【北海道】不思議な縁に紡がれた利尻の山 ~登山編~

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Re: 【北海道】不思議な縁に紡がれた利尻の山 ~登山編~

by わしたか » 2024年11月12日(火) 01:22

satoさん、こんばんは!

礼文岳や天塩岳にも登りました。
レブンウスユキソウのお花畑を歩いてたどり着いた礼文滝は原始の匂いがしましたし、
ヒグマとニアミスしてビビりまくった天塩岳は、雄大な流れの天塩川の源流域だと思うとめちゃエモかったです。

利尻山は凛々しいですね、サロベツ原野からみても礼文島からみても。
道北日本海側に「富士見」という地名が多いのも、うなづけます。

>わしたかさんは、ゲストハウスに泊まられ、日帰りで登られたのですね。
予報が悪かったので、キャンプ場泊を変更して、急遽このゲストハウスを予約しました。
それがいい方向に転びました笑

わたし、実は名水フェチなのですが、甘露水はめちゃくちゃ美味かったです!
これまでで2番目です。

花は時期が限定されているので、なかなか出会えないですよね。
礼文ではレブンアツモリソウが終わっていて、来年6月に再訪しようと心に決めました。

>マスオさんの「やっと会えたね。可愛いね。こんなとこに咲いて大変だね」
>私も、出会ったら同じことを呟きます。わしたかさんは思わなかったのですか?

satoさんに共感してもらってマスオも喜ぶと思います笑
ただ、わたしがつぶやくより先に、片膝をついてお姫様の手にキスをするように、
けっこう大きめの声で独り言を言いだしたので、思わず笑ってしまったのです。
決してバカにしているわけではなく、例えば、買ったばかりの2000円のプレミアムハンバーガーを、
自分が落としてしまったとき、一緒にいた相手が「うわ、大変!どうしよう、どうしよう」
「はやく拾わないと」
うろたえてアワアワしだしたら、自分は俯瞰の目になって冷静に状況を分析しますよね。
そして、右往左往していている相手をみて、落としたのは俺なんだけど、ってクスっとわらってしまうのです。

>道中、霧に包まれていたのに、山頂に着いて神社にお参りすると同時に、
>霧が流れ素晴らしい景色が広がるとは劇的ですね。感激もひとしおですね。
それがそうもいかなくて。
よかったら下山編をアップしたので、どうぞ笑

>お二方と親子ほど?年が離れているのに、冗談を言い合える関係性って素敵ですね。
最初からふつうになじんでましたね。

>関西人のボケとツッコミには、むかしも、関西に暮らすようになった今も、どう応えていいのか分からず苦手ですが(笑)。
それは、生まれも育ちも関西のわたしでも難しいです。
のぞみんも、それがわかる人としか、ブラックのぞみんにならないと言ってました。
(たまに間違って、めちゃくちゃキレられるそう)
詳しくは下山編で。

>わしたかさんにとって利尻山は、不思議なご縁で繋がったマスオさん、のぞみんさんと、
>煌めく時間を共にしたお山としてこころに残り続けるのでしょうね。
そうなんです!
というか、この一文素敵すぎます。
パクらせてもらって、下山編を差し替えてもいいですか? :mrgreen:

>「第2話」は、どんな展開になるのでしょう。楽しみにしています!
新しいスタイルで、いいでしょ? :lol:


わしたか

Re: 【北海道】不思議な縁に紡がれた利尻の山(第1話)

by sato » 2024年11月10日(日) 16:18

わしたかさま

こんにちは。
7月に北海道のお山を楽しんできたとお聞きしましたが、利尻山も登られたのですね。
神々しく麗しいお山ですね。
私は、学生最後の夏に北海道の山々を旅した時に登りました。
稚内から望んだ、海の中に凛としてそびえ立つお姿に目が奪われました。

わしたかさんは、ゲストハウスに泊まられ、日帰りで登られたのですね。
私は、午前のフェリーで上陸して、昼から避難小屋まで登り、テント泊をして翌日登頂しました。
暑くて車道歩きでへたってしまい、三合目でいただいた甘露水は、ほんとうにありがたく、
今まで飲んだ水の中で一番おいしいと感じました。

そう、利尻山は貴重な高山植物が生息する山としても知られていますね。
リシリヒナゲシに出会われたのですね。いいなぁ。
マスオさんの「やっと会えたね。可愛いね。こんなとこに咲いて大変だね」
私も、出会ったら同じことを呟きます。わしたかさんは思わなかったのですか?

道中、霧に包まれていたのに、山頂に着いて神社にお参りすると同時に、
霧が流れ素晴らしい景色が広がるとは劇的ですね。感激もひとしおですね。

レポを味わわせていただきながら、北海道への旅、利尻山登山もうらやましくなりましたが、
楽しい仲間との出会いもいいなぁ、と思いました。
あちこち、ふらふらと旅していた頃のことを思い出しました。
お二方と親子ほど?年が離れているのに、冗談を言い合える関係性って素敵ですね。
関西人のボケとツッコミには、むかしも、関西に暮らすようになった今も、どう応えていいのか分からず苦手ですが(笑)。
わしたかさんにとって利尻山は、不思議なご縁で繋がったマスオさん、のぞみんさんと、
煌めく時間を共にしたお山としてこころに残り続けるのでしょうね。

ちなみに、私の利尻山の思い出は、甘露水がおいしくてスーパーの袋にも入れて担ぎ上げたのですが、
避難小屋で「水が足りない」と嘆いていた人にあげてしまったこと。
小屋には、虫の採集をしている方もいて、夜、ランタンの光に寄って来る虫を
虫取り網でひたすら取っている姿が面白く、テントの外に出てぼんやりと眺めていたこと。
翌日辿り着いた山頂から影利尻を拝んだこと。
おばさんから「重いからもらって」と羊羹一本まるごと手渡されたことです。
道中の景色やお花(当時はリシリヒナゲシの存在を知りませんでした)は、あまり覚えていません(笑)。
いつかまた利尻島を訪れることがあれば、今度は沓形コースを登ってみたいです。

「第2話」は、どんな展開になるのでしょう。楽しみにしています!

sato

【北海道】不思議な縁に紡がれた利尻の山 ~登山編~

by わしたか » 2024年11月07日(木) 06:18

※2024年11月12日 コースタイムを追記しました。本文を一部追記修正しました。

【 日 付 】2024年7月8日
【 山 域 】でっかいどう
【メンバー】わしたか、マスオ、のぞみん
【 天 候 】ガス
【 ルート 】利尻町本町0413→鴛泊登山口0508→0927山頂1019→1328鴛泊登山口1340
→1408利尻富士温泉1458→セイコマート→1534利尻町本町(0 to 0)

これはレポというより、奇跡の出会いの物語である
(身バレ防止のため個人情報を一部改変および脚色)。

2024年7月6日、利尻港のフェリーターミナルにほど近いむくどりゲストハウスで
不思議な縁に導かれてパーティーが結成された。
20代の男女とアラフィフの私の逆凹トリオ。


・わしたか:アラフィフ男性。バリエーションルートをメインに山登りする鳥屋。
モットーは「ヒトがいかない場所に行きヒトが見てないものを探す」

・マスオ:20代男性。動物のお医者さん大学の野鳥研究会所属。初対面だったが共通の鳥屋がいることがわかり意気投合。
ナルシスト。花に話しかけるヤバいやつ。なんと箕面出身。近所やないかい。

・のぞみん:20代女性。大エゾ畜産大学環境学部卒業。京都出身なのに「ぶぶ漬けでもどうですか」なんて回りくどいことは言わない。
初対面の私に炎のストレートで悪口を連射するヤバいやつ。でも不思議と怒りと沸かないのはお互い関西人だからか。おばちゃんによく「あなた中学生?」といわれる童顔。


知らないヒトとはパーティーを組まない主義だが、到着した夜に宿のリビングルームで10人くらいでワイワイ飲んでると、
いつのまにか3人で話し込んでいた。
3人とも0 to 0、いわゆるsea to summitするというので、自然と時間を合わせて出発することになった。


翌朝、宿から指定された海岸で海に足を漬けてすたーてぃん。
海岸のあちこちに利尻昆布の干し場があるので、知らずに土足で踏み込まないよう指定されているのだ。

すたーてぃん。.jpg
すでに私の悪口を4,5センテンス放言しているのぞみんに、
「海に潜って-10mからスタートしろや(意訳)」と言い返す。

ひと笑いとったところで、集落の中を歩きはじめる。

だらだらと登る舗装道路が延々続くが、私とのぞみんの、悪口(ボケ)と悪口(ツッコミ)言い合いで
笑いがどっかんどっかん起きて、あっというまに鴛泊(おしどまり)登山口に着いた。

甘露泉水で喉を潤して、登山道に入る。
デカい針葉樹があちこちにあって巨木フェチのわたしはホクホク。

悪口の応酬でゲラゲラ笑ってたら、あっというまに第一見晴らし台に着いた。

しかし周囲は真っ白。なにも見えない。
本来は前日に登る予定だったが雨の予報で延泊したのだ。
雨が降ってないだけマシだと思うことにして出発。

笑いはとどまること知らず、あっという間に第二見晴らし台に到着。

ここでトラブル発覚。
6.5合目の携帯トイレブースにスマホを置き忘れていることに気づいた。

すると、のぞみんから脊髄反射で「それはクソみたいなログしか取れてないね」
というツッコミが入って大爆笑。

クソみたいなログ
クソみたいなログ

横にいたおばちゃんは「ほんと仲いいね。3人は家族?」とニコニコ笑ってる(ちがいます)。

私のスマホは帰りに回収することにして先へ進む。
9合目からは利尻島固有種のリシリヒゲナシを探す。

しばらくして砂礫に咲くリシリヒゲナシを見つけた。
すると、マスオがしゃがんで「やっと会えたね。可愛いね。こんなとこに咲いて大変だね」と
話しかけている。
これまでマスオはあまりしゃべらず、我々の漫才を横で笑っている大人しいタイプだと思っていたが、
実は花を愛するナルシストであることが判明。以降、マスオではなくナルオと命名された。

山頂に近づくと、一番に登るために若手の二人がいきなり我先にとダッシュした。
わたしは「まったく二人ともコドモなんだから」と言いオトナの余裕をかましていたが、
二人のペースが速かったので実はけっこうヘロヘロだった。

山頂に着くと、のぞみんが「わたし一番、あなたは三番」とさっそく煽ってくる。
「煽り運転は3年以下の懲役、または50万円以下の罰金」と軽くかわして、神社にお参り。

山頂.jpg
すると神様に願いが通じたのか、一気にガスが切れて素晴らしい景色が広がった。

(続く)

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