疲れ度★★★★★三発より台高縦走路をつなぐ

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
Trail Walker
記事: 488
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:48

疲れ度★★★★★三発より台高縦走路をつなぐ

投稿記事 by Trail Walker »

 週末はどこに行こうか?最近北部台高が続いたので久しぶりにちがうところに目を向けてみる。
台高の縦走路繋ぎで残ってる区間が有る、父ケ谷高から振子辻の間にあるP1094から御座嵓の間が未踏破なのだ。この間はアプローチが悪く日帰りで行くとなると奈良県側から上がるしかないと後回しになっていたのだ。

 最近歩かなかった日でも膝が痛いときが多く、数年前と比べるとやはり体力的にも落ちてきてるのを感じるこの頃、そんな中この縦走路繋ぎも完結せず終わってしまうのではないだろうかの思いがあった。
幸い今週は三連休、疲れても十分休養は取れそうだし、少しくらい下山は遅くなっても大丈夫だし、天気もいい予報なのでこれはチャンスだと決行することにした。どうせやるなら三重県民、登山口までが近い三重県側からのアプローチでやってみよう宮川大杉から回るルートを選択。このルートは以前から構想を持っていたのだがなにぶん時間がかかりそうなのがネックとなっていた。

 今まで一日で歩いた自己の最高記録では伊勢の神宮の山をぐるっと取り囲むコース(通称天空界道)が総延長38kmで13時間掛かっている、それを参考に同縮尺でカシミールに表示させて比較してみると、最遠点間距離はおなじ位だが範囲は狭くなっているので何とかいけそうだ、ただ標高差は今回の方が大きそうなのは配慮が必要だろう。
 エアリアのコースタイムを含めて考えた自分の予想タイムは15時間、どう考えても闇下歩きは必至である。早朝に登り始め歩きやすい所を通過しておくことにした。今回は未明の出発になるので家族に迷惑をかけないよう前夜は車中泊をする事にして、夜8時「明日は遅くなるかも」と告げて家を出た。

 往来の少ない田舎道、運転してると眠気がさしてくる、緊張感を高めないよう安全運転、これなら到着してすぐに寝られるだろうか・・・。宮川地区では先の台風でも被害が有ったようで途中迂回路や路肩の崩れなども有るが大杉の集落までは難なく到着、問題はこの奥第三発電所まで入れるかどうかだ、もし通行止めなら今回の計画は中止するつもりだったのだ。しかし多少の落石の散らばりは有るものの被害崩落などは無く無事第一乗船場の駐車
地に着いた。

 到着が10時半、朝は3時起床のアラームをセットして持ってきた布団にもぐりこんだ。がしかし・・・林道運転の緊張感で目がさえたのと寝床のシートのでこぼこの寝心地の悪さでまったく寝られず時間が経っていく。テントもダメ、車中泊もダメなんて損な体質なのだろう。すでに1時半を過ぎてしまった。掛け布団を下にひきでこぼこを少なくする、持ってきた安物シュラフを掛け布団代わりにしてみたら少し寝心地がよくなった。

 


 

【 日 付 】2011年10月8日(土)
【 山 域 】台高 
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ、夕方曇り
【 ルート 】宮川ダム第一乗船場P3:20―送水管上端架線場4:30―P1143(ホウノ木平)5:35―△点1203(中井高)6:30―父ケ谷高7:45―杉又高9:10―振子辻9:40―御座嵓11:25~11:40―添谷山12:00―大台林道狸峠12:10―不動谷ダム順視路入口13:00―不動谷ダム13:30―P1150α14:35―P1143(ホウノ木平)15:05―送水管上端架線場15:55―宮川ダム第一乗船場P16:45
台高縦走.jpg
 午前3時アラームで起こされる、記憶がなかったから少しは寝られたのだろう。3時20分準備を済ませ外に出ると星がすごくきれいに瞬いている、今日は最高の天気の予感。思ったほど寒くはなく長袖のシャツだけで歩き出した。。
送水管までの山道のジグザグでは道を外れそうになったりするが何度も歩いたところなので迷い込む事もなく送水管に出た。ここからは歩きやすい、周りも暗くて景色も無いので黙々と歩く、急階段はかえって怖さを感じないのでいいのかもしれない。
架線場に出て休憩、ここから送水管は地下トンネルに入っていくのだ。ここからは日浦杉への稜線がよく見えるのだが今日はシルエットだけしか見えないのだ。

 再び山道になりホウノ木平へと向かうやがて白み始めた空、東側に浮かぶシルエットの平頂に見える峰は仙千代ケ峰だろうか?暁に照らされてくる景色を眺めながらホウノ木平に到着。これだけ登ってくるとさすがに風も冷たく、風をよけて休憩、ジャンバーも着こんだ。すでにヘッデンも不要になりザックにしまう、朝日を撮影したいがまだ日の出時間までは間が有るようだ。何時間後にここに戻ってこられるのだろうかと思いながらホウノ木平を後にして中井高に向かう。

 この辺りは不動谷側は植林だがウグイ谷側は気持ちのいい自然林となっている、ウグイ高への分岐の手前で朝日が昇り雑木林を黄金色に染めた、後ろにはモルゲンに照らされたウグイ谷高も見えている、しかし朝焼けの空は雲がなさ過ぎて面白味のないものであった。
奥が鯎谷高
奥が鯎谷高
 
 暗いうちに到達したかった中井高、ここからは朝日に輝く熊野灘が見えた。この先父ケ谷高までは岩場も有り闇下では歩きたくないところで有ったが思ったより時間がかかったのでもう少し早く出発してもよかったかも。
輝く熊野灘
輝く熊野灘
 
 父ケ谷高の手前には展望のいいピークがありここで休憩、眼下には不動谷が深く入り込み対岸には今から向かう大台林道も見えている、崩落が無いか心配したがこちらから見る限り法面の崩れは有るが大きな抜けなどは無いようで安心、もしもあそこまで行って通れなかって往路を帰るとなると完全ビバークとなってしまうだろう。振子辻へは入りこんだ不動谷源頭部を回っているのでここから見てもはるか先になる。
振子辻方面の眺め
振子辻方面の眺め
 少し進むと父ケ谷高、。ここが台高の縦走路、県境である、実際ピークではないが県境上の高みを指して呼ぶのだろうか?、ここへ来るのは3度めになる。エアリアによるここから添谷山迄の標準タイムは5時間となっている。先を考えると帰れるのだろうかと不安になってくるすでにここまで4時間経過だ。

 ここから振子辻に向かう稜線には2つP1094が有る、三発から南のP1094までピストンしたことが有ったが日帰りではここまでが限度であった。この稜線からは奈良県側の展望は開けている、三之公の奥になるのだろうこの辺りは伐採されたままの放置林なのだろうあまり感動する景色ではないのがざんねんだ。巨樹が多くなってくると南のP1094に到着見覚えの有る場所だ、ここから先は未踏のルートになる。小ピークを過ぎて少し高いピークに登り返しを心配するがピークには上がらず肩を巻いていく様だ、ここに杉又高の表示が有った本当のピークは東に30m程上がらないといけないようだが、父ケ谷と同様にここを杉又高としてるのだろうか?県境もピークを通ってないようである。ピークにも寄りたいが時間も無いのでパス。

 杉又高を過ぎるとスズタケも出て来る、人のレポを見ていると笹こぎ部分があるようだがそれも衰退したのか枯れているところも多い、この辺りも三重県側は植林が多く稜線には御料林を示す杭が続いている。手持ちのエアリアに振子辻の印の辺りにやってきたがそれらしきところは無い、地図を見たときに辻なのに交わるべき道が無い所に印が有るのでおかしなとは思っていたのだ、植林地を登り奈良県側、屏風岳からの尾根と合流するところ、「コ」の字の底辺のクランク部分に振子辻は有った、奈良県側の尾根に入ると北側の見晴らしの良さそうな所も見えていたが、今まで見ながら歩いてきた景色とそう変わらないかなと先を急ぐ。

 雑木のブッシュ帯や、植林帯もあり台高らしくないところである、それもそのはず標高も1000mを少し超えるだけと、台高山脈中では低標高地帯なのであるが、どちらに降りるにしても人里は遠く遭難したくない場所で有ることにちがいはない。

 時折稜線にはミズナラやブナ、トガサワラの巨樹が残る所もある、不動谷の支谷が稜線近くまで上がっている所が「引き水迫」だここはミズナラが多くマイタケでも無いかと探すが残念ながら見つけられず源頭部の谷に沿って上がると見えていてなかなか辿りつけなかった御座嵓への登りとなり谷は苔むす岩の急な岩肌に何時の間にか収束していた。岩の多い急斜面を登っていくと、古いフィックスロープが有る、ここが以前大台ケ原の川上辻から来た時の折り返し点である。到着時間11時15分台高山脈縦走路【局ケ岳~三峰山~高見山~明神平~池木屋山~馬之鞍峰~日出ケ岳~尾鷲道(栃山経由)】が繋がった記念すべき瞬間となった。記念写真を撮って御座嵓に上がる、日差しも温かくなり何時しか半袖一枚になっていた。展望岩の
上からは筏場方面が眺められ、三津河内の稜線ももう近い、岩場の上にはゴヨウマツやシンパク(?)コウヤマキが育ち日差しを浴びて輝く緑がまぶしいくらいだ、赤い実を付けるのはソヨゴ、シャクナゲ、ツツジもありシーズンには楽しめそう。良い雰囲気にしばらく昼寝でもしたいくらいだがそうはいくまいと重い腰をあげた。
 
御座嵓
御座嵓
 プレート沢山の添谷山にはジャスト12時着、ここからは不動谷に降り登り返すという最短距離で帰る訳だがすでに9時間近く歩いてきてるのでどれだけの所用時間で帰れるのだろうと心配が先に立つ、脚力が持つかどうかも心配、七ツ釜高行きで起こったようなハプニング(つまずきによるふくらはぎの故障)は気をつけなければならない。ここから東の稜線に入る、かなりの年代の桧(杉だったかな?)の古木やミズナラの多い雰囲気のいい尾根を下ると大台林道の切り通し部分に出る、降りた所が「狸峠」だ反対側の尾根を進むと七ツ釜高に至るが今日は林道を歩いて不動谷方向に下っていく事になる。
 林道は一部完全に抜け落ちているところも有ったが山側斜面を登って巻いた、落石で覆われ埋まる所は何か所も有るが歩行通過は問題なしで有った。林道がヘアピンで方向を変える先端部分に不動谷ダムへの巡視路が有るだろうの予想であるが、長い林道歩きで疲れる足に輪をかける歩きにくい路面、それに睡眠不足で眠くなって来るし、暑い日差しで疲れも絶頂のようだ。

 何とかヘアピン部分にたどり着く、もしも巡視路がなかったらとどうしようかと思ったが、予想した通りの場所に看板が有り安心する。プラ階段の整備された道だ、大台林道が使えたときはこちらから出向いて管理をしていたのであろう、復旧工事の進まない林道は使えないので今は送水管の尾根から上がりダムに降りているのか数年前からホウノ木平から不動谷ダムに至るルートにおびただしいピンクテープが付いたのだった。順視路を下って行くと道はみぎに進むのに看板の矢印は下を向いている右に行きかけたが戻り表示に従い降りるが今までの様な階段も見当たらず間違っていることを感じたが広い谷の斜面なのでそのうち道にもどるだろうの予想、下ると手すりにロープの有る道が近づいてきて合流、どうもショートカットをしたようだ。そしてそこはもう見覚えの有る所、ここまでは不動ダムから一度来ているのだ。これでもう安心、ここからならヘッデン頼りでも帰る自信は持てるところであるが時間は意外に早かった。
 
 下っていくとブルーの湖水が見えてきた、ここの水は本当にきれいだ深くても底がはっきりと見えている。ここは、第三発電所の取水口の有るダムで、大杉谷本谷の堂倉谷からの取水も合わせてここから送水管に送っているのだ。ダム上を渡り対岸へ、ここからは先に書いたテープ道を上がっていく、少し上がると飯場跡、これはダム工事の時のものだろうか?その上には林鉄の線路跡尾根に上がると有る広場は索道の基地跡だったのだろうか広場がある、林鉄跡で休憩を取ってあとは最後300mの登り返しだ、途中に有るのは索道のプーリーや搬器、ワイヤーなど碍子なども豊富だ、搬器ダム資材の運搬というよりトンネルの掘削土砂を搬出に使ったのだろう。いろいろ考えながら登りきると日浦杉山に至る稜線のピークに出た。添谷山からは2時間半予想した以上に早い到着だ、ここからホウノ木平にはひと鞍部を超えるだけ、見晴らしの良いこのピークで少し休憩して行こうの気になった。

 風ひとつ吹かず穏やかだ、音もまったくなく静かな山頂、あれから9時間以上が経ったもうすぐ再び訪れるホウノ木平を眺め一日を振り返っていた。闇から闇への歩きになりそうだったが明るいうちに下れそうだ、別に慌てて下る必要もないのに日帰り専のサガだろうかしばらくの休憩で腰をあげた。結局今日は昼も含めて5~15分位の休憩を何回かとっただけであった。

 ホウノ木平を下り始める岩場には朝は暗くて気づかなかったジンジソウが沢山咲いていた、日が傾き曇りはじめ薄暗くなりゆく送水パイプに沿って転落しないように気を付けながらゆっくり下って駐車地に降り立った、もちろん停まってたのは私の車だけ、大杉谷は今どうなっているのだろう入山者いるのだろうか気になった。

 帰ってGPSのログを確認すると歩行距離は22.2KM、累積上昇高度は2465mで有った、ちなみに天空界道の累積上昇高度は1845m、距離ははるかに短いが疲れ度★★★★★のコースでした。おしまい。






 
最後に編集したユーザー Trail Walker [ 2011年10月11日(火) 07:36 ], 累計 3 回
Trail Walker 
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

Re: 疲れ度★★★★★三発より台高縦走路をつなぐ

投稿記事 by 落第忍者 »

TWさん、おはようございます。

長距離歩行と長いレポ、お疲れ様でした。
一応最後まで読みましたけど、自分が歩くことも無いだろうと地形図も開かずじまいです。

で、レスできる部分を探しますと、先ずは最長歩行記録。
もう2度と無理だとは思いますが、六甲全山縦走をしたことがあります。
JR塩屋から宝塚まで45キロ、累積上昇高度は3000メートル以上でした。
TWさんも一度くらい如何ですか?

もう一つのレスは、台高縦走路繋ぎ。
全部繋げることは無いと思いますが、私は栗の木・修験業から池木屋までが繋がっています。

重厚なレポに、あっさりレスですみません・・・
落第忍者
Trail Walker
記事: 488
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:48

Re: 疲れ度★★★★★三発より台高縦走路をつなぐ

投稿記事 by Trail Walker »

千畳有るかな仙千代ケ峰
千畳有るかな仙千代ケ峰
落第忍者さん、おはようございます。

一応最後まで読みましたけど、自分が歩くことも無いだろうと地形図も開かずじまいです。
昨晩はヤブコギサバ―の調子が悪かったのか、ロードスピードがすごく遅くて画像添付はあきらめ、それでもねばって本文だけ投稿しました。でも通さんのコメントも無いので私だけだったのかな?
 で、レスできる部分を探しますと、先ずは最長歩行記録。
もう2度と無理だとは思いますが、六甲全山縦走をしたことがあります。
JR塩屋から宝塚まで45キロ、累積上昇高度は3000メートル以上でした。
TWさんも一度くらい如何ですか?
この当時に落忍さんのブログや他の方のも見てましたよ、45kmはすごいですよね、私には無理だろうなと見てました。落忍さんもロングコース多いですもんね。

全部繋げることは無いと思いますが、私は栗の木・修験業から池木屋までが繋がっています。 
私もはじめはテント泊でもしないと無理だろうなと思ってましたがつながりました。馬の鞍峰~池木屋間だけは奈良県側アプローチです、この間を三重県側からつなぐのもおもしろそうだけど・・・むりだな :lol:
今後の課題は朝熊山~大台ケ原繋ぎを完成させることになるかな、すみません近場ばっかりです。
Trail Walker 
アバター
わりばし
記事: 1767
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 疲れ度★★★★★三発より台高縦走路をつなぐ

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、TrailWalkersさん。.

台高の縦走路繋ぎで残ってる区間が有る、父ケ谷高から振子辻の間にあるP1094から御座嵓の間が未踏破なのだ。この間はアプローチが悪く日帰りで行くとなると奈良県側から上がるしかないと後回しになっていたのだ。

 最近歩かなかった日でも膝が痛いときが多く、数年前と比べるとやはり体力的にも落ちてきてるのを感じるこの頃、そんな中子の縦走路繋ぎも完結せず終わってしまうのではないだろうかの思いがあった。

これまでの集大成のような山行ですね。

見せつけてくれますねえ。
;)

 午前3時アラームで起こされる、記憶がなかったから少しは寝られたのだろう。3時20分準備を済ませ外に出ると星がすごくきれいに瞬いている、今日は最高の天気の予感。思ったほど寒くはなく長袖のシャツだけで歩き出した。。
送水管までの山道のジグザグでは道を外れそうになったりするが何度も歩いたところなので迷い込む事もなく送水管に出た。ここからは歩きやすい、周りも暗くて景色も無いので黙々と歩く、急階段はかえって怖さを感じないのでいいのかもしれない。
架線場に出て休憩、ここから送水管は地下トンネルに入っていくのだ。ここからは日浦杉への稜線がよく見えるのだが今日はシルエットだけしか見えないのだ。

暗くても歩けるのは、野生の勘なのか

経験のなせる技か。


 暗いうちに到達したかった中井高、ここからは朝日に輝く熊野灘が見えた。この先父ケ谷高までは岩場も有り闇下では歩きたくないところで有ったが思ったより時間がかかったのでもう少し早く出発してもよかったかも。

やっぱり暗くても対応できる野生の目ですね。

 時折稜線にはミズナラやブナ、トガサワラの巨樹が残る所もある、不動谷の支谷が稜線近くまで上がっている所が「引き水迫」だここはミズナラが多くマイタケでも無いかと探すが残念ながら見つけられず源頭部の谷に沿って上がると見えていてなかなか辿りつけなかった御座嵓への登りとなり谷は苔むす岩の急な岩肌に何時の間にか収束していた。岩の多い急斜面を登っていくと、古いフィックスロープが有る、ここが以前大台ケ原の川上辻から来た時の折り返し点である。到着時間11時15分台高山脈縦走路【局ケ岳~三峰山~高見山~明神平~池木屋山~馬之鞍峰~日出ケ岳~尾鷲道(栃山経由)】が繋がった記念すべき瞬間となった。記念写真を撮って御座嵓に上がる、日差しも温かくなり何時しか半袖一枚になっていた。

おめでとうございます。目的達成ですね。 :P

 林道は一部完全に抜け落ちているところも有ったが山側斜面を登って巻いた、落石で覆われ埋まる所は何か所も有るが歩行通過は問題なしで有った。林道がヘアピンで方向を変える先端部分に不動谷ダムへの巡視路が有るだろうの予想であるが、長い林道歩きで疲れる足に輪をかける歩きにくい路面、それに睡眠不足で眠くなって来るし、暑い日差しで疲れも絶頂のようだ。

疲れもピークですね。歩いて眠くなったことはないなあ・・・

 何とかヘアピン部分にたどり着く、もしも巡視路がなかったらとどうしようかと思ったが、予想した通りの場所に看板が有り安心する。プラ階段の整備された道だ、大台林道が使えたときはこちらから出向いて管理をしていたのであろう、復旧工事の進まない林道は使えないので今は送水管の尾根から上がりダムに降りているのか数年前からホウノ木平から不動谷ダムに至るルートにおびただしいピンクテープが付いたのだった。順視路を下って行くと道はみぎに進むのに看板の矢印は下を向いている右に行きかけたが戻り表示に従い降りるが今までの様な階段も見当たらず間違っていることを感じたが広い谷の斜面なのでそのうち道にもどるだろうの予想、下ると手すりにロープの有る道が近づいてきて合流、どうもショートカットをしたようだ。そしてそこはもう見覚えの有ると所一度来ているのだ、これでもう安心ここからならヘッデン便りでも帰る自信は持てるところであるが時間は意外に早かった。
 
 下っていくとブルーの湖水が見えてきた、ここの水は本当にきれいだ深くても底がはっきりと見えている。ここは、第三発電所の取水口の有るダムで、大杉谷本谷の堂倉谷からの取水も合わせてここから送水管に送っているのだ。ダム上を渡り対岸へ、ここからは先に書いたテープ道を上がっていく、少し上がると飯場跡、これはダム工事の時のものだろうか?その上には林鉄の線路跡尾根に上がると有る広場は索道の基地跡だったのだろうか広場がある、林鉄跡で休憩を取ってあとは最後300mの登り返しだ、途中に有るのは索道のプーリーや搬器、ワイヤーなど碍子なども豊富だ、搬器ダム資材の運搬というよりトンネルの掘削土砂を搬出に使ったのだろう。いろいろ考えながら登りきると日浦杉山に至る稜線のピークに出た。添谷山からは2時間半予想した以上に早い到着だ、ここからホウノ木平にはひと鞍部を超えるだけ、見晴らしの良いこのピークで少し休憩して行こうの気になった。

このあたり経験のなせる技ですね。

すばらしい。
:?:
 
 帰ってGPSのログを確認すると歩行距離は22.2KM、累積上昇高度は2465mで有った、ちなみに天空界道の累積上昇高度は1845m、距離ははるかに短いが疲れ度★★★★★のコースでした。おしまい。

マグロ歩きの真骨頂ですね。

お疲れ様でした。

                                      わりばし
Trail Walker
記事: 488
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:48

Re: 疲れ度★★★★★三発より台高縦走路をつなぐ

投稿記事 by Trail Walker »

朝型人間のわりばしさんこんばんは、何時に起きるの?


 これまでの集大成のような山行ですね。

見せつけてくれますねえ。
;)  
たまには気合を入れて歩かないとね :Dでも なんか最近疲れが取れないわ :cry:

  暗くても歩けるのは、野生の勘なのか

経験のなせる技か。
野生ってそんな、それはわりばしさんでしょ :mrgreen: 、暗闇歩いてるわけじゃないし、ヘッド点ければパイプラインなんて道路歩いてる様なものでした。
IMG_4880.jpg


 
 やっぱり暗くても対応できる野生の目ですね。
 

到着時は月も結構明るかったですが、朝方にはもう西へ落ちてました、でも★の明かりだけでもなれれば足元が見える位でした。この辺り熊がいるのでそれが心配でしたがまったく動物の気配は有りませんでした。昼間とは違って夜の発見が有るかな?と思ったのですが期待外れ。
 
 朝熊山は夜行くとイノシシや野兎によく合うのですがね、今年の夏は蛍の様に光るウジムシみたいなのを見つけましたけど。
IMG_4916.jpg
 
  おめでとうございます。目的達成ですね。 :P
有難うございます、繋いでつないで細切れですけど、ぼちぼちともう9年目になりました。
大杉国見山
大杉国見山
  このあたり経験のなせる技ですね。

すばらしい。
:?:
いきなりは私もできないですね、ビバーク覚悟じゃないとね。縦走路はルートは確実だし、それと林道を除くと未踏は部分は僅かだったのです ;)

 
  マグロ歩きの真骨頂ですね。
どうしてこうなってしまうのだろう?闇下覚悟ならもっとゆっくりしてもいいと思うのですがね、案外潜在恐怖心が有るのかもしれないですよ。 :lol:     =TW=
人字草(ジンジソウ)
人字草(ジンジソウ)
                                      
Trail Walker 
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 疲れ度★★★★★三発より台高縦走路をつなぐ

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20111010-32.jpg
Trail Walker さん、こんばんは~。

最近北部台高が続いたので久しぶりにちがうところに目を向けてみる。

やっと騒々しいMy騒動も収束しましたか。あんまりお騒がせの種を蒔かないでね。

予想タイムは15時間、

どっひゃ~~!! 日の短い秋にやらずに初夏にやりなよ!

家族に迷惑をかけないよう前夜は車中泊をする事にして、

ワンちゃんの散歩はどーするの?

夜8時「明日は遅くなるかも」と告げて家を出た。

おお!! 門限の無い日もあるんだ。

テントもダメ、車中泊もダメなんて損な体質なのだろう。

見かけによらず神経質なんですね?どんどんテント泊して体質改善しなくっちゃ!!

疲れる足に輪をかける歩きにくい路面、それに睡眠不足で眠くなって来るし、暑い日差しで疲れも絶頂のようだ。

自分いじめも、そーとーな虐待だね。

結局今日は昼も含めて5~15分位の休憩を何回かとっただけであった。

労働基準法違反です。

距離ははるかに短いが疲れ度★★★★★のコースでした。おしまい。

しかしまあ、なんぼサイボーグとはいえ、お疲れ様でした。

よーやるわ。


                       グー(伊勢山上住人)
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 疲れ度★★★★★三発より台高縦走路をつなぐ

投稿記事 by 山日和 »

TWさん、こんばんは。
ミシュランもびっくりの5ツ星コース。ようやりますねえ。
日頃の疲れを癒やしに山へ行くのか、疲れるために行くのか・・・(^_^;)

台高の縦走路繋ぎで残ってる区間が有る、父ケ谷高から振子辻の間にあるP1094から御座嵓の間が未踏破なのだ。

私は父ケ谷高と大台辻の間が未踏です。この辺は一番周回しにくいとこですもんねえ。

 エアリアのコースタイムを含めて考えた自分の予想タイムは15時間、どう考えても闇下歩きは必至である。早朝に登り始め歩きやすい所を通過しておくことにした。

それ、とっても大事なことです。(^_^;)

 到着が10時半、朝は3時起床のアラームをセットして持ってきた布団にもぐりこんだ。がしかし・・・林道運転の緊張感で目がさえたのと寝床のシートのでこぼこの寝心地の悪さでまったく寝られず時間が経っていく。テントもダメ、車中泊もダメなんて損な体質なのだろう。

私も寝つきが悪いのでお察しします。でも睡眠不足も慣れちゃいましたが。

【 ルート 】宮川ダム第一乗船場P3:20―送水管上端架線場4:30―P1143(ホウノ木平)5:35―△点1203(中井高)6:30―父ケ谷高7:45―杉又高9:10―振子辻9:40―御座嵓11:25~11:40―添谷山12:00―大台林道狸峠12:10―不動谷ダム順視路入口13:00―不動谷ダム13:30―P1150α14:35―P1143(ホウノ木平)15:05―送水管上端架線場15:55―宮川ダム第一乗船場P16:45

これは想像を絶するご苦労さんルートですねえ。不動谷からまた登り返すの?

 父ケ谷高の手前には展望のいいピークがありここで休憩、

ここに父ケ谷高の標識がありませんでしたか? 台高でよく見る山岳会のヤツ。

 少し進むと父ケ谷高、。ここが台高の縦走路、県境である、実際ピークではないが県境上の高みを指して呼ぶのだろうか?

昔からここが父ケ谷高ということになってますよね。上記の道標は「高」というからには山頂だろうと無理にこじつけたみたいです。

エアリアによるここから添谷山迄の標準タイムは5時間となっている。先を考えると帰れるのだろうかと不安になってくるすでにここまで4時間経過だ。

そりゃ不安だわ。

 ここから振子辻に向かう稜線には2つP1094が有る、三発から南のP1094までピストンしたことが有ったが日帰りではここまでが限度であった。

私も三発からここまでは歩いてます。分けてですが。

手持ちのエアリアに振子辻の印の辺りにやってきたがそれらしきところは無い、地図を見たときに辻なのに交わるべき道が無い所に印が有るのでおかしなとは思っていたのだ、植林地を登り奈良県側、屏風岳からの尾根と合流するところ、「コ」の字の底辺のクランク部分に振子辻は有った、

振子辻という名前は独特の響きがあって憧れてました。が、平凡な場所のようですね。

雑木のブッシュ帯や、植林帯もあり台高らしくないところである、

それが台高らしくないかどうか見方によりますが。場所によっては植林に浸食されているのも現代の台高の姿であることは間違いないです。

到着時間11時15分台高山脈縦走路【局ケ岳~三峰山~高見山~明神平~池木屋山~馬之鞍峰~日出ケ岳~尾鷲道(栃山経由)】が繋がった記念すべき瞬間となった

おめでとうございます。\(^o^)/

記念写真を撮って御座嵓に上がる、日差しも温かくなり何時しか半袖一枚になっていた。

何時しかパンツ一丁じゃなくてよかった。

プレート沢山の添谷山にはジャスト12時着、ここからは不動谷に降り登り返すという最短距離で帰る訳だがすでに9時間近く歩いてきてるのでどれだけの所用時間で帰れるのだろうと心配が先に立つ

後は下るだけ・・・じゃないのがこのコースのキモですね。

林道がヘアピンで方向を変える先端部分に不動谷ダムへの巡視路が有るだろうの予想であるが、
何とかヘアピン部分にたどり着く、もしも巡視路がなかったらとどうしようかと思ったが、予想した通りの場所に看板が有り安心する。プラ階段の整備された道だ


ああ、よかった。下りて行ってフェンス付きのガケだったらどうしましょう~。(^_^;)

これでもう安心、ここからならヘッデン頼りでも帰る自信は持てるところであるが時間は意外に早かった。

勝手知ったる道に出れば闇下も恐くない!!
 
林鉄跡で休憩を取ってあとは最後300mの登り返しだ

しかし、チョンボしなくても300mの登り返しですか。

 帰ってGPSのログを確認すると歩行距離は22.2KM、累積上昇高度は2465mで有った、ちなみに天空界道の累積上昇高度は1845m、距離ははるかに短いが疲れ度★★★★★のコースでした。おしまい。

カシミールの累積高度は???な時が多いです。私の先週の佐目子谷でも、累積高度がなんと2523m!!と出てました。

                             山日和

s-佐目子谷.jpg
Trail Walker
記事: 488
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:48

Re: 疲れ度★★★★★三発より台高縦走路をつなぐ

投稿記事 by Trail Walker »

グ―さんこんばんは、発声練習せずに山行ってていいの~。
IMG_5068.jpg


 やっと騒々しいMy騒動も収束しましたか。あんまりお騒がせの種を蒔かないでね。
収束ではないですよ、中休みだよ :lol: 、私が蒔かなきゃぐーさんが蒔くだろう思いましたが・・・。


 どっひゃ~~!! 日の短い秋にやらずに初夏にやりなよ!
 
クリスマスのころ闇歩きしてた人もたしかいたっけ :mrgreen:


 ワンちゃんの散歩はどーするの?
 
散歩は誰かするだろうけど、夜はわたすの帰りを玄関でず~っと待ってたんだってさ :shock:


  おお!! 門限の無い日もあるんだ。
ごういじゃ無くてごういんでした!、グーさんも門限の有る日があるのですね。



 見かけによらず神経質なんですね?どんどんテント泊して体質改善しなくっちゃ!! 
慣れる前に睡眠不足でやせ細ったらどうしましょう?。無神経っーのもどうかな?


自分いじめも、そーとーな虐待だね。 
 
マゾっこmyちゃん。←意味わかんね~。


 労働基準法違反です。
 
個人企業ですから問題なし。
  よーやるわ。
あれ!行かないの? :mrgreen: ;) =TW=


                      
Trail Walker 
Trail Walker
記事: 488
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:48

Re: 疲れ度★★★★★三発より台高縦走路をつなぐ

投稿記事 by Trail Walker »

山日和さん、こんばんは。
  日頃の疲れを癒やしに山へ行くのか、疲れるために行くのか・・・(^_^;)
はい!会社へは間違いなく体を休めに行っております :lol:
引き水迫
引き水迫
  私は父ケ谷高と大台辻の間が未踏です。この辺は一番周回しにくいとこですもんねえ。
やはりここが残りますか、魅力にも乏しいですしね。でも御座嵓はいい感じでした、狭い場所ですけど展望はバッチリです。
   エアリアのコースタイムを含めて考えた自分の予想タイムは15時間、どう考えても闇下歩きは必至である。早朝に登り始め歩きやすい所を通過しておくことにした。

それ、とっても大事なことです。(^_^;)
山日和さんが学習教材でした~ :D

 
 私も寝つきが悪いのでお察しします。でも睡眠不足も慣れちゃいましたが。 
慣れるもんですか?、翌朝はゆっくり寝ようと思いましたがやはりワンコがいつもと同じ時間に起こしやがる :twisted:ゆっくり寝かせてもらえんです。

 これは想像を絶するご苦労さんルートですねえ。不動谷からまた登り返すの?
 
いや、これは楽だと思いますよこのルートで行けば三発から大台ケ原まで8時間も有れば着く感じしました。

 
  ここに父ケ谷高の標識がありませんでしたか? 台高でよく見る山岳会のヤツ。
フクロウのでしょうか?ピークも気づかず県境に出てしまったのだけど・・・標識もなかった様に思いました。県境にはいくつかありましたけど。

 
昔からここが父ケ谷高ということになってますよね。上記の道標は「高」というからには山頂だろうと無理にこじつけたみたいです。 
そうなのかな?縦走者がわずかでも登るのが面倒だからとここに付けた為じゃないでしょうか?。杉又高はピークが山頂で表示も有るようですけど、同じく県境にも有りましたから。 


   ここから振子辻に向かう稜線には2つP1094が有る、三発から南のP1094までピストンしたことが有ったが日帰りではここまでが限度であった。

私も三発からここまでは歩いてます。分けてですが。
どやってわけたのでしょ?


  振子辻という名前は独特の響きがあって憧れてました。が、平凡な場所のようですね。
名前にひかれて行きたい所って有りますね、勝手にイメージを膨らませますよね、以前わたしゃ鈴鹿のミノガ峠とノタノ坂が行きたいと思ってましたけど、いまだに行ってないや。
IMG_4930.jpg
  それが台高らしくないかどうか見方によりますが。場所によっては植林に浸食されているのも現代の台高の姿であることは間違いないです。
そうね、台高の裏の顔ということにしておきましょう :D


 おめでとうございます。\(^o^)/ 
ありがとうございます。


  何時しかパンツ一丁じゃなくてよかった。
だれも居なかったから、ここはフリ珍でもよかったかなぁ?

  後は下るだけ・・・じゃないのがこのコースのキモですね。
これがミソだったようです :D

  ああ、よかった。下りて行ってフェンス付きのガケだったらどうしましょう~。(^_^;)
標高差で150m位の所までは以前来てたので間違いはないだろうとは思いましたが、万が一ってこともありますしね。

 勝手知ったる道に出れば闇下も恐くない!!
 
闇下もまた楽しですね、夜通し歩くってのはどうでしょう?
 

  しかし、チョンボしなくても300mの登り返しですか。
300mは鼓ケ岳、500mは朝熊山、楽勝楽勝!と言い聞かせ登るようにしてます。

 カシミールの累積高度は???な時が多いです。私の先週の佐目子谷でも、累積高度がなんと2523m!!と出てました。
 

誤差大きいでしょうか?谷地で捕捉出来ないような所ばかり歩くとそうなるのかもしれませんね。=TW=

                             
Trail Walker 
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 疲れ度★★★★★三発より台高縦走路をつなぐ

投稿記事 by zipp »


 とれヲさん、こんばんは。

 エアリアのコースタイムを含めて考えた自分の予想タイムは15時間、どう考えても闇下歩きは必至である。早朝に登り始め歩きやすい所を通過しておくことにした。今回は未明の出発になるので家族に迷惑をかけないよう前夜は車中泊をする事にして、夜8時「明日は遅くなるかも」と告げて家を出た。
 おっ!気合はいっておりますね~。

 午前3時アラームで起こされる、記憶がなかったから少しは寝られたのだろう。3時20分準備を済ませ外に出ると星がすごくきれいに瞬いている、
 3時20分から歩き出すんですかい?……(^^;;;。

送水管までの山道のジグザグでは道を外れそうになったりするが何度も歩いたところなので迷い込む事もなく送水管に出た。ここからは歩きやすい、周りも暗くて景色も無いので黙々と歩く、急階段はかえって怖さを感じないのでいいのかもしれない。
 とれヲさんご用達の非合法ルートでしたか。そりゃぁ暗い内に歩かないとね~。


 少し進むと父ケ谷高、。ここが台高の縦走路、県境である、実際ピークではないが県境上の高みを指して呼ぶのだろうか?
 「高」がつくのだから、父ケ谷高は先ほどの展望のいいピークでしょうね。
どなたが、この県境山腹にその名称を付けたんでしょうね?

 杉又高を過ぎるとスズタケも出て来る、人のレポを見ていると笹こぎ部分があるようだがそれも衰退したのか枯れているところも多い。
 南大台も5年ほど前に比べてスズタケは後退してますね。花抜峠に向かう土倉道は見事に枯れ果てました。

到着時間11時15分台高山脈縦走路【局ケ岳~三峰山~高見山~明神平~池木屋山~馬之鞍峰~日出ケ岳~尾鷲道(栃山経由)】が繋がった記念すべき瞬間となった。
 おめでとうございます!

ここから東の稜線に入る、かなりの年代の桧(杉だったかな?)の古木やミズナラの多い雰囲気のいい尾根を下る
 とれヲさんは、ミズナラの樹はしっかり覚えられたろうから聞くのだけど、このあたりの樹はドングリ付けてました?
台高北部では、ドングリはまずまず実らせているのだけど、少ないもしくはほとんど無かったのでは?


 ホウノ木平を下り始める岩場には朝は暗くて気づかなかったジンジソウが沢山咲いていた、
 ここ石灰岩の岩がありますもんね。ヒルは居ませんでした?

日が傾き曇りはじめ薄暗くなりゆく送水パイプに沿って転落しないように気を付けながらゆっくり下って駐車地に降り立った、
 非合法ルートは、暗くなってから歩かないと・・・。
現在はまだ三重県民の財産ですが、近々中部電力に叩き売りされちゃいます。

 おつかれさまですた。
添付ファイル
あさひ_800.jpg
   zipp
Trail Walker
記事: 488
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:48

Re: 疲れ度★★★★★三発より台高縦走路をつなぐ

投稿記事 by Trail Walker »

zippさnこんばんは。
大台林道から見る父ケ谷高
大台林道から見る父ケ谷高
  おっ!気合はいっておりますね~。
 
はい、メインタイトルは「闇から闇台高縦走路をつなぐ」とかなるはずでしたが、早く帰りすぎちまいやした :D

 
 3時20分から歩き出すんですかい?……(^^;;;。 
草木も眠る丑三つ時といきたかったのですが、さすがに思いとどまりました。

 
  とれヲさんご用達の非合法ルートでしたか。そりゃぁ暗い内に歩かないとね~。
御用の無い方は立ち入り禁止?御用があればOK?

  「高」がつくのだから、父ケ谷高は先ほどの展望のいいピークでしょうね。
手前の小ピークかと思った、あの展望ピークがそうなのですか?山日和さんのいうプレートもここに有ったということなんですね、ああ勘違い。
  どなたが、この県境山腹にその名称を付けたんでしょうね?
縦走路を歩いてた面倒くさがりやさん :lol:


 
 南大台も5年ほど前に比べてスズタケは後退してますね。花抜峠に向かう土倉道は見事に枯れ果てました。
思ったより移り変わりって早いんだな、再びスタケ、ササに覆われる台高も体験できる日が来るかも?

  到着時間11時15分台高山脈縦走路【局ケ岳~三峰山~高見山~明神平~池木屋山~馬之鞍峰~日出ケ岳~尾鷲道(栃山経由)】が繋がった記念すべき瞬間となった。
 おめでとうございます!
ありがとうございまする、あとは伊勢から大台ケ原ルートのzippさん推薦コース(?)大河内山~有地山~錦峠~P525が課題となっております。まぁこれは歳食っても行けるでしょう :lol:


 
  とれヲさんは、ミズナラの樹はしっかり覚えられたろうから聞くのだけど、このあたりの樹はドングリ付けてました?
あ~(^^;;;「しっかり」というのがイヤミに聞こえるけど・・・確かに未だによくわからないけど :oops: 、どんぐりねぇ、下ばっかり見てるしねぇ、落ちてる所も有ったけどそう言われりゃ少ないような気がします、クリも少ないし。熊が里におりてきそうですね。


   ホウノ木平を下り始める岩場には朝は暗くて気づかなかったジンジソウが沢山咲いていた、
 ここ石灰岩の岩がありますもんね。ヒルは居ませんでした?
この日ヒルは一度も見なかったです、まったく気にもしてなかったけど。あの岩は石灰岩ですか?白石の谷の植物が気になってます、早春に行きたいな~。

 
  非合法ルートは、暗くなってから歩かないと・・・。
ハハハ、ないしょよ!
 現在はまだ三重県民の財産ですが、近々中部電力に叩き売りされちゃいます。 
それじゃ歩く権利が有るじゃん。中電所有になるのですか、となると尾根道も含まれるのかな?尾根道の両側に赤い杭が打たれましたからその関係でなのかな。
 おつかれさまですた。
 

zippさんはどこに行かれたのでせう?海の画像が似てる気がしますけど。=TW=
Trail Walker 
返信する