2015年8月29日(土)雨のち曇り 奥美濃 川浦渓谷周辺
とっちゃん、こたまちゃん、BAKUさん、BARAさん、テラさん、
kozaemonさん、Tsutomu
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川浦谷林道車止め6:35ー日河原洞広場7:30~50ー
日河原洞遡行ー銚子滝10:30ー箱洞遡行ー日河原洞14:20~35ー車止め15:20
当初は西ケ洞の美しい流れを遡行する予定だったが前日から降り続く雨。
前泊したラステン洞戸から川浦に向かう途中に見た流れは濁流。
これでは西ケ洞への渡渉がきついしこの天候では楽しい遡行は望めない。
で第2案として用意していた川浦谷周辺の沢案内へと方向を切り替えた。
集合場所の川浦渓谷遊歩道の駐車場に集まったメンバーはこの雨で本当に沢に行くのかと怪訝な表情。
普通はそうだよね。
でもこのくらいの雨なら大丈夫。
2年前には通行止めになっていた川浦林道はダム工事用トンネル横の車止めまで入れるようだ。
そこまで車を移動させ小雨模様の中、出発。
舗装されていながらほぼ使用された事のない林道をおしゃべりしながら歩いていく。
40分程で谷にかかる橋の下に石門が見えた。
渕は以前より埋まってしまっているようだ。
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今や使用目的不明の(沢登りや闇釣り人にはありがたい…)真っ暗なトンネルを抜けていくと日河原洞広場。
何のために建っているのかわからない利用不能トイレ付休憩場の軒先を借り沢装束に改めて日河原洞に向かう。
ここに至って雨はあがってカッパも脱いだ。
日河原洞は以前より荒れていて流れを塞ぐ流木が目立つ。
それでも美しい滑滝は健在。
ニコニコ顔で越えていく。
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ゴーロの沢を越えていくと次第に沢巾が狭くなる。
そして右岸から20m弱の滝が落ちてきたかと思うと狭いゴルジュ。
この先には30m大滝が待ってる。
しかしここからは状況次第では危険なところだ。
気軽には踏み込めないのでここから引返す事にする。
kozaemonさんは未練が残るようだった。
日河原洞広場まで引き返し今度は遊歩道を辿って銚子滝へ向かう。
遊歩道は所々薮に覆われているが以前のように落石に埋もれたところはなかった。
しかし、吊り橋は最初の一本しか安全に通過できない。
後は渡渉した。
銚子滝は昨日来の雨のため増水気味。
迫力のある水流を落として雨のような飛沫をあげていた。
その前面に出るとあっという間にびしょ濡れ。
しかし、みんないいものを見られたと濡れるのも忘れ喜んでいた。
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銚子滝の後は少し戻って箱洞遡行。
出合から美しい滑が迎えてくれる。
以前より流木ダムが少なくなってグッといい感じの沢になっていた。
谷が狭くなると大きな渕を持つ三連の滝。
恐らくこの沢でここが一番美しい。
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大きな渕を慎重にへつって、と思ったらドボンするメンバー。
美味しいところを持っていかれてしまった…
他にもドボン、いないかなあと期待してたけどみんな上手く渡ってた。
他の何でもないところでドボンしてた人はいたけど。
三連滝を越えると正面に大滝が見える。
でもこれは枝沢。
大滝を越えたところで休憩。
時間的、体力的にメンバーのモチベーションが下がり気味だったので引返す事にした。
下りは慎重にクライムダウンしていく。
何時の間にやら泳ぎ出すメンバーが二人。
ヤレヤレ、幾つになっても…
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日河原洞広場に帰り着くとみんな蛭チェック。
今までこの辺りは1人、多くても3人でしか訪れた事がないので蛭を気にした事がなかったが意外にいた。
僕も久々に吸血された。
蛭の活躍が計算外だったが後はこの天候の中でもみんなに喜んでもらえる沢行になったようだ。
みんなの喜びが天に届いたのか後半では青空がのぞくひと時もあった。