【山域】湖南／鶏冠山
【ルート】馬頭観音P10:30－竜王山ー天狗岩ー14:00鶏冠山(ピストン)－16:10馬頭観音
【天候】晴れ
【メンバー】単独
明日から天気がご機嫌ナナメらしい。山遊びするなら今のうちに…と出かけることにする。
とはいえ、この季節のトレンドは、白銀の稜線のスノーシュー散歩だろうが、肝心のスノーシューが経年劣化でプッツンしてしまった。持ち主より先に逝くって、心が悼む（フトコロも痛む！）
なので、行き先の選択範囲は「雪の無い山」。昨季なら雪の無い山なんて、探すまでもなかったが、今は琵琶湖の回りでは湖南エリアしかない。
と言うわけで、ダートの矢が当たったのがこの山。
金勝(こんぜ)アルプスと鶏冠(けいかん)山…。近くなのに行ったこと無いのでwebを検索して登山口を探す。
まずは道の駅｢こんぜの里りっとう」へ。ちょうど9時。開店したばかりで、店番のオネーさんにガイドマップをいただく。
ここから東並木林道を金勝寺を経て馬頭観音堂の駐車場まで車で入れる。
駐車場(標高590m)からの眺望が素晴らしい。比良～湖北～伊吹～霊仙～鈴鹿の主峰が連なり、手前に三上山や金勝アルプスの岩稜が並ぶ。
牛に続き馬や鶏、竜まで出てきて、まるで干支のオンパレード。このあと、猿や兎くらいならいいけど蛇や猪は出てきてほしくない。
今日のコース最高点の竜王山は、遠望の写真だけ撮って通過。
目の前にロケットのように空に突き上げる岩が登場。これが天狗岩だな！とすぐ分かる。
「今日の目標は鶏冠山。道草してる場合じゃない！」
強がりの言い訳を口にして、先を急ぐ。確かに寄り道している間に正午を回ってしまった。
稜線の西(左)側には湖南の市街地や琵琶湖を挟んで比叡山などの眺望が広がる。反対の東側には鈴鹿以北の山並がボンヤリ。花崗岩の風化したザレザレの乾いた道は歩きやすいが、滑りやすくもある。
桐生への鞍部の手前のco400mピークで遅くなったランチ。今日もカップ麺とアワワのイージーヴァージョンだ。
ここで結構逡巡したのだった。時刻は12時45分。すぐ目の前に鶏冠山409.8ｍが聳え立つ。
ま、とにかくランチしてから考えよう。
思考というものは勝手なもので、おなかが満たされてアワワの勢いが加わると、さっきの不安感はどこへやら。ランチは30分で切り上げ、足は躊躇なく鶏冠山へ向かって歩き出した。
鞍部からは、階段や補助ロープがこれでもかと丁寧に設けられた登山路を30分ほどで山頂広場。ちょうど14時だ。
- 湖南市街地と比叡山
ややモヤっぽい遠景ながら冬晴れの一日、地元の雪無し岩山をマッタリ楽しめた。
～びわ爺
駐車場(標高590m)からの眺望が素晴らしい。比良～湖北～伊吹～霊仙～鈴鹿の主峰が連なり、手前に三上山や金勝アルプスの岩稜が並ぶ。