【鈴鹿】老化チェックでT字尾根から御池岳
~ 動画もチェック、ウルウル展望は「南ア」も ~
こちらに画像満載してます。
https://ryuunsoukyu.exblog.jp/29774987/
お暇な方はこちらもどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=TX8JPRn9H08
【日時】2021/12/9
【天候】晴
【コース】 P 8:30-山毛欅権現10:40-テーブル端11:30-ランチ12:00/12:50-
土倉岳13:40-小又谷15:00-P16:10
T字尾根を初めて歩いたのは
2000/2/5
http://shigeki.ryu-unso-kyu.jp/tjione.htm
この時は、ラッセルなどで途中撤退
テーブルまで到達したのは
2000/3/20
http://shigeki.ryu-unso-kyu.jp/tjione2.htm
もはや前世紀の ジジィの昔話でしかない。
その後も何度も歩いているが、体力的に不安を感じたことはなかった。(と思いたい)
笹をかき分けながらのテーブル漫歩でドリーネに落ち,下っては尾根を間違えたのも古い想い出となってしまった。
さて、前だけを見て過去を振り返らない不肖Sは、現時点の老化チェックとテーブル漫歩動画撮影の為、「飛び出し坊や」
に一瞥をくれて大きく育った植林の尾根に取り付いた。20年の時を経て苗木の展望尾根は暗い杉の森となっていた。
この尾根から見下ろす御池川の蛇行が好きな風景だったが、今は望むべくもない。
P918周辺は疎林の平坦地 冬枯れの疎林は底抜けに明るく鈴鹿の良さをしみじみと感じ入る。
石楠花のちょとした岩場を登ってP967 下りはロープが張ってあった。
ここで小又谷源頭部から単独男性 土倉から登ってもう帰りとのこと、早すぎ~。
少し左へ降って山毛欅権現でまったりする。
昔誰かが、お父さん山毛欅、お母さん山毛欅とか言ってたのを思い出す、どの山毛欅が父だか母だか未だに知らないが、
心なしか細くなったような気がしたのは、あくまで不肖Sの気のせいだろうか?
この先の急斜面で一部樹木のない斜面には、ロープが張ってジグが切ってあった。
さすがは?登山道昇格??だ。
テーブルランドは、冬枯れ快晴で積雪どころか薄雪も霧氷も全くないスッピンの御池だった。
風にそよぐ笹はとっくの昔になくなった。
点在する林と岩場、広大なお庭をお散歩すると、絶景が迎えてくれた。
蒼穹に浮かぶ雪の頂きだ。
御嶽、乗鞍、穂高、槍、笠・・・白山
その右手には、中ア、南ア、黒い大きな山体の恵那山、南ア
真昼の陽光に輝いている。
もちろんここで、サンシャインをショルダーに受けて、ハッピービアランチだ。
青空に浮かぶ雪稜を見ていると時を忘れる。
遠くを見ることは、過去を見ることだそうだ。
宇宙の彼方を見ることは宇宙の誕生を見ることに繋がるというのだ。
とすれば、誰かが言ってたように時間というものそのものがないことになる。
この宇宙さえ、星新一のショートショートの一編にあったような、実験室の中の模型でしかないのかもしれない。
その中で偶然できた美しい環境を壊していく小さな生き物を実験者は冷徹に観察しているのかもしれない。
アルプス劇場御池特別席で気持ちよく酔ったようだ。
帰りは、土倉から南の尾根を下って小又谷へと辿った。
このルートをrepした時、緑水さんがコメントしてくれたのを思い出す。
山毛欅の尾根を下って流れを石飛びで渡れば、林道歩きを残すのみだ。
この林道跡に放置されていたダンプカー?はいつのまにかなくなっている。
小又谷出合の駐車場では、バイオトイレが完成しつつある。
ここからの車道歩きが一番応えたが、チェックの結果、。老化の具合はすこぶる順調?
だが、今しばらくは山にも沢にも行けるだろうと・・・自己診断した。
では また 久遠の果ての山稜で
SHIGEKI