今週は家内から庭木の剪定を仰せつかっているので、山へ行けるのはどちらか1日のみ。鈴ハイで石谷川へ行く予定があったのでそれに乗せてもらうことにした。2,3日前にたろーさんからメールが。「日曜日は雨で中止になる可能性があるので土曜日も沢に行きます。日曜日の予定はそのままで。行先はうつろ谷。」要するに土日とも沢に行く気かい。早速うつろ谷に行くことにし、石谷川はキャンセル。急な山行予定でもメンバーが集まるのが最近の鈴ハイ。5人パーティーになった。男2人に沢ガール3人。ハーレム沢行やなあ。
【 日 付 】2015年7月4日(土)
【 山 域 】若狭 耳川流域
【メンバー】たろー、ふみ、ずみ、まる、シュークリーム
【 天 候 】曇り
【 ルート 】うつろ谷出会い駐車地 9:35 --- 9:55 10m滝 --- 10:50 20m大滝 --- 14:00 赤坂山 14:40 --- 15:40駐車地
亀山でまるちゃんをピックアップして一路福井県美浜に向かう。美浜インター近くのコンビニで名古屋組と合流し登山口に向かう。まるちゃんは5月の初沢でいきなりたろーさんに比良・白滝谷のゴルジュを泳がされた。それがトラウマになって沢嫌いになったかと思ったら、それがきっかけで沢道具を買いそろえて、すっかり沢ガールになってしまったという人。山道具の購入に使ったクレジットの今月の返済額が給料をはるかに上回ったらしい。
ずみちゃんは先週の元越谷が初沢で、今回は2回目という。まだ沢道具も揃えていなくて、沢靴も借り物。ふみちゃんは鈴ハイの古参で、鈴ハイ女性陣のお姉さん役として、私ともすっかり沢ともだ。
うつろ谷の出会いで沢装束を整え、入渓する。堰堤をいくつか越えていくと最初の10m滝がお出迎え。梅雨時とあって水量が多い。狭い釜を泳いで右岸にとりつけば、あとは比較的容易に直登できる。狭い釜は意外に深く、背が立たない。増水で釜の中で渦巻いている水につかりながら、壁のホールドをたどって右岸に行くのだが、朝一の滝で女性陣の表情は緊張のためすっかりこわ張っている。

- 最初の10m滝
たろーさんがまず中段まで登り、私が右岸の滝下で女性陣のフォローをする。ロープでひっぱっているので溺れることはないのだが、渦巻く水が怖いようで苦労している。一旦右岸に到達すれば、ホールドが豊富にあるので簡単に登る事ができる。
2番目の10m滝はたろーさんが滝横を登るが、ちょっと渋いということでたろーさんの指示で左岸のルンゼをたどって女性陣とともに巻き登る。

- 2番目の10m滝
次に現れたのはこの渓最大の20m大滝だ。ここは私がリードで登らせてもらう。流れの右側にホールドが十分にあり、それほど難しそうには見えないが、高度感があって落ちるとただでは済まない。中盤に適当なクラックがあったので、ここにカムをかませて支点にする。落ち口付近のホールドが細かく思ったより登りごたえがあったが、無事に登り切り全員を引き上げる。

- 20m大滝
これ以降も10m前後の滝が次々と現れ、あきるいとまがない。そのすべての滝が直登できるのだけど、決して簡単に登れる滝ではなく、中級者であってもそれなりに登りごたえのある滝ばかりなのだ。もちろん、初級沢ガールには難しい滝で、たろーさんがその都度的確にロープを出して確保する。私は多くの場合に、最後尾で下から補助に回るサンドイッチ体制で全員無事に登り切った。女性陣は中盤以降は調子がでてきたみたいで、とくにまるちゃんは自分が先頭で登ろうとして、ふみちゃんに止められたりしている。
なるほど、こりゃ山日和さんが5回も通うのもよくわかるわ。こんな面白い渓はそう滅多にあるもんじゃない。

- 美女二人
最後は傾斜の緩いナメ滝が続き、頭上が明るくなったと思ったらぽんと明王禿げに飛び出した。増水のせいか最後まで水がきれなかった。明王禿からの景色を見て沢ガール達から歓声がわく。時刻を見るともう2時近い。みんなびっくり。
「今日は時間がたつのをすっかり忘れていたわ」
「あ~、楽しかった」
朝一番のひきつった顔はどこへやら。登り切った快感と解放感でみんな満面の笑顔だ。
赤坂山まで行き、短い昼食休憩。まるちゃんが作ってきてくれたチャーハンを頂く。ごちそうさまでした。身体が冷えてきたので適当に下山する。下山路は九十九折れのいい道で、登山道わきにはブナ、トチ、クルミ、カエデなどの大木がそびえ、鈴鹿などとは違った豊潤な自然を感じさせる。「ブナとカツラのワンダーランド」はこの近くのはずだが、なるほどという感じだった。最後は駐車地にピンポイントで降り立った。
1日行動を共にして、すっかり打ち解けたまるちゃん。温泉への車中で、
「シュークリームサンハスズハイノメンバージャナイノ?」(まるちゃんは中国人で日本語がたどたどしいので、カタカナにしました)
「鈴ハイは年齢制限があって、ぼくは年なんで入れないんだよ。」
「デモ、スズハイニハ、トシヲトッタヒトモイルヨ。ニンゲン、トシハカンケイナイヨ。ココロノモンダイヨ。」
さすが、女一人で異国の地でちゃんと働いているまるちゃん。考え方がしっかりしている。
温泉から出て、
「シュークリームサンハ、スズハイニハイッテモイイト、ミンナイッテイルヨ」
と満面の笑み。どうも、お風呂の中で他の女性メンバーと交渉したらしい。
「シュークリームさんは今でもメンバーと同じだからね」と、お姉さん役のふみちゃんがやんわりフォローしてくれる。
帰りの車中で、
「ワタシ、リョウリガスキナンデ、ヤマデリョウリヲスルノガタノシミ。100ザン100ミ(味)ヲシテミタイヨ。デモ、ヒトリデヤマニイケナイカラ、ヤマノアンナイヲシテクレテ、ヤマノウエデワタシノリョウリヲタベテクレルヒトガホシイヨ。」
んっ?それって私に山へ一緒に行って欲しいってこと?
今週は家内から庭木の剪定を仰せつかっているので、山へ行けるのはどちらか1日のみ。鈴ハイで石谷川へ行く予定があったのでそれに乗せてもらうことにした。2,3日前にたろーさんからメールが。「日曜日は雨で中止になる可能性があるので土曜日も沢に行きます。日曜日の予定はそのままで。行先はうつろ谷。」要するに土日とも沢に行く気かい。早速うつろ谷に行くことにし、石谷川はキャンセル。急な山行予定でもメンバーが集まるのが最近の鈴ハイ。5人パーティーになった。男2人に沢ガール3人。ハーレム沢行やなあ。
【 日 付 】2015年7月4日(土)
【 山 域 】若狭 耳川流域
【メンバー】たろー、ふみ、ずみ、まる、シュークリーム
【 天 候 】曇り
【 ルート 】うつろ谷出会い駐車地 9:35 --- 9:55 10m滝 --- 10:50 20m大滝 --- 14:00 赤坂山 14:40 --- 15:40駐車地
亀山でまるちゃんをピックアップして一路福井県美浜に向かう。美浜インター近くのコンビニで名古屋組と合流し登山口に向かう。まるちゃんは5月の初沢でいきなりたろーさんに比良・白滝谷のゴルジュを泳がされた。それがトラウマになって沢嫌いになったかと思ったら、それがきっかけで沢道具を買いそろえて、すっかり沢ガールになってしまったという人。山道具の購入に使ったクレジットの今月の返済額が給料をはるかに上回ったらしい。
ずみちゃんは先週の元越谷が初沢で、今回は2回目という。まだ沢道具も揃えていなくて、沢靴も借り物。ふみちゃんは鈴ハイの古参で、鈴ハイ女性陣のお姉さん役として、私ともすっかり沢ともだ。
うつろ谷の出会いで沢装束を整え、入渓する。堰堤をいくつか越えていくと最初の10m滝がお出迎え。梅雨時とあって水量が多い。狭い釜を泳いで右岸にとりつけば、あとは比較的容易に直登できる。狭い釜は意外に深く、背が立たない。増水で釜の中で渦巻いている水につかりながら、壁のホールドをたどって右岸に行くのだが、朝一の滝で女性陣の表情は緊張のためすっかりこわ張っている。
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たろーさんがまず中段まで登り、私が右岸の滝下で女性陣のフォローをする。ロープでひっぱっているので溺れることはないのだが、渦巻く水が怖いようで苦労している。一旦右岸に到達すれば、ホールドが豊富にあるので簡単に登る事ができる。
2番目の10m滝はたろーさんが滝横を登るが、ちょっと渋いということでたろーさんの指示で左岸のルンゼをたどって女性陣とともに巻き登る。
[attachment=1]P1100743.jpg[/attachment]
次に現れたのはこの渓最大の20m大滝だ。ここは私がリードで登らせてもらう。流れの右側にホールドが十分にあり、それほど難しそうには見えないが、高度感があって落ちるとただでは済まない。中盤に適当なクラックがあったので、ここにカムをかませて支点にする。落ち口付近のホールドが細かく思ったより登りごたえがあったが、無事に登り切り全員を引き上げる。
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これ以降も10m前後の滝が次々と現れ、あきるいとまがない。そのすべての滝が直登できるのだけど、決して簡単に登れる滝ではなく、中級者であってもそれなりに登りごたえのある滝ばかりなのだ。もちろん、初級沢ガールには難しい滝で、たろーさんがその都度的確にロープを出して確保する。私は多くの場合に、最後尾で下から補助に回るサンドイッチ体制で全員無事に登り切った。女性陣は中盤以降は調子がでてきたみたいで、とくにまるちゃんは自分が先頭で登ろうとして、ふみちゃんに止められたりしている。
なるほど、こりゃ山日和さんが5回も通うのもよくわかるわ。こんな面白い渓はそう滅多にあるもんじゃない。
[attachment=3]P1100765.jpg[/attachment]
[attachment=4]P1100773.jpg[/attachment]
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最後は傾斜の緩いナメ滝が続き、頭上が明るくなったと思ったらぽんと明王禿げに飛び出した。増水のせいか最後まで水がきれなかった。明王禿からの景色を見て沢ガール達から歓声がわく。時刻を見るともう2時近い。みんなびっくり。
「今日は時間がたつのをすっかり忘れていたわ」
「あ~、楽しかった」
朝一番のひきつった顔はどこへやら。登り切った快感と解放感でみんな満面の笑顔だ。
赤坂山まで行き、短い昼食休憩。まるちゃんが作ってきてくれたチャーハンを頂く。ごちそうさまでした。身体が冷えてきたので適当に下山する。下山路は九十九折れのいい道で、登山道わきにはブナ、トチ、クルミ、カエデなどの大木がそびえ、鈴鹿などとは違った豊潤な自然を感じさせる。「ブナとカツラのワンダーランド」はこの近くのはずだが、なるほどという感じだった。最後は駐車地にピンポイントで降り立った。
1日行動を共にして、すっかり打ち解けたまるちゃん。温泉への車中で、
「シュークリームサンハスズハイノメンバージャナイノ?」(まるちゃんは中国人で日本語がたどたどしいので、カタカナにしました)
「鈴ハイは年齢制限があって、ぼくは年なんで入れないんだよ。」
「デモ、スズハイニハ、トシヲトッタヒトモイルヨ。ニンゲン、トシハカンケイナイヨ。ココロノモンダイヨ。」
さすが、女一人で異国の地でちゃんと働いているまるちゃん。考え方がしっかりしている。
温泉から出て、
「シュークリームサンハ、スズハイニハイッテモイイト、ミンナイッテイルヨ」
と満面の笑み。どうも、お風呂の中で他の女性メンバーと交渉したらしい。
「シュークリームさんは今でもメンバーと同じだからね」と、お姉さん役のふみちゃんがやんわりフォローしてくれる。
帰りの車中で、
「ワタシ、リョウリガスキナンデ、ヤマデリョウリヲスルノガタノシミ。100ザン100ミ(味)ヲシテミタイヨ。デモ、ヒトリデヤマニイケナイカラ、ヤマノアンナイヲシテクレテ、ヤマノウエデワタシノリョウリヲタベテクレルヒトガホシイヨ。」
んっ?それって私に山へ一緒に行って欲しいってこと?