山道具考2 スノーシューその2
山道具考2 スノーシューその2
「やっぱり山ではワカンしかないな。」そう思いながら2005年の末を迎えようとしていた。
そんな時に矢問さんから紹介されたのが、MSR社のLightning Ascent(ライトニングアッセント)というモデルである。
輸入元であるモチヅキのHPを見てもなかなか良さそうだ。第一名前がいい。「稲妻のような登高」とは、履くだけで
グイグイ登らせてくれそうなネーミングだ。
従来からあるパイプフレームのそれとは一線を画すスタイリング。ギザギザの刻まれた金属の刃のようなフレームは
いかにもグリップしてくれそうである。
早速ヤフーオークションで注文した。まさか「21th century黒竜」の二の舞はないだろう・・・
[attachment=1]P1060822_1.JPG[/attachment]
デビュー戦は2006年正月の明神平。高原状のいかにもスノーシュー向けのフィールドだが、このモデルにとっては
「いかにも」という場所でない方がいいのかもしれない。前年秋に骨折したとっちゃんのリハビリを兼ねての山行である。
ガチガチに踏まれた雪道を辿り、明神平からいよいよスノーシュー装着だ。
歩き出す。なかなかいい感じ。しかし雪がそこそこ締まっているので、それほど差を感じることはできなかった。
三ツ塚から明神岳へ斜面をトラバース気味に歩いてみた。これは具合がいい。スノーシューのエッジがよく効いて、ワ
カンのようにズルズルと滑る恐さがないのだ。
桧塚方面からの帰りでは、明神岳手前の急登で初めてヒールリフターを立ててみたが、これも非常に楽だった。
全体的な印象はよかったものの、その後のヤブ山の急登ではやはりワカンを使ったりしていた。このスノーシューの能
力を目一杯引き出すまでにはまだ数年の歳月を必要としたのである。
2006年の初めから丸5年、6シーズンが経過した。その間80回以上は使用したと思うが、山岳地における最強のスノ
ーシューであるという確信は不動のものとなった。
このモデルの最大の美点は、全身アイゼンを思わせるフレームが生み出す全方向へのトラクションである。
普通のスノーシューやワカンが苦手とするトラバースも得意種目。うまくエッジを効かせれば不安なく歩くことができる。
従来スノーシューが不得意とされていた急斜面の登高も問題ない。フカフカの新雪やクラストした雪面では慣れないと
ズルズルという場面もあるだろう。しかしこれは足の置き方を工夫すれば解決できる。
私自身いろんな場面で試行錯誤して、この1、2年でやっと歩き方を覚えたと言っていいぐらいだ。とにかく場数を踏んで、
考えながら足を出すことが肝要である。
フカフカの雪には鉛直方向への踏み込みや、足の横置き。クラスト斜面では逆ハの字歩行や斜面に対して垂直に蹴り
込む等、漫然と足を運ぶだけではこのスノーシューの能力の半分も引き出すことはできないだろう。
最近は他の登山者がアイゼンを装着する場面で、ライトニングアッセントをアイゼン代わりに履くことも多い。ガチガチの
クラスト斜面でない限り不安なくグリップしてくれるし、ヒールリフターを立てればふくらはぎへの負担も格段に少ないのだ。
ダブルストックとのコンビネーションで、階段を登るように歩くことができる。アイゼンとピッケルでえっちらおっちら登るより
もはるかに効率がいい。
くるぶし程度の潜りでツボ足でも十分歩けるという場面でも積極的に履くべきだと思う。
第一背中に担いでいても重いだけであるし、履けば足を置いたところでピタッと止まってくれて、踏ん張るのに余計な力を
使う必要がない。
以前はギリギリまで履くのを我慢していたものだが、楽するための道具は使わなければ損である。
[attachment=0]P1020389_1.jpg[/attachment]
一方で欠点もある。他のスノーシュー同様、急斜面の下りは苦手だ。テールの長いモデルほどその傾向は強い。
テールから踏み込んで行ける雪質なら比較的楽に下りられるものの、セカンド以降でトップのトレースを辿る場面ではそれ
も難しい。こういうシーンではワカンの独壇場だ。
延長用のフローティングテールというのがあるが、逆に下りでテール部分を取り外せるモデルがあれば使い勝手はもっと
よくなるかもしれない。
この2年ほどはワカンを履こうという気持ちもなくなった。ワカンがこのスノーシューより優れているのは重量と下りの取り
回しだけだ。それ以外はワカンを遥かに凌駕する性能が、いかなる山行にもこのスノーシューを選択させるのである。
長所と欠点を比較すれば、欠点がほとんど気にならないほど優れたスノーシューであると自信を持って言える。
人に聞かれれば必ずこのモデルを薦め、20台以上購入のお世話をしてきた。
昨年出た最新モデルでは、バインディングの止め具の形状が変わってやや扱いずらいようだ。バインディングシステム自
体が変わった「ライトニングアクシス」というモデルもリリースされた。
ただ、マイナーチェンジの度に少しずつ重量が増えているのが残念ではある。いつかフルモデルチェンジがあるとすれば、
より軽量化された扱いやすいモデルの登場を望みたいものだ。
山日和
そんな時に矢問さんから紹介されたのが、MSR社のLightning Ascent(ライトニングアッセント)というモデルである。
輸入元であるモチヅキのHPを見てもなかなか良さそうだ。第一名前がいい。「稲妻のような登高」とは、履くだけで
グイグイ登らせてくれそうなネーミングだ。
従来からあるパイプフレームのそれとは一線を画すスタイリング。ギザギザの刻まれた金属の刃のようなフレームは
いかにもグリップしてくれそうである。
早速ヤフーオークションで注文した。まさか「21th century黒竜」の二の舞はないだろう・・・
[attachment=1]P1060822_1.JPG[/attachment]
デビュー戦は2006年正月の明神平。高原状のいかにもスノーシュー向けのフィールドだが、このモデルにとっては
「いかにも」という場所でない方がいいのかもしれない。前年秋に骨折したとっちゃんのリハビリを兼ねての山行である。
ガチガチに踏まれた雪道を辿り、明神平からいよいよスノーシュー装着だ。
歩き出す。なかなかいい感じ。しかし雪がそこそこ締まっているので、それほど差を感じることはできなかった。
三ツ塚から明神岳へ斜面をトラバース気味に歩いてみた。これは具合がいい。スノーシューのエッジがよく効いて、ワ
カンのようにズルズルと滑る恐さがないのだ。
桧塚方面からの帰りでは、明神岳手前の急登で初めてヒールリフターを立ててみたが、これも非常に楽だった。
全体的な印象はよかったものの、その後のヤブ山の急登ではやはりワカンを使ったりしていた。このスノーシューの能
力を目一杯引き出すまでにはまだ数年の歳月を必要としたのである。
2006年の初めから丸5年、6シーズンが経過した。その間80回以上は使用したと思うが、山岳地における最強のスノ
ーシューであるという確信は不動のものとなった。
このモデルの最大の美点は、全身アイゼンを思わせるフレームが生み出す全方向へのトラクションである。
普通のスノーシューやワカンが苦手とするトラバースも得意種目。うまくエッジを効かせれば不安なく歩くことができる。
従来スノーシューが不得意とされていた急斜面の登高も問題ない。フカフカの新雪やクラストした雪面では慣れないと
ズルズルという場面もあるだろう。しかしこれは足の置き方を工夫すれば解決できる。
私自身いろんな場面で試行錯誤して、この1、2年でやっと歩き方を覚えたと言っていいぐらいだ。とにかく場数を踏んで、
考えながら足を出すことが肝要である。
フカフカの雪には鉛直方向への踏み込みや、足の横置き。クラスト斜面では逆ハの字歩行や斜面に対して垂直に蹴り
込む等、漫然と足を運ぶだけではこのスノーシューの能力の半分も引き出すことはできないだろう。
最近は他の登山者がアイゼンを装着する場面で、ライトニングアッセントをアイゼン代わりに履くことも多い。ガチガチの
クラスト斜面でない限り不安なくグリップしてくれるし、ヒールリフターを立てればふくらはぎへの負担も格段に少ないのだ。
ダブルストックとのコンビネーションで、階段を登るように歩くことができる。アイゼンとピッケルでえっちらおっちら登るより
もはるかに効率がいい。
くるぶし程度の潜りでツボ足でも十分歩けるという場面でも積極的に履くべきだと思う。
第一背中に担いでいても重いだけであるし、履けば足を置いたところでピタッと止まってくれて、踏ん張るのに余計な力を
使う必要がない。
以前はギリギリまで履くのを我慢していたものだが、楽するための道具は使わなければ損である。
[attachment=0]P1020389_1.jpg[/attachment]
一方で欠点もある。他のスノーシュー同様、急斜面の下りは苦手だ。テールの長いモデルほどその傾向は強い。
テールから踏み込んで行ける雪質なら比較的楽に下りられるものの、セカンド以降でトップのトレースを辿る場面ではそれ
も難しい。こういうシーンではワカンの独壇場だ。
延長用のフローティングテールというのがあるが、逆に下りでテール部分を取り外せるモデルがあれば使い勝手はもっと
よくなるかもしれない。
この2年ほどはワカンを履こうという気持ちもなくなった。ワカンがこのスノーシューより優れているのは重量と下りの取り
回しだけだ。それ以外はワカンを遥かに凌駕する性能が、いかなる山行にもこのスノーシューを選択させるのである。
長所と欠点を比較すれば、欠点がほとんど気にならないほど優れたスノーシューであると自信を持って言える。
人に聞かれれば必ずこのモデルを薦め、20台以上購入のお世話をしてきた。
昨年出た最新モデルでは、バインディングの止め具の形状が変わってやや扱いずらいようだ。バインディングシステム自
体が変わった「ライトニングアクシス」というモデルもリリースされた。
ただ、マイナーチェンジの度に少しずつ重量が増えているのが残念ではある。いつかフルモデルチェンジがあるとすれば、
より軽量化された扱いやすいモデルの登場を望みたいものだ。
山日和
Re: 山道具考2 スノーシューその2
山日和さん、こんにちは。
MSR社のLightning Ascentへえらい惚れ込みようですね。
スノーシューが登場したての頃は僕が山岳会に入っていた頃で、60台の人たちがえらいもんが出たと大騒ぎになって、あちらこちらでパーティーを組んで、公開山行のオンパレードでした。
そのころはまだ山登りという感じではなくて、どちらかというと平坦なコースのハイキングっていう感じだったと思います。
やはり登りに物足りなくなっていた頃、エッジの効くようなタイプのものが出て、さらにヒールリフターなど付いて登りにもこだわるものがでてきましたね。
スノーシューの歴史を語っていただいてるようで、実に興味深く面白いです。
まさかMSRの営業マンじゃないでしょうね。
いや、確かに山日和さん御推奨のMSRライトニングアッセントに乗っかって購入したひとりではありますが、僕も人に薦めるときはこれ買っておけば間違いないと思うよって薦めてます。(^^)
さらに進化していくスノーシューの今後がまた面白そうですね。
ただ、やっぱり僕のは大きいサイズなので特に下りは苦労して、ひっくりかえること、しばしばありますです。
つう
MSR社のLightning Ascentへえらい惚れ込みようですね。
スノーシューが登場したての頃は僕が山岳会に入っていた頃で、60台の人たちがえらいもんが出たと大騒ぎになって、あちらこちらでパーティーを組んで、公開山行のオンパレードでした。
そのころはまだ山登りという感じではなくて、どちらかというと平坦なコースのハイキングっていう感じだったと思います。
やはり登りに物足りなくなっていた頃、エッジの効くようなタイプのものが出て、さらにヒールリフターなど付いて登りにもこだわるものがでてきましたね。
スノーシューの歴史を語っていただいてるようで、実に興味深く面白いです。
まさかMSRの営業マンじゃないでしょうね。
いや、確かに山日和さん御推奨のMSRライトニングアッセントに乗っかって購入したひとりではありますが、僕も人に薦めるときはこれ買っておけば間違いないと思うよって薦めてます。(^^)
さらに進化していくスノーシューの今後がまた面白そうですね。
ただ、やっぱり僕のは大きいサイズなので特に下りは苦労して、ひっくりかえること、しばしばありますです。
つう
通風山
Re: 山道具考2 スノーシューその2
今でも忘れ得ぬ、昔の話しをしよう。
山日和さんが買ったばかりの黒竜をワシに見せびらかしながら履いて、得意そうに雪の上へ踏み出したあの日、
やがて山腹の斜面にさしかかったら、なんぼ足を前に出してもズルズルと下がってきて、全く進まない……
どころか、一歩進んで二歩下がる始末。
それまでの「どや顔」が一転、情けなそうな顔に変わったので、笑いをこらえるのに必死であった。
しかし、これはすごい。
ライトニングアッセントは当然すごいが、なんと言ってもこの写真に写ったワシの勇姿がすごい。
見よ、在りし日の洞吹を。
仏さまのような、いい人だった。
なんまんだぶ、なんまんだぶ。
よいスノーシューを!
洞吹(どうすい)
山日和さんが買ったばかりの黒竜をワシに見せびらかしながら履いて、得意そうに雪の上へ踏み出したあの日、
やがて山腹の斜面にさしかかったら、なんぼ足を前に出してもズルズルと下がってきて、全く進まない……
どころか、一歩進んで二歩下がる始末。
それまでの「どや顔」が一転、情けなそうな顔に変わったので、笑いをこらえるのに必死であった。
しかし、これはすごい。
ライトニングアッセントは当然すごいが、なんと言ってもこの写真に写ったワシの勇姿がすごい。
見よ、在りし日の洞吹を。
仏さまのような、いい人だった。
なんまんだぶ、なんまんだぶ。
よいスノーシューを!
洞吹(どうすい)
Re: 山道具考2 スノーシューその2
山日和さん、横入りすんません。
つうさん、こんばんは。
ただ、やっぱり僕のは大きいサイズなので特に下りは苦労して、ひっくりかえること、しばしばありますです。
ぽぽんたもこんな長いテールでどうすんだって思ってました。
わりばしさんからは“松の廊下”なんて揶揄されちゃうしね。
ところが使っていくうちにこの長いテールがいいんです。
急斜面でスキーのエッジを効かす要領で雪面をとらえるんですよ。
長い分エッジがしっかり効いて安心なんです。
ライトニングアッセントは険しい稜線でも威力を発揮できると思ってます。
つうさん、こんばんは。
ただ、やっぱり僕のは大きいサイズなので特に下りは苦労して、ひっくりかえること、しばしばありますです。
ぽぽんたもこんな長いテールでどうすんだって思ってました。
わりばしさんからは“松の廊下”なんて揶揄されちゃうしね。
ところが使っていくうちにこの長いテールがいいんです。
急斜面でスキーのエッジを効かす要領で雪面をとらえるんですよ。
長い分エッジがしっかり効いて安心なんです。
ライトニングアッセントは険しい稜線でも威力を発揮できると思ってます。
Re: 山道具考2 スノーシューその2
山日和さん、こんばんは~。
スノーシュー考?、スノーシュー節?思い入れが一番深い山道具になりましたか?スノーシューと言えば、山日和さんってイメージが定着しちゃってますね。
昔懐かしい思い出も一緒に読ませてもらいました。ワカンには無いヒールヒッターは、登りを楽にしてくれるって実感もし、嬉しかったね~。それから、洞吹さんの、雄姿には笑っちゃいましたね。あの前後の姿を知っている者としては。(*^_^*)
山行記だけでなく山道具考も、なかなかいいもんです。やっぱり【書くこと】が好きなんだなぁ。
雨の日にも、山道具考
腰痛の日にも、山道具考。
お天気も晴れ、体調も晴れて、沢に行けますように~♪。
☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆。
スノーシュー考?、スノーシュー節?思い入れが一番深い山道具になりましたか?スノーシューと言えば、山日和さんってイメージが定着しちゃってますね。
昔懐かしい思い出も一緒に読ませてもらいました。ワカンには無いヒールヒッターは、登りを楽にしてくれるって実感もし、嬉しかったね~。それから、洞吹さんの、雄姿には笑っちゃいましたね。あの前後の姿を知っている者としては。(*^_^*)
山行記だけでなく山道具考も、なかなかいいもんです。やっぱり【書くこと】が好きなんだなぁ。
雨の日にも、山道具考
腰痛の日にも、山道具考。
お天気も晴れ、体調も晴れて、沢に行けますように~♪。
☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆。
Re: 山道具考2 スノーシューその2
通さん、こんばんは。
MSR社のLightning Ascentへえらい惚れ込みようですね。
現時点で最強の登山用スノーシューであるのは間違いないですからね。
スノーシューが登場したての頃は僕が山岳会に入っていた頃で、60台の人たちがえらいもんが出たと大騒ぎになって、あちらこちらでパーティーを組んで、公開山行のオンパレードでした。
そのころはまだ山登りという感じではなくて、どちらかというと平坦なコースのハイキングっていう感じだったと思います。
その当時のスノーシューは急斜面で使いものにならなかったんでは?
まさかMSRの営業マンじゃないでしょうね。
ずいぶん宣伝させて頂きましたが、一円も懐に入ってきませんわ。(^^ゞ
いや、確かに山日和さん御推奨のMSRライトニングアッセントに乗っかって購入したひとりではありますが、僕も人に薦めるときはこれ買っておけば間違いないと思うよって薦めてます。(^^)
直接お世話した人以外に、私が薦めてさらにまた口コミで伝わってと考えれば、MSRから金一封出してもらってもいいんでは・・・(^^♪
ただ、やっぱり僕のは大きいサイズなので特に下りは苦労して、ひっくりかえること、しばしばありますです。
通さんのは30インチでしたかね。22インチモデルと20センチの差は結構大きいですよね。
その代わり、新雪のラッセルでは絶大な威力を発揮すると思います。
下りもちょっとしたコツがあるんですが・・・
それはまたスノー衆で・・・(*^^)v
山日和
MSR社のLightning Ascentへえらい惚れ込みようですね。
現時点で最強の登山用スノーシューであるのは間違いないですからね。
スノーシューが登場したての頃は僕が山岳会に入っていた頃で、60台の人たちがえらいもんが出たと大騒ぎになって、あちらこちらでパーティーを組んで、公開山行のオンパレードでした。
そのころはまだ山登りという感じではなくて、どちらかというと平坦なコースのハイキングっていう感じだったと思います。
その当時のスノーシューは急斜面で使いものにならなかったんでは?
まさかMSRの営業マンじゃないでしょうね。
ずいぶん宣伝させて頂きましたが、一円も懐に入ってきませんわ。(^^ゞ
いや、確かに山日和さん御推奨のMSRライトニングアッセントに乗っかって購入したひとりではありますが、僕も人に薦めるときはこれ買っておけば間違いないと思うよって薦めてます。(^^)
直接お世話した人以外に、私が薦めてさらにまた口コミで伝わってと考えれば、MSRから金一封出してもらってもいいんでは・・・(^^♪
ただ、やっぱり僕のは大きいサイズなので特に下りは苦労して、ひっくりかえること、しばしばありますです。
通さんのは30インチでしたかね。22インチモデルと20センチの差は結構大きいですよね。
その代わり、新雪のラッセルでは絶大な威力を発揮すると思います。
下りもちょっとしたコツがあるんですが・・・
それはまたスノー衆で・・・(*^^)v
山日和
Re: 山道具考2 スノーシューその2
洞吹さん、どうもです。
今でも忘れ得ぬ、昔の話しをしよう。
山日和さんが買ったばかりの黒竜をワシに見せびらかしながら履いて、得意そうに雪の上へ踏み出したあの日、
やがて山腹の斜面にさしかかったら、なんぼ足を前に出してもズルズルと下がってきて、全く進まない……
どころか、一歩進んで二歩下がる始末。
それまでの「どや顔」が一転、情けなそうな顔に変わったので、笑いをこらえるのに必死であった。
ううっ、そんなこと・・・・なんで覚えてるんや・・・・(-_-;)
しかし、これはすごい。
ライトニングアッセントは当然すごいが、なんと言ってもこの写真に写ったワシの勇姿がすごい。
見よ、在りし日の洞吹を。
仏さまのような、いい人だった。
なんまんだぶ、なんまんだぶ。
素晴らしい瞬間芸でした。(^_^;)
山日和
今でも忘れ得ぬ、昔の話しをしよう。
山日和さんが買ったばかりの黒竜をワシに見せびらかしながら履いて、得意そうに雪の上へ踏み出したあの日、
やがて山腹の斜面にさしかかったら、なんぼ足を前に出してもズルズルと下がってきて、全く進まない……
どころか、一歩進んで二歩下がる始末。
それまでの「どや顔」が一転、情けなそうな顔に変わったので、笑いをこらえるのに必死であった。
ううっ、そんなこと・・・・なんで覚えてるんや・・・・(-_-;)
しかし、これはすごい。
ライトニングアッセントは当然すごいが、なんと言ってもこの写真に写ったワシの勇姿がすごい。
見よ、在りし日の洞吹を。
仏さまのような、いい人だった。
なんまんだぶ、なんまんだぶ。
素晴らしい瞬間芸でした。(^_^;)
山日和
Re: 山道具考2 スノーシューその2
とっちゃん、どうもです。
スノーシュー考?、スノーシュー節?
楢山節考みたいやね。(^^)
思い入れが一番深い山道具になりましたか?スノーシューと言えば、山日和さんってイメージが定着しちゃってますね。
雪山はこれ抜きでは考えられません。アイゼンやピッケルはなくとも欠かせない山道具になりました。
昔懐かしい思い出も一緒に読ませてもらいました。ワカンには無いヒールヒッターは、登りを楽にしてくれるって実感もし、嬉しかったね~。
それを言うならヒールリフターでしょ。(^^ゞ
カカトを打ってたら痛くてしようがない。
[attachment=0]P1020079_1.jpg[/attachment]
それから、洞吹さんの、雄姿には笑っちゃいましたね。あの前後の姿を知っている者としては。(*^_^*)
洞吹さんは「突如」元気になりますね。短時間だけど・・・・(*^^)v
山行記だけでなく山道具考も、なかなかいいもんです。やっぱり【書くこと】が好きなんだなぁ。
雨の日にも、山道具考
腰痛の日にも、山道具考。
他にもいろいろ考えてるよ~。(*^_^*)
山日和
スノーシュー考?、スノーシュー節?
楢山節考みたいやね。(^^)
思い入れが一番深い山道具になりましたか?スノーシューと言えば、山日和さんってイメージが定着しちゃってますね。
雪山はこれ抜きでは考えられません。アイゼンやピッケルはなくとも欠かせない山道具になりました。
昔懐かしい思い出も一緒に読ませてもらいました。ワカンには無いヒールヒッターは、登りを楽にしてくれるって実感もし、嬉しかったね~。
それを言うならヒールリフターでしょ。(^^ゞ
カカトを打ってたら痛くてしようがない。
[attachment=0]P1020079_1.jpg[/attachment]
それから、洞吹さんの、雄姿には笑っちゃいましたね。あの前後の姿を知っている者としては。(*^_^*)
洞吹さんは「突如」元気になりますね。短時間だけど・・・・(*^^)v
山行記だけでなく山道具考も、なかなかいいもんです。やっぱり【書くこと】が好きなんだなぁ。
雨の日にも、山道具考
腰痛の日にも、山道具考。
他にもいろいろ考えてるよ~。(*^_^*)
山日和
Re: 山道具考2 スノーシューその2
たんぽぽさん、こんばんは。
ところが使っていくうちにこの長いテールがいいんです。
急斜面でスキーのエッジを効かす要領で雪面をとらえるんですよ。
長い分エッジがしっかり効いて安心なんです。
ライトニングアッセントは険しい稜線でも威力を発揮できると思ってます。
さすがたんぽぽさん。短時間でライトニングアッセントの長所を実感されたようですね。
そうなんです。他のモデルやワカンみたいに、雪面にフラットに足を置くだけではないんですね~。
「エッジを効かせられる。」 これが最大の違いでしょう。
山日和
ところが使っていくうちにこの長いテールがいいんです。
急斜面でスキーのエッジを効かす要領で雪面をとらえるんですよ。
長い分エッジがしっかり効いて安心なんです。
ライトニングアッセントは険しい稜線でも威力を発揮できると思ってます。
さすがたんぽぽさん。短時間でライトニングアッセントの長所を実感されたようですね。
そうなんです。他のモデルやワカンみたいに、雪面にフラットに足を置くだけではないんですね~。
「エッジを効かせられる。」 これが最大の違いでしょう。
山日和
Re: 山道具考2 スノーシューその2
山日和さん、こんにちわ。先月初めに、ブナオ峠に散らかしてあったスノーシューを履いていただいた者です。
そのうち返信をと思っていたのに、雑用にかまけているうちに夏になってしまいました。それにしても今年はやぶこぎの人によく会う。新年早々千種街道でbiwacoさんに会ったが、翌月鞍掛尾根手前でまた会った。今回もGW始めは、山日和さんたちが使ったコースを参考に、毘沙門谷からあがって、ダイラに幕営していたばかりでした。
いまとなってはすでに当該記事への返信は不可だったので、スノーシュー記事に投稿しています。というといかにも忙しげですが、山に行く時間は不思議にあって、実は今月18日にもその山域に足をのばしている。山日和さんに教えてもらった巡視路の尾根も、そのときやっとみつけた。でも今回は車であっというまに峠着、
小雨模様で、その夜は峠にテント泊。驚いたことは、翌朝4時前後から次々押し寄せる車の多さ。5時台には広い駐車スペースがすっかりいっぱいでした。大笠山を狙っているのでしょうが、それにしてもここはこんなにも人気山域だったの?
それも名古屋、大阪ナンバーの多さ。1000円割引最終日を口実に山に行く人にとっては、この辺までいかないと、と考えるからなのか?ところで山はすっかり様変わりしていました。大門山はすっかりガッカリ山の面目をとりもどしています。そのうえ押し寄せる虫の多さ。この時期の白山山域ではよく虫にやられるような気がしますが、登山者は皆無口で、口をへの字に曲げて歩く人が多かったようにおもいます。とはいえ奈良岳までの登山道はみごとに刈り払いされて歩きやすく、空は白かったが、白山も例年になく白く、しかも周囲はまさにフラワーロードと化していて飽きることのない山歩きでした。
きょうはお礼のための返信です。スノーシューの使い方が下手なので、「スノーシューその3,4,……」を期待しています。ではまたどこかで偶然お会いしましょう。
そのうち返信をと思っていたのに、雑用にかまけているうちに夏になってしまいました。それにしても今年はやぶこぎの人によく会う。新年早々千種街道でbiwacoさんに会ったが、翌月鞍掛尾根手前でまた会った。今回もGW始めは、山日和さんたちが使ったコースを参考に、毘沙門谷からあがって、ダイラに幕営していたばかりでした。
いまとなってはすでに当該記事への返信は不可だったので、スノーシュー記事に投稿しています。というといかにも忙しげですが、山に行く時間は不思議にあって、実は今月18日にもその山域に足をのばしている。山日和さんに教えてもらった巡視路の尾根も、そのときやっとみつけた。でも今回は車であっというまに峠着、
小雨模様で、その夜は峠にテント泊。驚いたことは、翌朝4時前後から次々押し寄せる車の多さ。5時台には広い駐車スペースがすっかりいっぱいでした。大笠山を狙っているのでしょうが、それにしてもここはこんなにも人気山域だったの?
それも名古屋、大阪ナンバーの多さ。1000円割引最終日を口実に山に行く人にとっては、この辺までいかないと、と考えるからなのか?ところで山はすっかり様変わりしていました。大門山はすっかりガッカリ山の面目をとりもどしています。そのうえ押し寄せる虫の多さ。この時期の白山山域ではよく虫にやられるような気がしますが、登山者は皆無口で、口をへの字に曲げて歩く人が多かったようにおもいます。とはいえ奈良岳までの登山道はみごとに刈り払いされて歩きやすく、空は白かったが、白山も例年になく白く、しかも周囲はまさにフラワーロードと化していて飽きることのない山歩きでした。
きょうはお礼のための返信です。スノーシューの使い方が下手なので、「スノーシューその3,4,……」を期待しています。ではまたどこかで偶然お会いしましょう。
Re: 山道具考2 スノーシューその2
fuusen touchさん、こんにちは。どこかで見たHNだと思ったら、biwacoさんが藤切谷で出会ったお二人だったんですね。(^^)
山日和さん、こんにちわ。先月初めに、ブナオ峠に散らかしてあったスノーシューを履いていただいた者です。
ずいぶん投げ散らかしたように見えたので、ひょっとしたら遭難者?、警察に届けようかなんて考えてました。(^_^;)
よく考えたら、ちゃんと揃えて立ててデポしてても雪融けで散乱してしまったんでしょうね。
無断借用スンマセンでした。m(__)m
そのうち返信をと思っていたのに、雑用にかまけているうちに夏になってしまいました。それにしても今年はやぶこぎの人によく会う。新年早々千種街道でbiwacoさんに会ったが、翌月鞍掛尾根手前でまた会った。今回もGW始めは、山日和さんたちが使ったコースを参考に、毘沙門谷からあがって、ダイラに幕営していたばかりでした。
いつもヤブコギをご覧になってるんでしょうか。よろしければレポの投稿もしてみて下さいね。
小雨模様で、その夜は峠にテント泊。驚いたことは、翌朝4時前後から次々押し寄せる車の多さ。5時台には広い駐車スペースがすっかりいっぱいでした。大笠山を狙っているのでしょうが、それにしてもここはこんなにも人気山域だったの?
ヤブコギでもおなじみのおさないGのメンバーも大笠まで縦走したようです。
それも名古屋、大阪ナンバーの多さ。1000円割引最終日を口実に山に行く人にとっては、この辺までいかないと、と考えるからなのか?
それもあるかもしれませんが、やっぱり雪の多い山は花も多くて魅力的なんですよね。
ところで山はすっかり様変わりしていました。大門山はすっかりガッカリ山の面目をとりもどしています。そのうえ押し寄せる虫の多さ。この時期の白山山域ではよく虫にやられるような気がしますが、登山者は皆無口で、口をへの字に曲げて歩く人が多かったようにおもいます。
「ガッカリ山」とは言い得て妙ですね。(^^♪ 私はとても無雪期に行く気になれません。
虫の多さもまた雪の多い山の宿命でしょうか。
とはいえ奈良岳までの登山道はみごとに刈り払いされて歩きやすく、空は白かったが、白山も例年になく白く、しかも周囲はまさにフラワーロードと化していて飽きることのない山歩きでした。
この山域はかなり歩き込まれているんですね。うらやましい限りです。もう少し家から近ければなあと思います。
きょうはお礼のための返信です。スノーシューの使い方が下手なので、「スノーシューその3,4,……」を期待しています。ではまたどこかで偶然お会いしましょう。
いや、スノーシューは一応完結です。(^^) でも下りの林道でスノーシュー履いてなかったですね。あそこは持ってるなら履いた方が歩きやすいと思いますよ。
山日和
山日和さん、こんにちわ。先月初めに、ブナオ峠に散らかしてあったスノーシューを履いていただいた者です。
ずいぶん投げ散らかしたように見えたので、ひょっとしたら遭難者?、警察に届けようかなんて考えてました。(^_^;)
よく考えたら、ちゃんと揃えて立ててデポしてても雪融けで散乱してしまったんでしょうね。
無断借用スンマセンでした。m(__)m
そのうち返信をと思っていたのに、雑用にかまけているうちに夏になってしまいました。それにしても今年はやぶこぎの人によく会う。新年早々千種街道でbiwacoさんに会ったが、翌月鞍掛尾根手前でまた会った。今回もGW始めは、山日和さんたちが使ったコースを参考に、毘沙門谷からあがって、ダイラに幕営していたばかりでした。
いつもヤブコギをご覧になってるんでしょうか。よろしければレポの投稿もしてみて下さいね。
小雨模様で、その夜は峠にテント泊。驚いたことは、翌朝4時前後から次々押し寄せる車の多さ。5時台には広い駐車スペースがすっかりいっぱいでした。大笠山を狙っているのでしょうが、それにしてもここはこんなにも人気山域だったの?
ヤブコギでもおなじみのおさないGのメンバーも大笠まで縦走したようです。
それも名古屋、大阪ナンバーの多さ。1000円割引最終日を口実に山に行く人にとっては、この辺までいかないと、と考えるからなのか?
それもあるかもしれませんが、やっぱり雪の多い山は花も多くて魅力的なんですよね。
ところで山はすっかり様変わりしていました。大門山はすっかりガッカリ山の面目をとりもどしています。そのうえ押し寄せる虫の多さ。この時期の白山山域ではよく虫にやられるような気がしますが、登山者は皆無口で、口をへの字に曲げて歩く人が多かったようにおもいます。
「ガッカリ山」とは言い得て妙ですね。(^^♪ 私はとても無雪期に行く気になれません。
虫の多さもまた雪の多い山の宿命でしょうか。
とはいえ奈良岳までの登山道はみごとに刈り払いされて歩きやすく、空は白かったが、白山も例年になく白く、しかも周囲はまさにフラワーロードと化していて飽きることのない山歩きでした。
この山域はかなり歩き込まれているんですね。うらやましい限りです。もう少し家から近ければなあと思います。
きょうはお礼のための返信です。スノーシューの使い方が下手なので、「スノーシューその3,4,……」を期待しています。ではまたどこかで偶然お会いしましょう。
いや、スノーシューは一応完結です。(^^) でも下りの林道でスノーシュー履いてなかったですね。あそこは持ってるなら履いた方が歩きやすいと思いますよ。
山日和