【鈴鹿・仙ヶ岳】石谷川のんびり遡行

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シュークリーム
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登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

【鈴鹿・仙ヶ岳】石谷川のんびり遡行

投稿記事 by シュークリーム »

ハラビロカマキリ?
ハラビロカマキリ?
【 日 付 】2023年8月2日(水)
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート】石水渓野外研修施設駐車場 7:40 --- 7:48 入渓地 --- 8:08 白糸の滝10m --- 8:30 大堰堤上 --- 8:45 頂礼井戸滝 2段14m 9:15 --- 10:03 7m滝 10:35 --- 10:56 七ツ釜 --- 11:39 白雲の滝 2段12m 12:12 --- 12:58 5m滝 13:26 --- 14:12 大堰堤上 --- 14:30 駐車地

石谷川は仙ヶ岳南面を集水域とする川である。比較的緩やかな勾配の割に10mクラスの滝がいくつかあり,花崗岩質のフリクションのいい岩質,沢のすぐ脇に登山道が走っているので下山が容易であることなどから,気軽に遊ぶことができる沢登りの場所として人気がある。大堰堤の下流は最近キャニオニングツアーの会社が進出し,キャニオニングのゲレンデとして賑わっているようだ。自宅から30分ほどで行ける気楽さも相まって,ほぼ毎年訪れている。

最近のキャンピングブームのせいか,石水渓の野外研修施設には新しい駐車場が作られている。この少し奥にあるバンガロー村のバンガローや付帯施設も新しく作りかえられている。ほとんど開店休業状態だった数年前のことを思うと隔世の感がある。

この駐車場に車を置かせてもらい,今はキャニオニングツアーの基地となっている旧望仙荘の建物の横から石谷川に降りていく。もっとも,旧望仙荘といっても休業してからずいぶん時間が経っているので,知らない人の方が多いだろう。降りるとすぐに石谷川。このドアツードアの感覚で入渓できるのも石谷川のいいところだ。

入渓するとすぐに大きな堰堤がある。昔はこの堰堤を越えるために古い金属製ハシゴがかかっていたのだが,去年は撤去されていた。今年はおそらくキャニオニングツアー用だろう立派な金属ハシゴが設置されているが,進入禁止の札がかかっている。ここら辺も変化の速度が速いようだ。昔金属製ハシゴがかかっていた場所を覗いてみると,不安定だが新しい金属ハシゴが新たに設置されていた。一旦撤去したものの沢ノボラーのために新たに付け替えたのかもしれない。

ハシゴを登って沢へ降りる。このところの少雨のせいか,水量がいつも比べて少ない。通常時の半分くらいだろうか。いつもは泳いだり,へつったりして通過するところも浅くなっていて,普通に歩いて通過することができる。これが水量のせいかと思っていたのだが,実は谷が流下する砂のために埋まりつつあるせいだということがだんだんわかってくる。去年はこんなことはなかったので,ここ1年以内に起こったことに違いない。水遊びを期待してきた自分にとってはなんとなく物足りない気分。
白糸の滝
白糸の滝
しばらくで白糸の滝10m。何年か前までは在日ブラジル人たちの秘密の遊び場だったのだが,今はキャニオニングツアーのゲレンデになっている。ここの深く大きい淵は健在のようだ。

複数で来た時はロープを出して右側のルンゼから登るのだが,今日は単独で,ロープも持ってきていないので左岸の登山道を巻き登る。白糸の滝の上流も結構面白いのだが,降りられないのでそのまま通過。

大堰堤上に至る道を左折して沢に降りていく。ここは三ツ渕と言って深い淵になっていた(去年まではそうだった)のだが,今年は砂に埋まって淵そのものが消失している。去年はここで泳いで遊んだのだが,残念。堰堤を一つ越えて,大堰堤の左岸の道を通って大堰堤の上に出る。多くの遡行記録ではここから入渓することになっているが,この下流が面白いだけに,ここから入渓するのはもったいない気がする。

大堰堤の上で休憩するつもりだったのだが,アブがうるさいのでそのまま階段を伝って沢に降りることにする。アブの集団もそのままついてきた。大堰堤の上流はいい雰囲気のところだが,アブがうるさくて立ち止まることもできない。
大堰堤の上流
大堰堤の上流
しばらくで朝礼井戸の滝。ここの深く大きい淵も健在のようだ。ここは右側の岩場を巻き登る。大岩がスラブ状で,ホールドがあまりないので,単独では緊張した。滝上で休憩。アブはだいぶ少なくなったが,それでも結構たかってくるので,休憩しながらアブ潰しで忙しかった。ふと目の前の岩を見ると,あまり見かけない種類のカマキリがいる。写真を撮ろうとすると,警戒しながらも逃げずにそのままいてくれた。帰宅してから調べてみると,ハラビロカマキリという種類のようだ。

しばらく行くと7m滝。ここは左側の岩場を巻き登る。ここの釜は深くて大きく,ダイビングスポットだったのだが,砂で埋まり,浅くなってしまって,とても飛び込めそうにない。滝上で再度休憩。急いで下山してもただ暑いだけでいいことは何もない。谷中で適当に休み休み行くのがちょうどいい。
七ツ釜入り口
七ツ釜入り口
しばらくで七ツ釜。ここの淵も深く,泳がないと入れない場所だったのだが,砂で埋まって簡単に入ることができた。すぐに岩間滝で行き止まり。複数であればロープを出して突破できるのだが,単独なので引き返して左岸を巻く。この巻きで意外に手間取った。昔は簡単に巻きルートを見つけ出せたのだが,しばらく簡単な沢ばかり言っていたせいか,ルートファインディング能力が低下したようだ。巻き上がった登山道から下を見て,もっと簡単なルートがあったことに気づいた。
七ツ釜突き当たりの岩間滝
七ツ釜突き当たりの岩間滝
沢に戻ってしばらくで白雲の滝 2段12m。ここはロープを出して直登する場所だが,単独なので左岸を巻き登る。滝の落ち口で再び休憩。ふと手元を見ると見慣れないものが手首に吸い付いている。ヒルのお食事中だった。さっき七ツ釜を巻いた時についてきたようだ。もうだいぶお食事が進んだようで結構大きくなっている。慌てず騒がずディートをかけてやると簡単に離れた。ここしばらくヒルに吸血されたことがなかったので,ヒルにまで嫌われるようになったかと思っていたのだが,どうやら思い過ごしのようだ。ちなみに下山後,指の間でお食事中のもう一匹を発見。久しぶりに1日で2回も献血してしまった。
白雲の滝
白雲の滝
岩間滝
岩間滝
再び岩間滝などを登りながら終着点の5m滝に到着。途中でもほとんどの場所で砂の堆積によって淵が埋まっている。5m滝の下で休憩し,左岸の登山道に上がる。あとはこのまま登山道を下って戻るだけだ。下山中にアブの襲来を警戒していたのだが,まったくアブの姿も見なかった。時間的なタイミングによるものだろうか。
5m滝
5m滝
大堰堤からは沢に降り,対岸の小尾根を越えてバンガロー村から駐車地に戻った。いつも楽しい石谷川だが,今回は泳ぎの場所を提供してくれた淵がことごとく砂の堆積で浅くなってしまっており,拍子抜けの感があった。また元に戻る日が来るのだろうか。

今回の戦果はヒルの献血二つとアブの被害だった。露出していた両手と顔がやられており,下山後二日経った今日も顔面の腫れが残っている。沢登りでこれだけアブにやられたのは初めての経験だった。
                         @シュークリーム@
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【鈴鹿・仙ヶ岳】石谷川のんびり遡行

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

シューさん、こんにちは。酷暑のグー部屋からのレスです。

【鈴鹿・仙ヶ岳】石谷川のんびり遡行
自宅から30分ほどで行ける気楽さも相まって,ほぼ毎年訪れている。


シューさんお気に入りの谷ですよね。

いつもは泳いだり,へつったりして通過するところも浅くなっていて,普通に歩いて通過することができる。これが水量のせいかと思っていたのだが,実は谷が流下する砂のために埋まりつつあるせいだということがだんだんわかってくる。

大雨の程度の差で砂が堆積したり、逆に押し流されたりしますね。
堆積した砂を押し流してくれる大雨を期待しましょう。

休憩しながらアブ潰しで忙しかった。

時間つぶしに丁度いい。間延びすることなく次々にやってきます。

ハラビロカマキリ

成虫は見たことありますが、お腹をそらせた幼虫は見たことがありません。

急いで下山してもただ暑いだけでいいことは何もない。

その通りです。水遊びはやっぱり気持ちがいい。

この巻きで意外に手間取った。昔は簡単に巻きルートを見つけ出せたのだが,

沢屋だったシューさんも寄る年波ですか。

ふと手元を見ると見慣れないものが手首に吸い付いている。

「見慣れない」とはこれいかに? 「見慣れた」のタイプミスでは?

今回の戦果はヒルの献血二つとアブの被害だった。露出していた両手と顔がやられており,

シューさんは防虫ハットは被らないのですね。
グーは耳がカッカと暑くなるので防虫ハットをかぶってヘルメットです。


                 グー(伊勢山上住人)

今晩は熱帯夜の平地を脱出して、涼しい山の上で寝てきます。
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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿・仙ヶ岳】石谷川のんびり遡行

投稿記事 by 山日和 »

シュークリさん、こんにちは。今日も激暑ですね。

大堰堤の下流は最近キャニオニングツアーの会社が進出し,キャニオニングのゲレンデとして賑わっているようだ。

そうなんですか!? :o

最近のキャンピングブームのせいか,石水渓の野外研修施設には新しい駐車場が作られている。この少し奥にあるバンガロー村のバンガローや付帯施設も新しく作りかえられている。ほとんど開店休業状態だった数年前のことを思うと隔世の感がある。

ここもずいぶん変わったんですねえ。
15年ぐらい前にやぶオフの前夜祭でここのバンガローに泊ったことありますが、ひなびた感じでした。

この駐車場に車を置かせてもらい,今はキャニオニングツアーの基地となっている旧望仙荘の建物の横から石谷川に降りていく。もっとも,旧望仙荘といっても休業してからずいぶん時間が経っているので,知らない人の方が多いだろう。降りるとすぐに石谷川。このドアツードアの感覚で入渓できるのも石谷川のいいところだ。

石谷川はおととし初めて訪れたんですが、林道の大堰堤からでした。
望仙荘はもうやってないんですね。名前からすると仙ヶ岳が見えるんでしょうか?

ハシゴを登って沢へ降りる。このところの少雨のせいか,水量がいつも比べて少ない。通常時の半分くらいだろうか。いつもは泳いだり,へつったりして通過するところも浅くなっていて,普通に歩いて通過することができる。これが水量のせいかと思っていたのだが,実は谷が流下する砂のために埋まりつつあるせいだということがだんだんわかってくる。去年はこんなことはなかったので,ここ1年以内に起こったことに違いない。水遊びを期待してきた自分にとってはなんとなく物足りない気分。

これは泳ぎの苦手な私向きかも。 :mrgreen:

しばらくで白糸の滝10m。何年か前までは在日ブラジル人たちの秘密の遊び場だったのだが,今はキャニオニングツアーのゲレンデになっている。ここの深く大きい淵は健在のようだ。
複数で来た時はロープを出して右側のルンゼから登るのだが,今日は単独で,ロープも持ってきていないので左岸の登山道を巻き登る。白糸の滝の上流も結構面白いのだが,降りられないのでそのまま通過。

大堰堤の下流も結構面白いんですね。再訪してみようかな。

大堰堤の上で休憩するつもりだったのだが,アブがうるさいのでそのまま階段を伝って沢に降りることにする。アブの集団もそのままついてきた。大堰堤の上流はいい雰囲気のところだが,アブがうるさくて立ち止まることもできない。

アブはハチよりも厄介ですね。

しばらくで朝礼井戸の滝。ここの深く大きい淵も健在のようだ。ここは右側の岩場を巻き登る。大岩がスラブ状で,ホールドがあまりないので,単独では緊張した。滝上で休憩。

ここは左に巻き道がありましたが、右からの方が面白いのかな?

しばらく行くと7m滝。ここは左側の岩場を巻き登る。ここの釜は深くて大きく,ダイビングスポットだったのだが,砂で埋まり,浅くなってしまって,とても飛び込めそうにない。

先日神崎川で遭難した登山者も、天狗滝のダイビングスポットでの事故だったみたいですね。

しばらくで七ツ釜。ここの淵も深く,泳がないと入れない場所だったのだが,砂で埋まって簡単に入ることができた。すぐに岩間滝で行き止まり。複数であればロープを出して突破できるのだが,単独なので引き返して左岸を巻く。この巻きで意外に手間取った。

おやまあ、そうなんですか!ここはsatoさんが泳いで先行して、ロープで引っ張ってもらったんですが、2年でえらい変わりようですね。
岩間滝の右側の岩場を上がればそんなに危なくもなかったような。

沢に戻ってしばらくで白雲の滝 2段12m。ここはロープを出して直登する場所だが,単独なので左岸を巻き登る。滝の落ち口で再び休憩。

なかなかいい滝ですよね。ホールドはしっかりしてるけど、逆層気味でちょっと嫌らしいかな。

ふと手元を見ると見慣れないものが手首に吸い付いている。ヒルのお食事中だった。さっき七ツ釜を巻いた時についてきたようだ。もうだいぶお食事が進んだようで結構大きくなっている。慌てず騒がずディートをかけてやると簡単に離れた。ここしばらくヒルに吸血されたことがなかったので,ヒルにまで嫌われるようになったかと思っていたのだが,どうやら思い過ごしのようだ。

ヒルにまで嫌われるようになったら人生おしまいですね。まだ好かれているようでよかった。 :lol:

再び岩間滝などを登りながら終着点の5m滝に到着。途中でもほとんどの場所で砂の堆積によって淵が埋まっている。5m滝の下で休憩し,左岸の登山道に上がる。あとはこのまま登山道を下って戻るだけだ。

私は前回ここから仕方なしに仙ヶ岳の山頂まで行きました。
(ランチ後このまま下山しようかなと言ったら、satoさんに「ええーっ」と言われてしまいました) :mrgreen:

大堰堤からは沢に降り,対岸の小尾根を越えてバンガロー村から駐車地に戻った。いつも楽しい石谷川だが,今回は泳ぎの場所を提供してくれた淵がことごとく砂の堆積で浅くなってしまっており,拍子抜けの感があった。また元に戻る日が来るのだろうか。

元にもどるまでが私にとってはチャンスかも。 :lol:

今回の戦果はヒルの献血二つとアブの被害だった。露出していた両手と顔がやられており,下山後二日経った今日も顔面の腫れが残っている。沢登りでこれだけアブにやられたのは初めての経験だった。

気温の上昇とアブの増加は関係あるんでしょうか?

                         山日和


シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿・仙ヶ岳】石谷川のんびり遡行

投稿記事 by シュークリーム »

グーさん、こんにちは。台風の余波で今日未明に一雨ありましたが,湿度が上がっただけで,余計蒸し蒸ししてしまったような。連日の猛暑で猛暑疲れしてきました。

シューさんお気に入りの谷ですよね。

そうですね,自宅から近いし,結構遊べる谷なんで気に入っています。

大雨の程度の差で砂が堆積したり、逆に押し流されたりしますね。
堆積した砂を押し流してくれる大雨を期待しましょう。


元越谷の大滝も砂でだいぶ浅くなりました。元越谷自体もだいぶ砂で埋まってきていますね。
大雨で洗い流してくれるといいのですが,なかなか元には戻らないようで。


時間つぶしに丁度いい。間延びすることなく次々にやってきます。

時間つぶしで済めばいいんですが,顔面が腫れあがってしまいました。
今度からハッカ油を持っていくことにします。


沢屋だったシューさんも寄る年波ですか。

はい,なかなか昔のように登れなくなりました。

「見慣れない」とはこれいかに? 「見慣れた」のタイプミスでは?

ここしばらく見かけていなかったので,久しぶりだったですね。とくに血をすって大きくなったやつは久しぶりでした。

シューさんは防虫ハットは被らないのですね。
グーは耳がカッカと暑くなるので防虫ハットをかぶってヘルメットです。


なるほど,今度からはハッカ油を忘れないように持っていきます。

今晩は熱帯夜の平地を脱出して、涼しい山の上で寝てきます。

どうでしたか?
私も山に寝に行く生活をしようかと思っているんですが,まだ街道歩きが少し残っているので,それを終えてからになりそうです。
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿・仙ヶ岳】石谷川のんびり遡行

投稿記事 by シュークリーム »

シュークリさん、こんにちは。今日も激暑ですね。

はい,連日の猛暑で猛暑疲れしてきました。

大堰堤の下流は最近キャニオニングツアーの会社が進出し,キャニオニングのゲレンデとして賑わっているようだ。
そうなんですか!? :o


そうなんです。これもアウトドアブームの一環ですかねえ。
去年の下山時にスタッフ達と鉢合わせしました。


ここもずいぶん変わったんですねえ。
15年ぐらい前にやぶオフの前夜祭でここのバンガローに泊ったことありますが、ひなびた感じでした。


キャンプ施設はどこも受けに行っているようですねえ。
宇賀渓のキャンプ場も変化が激しいですねえ。


石谷川はおととし初めて訪れたんですが、林道の大堰堤からでした。
望仙荘はもうやってないんですね。名前からすると仙ヶ岳が見えるんでしょうか?


私が初めて行った10年ほど前にはもう望仙荘は休業していたと思うので,長いことそのままになっていたんですねえ。

大堰堤の下流も結構面白いんですね。再訪してみようかな。

はい,結構砂に埋まってしまって,面白さは目減りしていますが,それでも白糸の滝の上流は面白いと思います。
白糸の滝を越えるにはロープがあったほうがいいです。登り自体はそれほど難しくはありません。


大堰堤の上で休憩するつもりだったのだが,アブがうるさいのでそのまま階段を伝って沢に降りることにする。アブの集団もそのままついてきた。大堰堤の上流はいい雰囲気のところだが,アブがうるさくて立ち止まることもできない。

アブはハチよりも厄介ですね。

そうですね。アブは集団で寄ってきますもんねえ。

しばらくで朝礼井戸の滝。ここの深く大きい淵も健在のようだ。ここは右側の岩場を巻き登る。大岩がスラブ状で,ホールドがあまりないので,単独では緊張した。滝上で休憩。

ここは左に巻き道がありましたが、右からの方が面白いのかな?


そうですか。大抵は右の岩場を登っていると思います。
左の巻き道は気がつかなかったですねえ。今度行った時に気をつけて見てみます。


先日神崎川で遭難した登山者も、天狗滝のダイビングスポットでの事故だったみたいですね。

神崎川での事故率が高いのはやっぱり天狗滝付近でしょうねえ。
高齢の方だったのでまさかダイビングはしなかったろうと思うんですけど。なぜ亡くなったんでしょうか。


おやまあ、そうなんですか!ここはsatoさんが泳いで先行して、ロープで引っ張ってもらったんですが、2年でえらい変わりようですね。
岩間滝の右側の岩場を上がればそんなに危なくもなかったような。


右の岩場は登れそうだったんですが,しっかりしたホールドがなかったので,単独ということもあり回避しました。
下が岩なので滑ると足をやられて,行動不能になることも考えられますので。


なかなかいい滝ですよね。ホールドはしっかりしてるけど、逆層気味でちょっと嫌らしいかな。

そうですね。見た目そうでもないですけど,登ってみると意外にいやらしいですね。

私は前回ここから仕方なしに仙ヶ岳の山頂まで行きました。
(ランチ後このまま下山しようかなと言ったら、satoさんに「ええーっ」と言われてしまいました) :mrgreen:


さすがsatoさんですねえ。私は5m滝でもう満喫でした。

元にもどるまでが私にとってはチャンスかも。 :lol:

いやいや,あまり簡単なのも拍子抜けしてつまらないです。
まあ,2,3m程度の岩間滝も多いので,チャレンジしようと思えばいろいろできますよね。
                         @シュークリーム@
skywalk
記事: 521
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 【鈴鹿・仙ヶ岳】石谷川のんびり遡行

投稿記事 by skywalk »

シューさん、こんばんは。
大堰堤の下流は最近キャニオニングツアーの会社が進出し,キャニオニングのゲレンデとして賑わっているようだ。
神崎川ではよくキャニオニングやってましたけど漁協の反対などでできなくなったのかな。入川禁止の看板も一杯立ってるし。こちらではそんなの見たことないしやり易いのかな。
コロナのせいもあってキャンプとかアウトドアは活況を呈してますね。活況過ぎて泊るところには苦労します。

いつもは泳いだり,へつったりして通過するところも浅くなっていて,普通に歩いて通過することができる。
へぇーそうですか。私は泳ぎが苦手なせいもあって下流部は飛ばしてしまうことが多いのですが、これを機会に下から歩いてみようか。シューさんにとっては物足りないかもしれません。

何年か前までは在日ブラジル人たちの秘密の遊び場だったのだが,今はキャニオニングツアーのゲレンデになっている。
ラテン系の人たちが良く遊んでいるのは口コミで広がったんでしょうか。広大な川がゆったり流れている故郷に比べると日本の川は面白いのかもしれません。キャニオニングの人たちも白糸の滝壺で遊べそうだし何しろ入川が容易だから便利なんでしょうね。

ここは三ツ渕と言って深い淵になっていた(去年まではそうだった)のだが,今年は砂に埋まって淵そのものが消失している。去年はここで泳いで遊んだのだが,残念。
最近の強烈な暑さでは私だって泳ぎたくなってしまいます。しかし、あそこが埋まっているなんて見たことないし想像もできません。

大堰堤の上で休憩するつもりだったのだが,アブがうるさいのでそのまま階段を伝って沢に降りることにする。アブの集団もそのままついてきた。
アブはしつこいですね。追い払ってもどこまでもついてきます。

ここは右側の岩場を巻き登る。大岩がスラブ状で,ホールドがあまりないので,単独では緊張した。
ここはチョット微妙で実際危ないと思います。

ハラビロカマキリという種類のようだ。
面白い姿してますね。

ダイビングスポットだったのだが,砂で埋まり,浅くなってしまって,とても飛び込めそうにない。
ダイビングなんて相変わらず元気ですね。

しばらくで七ツ釜。ここの淵も深く,泳がないと入れない場所だったのだが,砂で埋まって簡単に入ることができた。すぐに岩間滝で行き止まり。
七ツ釜の入り口は暗く狭いゴルジュで独特な雰囲気が面白いのに歩いて入ったんじゃ雰囲気台無しだ。奥の滝は私には登れないのでいつも右側の岩溝を登っていたのですが、最後に行ったときに登れなくなって、もう引け際かなと思った次第です。

ここしばらくヒルに吸血されたことがなかったので,ヒルにまで嫌われるようになったかと思っていたのだが,どうやら思い過ごしのようだ。
ヒルに好かれたいとは思いませんが。嫌われるものなら嫌われたい。
アブにはディードも効かないだろうからハッカ水など別の対策も考えないといけませんね。埋まった淵は、また復活するかもしれませんから懲りずに来てください。
アバター
わりばし
記事: 1767
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿・仙ヶ岳】石谷川のんびり遡行

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、シュークリームさん。

この駐車場に車を置かせてもらい,今はキャニオニングツアーの基地となっている旧望仙荘の建物の横から石谷川に降りていく。もっとも,旧望仙荘といっても休業してからずいぶん時間が経っているので,知らない人の方が多いだろう。降りるとすぐに石谷川。このドアツードアの感覚で入渓できるのも石谷川のいいところだ。

望仙荘って休業したんだ、知らんかった。
キャニオニングツアーって高いんだろうな。


しばらくで白糸の滝10m。何年か前までは在日ブラジル人たちの秘密の遊び場だったのだが,今はキャニオニングツアーのゲレンデになっている。ここの深く大きい淵は健在のようだ。

泳いで取りつきましたね。
深い淵が健在とはうれしいですね。


大堰堤の上で休憩するつもりだったのだが,アブがうるさいのでそのまま階段を伝って沢に降りることにする。アブの集団もそのままついてきた。大堰堤の上流はいい雰囲気のところだが,アブがうるさくて立ち止まることもできない。

唐谷川でもヒルはいませんでしたが、アブはついてきました。
この時は風もあったので少しでしたが・・・


しばらく行くと7m滝。ここは左側の岩場を巻き登る。ここの釜は深くて大きく,ダイビングスポットだったのだが,砂で埋まり,浅くなってしまって,とても飛び込めそうにない。滝上で再度休憩。急いで下山してもただ暑いだけでいいことは何もない。谷中で適当に休み休み行くのがちょうどいい。

唐谷も前と比べると砂で浅くなっている渕が目立ちました。


しばらくで七ツ釜。ここの淵も深く,泳がないと入れない場所だったのだが,砂で埋まって簡単に入ることができた。すぐに岩間滝で行き止まり。複数であればロープを出して突破できるのだが,単独なので引き返して左岸を巻く。この巻きで意外に手間取った。昔は簡単に巻きルートを見つけ出せたのだが,しばらく簡単な沢ばかり言っていたせいか,ルートファインディング能力が低下したようだ。巻き上がった登山道から下を見て,もっと簡単なルートがあったことに気づいた。

何事も経験と経験に培われた感ですかね。 :mrgreen:

大堰堤からは沢に降り,対岸の小尾根を越えてバンガロー村から駐車地に戻った。いつも楽しい石谷川だが,今回は泳ぎの場所を提供してくれた淵がことごとく砂の堆積で浅くなってしまっており,拍子抜けの感があった。また元に戻る日が来るのだろうか。

山抜けや崩壊の速度が止まらないですね。
年々増える一方です。


今回の戦果はヒルの献血二つとアブの被害だった。露出していた両手と顔がやられており,下山後二日経った今日も顔面の腫れが残っている。沢登りでこれだけアブにやられたのは初めての経験だった。

小さい頃はアブにやられました。
アブは集団で来られると厄介だ。
お疲れさまでした。

                        わりばし

シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿・仙ヶ岳】石谷川のんびり遡行

投稿記事 by シュークリーム »

skywalkさん,ご無沙汰しています。
この前のオフ会には欠席だったでしょうか。お元気そうなレポ拝見しています。


神崎川ではよくキャニオニングやってましたけど漁協の反対などでできなくなったのかな。入川禁止の看板も一杯立ってるし。こちらではそんなの見たことないしやり易いのかな。
コロナのせいもあってキャンプとかアウトドアは活況を呈してますね。活況過ぎて泊るところには苦労します。


神崎川のほうもキャニオニングは盛んなようですね。ネットで検索してみるといろいろ出てきます。

へぇーそうですか。私は泳ぎが苦手なせいもあって下流部は飛ばしてしまうことが多いのですが、これを機会に下から歩いてみようか。シューさんにとっては物足りないかもしれません。

下流のほうも面白いですよ。砂の堆積でいまいち面白みに欠けるところもありますけど。
skywalkさんだったら白糸の滝はフリーで登れるでしょう。


ラテン系の人たちが良く遊んでいるのは口コミで広がったんでしょうか。広大な川がゆったり流れている故郷に比べると日本の川は面白いのかもしれません。キャニオニングの人たちも白糸の滝壺で遊べそうだし何しろ入川が容易だから便利なんでしょうね。

夏場は白糸の滝でよくラテン系の人たちを見かけました。一種の穴場になっていたんでしょうね。お金もかからないしね。

最近の強烈な暑さでは私だって泳ぎたくなってしまいます。しかし、あそこが埋まっているなんて見たことないし想像もできません。

簡単に歩けてしまいました。

ここは右側の岩場を巻き登る。大岩がスラブ状で,ホールドがあまりないので,単独では緊張した。
ここはチョット微妙で実際危ないと思います。


そうですね。下が岩なだけに,落ちるといやらしですね。

ハラビロカマキリという種類のようだ。
面白い姿してますね。


初めて見ました。カマキリというのは日本では11種しかいないそうですね。昆虫なのでもっとたくさんの種類がいるのかと思っていました。

ダイビングスポットだったのだが,砂で埋まり,浅くなってしまって,とても飛び込めそうにない。
ダイビングなんて相変わらず元気ですね。


私はもうしませんよ。それこそ年寄りの冷や水です :mrgreen:

七ツ釜の入り口は暗く狭いゴルジュで独特な雰囲気が面白いのに歩いて入ったんじゃ雰囲気台無しだ。奥の滝は私には登れないのでいつも右側の岩溝を登っていたのですが、最後に行ったときに登れなくなって、もう引け際かなと思った次第です。

あそこもロープ出したほうがいいですね。結構いやらしいです。

アブにはディードも効かないだろうからハッカ水など別の対策も考えないといけませんね。埋まった淵は、また復活するかもしれませんから懲りずに来てください。

ハッカ油は持っているんですが,しばらくアブにやられたことがなかったので油断していました。これからは必ず持っていきます。
石谷川は楽しい谷なので,1年に最低一回は行きたいですね。
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿・仙ヶ岳】石谷川のんびり遡行

投稿記事 by シュークリーム »

わりばしさん,おはようございます。相変わらず朝が早いですね。

望仙荘って休業したんだ、知らんかった。
キャニオニングツアーって高いんだろうな。


ずいぶん昔に締めて,その後はカフェになったり,いろいろあったみたいですね。
私が調べたキャニオニングツアーは2時間8500円となっていました。まあ,いろいろ遊ばせてもらって8500円は良心的な料金だと思いますね。


泳いで取りつきましたね。
深い淵が健在とはうれしいですね。


はい,ここの淵は健在でした。キャニオ二ングツアーが使っていますしね。

唐谷川でもヒルはいませんでしたが、アブはついてきました。
この時は風もあったので少しでしたが・・・


石谷川であれだけアブに絡まれたのはなかったので油断してました。やっぱりハッカ油は必携ですね。

唐谷も前と比べると砂で浅くなっている渕が目立ちました。

そうですか。元越谷の大滝の下もだいぶ浅くなっていますしね。元越谷の美しさが減退したのはやはり砂の堆積のせいだろうと思っています。それとも,私の目が慣れ過ぎてしまったのだろうか。

何事も経験と経験に培われた感ですかね。 :mrgreen:

そうですね。昔はちょっと見ただけでルートが見えたんですけどね。

山抜けや崩壊の速度が止まらないですね。
年々増える一方です。


そうですね。
野江俣谷はもう元に戻らないだろうし。ヌタハラ谷の夫婦滝周辺もあのままですね。


小さい頃はアブにやられました。
アブは集団で来られると厄介だ。
お疲れさまでした。


ハッカ油必携です。
                         @シュークリーム@
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