【白山北方】清水平から笈ヶ岳
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【白山北方】清水平から笈ヶ岳
【日 付】2011年9月24日(土)
【山 域】白山北方 笈ヶ岳1841.4m
【天 候】晴れ
【コース】林道駐車地5:35---6:09取水ダム---7:31水晶谷---8:27尾根取付き---9:27西尾根1420m---10:11岩壁基部
---11:27笈ヶ岳12:31---14:37尾根取付き---15:15水晶谷---16:34取水ダム---17:13駐車地
夜明けとともに歩き出そうと思っていた。車が2台、ヘッドライトで闇を照らして通り過ぎた。意外に登山者が多いのか。
林道終点手前で工事が行われていた。関係者なのか数台の車が止まっている。さっき通り過ぎた車はなぜか見当たらない。
林道は地形図よりも延びており、対岸の大規模ながけ記号の前あたりで終わっていた。
ここから645m標高点先にある取水ダムまでは北陸電力の巡視路を辿る。極めてよく整備された歩道で、50mごとに距離
表示がある。道の造作も自然で、頭上に被さる樹林の美しさと相まって、渓谷の遊歩道を歩いているような風情がある。
あるHPでは黒部の下の廊下のようだと書いていたが、それは言い過ぎだろう。
30分ほどで取水ダムに到着した。ダムへ上がる階段にはチェーンが掛けられ、看板がぶら下がっていた。「関係者以外立
ち入り禁止。登山道を利用される方は十分注意して通行して下さい。」なにかずいぶん矛盾した言い方だが、要するに通っ
てもいいということだろう。
ダムを右岸に渡ると本格的な登山道が始まる。一度河原に下りた道は、ソリクラ谷の出合にかかるワイドな滝を見ながら
高度を上げて行き、源頭部に大規模なガケ記号を持つ谷へ入って行った。
ホントに合っているのかと心配になるぐらい、支谷沿いに高度を稼ぐ。足元はやや不安定だが、十分にいい道と言えるだろう。
途中で3人パーティーを追い越した。荷物の大きさから見てテント泊のようだ。
870mあたりまで登ったところで道は谷を渡って対岸の尾根へ伸びていた。結局970mまで上がってやっと水平道となった。
はるか下に見えなくなった雄谷が大ゴルジュを形成している部分である。木が繁っているので高度感はないものの、落ちる
ことは許されない道だ。
再び水音が聞こえ出すと水晶谷への急降下が始まる。固定ロープが実にありがたい、滑りやすい下りだ。
水晶谷には鉄板2枚の赤い橋が掛けられている。歩くとボヨンボヨンとたわむので気持ちが悪い。この下流には地形図にも
記載されている黒滝がある。
橋を渡って尾根の鼻を回り込むと、よく踏まれた広い道に変わった。清水谷の流れが近付く。ちょうど滝記号のあるあたり
だ。水量は多く、轟々と音を立てて流れている。
ここからが清水平のブナ林の始まりである。と言ってもブナの純林ではなく、トチやサワグルミ、カエデ等との混生林だが、
巨樹の多いことと森そのものの佇まいが素晴らしい。この森に遊ぶだけでもここまで来る価値があるかもしれない。
それにしてもずいぶんいい道が続いているが、西尾根への取り付きはどの辺にあるんだろう。
途中の小沢でランチ用の水を補給した。
清水谷の1128m標高点のあたりで道が左へ分岐した。木の枝にはテープと赤ペンキ。ここだな。HPでよく見かける小屋は
どこにあるんだろう。(帰路、下りてきてここに着いた時正面に見えた。直進するのが小屋への道だった。)
左折して急傾斜の尾根に取り付く。ここも見事なブナの多い尾根だが、ひたすら急傾斜である。相変わらず道はしっかりと付
けられている。
傾斜が緩んだ。笈ヶ岳西尾根に乗ったのだ。北側に頭を覗かせているのは大笠山だ。
尾根芯にヒノキの繁るヤセ尾根を通過すると踏み跡が細くなってきた。と同時にヤブが被り始める。とは言え、足元はしっかり
踏まれているので進路を見失うことはない。
ヤブを掴みながら急登すると目の前に岩壁が立ちはだかった。Ca1620m付近である。正面突破は不可能。ここは岩壁の
基部を右に回り込んで回避する。トラバースの途中で白山が姿を見せた。いい天気だ。その手前には積雪期のルートとなる
冬瓜山からシリタカ山の稜線が横たわる。 このトラバースルートはいい道とは言えない。岩壁が尽きたところでミニルンゼ状の急斜面にルートが引かれていた。固定ロ
ープが連続して現われる。あまり下りたいとは思わない急傾斜だ。40mほど上がったところで尾根に復帰した。
笈ヶ岳西尾根の真髄はここからだった。すぐそこに見えている山頂までの距離はわずか500m。標高差も170mばかり残す
のみである。まさか山頂まで1時間も要するとは思わなかった。
ルートは完全に背丈を越すヤブに没している。それでも足元に踏まれた跡があるのが救いだ。尾根自体は細いので進むべ
き方向ははっきりしている。
前方から声が聞こえた。どうやら下山パーティーのようだ。こちらはクマ鈴を鳴らしているのでわかっていると思っていたが、
目の前まで来てびっくりされた。「ついに出たかと思いましたよ。」鈴を付けていない人に驚かれるとは。
クマ鈴を付けたクマがいたらお目にかかりたいものである。
ずいぶん早い下山だと思ったら、清水平でのテント泊だったようだ。本日の日帰り組は私ひとりだけらしい。
ヤブはますます濃く、足元も怪しくなってきた。スピードはまったく上がらず牛の歩みの如くである。ササや潅木を掴む手も
疲れてきた。すぐそこに見えていたはずの山頂はいくら経ってもなかなか近付かない。
最後の最後くらいは腰高のササをルンルンと山頂に到達というのを想像していたのだが、そんなに甘くはなかった。
うまくいけば11時には登頂と踏んでいたがなんのなんの。
ついに目の前のヤブが切れてぽっかり切り開かれた空間に飛び出した。笈ヶ岳の山頂だ。
結局岩壁の巻き終わりから1時間。時速500mのヤブコギだった。
予想外にさっきの7人パーティーと最初の3人の計10人に会ってしまったが、山頂は貸切りだ。
笈ヶ岳1841.4m。長い間憧れていた山頂だった。20年ばかり前、山と渓谷社から出ていた「諸国名山案内 中部編」とい
うガイドブックにこの山のことが載っていた。それはその本の中で異彩を放つガイド文だった。
他の山がすべて一般登山道でほぼ日帰りで紹介されているのに対して、この山だけは違っていた。
直海谷川から奈良岳、大笠山を経て山頂に至り、さらに三方岩岳まで縦走するという、積雪期限定のテント泊2泊コースとし
て紹介されていたのだ。そこに並んでいた写真に圧倒され、魅了されてしまった。
14年前に柳川洞吹氏と桂湖から大笠山経由で目指したことがあった。しかしその時は思わぬ体調不良で断念。大笠山か
らその姿を眺めるだけで終わってしまった。
その後南側のジライ谷からルートが開かれ、残雪期なら簡単に日帰りできる山になった。200名山ブーム、中高年登山ブー
ムと相まって、人の姿を見ない方が稀な山になってしまった。できるだけ人に会わなくて済む方法を考えていた。
残念ながら白山は雲の中に隠れてしまい、アルプス方面もわずかに御岳と乗鞍が姿を見せる程度。別山、猿ヶ馬場、籾糠、
人形、三ヶ辻、大笠、奈良、猿ヶ山といった山々はよく見える。
ぬるいビールでも極上の旨さだ。ゆっくり食事する余裕がないかもしれないと、コンロを置いていこうかとも思ったが持ってきて
よかった。清水平の美味い水で食後のコーヒーも楽しむ。
山頂まで6時間を要したがほぼ予定通り。12時半には出発したい。下りもあの道を戻らねばならないと思うとのんびりしては
いられない。
ヤブの中に飛び込む。20分ほど下ったところで朝の3人パーティーと再会。清水平でテントを張ってきたようだ。あとどれくらい
ですと聞かれると答え辛い。このヤブの中を歩くスピードは個人差が大きいのだ。
岩壁の巻きを慎重に下り、基部からの下りでルートを失ってしまった。似たような踏み跡らしきものが錯綜しており、気が付
けば真南へ下り始めていた。早めの処置でルートへ復帰して事なきを得た。
水晶谷からの登り返しは、どれだけ登らせるんやと思うぐらい疲れた足には辛いものがある。それでもここを乗り切れば登り
は終了。取水ダムからの遊歩道は今日の山行を反芻するには持って来いのプロムナードだった。
車に戻った時、西の山の端に沈みかけた夕日が眩い最後の光を放っていた。
山日和
【山 域】白山北方 笈ヶ岳1841.4m
【天 候】晴れ
【コース】林道駐車地5:35---6:09取水ダム---7:31水晶谷---8:27尾根取付き---9:27西尾根1420m---10:11岩壁基部
---11:27笈ヶ岳12:31---14:37尾根取付き---15:15水晶谷---16:34取水ダム---17:13駐車地
夜明けとともに歩き出そうと思っていた。車が2台、ヘッドライトで闇を照らして通り過ぎた。意外に登山者が多いのか。
林道終点手前で工事が行われていた。関係者なのか数台の車が止まっている。さっき通り過ぎた車はなぜか見当たらない。
林道は地形図よりも延びており、対岸の大規模ながけ記号の前あたりで終わっていた。
ここから645m標高点先にある取水ダムまでは北陸電力の巡視路を辿る。極めてよく整備された歩道で、50mごとに距離
表示がある。道の造作も自然で、頭上に被さる樹林の美しさと相まって、渓谷の遊歩道を歩いているような風情がある。
あるHPでは黒部の下の廊下のようだと書いていたが、それは言い過ぎだろう。
30分ほどで取水ダムに到着した。ダムへ上がる階段にはチェーンが掛けられ、看板がぶら下がっていた。「関係者以外立
ち入り禁止。登山道を利用される方は十分注意して通行して下さい。」なにかずいぶん矛盾した言い方だが、要するに通っ
てもいいということだろう。
ダムを右岸に渡ると本格的な登山道が始まる。一度河原に下りた道は、ソリクラ谷の出合にかかるワイドな滝を見ながら
高度を上げて行き、源頭部に大規模なガケ記号を持つ谷へ入って行った。
ホントに合っているのかと心配になるぐらい、支谷沿いに高度を稼ぐ。足元はやや不安定だが、十分にいい道と言えるだろう。
途中で3人パーティーを追い越した。荷物の大きさから見てテント泊のようだ。
870mあたりまで登ったところで道は谷を渡って対岸の尾根へ伸びていた。結局970mまで上がってやっと水平道となった。
はるか下に見えなくなった雄谷が大ゴルジュを形成している部分である。木が繁っているので高度感はないものの、落ちる
ことは許されない道だ。
再び水音が聞こえ出すと水晶谷への急降下が始まる。固定ロープが実にありがたい、滑りやすい下りだ。
水晶谷には鉄板2枚の赤い橋が掛けられている。歩くとボヨンボヨンとたわむので気持ちが悪い。この下流には地形図にも
記載されている黒滝がある。
橋を渡って尾根の鼻を回り込むと、よく踏まれた広い道に変わった。清水谷の流れが近付く。ちょうど滝記号のあるあたり
だ。水量は多く、轟々と音を立てて流れている。
ここからが清水平のブナ林の始まりである。と言ってもブナの純林ではなく、トチやサワグルミ、カエデ等との混生林だが、
巨樹の多いことと森そのものの佇まいが素晴らしい。この森に遊ぶだけでもここまで来る価値があるかもしれない。
それにしてもずいぶんいい道が続いているが、西尾根への取り付きはどの辺にあるんだろう。
途中の小沢でランチ用の水を補給した。
清水谷の1128m標高点のあたりで道が左へ分岐した。木の枝にはテープと赤ペンキ。ここだな。HPでよく見かける小屋は
どこにあるんだろう。(帰路、下りてきてここに着いた時正面に見えた。直進するのが小屋への道だった。)
左折して急傾斜の尾根に取り付く。ここも見事なブナの多い尾根だが、ひたすら急傾斜である。相変わらず道はしっかりと付
けられている。
傾斜が緩んだ。笈ヶ岳西尾根に乗ったのだ。北側に頭を覗かせているのは大笠山だ。
尾根芯にヒノキの繁るヤセ尾根を通過すると踏み跡が細くなってきた。と同時にヤブが被り始める。とは言え、足元はしっかり
踏まれているので進路を見失うことはない。
ヤブを掴みながら急登すると目の前に岩壁が立ちはだかった。Ca1620m付近である。正面突破は不可能。ここは岩壁の
基部を右に回り込んで回避する。トラバースの途中で白山が姿を見せた。いい天気だ。その手前には積雪期のルートとなる
冬瓜山からシリタカ山の稜線が横たわる。 このトラバースルートはいい道とは言えない。岩壁が尽きたところでミニルンゼ状の急斜面にルートが引かれていた。固定ロ
ープが連続して現われる。あまり下りたいとは思わない急傾斜だ。40mほど上がったところで尾根に復帰した。
笈ヶ岳西尾根の真髄はここからだった。すぐそこに見えている山頂までの距離はわずか500m。標高差も170mばかり残す
のみである。まさか山頂まで1時間も要するとは思わなかった。
ルートは完全に背丈を越すヤブに没している。それでも足元に踏まれた跡があるのが救いだ。尾根自体は細いので進むべ
き方向ははっきりしている。
前方から声が聞こえた。どうやら下山パーティーのようだ。こちらはクマ鈴を鳴らしているのでわかっていると思っていたが、
目の前まで来てびっくりされた。「ついに出たかと思いましたよ。」鈴を付けていない人に驚かれるとは。
クマ鈴を付けたクマがいたらお目にかかりたいものである。
ずいぶん早い下山だと思ったら、清水平でのテント泊だったようだ。本日の日帰り組は私ひとりだけらしい。
ヤブはますます濃く、足元も怪しくなってきた。スピードはまったく上がらず牛の歩みの如くである。ササや潅木を掴む手も
疲れてきた。すぐそこに見えていたはずの山頂はいくら経ってもなかなか近付かない。
最後の最後くらいは腰高のササをルンルンと山頂に到達というのを想像していたのだが、そんなに甘くはなかった。
うまくいけば11時には登頂と踏んでいたがなんのなんの。
ついに目の前のヤブが切れてぽっかり切り開かれた空間に飛び出した。笈ヶ岳の山頂だ。
結局岩壁の巻き終わりから1時間。時速500mのヤブコギだった。
予想外にさっきの7人パーティーと最初の3人の計10人に会ってしまったが、山頂は貸切りだ。
笈ヶ岳1841.4m。長い間憧れていた山頂だった。20年ばかり前、山と渓谷社から出ていた「諸国名山案内 中部編」とい
うガイドブックにこの山のことが載っていた。それはその本の中で異彩を放つガイド文だった。
他の山がすべて一般登山道でほぼ日帰りで紹介されているのに対して、この山だけは違っていた。
直海谷川から奈良岳、大笠山を経て山頂に至り、さらに三方岩岳まで縦走するという、積雪期限定のテント泊2泊コースとし
て紹介されていたのだ。そこに並んでいた写真に圧倒され、魅了されてしまった。
14年前に柳川洞吹氏と桂湖から大笠山経由で目指したことがあった。しかしその時は思わぬ体調不良で断念。大笠山か
らその姿を眺めるだけで終わってしまった。
その後南側のジライ谷からルートが開かれ、残雪期なら簡単に日帰りできる山になった。200名山ブーム、中高年登山ブー
ムと相まって、人の姿を見ない方が稀な山になってしまった。できるだけ人に会わなくて済む方法を考えていた。
残念ながら白山は雲の中に隠れてしまい、アルプス方面もわずかに御岳と乗鞍が姿を見せる程度。別山、猿ヶ馬場、籾糠、
人形、三ヶ辻、大笠、奈良、猿ヶ山といった山々はよく見える。
ぬるいビールでも極上の旨さだ。ゆっくり食事する余裕がないかもしれないと、コンロを置いていこうかとも思ったが持ってきて
よかった。清水平の美味い水で食後のコーヒーも楽しむ。
山頂まで6時間を要したがほぼ予定通り。12時半には出発したい。下りもあの道を戻らねばならないと思うとのんびりしては
いられない。
ヤブの中に飛び込む。20分ほど下ったところで朝の3人パーティーと再会。清水平でテントを張ってきたようだ。あとどれくらい
ですと聞かれると答え辛い。このヤブの中を歩くスピードは個人差が大きいのだ。
岩壁の巻きを慎重に下り、基部からの下りでルートを失ってしまった。似たような踏み跡らしきものが錯綜しており、気が付
けば真南へ下り始めていた。早めの処置でルートへ復帰して事なきを得た。
水晶谷からの登り返しは、どれだけ登らせるんやと思うぐらい疲れた足には辛いものがある。それでもここを乗り切れば登り
は終了。取水ダムからの遊歩道は今日の山行を反芻するには持って来いのプロムナードだった。
車に戻った時、西の山の端に沈みかけた夕日が眩い最後の光を放っていた。
山日和
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
おはようございます、涼しくなり虫の声も賑やかです。秋本番ですね。
ついに行きましたか、名山は興味ない言ってたのに。山日和 さんが書きました:【日 付】2011年9月24日(土)
【山 域】白山北方 笈ヶ岳1841.4m
【天 候】晴れ
【コース】林道駐車地5:35---6:09取水ダム---7:31水晶谷---8:27尾根取付き---9:27西尾根1420m---10:11岩壁基部
---11:27笈ヶ岳12:31---14:37尾根取付き---15:15水晶谷---16:34取水ダム---17:13駐車地
いつかは行くだろう思ってましたが、残雪ときではなくて夏の終わりブッシュ漕ぎだとは予想しませんでした。
ジックリと読ませてもらおう
昔知合いの女如に、秋にこのコースを行こうと誘われた。【 ここから645m標高点先にある取水ダムまでは北陸電力の巡視路を辿る。
30分ほどで取水ダムに到着した。
ダムを右岸に渡ると本格的な登山道が始まる。
再び水音が聞こえ出すと水晶谷への急降下が始まる。固定ロープが実にありがたい、滑りやすい下りだ。
春に残雪快適に歩いたを知っての誘いだったか、気も乗らないし断わった思いが甦りましたよ。
混林がホンマの自然林と聞いた覚えが有ります。混林は豊かな自然を育むんでしょうね。【ここからが清水平のブナ林の始まりである。と言ってもブナの純林ではなく、トチやサワグルミ、カエデ等との混生林だが、
巨樹の多いことと森そのものの佇まいが素晴らしい。この森に遊ぶだけでもここまで来る価値があるかもしれない。
ケモノやキノコも沢山上がることでしょうね。
この小屋は生きてるのかなあ、新しく山道が切開かれたと聞きます。【清水谷の1128m標高点のあたりで道が左へ分岐した。木の枝にはテープと赤ペンキ。ここだな。HPでよく見かける小屋は
どこにあるんだろう。(帰路、下りてきてここに着いた時正面に見えた。直進するのが小屋への道だった。)
好いことですよね、また訪ねる機会も有るだろうです。
夏道ルートは確立してるんだ、いるのは馬力と根性だけかな。【相変わらず道はしっかりと付けられている。
と同時にヤブが被り始める。とは言え、足元はしっかり
踏まれているので進路を見失うことはない。
このトラバースルートはいい道とは言えない。岩壁が尽きたところでミニルンゼ状の急斜面にルートが引かれていた。固定ロ
ープが連続して現われる。あまり下りたいとは思わない急傾斜だ。40mほど上がったところで尾根に復帰した。
ルートは完全に背丈を越すヤブに没している。それでも足元に踏まれた跡があるのが救いだ。尾根自体は細いので進むべ
き方向ははっきりしている。
残雪の五月はルンルンの雪斜面だったですよ、前のレポ読み返したくなりましたワン
熊さんの方が可愛い顔してるんじゃないの【クマ鈴を付けたクマがいたらお目にかかりたいものである。
ずいぶん早い下山だと思ったら、清水平でのテント泊だったようだ。本日の日帰り組は私ひとりだけらしい。
日帰りなんて、清水平での泊りすれば余裕のヨッちゃんなのに。←スンマセン要らんコト言いました。
ヤッパ大変なんだ、まあそれ期待で行かはったんだから満足でしたね。【ヤブはますます濃く、足元も怪しくなってきた。スピードはまったく上がらず牛の歩みの如くである。ササや潅木を掴む手も
疲れてきた。すぐそこに見えていたはずの山頂はいくら経ってもなかなか近付かない。
最後の最後くらいは腰高のササをルンルンと山頂に到達というのを想像していたのだが、そんなに甘くはなかった。
ウヒウヒ、ココに書いてあるがな。【 笈ヶ岳1841.4m。長い間憧れていた山頂だった。20年ばかり前、山と渓谷社から出ていた「諸国名山案内 中部編」とい
うガイドブックにこの山のことが載っていた。それはその本の中で異彩を放つガイド文だった。
他の山がすべて一般登山道でほぼ日帰りで紹介されているのに対して、この山だけは違っていた。
直海谷川から奈良岳、大笠山を経て山頂に至り、さらに三方岩岳まで縦走するという、積雪期限定のテント泊2泊コースとし
て紹介されていたのだ。そこに並んでいた写真に圧倒され、魅了されてしまった。
緑ちゃん冬瓜に行くメールしたときの返信いまも覚えてますよ、さき越されてでしたよね。
【ぬるいビールでも極上の旨さだ。ゆっくり食事する余裕がないかもしれないと、コンロを置いていこうかとも思ったが持ってきて
よかった。清水平の美味い水で食後のコーヒーも楽しむ。
緑ちゃん、焼肉ビールで大展望を楽しみましたよ。
ご苦労様でした、次回は残雪ときに雪面蹴倒してくださいませ。【車に戻った時、西の山の端に沈みかけた夕日が眩い最後の光を放っていた。
お疲れ休みは岩間温泉へどうぞです。
白山好いなあまた移行です。
[attachment=0]広い空.JPG[/attachment]
今朝の深夜便では好い言葉聞きました、イジワル言葉を発せよう隠居大學講座を受講ですた。
緑水
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
山日和さん 今晩は
【コース】林道駐車地5:35---6:09取水ダム---7:31水晶谷---8:27尾根取付き---9:27西尾根1420m---10:11岩壁基部
---11:27笈ヶ岳12:31---14:37尾根取付き---15:15水晶谷---16:34取水ダム---17:13駐車地
夜明けとともに歩き出そうと思っていた。車が2台、ヘッドライトで闇を照らして通り過ぎた。意外に登山者が多いのか。
地図を開きますね。
>ここから645m標高点先にある取水ダムまでは北陸電力の巡視路を辿る。極めてよく整備された歩道で、50mごとに距離
表示がある。道の造作も自然で、頭上に被さる樹林の美しさと相まって、渓谷の遊歩道を歩いているような風情がある。
あるHPでは黒部の下の廊下のようだと書いていたが、それは言い過ぎだろう。
そんなに整備されているのですか
>ホントに合っているのかと心配になるぐらい、支谷沿いに高度を稼ぐ。足元はやや不安定だが、十分にいい道と言えるだろう。
途中で3人パーティーを追い越した。荷物の大きさから見てテント泊のようだ。
そうそう普通テント泊でしょう。
>870mあたりまで登ったところで道は谷を渡って対岸の尾根へ伸びていた。結局970mまで上がってやっと水平道となった。
はるか下に見えなくなった雄谷が大ゴルジュを形成している部分である。木が繁っているので高度感はないものの、落ちる
ことは許されない道だ。
いやな感じですね私はビビリますね。
>ここからが清水平のブナ林の始まりである。と言ってもブナの純林ではなく、トチやサワグルミ、カエデ等との混生林だが、
巨樹の多いことと森そのものの佇まいが素晴らしい。この森に遊ぶだけでもここまで来る価値があるかもしれない。
冬瓜の森も素晴らしいですよ~
>それにしてもずいぶんいい道が続いているが、西尾根への取り付きはどの辺にあるんだろう。
途中の小沢でランチ用の水を補給した。
結構 登山者が多いのでしょうか?
>傾斜が緩んだ。笈ヶ岳西尾根に乗ったのだ。北側に頭を覗かせているのは大笠山だ。
大笠山は大きく聳えていました。
>冬瓜山からシリタカ山の稜線が横たわる。
残雪の冬瓜平もテント貼ると最高ですよ。
この事が言いたかった
>ルートは完全に背丈を越すヤブに没している。それでも足元に踏まれた跡があるのが救いだ。尾根自体は細いので進むべ
き方向ははっきりしている。
ふ~さん 喜びそうな所ですね。
>前方から声が聞こえた。どうやら下山パーティーのようだ。こちらはクマ鈴を鳴らしているのでわかっていると思っていたが、
目の前まで来てびっくりされた。「ついに出たかと思いましたよ。」鈴を付けていない人に驚かれるとは。
クマ鈴を付けたクマがいたらお目にかかりたいものである。
いいかにも熊が出そうな雰囲気だったら
ビックリしますよ~
>ずいぶん早い下山だと思ったら、清水平でのテント泊だったようだ。本日の日帰り組は私ひとりだけらしい。
納得
>予想外にさっきの7人パーティーと最初の3人の計10人に会ってしまったが、山頂は貸切りだ。
登頂おめでとうございます。
山頂一人じめですか贅沢ですね。
>直海谷川から奈良岳、大笠山を経て山頂に至り、さらに三方岩岳まで縦走するという、積雪期限定のテント泊2泊コースとし
て紹介されていたのだ。そこに並んでいた写真に圧倒され、魅了されてしまった。
私が知ったのは昔 ニユースステーションで山の特番で(ハンサムなデンホウさん)知りましたが。
それからいつかは行きたいと秘めていましたが。
>14年前に柳川洞吹氏と桂湖から大笠山経由で目指したことがあった。しかしその時は思わぬ体調不良で断念。大笠山か
らその姿を眺めるだけで終わってしまった。
偶然ですね。
前はGW前も橋が架かっていましたよね、今は外してありますがその時代ですが、
大笠に登り その時憧れの笈ヶ岳を目の前にして翌年テント泊で望みましたが、
私がバテてトラバスの所で動けなくなり断念しましたが、
>その後南側のジライ谷からルートが開かれ、残雪期なら簡単に日帰りできる山になった。200名山ブーム、中高年登山ブー
ムと相まって、人の姿を見ない方が稀な山になってしまった。できるだけ人に会わなくて済む方法を考えていた。
なるほど それで清水平の方を
>残念ながら白山は雲の中に隠れてしまい、アルプス方面もわずかに御岳と乗鞍が姿を見せる程度。別山、猿ヶ馬場、籾糠、
人形、三ヶ辻、大笠、奈良、猿ヶ山といった山々はよく見える。
次は残雪あの山ですね。
>ぬるいビールでも極上の旨さだ。ゆっくり食事する余裕がないかもしれないと、コンロを置いていこうかとも思ったが持ってきて
よかった。清水平の美味い水で食後のコーヒーも楽しむ。
極上のコーヒーですね。
>水晶谷からの登り返しは、どれだけ登らせるんやと思うぐらい疲れた足には辛いものがある。それでもここを乗り切れば登り
は終了。取水ダムからの遊歩道は今日の山行を反芻するには持って来いのプロムナードだった。
車に戻った時、西の山の端に沈みかけた夕日が眩い最後の光を放っていた。
お疲れ様でした。
レポを拝見して又冬瓜平を訪ねて見たくなりました。
バーチャリ
【コース】林道駐車地5:35---6:09取水ダム---7:31水晶谷---8:27尾根取付き---9:27西尾根1420m---10:11岩壁基部
---11:27笈ヶ岳12:31---14:37尾根取付き---15:15水晶谷---16:34取水ダム---17:13駐車地
夜明けとともに歩き出そうと思っていた。車が2台、ヘッドライトで闇を照らして通り過ぎた。意外に登山者が多いのか。
地図を開きますね。
>ここから645m標高点先にある取水ダムまでは北陸電力の巡視路を辿る。極めてよく整備された歩道で、50mごとに距離
表示がある。道の造作も自然で、頭上に被さる樹林の美しさと相まって、渓谷の遊歩道を歩いているような風情がある。
あるHPでは黒部の下の廊下のようだと書いていたが、それは言い過ぎだろう。
そんなに整備されているのですか
>ホントに合っているのかと心配になるぐらい、支谷沿いに高度を稼ぐ。足元はやや不安定だが、十分にいい道と言えるだろう。
途中で3人パーティーを追い越した。荷物の大きさから見てテント泊のようだ。
そうそう普通テント泊でしょう。
>870mあたりまで登ったところで道は谷を渡って対岸の尾根へ伸びていた。結局970mまで上がってやっと水平道となった。
はるか下に見えなくなった雄谷が大ゴルジュを形成している部分である。木が繁っているので高度感はないものの、落ちる
ことは許されない道だ。
いやな感じですね私はビビリますね。
>ここからが清水平のブナ林の始まりである。と言ってもブナの純林ではなく、トチやサワグルミ、カエデ等との混生林だが、
巨樹の多いことと森そのものの佇まいが素晴らしい。この森に遊ぶだけでもここまで来る価値があるかもしれない。
冬瓜の森も素晴らしいですよ~
>それにしてもずいぶんいい道が続いているが、西尾根への取り付きはどの辺にあるんだろう。
途中の小沢でランチ用の水を補給した。
結構 登山者が多いのでしょうか?
>傾斜が緩んだ。笈ヶ岳西尾根に乗ったのだ。北側に頭を覗かせているのは大笠山だ。
大笠山は大きく聳えていました。
>冬瓜山からシリタカ山の稜線が横たわる。
残雪の冬瓜平もテント貼ると最高ですよ。
この事が言いたかった
>ルートは完全に背丈を越すヤブに没している。それでも足元に踏まれた跡があるのが救いだ。尾根自体は細いので進むべ
き方向ははっきりしている。
ふ~さん 喜びそうな所ですね。
>前方から声が聞こえた。どうやら下山パーティーのようだ。こちらはクマ鈴を鳴らしているのでわかっていると思っていたが、
目の前まで来てびっくりされた。「ついに出たかと思いましたよ。」鈴を付けていない人に驚かれるとは。
クマ鈴を付けたクマがいたらお目にかかりたいものである。
いいかにも熊が出そうな雰囲気だったら
ビックリしますよ~
>ずいぶん早い下山だと思ったら、清水平でのテント泊だったようだ。本日の日帰り組は私ひとりだけらしい。
納得
>予想外にさっきの7人パーティーと最初の3人の計10人に会ってしまったが、山頂は貸切りだ。
登頂おめでとうございます。
山頂一人じめですか贅沢ですね。
>直海谷川から奈良岳、大笠山を経て山頂に至り、さらに三方岩岳まで縦走するという、積雪期限定のテント泊2泊コースとし
て紹介されていたのだ。そこに並んでいた写真に圧倒され、魅了されてしまった。
私が知ったのは昔 ニユースステーションで山の特番で(ハンサムなデンホウさん)知りましたが。
それからいつかは行きたいと秘めていましたが。
>14年前に柳川洞吹氏と桂湖から大笠山経由で目指したことがあった。しかしその時は思わぬ体調不良で断念。大笠山か
らその姿を眺めるだけで終わってしまった。
偶然ですね。
前はGW前も橋が架かっていましたよね、今は外してありますがその時代ですが、
大笠に登り その時憧れの笈ヶ岳を目の前にして翌年テント泊で望みましたが、
私がバテてトラバスの所で動けなくなり断念しましたが、
>その後南側のジライ谷からルートが開かれ、残雪期なら簡単に日帰りできる山になった。200名山ブーム、中高年登山ブー
ムと相まって、人の姿を見ない方が稀な山になってしまった。できるだけ人に会わなくて済む方法を考えていた。
なるほど それで清水平の方を
>残念ながら白山は雲の中に隠れてしまい、アルプス方面もわずかに御岳と乗鞍が姿を見せる程度。別山、猿ヶ馬場、籾糠、
人形、三ヶ辻、大笠、奈良、猿ヶ山といった山々はよく見える。
次は残雪あの山ですね。
>ぬるいビールでも極上の旨さだ。ゆっくり食事する余裕がないかもしれないと、コンロを置いていこうかとも思ったが持ってきて
よかった。清水平の美味い水で食後のコーヒーも楽しむ。
極上のコーヒーですね。
>水晶谷からの登り返しは、どれだけ登らせるんやと思うぐらい疲れた足には辛いものがある。それでもここを乗り切れば登り
は終了。取水ダムからの遊歩道は今日の山行を反芻するには持って来いのプロムナードだった。
車に戻った時、西の山の端に沈みかけた夕日が眩い最後の光を放っていた。
お疲れ様でした。
レポを拝見して又冬瓜平を訪ねて見たくなりました。
バーチャリ
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
山日和さん、こんばんは。
今の時期に「笈ヶ岳」 日帰り ですか?!!。
フムフム がんばれば行けるようになったんですかねェ?
最近の情報 見てませんが、白山北方周辺 いつかは日数かけて歩きたいところですね。
「いつかは」って言うほど、残された時間は多くはないかも知れませんが、前方45°見上げて。
古いエアリア白山 見たら、上端ギリギリにありまんがなぁ。
雄谷から清水谷、真西尾根ですか。
冬瓜山の平と凹地が気になりますね、水晶谷、シンノ又に囲まれた、千丈平、雪原漫歩したいものです。
そう言えば、山さん いつか ジライ谷から残雪ルートは、邪道とか・・・・
ま、この周辺、あたためながら 羽化させたいものですわ。
SHIGEKI
今の時期に「笈ヶ岳」 日帰り ですか?!!。
フムフム がんばれば行けるようになったんですかねェ?
最近の情報 見てませんが、白山北方周辺 いつかは日数かけて歩きたいところですね。
「いつかは」って言うほど、残された時間は多くはないかも知れませんが、前方45°見上げて。
古いエアリア白山 見たら、上端ギリギリにありまんがなぁ。
雄谷から清水谷、真西尾根ですか。
冬瓜山の平と凹地が気になりますね、水晶谷、シンノ又に囲まれた、千丈平、雪原漫歩したいものです。
そう言えば、山さん いつか ジライ谷から残雪ルートは、邪道とか・・・・
ま、この周辺、あたためながら 羽化させたいものですわ。
SHIGEKI
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
山日和さん こんばんは
【山 域】白山北方 笈ヶ岳1841.4m
おっ、ついに笈ヶ岳へ行きましたか。
それも、無雪期に。
【コース】林道駐車地5:35---6:09取水ダム---7:31水晶谷---8:27尾根取付き---9:27西尾根1420m---10:11岩壁基部---11:27笈ヶ岳
林道は地形図よりも延びており、対岸の大規模ながけ記号の前あたりで終わっていた。
ここから645m標高点先にある取水ダムまでは北陸電力の巡視路を辿る。極めてよく整備された歩道で、50mごとに距離
表示がある。道の造作も自然で、頭上に被さる樹林の美しさと相まって、渓谷の遊歩道を歩いているような風情がある。
あんまり研究してないので知りませんでしたが、こんなルートがあるんですね。
最初は楽に谷の奥まで入れるようですが。
ダムを右岸に渡ると本格的な登山道が始まる。
ホントに合っているのかと心配になるぐらい、支谷沿いに高度を稼ぐ。足元はやや不安定だが、十分にいい道と言えるだろう。
ここも、ちゃんと道がついてるんだ。
何かのための道なのですか。
途中で3人パーティーを追い越した。荷物の大きさから見てテント泊のようだ。
やっぱり、知る人ぞ来るわけですね。
橋を渡って尾根の鼻を回り込むと、よく踏まれた広い道に変わった。
ここからが清水平のブナ林の始まりである。と言ってもブナの純林ではなく、トチやサワグルミ、カエデ等との混生林だが、
巨樹の多いことと森そのものの佇まいが素晴らしい。この森に遊ぶだけでもここまで来る価値があるかもしれない。
雰囲気がよさそうなところですね。
それにしてもずいぶんいい道が続いているが、
相変わらず道はしっかりと付けられている。
尾根芯にヒノキの繁るヤセ尾根を通過すると踏み跡が細くなってきた。と同時にヤブが被り始める。とは言え、足元はしっかり踏まれているので進路を見失うことはない。
だいぶ奥まで確かな道があるんですね。
けっこう昔からあった道なのでしょうか。
ヤブを掴みながら急登すると目の前に岩壁が立ちはだかった。Ca1620m付近である。正面突破は不可能。ここは岩壁の基部を右に回り込んで回避する。
このトラバースルートはいい道とは言えない。岩壁が尽きたところでミニルンゼ状の急斜面にルートが引かれていた。固定ロープが連続して現われる。あまり下りたいとは思わない急傾斜だ。
ちゃんと難所も出てくるんだ。
笈ヶ岳西尾根の真髄はここからだった。すぐそこに見えている山頂までの距離はわずか500m。標高差も170mばかり残すのみである。まさか山頂まで1時間も要するとは思わなかった。
ルートは完全に背丈を越すヤブに没している。それでも足元に踏まれた跡があるのが救いだ。尾根自体は細いので進むべき方向ははっきりしている。
さあ、藪が出てきたようですが、ここにも踏み跡が続いてるんですか。
ずいぶん早い下山だと思ったら、清水平でのテント泊だったようだ。本日の日帰り組は私ひとりだけらしい。
ここは、清水平で1泊というのが基本みたいですね。
ヤブはますます濃く、足元も怪しくなってきた。スピードはまったく上がらず牛の歩みの如くである。ササや潅木を掴む手も
疲れてきた。すぐそこに見えていたはずの山頂はいくら経ってもなかなか近付かない。
最後の最後くらいは腰高のササをルンルンと山頂に到達というのを想像していたのだが、そんなに甘くはなかった。
うまくいけば11時には登頂と踏んでいたがなんのなんの。
がんばれ、がんばれ。
でも、多少手強いくらいのアルバイトがないとね。
あまりにもあっけなく登頂できたら、有難味がありませんがな。
ついに目の前のヤブが切れてぽっかり切り開かれた空間に飛び出した。笈ヶ岳の山頂だ。
結局岩壁の巻き終わりから1時間。時速500mのヤブコギだった。
予想外にさっきの7人パーティーと最初の3人の計10人に会ってしまったが、山頂は貸切りだ。
笈ヶ岳1841.4m。長い間憧れていた山頂だった。
やったね、山頂だ。
でも、無雪期に10人と出会うって、ここはメジャールートなんですか。
14年前に柳川洞吹氏と桂湖から大笠山経由で目指したことがあった。しかしその時は思わぬ体調不良で断念。大笠山からその姿を眺めるだけで終わってしまった。
あのときは、稜線は藪が出ているようだったし、まあワシも気分的に大笠山までで充分でした。
その後南側のジライ谷からルートが開かれ、残雪期なら簡単に日帰りできる山になった。200名山ブーム、中高年登山ブー
ムと相まって、人の姿を見ない方が稀な山になってしまった。できるだけ人に会わなくて済む方法を考えていた。
ガイドブックにも掲載されて、今や、残雪期は押すな押すなの大賑わいのようですからね。
中宮からはもちろん、馬狩から日帰りする人もけっこういるようだし。
これだけ人が増えたら、ワシはたぶん、もう行くことはないでしょう。
残念ながら白山は雲の中に隠れてしまい、アルプス方面もわずかに御岳と乗鞍が姿を見せる程度。別山、猿ヶ馬場、籾糠、人形、三ヶ辻、大笠、奈良、猿ヶ山といった山々はよく見える。
ぬるいビールでも極上の旨さだ。
そうでしょう、そうでしょう。
水晶谷からの登り返しは、どれだけ登らせるんやと思うぐらい疲れた足には辛いものがある。それでもここを乗り切れば登りは終了。取水ダムからの遊歩道は今日の山行を反芻するには持って来いのプロムナードだった。
車に戻った時、西の山の端に沈みかけた夕日が眩い最後の光を放っていた。
これで、休憩込み往復12時間ですか。
ワシには無理ですけどね。
ただ、今まで抱いていたこの山の難易度から思うと、無雪期に意外に早く行けるんだなという印象です。
お疲れさまでした。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
【山 域】白山北方 笈ヶ岳1841.4m
おっ、ついに笈ヶ岳へ行きましたか。
それも、無雪期に。
【コース】林道駐車地5:35---6:09取水ダム---7:31水晶谷---8:27尾根取付き---9:27西尾根1420m---10:11岩壁基部---11:27笈ヶ岳
林道は地形図よりも延びており、対岸の大規模ながけ記号の前あたりで終わっていた。
ここから645m標高点先にある取水ダムまでは北陸電力の巡視路を辿る。極めてよく整備された歩道で、50mごとに距離
表示がある。道の造作も自然で、頭上に被さる樹林の美しさと相まって、渓谷の遊歩道を歩いているような風情がある。
あんまり研究してないので知りませんでしたが、こんなルートがあるんですね。
最初は楽に谷の奥まで入れるようですが。
ダムを右岸に渡ると本格的な登山道が始まる。
ホントに合っているのかと心配になるぐらい、支谷沿いに高度を稼ぐ。足元はやや不安定だが、十分にいい道と言えるだろう。
ここも、ちゃんと道がついてるんだ。
何かのための道なのですか。
途中で3人パーティーを追い越した。荷物の大きさから見てテント泊のようだ。
やっぱり、知る人ぞ来るわけですね。
橋を渡って尾根の鼻を回り込むと、よく踏まれた広い道に変わった。
ここからが清水平のブナ林の始まりである。と言ってもブナの純林ではなく、トチやサワグルミ、カエデ等との混生林だが、
巨樹の多いことと森そのものの佇まいが素晴らしい。この森に遊ぶだけでもここまで来る価値があるかもしれない。
雰囲気がよさそうなところですね。
それにしてもずいぶんいい道が続いているが、
相変わらず道はしっかりと付けられている。
尾根芯にヒノキの繁るヤセ尾根を通過すると踏み跡が細くなってきた。と同時にヤブが被り始める。とは言え、足元はしっかり踏まれているので進路を見失うことはない。
だいぶ奥まで確かな道があるんですね。
けっこう昔からあった道なのでしょうか。
ヤブを掴みながら急登すると目の前に岩壁が立ちはだかった。Ca1620m付近である。正面突破は不可能。ここは岩壁の基部を右に回り込んで回避する。
このトラバースルートはいい道とは言えない。岩壁が尽きたところでミニルンゼ状の急斜面にルートが引かれていた。固定ロープが連続して現われる。あまり下りたいとは思わない急傾斜だ。
ちゃんと難所も出てくるんだ。
笈ヶ岳西尾根の真髄はここからだった。すぐそこに見えている山頂までの距離はわずか500m。標高差も170mばかり残すのみである。まさか山頂まで1時間も要するとは思わなかった。
ルートは完全に背丈を越すヤブに没している。それでも足元に踏まれた跡があるのが救いだ。尾根自体は細いので進むべき方向ははっきりしている。
さあ、藪が出てきたようですが、ここにも踏み跡が続いてるんですか。
ずいぶん早い下山だと思ったら、清水平でのテント泊だったようだ。本日の日帰り組は私ひとりだけらしい。
ここは、清水平で1泊というのが基本みたいですね。
ヤブはますます濃く、足元も怪しくなってきた。スピードはまったく上がらず牛の歩みの如くである。ササや潅木を掴む手も
疲れてきた。すぐそこに見えていたはずの山頂はいくら経ってもなかなか近付かない。
最後の最後くらいは腰高のササをルンルンと山頂に到達というのを想像していたのだが、そんなに甘くはなかった。
うまくいけば11時には登頂と踏んでいたがなんのなんの。
がんばれ、がんばれ。
でも、多少手強いくらいのアルバイトがないとね。
あまりにもあっけなく登頂できたら、有難味がありませんがな。
ついに目の前のヤブが切れてぽっかり切り開かれた空間に飛び出した。笈ヶ岳の山頂だ。
結局岩壁の巻き終わりから1時間。時速500mのヤブコギだった。
予想外にさっきの7人パーティーと最初の3人の計10人に会ってしまったが、山頂は貸切りだ。
笈ヶ岳1841.4m。長い間憧れていた山頂だった。
やったね、山頂だ。
でも、無雪期に10人と出会うって、ここはメジャールートなんですか。
14年前に柳川洞吹氏と桂湖から大笠山経由で目指したことがあった。しかしその時は思わぬ体調不良で断念。大笠山からその姿を眺めるだけで終わってしまった。
あのときは、稜線は藪が出ているようだったし、まあワシも気分的に大笠山までで充分でした。
その後南側のジライ谷からルートが開かれ、残雪期なら簡単に日帰りできる山になった。200名山ブーム、中高年登山ブー
ムと相まって、人の姿を見ない方が稀な山になってしまった。できるだけ人に会わなくて済む方法を考えていた。
ガイドブックにも掲載されて、今や、残雪期は押すな押すなの大賑わいのようですからね。
中宮からはもちろん、馬狩から日帰りする人もけっこういるようだし。
これだけ人が増えたら、ワシはたぶん、もう行くことはないでしょう。
残念ながら白山は雲の中に隠れてしまい、アルプス方面もわずかに御岳と乗鞍が姿を見せる程度。別山、猿ヶ馬場、籾糠、人形、三ヶ辻、大笠、奈良、猿ヶ山といった山々はよく見える。
ぬるいビールでも極上の旨さだ。
そうでしょう、そうでしょう。
水晶谷からの登り返しは、どれだけ登らせるんやと思うぐらい疲れた足には辛いものがある。それでもここを乗り切れば登りは終了。取水ダムからの遊歩道は今日の山行を反芻するには持って来いのプロムナードだった。
車に戻った時、西の山の端に沈みかけた夕日が眩い最後の光を放っていた。
これで、休憩込み往復12時間ですか。
ワシには無理ですけどね。
ただ、今まで抱いていたこの山の難易度から思うと、無雪期に意外に早く行けるんだなという印象です。
お疲れさまでした。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
緑水さん、どうもです。
ついに行きましたか、名山は興味ない言ってたのに。
いつかは行くだろう思ってましたが、残雪ときではなくて夏の終わりブッシュ漕ぎだとは予想しませんでした。
人が決めた○○名山には興味ありませんが、自分が登りたい山がたまたまそうだっただけですよ。(^^ゞ
[attachment=2]RIMG0013_1.JPG[/attachment]
昔知合いの女如に、秋にこのコースを行こうと誘われた。
春に残雪快適に歩いたを知っての誘いだったか、気も乗らないし断わった思いが甦りましたよ。
それは残念。快適とは言えないコースですが、また違う味わいがありますよ。紅葉の頃はきれいだろうなあ。
混林がホンマの自然林と聞いた覚えが有ります。混林は豊かな自然を育むんでしょうね。
ケモノやキノコも沢山上がることでしょうね。
キノコはいかにも取れそうです。それらしい人々も見かけました。
この小屋は生きてるのかなあ、新しく山道が切開かれたと聞きます。
好いことですよね、また訪ねる機会も有るだろうです。
現役の小屋ですね。と言っても作業小屋のようですが。
[attachment=1]RIMG0137_1.JPG[/attachment]
夏道ルートは確立してるんだ、いるのは馬力と根性だけかな。
バリハイ慣れしてる人なら体力と根性勝負でOKです。
熊さんの方が可愛い顔してるんじゃないの
日帰りなんて、清水平での泊りすれば余裕のヨッちゃんなのに。←スンマセン要らんコト言いました。
クマよりはかわいいと思いますが・・・・(^_^;)
日帰りはこだわりの一部ですわ。
ヤッパ大変なんだ、まあそれ期待で行かはったんだから満足でしたね。
これがなかったら拍子抜けだったかもですね。
[attachment=0]RIMG0102_1.JPG[/attachment]
ウヒウヒ、ココに書いてあるがな。
緑ちゃん冬瓜に行くメールしたときの返信いまも覚えてますよ、さき越されてでしたよね。
あのルートが拓かれて間もない頃でしたね。行っちゃったか~って感じでした。(^^)
緑ちゃん、焼肉ビールで大展望を楽しみましたよ。
そういう余裕はなかったですねえ。雪山の下りと違って、一歩ずつ歩かないと下りられませんからね。
ご苦労様でした、次回は残雪ときに雪面蹴倒してくださいませ。
お疲れ休みは岩間温泉へどうぞです。
これは必ず行きますよ。北からか、南からか。
温泉は一里野の天領でした。
山日和
ついに行きましたか、名山は興味ない言ってたのに。
いつかは行くだろう思ってましたが、残雪ときではなくて夏の終わりブッシュ漕ぎだとは予想しませんでした。
人が決めた○○名山には興味ありませんが、自分が登りたい山がたまたまそうだっただけですよ。(^^ゞ
[attachment=2]RIMG0013_1.JPG[/attachment]
昔知合いの女如に、秋にこのコースを行こうと誘われた。
春に残雪快適に歩いたを知っての誘いだったか、気も乗らないし断わった思いが甦りましたよ。
それは残念。快適とは言えないコースですが、また違う味わいがありますよ。紅葉の頃はきれいだろうなあ。
混林がホンマの自然林と聞いた覚えが有ります。混林は豊かな自然を育むんでしょうね。
ケモノやキノコも沢山上がることでしょうね。
キノコはいかにも取れそうです。それらしい人々も見かけました。
この小屋は生きてるのかなあ、新しく山道が切開かれたと聞きます。
好いことですよね、また訪ねる機会も有るだろうです。
現役の小屋ですね。と言っても作業小屋のようですが。
[attachment=1]RIMG0137_1.JPG[/attachment]
夏道ルートは確立してるんだ、いるのは馬力と根性だけかな。
バリハイ慣れしてる人なら体力と根性勝負でOKです。
熊さんの方が可愛い顔してるんじゃないの
日帰りなんて、清水平での泊りすれば余裕のヨッちゃんなのに。←スンマセン要らんコト言いました。
クマよりはかわいいと思いますが・・・・(^_^;)
日帰りはこだわりの一部ですわ。
ヤッパ大変なんだ、まあそれ期待で行かはったんだから満足でしたね。
これがなかったら拍子抜けだったかもですね。
[attachment=0]RIMG0102_1.JPG[/attachment]
ウヒウヒ、ココに書いてあるがな。
緑ちゃん冬瓜に行くメールしたときの返信いまも覚えてますよ、さき越されてでしたよね。
あのルートが拓かれて間もない頃でしたね。行っちゃったか~って感じでした。(^^)
緑ちゃん、焼肉ビールで大展望を楽しみましたよ。
そういう余裕はなかったですねえ。雪山の下りと違って、一歩ずつ歩かないと下りられませんからね。
ご苦労様でした、次回は残雪ときに雪面蹴倒してくださいませ。
お疲れ休みは岩間温泉へどうぞです。
これは必ず行きますよ。北からか、南からか。
温泉は一里野の天領でした。
山日和
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
バーチャリさん、どうもです。
そんなに整備されているのですか
取水ダムまでは遊歩道です。
そうそう普通テント泊でしょう。
日帰りで行くとこがこだわりなんです~。
いやな感じですね私はビビリますね。
バーチャリさんなら大丈夫でしょう。普通の登山道ばかり歩いてる人なら恐いでしょうね。
[attachment=1]RIMG0156_1.JPG[/attachment]
冬瓜の森も素晴らしいですよ~
らしいですね。
結構 登山者が多いのでしょうか?
わりと知られているようです。地元の人が整備してるみたい。
[attachment=0]RIMG0160_1.JPG[/attachment]
大笠山は大きく聳えていました。
大笠はどこからみても大きいですよね~。
残雪の冬瓜平もテント貼ると最高ですよ。
この事が言いたかった
そうなんでしょうねえ。私は山頂経由で行きそうですが。
>ルートは完全に背丈を越すヤブに没している。それでも足元に踏まれた跡があるのが救いだ。尾根自体は細いので進むべ
き方向ははっきりしている。
ふ~さん 喜びそうな所ですね。
ふ~さんなら舌なめずりしながら歩きますよ。(^_^;)
いかにも熊が出そうな雰囲気だったら
ビックリしますよ~
こちらは声を聞いてたから全然でしたが、あれだけ喋ってたらクマも逃げ出すでしょう。
登頂おめでとうございます。
山頂一人じめですか贅沢ですね。
この山頂でひとりって状況を望んでたんです。
私が知ったのは昔 ニユースステーションで山の特番で(ハンサムなデンホウさん)知りましたが。
それからいつかは行きたいと秘めていましたが。
私も見ましたよ。テレ朝が誇る山岳ディレクターの大谷映芳氏ですね。(デンホウじゃないですよ^^;)
偶然ですね。
前はGW前も橋が架かっていましたよね、今は外してありますがその時代ですが、
大笠に登り その時憧れの笈ヶ岳を目の前にして翌年テント泊で望みましたが、
私がバテてトラバスの所で動けなくなり断念しましたが、
バーチャリさんも同じようなことしてたんですね。(^^ゞ
あの頃はGW前にちゃんと除雪して、橋の踏み板も外してませんでしたね。
>その後南側のジライ谷からルートが開かれ、残雪期なら簡単に日帰りできる山になった。200名山ブーム、中高年登山ブー
ムと相まって、人の姿を見ない方が稀な山になってしまった。できるだけ人に会わなくて済む方法を考えていた。
なるほど それで清水平の方を
まあ、それもあります。
>残念ながら白山は雲の中に隠れてしまい、アルプス方面もわずかに御岳と乗鞍が姿を見せる程度。別山、猿ヶ馬場、籾糠、
人形、三ヶ辻、大笠、奈良、猿ヶ山といった山々はよく見える。
次は残雪あの山ですね。
あとは奈良と猿ヶ山だけですね。
[attachment=2]RIMG0108_1.JPG[/attachment]
極上のコーヒーですね。
格別の味でした。(^^♪
レポを拝見して又冬瓜平を訪ねて見たくなりました。
清水平じゃないんですね。(^_^;)
山日和
そんなに整備されているのですか
取水ダムまでは遊歩道です。
そうそう普通テント泊でしょう。
日帰りで行くとこがこだわりなんです~。
いやな感じですね私はビビリますね。
バーチャリさんなら大丈夫でしょう。普通の登山道ばかり歩いてる人なら恐いでしょうね。
[attachment=1]RIMG0156_1.JPG[/attachment]
冬瓜の森も素晴らしいですよ~
らしいですね。
結構 登山者が多いのでしょうか?
わりと知られているようです。地元の人が整備してるみたい。
[attachment=0]RIMG0160_1.JPG[/attachment]
大笠山は大きく聳えていました。
大笠はどこからみても大きいですよね~。
残雪の冬瓜平もテント貼ると最高ですよ。
この事が言いたかった
そうなんでしょうねえ。私は山頂経由で行きそうですが。
>ルートは完全に背丈を越すヤブに没している。それでも足元に踏まれた跡があるのが救いだ。尾根自体は細いので進むべ
き方向ははっきりしている。
ふ~さん 喜びそうな所ですね。
ふ~さんなら舌なめずりしながら歩きますよ。(^_^;)
いかにも熊が出そうな雰囲気だったら
ビックリしますよ~
こちらは声を聞いてたから全然でしたが、あれだけ喋ってたらクマも逃げ出すでしょう。
登頂おめでとうございます。
山頂一人じめですか贅沢ですね。
この山頂でひとりって状況を望んでたんです。
私が知ったのは昔 ニユースステーションで山の特番で(ハンサムなデンホウさん)知りましたが。
それからいつかは行きたいと秘めていましたが。
私も見ましたよ。テレ朝が誇る山岳ディレクターの大谷映芳氏ですね。(デンホウじゃないですよ^^;)
偶然ですね。
前はGW前も橋が架かっていましたよね、今は外してありますがその時代ですが、
大笠に登り その時憧れの笈ヶ岳を目の前にして翌年テント泊で望みましたが、
私がバテてトラバスの所で動けなくなり断念しましたが、
バーチャリさんも同じようなことしてたんですね。(^^ゞ
あの頃はGW前にちゃんと除雪して、橋の踏み板も外してませんでしたね。
>その後南側のジライ谷からルートが開かれ、残雪期なら簡単に日帰りできる山になった。200名山ブーム、中高年登山ブー
ムと相まって、人の姿を見ない方が稀な山になってしまった。できるだけ人に会わなくて済む方法を考えていた。
なるほど それで清水平の方を
まあ、それもあります。
>残念ながら白山は雲の中に隠れてしまい、アルプス方面もわずかに御岳と乗鞍が姿を見せる程度。別山、猿ヶ馬場、籾糠、
人形、三ヶ辻、大笠、奈良、猿ヶ山といった山々はよく見える。
次は残雪あの山ですね。
あとは奈良と猿ヶ山だけですね。
[attachment=2]RIMG0108_1.JPG[/attachment]
極上のコーヒーですね。
格別の味でした。(^^♪
レポを拝見して又冬瓜平を訪ねて見たくなりました。
清水平じゃないんですね。(^_^;)
山日和
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
SHIGEKIさん、どうもです。
今の時期に「笈ヶ岳」 日帰り ですか?!!。
フムフム がんばれば行けるようになったんですかねェ?
去年から温めてたコースなんです。いろんなHPに相当なことが書いてあったので、ホンマに行けるんかいなと考えてましたが。
[attachment=1]RIMG0088_1.JPG[/attachment]
最近の情報 見てませんが、白山北方周辺 いつかは日数かけて歩きたいところですね。
「いつかは」って言うほど、残された時間は多くはないかも知れませんが、前方45°見上げて。
いやホンマに、いい山が多いです。まだまだ行けまっせ。
古いエアリア白山 見たら、上端ギリギリにありまんがなぁ。
雄谷から清水谷、真西尾根ですか。
冬瓜山の平と凹地が気になりますね、水晶谷、シンノ又に囲まれた、千丈平、雪原漫歩したいものです。
[attachment=0]RIMG0092_1.JPG[/attachment]
さすがSHIGEKIさん、お目が高い。千丈平もええでしょうねえ。たんぽぽさんがクマと衝突しかけたところですが。
そう言えば、山さん いつか ジライ谷から残雪ルートは、邪道とか・・・・
それはケンがあるので伏せといて・・・(^_^;)
山日和
今の時期に「笈ヶ岳」 日帰り ですか?!!。
フムフム がんばれば行けるようになったんですかねェ?
去年から温めてたコースなんです。いろんなHPに相当なことが書いてあったので、ホンマに行けるんかいなと考えてましたが。
[attachment=1]RIMG0088_1.JPG[/attachment]
最近の情報 見てませんが、白山北方周辺 いつかは日数かけて歩きたいところですね。
「いつかは」って言うほど、残された時間は多くはないかも知れませんが、前方45°見上げて。
いやホンマに、いい山が多いです。まだまだ行けまっせ。
古いエアリア白山 見たら、上端ギリギリにありまんがなぁ。
雄谷から清水谷、真西尾根ですか。
冬瓜山の平と凹地が気になりますね、水晶谷、シンノ又に囲まれた、千丈平、雪原漫歩したいものです。
[attachment=0]RIMG0092_1.JPG[/attachment]
さすがSHIGEKIさん、お目が高い。千丈平もええでしょうねえ。たんぽぽさんがクマと衝突しかけたところですが。
そう言えば、山さん いつか ジライ谷から残雪ルートは、邪道とか・・・・
それはケンがあるので伏せといて・・・(^_^;)
山日和
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
山日和さん、こんばんは。
小笈から笈山頂を眺めて、その後単独で歩くようになった思い出深い山です。
山歩きを始めて1年半くらいの時に、訳も判らないのに誘われるままに連れて行ってもらいました。
経験も体力も気力も不足していたんでしょうね、小笈から先に足が進まなくて。
既にそこまででヘロヘロでしたので、一旦降って登り返す道を見て気持ちが切れたんだと思います。
それはさておいて、こんなコースがあるなんて全く知りませんでした。
残雪期の冬瓜山経由よりもずっと大変そうな道を日帰りでやられるなんて、とても真似できそうもありません。
途中まででもかなり良さそうなところなんですね。
機会があれば紅葉だけでも楽しみに行けたらいいなと思いました。
小笈から笈山頂を眺めて、その後単独で歩くようになった思い出深い山です。
山歩きを始めて1年半くらいの時に、訳も判らないのに誘われるままに連れて行ってもらいました。
経験も体力も気力も不足していたんでしょうね、小笈から先に足が進まなくて。
既にそこまででヘロヘロでしたので、一旦降って登り返す道を見て気持ちが切れたんだと思います。
それはさておいて、こんなコースがあるなんて全く知りませんでした。
残雪期の冬瓜山経由よりもずっと大変そうな道を日帰りでやられるなんて、とても真似できそうもありません。
途中まででもかなり良さそうなところなんですね。
機会があれば紅葉だけでも楽しみに行けたらいいなと思いました。
落第忍者
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
洞吹さん、どうもです。
おっ、ついに笈ヶ岳へ行きましたか。
それも、無雪期に。
行っちゃいました。(^^ゞ
あんまり研究してないので知りませんでしたが、こんなルートがあるんですね。
最初は楽に谷の奥まで入れるようですが。
ネットで検索すると結構ヒットしますね。
[attachment=4]RIMG0009_1.JPG[/attachment]
ここも、ちゃんと道がついてるんだ。
何かのための道なのですか。
清水平に小屋があるので、作業のための道のようです。
雰囲気がよさそうなところですね。
実にいい森です。
だいぶ奥まで確かな道があるんですね。
けっこう昔からあった道なのでしょうか。
どうなんでしょう。ネットでは10年ぐらい前から記録がありますね。
[attachment=3]RIMG0067_1.JPG[/attachment]
ちゃんと難所も出てくるんだ。
そうこなくちゃ面白くないでしょ。
[attachment=2]RIMG0084_1.JPG[/attachment]
[attachment=1]RIMG0098_1.JPG[/attachment]
さあ、藪が出てきたようですが、ここにも踏み跡が続いてるんですか。
踏み跡はかろうじてあります。okuちゃんなら「登山道」だろうけど。(^_^;)
がんばれ、がんばれ。
でも、多少手強いくらいのアルバイトがないとね。
あまりにもあっけなく登頂できたら、有難味がありませんがな。
最後のヤブがなくすんなり上がってたら、「来なかったらよかった」と思ったかも。
[attachment=0]RIMG0109_1.JPG[/attachment]
やったね、山頂だ。
でも、無雪期に10人と出会うって、ここはメジャールートなんですか。
10人と言っても2パーティーですから。私を入れてこの日の登山者は3パーティーというわけです。晴天の連休なら静かな山と言えるでしょう。
あのときは、稜線は藪が出ているようだったし、まあワシも気分的に大笠山までで充分でした。
そうでしたか。あの頃と今では気力は今の方があるかも。昔はまだまだ先は長い(登山人生の)と思ってたせいが大きいですが。
ガイドブックにも掲載されて、今や、残雪期は押すな押すなの大賑わいのようですからね。
中宮からはもちろん、馬狩から日帰りする人もけっこういるようだし。
これだけ人が増えたら、ワシはたぶん、もう行くことはないでしょう。
馬狩から日帰りする人はなかなかいないと思いますが・・・
それにしてもGWあたりは人が多過ぎるようです。もう少し早目ならそれほどでもないと想像してるんですけどね。
> ぬるいビールでも極上の旨さだ。
そうでしょう、そうでしょう。
わかってもらえましたか~
これで、休憩込み往復12時間ですか。
ワシには無理ですけどね。
ただ、今まで抱いていたこの山の難易度から思うと、無雪期に意外に早く行けるんだなという印象です。
それほどハイペースで飛ばしたわけでもない(と言うより、登りはバテないようにゆっくりでした)んですが・・・
このルートのポイントはヤブを含む悪路に対する慣れでしょうね。行く前に思っていたほどではありませんでした。
「このコースは長い上、危険箇所や薮漕ぎ、さらに増水時に河原の通過も危険なため一般コースではない。清水谷にある小屋は作業小屋であり登山者目的で作られたのではなく利用も出来ない。ただ清水谷右岸のブナ林散策目的なら日帰りも可能だろう。僕たちはかなりハイペースで歩いたにもかかわらず往復で11時間を要した。日帰りなら最低でも12時間以上はかかると考えた方が良い。」
「清水谷までの道は黒部の下の廊下と同じ様な感じですが、下の廊下よりは道は悪く危険度も高いと思います。」
「下りは道を外れる危険も高くGPSがあると安心、帰りもアップダウンが多く時間は行きと同じくらいかかると思った方がよく、正午を目安に
山頂に届かなければ引き返した方が良い。このコースの挑戦はあくまでも自己責任でお願いします。」
あの金沢のスーパードクターにこんな風に書かれたらビビりますよね。(^^ゞ
山日和
おっ、ついに笈ヶ岳へ行きましたか。
それも、無雪期に。
行っちゃいました。(^^ゞ
あんまり研究してないので知りませんでしたが、こんなルートがあるんですね。
最初は楽に谷の奥まで入れるようですが。
ネットで検索すると結構ヒットしますね。
[attachment=4]RIMG0009_1.JPG[/attachment]
ここも、ちゃんと道がついてるんだ。
何かのための道なのですか。
清水平に小屋があるので、作業のための道のようです。
雰囲気がよさそうなところですね。
実にいい森です。
だいぶ奥まで確かな道があるんですね。
けっこう昔からあった道なのでしょうか。
どうなんでしょう。ネットでは10年ぐらい前から記録がありますね。
[attachment=3]RIMG0067_1.JPG[/attachment]
ちゃんと難所も出てくるんだ。
そうこなくちゃ面白くないでしょ。
[attachment=2]RIMG0084_1.JPG[/attachment]
[attachment=1]RIMG0098_1.JPG[/attachment]
さあ、藪が出てきたようですが、ここにも踏み跡が続いてるんですか。
踏み跡はかろうじてあります。okuちゃんなら「登山道」だろうけど。(^_^;)
がんばれ、がんばれ。
でも、多少手強いくらいのアルバイトがないとね。
あまりにもあっけなく登頂できたら、有難味がありませんがな。
最後のヤブがなくすんなり上がってたら、「来なかったらよかった」と思ったかも。
[attachment=0]RIMG0109_1.JPG[/attachment]
やったね、山頂だ。
でも、無雪期に10人と出会うって、ここはメジャールートなんですか。
10人と言っても2パーティーですから。私を入れてこの日の登山者は3パーティーというわけです。晴天の連休なら静かな山と言えるでしょう。
あのときは、稜線は藪が出ているようだったし、まあワシも気分的に大笠山までで充分でした。
そうでしたか。あの頃と今では気力は今の方があるかも。昔はまだまだ先は長い(登山人生の)と思ってたせいが大きいですが。
ガイドブックにも掲載されて、今や、残雪期は押すな押すなの大賑わいのようですからね。
中宮からはもちろん、馬狩から日帰りする人もけっこういるようだし。
これだけ人が増えたら、ワシはたぶん、もう行くことはないでしょう。
馬狩から日帰りする人はなかなかいないと思いますが・・・
それにしてもGWあたりは人が多過ぎるようです。もう少し早目ならそれほどでもないと想像してるんですけどね。
> ぬるいビールでも極上の旨さだ。
そうでしょう、そうでしょう。
わかってもらえましたか~
これで、休憩込み往復12時間ですか。
ワシには無理ですけどね。
ただ、今まで抱いていたこの山の難易度から思うと、無雪期に意外に早く行けるんだなという印象です。
それほどハイペースで飛ばしたわけでもない(と言うより、登りはバテないようにゆっくりでした)んですが・・・
このルートのポイントはヤブを含む悪路に対する慣れでしょうね。行く前に思っていたほどではありませんでした。
「このコースは長い上、危険箇所や薮漕ぎ、さらに増水時に河原の通過も危険なため一般コースではない。清水谷にある小屋は作業小屋であり登山者目的で作られたのではなく利用も出来ない。ただ清水谷右岸のブナ林散策目的なら日帰りも可能だろう。僕たちはかなりハイペースで歩いたにもかかわらず往復で11時間を要した。日帰りなら最低でも12時間以上はかかると考えた方が良い。」
「清水谷までの道は黒部の下の廊下と同じ様な感じですが、下の廊下よりは道は悪く危険度も高いと思います。」
「下りは道を外れる危険も高くGPSがあると安心、帰りもアップダウンが多く時間は行きと同じくらいかかると思った方がよく、正午を目安に
山頂に届かなければ引き返した方が良い。このコースの挑戦はあくまでも自己責任でお願いします。」
あの金沢のスーパードクターにこんな風に書かれたらビビりますよね。(^^ゞ
山日和
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
落忍さん、どうもです。
小笈から笈山頂を眺めて、その後単独で歩くようになった思い出深い山です。
山歩きを始めて1年半くらいの時に、訳も判らないのに誘われるままに連れて行ってもらいました。
しかしよく行きましたね。と言うより、なにも知らないから行ったんでしょうね。(^^ゞ
経験も体力も気力も不足していたんでしょうね、小笈から先に足が進まなくて。
既にそこまででヘロヘロでしたので、一旦降って登り返す道を見て気持ちが切れたんだと思います。
笈はやはりある程度経験を積んでから登る山でしょうね。
と言うことは、落忍さんは笈は未踏ということですか。
それはさておいて、こんなコースがあるなんて全く知りませんでした。
残雪期の冬瓜山経由よりもずっと大変そうな道を日帰りでやられるなんて、とても真似できそうもありません。
途中まででもかなり良さそうなところなんですね。
機会があれば紅葉だけでも楽しみに行けたらいいなと思いました。
雪の上を歩くだけより退屈?しなくて(^^ゞいいルートです。(ホンマか)
冗談はさておき、清水平はいいところですよ。決して楽な道ではありませんが。
山日和
小笈から笈山頂を眺めて、その後単独で歩くようになった思い出深い山です。
山歩きを始めて1年半くらいの時に、訳も判らないのに誘われるままに連れて行ってもらいました。
しかしよく行きましたね。と言うより、なにも知らないから行ったんでしょうね。(^^ゞ
経験も体力も気力も不足していたんでしょうね、小笈から先に足が進まなくて。
既にそこまででヘロヘロでしたので、一旦降って登り返す道を見て気持ちが切れたんだと思います。
笈はやはりある程度経験を積んでから登る山でしょうね。
と言うことは、落忍さんは笈は未踏ということですか。
それはさておいて、こんなコースがあるなんて全く知りませんでした。
残雪期の冬瓜山経由よりもずっと大変そうな道を日帰りでやられるなんて、とても真似できそうもありません。
途中まででもかなり良さそうなところなんですね。
機会があれば紅葉だけでも楽しみに行けたらいいなと思いました。
雪の上を歩くだけより退屈?しなくて(^^ゞいいルートです。(ホンマか)
冗談はさておき、清水平はいいところですよ。決して楽な道ではありませんが。
山日和
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
山日和さん、おはようございます。
無知というのは怖いというか怖いもの知らずというのか、今なら躊躇するようなことをやっちゃってました。
その時はまた来ればいいやなんて思ってましたが、今から考えればあの時もう少し頑張っておけば良かったのかも。
バテバテではありましたが、あと15分もあれば到達していたでしょうから。
恥ずかしい軌跡を貼っておきます。
[zoomit]http://zoom.it/PZV[/zoomit]
無知というのは怖いというか怖いもの知らずというのか、今なら躊躇するようなことをやっちゃってました。
その時はまた来ればいいやなんて思ってましたが、今から考えればあの時もう少し頑張っておけば良かったのかも。
バテバテではありましたが、あと15分もあれば到達していたでしょうから。
恥ずかしい軌跡を貼っておきます。
[zoomit]http://zoom.it/PZV[/zoomit]
落第忍者
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
落第忍者さん、どうもです。
無知というのは怖いというか怖いもの知らずというのか、今なら躊躇するようなことをやっちゃってました。
その時はまた来ればいいやなんて思ってましたが、今から考えればあの時もう少し頑張っておけば良かったのかも。
そう思っちゃうんですよねえ。そういう山に限って縁遠くなってしまうもんです。
私も穂高岳山荘から奥穂まで35年かかりました。(^_^;)
しかし惜しいなあ。目と鼻の先まで来てたのにね。
山日和
無知というのは怖いというか怖いもの知らずというのか、今なら躊躇するようなことをやっちゃってました。
その時はまた来ればいいやなんて思ってましたが、今から考えればあの時もう少し頑張っておけば良かったのかも。
そう思っちゃうんですよねえ。そういう山に限って縁遠くなってしまうもんです。
私も穂高岳山荘から奥穂まで35年かかりました。(^_^;)
しかし惜しいなあ。目と鼻の先まで来てたのにね。
山日和
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
山日和さん、こんばんは。
GWを外した笈、ついに“こだわり”を果たすことができましたね。
夜明けとともに歩き出そうと思っていた。車が2台、ヘッドライトで闇を照らして通り過ぎた。意外に登山者が多いのか。
林道終点手前で工事が行われていた。関係者なのか数台の車が止まっている。さっき通り過ぎた車はなぜか見当たらない。
林道は地形図よりも延びており、対岸の大規模ながけ記号の前あたりで終わっていた。
5時半スタートとは気合が入ってますね、白山山系でも石川側になるとぽぽんたはチンプンカンプンですわ。
ホントに合っているのかと心配になるぐらい、支谷沿いに高度を稼ぐ。足元はやや不安定だが、十分にいい道と言えるだろう。
途中で3人パーティーを追い越した。荷物の大きさから見てテント泊のようだ。
登山者が入り、道もあるルートなんですね。
清水谷の1128m標高点のあたりで道が左へ分岐した。木の枝にはテープと赤ペンキ。ここだな。HPでよく見かける小屋は
どこにあるんだろう。(帰路、下りてきてここに着いた時正面に見えた。直進するのが小屋への道だった。)
懐深く入っていくんですね、そんでもってこんな山奥に小屋?
尾根芯にヒノキの繁るヤセ尾根を通過すると踏み跡が細くなってきた。と同時にヤブが被り始める。とは言え、足元はしっかり
踏まれているので進路を見失うことはない。
この辺りから面白くなるのかな?
このトラバースルートはいい道とは言えない。岩壁が尽きたところでミニルンゼ状の急斜面にルートが引かれていた。固定ロ
ープが連続して現われる。あまり下りたいとは思わない急傾斜だ。40mほど上がったところで尾根に復帰した。
FIXロープが連続してるとはかなりの人が登るのですね、石川側では知られたルートでしょうか。
笈ヶ岳西尾根の真髄はここからだった。すぐそこに見えている山頂までの距離はわずか500m。標高差も170mばかり残す
のみである。まさか山頂まで1時間も要するとは思わなかった。
ルートは完全に背丈を越すヤブに没している。それでも足元に踏まれた跡があるのが救いだ。尾根自体は細いので進むべ
き方向ははっきりしている。
背丈を越すヤブが真髄??山日和さんの趣味にピッタシかな。
前方から声が聞こえた。どうやら下山パーティーのようだ。こちらはクマ鈴を鳴らしているのでわかっていると思っていたが、
目の前まで来てびっくりされた。「ついに出たかと思いましたよ。」鈴を付けていない人に驚かれるとは。
いつから鈴をぶら下げるようになったんですか?
奥様に鈴をつけられたとか・・・
最後の最後くらいは腰高のササをルンルンと山頂に到達というのを想像していたのだが、そんなに甘くはなかった。
南西斜面だから残雪が少なくて潅木類も元気なのでしょう、ガンバ、ガンバ。
ついに目の前のヤブが切れてぽっかり切り開かれた空間に飛び出した。笈ヶ岳の山頂だ。
やりましたね~
ステン缶の中の帳面に記帳はしましたか?
残念ながら白山は雲の中に隠れてしまい、アルプス方面もわずかに御岳と乗鞍が姿を見せる程度。別山、猿ヶ馬場、籾糠、
人形、三ヶ辻、大笠、奈良、猿ヶ山といった山々はよく見える。
「雲湧く白山と別山」の別山ってのは奥三方岳&三方崩山の間違いですね。
別山は逆立ちしたって見えませんよ~ん。
毎度の揚げ足取りでスミマセン。
車に戻った時、西の山の端に沈みかけた夕日が眩い最後の光を放っていた。
明るいうちに下山とはすごいですね、お疲れさまでした。
GWを外した笈、ついに“こだわり”を果たすことができましたね。
夜明けとともに歩き出そうと思っていた。車が2台、ヘッドライトで闇を照らして通り過ぎた。意外に登山者が多いのか。
林道終点手前で工事が行われていた。関係者なのか数台の車が止まっている。さっき通り過ぎた車はなぜか見当たらない。
林道は地形図よりも延びており、対岸の大規模ながけ記号の前あたりで終わっていた。
5時半スタートとは気合が入ってますね、白山山系でも石川側になるとぽぽんたはチンプンカンプンですわ。
ホントに合っているのかと心配になるぐらい、支谷沿いに高度を稼ぐ。足元はやや不安定だが、十分にいい道と言えるだろう。
途中で3人パーティーを追い越した。荷物の大きさから見てテント泊のようだ。
登山者が入り、道もあるルートなんですね。
清水谷の1128m標高点のあたりで道が左へ分岐した。木の枝にはテープと赤ペンキ。ここだな。HPでよく見かける小屋は
どこにあるんだろう。(帰路、下りてきてここに着いた時正面に見えた。直進するのが小屋への道だった。)
懐深く入っていくんですね、そんでもってこんな山奥に小屋?
尾根芯にヒノキの繁るヤセ尾根を通過すると踏み跡が細くなってきた。と同時にヤブが被り始める。とは言え、足元はしっかり
踏まれているので進路を見失うことはない。
この辺りから面白くなるのかな?
このトラバースルートはいい道とは言えない。岩壁が尽きたところでミニルンゼ状の急斜面にルートが引かれていた。固定ロ
ープが連続して現われる。あまり下りたいとは思わない急傾斜だ。40mほど上がったところで尾根に復帰した。
FIXロープが連続してるとはかなりの人が登るのですね、石川側では知られたルートでしょうか。
笈ヶ岳西尾根の真髄はここからだった。すぐそこに見えている山頂までの距離はわずか500m。標高差も170mばかり残す
のみである。まさか山頂まで1時間も要するとは思わなかった。
ルートは完全に背丈を越すヤブに没している。それでも足元に踏まれた跡があるのが救いだ。尾根自体は細いので進むべ
き方向ははっきりしている。
背丈を越すヤブが真髄??山日和さんの趣味にピッタシかな。
前方から声が聞こえた。どうやら下山パーティーのようだ。こちらはクマ鈴を鳴らしているのでわかっていると思っていたが、
目の前まで来てびっくりされた。「ついに出たかと思いましたよ。」鈴を付けていない人に驚かれるとは。
いつから鈴をぶら下げるようになったんですか?
奥様に鈴をつけられたとか・・・
最後の最後くらいは腰高のササをルンルンと山頂に到達というのを想像していたのだが、そんなに甘くはなかった。
南西斜面だから残雪が少なくて潅木類も元気なのでしょう、ガンバ、ガンバ。
ついに目の前のヤブが切れてぽっかり切り開かれた空間に飛び出した。笈ヶ岳の山頂だ。
やりましたね~
ステン缶の中の帳面に記帳はしましたか?
残念ながら白山は雲の中に隠れてしまい、アルプス方面もわずかに御岳と乗鞍が姿を見せる程度。別山、猿ヶ馬場、籾糠、
人形、三ヶ辻、大笠、奈良、猿ヶ山といった山々はよく見える。
「雲湧く白山と別山」の別山ってのは奥三方岳&三方崩山の間違いですね。
別山は逆立ちしたって見えませんよ~ん。
毎度の揚げ足取りでスミマセン。
車に戻った時、西の山の端に沈みかけた夕日が眩い最後の光を放っていた。
明るいうちに下山とはすごいですね、お疲れさまでした。
Re: 【白山北方】清水平から笈ヶ岳
たんぽぽさん、どうもです。
GWを外した笈、ついに“こだわり”を果たすことができましたね。
ラッシュアワーの笈は登りたくなかったのでよかったですわ。
5時半スタートとは気合が入ってますね、白山山系でも石川側になるとぽぽんたはチンプンカンプンですわ。
12時間見てましたから、闇下を避けようと思えばこれがスタートのタイムリミットでした。
[attachment=1]RIMG0169_1.JPG[/attachment]
登山者が入り、道もあるルートなんですね。
最近は結構入っているようです。
懐深く入っていくんですね、そんでもってこんな山奥に小屋?
[attachment=2]RIMG0168_1.JPG[/attachment]
「ワサビ小屋」という名前がついているようです。その筋の小屋かな?
FIXロープが連続してるとはかなりの人が登るのですね、石川側では知られたルートでしょうか。
地元の人が整備しているみたいですね。とは言ってもロープは古いのが多かったですが。
背丈を越すヤブが真髄??山日和さんの趣味にピッタシかな。
誰かさんと違って趣味ではありませんが、道のない県境の山ならヤブこそが真髄でしょう。
いつから鈴をぶら下げるようになったんですか?
奥様に鈴をつけられたとか・・・
久し振りにぶら下げました。ここはいかにも出そうな気がしたんで・・・
南西斜面だから残雪が少なくて潅木類も元気なのでしょう、ガンバ、ガンバ。
豪雪の下から跳ね上がるやつらも元気ですよ。(^^ゞ
ステン缶の中の帳面に記帳はしましたか?
フタは開けてみましたが、そんな趣味はないのでやめました。
「雲湧く白山と別山」の別山ってのは奥三方岳&三方崩山の間違いですね。
別山は逆立ちしたって見えませんよ~ん。
毎度の揚げ足取りでスミマセン。
わちゃー、やってしまいましたね。よく考えたら別山が見えるはずないですわ。
[attachment=0]パノラマ 1_3_1.JPG[/attachment]
明るいうちに下山とはすごいですね、お疲れさまでした。
暗くなってからあの道を戻る方が凄いです。
取水ダムまでの道はヘッデンでも歩けるので、暗いうちに出発してもOKでした。
山日和
GWを外した笈、ついに“こだわり”を果たすことができましたね。
ラッシュアワーの笈は登りたくなかったのでよかったですわ。
5時半スタートとは気合が入ってますね、白山山系でも石川側になるとぽぽんたはチンプンカンプンですわ。
12時間見てましたから、闇下を避けようと思えばこれがスタートのタイムリミットでした。
[attachment=1]RIMG0169_1.JPG[/attachment]
登山者が入り、道もあるルートなんですね。
最近は結構入っているようです。
懐深く入っていくんですね、そんでもってこんな山奥に小屋?
[attachment=2]RIMG0168_1.JPG[/attachment]
「ワサビ小屋」という名前がついているようです。その筋の小屋かな?
FIXロープが連続してるとはかなりの人が登るのですね、石川側では知られたルートでしょうか。
地元の人が整備しているみたいですね。とは言ってもロープは古いのが多かったですが。
背丈を越すヤブが真髄??山日和さんの趣味にピッタシかな。
誰かさんと違って趣味ではありませんが、道のない県境の山ならヤブこそが真髄でしょう。
いつから鈴をぶら下げるようになったんですか?
奥様に鈴をつけられたとか・・・
久し振りにぶら下げました。ここはいかにも出そうな気がしたんで・・・
南西斜面だから残雪が少なくて潅木類も元気なのでしょう、ガンバ、ガンバ。
豪雪の下から跳ね上がるやつらも元気ですよ。(^^ゞ
ステン缶の中の帳面に記帳はしましたか?
フタは開けてみましたが、そんな趣味はないのでやめました。
「雲湧く白山と別山」の別山ってのは奥三方岳&三方崩山の間違いですね。
別山は逆立ちしたって見えませんよ~ん。
毎度の揚げ足取りでスミマセン。
わちゃー、やってしまいましたね。よく考えたら別山が見えるはずないですわ。
[attachment=0]パノラマ 1_3_1.JPG[/attachment]
明るいうちに下山とはすごいですね、お疲れさまでした。
暗くなってからあの道を戻る方が凄いです。
取水ダムまでの道はヘッデンでも歩けるので、暗いうちに出発してもOKでした。
山日和