【日 時】2011年4月24日(日)
【山 域】台高
【コース】宮ノ谷駐車場7:15---9:02風折滝---10:47滝見尾根---11:23江股の頭11:48---
12:39滝見台---14:24宮ノ谷駐車場
【メンバー】単独
山桜は残っているかなと思いつつ風折滝から江股の頭を目指すことにした。宮ノ谷駐車場から整備された登山道を歩き、水越谷の出会いに到着。ここから風折滝まで谷をつめるが、今日は長靴なので楽ちんだ。しばらく行くと、岩穴潜り上がりと大岩登りが出来るようにロープがたれている大岩が出てくる。岩穴は以外に小さいが、ザックをかついだままぎりぎり通れた。アスレチックのようなロープ登りを最後にこなし、風折滝に着くと先客がいた。滝手前の切り立った崖からこちらを見ている。カモシカだ。そういや途中にカモシカの糞もあった。カモシカはしばらくこちらを見ていたが、私が滝の落ち口を見に登っていくと、安心したのか草を食べはじめた。鹿に追いやられてエサ場はこんな場所しかないのかなとも思ってしまう。
カモシカの食事風景をながめながらコーヒーを飲んでいると、風が吹き滝が斜めに折れた。
滝手前の小尾根から取り付く。しばらく登ると、山桜の木が数本あり風折滝も見える花見にはもってこいの場所がある。残念ながらここの桜の花は散った後で、1週間遅かった。最初の岩嵓を巻いたあたりから傾斜もきつくなり岩と木をたよりによじ登っていく。けっこうなバリルートなのだが、赤テープが時折顔を見せる。ほんまかいなと思いつつも、人が歩いているだけに、岩が抜け落ちたり、捕まった木がすぐに折れるという事はない。途中で、ワイヤーや滑車の残骸を何回か見かけた。時間をかけ尾根を詰めると、滝見尾根の大ミズナラが迎えてくれた。二股のミズナラで、デカイ。
そして、滝見尾根に入ると、これでもかというぐらい黄色いテープが付けられている。幸せの黄色いテープに導かれて江股の頭に到着。頂上はブナの林になっており気持ちがいい。はるか遠くに大台が見える。
しばらくすると熟年パーティが登ってきた。御浜町からみえたようで、とても元気だった。江馬小屋駐車場から尾根道を登って来たと言う。エアリアマップを見せてもらうと載っている。私の古いエアリアには載っていないコースになる。帰りに分かった事だが、江馬小屋から新しいコースを登り、滝見尾根を下りP1024から江馬小屋にもどる周回コースが作られている。この周回ルートに沿って黄色いテープと黄色の登山道テープがつけられているようだ。
さて、来た道を戻る。出迎えてくれた大ミズナラを過ぎ尾根道を下る。この道は良くできている。1箇所ナイフリッジになった所があるが、ロープがあり難なく通過できる。それ以外は、両側が切り立った状態でも道自体はしっかりと安定している。私のエアリアには廃道と書かれており2万五千の地図には尾根道が宮ノ谷に向かっている。そして、コルや支尾根が取り付く地点などには杣道の目印となるミズナラやモミノキの大木が何本も残されている。よく考えて見るとこの尾根は木地師集落の蓮や江馬小屋に向かって伸びている。木地師が山に入り木を調達するのにこの尾根を使わないはずはない。2万五千の地図に書かれている道は、木地師が使った杣道なのだろう。これだけのミズナラやモミノキの大木が残されている事からもわかる。
P1024を過ぎ急な植林地を下る。しばらく下るとモミノキの大木がある。斜面が落ちた対岸にもモミノキがある。2万五千の地図のルートはP1024手前からトラバースしてここにつながっていたんだ。そして谷筋に沿って下っていくように書かれている。谷筋を気にしながら植林を下りていく。すると植林の谷筋に杣道の目印のモミノキが残されている。植林の上部の別の場所に結局3本の目印のモミノキが残されていた。森林開発が叫ばれ、植林が全盛を向かえた時代に、人はどういった思いでモミノキの大木をわざわざ残したのか。思いはめぐる・・・
植林地を宮ノ谷に下り、上り返した所が駐車場だった。
蓮や江馬小屋の集落が、蓮ダムの完成を待たずに廃村となり滝見尾根の木地師の杣道は忘れ去られていった。それが今でも残っているのにはびっくりさせられた。この道は自然林にかこまれ雰囲気のよい良い道だ。杣道の目印となる大木が上部はミズナラ下部はモミノキと配置され歴史を感じさせる。思わぬプレゼントをもらった気分で帰路についた。
【台高】風折滝より江股の頭 木地師の杣道をたどる
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【 日 付 】
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- 記事: 2231
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【台高】風折滝より江股の頭 木地師の杣道をたどる
恐ろしき 台高のわりばしさん、おっは~です。
【日 時】2011年4月24日(日)
本来なら、私も風折滝展望・天井桟敷の予定でしたから、ひょっとしたらナズナさんとのデートを見せ付けられたかも!でした。
山桜は残っているかなと思いつつ。残念ながらここの桜の花は散った後で、1週間遅かった。
本当ですか? 花びらが下に落ちていましたか?
私は、「ヤマザクラの開花前線はまだ標高1000mには達していない。ヤマザクラの花見には1週間早い。」
との判断で、行くのを止めました。
最初の岩嵓を巻いたあたりから傾斜もきつくなり岩と木をたよりによじ登っていく。
さすがに「台高のわりばしさん」です。 初ルートを案内なしに ヨーヤル!!
途中で、ワイヤーや滑車の残骸を何回か見かけた。
ここからヌタウの眺めがよかったでしょ。
宮ノ谷駐車場7:15---9:02風折滝---10:47滝見尾根---11:23江股の頭11:48---12:39滝見台---14:24宮ノ谷駐車場
いつもながら超特急ですね。もっとゆっくり楽しんでくださいな。
そんなに一生懸命に歩いたら、汗をかきますよ。
グー(伊勢山上住人)
【日 時】2011年4月24日(日)
本来なら、私も風折滝展望・天井桟敷の予定でしたから、ひょっとしたらナズナさんとのデートを見せ付けられたかも!でした。
山桜は残っているかなと思いつつ。残念ながらここの桜の花は散った後で、1週間遅かった。
本当ですか? 花びらが下に落ちていましたか?
私は、「ヤマザクラの開花前線はまだ標高1000mには達していない。ヤマザクラの花見には1週間早い。」
との判断で、行くのを止めました。
最初の岩嵓を巻いたあたりから傾斜もきつくなり岩と木をたよりによじ登っていく。
さすがに「台高のわりばしさん」です。 初ルートを案内なしに ヨーヤル!!
途中で、ワイヤーや滑車の残骸を何回か見かけた。
ここからヌタウの眺めがよかったでしょ。
宮ノ谷駐車場7:15---9:02風折滝---10:47滝見尾根---11:23江股の頭11:48---12:39滝見台---14:24宮ノ谷駐車場
いつもながら超特急ですね。もっとゆっくり楽しんでくださいな。
そんなに一生懸命に歩いたら、汗をかきますよ。
グー(伊勢山上住人)
Re: 【台高】風折滝より江股の頭 木地師の杣道をたどる
おはようございます、グーさん。
本来なら、私も風折滝展望・天井桟敷の予定でしたから、ひょっとしたらナズナさんとのデートを見せ付けられたかも!でした。
お二人の時のグーさんの雄姿を一度見てみたいものです
山桜は残っているかなと思いつつ。残念ながらここの桜の花は散った後で、1週間遅かった。
本当ですか? 花びらが下に落ちていましたか?
そういや花は落ちてなかったなあ。
まだ早かったのか、すみません。
いつもながらのボンミスで。
途中で、ワイヤーや滑車の残骸を何回か見かけた。
ここからヌタウの眺めがよかったでしょ。
ヌタウ見えるんだ・・
大台を眺めるグーさん状態です・・・
宮ノ谷駐車場7:15---9:02風折滝---10:47滝見尾根---11:23江股の頭11:48---12:39滝見台---14:24宮ノ谷駐車場
いつもながら超特急ですね。もっとゆっくり楽しんでくださいな。
そんなに一生懸命に歩いたら、汗をかきますよ。
この日は、ほとんど汗をかかなかったですね。
グーさんは、だいぶかいたみたいだけど。
わりばし
本来なら、私も風折滝展望・天井桟敷の予定でしたから、ひょっとしたらナズナさんとのデートを見せ付けられたかも!でした。
お二人の時のグーさんの雄姿を一度見てみたいものです
山桜は残っているかなと思いつつ。残念ながらここの桜の花は散った後で、1週間遅かった。
本当ですか? 花びらが下に落ちていましたか?
そういや花は落ちてなかったなあ。
まだ早かったのか、すみません。
いつもながらのボンミスで。
途中で、ワイヤーや滑車の残骸を何回か見かけた。
ここからヌタウの眺めがよかったでしょ。
ヌタウ見えるんだ・・
大台を眺めるグーさん状態です・・・
宮ノ谷駐車場7:15---9:02風折滝---10:47滝見尾根---11:23江股の頭11:48---12:39滝見台---14:24宮ノ谷駐車場
いつもながら超特急ですね。もっとゆっくり楽しんでくださいな。
そんなに一生懸命に歩いたら、汗をかきますよ。
この日は、ほとんど汗をかかなかったですね。
グーさんは、だいぶかいたみたいだけど。
わりばし
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- 記事: 488
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 19:48
Re: 【台高】風折滝より江股の頭 木地師の杣道をたどる
台高のわりばしさんこんにちは。
大岩は潜り抜けたのですか?、岩をフィックスに掴まって登るのが本ルートです野暮はいけません 前回は干上がってたけど今は水が有るのでしょうね。
そうですかもう散った後でしたが、ヤマザクラが多いのは砥石谷と水越谷の間の尾根だったようですが見えましたか?
トロッコ跡も追いたいと思ってましたが全然行けてません。
桜、未だ上の方は早いくらいじゃないのですか?山桜は残っているかなと思いつつ風折滝から江股の頭を目指すことにした。宮ノ谷駐車場から整備された登山道を歩き、水越谷の出会いに到着。ここから風折滝まで谷をつめるが、今日は長靴なので楽ちんだ。しばらく行くと、岩穴潜り上がりと大岩登りが出来るようにロープがたれている大岩が出てくる。岩穴は以外に小さいが、ザックをかついだままぎりぎり通れた。アスレチックのようなロープ登りを最後にこなし、風折滝に着くと先客がいた。滝手前の切り立った崖からこちらを見ている。カモシカだ。そういや途中にカモシカの糞もあった。カモシカはしばらくこちらを見ていたが、私が滝の落ち口を見に登っていくと、安心したのか草を食べはじめた。鹿に追いやられてエサ場はこんな場所しかないのかなとも思ってしまう。[/color]
大岩は潜り抜けたのですか?、岩をフィックスに掴まって登るのが本ルートです野暮はいけません 前回は干上がってたけど今は水が有るのでしょうね。
なんかあのへんのカモシカは人慣れしてますねぇ、餌付けした~?カモシカの食事風景をながめながらコーヒーを飲んでいると、風が吹き滝が斜めに折れた。
滝手前の小尾根から取り付く。しばらく登ると、山桜の木が数本あり風折滝も見える花見にはもってこいの場所がある。残念ながらここの桜の花は散った後で、1週間遅かった。最初の岩嵓を巻いたあたりから傾斜もきつくなり岩と木をたよりによじ登っていく。けっこうなバリルートなのだが、赤テープが時折顔を見せる。ほんまかいなと思いつつも、人が歩いているだけに、岩が抜け落ちたり、捕まった木がすぐに折れるという事はない。途中で、ワイヤーや滑車の残骸を何回か見かけた。時間をかけ尾根を詰めると、滝見尾根の大ミズナラが迎えてくれた。二股のミズナラで、デカイ。 [/quote]
そうですかもう散った後でしたが、ヤマザクラが多いのは砥石谷と水越谷の間の尾根だったようですが見えましたか?
トロッコ跡も追いたいと思ってましたが全然行けてません。
江馬小屋駐車場ナンノキ平経由で登るルートがメインでしょうね、滝見尾根ルート分岐には以前「難コース」と書いたプレートが掛かってたと思います。しばらくすると熟年パーティが登ってきた。御浜町からみえたようで、とても元気だった。江馬小屋駐車場から尾根道を登って来たと言う。エアリアマップを見せてもらうと載っている。私の古いエアリアには載っていないコースになる。帰りに分かった事だが、江馬小屋から新しいコースを登り、滝見尾根を下りP1024から江馬小屋にもどる周回コースが作られている。この周回ルートに沿って黄色いテープと黄色の登山道テープがつけられているようだ。
あ~キジ撃ちは得意なんだけど 、木地師の事はよう判らんです、モミノ木かな、トガサワラ?か見わけがつかんですけど、あれって目印なんですか。道は炭焼きとか、切り出しの為の通い道では無いのですか?それ以前からあるものなんですね。さて、来た道を戻る。出迎えてくれた大ミズナラを過ぎ尾根道を下る。この道は良くできている。1箇所ナイフリッジになった所があるが、ロープがあり難なく通過できる。それ以外は、両側が切り立った状態でも道自体はしっかりと安定している。私のエアリアには廃道と書かれており2万五千の地図には尾根道が宮ノ谷に向かっている。そして、コルや支尾根が取り付く地点などには杣道の目印となるミズナラやモミノキの大木が何本も残されている。よく考えて見るとこの尾根は木地師集落の蓮や江馬小屋に向かって伸びている。木地師が山に入り木を調達するのにこの尾根を使わないはずはない。2万五千の地図に書かれている道は、木地師が使った杣道なのだろう。これだけのミズナラやモミノキの大木が残されている事からもわかる。
木地師が残したものを森林開発寺にも残されたのだね。開発が叫ばれ、植林が全盛を向かえた時代に、人はどういった思いでモミノキの大木をわざわざ残したのか。思いはめぐる・・・
ここは犬飛び岩に向かうのが本筋みたいですが、けっこう谷に降りる人多いみたいですね。植林地を宮ノ谷に下り、上り返した所が駐車場だった。
良いプレゼントもらいましたねぇ、私は花か、滑車や車輪が良いですわ蓮や江馬小屋の集落が、蓮ダムの完成を待たずに廃村となり滝見尾根の木地師の杣道は忘れ去られていった。それが今でも残っているのにはびっくりさせられた。この道は自然林にかこまれ雰囲気のよい良い道だ。杣道の目印となる大木が上部はミズナラ下部はモミノキと配置され歴史を感じさせる。思わぬプレゼントをもらった気分で帰路についた。[/color]
Trail Walker
Re: 【台高】風折滝より江股の頭 木地師の杣道をたどる
おはようございます、TrailWalkerさん。
桜、未だ上の方は早いくらいじゃないのですか?
そうみたいです。私の勘違いでした
大岩は潜り抜けたのですか?、岩をフィックスに掴まって登るのが本ルートです野暮はいけません 前回は干上がってたけど今は水が有るのでしょうね。
水は流れていました。濡れるほどではありませんが。
カモシカの食事風景をながめながらコーヒーを飲んでいると、風が吹き滝が斜めに折れた。
なんかあのへんのカモシカは人慣れしてますねぇ、餌付けした~?
子どものカモシカでした。
清い私の心がわかるんでしょうね。
そうですかもう散った後でしたが、ヤマザクラが多いのは砥石谷と水越谷の間の尾根だったようですが見えましたか?
トロッコ跡も追いたいと思ってましたが全然行けてません。
この尾根には桜が咲いていました。
少し場所は下流にズレますが写真を貼っておきます。
トロッコ跡はどこにつながっていたんでしょうね?
江馬小屋駐車場ナンノキ平経由で登るルートがメインでしょうね、滝見尾根ルート分岐には以前「難コース」と書いたプレートが掛かってたと思います。
以前の「難コース」も今や一般登山道です。
さて、来た道を戻る。出迎えてくれた大ミズナラを過ぎ尾根道を下る。この道は良くできている。1箇所ナイフリッジになった所があるが、ロープがあり難なく通過できる。それ以外は、両側が切り立った状態でも道自体はしっかりと安定している。私のエアリアには廃道と書かれており2万五千の地図には尾根道が宮ノ谷に向かっている。そして、コルや支尾根が取り付く地点などには杣道の目印となるミズナラやモミノキの大木が何本も残されている。よく考えて見るとこの尾根は木地師集落の蓮や江馬小屋に向かって伸びている。木地師が山に入り木を調達するのにこの尾根を使わないはずはない。2万五千の地図に書かれている道は、木地師が使った杣道なのだろう。これだけのミズナラやモミノキの大木が残されている事からもわかる。
あ~キジ撃ちは得意なんだけど 、木地師の事はよう判らんです、モミノ木かな、トガサワラ?か見わけがつかんですけど、あれって目印なんですか。道は炭焼きとか、切り出しの為の通い道では無いのですか?それ以前からあるものなんですね。
蓮にしても江馬小屋にしても元は木地師が材料を求めて住み着いた場所です。当時は、なぜか伊勢の木地師は杓子を専門に作っていたようです。青田の薬師堂には安永9年(1780)に奉納された大杓子が残っています。
その後、杓子作りが衰退して、炭焼きや山仕事をするようになったようです。
ですので、最初は木地師の杣道として作られたのだと思います。
植林地を宮ノ谷に下り、上り返した所が駐車場だった。
ここは犬飛び岩に向かうのが本筋みたいですが、けっこう谷に降りる人多いみたいですね。
犬飛び岩に向かう方が楽みたいですね。現在は植林地のテープは谷に下ろすようにつけられています。
良いプレゼントもらいましたねぇ、私は花か、滑車や車輪が良いですわ
TrailWalkerさんは、花に詳しいですもんね。
滑車や車輪は、何に興味をひかれるのですか?
ただ単に丸いものが好きとか・・・・?
わりばし
桜、未だ上の方は早いくらいじゃないのですか?
そうみたいです。私の勘違いでした
大岩は潜り抜けたのですか?、岩をフィックスに掴まって登るのが本ルートです野暮はいけません 前回は干上がってたけど今は水が有るのでしょうね。
水は流れていました。濡れるほどではありませんが。
カモシカの食事風景をながめながらコーヒーを飲んでいると、風が吹き滝が斜めに折れた。
なんかあのへんのカモシカは人慣れしてますねぇ、餌付けした~?
子どものカモシカでした。
清い私の心がわかるんでしょうね。
そうですかもう散った後でしたが、ヤマザクラが多いのは砥石谷と水越谷の間の尾根だったようですが見えましたか?
トロッコ跡も追いたいと思ってましたが全然行けてません。
この尾根には桜が咲いていました。
少し場所は下流にズレますが写真を貼っておきます。
トロッコ跡はどこにつながっていたんでしょうね?
江馬小屋駐車場ナンノキ平経由で登るルートがメインでしょうね、滝見尾根ルート分岐には以前「難コース」と書いたプレートが掛かってたと思います。
以前の「難コース」も今や一般登山道です。
さて、来た道を戻る。出迎えてくれた大ミズナラを過ぎ尾根道を下る。この道は良くできている。1箇所ナイフリッジになった所があるが、ロープがあり難なく通過できる。それ以外は、両側が切り立った状態でも道自体はしっかりと安定している。私のエアリアには廃道と書かれており2万五千の地図には尾根道が宮ノ谷に向かっている。そして、コルや支尾根が取り付く地点などには杣道の目印となるミズナラやモミノキの大木が何本も残されている。よく考えて見るとこの尾根は木地師集落の蓮や江馬小屋に向かって伸びている。木地師が山に入り木を調達するのにこの尾根を使わないはずはない。2万五千の地図に書かれている道は、木地師が使った杣道なのだろう。これだけのミズナラやモミノキの大木が残されている事からもわかる。
あ~キジ撃ちは得意なんだけど 、木地師の事はよう判らんです、モミノ木かな、トガサワラ?か見わけがつかんですけど、あれって目印なんですか。道は炭焼きとか、切り出しの為の通い道では無いのですか?それ以前からあるものなんですね。
蓮にしても江馬小屋にしても元は木地師が材料を求めて住み着いた場所です。当時は、なぜか伊勢の木地師は杓子を専門に作っていたようです。青田の薬師堂には安永9年(1780)に奉納された大杓子が残っています。
その後、杓子作りが衰退して、炭焼きや山仕事をするようになったようです。
ですので、最初は木地師の杣道として作られたのだと思います。
植林地を宮ノ谷に下り、上り返した所が駐車場だった。
ここは犬飛び岩に向かうのが本筋みたいですが、けっこう谷に降りる人多いみたいですね。
犬飛び岩に向かう方が楽みたいですね。現在は植林地のテープは谷に下ろすようにつけられています。
良いプレゼントもらいましたねぇ、私は花か、滑車や車輪が良いですわ
TrailWalkerさんは、花に詳しいですもんね。
滑車や車輪は、何に興味をひかれるのですか?
ただ単に丸いものが好きとか・・・・?
わりばし
Re: 【台高】風折滝より江股の頭 木地師の杣道をたどる
わりばしさん、こんばんは。
台高、おもしろいでしょ(^^)。
山桜は残っているかなと思いつつ風折滝から江股の頭を目指すことにした。
わりばしさんが、ここのヤマザクラを愛でに入るというのは、しっかり期待を裏切ってますね(^^;。
宮ノ谷駐車場から整備された登山道を歩き、水越谷の出会いに到着。
この出合にあるアケボノツツジは、咲いていなかったかな?たぶん宮ノ谷で真っ先に咲くアケボノツツジなんです。
風折滝に着くと先客がいた。滝手前の切り立った崖からこちらを見ている。カモシカだ。
宮ノ谷では、カモシカを目撃することは多いけど、水越谷ではまだ見たことなかったな。
しかし、この谷周辺のカモシカはあまりにも人に慣れすぎてます(^^;。
鹿に追いやられてエサ場はこんな場所しかないのかなとも思ってしまう。
シカに追いやられてというわけでもないと思う。カモシカもシカほどではないけど、多くなってるみたいだから。
滝手前の小尾根から取り付く。しばらく登ると、山桜の木が数本あり風折滝も見える花見にはもってこいの場所がある。残念ながらここの桜の花は散った後で、1週間遅かった。
おお!尾根に登るまでのところをスラっ!と書いてしまうところが、わりばしさんの凄さですね!
サクラに関しては他の方も言及したりしているので・・・。
途中で、ワイヤーや滑車の残骸を何回か見かけた。時間をかけ尾根を詰めると、滝見尾根の大ミズナラが迎えてくれた。二股のミズナラで、デカイ。
滝見尾根到着ですか、このミズナラは測量しています(^^)、4mを越えててかな?ナンノキ平のミズナラより大きいのは確かです。
そして、滝見尾根に入ると、これでもかというぐらい黄色いテープが付けられている。幸せの黄色いテープに導かれて江股の頭に到着。頂上はブナの林になっており気持ちがいい。
この尾根、わたしが初めて入った時は、マーキングもほとんどなかったんだけど、随分多くなりました(行けば間引きしているんだけど(^^; )
野江俣ノ頭のピークもいいけど、もう少し稜線を白倉よりに入った小ピークの平地がこの周辺じゃもっとも気持ち良いトコロなので、また行ってね♪
しばらくすると熟年パーティが登ってきた。御浜町からみえたようで、とても元気だった。江馬小屋駐車場から尾根道を登って来たと言う。エアリアマップを見せてもらうと載っている。私の古いエアリアには載っていないコースになる。帰りに分かった事だが、江馬小屋から新しいコースを登り、滝見尾根を下りP1024から江馬小屋にもどる周回コースが作られている。この周回ルートに沿って黄色いテープと黄色の登山道テープがつけられているようだ。color]
へぇ~、この周回ルートはエアリアに載っているんですか?ナンノキ平経由のるーとだけかな?
実は、昨年P1024から降りようとして、迷ったんだけど…(^^;。(わたしが愛用しているのは1024から降りるのじゃなくて、滝見台から少し行ったところから野江俣谷に降りるコースです)。
1024pを越して、大きなピークまで行って、江馬小屋林道に降りるコースもあるようですが、いまだ検証できていません。ヤマメさんは、使われたようだけど。
そして、コルや支尾根が取り付く地点などには杣道の目印となるミズナラやモミノキの大木が何本も残されている。よく考えて見るとこの尾根は木地師集落の蓮や江馬小屋に向かって伸びている。木地師が山に入り木を調達するのにこの尾根を使わないはずはない。2万五千の地図に書かれている道は、木地師が使った杣道なのだろう。これだけのミズナラやモミノキの大木が残されている事からもわかる。
確かに木地師も使った道なんでしょう。が、大木が残されているのは、道の目印として残されているのかというと、違うのじゃないかな?わたしは多分、民有林の境界林他として残されているのじゃないかと思うのです。
すると植林の谷筋に杣道の目印のモミノキが残されている。植林の上部の別の場所に結局3本の目印のモミノキが残されていた。森林開発が叫ばれ、植林が全盛を向かえた時代に、人はどういった思いでモミノキの大木をわざわざ残したのか。思いはめぐる・・・
わりばしさんが貼りつけた、植林の谷筋にある樹は、トチノキです。
滝見尾根には、針葉樹ではトガサワラが多く、ツガ、コウヤマキ、ヒノキがあります。
飯高の民有林では、トチノキは伐らずに植林の中でも大切に遺されることが多いです。それは田畑の不作の時に備えた救荒植物として残されているんだと思います。国有林は皆伐のため遺されることは少ないです。地域のコミュニティの知恵が民有林にはあるのです。それは、昭和初期にこの地に入ったキッコーマンの千秋社も引き継いでいます。
植林地を宮ノ谷に下り、上り返した所が駐車場だった。
あれ?あの樹のある道案内に惑わされて谷に降りちゃったんだ。ご苦労様です(^^;。
昨秋山日和山のレポにコメントしたんだけど、読んでなかったのかな?ここは犬飛びに回る道を使った方が楽だよ。
蓮や江馬小屋の集落が、蓮ダムの完成を待たずに廃村となり滝見尾根の木地師の杣道は忘れ去られていった。それが今でも残っているのにはびっくりさせられた。この道は自然林にかこまれ雰囲気のよい良い道だ。
地形図に載っている破線道は、現在の宮ノ谷に降りるみちではないですね。
滝見尾根に上がらず、あの架線やトロの残骸が残っている道から、辿ってみたいと思いつついまだ辿れていないわたしなんです。
わりばしさんが、こう何度もわたしの大好きな台高に入ってくれて、レポあげてくれるのはすんごく嬉しいです(^^)。
台高、おもしろいでしょ(^^)。
山桜は残っているかなと思いつつ風折滝から江股の頭を目指すことにした。
わりばしさんが、ここのヤマザクラを愛でに入るというのは、しっかり期待を裏切ってますね(^^;。
宮ノ谷駐車場から整備された登山道を歩き、水越谷の出会いに到着。
この出合にあるアケボノツツジは、咲いていなかったかな?たぶん宮ノ谷で真っ先に咲くアケボノツツジなんです。
風折滝に着くと先客がいた。滝手前の切り立った崖からこちらを見ている。カモシカだ。
宮ノ谷では、カモシカを目撃することは多いけど、水越谷ではまだ見たことなかったな。
しかし、この谷周辺のカモシカはあまりにも人に慣れすぎてます(^^;。
鹿に追いやられてエサ場はこんな場所しかないのかなとも思ってしまう。
シカに追いやられてというわけでもないと思う。カモシカもシカほどではないけど、多くなってるみたいだから。
滝手前の小尾根から取り付く。しばらく登ると、山桜の木が数本あり風折滝も見える花見にはもってこいの場所がある。残念ながらここの桜の花は散った後で、1週間遅かった。
おお!尾根に登るまでのところをスラっ!と書いてしまうところが、わりばしさんの凄さですね!
サクラに関しては他の方も言及したりしているので・・・。
途中で、ワイヤーや滑車の残骸を何回か見かけた。時間をかけ尾根を詰めると、滝見尾根の大ミズナラが迎えてくれた。二股のミズナラで、デカイ。
滝見尾根到着ですか、このミズナラは測量しています(^^)、4mを越えててかな?ナンノキ平のミズナラより大きいのは確かです。
そして、滝見尾根に入ると、これでもかというぐらい黄色いテープが付けられている。幸せの黄色いテープに導かれて江股の頭に到着。頂上はブナの林になっており気持ちがいい。
この尾根、わたしが初めて入った時は、マーキングもほとんどなかったんだけど、随分多くなりました(行けば間引きしているんだけど(^^; )
野江俣ノ頭のピークもいいけど、もう少し稜線を白倉よりに入った小ピークの平地がこの周辺じゃもっとも気持ち良いトコロなので、また行ってね♪
しばらくすると熟年パーティが登ってきた。御浜町からみえたようで、とても元気だった。江馬小屋駐車場から尾根道を登って来たと言う。エアリアマップを見せてもらうと載っている。私の古いエアリアには載っていないコースになる。帰りに分かった事だが、江馬小屋から新しいコースを登り、滝見尾根を下りP1024から江馬小屋にもどる周回コースが作られている。この周回ルートに沿って黄色いテープと黄色の登山道テープがつけられているようだ。color]
へぇ~、この周回ルートはエアリアに載っているんですか?ナンノキ平経由のるーとだけかな?
実は、昨年P1024から降りようとして、迷ったんだけど…(^^;。(わたしが愛用しているのは1024から降りるのじゃなくて、滝見台から少し行ったところから野江俣谷に降りるコースです)。
1024pを越して、大きなピークまで行って、江馬小屋林道に降りるコースもあるようですが、いまだ検証できていません。ヤマメさんは、使われたようだけど。
そして、コルや支尾根が取り付く地点などには杣道の目印となるミズナラやモミノキの大木が何本も残されている。よく考えて見るとこの尾根は木地師集落の蓮や江馬小屋に向かって伸びている。木地師が山に入り木を調達するのにこの尾根を使わないはずはない。2万五千の地図に書かれている道は、木地師が使った杣道なのだろう。これだけのミズナラやモミノキの大木が残されている事からもわかる。
確かに木地師も使った道なんでしょう。が、大木が残されているのは、道の目印として残されているのかというと、違うのじゃないかな?わたしは多分、民有林の境界林他として残されているのじゃないかと思うのです。
すると植林の谷筋に杣道の目印のモミノキが残されている。植林の上部の別の場所に結局3本の目印のモミノキが残されていた。森林開発が叫ばれ、植林が全盛を向かえた時代に、人はどういった思いでモミノキの大木をわざわざ残したのか。思いはめぐる・・・
わりばしさんが貼りつけた、植林の谷筋にある樹は、トチノキです。
滝見尾根には、針葉樹ではトガサワラが多く、ツガ、コウヤマキ、ヒノキがあります。
飯高の民有林では、トチノキは伐らずに植林の中でも大切に遺されることが多いです。それは田畑の不作の時に備えた救荒植物として残されているんだと思います。国有林は皆伐のため遺されることは少ないです。地域のコミュニティの知恵が民有林にはあるのです。それは、昭和初期にこの地に入ったキッコーマンの千秋社も引き継いでいます。
植林地を宮ノ谷に下り、上り返した所が駐車場だった。
あれ?あの樹のある道案内に惑わされて谷に降りちゃったんだ。ご苦労様です(^^;。
昨秋山日和山のレポにコメントしたんだけど、読んでなかったのかな?ここは犬飛びに回る道を使った方が楽だよ。
蓮や江馬小屋の集落が、蓮ダムの完成を待たずに廃村となり滝見尾根の木地師の杣道は忘れ去られていった。それが今でも残っているのにはびっくりさせられた。この道は自然林にかこまれ雰囲気のよい良い道だ。
地形図に載っている破線道は、現在の宮ノ谷に降りるみちではないですね。
滝見尾根に上がらず、あの架線やトロの残骸が残っている道から、辿ってみたいと思いつついまだ辿れていないわたしなんです。
わりばしさんが、こう何度もわたしの大好きな台高に入ってくれて、レポあげてくれるのはすんごく嬉しいです(^^)。
zipp
Re: 【台高】風折滝より江股の頭 木地師の杣道をたどる
おはようございます、ZIPPさん。
台高、おもしろいでしょ(^^)。
後追いで楽しませてもらっています。
治田鉱山のあたりのようにゆったり楽しむ状態には程遠いですが、いろいろ教えてください。
山桜は残っているかなと思いつつ風折滝から江股の頭を目指すことにした。
わりばしさんが、ここのヤマザクラを愛でに入るというのは、しっかり期待を裏切ってますね(^^;。[/q_yab]
確かに・・
宮ノ谷駐車場から整備された登山道を歩き、水越谷の出会いに到着。
この出合にあるアケボノツツジは、咲いていなかったかな?たぶん宮ノ谷で真っ先に咲くアケボノツツジなんです。
これですか?
風折滝に着くと先客がいた。滝手前の切り立った崖からこちらを見ている。カモシカだ。
宮ノ谷では、カモシカを目撃することは多いけど、水越谷ではまだ見たことなかったな。
しかし、この谷周辺のカモシカはあまりにも人に慣れすぎてます(^^;。
以前、伊吹の平等岩でもカモシカと長時間にらめっこしていました。
途中で、ワイヤーや滑車の残骸を何回か見かけた。時間をかけ尾根を詰めると、滝見尾根の大ミズナラが迎えてくれた。二股のミズナラで、デカイ。
滝見尾根到着ですか、このミズナラは測量しています(^^)、4mを越えててかな?ナンノキ平のミズナラより大きいのは確かです。
デカイですよね。小尾根側から見て、思わず引き込まれていきましたもん。
そして、滝見尾根に入ると、これでもかというぐらい黄色いテープが付けられている。幸せの黄色いテープに導かれて江股の頭に到着。頂上はブナの林になっており気持ちがいい。
この尾根、わたしが初めて入った時は、マーキングもほとんどなかったんだけど、随分多くなりました(行けば間引きしているんだけど(^^; )
野江俣ノ頭のピークもいいけど、もう少し稜線を白倉よりに入った小ピークの平地がこの周辺じゃもっとも気持ち良いトコロなので、また行ってね♪
はい、チェックさせてもらいます。
しばらくすると熟年パーティが登ってきた。御浜町からみえたようで、とても元気だった。江馬小屋駐車場から尾根道を登って来たと言う。エアリアマップを見せてもらうと載っている。私の古いエアリアには載っていないコースになる。帰りに分かった事だが、江馬小屋から新しいコースを登り、滝見尾根を下りP1024から江馬小屋にもどる周回コースが作られている。この周回ルートに沿って黄色いテープと黄色の登山道テープがつけられているようだ。color]
へぇ~、この周回ルートはエアリアに載っているんですか?ナンノキ平経由のるーとだけかな?
ナンノキ平経由のルートだけですが、しっかり一般ルートでかかれていました。
実は、昨年P1024から降りようとして、迷ったんだけど…(^^;。(わたしが愛用しているのは1024から降りるのじゃなくて、滝見台から少し行ったところから野江俣谷に降りるコースです)。
そういや滝見台を少し下った所に赤テープありました。
1024pを越して、大きなピークまで行って、江馬小屋林道に降りるコースもあるようですが、いまだ検証できていません。ヤマメさんは、使われたようだけど。
P1024から江馬林道に降りるコースにはいくつかの黄色や赤のテープと登山道テープが巻きつけられていました。
熟年パーティは、ここを降りたようです。
そして、コルや支尾根が取り付く地点などには杣道の目印となるミズナラやモミノキの大木が何本も残されている。よく考えて見るとこの尾根は木地師集落の蓮や江馬小屋に向かって伸びている。木地師が山に入り木を調達するのにこの尾根を使わないはずはない。2万五千の地図に書かれている道は、木地師が使った杣道なのだろう。これだけのミズナラやモミノキの大木が残されている事からもわかる。
確かに木地師も使った道なんでしょう。が、大木が残されているのは、道の目印として残されているのかというと、違うのじゃないかな?わたしは多分、民有林の境界林他として残されているのじゃないかと思うのです。
木が残された理由は、時代背景や場所によって様々なんじゃないかな。
何らかの意図があったのでしょう。
杣道の崩壊を防ぐという現実的な意味合いもあったのかなとも思います。
すると植林の谷筋に杣道の目印のモミノキが残されている。植林の上部の別の場所に結局3本の目印のモミノキが残されていた。森林開発が叫ばれ、植林が全盛を向かえた時代に、人はどういった思いでモミノキの大木をわざわざ残したのか。思いはめぐる・・・
わりばしさんが貼りつけた、植林の谷筋にある樹は、トチノキです。
滝見尾根には、針葉樹ではトガサワラが多く、ツガ、コウヤマキ、ヒノキがあります。
飯高の民有林では、トチノキは伐らずに植林の中でも大切に遺されることが多いです。それは田畑の不作の時に備えた救荒植物として残されているんだと思います。国有林は皆伐のため遺されることは少ないです。地域のコミュニティの知恵が民有林にはあるのです。それは、昭和初期にこの地に入ったキッコーマンの千秋社も引き継いでいます。
トチノキでしたか、また間違えました。
地域のコミュニティの知恵か・・・
大切にしていきたいですね。
植林地を宮ノ谷に下り、上り返した所が駐車場だった。
あれ?あの樹のある道案内に惑わされて谷に降りちゃったんだ。ご苦労様です(^^;。
昨秋山日和山のレポにコメントしたんだけど、読んでなかったのかな?ここは犬飛びに回る道を使った方が楽だよ。
そうみたいですね。猿人くんがレポを見る所まで作動していないので、めんどくさくなって読むの忘れてしまいました。
対岸のピンクテープから激登りでした。
蓮や江馬小屋の集落が、蓮ダムの完成を待たずに廃村となり滝見尾根の木地師の杣道は忘れ去られていった。それが今でも残っているのにはびっくりさせられた。この道は自然林にかこまれ雰囲気のよい良い道だ。
地形図に載っている破線道は、現在の宮ノ谷に降りるみちではないですね。
滝見尾根に上がらず、あの架線やトロの残骸が残っている道から、辿ってみたいと思いつついまだ辿れていないわたしなんです。
なかなか手ごわようですね。落ちている箇所も多いでしょうし・・
わりばしさんが、こう何度もわたしの大好きな台高に入ってくれて、レポあげてくれるのはすんごく嬉しいです(^^)。[/quote]
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
追伸
昨日、久々に治田鉱山めぐりをしてきました。正月以来でした。
わりばし
台高、おもしろいでしょ(^^)。
後追いで楽しませてもらっています。
治田鉱山のあたりのようにゆったり楽しむ状態には程遠いですが、いろいろ教えてください。
山桜は残っているかなと思いつつ風折滝から江股の頭を目指すことにした。
わりばしさんが、ここのヤマザクラを愛でに入るというのは、しっかり期待を裏切ってますね(^^;。[/q_yab]
確かに・・
宮ノ谷駐車場から整備された登山道を歩き、水越谷の出会いに到着。
この出合にあるアケボノツツジは、咲いていなかったかな?たぶん宮ノ谷で真っ先に咲くアケボノツツジなんです。
これですか?
風折滝に着くと先客がいた。滝手前の切り立った崖からこちらを見ている。カモシカだ。
宮ノ谷では、カモシカを目撃することは多いけど、水越谷ではまだ見たことなかったな。
しかし、この谷周辺のカモシカはあまりにも人に慣れすぎてます(^^;。
以前、伊吹の平等岩でもカモシカと長時間にらめっこしていました。
途中で、ワイヤーや滑車の残骸を何回か見かけた。時間をかけ尾根を詰めると、滝見尾根の大ミズナラが迎えてくれた。二股のミズナラで、デカイ。
滝見尾根到着ですか、このミズナラは測量しています(^^)、4mを越えててかな?ナンノキ平のミズナラより大きいのは確かです。
デカイですよね。小尾根側から見て、思わず引き込まれていきましたもん。
そして、滝見尾根に入ると、これでもかというぐらい黄色いテープが付けられている。幸せの黄色いテープに導かれて江股の頭に到着。頂上はブナの林になっており気持ちがいい。
この尾根、わたしが初めて入った時は、マーキングもほとんどなかったんだけど、随分多くなりました(行けば間引きしているんだけど(^^; )
野江俣ノ頭のピークもいいけど、もう少し稜線を白倉よりに入った小ピークの平地がこの周辺じゃもっとも気持ち良いトコロなので、また行ってね♪
はい、チェックさせてもらいます。
しばらくすると熟年パーティが登ってきた。御浜町からみえたようで、とても元気だった。江馬小屋駐車場から尾根道を登って来たと言う。エアリアマップを見せてもらうと載っている。私の古いエアリアには載っていないコースになる。帰りに分かった事だが、江馬小屋から新しいコースを登り、滝見尾根を下りP1024から江馬小屋にもどる周回コースが作られている。この周回ルートに沿って黄色いテープと黄色の登山道テープがつけられているようだ。color]
へぇ~、この周回ルートはエアリアに載っているんですか?ナンノキ平経由のるーとだけかな?
ナンノキ平経由のルートだけですが、しっかり一般ルートでかかれていました。
実は、昨年P1024から降りようとして、迷ったんだけど…(^^;。(わたしが愛用しているのは1024から降りるのじゃなくて、滝見台から少し行ったところから野江俣谷に降りるコースです)。
そういや滝見台を少し下った所に赤テープありました。
1024pを越して、大きなピークまで行って、江馬小屋林道に降りるコースもあるようですが、いまだ検証できていません。ヤマメさんは、使われたようだけど。
P1024から江馬林道に降りるコースにはいくつかの黄色や赤のテープと登山道テープが巻きつけられていました。
熟年パーティは、ここを降りたようです。
そして、コルや支尾根が取り付く地点などには杣道の目印となるミズナラやモミノキの大木が何本も残されている。よく考えて見るとこの尾根は木地師集落の蓮や江馬小屋に向かって伸びている。木地師が山に入り木を調達するのにこの尾根を使わないはずはない。2万五千の地図に書かれている道は、木地師が使った杣道なのだろう。これだけのミズナラやモミノキの大木が残されている事からもわかる。
確かに木地師も使った道なんでしょう。が、大木が残されているのは、道の目印として残されているのかというと、違うのじゃないかな?わたしは多分、民有林の境界林他として残されているのじゃないかと思うのです。
木が残された理由は、時代背景や場所によって様々なんじゃないかな。
何らかの意図があったのでしょう。
杣道の崩壊を防ぐという現実的な意味合いもあったのかなとも思います。
すると植林の谷筋に杣道の目印のモミノキが残されている。植林の上部の別の場所に結局3本の目印のモミノキが残されていた。森林開発が叫ばれ、植林が全盛を向かえた時代に、人はどういった思いでモミノキの大木をわざわざ残したのか。思いはめぐる・・・
わりばしさんが貼りつけた、植林の谷筋にある樹は、トチノキです。
滝見尾根には、針葉樹ではトガサワラが多く、ツガ、コウヤマキ、ヒノキがあります。
飯高の民有林では、トチノキは伐らずに植林の中でも大切に遺されることが多いです。それは田畑の不作の時に備えた救荒植物として残されているんだと思います。国有林は皆伐のため遺されることは少ないです。地域のコミュニティの知恵が民有林にはあるのです。それは、昭和初期にこの地に入ったキッコーマンの千秋社も引き継いでいます。
トチノキでしたか、また間違えました。
地域のコミュニティの知恵か・・・
大切にしていきたいですね。
植林地を宮ノ谷に下り、上り返した所が駐車場だった。
あれ?あの樹のある道案内に惑わされて谷に降りちゃったんだ。ご苦労様です(^^;。
昨秋山日和山のレポにコメントしたんだけど、読んでなかったのかな?ここは犬飛びに回る道を使った方が楽だよ。
そうみたいですね。猿人くんがレポを見る所まで作動していないので、めんどくさくなって読むの忘れてしまいました。
対岸のピンクテープから激登りでした。
蓮や江馬小屋の集落が、蓮ダムの完成を待たずに廃村となり滝見尾根の木地師の杣道は忘れ去られていった。それが今でも残っているのにはびっくりさせられた。この道は自然林にかこまれ雰囲気のよい良い道だ。
地形図に載っている破線道は、現在の宮ノ谷に降りるみちではないですね。
滝見尾根に上がらず、あの架線やトロの残骸が残っている道から、辿ってみたいと思いつついまだ辿れていないわたしなんです。
なかなか手ごわようですね。落ちている箇所も多いでしょうし・・
わりばしさんが、こう何度もわたしの大好きな台高に入ってくれて、レポあげてくれるのはすんごく嬉しいです(^^)。[/quote]
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
追伸
昨日、久々に治田鉱山めぐりをしてきました。正月以来でした。
わりばし
Re: 【台高】風折滝より江股の頭 木地師の杣道をたどる
わりばしさん、こんにちは
今回も台高シリーズですね。津からですと割と近いですね。
長靴は尾根歩きにはどうなんでしょうね
変なところでカモシカに会いましたね。
逃げないところを見るとここの主なんでしょうか?
もののけ姫に出てくるシシ神のようですね
今回はアスレチックコースのような山でしたね
「幸せの黄色いテープ」ですか、わりばしさん家は自宅に帰ると黄色いハンカチが出迎えてくれるんでしょうね
29日に君ヶ畑~天狗堂、サンヤリに登りましたが、君ヶ畑も木地師の村という看板がありました。
この山にもミズナラの大木を見ることができました。
宮指路
今回も台高シリーズですね。津からですと割と近いですね。
長靴は尾根歩きにはどうなんでしょうね
変なところでカモシカに会いましたね。
逃げないところを見るとここの主なんでしょうか?
もののけ姫に出てくるシシ神のようですね
今回はアスレチックコースのような山でしたね
「幸せの黄色いテープ」ですか、わりばしさん家は自宅に帰ると黄色いハンカチが出迎えてくれるんでしょうね
29日に君ヶ畑~天狗堂、サンヤリに登りましたが、君ヶ畑も木地師の村という看板がありました。
この山にもミズナラの大木を見ることができました。
宮指路
Re: 【台高】風折滝より江股の頭 木地師の杣道をたどる
おはようございます、宮指路さん。
今回も台高シリーズですね。津からですと割と近いですね。
宮指路さんも台高に来るなら今のうちですよ。
6月までは津以南は高速道路無料区間になっているので、安くで早くこられますよ。
勢和多気インターからだと早いです。
[attachment=0]IMG_3713.jpg[/attachment]
長靴は尾根歩きにはどうなんでしょうね
尾根歩きもまったく問題なしです。
2980円の釣具屋で買ったスパイク靴ですが、いいですよ。
登山靴、高すぎと思ってしまいます。
変なところでカモシカに会いましたね。
逃げないところを見るとここの主なんでしょうか?
もののけ姫に出てくるシシ神のようですね
まだ、子どものようでしたが、余裕で食べてましたね。
「幸せの黄色いテープ」ですか、わりばしさん家は自宅に帰ると黄色いハンカチが出迎えてくれるんでしょうね
ハハハ・・今は旅行中です。
29日に君ヶ畑~天狗堂、サンヤリに登りましたが、君ヶ畑も木地師の村という看板がありました。
この山にもミズナラの大木を見ることができました。
白洲正子「かくれ里」を読んでみてください。
おもしろいですよ。
わりばし
今回も台高シリーズですね。津からですと割と近いですね。
宮指路さんも台高に来るなら今のうちですよ。
6月までは津以南は高速道路無料区間になっているので、安くで早くこられますよ。
勢和多気インターからだと早いです。
[attachment=0]IMG_3713.jpg[/attachment]
長靴は尾根歩きにはどうなんでしょうね
尾根歩きもまったく問題なしです。
2980円の釣具屋で買ったスパイク靴ですが、いいですよ。
登山靴、高すぎと思ってしまいます。
変なところでカモシカに会いましたね。
逃げないところを見るとここの主なんでしょうか?
もののけ姫に出てくるシシ神のようですね
まだ、子どものようでしたが、余裕で食べてましたね。
「幸せの黄色いテープ」ですか、わりばしさん家は自宅に帰ると黄色いハンカチが出迎えてくれるんでしょうね
ハハハ・・今は旅行中です。
29日に君ヶ畑~天狗堂、サンヤリに登りましたが、君ヶ畑も木地師の村という看板がありました。
この山にもミズナラの大木を見ることができました。
白洲正子「かくれ里」を読んでみてください。
おもしろいですよ。
わりばし