【 日 付 】2021年12月14日(火)
【 山 域 】 鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴 微風
【 ルート 】かもしか大橋P7:20>裏道>御在所岳>地獄谷>上水晶谷>裏道>駐車地
12月14日(火)今シーズン初の霧氷を見に御在所岳に登りました。前日まで寒波が来ていたので運が良ければ奇麗な霧氷が見られそうです。
霧氷が融けないようにと私としては早めの6時10分に家を出て1時間ほどでかもしか大橋に着きました。冬ゲートは空いていましたが、車を止めスカイラインを歩いて裏道(北谷)登山道に入りました。
木橋を3回ほど渡って進むと藤内小屋の上の大河原に出ました。国見峠附近が霧氷に覆われて白くなっているのが見えました。
ウサギの耳岩を過ぎたところから左岸に渡って登っていきます。
下山でいつもお世話になる裏道ですが、案外険しいところもあります。
藤内壁は険しい冬景色を見せています。
国見峠付近は見事な樹氷が見られました。霧氷ではなく着雪で樹氷としてあまり発達したものではありませんでしたが、ピーカンの青空に白く輝く樹氷が映えて奇麗でした。
国見峠からも登山道を普通に登っていきます。
三角点付近も樹氷に覆われているのが見えます。
掘割になった登山道で樹氷のトンネルを抜けていきます。
山上の遊歩道に出ました。
この週はロープウェイが点検休止中で朝陽台には誰もいませんでした。北側には雲海に浮かぶ御池岳が見渡せました。
南側には白い樹氷と見事なコントラストを見せる鎌ヶ岳が見渡せます。
雲母峰は耀く伊勢湾との対比を見せています。
遊歩道を歩いて三角点に向かいます。
樹水に囲まれた御嶽権現は水墨画を見るようです。
東屋の横の樹氷がやたら奇麗でした。風が抜けやすせいでしょうか。
最高点の望湖台にも行ってみます。
西端にある望湖台には風が当たりやすく樹氷も綺麗です。雨乞岳は、まだ積雪が少ないので冬景色に変わるにはもう少し時間がかかりそうです。
時間も十分あるので望湖台から地獄谷を下ることにしました。望湖台の岩場の下を下って行きます。
地獄谷の源流部に出ました。地獄谷は昔登ったことがあるのですが、テープ類は見当たりませんでした。炭焼の窯跡が何カ所かあり踏み跡のようなものもあるのでそこを下って行きます。
かなり下ったところで三俣が集まっていました。
下の方に10m位の斜滝があり巻道が分からなかったので滝横の岩場を下りましたが、凍り付いているところもあってここが一番怖かったです。
何とか上水晶谷まで下って右岸に渡ると国見峠まで登山道が続いています。
ゴジラ岩まで来ました。すぐそこが国見峠です。
国見峠から往路の裏道を下って下山したのですが、思わぬ鬼門が待ち構えていました。
藤内小屋の手前まで来た時、2m程の橋板を渡したところを通過しようとしたとき、濡れた橋板で足を滑らせ上体から下に落ちてしまいました。ガツンと頭に衝撃があり思わず頭に手をやると軍手が赤く染まります。ア~ッやってしまった。意識はしっかりしているし出血もそれほどではないのでそのまま下山して車を運転して帰りました。
帰宅後、近くの整形外科へ行きCTやレントゲンを撮ってもらいました。幸い骨に異常はなく脳の内出血も見つかりませんでした。頭の傷口が深く大きかったので二針縫ってもらい現在も消毒のため通院中です。10日目に抜糸の予定です。
事故は何でもないところで起こるものです。最後まで注意を怠らず慎重にいくべきでした。ヘルメットをしていれば大した怪我にもならなかったのにと後から反省するスカイウォーカーでした。