【台高】 小橡から笙ノ峰・丸塚山・又剣山・ゼイロ山周回

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おど+
記事: 241
登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
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【台高】 小橡から笙ノ峰・丸塚山・又剣山・ゼイロ山周回

投稿記事 by おど+ »

 以前から行ってみたいと思っていた「竜口尾根」に、西側の小橡(ことち)から周回で歩いてきました。

【 日 付 】 2023年10月22日(日)
【 山 域 】 台高山脈
【メンバー】 単独
【 天 候 】 晴れ
【 ルート 】
時刻(差) 標高 距離 場所
06:15 (--:--) 343m 0.0km 水分神社駐車地 出発
06:30 (00:15) 372m 1.8km 木和田登山口
08:15 (01:45) 1053m 5.3km 小処林道出合
09:00 (00:45) 1317.1m 7.1km 笙ノ峰 休憩
09:15 (00:15) 1317.1m 7.1km 笙ノ峰 出発
10:20 (01:05) 1280m 9.4km 1320m展望地 (10分滞在)
10:35 (00:15) 1295m 9.7km 1290m付近 昼食休憩
10:50 (00:15) 1295m 9.7km 1290m付近 出発
11:00 (00:10) 1290m 10.0km 五郎兵衛平
11:30 (00:30) 1305m 10.8km 丸塚山
12:00 (00:30) 1377.4m 11.8km 又剣山 休憩
12:15 (00:15) 1377.4m 11.9km 又剣山 出発
12:30 (00:15) 1160m 12.6km 又剣山登山口(林道)
12:40 (00:10) 1150m 13.0km 林道下山分岐
13:05 (00:25) 1058m 13.9km ゼイロ山
13:55 (00:50) 760m 15.9km 760m下山分岐
14:20 (00:25) 360m 17.0km 大平瀬下山
14:30 (00:10) 343m 17.5km 水分神社駐車地 到着

【 距離 】  17.5Km(内車道2.0km)
【 累積標高 】+1968 -1968m
【 時間 】  08時間15分

Googleフォト : https://photos.app.goo.gl/BMN5FqgLqFysLXU49
Garmin Connect: https://connect.garmin.com/modern/activity/12418994875

コース地図
コース地図

 奈良県も南部となると、自宅からは国道25号線経由で片道3時間以上は掛かるので気楽に行くことは出来ません。 そのため未だ大峰山脈も南部の山には行けておらず、機会を見ている状況でした。
 それも最近三重県側から「熊野」まで自動車専用道が開通して状況が変わってきました。 尾鷲まではよく行くのですが、その先はどうなっているのか最新の道路状況を確認すると、2年前には熊野大泊まで全線開通しており名古屋から2時間ほどで行くことが出来そうでした。

 早速計画を練り、当初は林道で尾根まで上がるお気楽コースで計画していましたが、下からガッツリ周回コースで歩くことにしました。

 自宅を3時過ぎに出発すると、予定通り熊野大泊インターへ走らせます。 早朝で空いていたので2時間弱でインターに到着しますが、ここからが本番で下道が50kmほどあります…。 40分ほど北上し、何度か訪れたことのある「上北山」に到着すると、「小処温泉」の看板を見て右折し駐車予定地の「水分神社」に到着しました。

 普通ならここまででドッと疲れるところですが、この日は朝から良い天気でテンションが上がります。 早速出発すると登山口のある「木和田」まで1.5kmほど歩いていきました。
 木和田の集落に掛かる唯一の橋を渡ると、大台ヶ原(逆峠)への登山口に到着しました。 ここから地図通り長いトラバース道で、整備された登山道があると思っていましたが間違いでした…。

 序盤は林業の作業道といった感じですが、すぐに荒れた道となり途中5箇所以上の崩壊した斜面を通り過ぎていきす。 しかし初めの斜面以外は大したこと無く、スリップに注意し足元に気をつけて通過して行きました。

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 コースタイム通り2時間ほどで小処林道に合流すると、ここからは林道沿いに歩いていきます。 この林道は延長工事中らしく、標高1200m付近まで延びていました。(その変わり登山道はズタズタでした)

 林道終点から急登となり、25分ほどで「笙ノ峰」に到着しました。 山頂からは大峰山脈がよく見えており、目指す「又剣山」なども近くに見えていました。

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 ここまで登ると、この先標高差のほとんどない稜線歩きとなります。 紅葉もよい感じとなり、雰囲気の良い尾根を東に進み、逆峠からの尾根と合流すると南に向かいました。

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 暫くは穏やかな稜線を歩いていきますが、1320m手前のピークからは手前から見えていた通り、急斜面の上り下りを繰り返しながら進んでいきました。  1320mピークに到着し後ろを振り返ると、越えてきたピークが確認出来ます。

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 ここで南東にある岩頭の展望地に寄ると、対岸に見える大蛇ぐらと大勢の登山者の姿が確認できました。

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 ここから暫くは広い尾根となり、展望の良い斜面で昼食休憩としていきました。 その後も五兵衛平までは良い道が続いていますが、その先から細尾根となり岩場の迂回路などもあり楽しめます。

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 「又剣山」との中間付近で「丸塚山」を通過しますが、ここも露岩のピークとなっています。 その先も気の抜けない道は続きますが、次第に尾根が広くなり長い登りの先で「又剣山」に到着しました。 「又剣山」は見晴らしの良いピークで、今まで歩いた尾根などに加えて大台ヶ原や大峰山脈などが見渡せます。

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 ここからは林道の登山口に降りて、予定通り「ゼイロ山」に続く尾根に入っていきました。 入り口にはモノレール小屋があり、暫くはモノレール沿いに進んでいきます。 このモノレールは「ゼイロ山」の山頂を通過し1.5kmほど延びています。 とは言え、モノレールが使用されていたのは昔のことのようで、左右から木々が延びてきており、枝を押しのけながら進むところもあります。

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 「ゼイロ山」は何もないピークですが、モノレールが無くなった後も踏み跡が続いていました。 776m地点の2つ手前のピーク付近でまたモノレールが現れますが、すぐに北へ降りていきます。 この辺りから明確な踏み跡があらわれ里山の雰囲気となります。

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 特徴のない776mピークを通り過ぎると、大平瀬への降りていく尾根を降りていきます。 尾根の上部は獣避けの網と藪があり歩き辛いところですが、途中から植林の作業道となり大平瀬の集落までは整備されており安全に降りることが出来ました。

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 そして下山地点から400mほどで、水分神社の駐車地に到着しました。

おど+
tsubo
記事: 192
登録日時: 2023年3月07日(火) 13:27
お住まい: 和歌山県

Re: 【台高】 小橡から笙ノ峰・丸塚山・又剣山・ゼイロ山周回

投稿記事 by tsubo »

おどさん、おはようございます。

以前から行ってみたいと思っていた「竜口尾根」に、西側の小橡(ことち)から周回で歩いてきました。
私は9年前の10月末に相方と又剣山から笙ノ峰に行って小処温泉に下ったことがあります。小処温泉に車を置き、当時上北山村で地域おこし協力隊をしていた友人に又剣山の登山口まで送ってもらいました。

 奈良県も南部となると、自宅からは国道25号線経由で片道3時間以上は掛かるので気楽に行くことは出来ません。 そのため未だ大峰山脈も南部の山には行けておらず、機会を見ている状況でした。
 それも最近三重県側から「熊野」まで自動車専用道が開通して状況が変わってきました。 尾鷲まではよく行くのですが、その先はどうなっているのか最新の道路状況を確認すると、2年前には熊野大泊まで全線開通しており名古屋から2時間ほどで行くことが出来そうでした。

私は和歌山南部に住んでいるので、この自動車道ができて本当に遠出が楽になりました。以前は勢和多紀までずっとくねくねアップダウンのある下道で、特に帰りは疲れました。

 普通ならここまででドッと疲れるところですが、この日は朝から良い天気でテンションが上がります。 早速出発すると登山口のある「木和田」まで1.5kmほど歩いていきました。
 木和田の集落に掛かる唯一の橋を渡ると、大台ヶ原(逆峠)への登山口に到着しました。 ここから地図通り長いトラバース道で、整備された登山道があると思っていましたが間違いでした…。

 序盤は林業の作業道といった感じですが、すぐに荒れた道となり途中5箇所以上の崩壊した斜面を通り過ぎていきす。 しかし初めの斜面以外は大したこと無く、スリップに注意し足元に気をつけて通過して行きました。

以前グレートトラバースで田中陽希さんが登っているのを見ましたが、今はほとんど歩く人はいないでしょうね。

 林道終点から急登となり、25分ほどで「笙ノ峰」に到着しました。 山頂からは大峰山脈がよく見えており、目指す「又剣山」なども近くに見えていました。

 ここまで登ると、この先標高差のほとんどない稜線歩きとなります。 紅葉もよい感じとなり、雰囲気の良い尾根を東に進み、逆峠からの尾根と合流すると南に向かいました。

私たちは笙ノ峰あたりで少し迷いました。このあたりは踏み跡も少なくテープもほとんどなくわかりにくかったです。当時はスマホのアプリは使っていなかったので、地図とコンパスを見て歩きました。

 暫くは穏やかな稜線を歩いていきますが、1320m手前のピークからは手前から見えていた通り、急斜面の上り下りを繰り返しながら進んでいきました。  1320mピークに到着し後ろを振り返ると、越えてきたピークが確認出来ます。

 ここで南東にある岩頭の展望地に寄ると、対岸に見える大蛇ぐらと大勢の登山者の姿が確認できました。

ここは展望のいい場所ですね。又剣山からここまで往復する人はそこそこいますね。私も最初は一人でここまでの往復をしました。

 ここから暫くは広い尾根となり、展望の良い斜面で昼食休憩としていきました。 その後も五兵衛平までは良い道が続いていますが、その先から細尾根となり岩場の迂回路などもあり楽しめます。

 「又剣山」との中間付近で「丸塚山」を通過しますが、ここも露岩のピークとなっています。 その先も気の抜けない道は続きますが、次第に尾根が広くなり長い登りの先で「又剣山」に到着しました。 「又剣山」は見晴らしの良いピークで、今まで歩いた尾根などに加えて大台ヶ原や大峰山脈などが見渡せます。

又剣山は普通なら林道から簡単に登れて、展望もいい山ですね。尾根道は紅葉が綺麗で楽しめました。

 ここからは林道の登山口に降りて、予定通り「ゼイロ山」に続く尾根に入っていきました。 入り口にはモノレール小屋があり、暫くはモノレール沿いに進んでいきます。 このモノレールは「ゼイロ山」の山頂を通過し1.5kmほど延びています。 とは言え、モノレールが使用されていたのは昔のことのようで、左右から木々が延びてきており、枝を押しのけながら進むところもあります。

 「ゼイロ山」は何もないピークですが、モノレールが無くなった後も踏み跡が続いていました。 776m地点の2つ手前のピーク付近でまたモノレールが現れますが、すぐに北へ降りていきます。 この辺りから明確な踏み跡があらわれ里山の雰囲気となります。

 特徴のない776mピークを通り過ぎると、大平瀬への降りていく尾根を降りていきます。 尾根の上部は獣避けの網と藪があり歩き辛いところですが、途中から植林の作業道となり大平瀬の集落までは整備されており安全に降りることが出来ました。

ゼイロ山を検索しました。
レコは少ないですね。でも、踏み跡はそこそこあるんですね。
地元の方が山仕事で歩かれているのでしょうか。
 
そして下山地点から400mほどで、水分神社の駐車地に到着しました。

お疲れさまでした。
こんな周回がやぶこぎの方らしいんでしょうね。
私はまたお気楽に又剣山から1320pまで往復しようかなと思いました。

tsubo
おど+
記事: 241
登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
お住まい: 愛知県
連絡する:

Re: 【台高】 小橡から笙ノ峰・丸塚山・又剣山・ゼイロ山周回

投稿記事 by おど+ »

tsuboさん、こんばんは。

>私は9年前の10月末に相方と又剣山から笙ノ峰に行って小処温泉に下ったことがあります。小処温泉に車を置き、当時上北山村で地域おこし協力隊をしていた友人に又剣山の登山口まで送ってもらいました。
6年前に橡山から堂倉山をピストンした時に、西に続く尾根が素晴らしく歩きたいと思っていました。

>私は和歌山南部に住んでいるので、この自動車道ができて本当に遠出が楽になりました。以前は勢和多紀までずっとくねくねアップダウンのある下道で、特に帰りは疲れました。
後は大泊から新宮まで開通すれば更に近くなりそうですが、いつの事になるのでしょうね。

>以前グレートトラバースで田中陽希さんが登っているのを見ましたが、今はほとんど歩く人はいないでしょうね。
自分が持っている2020年の地図には実線の登山道となっていますが、何時から荒れ出したのでしょうね。

>私たちは笙ノ峰あたりで少し迷いました。このあたりは踏み跡も少なくテープもほとんどなくわかりにくかったです。当時はスマホのアプリは使っていなかったので、地図とコンパスを見て歩きました。
左下に歩けそうな斜面が続いていたので、そちらから向かっても行けたのかもしれませんね。(それが逆峠への登山道なのかも?)

>ここは展望のいい場所ですね。又剣山からここまで往復する人はそこそこいますね。私も最初は一人でここまでの往復をしました。
初めは林道登山口から「笙ノ峰」までピストンで予定していましたが、それでは面白味に欠けるので今回のコースにしました。

>ゼイロ山を検索しました。
>レコは少ないですね。でも、踏み跡はそこそこあるんですね。
>地元の方が山仕事で歩かれているのでしょうか。
階段も整備されていたので、信仰など何か目的があるのかも知れませんね。

>私はまたお気楽に又剣山から1320pまで往復しようかなと思いました。
林道からなら「又剣山」まではハイキング、その先も標高差が少ない割には展望がよいのでまた訪れたいところですね。

おど+
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