satoさん、こんにちは。
レスありがとうございます。
先週は、汗ばむような陽気の日が続いていましたが、今日は、冬に戻ったかのような、
冷たい雨が降ったり止んだりの一日です。
20度近く温度が下がったようです。
体調がおかしくなります。
スノー衆の前日に越前大日山に行かれたとお聞きして、同じお山が思い浮かんだのだとうれしくなりました。
私も
satoさんと同じ選択だったので、うれしく思っています。
日曜日開催になったので、こんなに遠くへ行くのだし、土曜日も天気がよかったので、どこかに登ろうと思いました。
一瞬、登ったことのある取立山を考えましたが、未踏の越前大日山にしました。
とその前に、山日和さんのコメントへのご返信に猿山が登場したので、猿山の想い出話をさせてくださいませ。
興味深々です。
猿山、素晴らしいお山ですね。私にとっては、思いがけず出会った感動のお山です。
私は、2009年4月に登りました。
その当時の山友の提案で行きました。
Kasayaさんも一緒でした。
当時、休日高速道路上限1,000円という政策が実施されているときで、関ヶ原で集合して、私の車に乗って行き、北陸自動車道で、
金沢あたりのインターチェンジのETC出口を出るとき料金が¥1,000と表示され、思わず皆さん拍手したのを覚えています。
数年前のこの頃、夫と信州の山に登ろうと家を出たのですが、石川に入った辺りでテントマットを一枚置いてきてしまったことに気づき、
さらに夫が腹痛になってしまい、どうしようということに。
それはそれは、…。
結局、予定の山は諦めて、その日は道の駅で安静して、翌日、痛みが和らいだというので、
どこか簡単に登れる山はないかなと思い、浮かんだのが猿山でした。
浮かんだということは、猿山のこと、ご存知だったのですね。
歩き始めてびっくりしました。
ミスミソウで知られているお山と聞いていましたが、こんなにも咲き誇っているとは。
お花の色、形も様々で、きらきら宝石のように煌めいていて、道中、夢を見ているようでした。
ミスミソウ、鈴鹿でも咲きますが、まるで違う品種のようです。
鈴鹿に咲くミスミソウは、花の色は、ほとんど白か薄いピンク。
株も小さく、花も小さく、花数も多くて3輪、ほとんど1輪です。
これはこれで可憐なのですが…。
猿山のミスミソウは、白色の他に濃いピンクがたくさんありました。
白に赤い縁取りの花もありました。
株も大きく、花も大きく、花数も1株に10輪くらい付けて咲いていました。

- ユキワリソウ
キクザキイチゲもたくさん咲いていました。
お花だけではなく、ケヤキの森も見事でした。そして地形も素晴らしい。感動し通しでした。
予定の山に登れなかった残念な気持ちは、すっかりと消えていました。
白いイカリソウも印象深く覚えています。

- イチゲ

- イカリソウ

- セリバオウレン
下山後、北前船で栄えた門前町黒島地区を訪れました。趣のある町並みで面白く数時間散策していました。
ぜんぜん覚えていないのですが、写真を見返すと、ちょうどお祭りか何かで山車を見学したようです。
千里浜なぎさドライブウェイにも寄りました。

- 山車
地震が起こった時は、愕然となりました。
私が出会った地元の方々の笑顔、風景の数々が浮かびました。
私たちは、自然によって生かされ、ゆたかな気持ちを育ませていただいているけれど、一方で自然は無慈悲に命を奪う。
あの日からもう少しで1年4か月。能登半島の復旧、復興はまだまだ十分に進んでいないと聞きます。
自分も、まわりも、いつ何が起こるか分からない。
こうして今、お山を楽しめるのはありがたいことなのですね。
毎年、3月下旬になると気になって行きたいと思うのですが、遠いので躊躇し続けていたら、地震でさらに近寄り難くなってしまいました。
雪の越前大日山は、始めて銀杏峰に登った時、まさに甲のようなどっしりとした山容に魅せられ、いつか登りたいと思いました。
そして数年前に訪れたのですが、雪に見舞われてしまい、稜線は濃霧。
山頂には辿り着くことが出来ましたが、足元しか見えず、今度は晴れの日に登りたいと思っていました。
実は、何年か前に、無雪期に一度登ろうとしたことがあります。
ガスガスだったので、登り始めてすぐに諦めて下山しました。
金曜日、当初は木曜日から両白山地の山にテント泊で登る予定だったのですが、諸事情で断念し、
越前大日山を再訪することができました。
私も、いつか登りたいと思っていました。
木曜日、スキーヤーの方々が入っていて、国道にはトレースがついていて楽させていただきました。
2.4㎞あるのですね。たっぷりと降り積もった雪が描く造形美に見とれながら歩いていましたので、長くは感じませんでした。
国道と登山道が分かれる最後のところは、国道に山斜面が迫っていて、雪崩が怖かったです。
急いで通過しました。
そう、クロオさんがご覧になったモンベルのスノーシューの跡は、正しくは私のスノーシューではありません。
この日、下山途中でお会いした男性の踏み跡です。
そうだったのですね。
登った痩せ尾根は、前回下って楽しかった尾根です。前回は手前の尾根を登ったのですが、途中から急こう配になり、
この新雪では難儀するし、ずり落ちるかもと思い今回は止めました。
でも、この尾根も乗るまでの斜面が深雪で、腰まで潜る踏み抜きもあり難儀しました。
6名分のGPS軌跡を印刷して持参したのですが、どの軌跡も手前の尾根でした。
痩せ尾根急登のトレースがなかったら、地図上の登山道を行くか、少し戻って手前の尾根に取りついていたと思います。
ひょっとしたら、あきらめて下山していたかもです。
尾根に乗ってからは、膝下ラッセルでした。この尾根は、最後谷に吸い込まれるような感じになって稜線に出るのも面白いなぁと思います。
私は、ほとんどラッセルはなかったです。
鞍部で斜面をトラバースしてきたスキーヤーの方とお会いしました。
スキーヤーは、この先も稜線ではなく大抵北斜面をトラバースしながら登っていかれるとのことです。
勝山在住のおふた方でしたが、今年はすごく雪が多いとおっしゃっていました。
斜面にたくさんスキーのトレースが付いていました。
滋賀からツボ(スノーシューを履いていましたが)でわざわざ来たのだと歓迎してくださいました。
越前大日山は、ローカルのスキーヤーに愛されているお山のようですね。
それは、
satoさんだからですよ。
私だったら、歓迎どころか、…。
稜線は、そう、雪が深いところとカリカリのところがあり、標高1200mくらいで滑ると危ないのでアイゼンに履き替えました。
私は、上りはなんとかスノーシューで上がりました。
スキーヤーの方から稜線は木が立っているラインとお聞きしましたが、数メートルの雪が積もっているので、コース取りにドキドキ。
亀裂も見られ、気を付けて歩いていたのですが、隠れクラックに何度かはまりました。
あの稜線は樹木の上を歩いていたのですね。
勾配はそれほどでもないのですが、北斜面を見ると緊張します。
北斜面は深い谷底にどこまでも落ちていくように見えました。
山頂では、白山まで望む360度の大展望に恵まれたのですね。うらやましいです。
金曜日は春霞が濃く、荒島岳も見えませんでした。
土曜日は、たまたま見えたのですね。ラッキーでした。
でも、薄ぼんやりとした中に浮かび上がるまっ白な加賀大日にかけての稜線と浄法寺山方面の山々が、
息を呑むほどにうつくしく、しあわせな気持ちに包まれました。
無雪期なら加賀大日山まで行くのだろうな、と思っていました。
帰りの国道は、スノーモービルの轍があってよかったですね。
午後になり、気温も高く、雪が腐ってトレースを踏んでもズボズボ潜りました。
山頂稜線の下りで一時アイゼンに代えたときはズボズボでした。
再びスノーシューに履き替えてからは、比較的、安定して歩けました。
翌日のスノー衆では、スイスイと歩かれていましたね。
クロオさんのバイタリティー、体力に感服しております。
いえいえ、
satoさんの身軽さには、ぜんぜんかないません。
私も、あともう少し、ラッセルを楽しめるかな、と力をいただきました。
この土曜日、久しぶりに無雪の鈴鹿の歩きました。
つくづく思ったのは、雪の状態にもよるのでしょうが、雪上スノーシュー歩きの方が楽だと思いました。
特に下りは、雪上歩きの方が疲れないような気がします。
クロオ