【 日 付 】2024年11月17日
【 山 域 】鈴鹿
【メンバー】sato、tsubo
【 天 候 】曇り
【 ルート 】八風ー岩ヶ峰尾根ー釈迦ヶ岳ー三池岳-八風
ダイラでのオフ会が終わり、satoさんとあげき温泉に入った。ここは最近リニューアルされていて「おふろcafeあげき温泉」というずいぶんとしゃれた施設になっていた。
のんびりと話しながら温泉に浸かり休憩室に行くと、しのやん、みょんさん、モトさん、わしたかさんがくつろいでいた。わしたかさんはここでビールを飲んで夕飯を食べて駐車場で車中泊をすると言う。私たちが藤原簡易パーキングで車中泊すると言うと、いやここで一緒に夕飯を食べて駐車場で車中泊しようと強く誘われる。
「トイレが使えないから嫌だ。」とsatoさん。
「食堂でお酒を飲むと高くつくから嫌だ。」と私。
よっぽど私たち美女二人と一緒にいたいらしいわしたかさんは、藤原簡易パーキングで車中泊することにした。
私とsatoさんは先に温泉を出て、途中のスーパーで買い出し。私は真っ先にお酒売り場に行く。
少し古くなった清酒「八海山」などが3割引きくらいで売っていた。おおおっ!これは買わねば。
自家用も含めて一升瓶1本と四合瓶2本をかごに入れると、satoさんがあきれている。
それから半額になっていた駅弁やら明日の朝食、昼食用の助六寿司とパンなどを買い込む。わしたかさんもいろいろ買い込んでいる。
私の車の後ろを整理して、3人での小宴会が始まった。
ぐい飲み1杯分をわしたかさんにあげて、気づいたら「八海山」の四合瓶が空になっていた。
「さっき上げた分返してね。」と、私はわしたかさんから「鈴鹿川」を頂く。
そしてお開き。二人がそれぞれ自分の車に戻ったとたんバタンキューと寝てしまった。
翌朝5時にsatoさんとあっちこっちの天気予報を見比べる。大阪のイベントに参加するわしたかさんは3時に出たそうだ。
本当は御池岳か金糞岳に登る予定だったが、北の方が天気は悪そうだ。
ヤマテンを見ると、伊吹山は雨、藤原岳と御在所岳は雨のち晴れのち雨。昼間だけ晴れるようだ。
昭文社の地図を広げてあれこれ考える。
「釈迦ヶ岳に行きたいな。春のオフ会で鈴鹿の上高地に行った時に見た釈迦ヶ岳がかっこ良かった。17,8年くらい前に一度しか登ったことが無いし。」
「じゃあ、八風から岩ヶ峰尾根で釈迦ヶ岳に登って、三池岳まで縦走して八風に下りましょう。」satoさんがコースを決めてくれた。
八風キャンプ場の駐車場料金は1000円になっている。少し先に行くと無料で止められる空き地があった。
satoさんは「ここから尾根に上がれるわ。」と言うが、ヤマレコマップを見ると、林道を少し行ったところからが登山道になっている。ここはヤマレコマップに従う。
初めは急な登りだが、次第に傾斜が緩くなってくる。周りの木々も色づいてくる。
「ガスがあると、周りの景色が見えなくて木がくっきりと見えるわ。」とsatoさん。
なるほど、確かに晴れていたら後ろの景色も見えて木々がはっきりしないが、バックがガスで白いと1本1本の木が際立って見える。
ガスもいいものだ。
足元の落ち葉がまだ新しい。
「この葉がたかのつめ、こっちがシロモジ。」
「たかのつめ?唐辛子ではないの?」私はたかのつめという木があることを初めて知った。
稜線に出ると、反対側はガスがかかってなかった。
小さな枝に付いた水滴が朝日を浴びてキラキラしていてかわいい。
釈迦ヶ岳に着く。
以前登った時は木が茂っていて展望がなかった記憶があるが、今は少し伐採されていて展望がいいようになっていた。だが、ガスで見えない。
釈迦ヶ岳の山頂の少し下の方でバイカオウレンが咲いていたのでびっくりした。
「温かいから春だと勘違いしたのかしら。でも、明日から寒くなるって言ってたからかわいそうね。」
寒くなったら花はすぐに枯れてしまうのだろうか。
三池岳に向かう。
この稜線は展望がいい。
少し行くと、三池岳や竜ヶ岳の上の方が雲の上に顔を出している。
「雲がかかると、高い山に見えるわね。」
雲がだんだん取れてきた。山肌の紅葉黄葉が美しい。
美しい景色が次々と現れる。足元の小さな紅葉もかわいらしい。
二人で何度も感嘆の声を上げる。足はなかなか進まない。
ゆっくりと座って休憩することはしないで、美しい景色が出てくるたびに立ち止まった。
三池岳に着くと、若い二人連れの女性がランチ中だった。
「どちらからですか?」
「八風から釈迦ヶ岳に登って縦走してきました。」
「わあ、すごい。私たちは三池岳だけで精いっぱいだわ。」
そう言われると釈迦ヶ岳が遠く感じる。
二人が下山する。しばらく景色を堪能する。
竜ヶ岳も雲に隠れた。その奥の藤原岳や御池岳も雲の中だ。やはり、北のほうがお天気は悪かった。
「ここから直接下ることもできるし、八風峠に戻って下ることもできるけど、どうする?tsuboさんが決めて。」
地図をじっと眺める。八風峠から下るほうが林道が長そうだ。
「ここから直接下りましょう。」
お菊池という看板があったが、池はなくどろどろした感じの場所があった。
「ここが池だったのかしら。昨日の琵琶池もぬたばみたいに小さかったし。雨が少ないのかしらね。」
satoさんが以前雪の時に池に足がはまって抜け出すのが大変だった話をする。
1時間半ほどで駐車場に戻る。
休憩を入れて7時間の山歩きだった。この時期にはちょうどいい長さだ。
「雨が降らないでよかったわね。」
「うん、北の方がお天気が悪そうだったからここにして正解だったわね。」
予想以上に美しい紅葉黄葉、綺麗な落ち葉。
箱庭のようなかわいらしい景色。
季節外れのバイカオウレン。
特に何も期待しないで登ったのだが、予想外の感動がいっぱいの山歩きになった。
二人で歓声を上げて何度も立ち止まった。
おしゃべりもたくさんした。
前日のオフ会、車中でのわしたかさんと3人の宴会、そしてこの日の山歩き。
いつも一人で山に行くことが多い私には新鮮で充実した二日間だった。
ありがとうございました。
山と皆さんに感謝感謝。
tsubo