導師サマ、こんにちは。
あれ以来、今月は音無しくしております。
今週あたり…とイロケも頭をもたげてきましたが、あいにくの天候不順であっさり断念。
まあ、いつでもOKの身の上なれば、しっかり修養を積んでからでもいいか?と割り切っております。
と言いながら、こんなレポを読めば、またまたイケナイ触手が…(@_@;)
万歳橋の横に車停めて檜塚奥峰へ行ったときは右岸の雪道でした。
夏はやっぱり沢通しが気持ちエーやろね…(-。-)y-゜゜゜
しかし…大きな滝があるとしたら、爺一人じゃ行けんでしょうねえ~(@_@;)
倒木を乗り越えようと踏み出した足元の木が外れて、顔面から河原に落ちて行く。すんでのところで踏みとどまったが、
メガネが顔に食い込んで、レンズが片方落ちてしまった。
水の中でレンズを探すほど困難なことはない。昨日、そろそろメガネを買い換えようと家で話していたのが悪かったのか。
幸いメガネなしで歩けないほど目が悪くないので、さほど不自由はしない。しかし幸先の悪いスタートである。
爺はツメカリの簾滝に飛び込んだ時、メガネが外れてしまい、同行者の水中メガネを借りて潜って探しあてました。
そうかと思えば笹ヶ峰の帰りに二つ屋導水施設を過ぎてあと一歩の林道でシューを引っ掛けて転倒。メガネの鼻当てが折れてパーになりました。
何かと不便です、目が悪いと…。
ここは通常トラロープの張られた右岸から巻くようだが、山日和御用達のルートは右岸のガレを上がって滝壺の方へ張
り出した小尾根状を回り込み、滝身の直近のルンゼ上部のガレへ出て、落ち口にトラバースするというものだ。
ここは何回通過しただろう。小尾根を回り込む最初の一歩が少し勇気の要るところだが、後はどうということもなく最短
コースで落ち口へ出ることができる。
大滝の上には5mの斜瀑が続き、その間の河原もまた私の大好きな場所のひとつである。
ここでザックを降ろし、右岸の巻き道を見に行った。いつも見ることがなかった右岸側からの大滝の横顔を拝ませて頂く。
反対から眺める大滝もなかなかいい。
こういうところがあるから、沢は怖さとワクワクさが同居してるんだよね~(^_-)
もちろん経験と体力、技量と相談ですけど…。
奧山谷手前のゴルジュが本谷前半の最後のポイントだ。最狭部では1mばかりに両岸が迫るゴルジュの突き当りに
は3mのチョックストン滝が行く手を阻む。
いつものように右から取り付くが、何か違うような気がした。岩壁の間に挟まった頭大の石を両手で掴んで強引に体を
引き上げる。そこから反転して左の滝頭へ抜けるには背中のザックが邪魔だ。手を伸ばしてザックを先に落ち口の岩
の上に置く。転げ落ちたら取りに行くこともできない。続いて自分を置きに行くが、ホールドが安定しているので不安は
ない。滝壺の方へ体を投げ出すような姿勢を強いられるので少しむず痒い。
それにしてもこれまでもっと簡単に登ってたような気がしたのだが・・・
こんなところは、ゼッタイUターンです。(@_@;)
心臓が早鐘打ったら、その増加分の二乗に反比例して寿命が縮まるそうですから…。
(それでなくても残り少ないんやから…)
ガスのおかげでヒートアップすることなく山頂に到達。誰もいない。日陰のない山頂の広場も今日は日差しに苛まれ
ることもない。イスにするのにおあつらえ向きの岩が点在しているのでランチには持ってこいである。
zipp闇鍋の時は、山頂にわりばしさんが仁王立ちしてました。
歩いていると雨が強くなってきた。これなら水無山へ一直線だと思っていたら、どうも様子がおかしい。
ブナ林が広がっているはずの左側に杉林がある。そうこうしているうちに標識が現れた。進行方向に赤ゾレ山の表示が
ある。こんなところにわざわざ違う標識を持って来るとは、イタズラにもほどがあると思っていたら広々とした草原に出た。
これは馬駈場ではないか。
南東に進んでいると思っていたら真逆にさっき来た道を戻っていたのだ。考えられない失態である。
しょんぼりしながら国見山へ再び登り返す。
biwa爺ならそのまま東の尾根のハイキングロードを下りますけど…。そこに拘るのが山日和流?
国見山頂までまったく気にならなかった虫が雲霞の如く飛び回り始めた。止まると余計に襲撃を受けるので休むのも
ままならない。鉄砲谷の源流部も実にいい雰囲気を持っているのだが、じっくり眺めることもできなかった。
ハチかアブか知らんけれど、あれの撃退方法ってないんですかね?
虫取り網持参で捕獲…とか。
いつもジッと我慢で歩き続けていますけどね…。
ノンストップでワサビ谷まで来ると、やっと虫の攻撃も収まった。冷たい流れで顔を洗う。ああ、気持ちいい。
通い慣れた山道を飛ばして万才橋に着く頃には再び日差しが戻っていた。
お疲れさまでした。!(^^)!
奥山谷出合から対岸の千秋林道へあがるってのは?
~biwaco