やわらか湯たんぽ
Posted: 2013年3月04日(月) 18:32
viewtopic.php?f=4&t=1396 を参照願いたい。私にとっては「やわらか湯たんぽ」は立派な山道具なのである。冬山テン泊を初めて以来、冬山の夜をいかに快適に過ごすかは自分にとって重要な課題であった。2011年2月に八ヶ岳行者小屋のテン場で極寒テン泊をしたときに、快適だったかと問われると正直とても快適とは言えなかった。テントはシングルウオールで冬用外張りもなく、テント内の気温は外気温とほぼ同じ。夏用と3季用のシュラフを重ねて使用し、持っている服をすべて着込み、ホッカイロを身体に貼付けてもやっぱり寒かった。この年になって無理やりこんな寒い思いをしなくてもいいんじゃないかと思って、今年の八ヶ岳行きは軟弱な温泉旅館泊まりですませた。
それでも冬山テン泊への思いは断ち切れず、冬山を快適に過ごす方法を模索してきた。その一つの答えは湯たんぽだった。プラティパスを湯たんぽ代わりに使うことを先日の御池テン泊で初めて試み、湯たんぽの心地よさに一気に目覚めてしまった。しかし、プラティパスの耐熱温度は90℃で、このような使い方をしているといつかは事故につながる危険性がある。冬山でよく使われているペットボトル湯たんぽを試してみようかと思ったが、事故の危険性や目的外使用であることに変わりはない。持ち運びや取り扱いの容易さを考えるとプラティパスの方が1日の長はあるだろう。熱湯ではなく、70℃程度にさましたお湯を入れれば事故の可能性は低くなるだろうし。
そのようなことを考えているうちに、ネットで「やわらか湯たんぽ」なるものを知った。これだったら目的外使用にはあたらないし、持ち運びも容易かもしれない。「迷ったら前に進む方を選ぶこと」という自分の人生訓に従い、早速買うことにした。これが3月3日の夕方に届いたのだ。ヘルメット潜水株式会社という変わった名前の会社の製品。ウエットスーツ素材で作っているタマゴ型タイプのやわらか湯たんぽだ。なるほど、だからヘルメット潜水なんだ。送料無料で税込み2950円。国内生産で、一つ一つ手作りしているという。注ぎ口にねじで固定できるタイプのじょうごとスペアのパッキンが付属している。重さは200g以下だろう。これだったらザックに入れて持ち歩いてもたいした負担にはならない。
早速お湯を入れて試してみることにした。お湯の容量は1.3ℓということになっているが、実際にはもっと入りそう。この湯たんぽの一つの特徴はこのまま足に直接つけてもやけどをしない程度に熱の伝わり方がゆっくりなのだそうな。確かにこのままで使って熱すぎるということはない。もっとゆっくりめに効かせたいという向きには保冷バッグに入れると、よりマイルドに熱が伝わり、使用時間もより長くできるだろう。ちなみに、このままで使っても翌朝まで暖かさは持続していた。
これの欠点は、使った後に湯たんぽの中の水分を完全に除去するのが難しいので、中の水を飲料水として使うのは衛生上好ましくないことだ。できればこのまま飲料水としても使えると最高なんだけど。
後で知ったのだが、この「やわらか湯たんぽ」は今すごい人気で製造が注文に追いつかず、注文しても待たされることが多いのだと言う。すぐに手に入った私はラッキーだったのだろうか。さて、次は実戦での使用だが、実戦での使用レポはそのうちあげますので、お楽しみにね
読者の中にはなぜ「やわらか湯たんぽ」が山道具なのかといぶかる向きもいるかと思うが、そのような方は私の過去ログ「御池まったりテン泊」そのようなことを考えているうちに、ネットで「やわらか湯たんぽ」なるものを知った。これだったら目的外使用にはあたらないし、持ち運びも容易かもしれない。「迷ったら前に進む方を選ぶこと」という自分の人生訓に従い、早速買うことにした。これが3月3日の夕方に届いたのだ。ヘルメット潜水株式会社という変わった名前の会社の製品。ウエットスーツ素材で作っているタマゴ型タイプのやわらか湯たんぽだ。なるほど、だからヘルメット潜水なんだ。送料無料で税込み2950円。国内生産で、一つ一つ手作りしているという。注ぎ口にねじで固定できるタイプのじょうごとスペアのパッキンが付属している。重さは200g以下だろう。これだったらザックに入れて持ち歩いてもたいした負担にはならない。
早速お湯を入れて試してみることにした。お湯の容量は1.3ℓということになっているが、実際にはもっと入りそう。この湯たんぽの一つの特徴はこのまま足に直接つけてもやけどをしない程度に熱の伝わり方がゆっくりなのだそうな。確かにこのままで使って熱すぎるということはない。もっとゆっくりめに効かせたいという向きには保冷バッグに入れると、よりマイルドに熱が伝わり、使用時間もより長くできるだろう。ちなみに、このままで使っても翌朝まで暖かさは持続していた。
これの欠点は、使った後に湯たんぽの中の水分を完全に除去するのが難しいので、中の水を飲料水として使うのは衛生上好ましくないことだ。できればこのまま飲料水としても使えると最高なんだけど。
後で知ったのだが、この「やわらか湯たんぽ」は今すごい人気で製造が注文に追いつかず、注文しても待たされることが多いのだと言う。すぐに手に入った私はラッキーだったのだろうか。さて、次は実戦での使用だが、実戦での使用レポはそのうちあげますので、お楽しみにね