【日 付】2023年12月10日(日)
【山 域】湖北 甲津原周辺
【天 候】晴れ
【コース】中津又谷林道8:40---9:55新穂峠10:15---11:05瀬戸山11:20---11:55 P1100m 13:15---瀬戸山西JP 14:30
---15:30駐車地
病み上がりのリハビリ山行である。林道を歩き出した時にはなんともなかったのだが、新穂峠への峠道に差し
掛かった頃から異変を感じ始めた。大した登りでもないのに足が上がらないだけでなく、異様に息が切れる。
インフルエンザの後遺症なのだろうか。
この峠越えの古道は4年前、中津又谷を遡行した帰路に初めて歩いたのだが、見下ろす谷間の雰囲気も良く、
いい感じの道が続いていた。
お地蔵さんへのわずかな登りでへたり込んでしまう。せめて峠まで頑張ってどうするか決めよう。
空は真っ青、ここでやめてしまうのはあまりにももったいない。
近江と美濃を分ける新穂峠に立つ。予定ではここから姉川源流の山並みを周回するつもりだったが、この調子
だととても歩き通せないだろう。エスケープルートもないので、ここで判断しなければならない。
そこで歩いたことのない南側の江美国境稜線を行けるところまで行ってみようと思いついた。
未踏の瀬戸山まで歩いて、そこから先は状態に応じて考えればいい。
今日は峠から北へ歩いてブナの森を楽しむつもりの計画だったが、反対側の稜線はどうだろうか。
歩いてみると、予想以上に見事なブナ林が続いて溜飲が下がる。すっかり葉を落とした冬枯れのブナ林は見晴ら
しも良く、気持ち良く歩くことができる。
瀬戸山のピーク自体は平凡だったが、前後のブナ林は素晴らしい。
ランチタイムにはまだ早い(実は食欲もあまりなかった)ので、この先のCa1100mピークまで行ってみよう。
ここから見た感じではまだまだブナ林が続いていそうである。
細かいアップタウンをいくつも経てピークに到着。ここは1106mピークと品又峠への国境稜線のジャンクション
になっている。部分的に潅木帯があるものの、ここまでの稜線はさっき見た通りのブナ林だった。
ちょうどいい時間になったのでランチタイムとしよう。
正面に見える大きな山は貝月山だろうか。足元には品又峠から続く林道がすぐ下に見えている。白く見えるのは
日陰に残った雪だ。
ここで品又峠まで歩いてスキー場を下り、県道~林道をつないで車に戻るというプランを思いついたが、距離
が長い。峠まで行ってしまえばあとはチンタラ歩くだけなのでなんとかなるかなとも思ったが、やはり今の体調
を考えるとしんどい。
瀬戸山まで戻って、西のピークから南西の尾根を辿って車にピンポイントで着地することにしよう。
少し調子が戻ったかなと思ったものの、やはり体が重く、小さなピークに登り返すたびにザックを降ろしてし
まうありさまだった。ひっくり返って目を閉じるとそのまま寝てしまいそうだ。
瀬戸山西のジャンクションピークまで戻って来た。この尾根は情報がなく歩けるのかどうかもわからないが、
下部は植林なので杣道があるだろう。少しぐらいはヤブでも下りならなんとかなると思っていたが、実際歩いて
みるとほぼヤブ無しで快適に歩くことができた。
ただ微妙な尾根の分岐が数多くあるので注意が必要だ。GPSで慎重に確認しながら思い通りのコースを下山。
下部は予想通り杣道が出てきて。結局1時間余りで車に戻ることができた。
体調劣悪の状況下でもそれなりに楽しめた一日だった。新穂峠で引き返さなくてよかった。
山日和
【湖北】リハビリのブナ林歩き 新穂峠から瀬戸山へ
フォーラムルール
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【 日 付 】
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Re: 【湖北】リハビリのブナ林歩き 新穂峠から瀬戸山へ
山日和さま
こんばんは。
昨日、今日と寒かったですね。
我が家のまわりは、昨晩から雪が舞い始め、朝起きて外を見ると、辺り一面うっすらと雪化粧していてドキドキしました。
お昼にはすっかりと消えていましたが。お山はまだ積もっています。今は雨。
明日の朝は、ふたたび白い世界が迎えてくれるのか楽しみです。
10日の日曜日は、あたたかな晴れの一日でしたね。本調子でない中、甲津原のお山にお出かけなさったのですね。
「リハビリ」には、ハードなコースと感じますが。
新穂峠道を登られたのですね。いいですね。雪が積もる前の冬枯れの峠道はこころに深く響くものがあります。
木々の葉が落ち切った明るい林の中に延びる一本の道を、落ち葉を踏みしめ歩きながら、
カサカサという音にいろいろな物語を聞いています。
と書いてしまいましたが、すみません、体調がすぐれない時は、そんなしみじみとした思いには包まれませんね。
私も体調を崩すと、なかなかすっきりと治りません。でも、青空を見上げると、同じく歩こうと思えます。
甲津原は、車社会になって姉川上流最奥の行き止まりの集落となりましたが、
甲津原の人たちは美濃から移り住んだといわれ、美濃とを繋ぐ山越えの道が3つもあったのですね。
お地蔵さまが佇む新穂峠は、この時期は、こんなにも明るく広々としているのですね。
峠の石碑は新しく建てられたものですよね。4年前の夏に訪れた時には、古い看板しかなかった記憶が。
新穂峠から品又峠までは、くねくねとアップダウンを繰り返していきますね。
そして、見事なブナ林が続いているのですね。ブナ林が続くと歩いていきたくなりますね。
お写真を見ると、ほんとうに気持ちよさそうな稜線。
下りの尾根は、・934の尾根でしょうか。この尾根は気になっていました。
何年か前の雪の季節に甲津原の集落から時計回りに周回した時、この複雑な尾根に惹かれましたが、
時間が気になり、・805の尾根を下りました。
ほぼヤブ無しの快適な尾根なのですね。・934から南はどんな感じなのでしょう。
この尾根を登り国境稜線を品又峠まで歩きたくなりました。
ご体調劣悪でも、こうして初めてのルートを味わわれる山日和さんのお山への思いの深さを感じました。
15時半下山と、おからだの労りもお忘れなく。
今年は、インフルエンザが大流行のようですね。コロナも増加しているとか。
年の瀬を控え何かとお忙しい日々、体調にはどうぞご留意くださいませ。
私も、風邪をひかぬようよう気を付けます。
sato
こんばんは。
昨日、今日と寒かったですね。
我が家のまわりは、昨晩から雪が舞い始め、朝起きて外を見ると、辺り一面うっすらと雪化粧していてドキドキしました。
お昼にはすっかりと消えていましたが。お山はまだ積もっています。今は雨。
明日の朝は、ふたたび白い世界が迎えてくれるのか楽しみです。
10日の日曜日は、あたたかな晴れの一日でしたね。本調子でない中、甲津原のお山にお出かけなさったのですね。
「リハビリ」には、ハードなコースと感じますが。
新穂峠道を登られたのですね。いいですね。雪が積もる前の冬枯れの峠道はこころに深く響くものがあります。
木々の葉が落ち切った明るい林の中に延びる一本の道を、落ち葉を踏みしめ歩きながら、
カサカサという音にいろいろな物語を聞いています。
と書いてしまいましたが、すみません、体調がすぐれない時は、そんなしみじみとした思いには包まれませんね。
私も体調を崩すと、なかなかすっきりと治りません。でも、青空を見上げると、同じく歩こうと思えます。
甲津原は、車社会になって姉川上流最奥の行き止まりの集落となりましたが、
甲津原の人たちは美濃から移り住んだといわれ、美濃とを繋ぐ山越えの道が3つもあったのですね。
お地蔵さまが佇む新穂峠は、この時期は、こんなにも明るく広々としているのですね。
峠の石碑は新しく建てられたものですよね。4年前の夏に訪れた時には、古い看板しかなかった記憶が。
新穂峠から品又峠までは、くねくねとアップダウンを繰り返していきますね。
そして、見事なブナ林が続いているのですね。ブナ林が続くと歩いていきたくなりますね。
お写真を見ると、ほんとうに気持ちよさそうな稜線。
下りの尾根は、・934の尾根でしょうか。この尾根は気になっていました。
何年か前の雪の季節に甲津原の集落から時計回りに周回した時、この複雑な尾根に惹かれましたが、
時間が気になり、・805の尾根を下りました。
ほぼヤブ無しの快適な尾根なのですね。・934から南はどんな感じなのでしょう。
この尾根を登り国境稜線を品又峠まで歩きたくなりました。
ご体調劣悪でも、こうして初めてのルートを味わわれる山日和さんのお山への思いの深さを感じました。
15時半下山と、おからだの労りもお忘れなく。
今年は、インフルエンザが大流行のようですね。コロナも増加しているとか。
年の瀬を控え何かとお忙しい日々、体調にはどうぞご留意くださいませ。
私も、風邪をひかぬようよう気を付けます。
sato
Re: 【湖北】リハビリのブナ林歩き 新穂峠から瀬戸山へ
satoさん、どうもです。
昨日、今日と寒かったですね。
我が家のまわりは、昨晩から雪が舞い始め、朝起きて外を見ると、辺り一面うっすらと雪化粧していてドキドキしました。
先週は20℃を超えていたのに、一気に真冬になってしまって体が付いて行けません。
10日の日曜日は、あたたかな晴れの一日でしたね。本調子でない中、甲津原のお山にお出かけなさったのですね。
「リハビリ」には、ハードなコースと感じますが。
そんなに体調が悪そうに思えなかったんで、あまりリハビリという意識がなかったんだけど・・・
新穂峠道を登られたのですね。いいですね。雪が積もる前の冬枯れの峠道はこころに深く響くものがあります。
木々の葉が落ち切った明るい林の中に延びる一本の道を、落ち葉を踏みしめ歩きながら、
カサカサという音にいろいろな物語を聞いています。[/q_yab]
いい道です。冬枯れの峠越えの道は、晴れていれば底抜けに明るくていいですね。
甲津原は、車社会になって姉川上流最奥の行き止まりの集落となりましたが、
甲津原の人たちは美濃から移り住んだといわれ、美濃とを繋ぐ山越えの道が3つもあったのですね。
谷の奥の集落は、谷沿いの道が整備されるまでは危なくて、下流よりも山越えをして他府県へ行く方が安全だというところが多いですね。
ここは逆に他府県から移り住んだのか。
奥川並もそうなのかな?
峠の石碑は新しく建てられたものですよね。4年前の夏に訪れた時には、古い看板しかなかった記憶が。
これは真新しいものでした。黒御影石の立派な標石でしたね。
新穂峠から品又峠までは、くねくねとアップダウンを繰り返していきますね。
そして、見事なブナ林が続いているのですね。ブナ林が続くと歩いていきたくなりますね。
新穂山への稜線は歩いていますが、こちら側は初めて。こんなにいいブナ林が続くとは思っていませんでした。
ところで新穂山(三角点大ヶ屋、草川本ではアリカミノ岳)という名前は、美濃一人という人のHPでは否定的に書かれていますね。
新穂谷の源頭にあってこその新穂峠。新穂谷山はまだいいけど、新穂山はどう考えても新穂谷と関係ない場所なのでおかしいと。
鳥越山(三角点栗ヶ谷、草川本では向山)も同じように否定されています。
山の名前はどちら側かの集落で呼ばれているならともかく、勝手に名前を付けてそれが広まってしまうのは良くないと。
確かにそう思います。
下りの尾根は、・934の尾根でしょうか。この尾根は気になっていました。
何年か前の雪の季節に甲津原の集落から時計回りに周回した時、この複雑な尾根に惹かれましたが、
時間が気になり、・805の尾根を下りました。
ほぼヤブ無しの快適な尾根なのですね。・934から南はどんな感じなのでしょう。
この尾根を登り国境稜線を品又峠まで歩きたくなりました。
それほど気になるような尾根ではないけど、普通に歩けるので周回ルートとして組み入れるのは有効ですね。
ちなみに素晴らしいブナ林はありません。
ご体調劣悪でも、こうして初めてのルートを味わわれる山日和さんのお山への思いの深さを感じました。
15時半下山と、おからだの労りもお忘れなく。
貧乏性なんで、あっさり下るのがもったいないだけです。
今年は、インフルエンザが大流行のようですね。コロナも増加しているとか。
年の瀬を控え何かとお忙しい日々、体調にはどうぞご留意くださいませ。
私も、風邪をひかぬようよう気を付けます。
私の周りでも結構インフルにかかった人が多いです。コロナが落ち着いて、みんなマスクをしなくなったせいでしょうね。
山日和
昨日、今日と寒かったですね。
我が家のまわりは、昨晩から雪が舞い始め、朝起きて外を見ると、辺り一面うっすらと雪化粧していてドキドキしました。
先週は20℃を超えていたのに、一気に真冬になってしまって体が付いて行けません。
10日の日曜日は、あたたかな晴れの一日でしたね。本調子でない中、甲津原のお山にお出かけなさったのですね。
「リハビリ」には、ハードなコースと感じますが。
そんなに体調が悪そうに思えなかったんで、あまりリハビリという意識がなかったんだけど・・・
新穂峠道を登られたのですね。いいですね。雪が積もる前の冬枯れの峠道はこころに深く響くものがあります。
木々の葉が落ち切った明るい林の中に延びる一本の道を、落ち葉を踏みしめ歩きながら、
カサカサという音にいろいろな物語を聞いています。[/q_yab]
いい道です。冬枯れの峠越えの道は、晴れていれば底抜けに明るくていいですね。
甲津原は、車社会になって姉川上流最奥の行き止まりの集落となりましたが、
甲津原の人たちは美濃から移り住んだといわれ、美濃とを繋ぐ山越えの道が3つもあったのですね。
谷の奥の集落は、谷沿いの道が整備されるまでは危なくて、下流よりも山越えをして他府県へ行く方が安全だというところが多いですね。
ここは逆に他府県から移り住んだのか。
奥川並もそうなのかな?
峠の石碑は新しく建てられたものですよね。4年前の夏に訪れた時には、古い看板しかなかった記憶が。
これは真新しいものでした。黒御影石の立派な標石でしたね。
新穂峠から品又峠までは、くねくねとアップダウンを繰り返していきますね。
そして、見事なブナ林が続いているのですね。ブナ林が続くと歩いていきたくなりますね。
新穂山への稜線は歩いていますが、こちら側は初めて。こんなにいいブナ林が続くとは思っていませんでした。
ところで新穂山(三角点大ヶ屋、草川本ではアリカミノ岳)という名前は、美濃一人という人のHPでは否定的に書かれていますね。
新穂谷の源頭にあってこその新穂峠。新穂谷山はまだいいけど、新穂山はどう考えても新穂谷と関係ない場所なのでおかしいと。
鳥越山(三角点栗ヶ谷、草川本では向山)も同じように否定されています。
山の名前はどちら側かの集落で呼ばれているならともかく、勝手に名前を付けてそれが広まってしまうのは良くないと。
確かにそう思います。
下りの尾根は、・934の尾根でしょうか。この尾根は気になっていました。
何年か前の雪の季節に甲津原の集落から時計回りに周回した時、この複雑な尾根に惹かれましたが、
時間が気になり、・805の尾根を下りました。
ほぼヤブ無しの快適な尾根なのですね。・934から南はどんな感じなのでしょう。
この尾根を登り国境稜線を品又峠まで歩きたくなりました。
それほど気になるような尾根ではないけど、普通に歩けるので周回ルートとして組み入れるのは有効ですね。
ちなみに素晴らしいブナ林はありません。
ご体調劣悪でも、こうして初めてのルートを味わわれる山日和さんのお山への思いの深さを感じました。
15時半下山と、おからだの労りもお忘れなく。
貧乏性なんで、あっさり下るのがもったいないだけです。
今年は、インフルエンザが大流行のようですね。コロナも増加しているとか。
年の瀬を控え何かとお忙しい日々、体調にはどうぞご留意くださいませ。
私も、風邪をひかぬようよう気を付けます。
私の周りでも結構インフルにかかった人が多いです。コロナが落ち着いて、みんなマスクをしなくなったせいでしょうね。
山日和