【鈴鹿】旭山と幻のキトラ

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

【鈴鹿】旭山と幻のキトラ

投稿記事 by Kasaya »

【 日 付 】11年9月23日
【 山 域 】鈴鹿
【メンバー】独り
【 天 候 】快晴
【 ルート 】黄和田城跡9:00---10:00嶽---11:30旭山---12:30東山---13:32政所---14:00駐車地

先日ハリマオさんのレポにあった旭山というのを地図でみていたらちょっと行きたくなってきた。登山地図の赤線は黄和田から
登るようになっている。まあこちらから登るのが順当だろうと黄和田に車を進めた。で登山口はどこなんだろう。それらしき
ものが分からない。こういう人里近い山ではアプローチを間違えると時々えらい目に会う。そう思って道の脇に立っていた年配の
人に聞いてみる。「旭山への登山口はどこでしょうか?」「旭山?」まるで聞いたことなさそう。隣にも同年輩の人がいて二人に
地図を見せるがこれは君ヶ畑のほうだと仰る。地図の赤線は黄和田から出てるのに。要は全然知らないらしい。あきらめてまた
道を行くと今度は古い標識がありそこに「嶽」に行くには黄和田城跡地から登るようなことが書いてある。これだこれだと思い
今度は別の人に黄和田城跡はどこですかと聞いたら、すぐ側の道を指差しそこを上がっていくのだと教えてくれた。さすがに
黄和田城跡は知っている様だ。しかしこのメインルートとも言うべき道に黄和田城跡入り口を示す何の表示もない。何でだろう。
細い道を車で上がるとすぐに石垣の見える場所に出た。どうもここらしい。道の確認をしているとおばあさんが通りかかり、
嶽へ登るのかと聞いてくる。旭山が目的だが嶽にも行くのでハイと答えると、今は道が崩れていないかなあと心配してくれる。
先の年配の男性よりさらに年上の感じだが、ちゃんと知っている人がいた。何となく嬉しい。
(嶽といえば皆知っていたのかもしれないが)
嶽の案内
嶽の案内
 車を停めていざ出発。すぐに黄和田城の石垣が目の前に現れる。昔はそれなりの館だったのだろう。何箇所かに石垣が点在
している。京極家のお城と説明書きにあった。こんな山奥だけどいろんな歴史があったんだろうなあ。
黄和田城の石垣
黄和田城の石垣
ところで登山道はどこか。よく分からない。ただ取り付きの尾根は目の前のもので間違いなさそうなのでそのまま登っていく。
登山道らしきものが出てきたり消えたりするが、藪もないので特に苦労することなく忠実に尾根を辿っていく。登山地図では嶽に
行かずに旭山方面に道が続いているが、先ほどの道標などからして嶽には地元の人が登っているような感じで道もそれらしく続いて
いる。ただしすごく急である。今日は涼しくて助かるが丁度1時間ほどでその嶽らしき場所に着いた。祠か何かあると期待した頂上は
何もなし。三角点のみで何の標識もない。エーッ!下の説明書きは何だったのだろう。見晴らしも特に良くないピークに未練はなく
ここからは北を目指す。地図で見るとあまり上り下りのない稜線が続いておりそこを送電線が平行して走っている。しばらく歩いて
いくと巡視路を見つける。巡視路は当然鉄塔に向かっているが尾根通しなのでこれは非常に歩きやすい。殆どこれに頼るような形で
どんどん北上する。鉄塔の下が切り開かれていて見晴らしがいいのでそこで周りの山を特定しようと思ったら、あれま?登山地図を
車においてきたようだ。25千はあるから歩くには困らないけどちょっと離れた山が特定できない。しゃあないなあ。でも目指す旭山は
755のピークで良かったっけ?キトラは774ピークだったかな。25千図には何も書かれておらず、目的地がすこぶるぼやけてきた。

 行ってみれば分かるかとどんどん進んでいくと旭山とキトラを分ける分岐に来た。小さなお地蔵さんがあるところだ。ここを右に
行けば755ピークで旭山だろうと思い進んでいく。距離も標高さも、さほどでもなくすぐに着いたピークは果たして旭山なのか。
三角点はある。でも旭山を示すものはない。地面に標識のようなものが落ちていたのでひっくり返すと旭山の文字が書かれている。
おーっ!やっぱりここか。目的地到着である。立派な道はまだ北に向かって延びているがこれ以上進むと戻るのが大変。ここで
ランチとする。しかし何もないねえ。見晴らしも全くなし。今日は祝日。誰か来ないかなと期待するが。やっぱりこの山では来ない
だろう。独り寂しくビールを飲みラーメンを食す。でも冷やしたビールは周りの雰囲気と関係なくおいしい。最近保冷材にくるんだ
ビールがたまらなくおいしく思えて癖になっている。でも今日のはちょっと冷えすぎ。頭が痛くなってくるぐらいだっった。
旭山
旭山
 長居は無用の頂上か。今度はキトラに行ってみよう。そう思って今来た道を戻りお地蔵さんの分岐を西くに行く。ここだろうと目星を
つけたピークに着いたが何の標識もない。そして見晴らしもない。ここらはホント標識のないところだ。何の面白みもなくちょっと
下がったところが広く気分が良かったのでそこでコーヒータイムとする。さてさてここはホントにキトラかな。地図がないので確認が
難しい。(後で地図を見たらこの場所は東山でキトラはこの先の747の標高点のある場所だった)しかしそこまで行く気がしない。
地形的にもさして面白そうでもないし。どうせならここから南南西に延びる尾根を降りたほうが車まで戻るのも楽でいい。
なんだかんだといいつつ結局その尾根を降りることにした。道があるのか不安だったが思いのほか広く歩きやすい。これは行けると
どんどん下っていく。
途中で山仕事の音が聞こえたりするが何の雑作もなく地図どおりに政所の手前に降りられた。本日の登山終了であるヤレヤレ。
東山と思しきところ
東山と思しきところ
 後はブラブラ歩くだけ。政所の町に入ると昔の屋根型を残したままの家がたくさんあることに気づく。皆、茅葺でなくトタン板に
変わっているのが残念だが昔の風情が少し残っている。古いお寺もなかなか立派。たまにはこうして町を歩くのもいいかな。
車で行くと気づかずに通過してしまうのだ。政所から黄和田にはいり坂道を登ってもうすぐ駐車地に着くというところで庭先で
おしゃべりをしているおばあさんと目を合わず。これから山登りかねと聞いてくるので、嶽からぐるっと回って政所に降りたところと
答えると今朝の人かね。無事で何よりとやさしい言葉をかけてくれた。政所から降りてきたというだけで若いねーとも言われる。
最近は皆歩かないんだろうな

 秋晴れの中、半日行程のぶらり旅。初めてだったのでちょっと山中急ぎすぎた。もちょっとゆっくりしても良かったかなあ。
今度はヒキノを通ってノタノ坂まで行ってみようか。

Kasaya
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【鈴鹿】旭山と幻のキトラ

投稿記事 by 柳川洞吹 »

Kasayaさん こんばんは

 先日ハリマオさんのレポにあった旭山というのを地図でみていたらちょっと行きたくなってきた。

思い立ったら吉日です。

 登山地図の赤線は黄和田から登るようになっている。で登山口はどこなんだろう。それらしきものが分からない。こういう人里近い山ではアプローチを間違えると時々えらい目に会う。

これは、よくあるパターンですね。
こんなときは、登山口がわかればその登山は99%成功したも同然です。

 あれま?登山地図を車においてきたようだ。25千はあるから歩くには困らないけどちょっと離れた山が特定できない。しゃあないなあ。でも目指す旭山は
755のピークで良かったっけ?キトラは774ピークだったかな。25千図には何も書かれておらず、目的地がすこぶるぼやけてきた。


あれま、山の名前がわからなくなっちゃいましたね。

 おーっ!やっぱりここか。目的地到着である。ここでランチとする。しかし何もないねえ。見晴らしも全くなし。

ここはほんまに、ないないづくしの山頂です。
しかも、ボーッと歩いてたら通り過ぎてしまいそう。

 独り寂しくビールを飲みラーメンを食す。でも冷やしたビールは周りの雰囲気と関係なくおいしい。最近保冷材にくるんだビールがたまらなくおいしく思えて癖になっている。

乾いた喉に、キンキンに冷えたビールはたまりませんね。

 なんだかんだといいつつ結局その尾根を降りることにした。道があるのか不安だったが思いのほか広く歩きやすい。これは行けるとどんどん下っていく。
 途中で山仕事の音が聞こえたりするが何の雑作もなく地図どおりに政所の手前に降りられた。本日の登山終了であるヤレヤレ。
 秋晴れの中、半日行程のぶらり旅。初めてだったのでちょっと山中急ぎすぎた。もちょっとゆっくりしても良かったかなあ。


旭山周辺はいかがでしたか。
このへんは地味な山域ですけど、どんな山にもそれなりの味というものがありますね。

よい山旅を!
                            洞吹(どうすい)
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】旭山と幻のキトラ

投稿記事 by ハリマオ »

かさやん こんにちわ

先日ハリマオさんのレポにあった旭山というのを地図でみていたらちょっと行きたくなってきた。
しょーもない所と書いたのに行ったのですか。まあ、どんな所でも一度は自分の目で確かめなくちゃね。


登山地図の赤線は黄和田から登るようになっている。まあこちらから登るのが順当だろうと黄和田に車を進めた。

ご立派です。正統派ですね。

「旭山への登山口はどこでしょうか?」「旭山?」まるで聞いたことなさそう。
西尾さんの採名は必ずしも一般的ではなく、地元で通用しないことがありますね。

さすがに黄和田城跡は知っている様だ。
城跡といい看板といい、やはりこちらが由緒ある表側なのですね。気が向いたら私も行こうっと。

先ほどの道標などからして嶽には地元の人が登っているような感じで道もそれらしく続いている。ただしすごく急である。今日は涼しくて助かるが丁度1時間ほどでその嶽らしき場所に着いた。祠か何かあると期待した頂上は何もなし。三角点のみで何の標識もない。エーッ!下の説明書きは何だったのだろう。
どうも地元の人も殆ど登らない感触ですね。住民の方も殆ど高齢者だから無理もないけど。


でも目指す旭山は755のピークで良かったっけ?キトラは774ピークだったかな。25千図には何も書かれておらず、目的地がすこぶるぼやけてきた。
二万五千図にこそ書き込みしとかないとあきませんね。

距離も標高さも、さほどでもなくすぐに着いたピークは果たして旭山なのか。
三角点はある。でも旭山を示すものはない。地面に標識のようなものが落ちていたのでひっくり返すと旭山の文字が書かれている。

これは地面に裏返しに落ちていたので、私が三角点に立てかけておいたのですが・・・
誰かがまたどかしたのか、それとも台風のせいかな。


おーっ!やっぱりここか。目的地到着である。立派な道はまだ北に向かって延びているがこれ以上進むと戻るのが大変。ここで
ランチとする。

いいですねえ、そのズボラさ。わしと一緒や。
ところで山の神峠分りました?


さてさてここはホントにキトラかな。地図がないので確認が
難しい。(後で地図を見たらこの場所は東山でキトラはこの先の747の標高点のある場所だった)しかしそこまで行く気がしない。
地形的にもさして面白そうでもないし。

なんだか同じような考えで、鏡をみているような。

後はブラブラ歩くだけ。政所の町に入ると昔の屋根型を残したままの家がたくさんあることに気づく。皆、茅葺でなくトタン板に
変わっているのが残念だが昔の風情が少し残っている。古いお寺もなかなか立派。たまにはこうして町を歩くのもいいかな。

いいですね。山歩くよりいいかもしんない (^◇^)
あれは茅葺の上にトタンを被せてあるんですよね。子供のころはうちの近くにもありました。
ところで途端に質問に変わりますが、トタンの語源知ってますか? 答えが出なくて塗炭の苦しみなんちって・・・

 秋晴れの中、半日行程のぶらり旅。初めてだったのでちょっと山中急ぎすぎた。もちょっとゆっくりしても良かったかなあ。
今度はヒキノを通ってノタノ坂まで行ってみようか。

けっこう紅葉はいける感触です。縦走いいですね。

そうそうトタンはポルトガル語でした

                      ハリマオ
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】旭山と幻のキトラ

投稿記事 by 宮指路 »

Kasayaさん、こんばんは

こういう人里近い山ではアプローチを間違えると時々えらい目に会う。そう思って道の脇に立っていた年配の人に聞いてみる。「旭山への登山口はどこでしょうか?」「旭山?」まるで聞いたことなさそう。隣にも同年輩の人がいて二人に地図を見せるがこれは君ヶ畑のほうだと仰る。地図の赤線は黄和田から出てるのに。要は全然知らないらしい。

地元の人は意外に知らないものですね。
狭い人里から登るのは駐車地を探すのも一苦労ですね。

ところで登山道はどこか。よく分からない。ただ取り付きの尾根は目の前のもので間違いなさそうなのでそのまま登っていく。
登山道らしきものが出てきたり消えたりするが、藪もないので特に苦労することなく忠実に尾根を辿っていく。登山地図では嶽に行かずに旭山方面に道が続いているが、先ほどの道標などからして嶽には地元の人が登っているような感じで道もそれらしく続いている。ただしすごく急である。今日は涼しくて助かるが丁度1時間ほどでその嶽らしき場所に着いた。祠か何かあると期待した頂上は
何もなし。三角点のみで何の標識もない。


ネットで見た写真には標識はあったように思いますが誰かが外したのでしょうか?

 行ってみれば分かるかとどんどん進んでいくと旭山とキトラを分ける分岐に来た。小さなお地蔵さんがあるところだ。ここを右に行けば755ピークで旭山だろうと思い進んでいく。距離も標高さも、さほどでもなくすぐに着いたピークは果たして旭山なのか。
三角点はある。でも旭山を示すものはない。地面に標識のようなものが落ちていたのでひっくり返すと旭山の文字が書かれている。
おーっ!やっぱりここか。目的地到着である。


やっと見つかりましたね
キトラ山.gif
立派な道はまだ北に向かって延びているがこれ以上進むと戻るのが大変。ここで
ランチとする。しかし何もないねえ。見晴らしも全くなし。今日は祝日。誰か来ないかなと期待するが。やっぱりこの山では来ない
だろう。独り寂しくビールを飲みラーメンを食す。でも冷やしたビールは周りの雰囲気と関係なくおいしい。最近保冷材にくるんだ
ビールがたまらなくおいしく思えて癖になっている。


展望もなにもない山ならせめて食事やビールくらいは楽しみたいですね


 長居は無用の頂上か。今度はキトラに行ってみよう。そう思って今来た道を戻りお地蔵さんの分岐を西くに行く。ここだろうと目星を
つけたピークに着いたが何の標識もない。そして見晴らしもない。ここらはホント標識のないところだ。何の面白みもなくちょっと


名前は何か怪しげですが、何もない場所らしいですね。

地形的にもさして面白そうでもないし。どうせならここから南南西に延びる尾根を降りたほうが車まで戻るのも楽でいい。
なんだかんだといいつつ結局その尾根を降りることにした。道があるのか不安だったが思いのほか広く歩きやすい。これは行けるとどんどん下っていく。
途中で山仕事の音が聞こえたりするが何の雑作もなく地図どおりに政所の手前に降りられた。本日の登山終了であるヤレヤレ。


はっきりした尾根には登山道の記しはなくとも何らかの道がついていますね。

 立派。たまにはこうして町を歩くのもいいかな。車で行くと気づかずに通過してしまうのだ。
後はブラブラ歩くだけ。政所の町に入ると昔の屋根型を残したままの家がたくさんあることに気づく。皆、茅葺でなくトタン板に
変わっているのが残念だが昔の風情が少し残っている。古いお寺もなかなか


そうですね。家の近くでも歩いてみると普段気がつかないことを発見したりしますね。


                                  宮指路
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】旭山と幻のキトラ

投稿記事 by Kasaya »

洞吹さん こんばんは
中途半端な時間帯のレスですね。お休みでしたか。
私は明日から3連休。でも天気が芳しくありません。

思い立ったら吉日です。
ホントは前の日に行こうとしたのですが、台風の影響か国道が通行止め。この日の出直しでした。近場だとすぐにいけていいですねえ。
思い立ったのはその前の日だし。

これは、よくあるパターンですね。
こんなときは、登山口がわかればその登山は99%成功したも同然です。

今まで何度か失敗してますから。登山口に予定の時間に立てれば成功した気になります。

あれま、山の名前がわからなくなっちゃいましたね。
登山地図は地元の人に山の名前を聞いたときに出してそのまま助手席においてしまいました。

ここはほんまに、ないないづくしの山頂です。
しかも、ボーッと歩いてたら通り過ぎてしまいそう。

確かに!頂上と気がつかないかもしれません。

乾いた喉に、キンキンに冷えたビールはたまりませんね。
やっぱりビールは冷やさなくてはと最近改めて思います。

旭山周辺はいかがでしたか。
このへんは地味な山域ですけど、どんな山にもそれなりの味というものがありますね。

天気がよかったのでもうちょっとゆっくりしたらよかったなあと思います。
次回はじっくり歩きたい

Kasaya
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】旭山と幻のキトラ

投稿記事 by Kasaya »

ハリマオさん こんばんは

しょーもない所と書いたのに行ったのですか。まあ、どんな所でも一度は自分の目で確かめなくちゃね。
記述と同じなら同じ、違っていたら違っていることを確認して喜ぶ。変なものですね。

ご立派です。正統派ですね。
ハリマオさんのレポでもそのようなことが書いてあったので参考にしました。

西尾さんの採名は必ずしも一般的ではなく、地元で通用しないことがありますね。
登山地図に書かれている地名は西尾本から取ったものもあるのですか?

城跡といい看板といい、やはりこちらが由緒ある表側なのですね。気が向いたら私も行こうっと。
政所も黄和田もいかにも田舎といった感じですね。落ち着いたいいところかも

どうも地元の人も殆ど登らない感触ですね。住民の方も殆ど高齢者だから無理もないけど。
山はもう生活に関係ないのでしょう

二万五千図にこそ書き込みしとかないとあきませんね。
思い立ってやってきたので、25千図をプリントしただ。山岳地図があるからよかろうと転記せず。
ちょっぴりずぼらでした。

これは地面に裏返しに落ちていたので、私が三角点に立てかけておいたのですが・・・
誰かがまたどかしたのか、それとも台風のせいかな。


おそらく台風でしょう。私も三角点の上に置き去りにしましたが、そのうち風で飛ばされるかな

いいですねえ、そのズボラさ。わしと一緒や。
ハリマオさんのときは暑かったでしょう。この日はさわやか。でもこれ以上行く気にはなれませんでした。

ところで山の神峠分りました?
途中で看板を見つけました。でも地形的に見てその場所がホントに正しい峠を指しているのか疑わしい気がしています。
山ノ神峠.JPG
なんだか同じような考えで、鏡をみているような。
うろ覚えでしたが、確かハリマオさんも行ってなかったなーと思ってました。でも後でネットで検索したらキトラには何の表示も無いような
記述を見つけました。きっと東山と大差ないのでしょう。

いいですね。山歩くよりいいかもしんない (^◇^)
里歩きもいいですね。年をとったらそっちになりそう。

ところで途端に質問に変わりますが、トタンの語源知ってますか? 答えが出なくて塗炭の苦しみなんちって・・・ 
ウッ!トタンの3連発。トタンの語源はうちのトータンに聞いてみます (笑)

けっこう紅葉はいける感触です。縦走いいですね。
自転車をノタノ坂やその先のT字尾根の麓あたりにデポしておいたらいい周回ができそうです。そのうちやってみようかな。

そうそうトタンはポルトガル語でした。   
ハリマオさんは学がありますね。さすが岳人!

Kasaya
アバター
わりばし
記事: 1774
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】旭山と幻のキトラ

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、Kasayaさん。

細い道を車で上がるとすぐに石垣の見える場所に出た。どうもここらしい。道の確認をしているとおばあさんが通りかかり、
嶽へ登るのかと聞いてくる。旭山が目的だが嶽にも行くのでハイと答えると、今は道が崩れていないかなあと心配してくれる。
先の年配の男性よりさらに年上の感じだが、ちゃんと知っている人がいた。何となく嬉しい。
(嶽といえば皆知っていたのかもしれないが)

里に近い山は、聞き取りの場所や人によって呼び名が違うことがありますからね。

 車を停めていざ出発。すぐに黄和田城の石垣が目の前に現れる。昔はそれなりの館だったのだろう。何箇所かに石垣が点在
している。京極家のお城と説明書きにあった。こんな山奥だけどいろんな歴史があったんだろうなあ。

これってすごいですね。

八風街道が栄えた時代の遺跡ですね。

それにしても、よくこれだけまともな形で残っていましたね。

信長が統治するまで、八風街道の関所としてにらみをきかせていたのでしょうね。


 長居は無用の頂上か。今度はキトラに行ってみよう。そう思って今来た道を戻りお地蔵さんの分岐を西くに行く。ここだろうと目星を
つけたピークに着いたが何の標識もない。そして見晴らしもない。ここらはホント標識のないところだ。何の面白みもなくちょっと
下がったところが広く気分が良かったのでそこでコーヒータイムとする。さてさてここはホントにキトラかな。地図がないので確認が
難しい。(後で地図を見たらこの場所は東山でキトラはこの先の747の標高点のある場所だった)しかしそこまで行く気がしない。
地形的にもさして面白そうでもないし。どうせならここから南南西に延びる尾根を降りたほうが車まで戻るのも楽でいい。
なんだかんだといいつつ結局その尾根を降りることにした。道があるのか不安だったが思いのほか広く歩きやすい。これは行けると
どんどん下っていく。
途中で山仕事の音が聞こえたりするが何の雑作もなく地図どおりに政所の手前に降りられた。本日の登山終了であるヤレヤレ。

個人的には山の神峠から政所までの古道を歩いてほしかったなあ。

政所がお茶やたばこの栽培で栄えた戦前までよく使われていた路です。


 後はブラブラ歩くだけ。政所の町に入ると昔の屋根型を残したままの家がたくさんあることに気づく。皆、茅葺でなくトタン板に
変わっているのが残念だが昔の風情が少し残っている。古いお寺もなかなか立派。たまにはこうして町を歩くのもいいかな。
車で行くと気づかずに通過してしまうのだ。政所から黄和田にはいり坂道を登ってもうすぐ駐車地に着くというところで庭先で
おしゃべりをしているおばあさんと目を合わず。これから山登りかねと聞いてくるので、嶽からぐるっと回って政所に降りたところと
答えると今朝の人かね。無事で何よりとやさしい言葉をかけてくれた。政所から降りてきたというだけで若いねーとも言われる。
最近は皆歩かないんだろうな

小学校も廃校になり高齢化が進むばかりです・・・ :(

めちゃくちゃ渋くて良いコースですね。

行ってみたくなりました。

                                                 わりばし
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】旭山と幻のキトラ

投稿記事 by Kasaya »

宮指路さん こんばんは

地元の人は意外に知らないものですね。
嶽といえば分かったかもしれませんが、山を知らない感じは否めませんでした。
狭い人里から登るのは駐車地を探すのも一苦労ですね
ホンとですねえ。ただしっかりと登山口も探しておかないとひどい目にあったりするので慎重に探しました。

ネットで見た写真には標識はあったように思いますが誰かが外したのでしょうか?
どっかにあったのかなあ

やっと見つかりましたね
地形的にはここのはずですが、確証がほしいですね。

展望もなにもない山ならせめて食事やビールくらいは楽しみたいですね
天気がよかったのでまあ良しとします。

名前は何か怪しげですが、何もない場所らしいですね。
ここは結局キトラではなく東山でした。表示がまったく見当たらないのが解せません。

はっきりした尾根には登山道の記しはなくとも何らかの道がついていますね。
登山地図を後でみたらしっかり赤線の引かれている尾根でした。納得の道の状態です。


そうですね。家の近くでも歩いてみると普段気がつかないことを発見したりしますね。
たまには車をやめて歩かないといけませんねえ

Kasaya
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】旭山と幻のキトラ

投稿記事 by Kasaya »

わりばしさん こんばんは

里に近い山は、聞き取りの場所や人によって呼び名が違うことがありますからね。
嶽は地図にもきちんと記載されてますよ。嶽が里山なんでしょうね。

これってすごいですね。
八風街道が栄えた時代の遺跡ですね。
それにしても、よくこれだけまともな形で残っていましたね。
信長が統治するまで、八風街道の関所としてにらみをきかせていたのでしょうね。

しっかりと説明を読んでいませんでしたが、京極でも色々系統があるようです。城というより大きめの館という感じですね。

個人的には山の神峠から政所までの古道を歩いてほしかったなあ。
政所がお茶やたばこの栽培で栄えた戦前までよく使われていた路です。
わりばしさんはよく研究されてますね。地図に赤線もあるようなのでたどるのはそんなに難しくないのでしょう。
このときは思いもしませんでしたが。

小学校も廃校になり高齢化が進むばかりです・・・
廃校ですか。よく知ってますね


めちゃくちゃ渋くて良いコースですね。行ってみたくなりました。

こういう反応をするのはわりばしさんぐらいです

Kasaya
返信する