昨年 遭難死された 緑水さんの追悼登山で黒谷へ
【日付】2021年 4月 26日
【山域】鈴鹿
【メンバー】しのやん 他6名
【天候】晴れ
【ルート】茨谷雨量計~沢谷峠~黒谷出合~長者池~沢谷峠~茨谷雨量計
捜索初日 もしかして黒谷?と思ってたが まさか犬連れて黒谷は行かんやろと 初日の捜索からは外してた、実際は3日後黒谷で発見された… それが正しいとは限らないが、直感というものは大事なんだと強く感じた。
もう通いなれた茨谷雨量計から入る 何度歩いてもここの急登はしんどい いっぶく峠とは上手く付けられたものだ。
御在所が2回目というメンバーもいたので、ペースはゆっくり。
沢谷峠~コクイ谷分岐~黒谷出合と進む
さぁ ここからが本日のメイン黒谷へ 沢装備ではないので濡らさないように 歩き易いところを選んで進む こういう気を使って歩いている時に限って 異変は起こる ずっとルーファイしながら先頭を歩いてると ふと気が抜けて不用意に石に足置いたら…ツルっと ドボンそして膝を強打
一番やってはいけないが 後続にはいい見本になったようで 最後までドボンしたのは私だけだった(笑)
問題の3段滝に来た、1段上がれば 右手に巻道用にロープがある。ただ今日はロープ訓練も兼ねてるので
上からロープ出してと言われ 上部から引っ張り上げる方法をとる 2人上げたところで 他のメンバーは大きく巻いてすでに上からその様子を眺めてる(笑)
みんなを上げなければと思ってたので 気が楽になった。
怖い3段滝を巻いて しばらく歩くと 前日 山日和さんが置いたであろう 花束を見つけた。
これを持って 発見場所へ持って行こうとそれまで思ってたのに すっかり忘れてしまい あっ!と気づいた時はかなり先に進んだ後だった。
やがて発見場所へ ま正面に狭く切れてる滝 右手に進むと長者池 その手前の倒木付近で発見されたらしい。
そこから上を見るとわずかな滑落痕が… あの上を歩いてて落ちたのか。
そこで 花束とお供えをして手を合わす。
そこからは 長者池を目指しひたすら登り ラストに 慰霊碑の前でランチ
国見岳からコクイ谷で帰って来る予定だったが、時間もなく 郡界尾根で下山 。
誰にでも起こりうる遭難 身を引き締めて安全登山を心に誓う。