマってとても歩ける状態じゃなく 再びスノーシューを履き藤川谷登山口までダラダラ歩く 最後には除雪された雪が林道を塞ぐ形になって雪の山を乗り越えるというアトラクションが… アトラクションはスノー衆だけでいいのだが(笑)
雪の日本コバ…雪の多い年ならスノーシューハイクが楽しめる良い山でした