【鈴鹿】県境尾根からヤブオフへ

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兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

【鈴鹿】県境尾根からヤブオフへ

投稿記事 by 兔夢 »

2023年10月29日(日)晴れ 
鈴鹿北部・ダイラ 
みぃさん Tsutomu
DSCN2731.jpeg
林道車止6:40-県境尾根8:10-ヨコネ9:35-ダイラの頭11:00-
ダイラ(ヤブコギネットオフ会)11:30~13:30-
毘沙門谷13:50-毘沙門谷出合15:20-車止15:40

秋のヤブコギネットオフ会へ参加してきた。
今回はみぃさんも参加したいということで同行。
彼女の参加は2回目となる。

今回の会場はお馴染みのダイラ。
何回か開かれた場所はルート選択に悩む。
ちょっと行程が長い気がするが歩いたことのない県境尾根を選んだ。

県境尾根取付きの五僧に向かう林道は藪谷との出合を少し進んだ所で車止め。
これは下調べをしてあったので予定通り。
手前の空き地に駐車してゆっくり準備。
6時出発の計画だったが結局、計画より40分遅く出発。
この時点ではこれでも余裕と思っていた。

話しながら林道を歩いているとうっかり旧道の入口を過ぎてしまった。
計画では旧道を辿って五僧に登る予定。
あわてて戻って旧道に入る。
そこは以前にもまして荒れていた。

まずは毘沙門谷の出合に到着。
下山はここに下りてくる予定だ。
ここにかかる木製の橋はよくかかってるもんだ、と思うほど老朽化が進んでいた。
(後で山日和さん達が渡った、と聞いてびっくり。下山時にはみぃさんも渡ってあんぐり。)

出合から更に谷を奥に進む。
いきなり崩壊地があり高巻き。
地形図には道があるように描かれているが
出合より先の道はほぼ原型すらない。
ただ、谷の雰囲気は毘沙門谷に似ていていい。

谷が広くなったところで左から明瞭な谷が降りてきていた。
これが五僧の峠に突き上げる谷筋に違いないと取り付く。
やがて谷が立ってきたので右手の尾根に乗る。
その尾根が思ったより急傾斜だった。
だがこの時点ではまだ想定の場所にいると思っていた。

高度をあげると右手に送電鉄塔が見えてきた。
いい目標物と思って地形図で確認。
送電線は想定の場所より左になっていた。
ここでやっとルートを間違えていることに気づいた。
が、すでに時おそし。
みぃさんに間違えたことを伝え了解を得てこのまま登り詰めることにした。
途中、雰囲気のいい樹林があったことがせめてもの慰めだった。
DSCN2700.jpeg
若干の藪を漕いで県境尾根に到着。
ここより先は踏み跡と目印がありずいぶん気が楽になる。

踏み跡を辿ると樹林に朝陽が差し込む。
少し色づいた木々の葉が透けていい感じだ。
雰囲気に誘われて思わず思索にふける(ウソです)。
1698840584115-1_Original.jpeg
すぐに最初の急登がはじまる。
が、先ほどの尾根に比べれば楽な登りに感じる。

登り詰めたピークは切り開かれて霊仙山を見ることができた。
この展望を得るための切り開きなのだろうか。

三角点ヨコネの分岐までは穏やかなアップダウンの尾根。
樹林の感じもよく気持ちがいい。
DSCN2719.jpeg
ヨコネは県境尾根よりやや離れたところにある。
予定より時間が押していて立ちよるとオフ会の開会時間に遅れるかもしれない。
しかし、訪れる機会が少ないピークなので遅れることを覚悟で向かうことにした。
分岐からしばらくは急登。
目印を追っていきピークが近づくと絨毯を敷き詰めたようなイワカガミの群落。
花が咲く頃はさぞかし素敵だろう。
群落を過ぎてまずは東ヨコネに到着。
切り開きからダイラの頭、三国岳が見えた。
まだまだ遠く見える。

吊り尾根を渡ってヨコネに向かう。
踏み跡は意外に薄く目印が頼りになる。
植林がここまで上がってきているのに驚いた。
辿り着いた三角点にはカタカナでヨコネと書かれていた。
傍には西横根のパネル。
東ヨコネとと西ヨコネを足して「ヨコネ」という事なのか。
吊り尾根の途中には意外と立派なブナが多かった。
DSCN2732.jpeg
東ヨコネまで戻り再び県境尾根をダイラの頭へ向かう。
まずは踏み跡に被った藪をかき分けて急下降。

急斜面を下り切ったところに登山者がたたずんでいた。
近づくとクロオさんだった。
WinRiverさんとニャルさんの2人とともに五僧から登ってきたとのこと。
ヨコネに寄るという二人と取付きで分かれ一人山腹をトラバースしてきたらしい。
話しているうちにその二人が降りてきた。
東ヨコネだけ踏んできたようだ。
ここからしばらく一緒に行動した。
しかし僕が踏み跡を外したりしているうちにバラバラになった。

目印のついた踏み跡が尾根筋に続く。
だが所々で尾根筋を外して慌てて戻る、ということを何度か繰り返した。
右に左に振る尾根を進み最後の急登を登りきればダイラの頭まで後わずか。

ダイラの頭にヤブコギネット住人の人影を求めたが誰もおらず静かだった。
時間を見れば11時。
なんとかオフ会開始時間には間に合いそうだ。
DSCN2748.jpeg
ダイラヘの下降は東に突き出た小尾根脇の緩やかな沢筋をとった。
小尾根に出るまでの急斜面はいやらしかった。
しかし沢筋に出てからは会場目指してほぼ一直線で進めた。

会場に辿り着くかなり前から賑やかな声が耳に届いた。
それとともに気持ちが昂ってくる。
また、ヤブコギの面々に会える。

時間よりやや早く辿り着いてホッと胸を撫で下ろす。
いつもの様に手拭い(のれん?)にサインをして輪の中に席を設ける。
やがて29回目のオフ会が始まった。
いつものように楽しい話がつづき、
いつものように自分の番になるとしどろもどろ。
こんなことが後何回あるのだろう。
これから一回一回が愛おしくなっていく気がする。
DSCN2755.jpeg
2時間ほどの会が終わり、いつもの様に三々五々に別れていく。
また次の出会いを楽しみに。


下山は毘沙門谷を下った。
穏やかな谷筋を下っていくと想像以上に炭焼き窯跡が多いことに気づく。
稼働していた頃はどんなだったのだろう。
そんな想像をめぐらしながら下るのが楽しい。
枝沢にはワサビ田跡と思われる石積みも見られた。

下流部は石組みの作業道跡が散見できる。
これだけの作業道を作った理由は何だったのだろう。

数年前に見たこの谷の紅葉がよくて期待していたが早過ぎたようだ。
最後は朝見た崩壊寸前の木製橋。
山日和さんが渡ったと聞いてみぃさんが挑戦して無事渡り切った。
僕はそんなみぃさんを見ながら橋の下を渡った。
この先も僕は橋を渡る事はないと思う。
DSCN2795.jpeg
アバター
クロオ
記事: 469
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
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Re: 【鈴鹿】県境尾根からヤブオフへ

投稿記事 by クロオ »

兔夢さん、こんにちは。


県境尾根取付きの五僧に向かう林道は藪谷との出合を少し進んだ所で車止め。
これは下調べをしてあったので予定通り。


五僧峠まで歩きましたが、特に、崩落しているところは無し。
落石も、それほど無かった。
なぜ、閉めているのでしょう。
この道、出来たばかりのころ2、3度、車で通ったが、あとはほとんど閉まったまま。


話しながら林道を歩いているとうっかり旧道の入口を過ぎてしまった。
計画では旧道を辿って五僧に登る予定。


我々も通り過ぎてしまいました。
 
たぶんここ
たぶんここ
 

吊り尾根を渡ってヨコネに向かう。
踏み跡は意外に薄く目印が頼りになる。
植林がここまで上がってきているのに驚いた。
辿り着いた三角点にはカタカナでヨコネと書かれていた。
傍には西横根のパネル。
東ヨコネとと西ヨコネを足して「ヨコネ」という事なのか。


ヨコネのピークの名前、ふた通りあるようです。
奥村さんの地図によると、東ヨコネがヨコネで、ヨコネが西ヨコネ。
どちらが正しいのか?
どちらでもいいのですけど。
 
奥村さんの地図
奥村さんの地図
 

ヨコネに寄るという二人と取付きで分かれ一人山腹をトラバースしてきたらしい。
話しているうちにその二人が降りてきた。
東ヨコネだけ踏んできたようだ。


私は、ヨコネは何度か行ったことがあったのと、足がしんどかったのでパスしました。


ここからしばらく一緒に行動した。
しかし僕が踏み跡を外したりしているうちにバラバラになった。


あっという間に行かれ、とても追いつけなかったです。
みぃさんも、とても速いです。


いつものように楽しい話がつづき、
いつものように自分の番になるとしどろもどろ。


いつも冷静に話されているように見えます。


数年前に見たこの谷の紅葉がよくて期待していたが早過ぎたようだ。


ダイラもあまり紅葉してなかったですね。


                        クロオ
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【鈴鹿】県境尾根からヤブオフへ

投稿記事 by 兔夢 »

クロオさん、こんばんは。
レス、ありがとうございます。
五僧峠まで歩きましたが、特に、崩落しているところは無し。
落石も、それほど無かった。
なぜ、閉めているのでしょう。
この道、出来たばかりのころ2、3度、車で通ったが、あとはほとんど閉まったまま。
滋賀県側の道路事情でしょうか?
僕は一度だけ車で五僧峠まで行きました。
前々回だったか、毘沙門谷からヤブオフへ向かった時は車止めでした。
我々も通り過ぎてしまいました。
草が生い茂ってわかりにくくなってましたね。
ヨコネのピークの名前、ふた通りあるようです。
奥村さんの地図によると、東ヨコネがヨコネで、ヨコネが西ヨコネ。
どちらが正しいのか?
どちらでもいいのですけど。
まあ、山の名前ですからね、定まったものがあるようなないような…
私は、ヨコネは何度か行ったことがあったのと、足がしんどかったのでパスしました。
ヤブメンに会えてなんだかホッとしましたよ。
あっという間に行かれ、とても追いつけなかったです。
みぃさんも、とても速いです。
待った方がいいかなあ、と思いつつ会場へも早く行きたくて足早なってしまいました。
みぃさんは自分では遅いと思っている様です。一緒に歩く人が速い人が多いみたいです。
いつも冷静に話されているように見えます。
そう見えますか?ありがとうございます。
いつも話そうと思ったことと話してることが違ってきて、あれ?と思いながら話してます。
みなさん、話すの上手いので羨ましい。
ダイラもあまり紅葉してなかったですね。
今年は暑さがいつまでも続いて紅葉もおそかったようですね。
奥美濃もようやくいい感じになりました.

兔夢
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