【奥越】極上の無名峰逍遥 三ノ宿から岩ヶ谷山へ

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
アバター
山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

【奥越】極上の無名峰逍遥 三ノ宿から岩ヶ谷山へ

投稿記事 by 山日和 »

【日 付】2021年2月27日(土)
【山 域】奥越 九頭竜湖北東
【天 候】晴れ
【コース】多母谷林道入口7:50---9:15林道分岐9:30---10:55三ノ宿11:40---12:35 P1260 14:40---15:15岩ヶ谷山15:40
     ---16:40 P996---17:05林道---17:40林道入口

 三ノ宿(さんのしゅく)と言っても、どこにあるのか分かる人はほとんどいないだろう。
九頭竜湖の東端の北側にある山で、三角点名は「保谷奥」という。この山に向かって伸びる谷は、地図では田茂谷
と表記されているが、林道の標識は多母谷となっており、保谷と合わせて3つの名前がある。どれが本当なのだろう。
昔、この谷から美濃の長滝へ信仰の道があり、その途上に一ノ宿から四ノ宿まで休憩地のようなものがあったらしい。
そのひとつが三ノ宿だったようだ。
 九頭竜川沿いでは中部縦貫道の工事が急ピッチで進められており、この林道入口も工事現場となっている。山腹に
は完成したトンネルの入口が見えた。

P2270002_1_1.JPG

 林道の除雪終了点でスノーシューを装着。雪はよく締まっており、ほとんど沈むことがない。長い林道歩きもこれ
なら楽である。
この谷は大きく開けた場所が多く、冷たい雪解け水も燦々と降り注ぐ陽光を浴びて、どこか温かみを感じさせる。
頭上には真っ青な空が広がり、もう春の真っただ中といった風情である。

P2270048_1.JPG

 林道の分岐点から斜面に取り付いた。杉林の中のかなりの急傾斜だが、スノーシューのヒールリフターを利かせれ
ば、まるで階段を登るように足を奥だけでピタッと決まってくれる。
 傾斜が緩むと快適な雪尾根歩きが始まった。鬱陶しいだろう潅木もすべて雪の下。尾根上は自然林だが、あまり背
の高くない木がポツポツとある程度で、ブナの切り株も目立つ。左側の谷は皆伐状態だ。雪で隠れていなければ目を
覆うような光景なのかもしれない。
それでも見た目には雪原のような雪尾根を歩くのは快適だ。背後には越美国境稜線の滝波山、美濃平家、平家岳の御
三家が揃い踏みし、その右には屏風山がひときわ鋭角な山頂部を誇示するように聳えている。


P2270057_1.JPG

 右手に見える谷間に大きく開けた街並みはどこだろう。見慣れない場所からの展望は、位置関係が即座に判断でき
ず、とまどってしまう。高速道路らしき道が走っているところを見れば、高鷲から蛭ヶ野あたりだろう。奥の斜面の
スキー場は鷲ヶ岳か。
考えてみれば、背後はるか遠くに見える越美国境稜線が、今いる場所の先に繋がっているというのだから面白い。


P2270079_1.JPG

 三ノ宿の山頂はブナの疎林の大雪原になっていた。石徹白の山々と別山、白山から北アルプス、乗鞍、御嶽、中央
アルプスまで、展望を欲しいままにすることができる。
仕事の電話がかかってきたりもして、ここで40分もまったりとしてしまった。
 山頂手前から古いワカンの足跡があった。山頂から先には続いていない。いったいどこから現れて、どこへ消えて
行ったのだろう。


P2270096_1.JPG


 三ノ宿から先も、胸のすくような展望を楽しみながら、ゆったりとした雪尾根歩きが続く。
実はカシミールで地図をコピーしてきたのだが、山旅倶楽部の地図はあまり更新されないので古く、この尾根上に林
道が走っていることを知らなかった。今歩いているのは、林道に積もった雪の上なのである。丸裸ではなく、樹林が
残されているので想像もしなかったのだ。
地形図を見ると林道だらけだが、黒々と見える木々が全部植林かと言えば、そうではないらしい。増永廸男氏の本に
よれば、この山の南北には天然杉の森が多いと言う。
 雪はおそらく2m程度は積もっているはずだが、ところどころ地肌が見える場所があるのが不思議だ。フラットな
赤土の林道が姿を現しているところもあった。
ところどころに巨大なヒノキの奇木が見られるのもこの山域の特徴だ。木の真ん中をくぐれる根上がりのヒノキも
あったりして面白い。

P2270131_1.JPG
パノラマ2_1_1.jpg

 ランチ場として選んだのは岩ヶ谷山手前のCa1260mピーク。木立の少ないここは、雪庇を越えた向こう側に極上の
レストランがあった。スノスコで硬い雪を掘ってランチ場を設営する。目の前に並ぶのは、枇杷倉、小白山、野伏、
薙刀、日岸、願教寺、越前三ノ峰、別山、白山、銚子ヶ峰といった何度も歩いて来た山々である。
左に目をやれば、木無と荒島から縫ヶ原の稜線も見える。この眺めがあればビールの肴は不要である。
風もほとんどなく、日差しがポカポカと暖かい。(後で聞いた話では、少し南の山では強風が吹いていたらしいが)

P2270162_1.JPG

 あまりの去り難い風景に2時間ものんびりしてしまった。もちろん、後の行程から逆算しての時間配分だが。
岩ヶ谷山へも同じような雪尾根が続くが、少しブナが増えてきたようだ。尾根の南側には雪庇が張り出している。
 
 ランチ場ピークから30分ほどで岩ヶ谷山に到着。ブナ林のいい山頂だが、展望という面では先ほどのピークに劣る。
あそこで昼にして正解だった。
 思いがけないことに、ここで登山者が現れた。京都から来たという山スキーヤーで、隣の林谷から西山を経由して
きたというから、なかなかの強者である。と言うより、なかなかの好事家と言うべきか。
やぶこぎネットもたまに見ているということなので、書き込んでくれるのを楽しみにしよう。

P2270186_1.JPG

 もう3時半を回ってしまったが、距離と標高差を考えれば、1時間半もあれば下山できるだろうと南の尾根へ踏み出
した。ところが、この下山ルートは一筋縄では行かなかった。最初は少し急なだけで、まあまあ快適なブナ林の尾根
だったが、やがて尾根は痩せ始め、潅木の上に雪が乗った不安定なところが増えてきた。危ないのでスノーシューを
脱いでツボ足歩行に切り替える。それなりに潜るが、スノーシューを履いて滑落するよりはマシである。
ブナ林が広がる安全地帯のP996mまで1時間もかかってしまった。
 この先のP984mまで尾根を辿るつもりだったが、行く手を見ると右半分が植林のようで食指が動かない。
真東に伸びる尾根に針路変更して、早めに林道に下りるルートを選択した。
 残照を浴びて光る対岸の山肌を見ながら林道に下り立つと、山頂で会ったスキーヤーのトレースが下流方向に伸び
ていた。P1252m経由で下ったのだろうが、さすがにスキーは速い。

             山日和
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 【奥越】極上の無名峰逍遥 三ノ宿から岩ヶ谷山へ

投稿記事 by バーチャリ »

山日和さん こんにちは


 九頭竜川沿いでは中部縦貫道の工事が急ピッチで進められており、この林道入口も工事現場となっている。山腹に
は完成したトンネルの入口が見えた。


工事の関係の車が多いですよね


この谷は大きく開けた場所が多く、冷たい雪解け水も燦々と降り注ぐ陽光を浴びて、どこか温かみを感じさせる。
頭上には真っ青な空が広がり、もう春の真っただ中といった風情である。


そうですかえらい違いですね。


林道の分岐点から斜面に取り付いた。杉林の中のかなりの急傾斜だが、スノーシューのヒールリフターを利かせれ
ば、まるで階段を登るように足を奥だけでピタッと決まってくれる。


 
12本のアイゼンを駐車場で脱ぎましたが

三ノ宿の山頂はブナの疎林の大雪原になっていた。石徹白の山々と別山、白山から北アルプス、乗鞍、御嶽、中央
アルプスまで、展望を欲しいままにすることができる。


乗鞍、御嶽、中央アルプスまで展望ですか
上谷山よりも108M高いですよね


ランチ場として選んだのは岩ヶ谷山手前のCa1260mピーク。木立の少ないここは、雪庇を越えた向こう側に極上の
レストランがあった。スノスコで硬い雪を掘ってランチ場を設営する。目の前に並ぶのは、枇杷倉、小白山、野伏、
薙刀、日岸、願教寺、越前三ノ峰、別山、白山、銚子ヶ峰といった何度も歩いて来た山々である。
左に目をやれば、木無と荒島から縫ヶ原の稜線も見える。この眺めがあればビールの肴は不要である。
風もほとんどなく、日差しがポカポカと暖かい。(後で聞いた話では、少し南の山では強風が吹いていたらしい
が)

一人でもテーブル作るのですか
小白山、野伏、薙刀、日岸、願教寺、越前三ノ峰、別山、白山、銚子ヶ峰 素晴らし展望を独り占めですねいいですね。
 
あまりの去り難い風景に2時間ものんびりしてしまった。もちろん、後の行程から逆算しての時間配分だが。
岩ヶ谷山へも同じような雪尾根が続くが、少しブナが増えてきたようだ。尾根の南側には雪庇が張り出している。


いつも思うのですが
一人で1時間2時間ものんびり出来ますね
一人だと早く下山しますが

 もう3時半を回ってしまったが、距離と標高差を考えれば、1時間半もあれば下山できるだろうと南の尾根へ踏み出
した。ところが、この下山ルートは一筋縄では行かなかった。最初は少し急なだけで、まあまあ快適なブナ林の尾根
だったが、やがて尾根は痩せ始め、潅木の上に雪が乗った不安定なところが増えてきた。危ないのでスノーシューを
脱いでツボ足歩行に切り替える。それなりに潜るが、スノーシューを履いて滑落するよりはマシである。
ブナ林が広がる安全地帯のP996mまで1時間もかかってしまった。


内緒ですが〇本よりも写真は山日和さんの方が明るくていいですね
お疲れ様でした。
スノー衆 よろしくお願いします。
  

   バーチャリ
アバター
山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥越】極上の無名峰逍遥 三ノ宿から岩ヶ谷山へ

投稿記事 by 山日和 »

バーチャリさん、どうもです。

>九頭竜川沿いでは中部縦貫道の工事が急ピッチで進められており、この林道入口も工事現場となっている。山腹に
は完成したトンネルの入口が見えた。

工事の関係の車が多いですよね


大野から県境手前まで工事だらけでした。

>この谷は大きく開けた場所が多く、冷たい雪解け水も燦々と降り注ぐ陽光を浴びて、どこか温かみを感じさせる。
頭上には真っ青な空が広がり、もう春の真っただ中といった風情である。

そうですかえらい違いですね。


2月の土日は暖かい日が多かったですよね。


P2270116_1.JPG

12本のアイゼンを駐車場で脱ぎましたが

これは上谷山の話ですか?

乗鞍、御嶽、中央アルプスまで展望ですか
上谷山よりも108M高いですよね


そうですね。それより距離がだいぶ近い分、大きく見えますね。

P2270155_1.JPG

一人でもテーブル作るのですか
小白山、野伏、薙刀、日岸、願教寺、越前三ノ峰、別山、白山、銚子ヶ峰 素晴らし展望を独り占めですねいいですね。


雪が締まってると靴だけでは掘れないですからね。
今シーズン初スコップでした。テーブルは作りません。楽に座れるようにベンチを作るだけです。 :lol:
それにしても見事な大パノラマでした。
 
いつも思うのですが
一人で1時間2時間ものんびり出来ますね
一人だと早く下山しますが


時間が押してなければいくらでものんびりしますよ。 :mrgreen:

パノラマ2_1.jpg

内緒ですが〇本よりも写真は山日和さんの方が明るくていいですね
お疲れ様でした。
スノー衆 よろしくお願いします。


〇本とは? :roll:
ありがとうございます。
こちらこそよろしくです。 :D

               山日和

  
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【奥越】極上の無名峰逍遥 三ノ宿から岩ヶ谷山へ

投稿記事 by biwaco »

導師様、こんばんは~(^^♪

三ノ宿とはいずこ? 
ポポタンの透視能力に感嘆しながら、そう簡単には判明しないアリカを探していたらこのレポ! 分かりましたがな(^^♪
自分じゃ行けない所でも、ルートがわかるとなんだか便秘が治ったみたいなスッキリ感が心地いいもんです。
って、お食事中だったらゴメンナサイ(゜o゜)
三角点名は「保谷奥」という。この山に向かって伸びる谷は、地図では田茂谷と表記されているが、林道の標識は多母谷となっており、保谷と合わせて3つの名前がある。どれが本当なのだろう。
漢字は違うけど、共通するのは、「タモ」でしょうか? なんかの意味が込められてるんでしょうね。
毘沙門岳とセットで、白山信仰の聖地だったんでしょう。
 林道の分岐点から斜面に取り付いた。杉林の中のかなりの急傾斜だが、スノーシューのヒールリフターを利かせれ
ば、まるで階段を登るように足を奥だけでピタッと決まってくれる。
・1147経由の尾根でしょうか?反時計回りですね。
いっそ、県境稜線を行く手はなかったですか(^_-)
 右手に見える谷間に大きく開けた街並みはどこだろう。見慣れない場所からの展望は、位置関係が即座に判断できず、とまどってしまう。高速道路らしき道が走っているところを見れば、高鷲から蛭ヶ野あたりだろう。奥の斜面のスキーは鷲ヶ岳か。
考えてみれば、背後はるか遠くに見える越美国境稜線が、今いる場所の先に繋がっているというのだから面白い。
初めての地形はさっぱり分かりません。
この国境稜線は石徹白が福井県に編入されたときに引かれたものでしょう。元の国境は水後山のあたりでも通っていたんでしょうか?
山旅倶楽部の地図はあまり更新されないので古く、この尾根上に林道が走っていることを知らなかった。今歩いているのは、林道に積もった雪の上なのである。
たしかに地形図には尾根の上に林道が延びてますね。
林谷林道を使って植林が広がってるのかと思ったら、植生は広葉樹マークばかり。
 ランチ場として選んだのは岩ヶ谷山手前のCa1260mピーク。木立の少ないここは、雪庇を越えた向こう側に極上のレストランがあった。
やっとランチですか! でも2時間余の超マッタリタイム。
土曜日は江越国境辺りが強風の通り道だったようです。
 もう3時半を回ってしまったが、距離と標高差を考えれば、1時間半もあれば下山できるだろうと南の尾根へ踏み出した。ところが、この下山ルートは一筋縄では行かなかった。
やっぱり! ラストになにか起こらないと楽しくない(^_-)
ブナ林が広がる安全地帯のP996mまで1時間もかかってしまった。
スキーヤーのように・1252から東向いて、・853の尾根の方が下り易くない?

スノー衆の下見も兼ねた?九頭竜湖詣で、お疲れさまでした。週末の赤樽山、好天を祈ります。

         ~びわ爺
アバター
山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥越】極上の無名峰逍遥 三ノ宿から岩ヶ谷山へ

投稿記事 by 山日和 »

biwacoさん、どうもです。

三ノ宿とはいずこ? 
ポポタンの透視能力に感嘆しながら、そう簡単には判明しないアリカを探していたらこのレポ! 分かりましたがな(^^♪


いつもながら、たんぽぽさんの洞察力には脱帽させられます。

漢字は違うけど、共通するのは、「タモ」でしょうか? なんかの意味が込められてるんでしょうね。
毘沙門岳とセットで、白山信仰の聖地だったんでしょう。


そうなんです。でもそれぞれが何の関係も無さそうな字面なので不思議ですね。

P2270240_1.JPG

・1147経由の尾根でしょうか?反時計回りですね。
いっそ、県境稜線を行く手はなかったですか(^_-)

とりあえず山頂到達優先で。 :lol:

>右手に見える谷間に大きく開けた街並みはどこだろう。見慣れない場所からの展望は、位置関係が即座に判断できず、とまどってしまう。高速道路らしき道が走っているところを見れば、高鷲から蛭ヶ野あたりだろう。奥の斜面のスキーは鷲ヶ岳か。
考えてみれば、背後はるか遠くに見える越美国境稜線が、今いる場所の先に繋がっているというのだから面白い。


初めての地形はさっぱり分かりません。
この国境稜線は石徹白が福井県に編入されたときに引かれたものでしょう。元の国境は水後山のあたりでも通っていたんでしょうか?

頭の中で地図がグルグル回ってました。高速道路が見えたからわかりましたが。
以前の国境稜線は、銚子ヶ峰から大日岳、桧峠を経由して毘沙門岳へ。そこから先は今と同じだと思いますから、目の前の
国境稜線は変わってないはずです。
石徹白が福井県のままなら越美国境稜線=中央分水嶺のはずだったんですが、岐阜県への編入で国境が川を渡ることになりましたね。


P2270080_1.JPG

たしかに地形図には尾根の上に林道が延びてますね。
林谷林道を使って植林が広がってるのかと思ったら、植生は広葉樹マークばかり。

尾根上には植林がないのが不思議でしたね。ひょっとしたら苗木が雪の下にあるのかも。

P2270184_1.JPG

やっとランチですか! でも2時間余の超マッタリタイム。
土曜日は江越国境辺りが強風の通り道だったようです。


ここでのんびりしなければどこでするんだって場所でした。 :mrgreen:

>もう3時半を回ってしまったが、距離と標高差を考えれば、1時間半もあれば下山できるだろうと南の尾根へ踏み出した。ところが、この下山ルートは一筋縄では行かなかった。

やっぱり! ラストになにか起こらないと楽しくない(^_-)

そういう星の下に生まれたようです。 :lol:

スキーヤーのように・1252から東向いて、・853の尾根の方が下り易くない?

できるだけ林道歩きの距離を短くしたかったもんで。 :mrgreen:

P2270237_1.JPG

スノー衆の下見も兼ねた?九頭竜湖詣で、お疲れさまでした。週末の赤樽山、好天を祈ります。

駐車予定地の除雪状況も確認してきました。 :D

                   山日和
hillwanderer

Re: 【奥越】極上の無名峰逍遥 三ノ宿から岩ヶ谷山へ

投稿記事 by hillwanderer »

 山日和様,はじめまして。岩ヶ谷山の山頂でお会いした者です。
 ユーザー登録していないのに書き込みさせていただくのに少し躊躇しましたが,これも何かのご縁かと思いまして,失礼を憚らず書き込みさせていただきました。
 当日は,私もまさかこの稜線で他の方にお会いすると思っておらず,さらにそのお会いした方が,よく記録を拝見させていただいている山日和様だったため驚いてしまい,十分にご挨拶できず申し訳ありません。
 三ノ宿~岩ヶ谷山は,素晴らしい稜線でしたね。林道が上がってきているので少し心配していたのですが,それが杞憂だったほどの良い山でした。
 あの日は,林谷の右岸尾根から西山を経由して回ってきたのですが,林谷右岸尾根のP1255~P1251の台地も気持ちの良いところで,西山付近は立派なブナも残っていたりして,なかなか良かったですよ。(実は,hillwandererの名前でヤマレコをやっておりまして,当日の記録もアップしておりますので,お暇な際にご笑覧いただけますと幸甚です。ヤマレコの「三ノ宿」のページに上がっております。)
 山日和様の記録は勝手ながらよく拝見させていただいておりまして,昨年2月に有家ヶ原から三ヶ辻山を経由して芦倉山を周回したのですが,それも山日和様の記録に触発されたものでした。本当に立派なブナの回廊が続いており,心に残る山行になりました(私も芦倉山の尾根の藪に捕まってしまい,下山は大変なことになりましたが…笑)。素晴らしいルートを辿らせていただき,ありがとうございました。
 岩ヶ谷山の山頂でも来週登られるとおっしゃっておられましたが,3/7に皆さんで登られた赤樽山と徳平山も,素敵な山ですね。私も以前から気になっていたので,是非登ってみたいと思っております。
 奥越や奥美濃,白山周辺はよく登っておりますので,また山でお会いしましたら,どうぞよろしくお願いいたします。今後もご活躍をお祈りしております。

hillwanderer
 
 
アバター
山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥越】極上の無名峰逍遥 三ノ宿から岩ヶ谷山へ

投稿記事 by 山日和 »

hillwandererさん、どうもです。

 ユーザー登録していないのに書き込みさせていただくのに少し躊躇しましたが,これも何かのご縁かと思いまして,失礼を憚らず書き込みさせていただきました。

いやいや、ぜひぜひメンバー登録お願いします。 :D

 当日は,私もまさかこの稜線で他の方にお会いすると思っておらず,さらにそのお会いした方が,よく記録を拝見させていただいている山日和様だったため驚いてしまい,十分にご挨拶できず申し訳ありません。

私も驚きました。ここで人に会うなんてって感じでしたね。山頂でのんびりしてたのでお会いできましたが、さっさと下ってたらすれ違いでした。 :lol:
hillwandererさんだとわかっていたら、もう少しお話したかったです。

 三ノ宿~岩ヶ谷山は,素晴らしい稜線でしたね。林道が上がってきているので少し心配していたのですが,それが杞憂だったほどの良い山でした。

ホント、そうでしたね。私は古い地図をコピーしてたので、稜線上を林道が走ってるのを知りませんでした。(^^;)

 あの日は,林谷の右岸尾根から西山を経由して回ってきたのですが,林谷右岸尾根のP1255~P1251の台地も気持ちの良いところで,西山付近は立派なブナも残っていたりして,なかなか良かったですよ。(実は,hillwandererの名前でヤマレコをやっておりまして,当日の記録もアップしておりますので,お暇な際にご笑覧いただけますと幸甚です。ヤマレコの「三ノ宿」のページに上がっております。)

すごいロングコースですね。実はhillwandererさんのヤマレコは前から見てました。凄い記録の数々に驚かされますね。
独創的なコース取りと行程の長さはとてもマネできません。


P2270202_1.JPG

 山日和様の記録は勝手ながらよく拝見させていただいておりまして,昨年2月に有家ヶ原から三ヶ辻山を経由して芦倉山を周回したのですが,それも山日和様の記録に触発されたものでした。本当に立派なブナの回廊が続いており,心に残る山行になりました(私も芦倉山の尾根の藪に捕まってしまい,下山は大変なことになりましたが…笑)。素晴らしいルートを辿らせていただき,ありがとうございました。

そう言って頂けると光栄です。ついでに「山登りはこんなにも面白い」を買って頂けたらもっと光栄です。 :lol:

 岩ヶ谷山の山頂でも来週登られるとおっしゃっておられましたが,3/7に皆さんで登られた赤樽山と徳平山も,素敵な山ですね。私も以前から気になっていたので,是非登ってみたいと思っております。

私は2回目でしたが、実によかったですよ。

 奥越や奥美濃,白山周辺はよく登っておりますので,また山でお会いしましたら,どうぞよろしくお願いいたします。今後もご活躍をお祈りしております。

こちらこそよろしくです。また凄い記録を楽しみにしています。 :D

                          山日和
ゲスト

Re: 【奥越】極上の無名峰逍遥 三ノ宿から岩ヶ谷山へ

投稿記事 by ゲスト »

山日和様,お返事をいただきありがとうございます。

> すごいロングコースですね。実はhillwandererさんのヤマレコは前から見てました。凄い記録の数々に驚かされますね。
> 独創的なコース取りと行程の長さはとてもマネできません。

山日和さんに記録をご覧いただいていたとは,光栄と言いますか,お恥ずかしいと言いますか…。ありがとうございます。
一日の行程にいろいろ詰め込んで,いつも時間いっぱいになってしまうのが悪い癖でして…。

> ついでに「山登りはこんなにも面白い」を買って頂けたらもっと光栄です。

「山登りはこんなにも面白い」,もちろん家の本棚の愛読書ゾーンに並んでおります。表紙のイラストの地図が石徹白だったのと,目次の山域リストを見ただけでビビッときて,即買いしておりました笑
「山高きを以って貴しとせず,人少なきを以って貴しとす」は,本当に同感で,おっしゃる通りだと思います。

> こちらこそよろしくです。また凄い記録を楽しみにしています。

山日和さんのように自由なラインを地図に描けるような,そんな山歩きができればと思っております。
今後とも,どうぞよろしくお願いいたします。

hillwanderer
hillwanderer

Re: 【奥越】極上の無名峰逍遥 三ノ宿から岩ヶ谷山へ

投稿記事 by hillwanderer »

すみません,投稿者名を入れ忘れました。ひとつ上のゲスト投稿はhillwandererでございます。
大変失礼いたしました(^^;

hillwanderer
アバター
山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥越】極上の無名峰逍遥 三ノ宿から岩ヶ谷山へ

投稿記事 by 山日和 »

hillwandererさんおはようございます。

「山登りはこんなにも面白い」,もちろん家の本棚の愛読書ゾーンに並んでおります。表紙のイラストの地図が石徹白だったのと,
目次の山域リストを見ただけでビビッときて,即買いしておりました笑
「山高きを以って貴しとせず,人少なきを以って貴しとす」は,本当に同感で,おっしゃる通りだと思います。


ありがとうございます~ :D
私のモットーはhillwandererさんとも一致するようですね。
また「人少なき」山でバッタリお会いしましょう。 :lol:

                   山日和
返信する