【野坂】三国山西尾根を登り、明王ノ禿へ県境を歩く

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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

【野坂】三国山西尾根を登り、明王ノ禿へ県境を歩く

投稿記事 by 柳川洞吹 »

【日 付】 2011/10/9(日)
【山 域】 野坂山地 三国山・赤坂山・湯ノ花谷の頭 (福井県美浜町、滋賀県高島市)
【メンバー】 単独
【天 候】 晴れ
【ルート】 湯ノ花谷駐車地5:50---尾根取り付き6:00---三国山8:20/8:25---明王ノ禿9:35/9:40
---赤坂山10:00/10:05---湯ノ花谷の頭11:00/11:45---猿鹿12:15/12:30---駐車地13:20

今回も、山に登る前に、どうでもええ話をごちゃごちゃと書くぞ。
飛ばしたい人は、いつものように●印のところまでジャンプしてね。

この連休は、奥美濃の板取川・洞戸周辺に行こうと思っていた。
ところが、前夜発をするはずなのに、仕事から帰宅したとたん、あの「へにゃへにゃ病」が出てしまった。
これは、「ああしんど。山はもうどうでもええわ。今晩は家でゆっくりしょ。」という、実に怠惰な思考なのだが、
それだけ疲れているのか、はたまた歳のせいなのか。
しかし、発病のおかげで、
ゆっくり風呂に入って、うまいビールを飲んで、いつのまにかぐっすりと眠るという、
天国のようなひとときを過ごせるのだ。

話は飛んで翌日。
大阪発の東西をブロックしていた宝塚渋滞・瀬田東渋滞も消えた夕方、
やっと重い腰を上げ、山に向かって出発する。
もう奥美濃はやめて、敦賀のほうにした。
ところがだ。
こんどは吹田インター周辺の中環渋滞に巻き込まれ、普段なら5分で着くインターまで30分もかかる始末。
高速に入るとガラガラなのだが、もう疲れた。
なんであんなに周りが混むの。
プンプン。

もう夕食の時間になってしまったので、菩提寺PAの食堂で何か食べることにする。
いまどきは「食堂」じゃなくて、「フードコート」というらしいが、要するに食堂だ。
ここは、普段は夜にトイレを使うだけで、売店や食堂が営業している時間に来ることはまずないが、
店が開いていると賑やかだし、新鮮な気分だ。
昔は高速の食堂は「高い・マズイ」の代名詞のようだったが、最近のSA・PAの食事事情は、見違えるほど改善されている。
これも民営化の成果だろうか。
メニューを眺めるとみんなおいしそうだ。
ウソかホントか、近江牛を使っているという「近江重」750円也をいただくことにしよう。
味付け濃いめの牛丼がお重に入っているようなものだが、
見本写真より脂身が多かったものの、まあまあそれなりにおいしかった。
むふふ、旅の気分が、まるまるもりもりと盛り上がってきたぞ。

[attachment=4]s-R0015169.jpg[/attachment]
●ここから山の話だよ~ん
ここは、3週間前に山日和さんが駐車していた場所だろう。
薄明るくなったところで出発する。
ワシも最後にはピンポでここへ下山してくるつもりだ。

今日は、三国山西尾根の探訪と、三国山~明王ノ禿間の県境ライントレースがメインのミッションで、
それに下りの湯ノ花谷左岸尾根がまったりとした味付けをしてくれるという楽しい企画だ。

折戸谷の林道をしばらく登ると赤坂山の登山口があるが、
その横の広場は工事現場になっていて、重機があったり、事務所のプレハブが建っていた。
ウツロ谷を半ば埋めるように工事用の林道が奥に延びていて、
「奥地保安林保全緊急対策/治山ダム工事」の看板が立っている。

次のドウ谷の少し手前、地形図で見当をつけていた三国山西尾根の末端部まで来ると、
植林の斜面へ誘うように踏み跡が登っていて、ピンクのテープがついていた。
最初はこれに乗ってみることにする。
明らかに山仕事用の切り開きで、ピンクテープを巻いて番号を打った木の枝が地面に挿したものが続いている。
尾根をまっしぐらに直登していくので、しんどいが仕事は早い。

ca560mで尾根は平になり、ca570mで植林が終わって自然林に入った。
とたんに尾根上は灌木の密生で歩きにくくなり、ところどころ山腹についたケモノ道に逃げたりする。
斜めに生えた幹をまたいだり、身体を斜めにしたりしながら665m標高点も過ぎ、無心に藪をこぐ。
三国山まで2時間と踏んでいたのだが、予定時間を少しオーバーしている。

[attachment=3]s-R0015174.jpg[/attachment]
ca810m、林相が変わった。
いままで斜めに生えた木々の間をくぐりぬけてきたのだが、すっきりと直立して歩けるようになった。
あたりはブナが立ち並び、いい雰囲気だ。
すぐ先に大岩が見え、それを左から巻きあがると三国山の山頂に着いた。

[attachment=2]s-R0015177.jpg[/attachment]
本日のミッション1の成果だが、
今まで山頂直下でしばしば「いい感じの尾根だなあ」と眺めていた西尾根は、
頂上直下から見える範囲だけがいい尾根であることが判明した……ということだ。
決してよくない尾根ということではありませんが、あの雰囲気は頂上直下だけなので、騙されないようにね。
藪好きの方には、三国山バリエーションルートのひとつとして、コレクションにどうぞ。

さて、三国山。
まだ朝早いので誰もいません。
ここからは、本日のミッション2、明王ノ禿までの福井・滋賀県境トレース。
登山道は滋賀県側の山腹を通っており、県境には道はありません。

再び藪に身を没し、身体斜め枝またぎで前進する。
ワシと同じように、ここを県境にこだわって通る人もいるようで、ときどき古いテープの残骸が木に巻かれていたりする。
とにかくコンパスで決めた方角へ向かって、藪に身体をねじこんでバリバリと突き進むしかない。
自由に動き回れる環境ではないので、現在位置確認はGPSで、
進行方向決定は地形図とコンパスでというのが効率よかった。

[attachment=1]s-R0015200.jpg[/attachment]
最後のウツロ谷最源頭の斜面に出ると、谷を挟んで向こうに崖の斜面が、そのうえに明王ノ禿が見えるが、
あの崖は上がれるのかな?
ここまで来たら行くしかないので、行け行けどんどんと突き進む。
枯れた谷を渡ると崩壊地は登れる傾斜で、そこを登ると、ポンと明王ノ禿に着いた。
琵琶湖の景色がいいが、ワシは反対側を向いて、今来たルートを目で追う。
いや、疲れたけど、おもしろかった。

ここからしばらくは登山道。
ワイドな景色を見ながら、のんびりと歩く。
階段歩道の土が流れて、土止めの木枠だけがハードル状態に、地面から突き出して並んでいるのがお茶目だ。

展望最高の赤坂山には、さっき着いたばかりらしい女子高生みたいなのが5~6人いて、
「きもちいいー。めっちゃホリデー。わーーー。」
「おりたくないー、ええわー、めっちゃホリデーや。」などと、何度も大声で叫んでいた。
感動をストレートに言葉に出した「めっちゃホリデー」(ホのところにイントネーションがある)が面白くて、
聞いていてもほほえましかったですね。
女子高生はジャージだったが、そこに山ガールファッションに身を包んだ若い女性が1名到着。
但し、彼氏付き。
テレビや雑誌では見ていたけど、山ガールファッションの実物を見たのは初めてなので、チラ見していたら、
彼氏がシャッターを押してほしいと頼んできた。
彼女からスマホを渡され、ここを押すと写りますと説明してくれる。
本物の山ガールとお話しするのも、スマホを手にするのも初めて。
女子高生引率のおっさん以外はみんな若者ばっかりで、将来が楽しみでもあり、華やかな赤坂山でした。

ここからもしばらく登山道が続く。
マキノからのコースは、たくさんの人が次々と登ってくるので賑やかだ。
縦走路に入ると静かになった。
途中で登山道をはずれて、841m標高点ピークに向かう。

このピークのことを、湯ノ花谷の頭と呼んでいる。
ここで昼食休憩、昼寝付き。
ザックを下ろそうとすると、ズボンの右膝に大きなかぎ裂きができているのに気がついた。
これもあっちこっち穴があいているし、そろそろ寿命かな。

昼メシはきょうもビールとおにぎりの簡単メニューだけど、山で食べるものはおいしい。
ねそべると、どこまでも青い空。
そよかぜが気持ちいいし。
めっちゃホリデーや。

[attachment=0]s-R0015267.jpg[/attachment]
食後はそのまま、湯ノ花谷の左岸尾根を下る。
ブナ林の斜面を過ぎ、庭園のような727m標高点ピークで休憩。
ここはいつ来ても猿と鹿を見るので、ここを「猿鹿」と呼ぶことにする。
猿鹿からは巨樹の散見される尾根を下り、
関電の送電鉄塔から整備された巡視路を辿ると、駐車地のまん前に着地した。

                                    洞吹(どうすい)
添付ファイル
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【野坂】三国山西尾根を登り、明王ノ禿へ県境を歩く

投稿記事 by 山日和 »

洞吹さん、こんばんは。

今回も、山に登る前に、どうでもええ話をごちゃごちゃと書くぞ。
飛ばしたい人は、いつものように●印のところまでジャンプしてね。


お言葉に甘えてジャーンプ。しようと思ったら菩提寺で墜落。

もう夕食の時間になってしまったので、菩提寺PAの食堂で何か食べることにする。
いまどきは「食堂」じゃなくて、「フードコート」というらしいが、要するに食堂だ。
昔は高速の食堂は「高い・マズイ」の代名詞のようだったが、最近のSA・PAの食事事情は、見違えるほど改善されている。
これも民営化の成果だろうか。
メニューを眺めるとみんなおいしそうだ。


これはその通りですね。最近のSAの食事はなかなかのものです。
私も先月・今月と2回続けて尼御前で食べましたが、満足の行くものでした。

ここは、3週間前に山日和さんが駐車していた場所だろう。
薄明るくなったところで出発する。
ワシも最後にはピンポでここへ下山してくるつもりだ。


まあ、道がここへ下りてきてますからねえ。とんでもないチョンボをやらん限りはピンポイント。(^^ゞ

次のドウ谷の少し手前、地形図で見当をつけていた三国山西尾根の末端部まで来ると、
植林の斜面へ誘うように踏み跡が登っていて、ピンクのテープがついていた。


こいつは三国岳の真西尾根です。上から見たらいい感じの。

ca560mで尾根は平になり、ca570mで植林が終わって自然林に入った。
とたんに尾根上は灌木の密生で歩きにくくなり、ところどころ山腹についたケモノ道に逃げたりする。


これもこの近辺にはありがちな林相ですな。

ca810m、林相が変わった。
いままで斜めに生えた木々の間をくぐりぬけてきたのだが、すっきりと直立して歩けるようになった。


810mって、もう山頂まで60mほどですがな。

あたりはブナが立ち並び、いい雰囲気だ。
すぐ先に大岩が見え、それを左から巻きあがると三国山の山頂に着いた。


やっぱりもう着いたのね。

本日のミッション1の成果だが、
今まで山頂直下でしばしば「いい感じの尾根だなあ」と眺めていた西尾根は、
頂上直下から見える範囲だけがいい尾根であることが判明した……ということだ。


洞吹流に言えば「見せ金」というところですね。

ここからは、本日のミッション2、明王ノ禿までの福井・滋賀県境トレース。
登山道は滋賀県側の山腹を通っており、県境には道はありません。


ほうっ、これは面白そう。でもここは確か激ヤブでは?

再び藪に身を没し、身体斜め枝またぎで前進する。
ワシと同じように、ここを県境にこだわって通る人もいるようで、ときどき古いテープの残骸が木に巻かれていたりする。
とにかくコンパスで決めた方角へ向かって、藪に身体をねじこんでバリバリと突き進むしかない。


やっぱり。でも目的があるので楽しいですね。

最後のウツロ谷最源頭の斜面に出ると、谷を挟んで向こうに崖の斜面が、そのうえに明王ノ禿が見えるが、
あの崖は上がれるのかな?
ここまで来たら行くしかないので、行け行けどんどんと突き進む。
枯れた谷を渡ると崩壊地は登れる傾斜で、そこを登ると、ポンと明王ノ禿に着いた。


ここは初めてうつろ谷へ行った時に詰め上がったあたり?

展望最高の赤坂山には、さっき着いたばかりらしい女子高生みたいなのが5~6人いて、
「きもちいいー。めっちゃホリデー。わーーー。」
「おりたくないー、ええわー、めっちゃホリデーや。」などと、何度も大声で叫んでいた。
感動をストレートに言葉に出した「めっちゃホリデー」(ホのところにイントネーションがある)が面白くて、
聞いていてもほほえましかったですね。


あややもびっくりですねえ。ホにイントネーションがあるのはいかにも関西の山ガらしいです。

ねそべると、どこまでも青い空。
そよかぜが気持ちいいし。
めっちゃホリデーや。


洞吹さんも山ジ?

食後はそのまま、湯ノ花谷の左岸尾根を下る。
ブナ林の斜面を過ぎ、庭園のような727m標高点ピークで休憩。
ここはいつ来ても猿と鹿を見るので、ここを「猿鹿」と呼ぶことにする。
猿鹿からは巨樹の散見される尾根を下り、
関電の送電鉄塔から整備された巡視路を辿ると、駐車地のまん前に着地した。


素晴らしい下山路もあっさり描写ですね。
いつ来ても見るのが馬と鹿じゃなくてよかったですね。(^^ゞ
            
                山日和

                                    
SHIGEKI
記事: 1031
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【野坂】三国山西尾根を登り、明王ノ禿へ県境を歩く

投稿記事 by SHIGEKI »

洞吹さん こんばんは。


【山 域】 野坂山地 三国山・赤坂山・湯ノ花谷の頭 (福井県美浜町、滋賀県高島市)
【メンバー】 単独
【天 候】 晴れ
【ルート】 湯ノ花谷駐車地5:50---尾根取り付き6:00---三国山8:20/8:25---明王ノ禿9:35/9:40
---赤坂山10:00/10:05---湯ノ花谷の頭11:00/11:45---猿鹿12:15/12:30---駐車地13:20



ふむふむ、この辺なら、比良延長でトレースしてみようかなぁ。

雪が固まったら・・・。


飛ばしたい人は、いつものように●印のところまでジャンプしてね。


ジャンプしたら、rep終了 ちゃいますyろねェ。



ゆっくり風呂に入って、うまいビールを飲んで、いつのまにかぐっすりと眠るという、
天国のようなひとときを過ごせるのだ。



なら、山で泡して、麓で温泉は 極楽浄土 ですなぁ。


こんどは吹田インター周辺の中環渋滞に巻き込まれ、普段なら5分で着くインターまで30分もかかる始末。
高速に入るとガラガラなのだが、もう疲れた。
なんであんなに周りが混むの。
プンプン。



えらい 不便なとこにお住まいでんなぁ。

当方 自宅①は、渋滞なし、コンビニも信号もありませんが・・・・。


昔は高速の食堂は「高い・マズイ」の代名詞のようだったが、最近のSA・PAの食事事情は、見違えるほど改善されている。
これも民営化の成果だろうか。
メニューを眺めるとみんなおいしそうだ。
ウソかホントか、近江牛を使っているという「近江重」750円也をいただくことにしよう。
味付け濃いめの牛丼がお重に入っているようなものだが、
見本写真より脂身が多かったものの、まあまあそれなりにおいしかった。



ここはね、古い施設の時から、菩提寺うどん で トラック野郎 では、有名 うまかったんですわ。


再び藪に身を没し、身体斜め枝またぎで前進する。
ワシと同じように、ここを県境にこだわって通る人もいるようで、ときどき古いテープの残骸が木に巻かれていたりする。
とにかくコンパスで決めた方角へ向かって、藪に身体をねじこんでバリバリと突き進むしかない。
自由に動き回れる環境ではないので、現在位置確認はGPSで、
進行方向決定は地形図とコンパスでというのが効率よかった。

[attachment=1]s-R0015200.jpg[/attachment]
最後のウツロ谷最源頭の斜面に出ると、谷を挟んで向こうに崖の斜面が、そのうえに明王ノ禿が見えるが、
あの崖は上がれるのかな?
ここまで来たら行くしかないので、行け行けどんどんと突き進む。
枯れた谷を渡ると崩壊地は登れる傾斜で、そこを登ると、ポンと明王ノ禿に着いた。
琵琶湖の景色がいいが、ワシは反対側を向いて、今来たルートを目で追う。
いや、疲れたけど、おもしろかった。


ヤブコギ 正当派路線まっしぐら~ ですがなぁ。 



展望最高の赤坂山には、さっき着いたばかりらしい女子高生みたいなのが5~6人いて、
「きもちいいー。めっちゃホリデー。わーーー。」
「おりたくないー、ええわー、めっちゃホリデーや。」などと、何度も大声で叫んでいた。
感動をストレートに言葉に出した「めっちゃホリデー」(ホのところにイントネーションがある)が面白くて、
聞いていてもほほえましかったですね。


孫娘を見るようでしたか??

しかし、この言葉 言い得てますねェ。

若娘の純な感性がほとばしってます。

好天の山頂で はやるかも知れませんなぁ 

つい、くちばしってしまいそうですね。


本物の山ガールとお話しするのも、スマホを手にするのも初めて。


今や、スマホのGPSと山地図でガーミン真っ青でっせ~。


めっちゃホリデーや。


ほれほれ やっぱ 口走ってますがなぁ~!!。

      SHIGEKI
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【野坂】三国山西尾根を登り、明王ノ禿へ県境を歩く

投稿記事 by 柳川洞吹 »

山日和さん こんばんは。

[attachment=0]s-R0015220.jpg[/attachment]
 お言葉に甘えてジャーンプ。しようと思ったら菩提寺で墜落。

菩提寺の魅力は、決して飛び越えられません。

 これはその通りですね。最近のSAの食事はなかなかのものです。
 私も先月・今月と2回続けて尼御前で食べましたが、満足の行くものでした。


加賀能登味彩御前かな?

 こいつは三国岳の真西尾根です。上から見たらいい感じの。

そうです。
上から見たらいい感じだから、一度歩いてみたいと思ってました。

 810mって、もう山頂まで60mほどですがな。
 やっぱりもう着いたのね。


やっと雰囲気がよくなったと思ったら、すぐ頂上でした。

 ほうっ、これは面白そう。でもここは確か激ヤブでは?
 やっぱり。でも目的があるので楽しいですね。


激というほどではありませんが、時間はかかります。
でも、いやいやヤブに捕まるのと、進んでヤブに入るのとでは、気持ちの違いは大きいですね。

 ここは初めてうつろ谷へ行った時に詰め上がったあたり?

あのときの詰めの最後は、たしか登山道の階段の途中に出て、階段を登って明王の禿に着きませんでしたか。
今回渡ったところはほんとに谷の最上部で、
明王の禿の北端の一番高いところに、うしろからダイレクトに上がれました。

 あややもびっくりですねえ。ホにイントネーションがあるのはいかにも関西の山ガらしいです。

大阪弁ってええなあ、と思いましたね。
女子高生やったからかな。

 洞吹さんも山ジ?

痔ではありませぬぞ。

 素晴らしい下山路もあっさり描写ですね。

もう、いくら書いても書ききれないので、省略です。

 いつ来ても見るのが馬と鹿じゃなくてよかったですね。(^^ゞ

馬が出てきたら困るなあと思ってました。

よい山旅を!
                              洞吹(どうすい)
添付ファイル
s-R0015220.jpg
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【野坂】三国山西尾根を登り、明王ノ禿へ県境を歩く

投稿記事 by 柳川洞吹 »

SHIGEKIさん こんばんは

[attachment=0]s-R0015206.jpg[/attachment]
 ジャンプしたら、rep終了 ちゃいますyろねェ。

ワシも心を入れ替えて、今日は、そんな姑息な仕掛けはやめました。

 なら、山で泡して、麓で温泉は 極楽浄土 ですなぁ。

「天上天下、皆有楽園」です。

 えらい 不便なとこにお住まいでんなぁ。
 当方 自宅①は、渋滞なし、コンビニも信号もありませんが・・・・。


誰も走ってないと、高速も近いし、交通の便は至って上々なのですが、一旦混み始めるとねえ。
身動きとれないわ。
ワシもコンビニなくていいから、信号も渋滞もいらん。

 ここはね、古い施設の時から、菩提寺うどん で トラック野郎 では、有名 うまかったんですわ。

やっぱりね。
昔むかし、ここで一度うどんを食べて、うまいのに感心した記憶がよみがえってきましたよ。

 ヤブコギ 正当派路線まっしぐら~ ですがなぁ。 

いやいや、まだまだやぶにらみの日和見路線ですわ。
okuさんの爪の垢でも煎じて飲まないと……と思ってます。

 孫娘を見るようでしたか??

そうです。
でも、ワシには孫息子しかいませんけど。

 しかし、この言葉 言い得てますねェ。
 若娘の純な感性がほとばしってます。
 好天の山頂で はやるかも知れませんなぁ 
 つい、くちばしってしまいそうですね。


いやあ、これは聞いていて心が和みましたね。

 今や、スマホのGPSと山地図でガーミン真っ青でっせ~。

へえーっ、世間ではそんなことになってるんですか。

めっちゃホリデーや。

 ほれほれ やっぱ 口走ってますがなぁ~!!。

あやー、夢に出てきそう。

よい山旅を!
                             洞吹(どうすい)
添付ファイル
s-R0015206.jpg
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【野坂】三国山西尾根を登り、明王ノ禿へ県境を歩く

投稿記事 by Kasaya »

洞吹さん こんばんは
明日は雨ですねえ。

【山 域】 野坂山地 三国山・赤坂山・湯ノ花谷の頭 (福井県美浜町、滋賀県高島市)
全く知らないところですが面白そうですねえ。

これは、「ああしんど。山はもうどうでもええわ。今晩は家でゆっくりしょ。」という、実に怠惰な思考なのだが、
それだけ疲れているのか、はたまた歳のせいなのか。
しかし、発病のおかげで、
ゆっくり風呂に入って、うまいビールを飲んで、いつのまにかぐっすりと眠るという、
天国のようなひとときを過ごせるのだ。

計画を立てていても独りで行くのなら計画変更お構いなし。
気持ちのなえることはよくありますねえ。

昔は高速の食堂は「高い・マズイ」の代名詞のようだったが、最近のSA・PAの食事事情は、見違えるほど改善されている。
これも民営化の成果だろうか。

私も家が遠いこともありSAで食事をよくしますが、ホント昔の違ってよくなりましたねえ。
先日は尾瀬に友人夫妻と行って帰りは時間もないのでSAのレストランで打ち上げでした。
安い割にはおいしかったです。ビールを頼んだら置いていないといわれて少しショックでしたが。

今日は、三国山西尾根の探訪と、三国山~明王ノ禿間の県境ライントレースがメインのミッションで、
それに下りの湯ノ花谷左岸尾根がまったりとした味付けをしてくれるという楽しい企画だ。

どこか見当がつきませんでしたが、カシミールで見つけました。県境ラインは道がないんですね

ca560mで尾根は平になり、ca570mで植林が終わって自然林に入った。
とたんに尾根上は灌木の密生で歩きにくくなり、ところどころ山腹についたケモノ道に逃げたりする。
斜めに生えた幹をまたいだり、身体を斜めにしたりしながら665m標高点も過ぎ、無心に藪をこぐ。

失礼ながら今まであまり藪を漕いでいる記述を目にしたことがない気がしましたが、やっぱりやブコギニストなんですねえ

さて、三国山。
まだ朝早いので誰もいません。
ここからは、本日のミッション2、明王ノ禿までの福井・滋賀県境トレース。
登山道は滋賀県側の山腹を通っており、県境には道はありません。

道のないところを行くわけですね。

再び藪に身を没し、身体斜め枝またぎで前進する。
ワシと同じように、ここを県境にこだわって通る人もいるようで、ときどき古いテープの残骸が木に巻かれていたりする。
とにかくコンパスで決めた方角へ向かって、藪に身体をねじこんでバリバリと突き進むしかない。

前の日にしんどいといって山行を取り止めた人とは思えないバイタリティですねえ(^_^.)

枯れた谷を渡ると崩壊地は登れる傾斜で、そこを登ると、ポンと明王ノ禿に着いた。
琵琶湖の景色がいいが、ワシは反対側を向いて、今来たルートを目で追う。
いや、疲れたけど、おもしろかった。

そしてこの感想。私なら面白かったというだろうか?

展望最高の赤坂山には、さっき着いたばかりらしい女子高生みたいなのが5~6人いて、
「きもちいいー。めっちゃホリデー。わーーー。」
「おりたくないー、ええわー、めっちゃホリデーや。」などと、何度も大声で叫んでいた。
感動をストレートに言葉に出した「めっちゃホリデー」(ホのところにイントネーションがある)が面白くて、
聞いていてもほほえましかったですね。

こんな表現があるんだ。雰囲気はよう分かりますが。
まあこんな若い人たちが新しい日本語を作っていくんだろうなあ。

余談ですが今日の新聞に若い人が携帯で使う言葉にMA、HK、WKなどというものがあると書いてありました。
わかります? KYなら分かりますが,MAはまじありえない、HKは話は変わってだそうです。
WKはさあ何でしょう(^_^.)

テレビや雑誌では見ていたけど、山ガールファッションの実物を見たのは初めてなので、チラ見していたら、
彼氏がシャッターを押してほしいと頼んできた。

実物を初めてなんでびっくり。普段どこ歩いているのでしょう。最近は鈴鹿でも当たり前のように見ます。

女子高生引率のおっさん以外はみんな若者ばっかりで、将来が楽しみでもあり、華やかな赤坂山でした。
赤坂山は女子高生もいてメジャーなんですね。こっちだけ行こうかな(^_^.)

ザックを下ろそうとすると、ズボンの右膝に大きなかぎ裂きができているのに気がついた。
これもあっちこっち穴があいているし、そろそろ寿命かな。

大きな穴を若い人たちに見られていませんでしたか

そよかぜが気持ちいいし。
めっちゃホリデーや。

わー!美しく進歩する日本語。

ここはいつ来ても猿と鹿を見るので、ここを「猿鹿」と呼ぶことにする。
馬がいたらと書こうと思ってましたが山日和さんに先越されました。

充実のヤブコギに山ガ花を添えたいい山歩きのですね。
Kasaya
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【野坂】三国山西尾根を登り、明王ノ禿へ県境を歩く

投稿記事 by 柳川洞吹 »

Kasayaさん こんばんは

[attachment=0]s-R0015240.jpg[/attachment]
 全く知らないところですが面白そうですねえ。

野坂山地の山は、手軽に行ける雰囲気のいい場所がたくさんあるし、
人もそんなに多くないし(場所によりますけど)、なかなか面白いところですよ。

 計画を立てていても独りで行くのなら計画変更お構いなし。
 気持ちのなえることはよくありますねえ。


これがね、自由に変更できるだけに、もろ刃の剣なんですね。
ヘタしたら、「もう行くのやめ。寝てる。」になっちゃうので。

 先日は尾瀬に友人夫妻と行って帰りは時間もないのでSAのレストランで打ち上げでした。
安い割にはおいしかったです。ビールを頼んだら置いていないといわれて少しショックでしたが。


あれれ、ショックって、知らなかったんですか。
飲酒運転防止のため、高速道路内ではアルコール飲料は全く売ってないですよ。

 どこか見当がつきませんでしたが、カシミールで見つけました。県境ラインは道がないんですね

はい。
その道なき県境を進むという、安っぽいよくあるパターンなんです。(^^;

 失礼ながら今まであまり藪を漕いでいる記述を目にしたことがない気がしましたが、やっぱりやブコギニストなんですねえ

普段は藪をこぐよりも、クルマの中でウツラウツラと舟を漕いでいるほうが多いと思うから、珍しく思われましたかな。
やっぱりかどうかわかりませんが、たまには「藪へ! 3、2、1、GO!」って気分になるときがありますね。

 前の日にしんどいといって山行を取り止めた人とは思えないバイタリティですねえ(^_^.)

モチベーションがきっちり回復すれば、きのうのことはなかったことになるのです。

 そしてこの感想。私なら面白かったというだろうか?

気力が維持できていれば充実感もたっぷりありますね。

 わかります? KYなら分かりますが,MAはまじありえない、HKは話は変わってだそうです。
 WKはさあ何でしょう(^_^.)


「わけわかんない」……じゃないね。
わかんないー。おせーて。

 実物を初めてなんでびっくり。普段どこ歩いているのでしょう。最近は鈴鹿でも当たり前のように見ます。

ええー、鈴鹿で山ガールあたりまえ?
Kasayaさん、いったいどこ歩いてるんですか。
まさか格好はそうでも中身は中古品の、なんちゃって山ガールじゃないんでしょうね。
ワシもよく鈴鹿(最近は主に近江国側のみですけど)を歩きますが、第一、人が誰もおらんぞ。
ああ、ワシの行くところが間違ってるんやね。

 赤坂山は女子高生もいてメジャーなんですね。こっちだけ行こうかな(^_^.)

このあたりは高島トレイルとしてよく整備されているし、稜線から琵琶湖の眺めが雄大ですよ。
中でも、赤坂山は一番の人気スポットです。
だから、ワシでも山ガールに出逢える。

[attachment=1]s-R0015209.jpg[/attachment]
 大きな穴を若い人たちに見られていませんでしたか

かぎ裂きは藪こぎ中にできたのでしょうから、赤坂山ではすでに破れていたのでしょう。
ということは、ワシが気付かなかっただけで、女子高生や山ガールにはきっと見られていたに違いありません。
ああ恥ずかし。

[quote]めっちゃホリデーや。[/quote] わー!美しく進歩する日本語。

「めっちゃホリデー」は、アイドル歌手の歌にチョロッと出てくるフレーズなんですけど、
その歌よりも、「ホ」にイントネーションのある関西弁で女子高生が叫ぶのを聞くと、インパクト絶大。
胸にググッと来て、メロメロになってしまいますね。

よい山旅を!
                                         洞吹(どうすい)
添付ファイル
s-R0015240.jpg
s-R0015209.jpg
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【野坂】三国山西尾根を登り、明王ノ禿へ県境を歩く

投稿記事 by Kasaya »

洞吹さん こんばんは
 わかります? KYなら分かりますが,MAはまじありえない、HKは話は変わってだそうです。
 WKはさあ何でしょう(^_^.)

「わけわかんない」……じゃないね。
わかんないー。おせーて。

WKはWhite Kickでシラケルだそうです。ちょっとひねりすぎ

ええー、鈴鹿で山ガールあたりまえ?
Kasayaさん、いったいどこ歩いてるんですか。
まさか格好はそうでも中身は中古品の、なんちゃって山ガールじゃないんでしょうね。

実は先日藤原岳に私自身が山ガールを案内してしまいました。昨年一緒に登ったときには普通の登山者姿でしたが
今年会ったら変身してました。ちょっとびっくり。

ワシもよく鈴鹿(最近は主に近江国側のみですけど)を歩きますが、第一、人が誰もおらんぞ。
ああ、ワシの行くところが間違ってるんやね。

洞吹さんの山歩きでは人が出てきませんね。偶然会うのは山日和さんだったりして(^_^.)

「めっちゃホリデー」は、アイドル歌手の歌にチョロッと出てくるフレーズなんですけど、
アイドル歌手のフレーズですか。その方面にはめちゃ疎いのでついていけません。
洞吹さんよく知ってますね。

その歌よりも、「ホ」にイントネーションのある関西弁で女子高生が叫ぶのを聞くと、インパクト絶大。
胸にググッと来て、メロメロになってしまいますね。

youtubeか何かで再現して欲しいですね。
今度オフ会で聞かせてください(^_^.)

明日はいい天気になりますように。

Kasaya
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柳川洞吹
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Re: 【野坂】三国山西尾根を登り、明王ノ禿へ県境を歩く

投稿記事 by 柳川洞吹 »

Kasayaさん こんにちは

 WKはWhite Kickでシラケルだそうです。ちょっとひねりすぎ

そうですかいな。
こりゃ、わからんわ。

 洞吹さんの山歩きでは人が出てきませんね。偶然会うのは山日和さんだったりして(^_^.)

あの人は、ときどきへんなところで出てきますけど、よく出てくるのは鹿、猿、カモシカ、イノシシ……。

 アイドル歌手のフレーズですか。その方面にはめちゃ疎いのでついていけません。
 洞吹さんよく知ってますね。


いんや、実はワシも、山日和さんに松浦亜弥を言われるまで知りませんでした。
山日和さんは、そっち系にけっこう詳しいみたいですよ。
「WK」も知ってたかもしれんな。

 youtubeか何かで再現して欲しいですね。
 今度オフ会で聞かせてください(^_^.)


ワシが叫んでも、色気のひとつもありませんから、辞退しときます。
こんどまた、あの女子高生一行に出会ったら、動画撮影してきますからね。

よい山旅を!
                               洞吹(どうすい)
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