残雪期のブナ林と奥川並源流域の尾根偵察を兼ねて、昨冬から雪山歩きを始めた仲間と出掛けました。
[日 付] 2012年4月8日
[山 域] 湖北
[メンバー] 三遠南信他10名
[天 候] 快晴
[ルート] 田戸7:50→9:10奥川並9:25→11:50谷山(昼食)12:55→15:00安蔵山16:50田戸
田戸の駐車地には登山中と書かれた張り紙を貼り付けた車が一台とまっていました。
奥川並への道入口にはゲートはなく車の轍がありましたが、私達はここから歩きました。山日和さんのレポにあった滑り台は既になく、安蔵山への4つ目登山口手前まで除雪されていました。その直ぐ先で倒木が道を塞ぎ、奥川並手前で一か所完全に道が崩落していましたし、
未だ道の大半は雪が残っていましたが、険な所はもうありませんでした。
奥川並の八幡神社あとからの古道らしき道に取り付きました。しかし雪解けは進みまだら模様の残雪は腐っており、出来るだけ雪を避けて歩きましたが苦労しました。尾根に近ずくと少なくなった雪解けの林床には、ピンクの蕾を付けたイワウチワが多く見られました。
尾根直下のブナ林からはやっと雪の斜面になりホッとしました。
尾根に出ると左千方から神ノ峰、そして足の又、中津谷、リッカ谷を分ける尾根が手に取れるように見えます。ここから見る左千方は中々魅力的な山容をしていましたが、谷を分ける尾根の取り付きは既に黒々とした地肌が見えており、これらの尾根を訪れるのは来シーズンの楽しみになりそうです。なだらかなこの尾根もブナが多くいい尾根です。そしてこの辺りは野生動物の気配が色濃く、5㎝程の新雪上には昨夜から今朝に付いたと思われる熊の足跡が一筋と、猿の群れが横断した足跡がくっきりと残っていました。
谷山直下の痩せ尾根は西面こそまだ多くの雪が残っていましたが、東面の雪は既に崩落し笹薮の斜面になっていました。
初めて訪れた雪の谷山は広々とした雪原にブナ等の木が疎らに生える美しい所でした。スコップでテーブルをつくり、雪山歩きを始めたばかりの仲間とのんびりと昼食をとりました。
前回訪れた時のブナ森広場も良かったですが、雪のブナ森広場も素晴らしく美しい所でした。
後を振り返ると谷山と左千方が見えます。
安蔵山の山頂も広くブナの疎林が美しい所でした。今日も好天とバージンスノーに恵まれ、行儀悪く仲間それぞれのトレースを描きながら、安蔵山を後にしました。
三遠南信