【鈴鹿】樹氷輝く綿向山で雪遊び

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skywalk
記事: 522
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

【鈴鹿】樹氷輝く綿向山で雪遊び

投稿記事 by skywalk »

【 日 付 】2023年2月17日(金)
【 山 域 】 鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】綿向表参道>北峰>イハイガ縦走路>北峰>綿向山頂>表参道>駐車場

 1月の寒波以来、鈴鹿の山々に降雪は殆どなく大半の雪は融けてしまった。
ヤマレコで近況を調べていたら滋賀県側の綿向山にはまだ雪が残っているようだ。2月半ばの寒波で多少の降雪もあったようなので2月17日(金)に雪遊びに出かけてみた。
 朝8時50分、駐車場に来てみると既に外周部は一杯に止められていたので真ん中に車を止めて出発した。
 川沿いの林道をたらたら歩いていく。道沿いの雪も残っているので、この分ならスキー滑降もできそうだ。
 林道終点の登山口から表参道に入った。水無山ルートからも山頂は目指せるが、山頂を目指すだけなら表参道が絶対に楽で時間もかからない。
 植林帯の中のつづら道は奇麗に整備され登りやすい。鈴鹿の千m級の山ではぴか一の登りやすさだ。ミニスキーを担いでいって雪遊びをするにはお誂え向きの山だと思うが、ヒップソリで遊んでいる人はいても板を担いでいる人は見かけたことがない。滋賀県なら雪遊びするところはいくらでもあるからわざわざここを選ぶ人はいないのだろう。
 植林帯をジグザグに登っていくと一度林道に出た。30mほど林道を歩いたところからルートが続いている。
 すぐにあざみ小屋という休憩所があるので中で一服。
ルートの続きを進んでいくと5合目避難小屋に着いた。小さいがしっかりした小屋だ。
7合目にあるのが行者コバ。修験道の社と銅像が設置されている。
冬季閉鎖されている夏道のところから尾根の直登道を登っていくと奇麗な樹氷が出てきた。登りやすい登山道と奇麗な樹氷とくれば登山者が多いのも頷ける。
IMGP9610.JPG
山頂手前の竜王山分岐に入って北峰からイハイガ縦走路の斜面が今日のゲレンデとなる。
雨乞岳の巨体も白く化粧され存在感を増している。あそこも山スキーにはいい山だが、スカイラインが閉鎖されている冬季にはアプローチが大変だ。
IMGP9614.JPG
北峰も真っ白でコンディションは良さそうだ。
IMGP9615.JPG
強風が吹き抜ける北峰付近は樹氷も発達していて一段と奇麗だ。
北峰では男性が一人足元の小さな樹氷にカメラをくっつけるようにして接写していた。面白写真が撮れるかな。
 さあ、私はプラブーツに履き替えフリーベンチャーの板を付けたら滑降開始だ。北東尾根の先にイハイガの黒いピラミッドが見えその手前のコブまで白い斜面が続いている。
IMGP9619.JPG
 滑り出しの10m位はガリガリの急斜面でエッジも掛からずズルッと滑って転んでしまったがその後は何とか滑って行けた。
斜面の途中には奇麗な樹氷もあって雪遊びを盛り上げてくれる。
 中ほどまで降りるとスノーシューの女性が一人登ってきた。イハイガまで往復して来たそうである。他にトレースはなかった。今日がスノーシューデビューだそうで元気いっぱい半袖で登ってきた。
 傾斜が緩むと斜面の幅が狭くなってきたのでゆっくり進むのに都合がよかった。
最後のコブまであと少し。
 イハイガ手前のコブに着いた。たった一本の滑降だが、達成感は十分だ。
IMGP9624.JPG
さて、綿向山では達成感に浸っている余裕はない。滑った分は登り返さなきゃ帰れないのだ。
 板に滑り止めシールを貼りヒールロックを解除してハイクアップで登り返していく。
IMGP9625.JPG
傾斜の緩い所なら摩擦が少ない分スノーシューより効率よく楽だが、だんだん傾斜が増して来た。最後のガリガリ急斜面は板を横にして登って行こうとしたが、エッジが滑って苦労した。
北峰ではスノーモンスターが帰りを迎えてくれた。
帰りは山頂にも寄ってみたが、登山者はひとりしか残っていなかった。
南尾根も見に行ったが、雪が少なくて繋がりが悪いので諦めた。
15時丁度に駐車場に帰着。大半の車は消えていた。今日は好天のなか樹氷とスキー滑降も楽しめていい一日になった。鈴鹿の雪遊びは、これで最後かな。
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】樹氷輝く綿向山で雪遊び

投稿記事 by 宮指路 »

skywalkさん、こんにちは
 1月の寒波以来、鈴鹿の山々に降雪は殆どなく大半の雪は融けてしまった。
ヤマレコで近況を調べていたら滋賀県側の綿向山にはまだ雪が残っているようだ。2月半ばの寒波で多少の降雪もあったようなので2月17日(金)に雪遊びに出かけてみた。
今年の鈴鹿は雪が少ないですね。早目に御池岳に行っておいて良かった。


 
朝8時50分、駐車場に来てみると既に外周部は一杯に止められていたので真ん中に車を止めて出発した。
平日なのに結構混んでいますね。

 
川沿いの林道をたらたら歩いていく。道沿いの雪も残っているので、この分ならスキー滑降もできそうだ。
 林道終点の登山口から表参道に入った。水無山ルートからも山頂は目指せるが、山頂を目指すだけなら表参道が絶対に楽で時間もかからない。
斜度がほぼ一定ですので登りやすいですね。

 
植林帯の中のつづら道は奇麗に整備され登りやすい。鈴鹿の千m級の山ではぴか一の登りやすさだ。ミニスキーを担いでいって雪遊びをするにはお誂え向きの山だと思うが、ヒップソリで遊んでいる人はいても板を担いでいる人は見かけたことがない。滋賀県なら雪遊びするところはいくらでもあるからわざわざここを選ぶ人はいないのだろう。
私も登山道でスキーを担ぐ人は見たことがありません。
木和田尾の上部でスキーのトレースは見たことがあります。
冬季閉鎖されている夏道のところから尾根の直登道を登っていくと奇麗な樹氷が出てきた。登りやすい登山道と奇麗な樹氷とくれば登山者が多いのも頷ける。
IMGP9610.JPG
良い日に出かけましたね。
山頂手前の竜王山分岐に入って北峰からイハイガ縦走路の斜面が今日のゲレンデとなる。
以前も滑ったレポがありましたね。

 
さあ、私はプラブーツに履き替えフリーベンチャーの板を付けたら滑降開始だ。北東尾根の先にイハイガの黒いピラミッドが見えその手前のコブまで白い斜面が続いている。
IMGP9619.JPG
 滑り出しの10m位はガリガリの急斜面でエッジも掛からずズルッと滑って転んでしまったがその後は何とか滑って行けた。
動画がないのが残念だなぁ~。


斜面の途中には奇麗な樹氷もあって雪遊びを盛り上げてくれる。
 中ほどまで降りるとスノーシューの女性が一人登ってきた。イハイガまで往復して来たそうである。他にトレースはなかった。今日がスノーシューデビューだそうで元気いっぱい半袖で登ってきた。
単独で元気な女性ですね。私もスノーシューでイハイガまで行ったことがあります。


 
傾斜が緩むと斜面の幅が狭くなってきたのでゆっくり進むのに都合がよかった。
最後のコブまであと少し。
 イハイガ手前のコブに着いた。たった一本の滑降だが、達成感は十分だ。
私も蕎麦粒岳で一人だけのトレースでしたので帰りは達成感がありました。

傾斜の緩い所なら摩擦が少ない分スノーシューより効率よく楽だが、だんだん傾斜が増して来た。最後のガリガリ急斜面は板を横にして登って行こうとしたが、エッジが滑って苦労した。
帰りはスノーシューの方が断然楽ですね。
北峰ではスノーモンスターが帰りを迎えてくれた。
それは幸いでしたね。お疲れ様でした。

                                           宮指路 
skywalk
記事: 522
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 【鈴鹿】樹氷輝く綿向山で雪遊び

投稿記事 by skywalk »

宮指路さん、こんばんは。
今年の鈴鹿は雪が少ないですね。早目に御池岳に行っておいて良かった。
強い寒波も来ましたが、雪が融けるのも早かった。まだ大丈夫さと思っていたら、いつの間にか雪が消えちゃった。
登りやすくて樹氷が奇麗とくれば皆さん詰めかけますよね。

斜度がほぼ一定ですので登りやすいですね。
藤原岳も表道は登りやすいですが、ここはそれ以上です。

私も登山道でスキーを担ぐ人は見たことがありません。
木和田尾の上部でスキーのトレースは見たことがあります。

藤原岳では、たまに見かけます。でも、木和田尾まで周回するのは私と鈴鹿スキモさんくらいでしょうか。

良い日に出かけましたね。
弱い寒波の置き土産でスキー遊びを盛り上げてくれました。

動画がないのが残念だなぁ~。
専属カメラマンを雇うかGoproでも買いますか。

単独で元気な女性ですね。私もスノーシューでイハイガまで行ったことがあります。
あの展望の良い尾根ならスノーシュー遊びも気持ちよいでしょうね。

私も蕎麦粒岳で一人だけのトレースでしたので帰りは達成感がありました。
よく行かれました。達成感は比較になりませんワ。

帰りはスノーシューの方が断然楽ですね。
山スキーに慣れた人ならシールによるハイクアップもスイスイ行きますが、私は脚力不足というか。山の終活ですからこんなもんです。最後の10m程はスキーではきつかったです。
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