47歳の9月に始めた山歩きも13年目に突入し、やっとのことでこの山に登る機会が巡ってきた。
【日付】 2019年9月25日(水)
【山域】 鈴鹿・霊仙山
【メンバー】 単独
【天候】 ほぼ快晴
【ルート】 今畑登山口 6:55 - 笹峠 7:40 - 近江展望台(P1003) 8:35 - 最高点 9:20(P1094) - 山頂 9:35 - 経塚山(P1040) 9:55 - 汗ふき峠 11:05 - 落合登山口 11:25 - 今畑登山口 11:35
実は先週の木曜日(19日)、御池岳に登った際に、鈴北岳辺りから霊仙山があまりにも綺麗に見えたので。
ここでも公言しているように、あちこちから見る山ではあったが未踏峰だったのだ。
何だかおいでおいでと言われているようで、2週連続の北上にはなるけれど実行に移すことに。
- 鈴北岳から望む霊仙山
数年前に権現谷林道ツーリングで保月に行ったついでに、登山口は確認してあったのだが心許ない。
落合登山口まで下山してきて判ったことだが、平成30年の堰堤工事で林道が綺麗に整備されており、これなら結構な数の車でも停められそう。
そんなことも知らないので、今畑登山口の目の前の空き地に軽トラを駐車。
歩き出してすぐに花後のクリンソウらしき葉を確認するものの、開花時期は丁度ヒルの発生と重なっているのかも?
お寺や民家、更地になった民家跡も山に入ってからなので、僅かな距離でも車に乗る現代人には生活できないだろう。
廃村は不可避だったと思うけど、往時はどんな状況だったのだろうか。
笹峠を過ぎてカレンフェルトに突入すると風景が一変。
ここを歩けば良しというような一本道ではなくて、何処でも歩けてしまうのも困りもの。
地下足袋に岩ゴロは辛いので出来るだけ土のある場所を選んで歩く。
その土も石灰岩地帯特有の滑り方をするので厄介ではあるが。
時折ガスが流れ今日はこんなものかと思ったのも束の間で、段々と良くなっていく。
御池岳上空の雲がなかなか取れないが、これは200メートル近い標高差によるものだろうか。
周囲が全部見える開放感がたまらない。
こんないいところへ今まで訪れなかったことを悔やむばかり。
鈴北岳から見えた風景の原因はこういうことなのかと納得。
平日にもかかわらず数組の登山者と遭遇するも、あまりにも広いので人口密度は低く静かな山を堪能。
空気はカラッとしているし適度な風があって涼しいのも有り難い。
同じ山を何度も歩くことが多いのも見直さないと、かな?
ヒルの被害はなかったと喜んだのに、帰路の運転中に脛を触ると血がべったり。
気付かなかっただけでしっかり吸血されていたようだ。
雪の時期にも行けたらいいなと思うが、どうなることやら・・・
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