【 日 付 】2011年9月18日(土)
【 山 域 】鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】曇り
【 ルート 】カズラ谷登山道口9:00>10m滝10:17>S字滝10:39>シャワーフォール11:03>鎌山頂 昼頃>カズラ谷登山道>宮妻峡キャンプ場 2時頃
来週からは、いよいよ待望の紅葉シーズン入りするから沢で遊ぶのも店仕舞いだろうか。9月18(土)、今日は鎌ヶ岳のカズラ谷に行ってみた。ヒルが多いなどと書かれているので敬遠していたが、今年はトムさんやたろーさんのレポが相次ぎ面白そうなところらしいので鈴鹿原住民としても看過できなくなった。
海岸部の自宅を出た時は、晴れていたが、宮妻峡キャンプ場に着くと入道ヶ岳には雲がかかり鎌ヶ岳は見えない。9時、カズラ谷登山道に入り間ノ谷15m滝が左から流れ落ちるところで本流の堰堤を高巻いたら沢に入る。一昨日の夜半の大雨のせいか沢は増水気味だ。
両岸の黒い岩肌が迫りゴルジュに入ると4~5mの滝が連続する。どの滝も個性があって変化に富んでいて楽しく遊ばせてくれる。流心に突っ込む場面もあり、もう全身ずぶ濡れだ。
ボトルネックのような滝は水量も多かったので激しく水を吐き出している。
スダレ状の滝も遠慮なく幅を広げている。
最初のゴルジュ帯を抜けて出合うナメ滝も水量が多いと面白い。
この辺りの小滝の横の切立った壁を登っている時、手に懸けた岩に念のため力を加えてみたらガバッと剥がれて掌くらいの塊が太ももを直撃した。小さな塊だったけど勢いが付いていたので、「痛っ!」と声を上げそうな位だった。半ズボンをめくってみると血も少し滲んでいた。体ごと落ちなくて良かったと気を取り直して先に進む。
最初の10m滝は左側を階段状に登っていける。
右俣2本を見送って左俣を進むと花火のような賑やかな滝が現れる。滝もバラエティに富んでいて飽きさせることがないというか、息つく暇もないくらいに滝が現れるので一々記憶になく後で写真を見てこんなのもあったなと思い出すのがやっとだ。
2本目の10m滝は本格的でTuさん達は左側を登ったそうだが、そんなことは沢屋さんにお任せして左ルンゼから高巻く。ルンゼの途中から登山道のような踏まれたトラバース道があり、続く8mもついでに高巻く。高巻いた後は足周りをチェックしたが、ヒルは付いていなかった。安心して歩き出したら左膝にチクッと痛みを感じたので見るとスパッツのベルクロの隙間に1センチ位のゴミのようなものがついている。引っ張ってみるとゴムのように伸びる。小さいのに一丁前に血を吸ってくる根性を褒める前に石ですり潰して成仏願った。
また、10m近い大きな滝があって・・・。
次に現れた12mS字滝、これが曲者で巨大なスラブの壁に溝状に流れる滝はジェット水流で、溝は磨かれて手がかり足がかりがあるかどうか分からない。ここは無理せずS字の右側を登っておこう・・と言ってもそこも傾斜の強いスラブで大した足がかりもないから気持ち悪いことに変わりないけど。
その先の三俣は中俣を進んだつもりだが、最後の二俣にあるはずの窯跡がよく分からず右側からシャワーフォールに落ちる滝の下を潜ると源流近くなり左の尾根を少し登ったところに獣道のような踏跡が水平に右へ続いていたので辿ったら先ほどのシャワーフォール滝の源流らしい流れの手前の尾根に乗ったら黄色テープが現れてすぐカズラ谷登山道に出た。
ガスっていて展望はなかったが、とりあえず山頂に登ったら10人位のグループが休んでいた。一人だけビニールわらじのオジサンがいて「どこ登ったの?」と聞いてくる。オジサンは中ノ谷を遡行してきたそうで、やはり水量が多くて楽しめたと言っていた。
グループが出発する時、少しだけガスが晴れて鎌尾根が姿を現わした。「わぁー、見えた!」と歓声が上がる。今日のような日は普通の山歩きだと何も見えずつらいだけだと思うが、こちらは存分に沢の景観と水流を楽しめた。
カズラ谷は息つく間もない程の滝だらけでアスレチックランドのような沢だ。沢シーズンの最後を充実した遡行で終えることができ大満足の一日でした。
【鈴鹿】カズラ谷はアスレチックランド?
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Re: 【鈴鹿】カズラ谷はアスレチックランド?
skywalkさん、こんばんは。
今日は鎌ヶ岳のカズラ谷に行ってみた。ヒルが多いなどと書かれているので敬遠していたが、今年はトムさんやたろーさんのレポが相次ぎ面白そうなところらしいので鈴鹿原住民としても看過できなくなった。
ヤブコギの私のレポもお忘れなく。(^^ゞ
両岸の黒い岩肌が迫りゴルジュに入ると4~5mの滝が連続する。どの滝も個性があって変化に富んでいて楽しく遊ばせてくれる。流心に突っ込む場面もあり、もう全身ずぶ濡れだ。
この谷の魅力はほとんど直登していけるところですね。
この辺りの小滝の横の切立った壁を登っている時、手に懸けた岩に念のため力を加えてみたらガバッと剥がれて掌くらいの塊が太ももを直撃した。小さな塊だったけど勢いが付いていたので、「痛っ!」と声を上げそうな位だった。
危ない危ない。気を付けて下さいよ。
次に現れた12mS字滝、これが曲者で巨大なスラブの壁に溝状に流れる滝はジェット水流で、溝は磨かれて手がかり足がかりがあるかどうか分からない。ここは無理せずS字の右側を登っておこう・・と言ってもそこも傾斜の強いスラブで大した足がかりもないから気持ち悪いことに変わりないけど。
この滝はなかなか難敵です。体重が軽い方が有利です。
その先の三俣は中俣を進んだつもりだが、最後の二俣にあるはずの窯跡がよく分からず右側からシャワーフォールに落ちる滝の下を潜ると源流近くなり左の尾根を少し登ったところに獣道のような踏跡が水平に右へ続いていたので辿ったら先ほどのシャワーフォール滝の源流らしい流れの手前の尾根に乗ったら黄色テープが現れてすぐカズラ谷登山道に出た。
そのシャワーフォールを登れば雲母峰と岳峠の間の源流へ詰められます。その上にはまだ滝もあって面白いですよ。(^^)
山日和
今日は鎌ヶ岳のカズラ谷に行ってみた。ヒルが多いなどと書かれているので敬遠していたが、今年はトムさんやたろーさんのレポが相次ぎ面白そうなところらしいので鈴鹿原住民としても看過できなくなった。
ヤブコギの私のレポもお忘れなく。(^^ゞ
両岸の黒い岩肌が迫りゴルジュに入ると4~5mの滝が連続する。どの滝も個性があって変化に富んでいて楽しく遊ばせてくれる。流心に突っ込む場面もあり、もう全身ずぶ濡れだ。
この谷の魅力はほとんど直登していけるところですね。
この辺りの小滝の横の切立った壁を登っている時、手に懸けた岩に念のため力を加えてみたらガバッと剥がれて掌くらいの塊が太ももを直撃した。小さな塊だったけど勢いが付いていたので、「痛っ!」と声を上げそうな位だった。
危ない危ない。気を付けて下さいよ。
次に現れた12mS字滝、これが曲者で巨大なスラブの壁に溝状に流れる滝はジェット水流で、溝は磨かれて手がかり足がかりがあるかどうか分からない。ここは無理せずS字の右側を登っておこう・・と言ってもそこも傾斜の強いスラブで大した足がかりもないから気持ち悪いことに変わりないけど。
この滝はなかなか難敵です。体重が軽い方が有利です。
その先の三俣は中俣を進んだつもりだが、最後の二俣にあるはずの窯跡がよく分からず右側からシャワーフォールに落ちる滝の下を潜ると源流近くなり左の尾根を少し登ったところに獣道のような踏跡が水平に右へ続いていたので辿ったら先ほどのシャワーフォール滝の源流らしい流れの手前の尾根に乗ったら黄色テープが現れてすぐカズラ谷登山道に出た。
そのシャワーフォールを登れば雲母峰と岳峠の間の源流へ詰められます。その上にはまだ滝もあって面白いですよ。(^^)
山日和
Re: 【鈴鹿】カズラ谷はアスレチックランド?
山日和さん、こんばんは。
そうでした。本家尊師のレポをよまなくては。山日和 さんが書きました:ヤブコギの私のレポもお忘れなく。(^^ゞ
手頃な滝が沢山あって楽しめました。しかし、2つ目の10m滝は見ただけで諦めました。山日和さんは、「ちょっと言ってみる?」で登ってしまうところが、さすがですね。山日和 さんが書きました:この谷の魅力はほとんど直登していけるところですね。
最初掴んだ感じはしっかりしていてまさか剥がれるとは思いませんでした。過去にもこういう所を登っていたのかと思うと背筋が寒くなりました。山日和 さんが書きました:危ない危ない。気を付けて下さいよ。
体重の軽さだったら負けない自信がありますが、水流に弾かれてしまいそうで突っ込めませんでした。山日和 さんが書きました:この滝はなかなか難敵です。体重が軽い方が有利です。
なるほど、そちらへ行けばもう少し楽しめそうですね。次は試してみます。山日和 さんが書きました:そのシャワーフォールを登れば雲母峰と岳峠の間の源流へ詰められます。その上にはまだ滝もあって面白いですよ。(^^)