【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
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新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
【日 時】 3月30日(金)
【地 図】 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 5165804188
【同行者】 単独
【天 候】 曇り~晴れ
【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
休日勤務しても、なかなか代休なんて取れそうもないのだが、今回ばかりは強引に振替休日をもぎ取った。そうとなれば早起きも苦にならないから現金なもんだ。
すっかり雪の消えたイノコ沢橋の駐車地。愛車を置いて歩き出す。イノコ沢対岸の急崖を見た途端に一抹の不安がよぎった。今日は自宅にロープを置いてきてしまったからだ。
努めて装備の不安を忘れ、ジグを切って登るとすぐに祠が迎えてくれる。手を合わせて登山の安全を祈願する。
道型は山腹をトラバースしていく。それを避けて尾根筋に戻って高みを目指す。アカマツや白樺がカラマツ林に変わった。急登を経て小坊主峰(1429m)に登り着く。
笹道に雪が詰まり始めるが、これが厄介だ。日中に緩んだ雪が深夜の氷点下に凍てついてツルツル滑る。まさかここでアイゼンを履くわけにもいかない。かと言って笹ヤブを歩くのも骨が折れる。
それでも正面に坊主岳が見えてくると元気も出てくる。雪道になったり笹ヤブになったりするうち、最後の急登にさしかかる。
1600mを越えるあたりから、シラビソなどの針葉樹やダケカンバの樹相になった。樹間を透かして仏谷が見えると気分も浮き立つ。背後から視線を感じて振り返ると、御岳や乗鞍の激励を受ける。
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
中央アルプスの主峰がそびえ立ち、御岳や乗鞍は勿論、鉢盛山の向こうには北アルプスが挨拶してくれている。そしていよいよ厳しい表情の仏谷と対峙する。
時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
ちょっぴり緊張しながらコルに立つと『仏谷・唐沢・坊主岳』の道標が立っている。先を急げば、ふり仰ぐ坊主岳が立派だ。ここから見ると、坊主岳は双耳峰であることがよくわかる。地形図を見ると北峰の方が40cmほど高いんだ。
西方を見やれば登ってきた尾根と下山尾根が一望のもと。奈良井ダムは凍結が緩んで白と碧のツートンだよ。やがて赤茶けた岩の堆積したやせ尾根となった。胸を突くような急登が迫る。脆い岩に注意しながら切り抜ける。
ルートを選びながら前へ前へ。なかなか捗らない区間だが、ここを過ぎると右手に凹地が現れる。下山尾根の分岐周辺にさしかかったようだ。なおも進むと仏谷がどか~んと眼前に迫り、遮るものが一切ない。いよいよ目標を射程圏内に捉えたぞ。
深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。
坊主岳があんなに目線の下にあるよ。経ヶ岳と黒沢山がデカいな。遠くを見やれば南アや八ヶ岳の晴れ姿もある。美ヶ原・霧ヶ峰方面からぐるっと視線を移すと常念や槍穂が丸見えだ。生きてて良かったぁ。
大展望に別れを告げ、一気に下る。しかし、振り返り、振り返りだから捗らない。湿原状の地形に雪の詰まった雪田をのんびり歩く。そして下降ポイントへと高度を下げた。振り向くと、ほら、経ヶ岳もあんなに背が伸びた。
下山開始。笹混じりの尾根から雪稜を辿り、カラマツ林と笹ヤブを抜けていく。樹間に覗く坊主岳に終始見守られながら標高を下げていく。1680峰でひと息つく。ここまではルートに迷う箇所はなかったが、ここからの尾根は気むずかしそうだ。
やや下りかけるとミズナラの巨木。これは鑑賞のしがいがある。胸高で四裂してそれぞれが存在を誇っている。巨木が目立つのはこの辺りで、針葉樹や広葉樹の大木がそこかしこに散見される。
戸沢への尾根を分けると、いよいよ長野営林署の「境界見出標」も見えなくなった。雪が薄くなると、いよいよ笹ヤブの道と化す。動物の目で踏跡を探すが、倒木に隠れたり薮に埋もれたりで不明瞭の極みだ。
重力に任せて笹ヤブを踏み倒すうち、突然ヤブが薄くなった。だが、相変わらず地図と睨めっこのノロノロ歩きは効率が悪すぎる。焦る気持ちを抑えて、我慢に我慢を重ねて高度を下げていく。
突如として踏跡にぶち当たった。明らかに人が歩いた道型に思える。いろいろ考えた末、尾根末端を狙う作戦を捨てて北東にトラバースしてみる。しかし、途中でそのプランを再検討。踏跡を外して試しに急降下してみる。しかし、どうにもならない急傾斜に手詰まりになった。
しばらくは胸の鼓動を押さえて山肌に貼り付いていたが、必死の思いでピッケルで掻き上がって踏跡に復帰する。なんで今日に限ってロープを自宅に置いてきたのか自責の念。
さぁ、振り出しに戻ったぞ。だが、当初の計画通り尾根末端を探ればいいのに、北東へのトラバースにこだわってみる。すると、嬉しいことにトチの大木との邂逅があった。
人が歩いた道なのか、動物が歩く道なのか判然としないまま、強引に高度を落とすと苔むした砂防ダムの護岸壁に降り立った。やれやれ。踏跡に出会ってから既に小一時間が経過。ああ、冷や汗かいたぜ。
難なく渡渉して駐車地へ。ちなみに尾根末端を目指せば階段道が使えた。完全に登る前の現地調査を怠った罰ですね。
さあ、寄り道しなければ子供が寝る前に自宅に帰れるはずだ。帰路は木曽谷ではなく、伊那谷から高速に乗ろう。
私は、春まだ浅い山道を辿って、家路についた。
ふ~さん
【地 図】 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 5165804188
【同行者】 単独
【天 候】 曇り~晴れ
【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
休日勤務しても、なかなか代休なんて取れそうもないのだが、今回ばかりは強引に振替休日をもぎ取った。そうとなれば早起きも苦にならないから現金なもんだ。
すっかり雪の消えたイノコ沢橋の駐車地。愛車を置いて歩き出す。イノコ沢対岸の急崖を見た途端に一抹の不安がよぎった。今日は自宅にロープを置いてきてしまったからだ。
努めて装備の不安を忘れ、ジグを切って登るとすぐに祠が迎えてくれる。手を合わせて登山の安全を祈願する。
道型は山腹をトラバースしていく。それを避けて尾根筋に戻って高みを目指す。アカマツや白樺がカラマツ林に変わった。急登を経て小坊主峰(1429m)に登り着く。
笹道に雪が詰まり始めるが、これが厄介だ。日中に緩んだ雪が深夜の氷点下に凍てついてツルツル滑る。まさかここでアイゼンを履くわけにもいかない。かと言って笹ヤブを歩くのも骨が折れる。
それでも正面に坊主岳が見えてくると元気も出てくる。雪道になったり笹ヤブになったりするうち、最後の急登にさしかかる。
1600mを越えるあたりから、シラビソなどの針葉樹やダケカンバの樹相になった。樹間を透かして仏谷が見えると気分も浮き立つ。背後から視線を感じて振り返ると、御岳や乗鞍の激励を受ける。
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
中央アルプスの主峰がそびえ立ち、御岳や乗鞍は勿論、鉢盛山の向こうには北アルプスが挨拶してくれている。そしていよいよ厳しい表情の仏谷と対峙する。
時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
ちょっぴり緊張しながらコルに立つと『仏谷・唐沢・坊主岳』の道標が立っている。先を急げば、ふり仰ぐ坊主岳が立派だ。ここから見ると、坊主岳は双耳峰であることがよくわかる。地形図を見ると北峰の方が40cmほど高いんだ。
西方を見やれば登ってきた尾根と下山尾根が一望のもと。奈良井ダムは凍結が緩んで白と碧のツートンだよ。やがて赤茶けた岩の堆積したやせ尾根となった。胸を突くような急登が迫る。脆い岩に注意しながら切り抜ける。
ルートを選びながら前へ前へ。なかなか捗らない区間だが、ここを過ぎると右手に凹地が現れる。下山尾根の分岐周辺にさしかかったようだ。なおも進むと仏谷がどか~んと眼前に迫り、遮るものが一切ない。いよいよ目標を射程圏内に捉えたぞ。
深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。
坊主岳があんなに目線の下にあるよ。経ヶ岳と黒沢山がデカいな。遠くを見やれば南アや八ヶ岳の晴れ姿もある。美ヶ原・霧ヶ峰方面からぐるっと視線を移すと常念や槍穂が丸見えだ。生きてて良かったぁ。
大展望に別れを告げ、一気に下る。しかし、振り返り、振り返りだから捗らない。湿原状の地形に雪の詰まった雪田をのんびり歩く。そして下降ポイントへと高度を下げた。振り向くと、ほら、経ヶ岳もあんなに背が伸びた。
下山開始。笹混じりの尾根から雪稜を辿り、カラマツ林と笹ヤブを抜けていく。樹間に覗く坊主岳に終始見守られながら標高を下げていく。1680峰でひと息つく。ここまではルートに迷う箇所はなかったが、ここからの尾根は気むずかしそうだ。
やや下りかけるとミズナラの巨木。これは鑑賞のしがいがある。胸高で四裂してそれぞれが存在を誇っている。巨木が目立つのはこの辺りで、針葉樹や広葉樹の大木がそこかしこに散見される。
戸沢への尾根を分けると、いよいよ長野営林署の「境界見出標」も見えなくなった。雪が薄くなると、いよいよ笹ヤブの道と化す。動物の目で踏跡を探すが、倒木に隠れたり薮に埋もれたりで不明瞭の極みだ。
重力に任せて笹ヤブを踏み倒すうち、突然ヤブが薄くなった。だが、相変わらず地図と睨めっこのノロノロ歩きは効率が悪すぎる。焦る気持ちを抑えて、我慢に我慢を重ねて高度を下げていく。
突如として踏跡にぶち当たった。明らかに人が歩いた道型に思える。いろいろ考えた末、尾根末端を狙う作戦を捨てて北東にトラバースしてみる。しかし、途中でそのプランを再検討。踏跡を外して試しに急降下してみる。しかし、どうにもならない急傾斜に手詰まりになった。
しばらくは胸の鼓動を押さえて山肌に貼り付いていたが、必死の思いでピッケルで掻き上がって踏跡に復帰する。なんで今日に限ってロープを自宅に置いてきたのか自責の念。
さぁ、振り出しに戻ったぞ。だが、当初の計画通り尾根末端を探ればいいのに、北東へのトラバースにこだわってみる。すると、嬉しいことにトチの大木との邂逅があった。
人が歩いた道なのか、動物が歩く道なのか判然としないまま、強引に高度を落とすと苔むした砂防ダムの護岸壁に降り立った。やれやれ。踏跡に出会ってから既に小一時間が経過。ああ、冷や汗かいたぜ。
難なく渡渉して駐車地へ。ちなみに尾根末端を目指せば階段道が使えた。完全に登る前の現地調査を怠った罰ですね。
さあ、寄り道しなければ子供が寝る前に自宅に帰れるはずだ。帰路は木曽谷ではなく、伊那谷から高速に乗ろう。
私は、春まだ浅い山道を辿って、家路についた。
ふ~さん
Re: 【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
FU~しゃま、こんばんは。
【日 時】 3月30日(金)
【地 図】 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 5165804188
【同行者】 単独
【天 候】 曇り~晴れ
【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
天気のいい平日に山に入れて裏山C~
すっかり雪の消えたイノコ沢橋の駐車地。愛車を置いて歩き出す。イノコ沢対岸の急崖を見た途端に一抹の不安がよぎった。今日は自宅にロープを置いてきてしまったからだ。
何でボ~ズ~仏谷行くのにロープがいるねん?
またナニかよからぬこと企んどるのう~
努めて装備の不安を忘れ、ジグを切って登るとすぐに祠が迎えてくれる。手を合わせて登山の安全を祈願する。
祈願する前にヘンなとこへわざわざ入らんように!
1600mを越えるあたりから、シラビソなどの針葉樹やダケカンバの樹相になった。樹間を透かして仏谷が見えると気分も浮き立つ。背後から視線を感じて振り返ると、御岳や乗鞍の激励を受ける。
山並みの視線を感じ取れるようになったとは、着実に超人的能力を獲得してますね。
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
週末のガスった時に立っても意味ないけど、この天気ならサイコ~や。
時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
ボ~ズ一峰だけで済ませんとこがふ~さまだね、エライ!
深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。
目的達成、お疲れさん!
坊主岳があんなに目線の下にあるよ。経ヶ岳と黒沢山がデカいな。遠くを見やれば南アや八ヶ岳の晴れ姿もある。美ヶ原・霧ヶ峰方面からぐるっと視線を移すと常念や槍穂が丸見えだ。生きてて良かったぁ。
そんなにいい眺望を独り占めして、どこで徳を積んどったん?
しばらくは胸の鼓動を押さえて山肌に貼り付いていたが、必死の思いでピッケルで掻き上がって踏跡に復帰する。なんで今日に限ってロープを自宅に置いてきたのか自責の念。
いいお遊び場所に出会えたのにヒモなしとは残念!
クツひもやパンツのひもでは役に立たんしなあ~
今度から忘れないようにザックに縫い付けておいたらどう?
人が歩いた道なのか、動物が歩く道なのか判然としないまま、強引に高度を落とすと苔むした砂防ダムの護岸壁に降り立った。やれやれ。踏跡に出会ってから既に小一時間が経過。ああ、冷や汗かいたぜ。
楽しい楽しい1時間やったでしょ、お疲れさん!
ところで、チャリ姫があれほどみんなに誘っていたボ~ズへ独りで行ちゃって・・・C~ラ~ナイ。
【日 時】 3月30日(金)
【地 図】 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 5165804188
【同行者】 単独
【天 候】 曇り~晴れ
【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
天気のいい平日に山に入れて裏山C~
すっかり雪の消えたイノコ沢橋の駐車地。愛車を置いて歩き出す。イノコ沢対岸の急崖を見た途端に一抹の不安がよぎった。今日は自宅にロープを置いてきてしまったからだ。
何でボ~ズ~仏谷行くのにロープがいるねん?
またナニかよからぬこと企んどるのう~
努めて装備の不安を忘れ、ジグを切って登るとすぐに祠が迎えてくれる。手を合わせて登山の安全を祈願する。
祈願する前にヘンなとこへわざわざ入らんように!
1600mを越えるあたりから、シラビソなどの針葉樹やダケカンバの樹相になった。樹間を透かして仏谷が見えると気分も浮き立つ。背後から視線を感じて振り返ると、御岳や乗鞍の激励を受ける。
山並みの視線を感じ取れるようになったとは、着実に超人的能力を獲得してますね。
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
週末のガスった時に立っても意味ないけど、この天気ならサイコ~や。
時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
ボ~ズ一峰だけで済ませんとこがふ~さまだね、エライ!
深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。
目的達成、お疲れさん!
坊主岳があんなに目線の下にあるよ。経ヶ岳と黒沢山がデカいな。遠くを見やれば南アや八ヶ岳の晴れ姿もある。美ヶ原・霧ヶ峰方面からぐるっと視線を移すと常念や槍穂が丸見えだ。生きてて良かったぁ。
そんなにいい眺望を独り占めして、どこで徳を積んどったん?
しばらくは胸の鼓動を押さえて山肌に貼り付いていたが、必死の思いでピッケルで掻き上がって踏跡に復帰する。なんで今日に限ってロープを自宅に置いてきたのか自責の念。
いいお遊び場所に出会えたのにヒモなしとは残念!
クツひもやパンツのひもでは役に立たんしなあ~
今度から忘れないようにザックに縫い付けておいたらどう?
人が歩いた道なのか、動物が歩く道なのか判然としないまま、強引に高度を落とすと苔むした砂防ダムの護岸壁に降り立った。やれやれ。踏跡に出会ってから既に小一時間が経過。ああ、冷や汗かいたぜ。
楽しい楽しい1時間やったでしょ、お疲れさん!
ところで、チャリ姫があれほどみんなに誘っていたボ~ズへ独りで行ちゃって・・・C~ラ~ナイ。
Re: 【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
ふ~さん こんばんは
【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
うわ、三遠南信さんと間髪を入れず、仏谷じゃありませんか。
休日勤務しても、なかなか代休なんて取れそうもないのだが、今回ばかりは強引に振替休日をもぎ取った。そうとなれば早起きも苦にならないから現金なもんだ。
強いですね。
すっかり雪の消えたイノコ沢橋の駐車地。愛車を置いて歩き出す。イノコ沢対岸の急崖を見た途端に一抹の不安がよぎった。今日は自宅にロープを置いてきてしまったからだ。
「イノコ沢」は1429m三角点の南麓の沢ですね。
道型は山腹をトラバースしていく。それを避けて尾根筋に戻って高みを目指す。アカマツや白樺がカラマツ林に変わった。急登を経て小坊主峰(1429m)に登り着く。
なるほど、ここは小坊主峰と言うんだ。
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
中央アルプスの主峰がそびえ立ち、御岳や乗鞍は勿論、鉢盛山の向こうには北アルプスが挨拶してくれている。そしていよいよ厳しい表情の仏谷と対峙する。
坊主岳は展望の山なのですね。
時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
最低鞍部から標高差400mくらいありますね。
やがて赤茶けた岩の堆積したやせ尾根となった。胸を突くような急登が迫る。脆い岩に注意しながら切り抜ける。
ルートを選びながら前へ前へ。なかなか捗らない区間だが、ここを過ぎると右手に凹地が現れる。下山尾根の分岐周辺にさしかかったようだ。なおも進むと仏谷がどか~んと眼前に迫り、遮るものが一切ない。いよいよ目標を射程圏内に捉えたぞ。
おお、もうちょいだ。
深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。
やりましたね。
登頂おめでとう。
坊主岳があんなに目線の下にあるよ。経ヶ岳と黒沢山がデカいな。遠くを見やれば南アや八ヶ岳の晴れ姿もある。美ヶ原・霧ヶ峰方面からぐるっと視線を移すと常念や槍穂が丸見えだ。生きてて良かったぁ。
はいな、死んだらあきまへ~ん。
やや下りかけるとミズナラの巨木。これは鑑賞のしがいがある。胸高で四裂してそれぞれが存在を誇っている。巨木が目立つのはこの辺りで、針葉樹や広葉樹の大木がそこかしこに散見される。
巨大樹もあるんだ。
戸沢への尾根を分けると、いよいよ長野営林署の「境界見出標」も見えなくなった。雪が薄くなると、いよいよ笹ヤブの道と化す。動物の目で踏跡を探すが、倒木に隠れたり薮に埋もれたりで不明瞭の極みだ。
進路がわかりにくいですか。
突如として踏跡にぶち当たった。明らかに人が歩いた道型に思える。いろいろ考えた末、尾根末端を狙う作戦を捨てて北東にトラバースしてみる。しかし、途中でそのプランを再検討。踏跡を外して試しに急降下してみる。しかし、どうにもならない急傾斜に手詰まりになった。
しばらくは胸の鼓動を押さえて山肌に貼り付いていたが、必死の思いでピッケルで掻き上がって踏跡に復帰する。なんで今日に限ってロープを自宅に置いてきたのか自責の念。
おっと、危機一髪。
人が歩いた道なのか、動物が歩く道なのか判然としないまま、強引に高度を落とすと苔むした砂防ダムの護岸壁に降り立った。やれやれ。踏跡に出会ってから既に小一時間が経過。ああ、冷や汗かいたぜ。
無事に下山できましたね。
なによりです。
さあ、寄り道しなければ子供が寝る前に自宅に帰れるはずだ。帰路は木曽谷ではなく、伊那谷から高速に乗ろう。
私は、春まだ浅い山道を辿って、家路についた。
ワシはまだ通ったことはありませんが、この季節に伊那谷へ出られるのも権兵衛トンネルのお陰ですね。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
うわ、三遠南信さんと間髪を入れず、仏谷じゃありませんか。
休日勤務しても、なかなか代休なんて取れそうもないのだが、今回ばかりは強引に振替休日をもぎ取った。そうとなれば早起きも苦にならないから現金なもんだ。
強いですね。
すっかり雪の消えたイノコ沢橋の駐車地。愛車を置いて歩き出す。イノコ沢対岸の急崖を見た途端に一抹の不安がよぎった。今日は自宅にロープを置いてきてしまったからだ。
「イノコ沢」は1429m三角点の南麓の沢ですね。
道型は山腹をトラバースしていく。それを避けて尾根筋に戻って高みを目指す。アカマツや白樺がカラマツ林に変わった。急登を経て小坊主峰(1429m)に登り着く。
なるほど、ここは小坊主峰と言うんだ。
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
中央アルプスの主峰がそびえ立ち、御岳や乗鞍は勿論、鉢盛山の向こうには北アルプスが挨拶してくれている。そしていよいよ厳しい表情の仏谷と対峙する。
坊主岳は展望の山なのですね。
時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
最低鞍部から標高差400mくらいありますね。
やがて赤茶けた岩の堆積したやせ尾根となった。胸を突くような急登が迫る。脆い岩に注意しながら切り抜ける。
ルートを選びながら前へ前へ。なかなか捗らない区間だが、ここを過ぎると右手に凹地が現れる。下山尾根の分岐周辺にさしかかったようだ。なおも進むと仏谷がどか~んと眼前に迫り、遮るものが一切ない。いよいよ目標を射程圏内に捉えたぞ。
おお、もうちょいだ。
深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。
やりましたね。
登頂おめでとう。
坊主岳があんなに目線の下にあるよ。経ヶ岳と黒沢山がデカいな。遠くを見やれば南アや八ヶ岳の晴れ姿もある。美ヶ原・霧ヶ峰方面からぐるっと視線を移すと常念や槍穂が丸見えだ。生きてて良かったぁ。
はいな、死んだらあきまへ~ん。
やや下りかけるとミズナラの巨木。これは鑑賞のしがいがある。胸高で四裂してそれぞれが存在を誇っている。巨木が目立つのはこの辺りで、針葉樹や広葉樹の大木がそこかしこに散見される。
巨大樹もあるんだ。
戸沢への尾根を分けると、いよいよ長野営林署の「境界見出標」も見えなくなった。雪が薄くなると、いよいよ笹ヤブの道と化す。動物の目で踏跡を探すが、倒木に隠れたり薮に埋もれたりで不明瞭の極みだ。
進路がわかりにくいですか。
突如として踏跡にぶち当たった。明らかに人が歩いた道型に思える。いろいろ考えた末、尾根末端を狙う作戦を捨てて北東にトラバースしてみる。しかし、途中でそのプランを再検討。踏跡を外して試しに急降下してみる。しかし、どうにもならない急傾斜に手詰まりになった。
しばらくは胸の鼓動を押さえて山肌に貼り付いていたが、必死の思いでピッケルで掻き上がって踏跡に復帰する。なんで今日に限ってロープを自宅に置いてきたのか自責の念。
おっと、危機一髪。
人が歩いた道なのか、動物が歩く道なのか判然としないまま、強引に高度を落とすと苔むした砂防ダムの護岸壁に降り立った。やれやれ。踏跡に出会ってから既に小一時間が経過。ああ、冷や汗かいたぜ。
無事に下山できましたね。
なによりです。
さあ、寄り道しなければ子供が寝る前に自宅に帰れるはずだ。帰路は木曽谷ではなく、伊那谷から高速に乗ろう。
私は、春まだ浅い山道を辿って、家路についた。
ワシはまだ通ったことはありませんが、この季節に伊那谷へ出られるのも権兵衛トンネルのお陰ですね。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
ふ~さん 今晩
【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
何で? わかる
ふ~さん なんで雪の時に行くの
冗談じゃないけどふ~さんだったらヤブコギの方があつてますよ~
しょうがないヤブを平泳ぎしてきます。
そうそう ふ~さんレポでバラ谷で盛り上がったでしょう GWに行くことなりました
それと房小山もいい山だよね 行ってレポあげて
休日勤務しても、なかなか代休なんて取れそうもないのだが、今回ばかりは強引に振替休日をもぎ取った。そうとなれば早起きも苦にならないから現金なもんだ。
仕事がらなかなか取れないの?
すっかり雪の消えたイノコ沢橋の駐車地。愛車を置いて歩き出す。イノコ沢対岸の急崖を見た途端に一抹の不安がよぎった。今日は自宅にロープを置いてきてしまったからだ。努めて装備の不安を忘れ、ジグを切って登るとすぐに祠が迎えてくれる。手を合わせて登山の安全を祈願する。
ロープいるの?
坊主岳だったらなしで行こうと思ってますが
笹道に雪が詰まり始めるが、これが厄介だ。日中に緩んだ雪が深夜の氷点下に凍てついてツルツル滑る。まさかここでアイゼンを履くわけにもいかない。かと言って笹ヤブを歩くのも骨が折れる。
スノーシュウ履いてるの
1600mを越えるあたりから、シラビソなどの針葉樹やダケカンバの樹相になった。樹間を透かして仏谷が見えると気分も浮き立つ。背後から視線を感じて振り返ると、御岳や乗鞍の激励を受ける。
展望の山みたいですね
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
山頂すんなり行けるのですか?
中央アルプスの主峰がそびえ立ち、御岳や乗鞍は勿論、鉢盛山の向こうには北アルプスが挨拶してくれている。そしていよいよ厳しい表情の仏谷と対峙する。
仏岳の方が厳しいのですか
時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
頑張っていきましょう
かっこいい山ですね
ちょっぴり緊張しながらコルに立つと『仏谷・唐沢・坊主岳』の道標が立っている。先を急げば、ふり仰ぐ坊主岳が立派だ。ここから見ると、坊主岳は双耳峰であることがよくわかる。地形図を見ると北峰の方が40cmほど高いんだ。
そうなの 両方踏みましたか?
西方を見やれば登ってきた尾根と下山尾根が一望のもと。奈良井ダムは凍結が緩んで白と碧のツートンだよ。やがて赤茶けた岩の堆積したやせ尾根となった。胸を突くような急登が迫る。脆い岩に注意しながら切り抜ける。
簡単に思っていたけど
ルートを選びながら前へ前へ。なかなか捗らない区間だが、ここを過ぎると右手に凹地が現れる。下山尾根の分岐周辺にさしかかったようだ。なおも進むと仏谷がどか~んと眼前に迫り、遮るものが一切ない。いよいよ目標を射程圏内に捉えたぞ。
今日実は上谷山でそんな感じだったですよ
深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。
おめでとうございます。 (^O^)/
坊主岳があんなに目線の下にあるよ。経ヶ岳と黒沢山がデカいな。遠くを見やれば南アや八ヶ岳の晴れ姿もある。美ヶ原・霧ヶ峰方面からぐるっと視線を移すと常念や槍穂が丸見えだ。生きてて良かったぁ。
この日も天気に恵まれましたね
下山開始。笹混じりの尾根から雪稜を辿り、カラマツ林と笹ヤブを抜けていく。樹間に覗く坊主岳に終始見守られながら標高を下げていく。1680峰でひと息つく。ここまではルートに迷う箇所はなかったが、ここからの尾根は気むずかしそうだ。
ふ~さんは気むずかしそうなのが好きでしょう
やや下りかけるとミズナラの巨木。これは鑑賞のしがいがある。胸高で四裂してそれぞれが存在を誇っている。巨木が目立つのはこの辺りで、針葉樹や広葉樹の大木がそこかしこに散見される。
いい感じですね 原生林ですか
人が歩いた道なのか、動物が歩く道なのか判然としないまま、強引に高度を落とすと苔むした砂防ダムの護岸壁に降り立った。やれやれ。踏跡に出会ってから既に小一時間が経過。ああ、冷や汗かいたぜ。
ストレス解消できましたね
さあ、寄り道しなければ子供が寝る前に自宅に帰れるはずだ。帰路は木曽谷ではなく、伊那谷から高速に乗ろう。
ふ~さんはいつも家族思いだね
気を付けてお帰り下さい
【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
何で? わかる
ふ~さん なんで雪の時に行くの
冗談じゃないけどふ~さんだったらヤブコギの方があつてますよ~
しょうがないヤブを平泳ぎしてきます。
そうそう ふ~さんレポでバラ谷で盛り上がったでしょう GWに行くことなりました
それと房小山もいい山だよね 行ってレポあげて
休日勤務しても、なかなか代休なんて取れそうもないのだが、今回ばかりは強引に振替休日をもぎ取った。そうとなれば早起きも苦にならないから現金なもんだ。
仕事がらなかなか取れないの?
すっかり雪の消えたイノコ沢橋の駐車地。愛車を置いて歩き出す。イノコ沢対岸の急崖を見た途端に一抹の不安がよぎった。今日は自宅にロープを置いてきてしまったからだ。努めて装備の不安を忘れ、ジグを切って登るとすぐに祠が迎えてくれる。手を合わせて登山の安全を祈願する。
ロープいるの?
坊主岳だったらなしで行こうと思ってますが
笹道に雪が詰まり始めるが、これが厄介だ。日中に緩んだ雪が深夜の氷点下に凍てついてツルツル滑る。まさかここでアイゼンを履くわけにもいかない。かと言って笹ヤブを歩くのも骨が折れる。
スノーシュウ履いてるの
1600mを越えるあたりから、シラビソなどの針葉樹やダケカンバの樹相になった。樹間を透かして仏谷が見えると気分も浮き立つ。背後から視線を感じて振り返ると、御岳や乗鞍の激励を受ける。
展望の山みたいですね
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
山頂すんなり行けるのですか?
中央アルプスの主峰がそびえ立ち、御岳や乗鞍は勿論、鉢盛山の向こうには北アルプスが挨拶してくれている。そしていよいよ厳しい表情の仏谷と対峙する。
仏岳の方が厳しいのですか
時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
頑張っていきましょう
かっこいい山ですね
ちょっぴり緊張しながらコルに立つと『仏谷・唐沢・坊主岳』の道標が立っている。先を急げば、ふり仰ぐ坊主岳が立派だ。ここから見ると、坊主岳は双耳峰であることがよくわかる。地形図を見ると北峰の方が40cmほど高いんだ。
そうなの 両方踏みましたか?
西方を見やれば登ってきた尾根と下山尾根が一望のもと。奈良井ダムは凍結が緩んで白と碧のツートンだよ。やがて赤茶けた岩の堆積したやせ尾根となった。胸を突くような急登が迫る。脆い岩に注意しながら切り抜ける。
簡単に思っていたけど
ルートを選びながら前へ前へ。なかなか捗らない区間だが、ここを過ぎると右手に凹地が現れる。下山尾根の分岐周辺にさしかかったようだ。なおも進むと仏谷がどか~んと眼前に迫り、遮るものが一切ない。いよいよ目標を射程圏内に捉えたぞ。
今日実は上谷山でそんな感じだったですよ
深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。
おめでとうございます。 (^O^)/
坊主岳があんなに目線の下にあるよ。経ヶ岳と黒沢山がデカいな。遠くを見やれば南アや八ヶ岳の晴れ姿もある。美ヶ原・霧ヶ峰方面からぐるっと視線を移すと常念や槍穂が丸見えだ。生きてて良かったぁ。
この日も天気に恵まれましたね
下山開始。笹混じりの尾根から雪稜を辿り、カラマツ林と笹ヤブを抜けていく。樹間に覗く坊主岳に終始見守られながら標高を下げていく。1680峰でひと息つく。ここまではルートに迷う箇所はなかったが、ここからの尾根は気むずかしそうだ。
ふ~さんは気むずかしそうなのが好きでしょう
やや下りかけるとミズナラの巨木。これは鑑賞のしがいがある。胸高で四裂してそれぞれが存在を誇っている。巨木が目立つのはこの辺りで、針葉樹や広葉樹の大木がそこかしこに散見される。
いい感じですね 原生林ですか
人が歩いた道なのか、動物が歩く道なのか判然としないまま、強引に高度を落とすと苔むした砂防ダムの護岸壁に降り立った。やれやれ。踏跡に出会ってから既に小一時間が経過。ああ、冷や汗かいたぜ。
ストレス解消できましたね
さあ、寄り道しなければ子供が寝る前に自宅に帰れるはずだ。帰路は木曽谷ではなく、伊那谷から高速に乗ろう。
ふ~さんはいつも家族思いだね
気を付けてお帰り下さい
Re: 【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
ぽぽんたさま、おはようございます。
ふ~さん
FU~しゃま、こんばんは。
この前日が最高の天気で、職場の窓からお外を眺めてはよだれを垂らしておりました。その日は、三遠南信さんが江越の上谷山に向かった日でしたね。天気のいい平日に山に入れて裏山C~
ロープはなにかと役に立つでござるよ。お山でも、私生活でも(^_^;)何でボ~ズ~仏谷行くのにロープがいるねん?
またナニかよからぬこと企んどるのう~
意味不明でござるな。^^; わしのようにまっとうな人間にかような箴言は無用じゃ。祈願する前にヘンなとこへわざわざ入らんように!努めて装備の不安を忘れ、ジグを切って登るとすぐに祠が迎えてくれる。手を合わせて登山の安全を祈願する。
ふ~さんをナメちゃあかんですよ。今にも山上界の悦楽の世界に昇天しそうな私です。(意味不明)山並みの視線を感じ取れるようになったとは、着実に超人的能力を獲得してますね。1600mを越えるあたりから、シラビソなどの針葉樹やダケカンバの樹相になった。樹間を透かして仏谷が見えると気分も浮き立つ。背後から視線を感じて振り返ると、御岳や乗鞍の激励を受ける。
生きててよかった!って瞬間ですね。週末のガスった時に立っても意味ないけど、この天気ならサイコ~や。一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
「たんぽぽシンドローム」、或いは「山日和シンドローム」と申せましょう。ボ~ズ一峰だけで済ませんとこがふ~さまだね、エライ!時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
昔、喜納昌吉&チャンプルーズが歌ってましてね、「快哉おじさん」って。目的達成、お疲れさん!深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。
徳は人の見ているところで積むものではござんせん。(^_-)そんなにいい眺望を独り占めして、どこで徳を積んどったん?坊主岳があんなに目線の下にあるよ。経ヶ岳と黒沢山がデカいな。遠くを見やれば南アや八ヶ岳の晴れ姿もある。美ヶ原・霧ヶ峰方面からぐるっと視線を移すと常念や槍穂が丸見えだ。生きてて良かったぁ。
クツひもやパンツのゴムとは名案ですな。ロープでパンツを編むという裏技もある。ただし、問題点は、パンツを解体して懸垂下降すると、股間が、すーすーする点につきる。いいお遊び場所に出会えたのにヒモなしとは残念!しばらくは胸の鼓動を押さえて山肌に貼り付いていたが、必死の思いでピッケルで掻き上がって踏跡に復帰する。なんで今日に限ってロープを自宅に置いてきたのか自責の念。
クツひもやパンツのひもでは役に立たんしなあ~
今度から忘れないようにザックに縫い付けておいたらどう?
おー!そうでしたな。でも、チャリ姫を恐い目に遭わせた日にゃ、全国のチャリ姫フォロワーから非難ごうごうですわい。(^_^;)楽しい楽しい1時間やったでしょ、お疲れさん!人が歩いた道なのか、動物が歩く道なのか判然としないまま、強引に高度を落とすと苔むした砂防ダムの護岸壁に降り立った。やれやれ。踏跡に出会ってから既に小一時間が経過。ああ、冷や汗かいたぜ。
ところで、チャリ姫があれほどみんなに誘っていたボ~ズへ独りで行ちゃって・・・C~ラ~ナイ。
ふ~さん
Re: 【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
ふ~さん、こんばんは。お久しぶり。
【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
これはどこやと探したら、中アの経ヶ岳の続きでしたか。
聞いたことなかったけど、三遠南信さんが行き、バーチャリさんもよく知ってそうなところを見ると、意外にメジャーな山?
休日勤務しても、なかなか代休なんて取れそうもないのだが、今回ばかりは強引に振替休日をもぎ取った。そうとなれば早起きも苦にならないから現金なもんだ。
快晴のの平日に山へ行きたいよ~(泣)
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
中央アルプスの主峰がそびえ立ち、御岳や乗鞍は勿論、鉢盛山の向こうには北アルプスが挨拶してくれている。そしていよいよ厳しい表情の仏谷と対峙する。
おー、いいじゃないの~。
ちょっぴり緊張しながらコルに立つと『仏谷・唐沢・坊主岳』の道標が立っている。
標識なんてあるんですか?
ルートを選びながら前へ前へ。なかなか捗らない区間だが、ここを過ぎると右手に凹地が現れる。下山尾根の分岐周辺にさしかかったようだ。なおも進むと仏谷がどか~んと眼前に迫り、遮るものが一切ない。いよいよ目標を射程圏内に捉えたぞ。
深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。
仏谷ってのは点名ですね。なんか名前が付いててもよさそうに思うけどね。しかしよく頑張りました。
大展望に別れを告げ、一気に下る。しかし、振り返り、振り返りだから捗らない。
後ろ髪を引かれるってやつね。でも引かれる髪も減ってきたのでは・・・?
やや下りかけるとミズナラの巨木。これは鑑賞のしがいがある。胸高で四裂してそれぞれが存在を誇っている。巨木が目立つのはこの辺りで、針葉樹や広葉樹の大木がそこかしこに散見される。
こりゃ見事なミズナラですねえ。根が巨大なとこはふ~さんも顔負けや。
戸沢への尾根を分けると、いよいよ長野営林署の「境界見出標」も見えなくなった。雪が薄くなると、いよいよ笹ヤブの道と化す。動物の目で踏跡を探すが、倒木に隠れたり薮に埋もれたりで不明瞭の極みだ。
いよいよふ~さんの自家薬籠中ですな。
突如として踏跡にぶち当たった。明らかに人が歩いた道型に思える。いろいろ考えた末、尾根末端を狙う作戦を捨てて北東にトラバースしてみる。しかし、途中でそのプランを再検討。踏跡を外して試しに急降下してみる。しかし、どうにもならない急傾斜に手詰まりになった。
踏み跡に出てガッカリしたんじゃないの?(^^ゞ
難なく渡渉して駐車地へ。ちなみに尾根末端を目指せば階段道が使えた。完全に登る前の現地調査を怠った罰ですね。
私の安蔵山からの下りと一緒やね。ちょっと見とけばなんでもなかったのに。まあ、若いうちの苦労は買ってでもしろといいますが。
さあ、寄り道しなければ子供が寝る前に自宅に帰れるはずだ。帰路は木曽谷ではなく、伊那谷から高速に乗ろう。
どちらへでも出られるここは中アのど真ん中?木曽谷は国道が長いですもんね。
私は、春まだ浅い山道を辿って、家路についた。
最後だけいやに文学的に締めましたね。(*^_^*)
山日和
【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
これはどこやと探したら、中アの経ヶ岳の続きでしたか。
聞いたことなかったけど、三遠南信さんが行き、バーチャリさんもよく知ってそうなところを見ると、意外にメジャーな山?
休日勤務しても、なかなか代休なんて取れそうもないのだが、今回ばかりは強引に振替休日をもぎ取った。そうとなれば早起きも苦にならないから現金なもんだ。
快晴のの平日に山へ行きたいよ~(泣)
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
中央アルプスの主峰がそびえ立ち、御岳や乗鞍は勿論、鉢盛山の向こうには北アルプスが挨拶してくれている。そしていよいよ厳しい表情の仏谷と対峙する。
おー、いいじゃないの~。
ちょっぴり緊張しながらコルに立つと『仏谷・唐沢・坊主岳』の道標が立っている。
標識なんてあるんですか?
ルートを選びながら前へ前へ。なかなか捗らない区間だが、ここを過ぎると右手に凹地が現れる。下山尾根の分岐周辺にさしかかったようだ。なおも進むと仏谷がどか~んと眼前に迫り、遮るものが一切ない。いよいよ目標を射程圏内に捉えたぞ。
深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。
仏谷ってのは点名ですね。なんか名前が付いててもよさそうに思うけどね。しかしよく頑張りました。
大展望に別れを告げ、一気に下る。しかし、振り返り、振り返りだから捗らない。
後ろ髪を引かれるってやつね。でも引かれる髪も減ってきたのでは・・・?
やや下りかけるとミズナラの巨木。これは鑑賞のしがいがある。胸高で四裂してそれぞれが存在を誇っている。巨木が目立つのはこの辺りで、針葉樹や広葉樹の大木がそこかしこに散見される。
こりゃ見事なミズナラですねえ。根が巨大なとこはふ~さんも顔負けや。
戸沢への尾根を分けると、いよいよ長野営林署の「境界見出標」も見えなくなった。雪が薄くなると、いよいよ笹ヤブの道と化す。動物の目で踏跡を探すが、倒木に隠れたり薮に埋もれたりで不明瞭の極みだ。
いよいよふ~さんの自家薬籠中ですな。
突如として踏跡にぶち当たった。明らかに人が歩いた道型に思える。いろいろ考えた末、尾根末端を狙う作戦を捨てて北東にトラバースしてみる。しかし、途中でそのプランを再検討。踏跡を外して試しに急降下してみる。しかし、どうにもならない急傾斜に手詰まりになった。
踏み跡に出てガッカリしたんじゃないの?(^^ゞ
難なく渡渉して駐車地へ。ちなみに尾根末端を目指せば階段道が使えた。完全に登る前の現地調査を怠った罰ですね。
私の安蔵山からの下りと一緒やね。ちょっと見とけばなんでもなかったのに。まあ、若いうちの苦労は買ってでもしろといいますが。
さあ、寄り道しなければ子供が寝る前に自宅に帰れるはずだ。帰路は木曽谷ではなく、伊那谷から高速に乗ろう。
どちらへでも出られるここは中アのど真ん中?木曽谷は国道が長いですもんね。
私は、春まだ浅い山道を辿って、家路についた。
最後だけいやに文学的に締めましたね。(*^_^*)
山日和
Re: 【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
ふ〜さん こんばんは〜。
【日 時】 3月30日(金)
【地 図】 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 5165804188
【同行者】 単独
【天 候】 曇り~晴れ
【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
3月30日は天気が良かったんですね。今回は山登りじゃなかったんですけど私も30日の夜に伊那まで走って行きました。
(ふ〜さんと中央道でスレ違いましたかね?)
で、ちなみに3月31日の伊那谷は雨風強く大荒れで、こんな感じでした。 1600mを越えるあたりから、シラビソなどの針葉樹やダケカンバの樹相になった。樹間を透かして仏谷が見えると気分も浮き立つ。背後から視線を感じて振り返ると、御岳や乗鞍の激励を受ける。
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
ああ 三遠南信さんも含め、もう少し早くUPされていたら登ったのになあ。近くにこんないい山があるとは!といっても4月1日も冬型気圧配置で、雪が降ってましたけど。で、ちょっと高鳥谷山というところでお茶を濁してました。
でも皆さんにいい山を紹介頂いてまた伊那へ行く楽しみがひとつ増えました。ありがとうございます。
六右衛門
【日 時】 3月30日(金)
【地 図】 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 5165804188
【同行者】 単独
【天 候】 曇り~晴れ
【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
3月30日は天気が良かったんですね。今回は山登りじゃなかったんですけど私も30日の夜に伊那まで走って行きました。
(ふ〜さんと中央道でスレ違いましたかね?)
で、ちなみに3月31日の伊那谷は雨風強く大荒れで、こんな感じでした。 1600mを越えるあたりから、シラビソなどの針葉樹やダケカンバの樹相になった。樹間を透かして仏谷が見えると気分も浮き立つ。背後から視線を感じて振り返ると、御岳や乗鞍の激励を受ける。
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
ああ 三遠南信さんも含め、もう少し早くUPされていたら登ったのになあ。近くにこんないい山があるとは!といっても4月1日も冬型気圧配置で、雪が降ってましたけど。で、ちょっと高鳥谷山というところでお茶を濁してました。
でも皆さんにいい山を紹介頂いてまた伊那へ行く楽しみがひとつ増えました。ありがとうございます。
六右衛門
Re: 【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
洞吹さん、おはようさんです。ふ~さん こんばんは
私も驚きました。こういうマイナーな山ですからね。【ルート】 駐車地(7:25)~小坊主峰(8:27)~坊主岳(10:10/39)~仏谷(13:48/14:07)~1680峰(15:16)~駐車地(17:31)
うわ、三遠南信さんと間髪を入れず、仏谷じゃありませんか。
警察に不審者扱いされ、指名手配されても負けずに登る人のほうがもっと強いかも。強いですね。休日勤務しても、なかなか代休なんて取れそうもないのだが、今回ばかりは強引に振替休日をもぎ取った。そうとなれば早起きも苦にならないから現金なもんだ。
そうです。坊主岳への一般ルートの一つです。唐沢や糠沢からのルートもあるようです。「イノコ沢」は1429m三角点の南麓の沢ですね。すっかり雪の消えたイノコ沢橋の駐車地。愛車を置いて歩き出す。イノコ沢対岸の急崖を見た途端に一抹の不安がよぎった。今日は自宅にロープを置いてきてしまったからだ。
正式名称なのかはっきりしません。通称、仮称がそのまま使われるようになったのかもしれませんねぇ。なるほど、ここは小坊主峰と言うんだ。道型は山腹をトラバースしていく。それを避けて尾根筋に戻って高みを目指す。アカマツや白樺がカラマツ林に変わった。急登を経て小坊主峰(1429m)に登り着く。
とてもすっきりした山ですよ。それにどの角度から眺めても素晴らしい山容なんです。坊主岳は展望の山なのですね。一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
中央アルプスの主峰がそびえ立ち、御岳や乗鞍は勿論、鉢盛山の向こうには北アルプスが挨拶してくれている。そしていよいよ厳しい表情の仏谷と対峙する。
思う以上にしんどかったですよ。こういう山なので、荷物はある程度必要ですしね~。健脚の方がうらやましいな(^^;)最低鞍部から標高差400mくらいありますね。時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
少しずつでも、山頂が近づくと、嬉しいものです。小さな一歩でも、それが積み重なれば大きいってことが実感されますね。洞吹さんの登った白尾山もアップダウンを一つずつこなして登頂するイメージでしたね。おお、もうちょいだ。やがて赤茶けた岩の堆積したやせ尾根となった。胸を突くような急登が迫る。脆い岩に注意しながら切り抜ける。
ルートを選びながら前へ前へ。なかなか捗らない区間だが、ここを過ぎると右手に凹地が現れる。下山尾根の分岐周辺にさしかかったようだ。なおも進むと仏谷がどか~んと眼前に迫り、遮るものが一切ない。いよいよ目標を射程圏内に捉えたぞ。
こういう喜びを、あと幾つ感じさせてもらえるのでしょうね~やりましたね。深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。
登頂おめでとう。
憎まれっ子、世にはばかるっていいますがな。(^^;)はいな、死んだらあきまへ~ん。坊主岳があんなに目線の下にあるよ。経ヶ岳と黒沢山がデカいな。遠くを見やれば南アや八ヶ岳の晴れ姿もある。美ヶ原・霧ヶ峰方面からぐるっと視線を移すと常念や槍穂が丸見えだ。生きてて良かったぁ。
ミズナラだけでなく、ダケカンバやモミもありましたよ。あのエリアだけは営林局が伐採を控えたんだろうかな。巨大樹もあるんだ。やや下りかけるとミズナラの巨木。これは鑑賞のしがいがある。胸高で四裂してそれぞれが存在を誇っている。巨木が目立つのはこの辺りで、針葉樹や広葉樹の大木がそこかしこに散見される。
私の人生と同じです。(>_<)進路がわかりにくいですか。戸沢への尾根を分けると、いよいよ長野営林署の「境界見出標」も見えなくなった。雪が薄くなると、いよいよ笹ヤブの道と化す。動物の目で踏跡を探すが、倒木に隠れたり薮に埋もれたりで不明瞭の極みだ。
なんだか、こんなことばかりやってますね(^_^;)おっと、危機一髪。突如として踏跡にぶち当たった。明らかに人が歩いた道型に思える。いろいろ考えた末、尾根末端を狙う作戦を捨てて北東にトラバースしてみる。しかし、途中でそのプランを再検討。踏跡を外して試しに急降下してみる。しかし、どうにもならない急傾斜に手詰まりになった。
しばらくは胸の鼓動を押さえて山肌に貼り付いていたが、必死の思いでピッケルで掻き上がって踏跡に復帰する。なんで今日に限ってロープを自宅に置いてきたのか自責の念。
おおきに。明るいうちに解決できてよかった~。無事に下山できましたね。人が歩いた道なのか、動物が歩く道なのか判然としないまま、強引に高度を落とすと苔むした砂防ダムの護岸壁に降り立った。やれやれ。踏跡に出会ってから既に小一時間が経過。ああ、冷や汗かいたぜ。
なによりです。
さようでございます。旧道は冬期通行止めでしたからね~。レスサンキュです。ワシはまだ通ったことはありませんが、この季節に伊那谷へ出られるのも権兵衛トンネルのお陰ですね。さあ、寄り道しなければ子供が寝る前に自宅に帰れるはずだ。帰路は木曽谷ではなく、伊那谷から高速に乗ろう。
私は、春まだ浅い山道を辿って、家路についた。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
ふ~さん
Re: 【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
"ふ~さん"おはようございます。
まさか仏谷でニアミスするとは思いもよりませんでした。
この山との出会いは私が天竜川流域の知られていない山々をさまよっていた15年程前になります。まだ秘峰と呼ばれていた坊主岳を訪れた時です。天竜川流域にこだわっていたのでこの時は横川川を遡り、激やぶで前と下ばかり見ながら坊主岳に辿り着きました。
低い笹原の山頂と360度の眺望、「御嶽権現」、「天照皇大神」、「秋葉大権現」の石碑、そして東にそびえる仏谷の鋭い山容に感動したものです。まだこの時は仏谷の山名も知りませんでした。
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。中央アルプスの主峰がそびえ立ち、御岳や乗鞍は勿論、鉢盛山の向こうには北アルプスが挨拶してくれている。そしていよいよ厳しい表情の仏谷と対峙する。
坊主岳の山頂は何時訪れてもいい所です。初夏にはササユリが咲き、片隅にあるハイマツも芽吹きます。天気が良い時は眺望が素晴らしいです。いい天気で良かったですね。
時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
写真を見ると雪が少ないですね。所々藪が出ていたのでは。
私が仏谷を初めて訪れたのもこの尾根からでした。その時は坊主岳から往復したのでとても疲れました。途中の痩せ尾根も厭な所でした。
ここを過ぎると右手に凹地が現れる。下山尾根の分岐周辺にさしかかったようだ。なおも進むと仏谷がどか~んと眼前に迫り、遮るものが一切ない。いよいよ目標を射程圏内に捉えたぞ。
このくぼ地は寛政11年の「横川山巡覧記」で『さんはふり池』と呼ばれていた辺りで今では湿地となり池はありません。この「横川川巡覧記を読むと、最低鞍部辺りを「なきつら」、仏谷を「がっさり」と呼んでいたと思われます。(未確認ですが)
雪が深い山頂直下です。 深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。遠くを見やれば南アや八ヶ岳の晴れ姿もある。美ヶ原・霧ヶ峰方面からぐるっと視線を移すと常念や槍穂が丸見えだ。生きてて良かったぁ。
積雪期は藪も小灌木も雪の下で本当に見晴らしのいい頂きですね。今度訪れる時には雪の条件が良ければ経ヶ岳経由で下りたいと思っています。
黒沢山と経ヶ岳の間から南アルプス北部を望む。 また三遠南信の山へお出かけください。
三遠南信
まさか仏谷でニアミスするとは思いもよりませんでした。
この山との出会いは私が天竜川流域の知られていない山々をさまよっていた15年程前になります。まだ秘峰と呼ばれていた坊主岳を訪れた時です。天竜川流域にこだわっていたのでこの時は横川川を遡り、激やぶで前と下ばかり見ながら坊主岳に辿り着きました。
低い笹原の山頂と360度の眺望、「御嶽権現」、「天照皇大神」、「秋葉大権現」の石碑、そして東にそびえる仏谷の鋭い山容に感動したものです。まだこの時は仏谷の山名も知りませんでした。
一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。中央アルプスの主峰がそびえ立ち、御岳や乗鞍は勿論、鉢盛山の向こうには北アルプスが挨拶してくれている。そしていよいよ厳しい表情の仏谷と対峙する。
坊主岳の山頂は何時訪れてもいい所です。初夏にはササユリが咲き、片隅にあるハイマツも芽吹きます。天気が良い時は眺望が素晴らしいです。いい天気で良かったですね。
時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
写真を見ると雪が少ないですね。所々藪が出ていたのでは。
私が仏谷を初めて訪れたのもこの尾根からでした。その時は坊主岳から往復したのでとても疲れました。途中の痩せ尾根も厭な所でした。
ここを過ぎると右手に凹地が現れる。下山尾根の分岐周辺にさしかかったようだ。なおも進むと仏谷がどか~んと眼前に迫り、遮るものが一切ない。いよいよ目標を射程圏内に捉えたぞ。
このくぼ地は寛政11年の「横川山巡覧記」で『さんはふり池』と呼ばれていた辺りで今では湿地となり池はありません。この「横川川巡覧記を読むと、最低鞍部辺りを「なきつら」、仏谷を「がっさり」と呼んでいたと思われます。(未確認ですが)
雪が深い山頂直下です。 深くなった雪の中、着実に一歩一歩を刻むのみ。頑張れば何とかなるもので、ようやく頂上に立てた私。ここより高い場所はないことを確認して快哉を叫ぶ。遠くを見やれば南アや八ヶ岳の晴れ姿もある。美ヶ原・霧ヶ峰方面からぐるっと視線を移すと常念や槍穂が丸見えだ。生きてて良かったぁ。
積雪期は藪も小灌木も雪の下で本当に見晴らしのいい頂きですね。今度訪れる時には雪の条件が良ければ経ヶ岳経由で下りたいと思っています。
黒沢山と経ヶ岳の間から南アルプス北部を望む。 また三遠南信の山へお出かけください。
三遠南信
Re: 【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
バーチャリさん、こんばんは。ふ~さん 今晩
無雪期は笹ヤブが手強いでしょ~。でも、意外に雪が少なくて、思ったより大変でしたよ。ふ~さん なんで雪の時に行くの
冗談じゃないけどふ~さんだったらヤブコギの方があつてますよ~
しょうがないヤブを平泳ぎしてきます。
いくつも宿題が残っているんですけど、なかなか片づきませんね。困ったもんです。山だけに「課題山積」とはよく言ったものです(^_^;)そうそう ふ~さんレポでバラ谷で盛り上がったでしょう GWに行くことなりました
それと房小山もいい山だよね 行ってレポあげて
休日出勤したってただ働きなんですけどね~そうでもしないと、平日の夜が遅くなるばかりだし。でも、まぁ、仕事があるだけ幸せなのかも^^;仕事がらなかなか取れないの?休日勤務しても、なかなか代休なんて取れそうもないのだが、今回ばかりは強引に振替休日をもぎ取った。そうとなれば早起きも苦にならないから現金なもんだ。
イノコ沢ルートの往復なら心配ありませんよ。私の場合、イノコ沢の左岸に降りたかったので、ロープがないと不安でした。ネット上には情報がないでしょうし。ロープいるの?
坊主岳だったらなしで行こうと思ってますが
わかんも持たずで、つぼ足でんがな。(>_<)スノーシュウ履いてるの笹道に雪が詰まり始めるが、これが厄介だ。日中に緩んだ雪が深夜の氷点下に凍てついてツルツル滑る。まさかここでアイゼンを履くわけにもいかない。かと言って笹ヤブを歩くのも骨が折れる。
坊主岳の山頂は展望抜群ですよ。天気のいい日を選んで登りたいね!(^_-)展望の山みたいですね
雪が中途半端だと大変かも。でも、バーチャリさんの健脚なら大丈夫ですね。早出すればお昼には大展望を独り占めですね。山頂すんなり行けるのですか?
仏谷を単独でおとすなら大丈夫でしょう。ただ、坊主岳からの縦走だと、それなりに気合いがいりますね。やせ尾根があったり、急登があったりで面白いですけど、慎重にね~仏岳の方が厳しいのですか
そうでしょう、経ヶ岳とはまったく違った個性を持った山ですね。また、登ってみると、実に高度感があります。あんなに苦労して登った坊主岳がはるか眼下に見えます。頑張っていきましょう時間読みをしてみる。そして地図と照らし合わせて地形を読んでみる。連綿と続く稜線。鞍部まではかなり高度を下げる印象だが、それより1800mを越えてからの登り返しは相当つらそうだ。
かっこいい山ですね
いいえ、時間が気になったので、私は仏谷を優先したんです。そうなの 両方踏みましたか?ちょっぴり緊張しながらコルに立つと『仏谷・唐沢・坊主岳』の道標が立っている。先を急げば、ふり仰ぐ坊主岳が立派だ。ここから見ると、坊主岳は双耳峰であることがよくわかる。地形図を見ると北峰の方が40cmほど高いんだ。
結構、距離も長いですしね。簡単に思っていたけど西方を見やれば登ってきた尾根と下山尾根が一望のもと。奈良井ダムは凍結が緩んで白と碧のツートンだよ。やがて赤茶けた岩の堆積したやせ尾根となった。胸を突くような急登が迫る。脆い岩に注意しながら切り抜ける。
そりゃ、良かったですね~。お疲れさん!今日実は上谷山でそんな感じだったですよ
おおきに~。おめでとうございます。 (^O^)/
山の印象は天候に左右されますよね。この日も天気に恵まれましたね
いいえ、愛想ふりまいてくれる娘の方が好みなんです~ふ~さんは気むずかしそうなのが好きでしょう下山開始。笹混じりの尾根から雪稜を辿り、カラマツ林と笹ヤブを抜けていく。樹間に覗く坊主岳に終始見守られながら標高を下げていく。1680峰でひと息つく。ここまではルートに迷う箇所はなかったが、ここからの尾根は気むずかしそうだ。
営林局が伐採を避けたのか、それとも私有地との絡みなのか・・・・いい感じですね 原生林ですかやや下りかけるとミズナラの巨木。これは鑑賞のしがいがある。胸高で四裂してそれぞれが存在を誇っている。巨木が目立つのはこの辺りで、針葉樹や広葉樹の大木がそこかしこに散見される。
おかげさまで。(^_^;)ストレス解消できましたね
っていうか、家族ってのはいつも仕事や趣味や地域の仕事やらの犠牲になるばかりですからね。懺悔しないとね~(^^;)ふ~さんはいつも家族思いだね
気を付けてお帰り下さい
バーチャリさん、今後ともよろしゅう。
ふ~さん
Re: 【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
山日和さん、おはようさんです。ふ~さん、こんばんは。お久しぶり。
はいな。マイナーな山としてはメジャーな山なんです。(言葉遊びみたいでしゅね)これはどこやと探したら、中アの経ヶ岳の続きでしたか。
聞いたことなかったけど、三遠南信さんが行き、バーチャリさんもよく知ってそうなところを見ると、意外にメジャーな山?
ほんまですね。そうすれば引く手あまたの山々に次々に表敬訪問できちゃう。あっ、その前に体力が続かないか(^^;)快晴のの平日に山へ行きたいよ~(泣)
わくわくする瞬間ですよね。おー、いいじゃないの~。一気に空が近くなると坊主岳の山頂だ!青空が広がり、360度の大パノラマが待ち受けていた。
中央アルプスの主峰がそびえ立ち、御岳や乗鞍は勿論、鉢盛山の向こうには北アルプスが挨拶してくれている。そしていよいよ厳しい表情の仏谷と対峙する。
好事家はいずこにも・・・^^; しかも、立派な比較的新しめなヤツ。標識なんてあるんですか?ちょっぴり緊張しながらコルに立つと『仏谷・唐沢・坊主岳』の道標が立っている。
そのようですね。敢えて仏谷山とも呼ばないところが孤高の山を強烈に印象づけているような気がします。仏谷ってのは点名ですね。なんか名前が付いててもよさそうに思うけどね。しかしよく頑張りました。
貧乏神にも袖を引かれて、袖がびりびりです。(>_<)後ろ髪を引かれるってやつね。でも引かれる髪も減ってきたのでは・・・?
おっ、山日和節が炸裂ですねっ!巨大なトチもあって、私と張りあってましたよっ!こりゃ見事なミズナラですねえ。根が巨大なとこはふ~さんも顔負けや。
ここにも勘違いされている方がおみえですな。わたしはケモノ然とした登山はしょうに合いません。(>_<)いよいよふ~さんの自家薬籠中ですな。戸沢への尾根を分けると、いよいよ長野営林署の「境界見出標」も見えなくなった。雪が薄くなると、いよいよ笹ヤブの道と化す。動物の目で踏跡を探すが、倒木に隠れたり薮に埋もれたりで不明瞭の極みだ。
と~んでもありません。これほどホッとすることはありませんね~。やはり、人は人の道をハズしてはいけないということがわかりました。踏み跡に出てガッカリしたんじゃないの?(^^ゞ突如として踏跡にぶち当たった。明らかに人が歩いた道型に思える。いろいろ考えた末、尾根末端を狙う作戦を捨てて北東にトラバースしてみる。しかし、途中でそのプランを再検討。踏跡を外して試しに急降下してみる。しかし、どうにもならない急傾斜に手詰まりになった。
私も昨年、谷山から安蔵山まで歩きましたが、階段っていうか鉄梯子が林道沿いに何カ所かありましたね、確か。私の安蔵山からの下りと一緒やね。ちょっと見とけばなんでもなかったのに。まあ、若いうちの苦労は買ってでもしろといいますが。難なく渡渉して駐車地へ。ちなみに尾根末端を目指せば階段道が使えた。完全に登る前の現地調査を怠った罰ですね。
あ、そうそう、私の場合は「バカいうちの苦労は売ってでも避けろ」ですけどね。
雪も多めなので御岳方面からのスキー客とのバッティングが不安でしたし。どちらへでも出られるここは中アのど真ん中?木曽谷は国道が長いですもんね。
うわっつらだけ上品を装っても駄目ってやつ?最後だけいやに文学的に締めましたね。(*^_^*)私は、春まだ浅い山道を辿って、家路についた。
山日和
ほな、さいなら。
ふ~さん
Re: 【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
こんばんは、六右衛門さん。ふ~さん こんばんは~。
おお、あの時すれ違ったメイドイン〇〇〇の車が六右衛門さんの車だったのかぁ!(なんてね)3月30日は天気が良かったんですね。今回は山登りじゃなかったんですけど私も30日の夜に伊那まで走って行きました。
(ふ〜さんと中央道でスレ違いましたかね?)
で、ちなみに3月31日の伊那谷は雨風強く大荒れで、こんな感じでした。
翌31日は確かにアレ模様でしたね。3/31荒れ模様の中ア
そうだったんですね。人知れぬマイナーながらメジャーな名山ですからね。(複雑な表現ですね(^^;)ああ 三遠南信さんも含め、もう少し早くUPされていたら登ったのになあ。近くにこんないい山があるとは!といっても4月1日も冬型気圧配置で、雪が降ってましたけど。で、ちょっと高鳥谷山というところでお茶を濁してました。
さてさて、私も戸倉山に登った帰り、高烏山というところでお茶を濁しましたよ。高鳥谷山から見た4/1の中ア
ここは、大曽倉から新山峠を経由して(勿論、車)、駐車地から15分でした。^^;
是非とも大展望に酔いしれてリフレッシュしてきてくださいな~でも皆さんにいい山を紹介頂いてまた伊那へ行く楽しみがひとつ増えました。ありがとうございます。
六右衛門
ふ~さん
Re: 【中央ア】 坊主岳(1961m)・仏谷(2184m)
三遠南信さん、おはようございます。ふ~さん"おはようございます。
まったく、その感動を私も共有させて頂きました。何年も前に経ヶ岳の山頂にビバークしたことがあります。その折にも坊主岳や仏谷は視界に入っていたはずです。ですが、「見えて」いても、実は「見ていなかった」んですね。この山との出会いは私が天竜川流域の知られていない山々をさまよっていた15年程前になります。まだ秘峰と呼ばれていた坊主岳を訪れた時です。天竜川流域にこだわっていたのでこの時は横川川を遡り、激やぶで前と下ばかり見ながら坊主岳に辿り着きました。
低い笹原の山頂と360度の眺望、「御嶽権現」、「天照皇大神」、「秋葉大権現」の石碑、そして東にそびえる仏谷の鋭い山容に感動したものです。まだこの時は仏谷の山名も知りませんでした。
登山の対象として見ていなかったというべきか。遠望する大きな山々しか関心がなかったのかも・・・それが不思議に山行を重ねるうちに一つ一つの山に気を惹かれるようになってしまう。^^;
まさに三遠南信の山々も私に取ってそういう対象であって、今や、魅力的な山々が一杯あります。
それにしても、横川川を遡ったとは、まったく意欲的ですね。
そうそう、経ヶ岳の山頂にビバークした際、大変な事件が起こりました。地面が大きく長時間ぐらりぐらり揺れました。阪神淡路大震災でした。
季節を移してみると、山はまた違った表情で迎えてくれますね。私が登った折には、雪が割れてハイマツがのぞいていましたよ。坊主岳の山頂は何時訪れてもいい所です。初夏にはササユリが咲き、片隅にあるハイマツも芽吹きます。天気が良い時は眺望が素晴らしいです。いい天気で良かったですね。
まさにおっしゃる通り。雪が中途半端な時には、やぶこぎとのミックスですから、なかなかはかどらないし、労力も要求されます。それも登山の魅力の一つなのかもしれませんがねぇ。写真を見ると雪が少ないですね。所々藪が出ていたのでは。
私が仏谷を初めて訪れたのもこの尾根からでした。その時は坊主岳から往復したのでとても疲れました。途中の痩せ尾根も厭な所でした。
ありがとうございます。勉強になります。最低鞍部は川島(辰野)と奈良井を結ぶ間道だったのか、それとも山仕事の道があったと思われるような記述ですね。このくぼ地は寛政11年の「横川山巡覧記」で『さんはふり池』と呼ばれていた辺りで今では湿地となり池はありません。この「横川川巡覧記を読むと、最低鞍部辺りを「なきつら」、仏谷を「がっさり」と呼んでいたと思われます。(未確認ですが)
雪が深い山頂直下です。
面白そうなチャレンジですね。私も、黒沢山にどうやって登ってやろうかと楽しく悩んだりします。積雪期は藪も小灌木も雪の下で本当に見晴らしのいい頂きですね。今度訪れる時には雪の条件が良ければ経ヶ岳経由で下りたいと思っています。
第二東名の開通が楽しみで仕方ありません。(^o^)また三遠南信の山へお出かけください。
三遠南信
ふ~さん