水曜日と木曜日が休みになって1年8ヶ月、細々と平日登山を堪能しています。
【日付】 2021年1月20日(水)
【山域】 鈴鹿山脈・綿向山
【メンバー】 単独
【天候】 まずまずの晴
【ルート】 御幸橋駐車場 6:50 - 北の頭 8:50 - 綿向山 9:10 ー 水無山 10:00 ー 駐車場 11:50
降雪直後の好天予報日、久しぶりの遠出も考えたものの、道中で真っ白な山頂を確認して軟弱にも方針変更。
未だ薄暗い時間にもかかわらず、山頂がはっきり判るのは有り難いこと。
7時前なのでトップもありか?と考えたのは甘々で、駐車場には既に6~7台の車が・・・
薄雪でスノーシューを履けるほどではないが、すぐに繋がるだろうと考えて手持ちでスタート。
2合目を過ぎた辺りで無理矢理履いたら、歩きが安定して楽になることを実感。
7合目からの冬道ではヒールリフターが活躍してくれるので、履きやすい場所で早めに装着するのが吉だと思うのだけど。
数年前からこんなことを言い続けているのに、相変わらずアイゼン信仰は根強く、殆どの人が5合目か7合目で着けるようだ。
ところが、今日は冬道の途中で着けている単独男性2人を追い越した。
凍った層の上に新雪が載っていて、ツボ足では限界と感じたのだろうが、あんな強風が吹く急傾斜地では大変だと思う。
今日は3合目手前で3人パーティが、6合目辺りで単独女性が下山してくるのに出会う。
雪山で暗い内からヘッデン歩きはリスクを伴うと思うけど、見たい景色があれば頑張れてしまうのかな?
これだけ先行者がいれば北尾根も荒らされていることを覚悟したのだが、幸いにも山頂ピストンのようだ。
昨日の降雪と強風により、これまでに此処では見たことのない大きな雪庇が発達しておりラッキー。
人気の山なのでグチャグチャに踏み荒らされる前に歩けて良かった。
大きな霧氷に青空、遠望もそれなりに利く日に登れたことに感謝。
北の頭直下で楽しみにしていたシュカブラは無さそうなので、降りるのはやめて引き返す。
表参道のピストンだと多くの人と出会いそうなので、水無山西尾根で下山することに。
北尾根の雪量はそれなりにあってスノーシュー天国だったのに、文三ハゲ上部は少なくて厄介なこと。
立ち木に頼りながら何とか降って、水無山への登り返し、こちらの方が雪が多くてシュカブラも出来ている。
しかもジャストタイムで風が抜けているのが判るので、生成過程が見えているような感覚で。
先週も熊野集落から水無山周回したので南峰はパスしても良かったのだが、本峰は展望がないので寄り道。
西尾根を降りて、一旦林道着地の手前が凍っており肝を冷やす。
水無山一般コースに一人分の足跡(今日のもの)が残っており、通れることは判ったものの、滑ると恐いトラバース道が続くのでここでチェーンスパイクを装着。
もう少しでヒミズ谷出合小屋というところで、前方から颯爽と現われる単独女性。
挨拶をして、『此処を行くの?』と聞いてみる。
『なかなか怖い道が続きますよ』と言うと、『クライミング経験もあるので多分、大丈夫です』と。
そんな彼女をよく見ると、どうも見覚えがある人だ。
『もしかして、〇ら〇さん?』と聞くと、ピンポーン!
オフ会で何回か会っているけど、その時は子供を背負って登る凄い体力のある人という印象。
そう言えば、kasayaさんから白山神駆けの経験もあると聞いたような。
私如き一般登山者が心配する必要は無かったわけだ。
もう11時を過ぎているのに、竜王山周回予定だと言うから驚く。
駐車場に止まっている50台程の車を見て、静かに歩けるコースを選んだようだけど。
今日は天気も良かったので、初めての綿向山を満喫されたことでしょう。
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