WithコロナでGoTo鷲羽岳

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skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

WithコロナでGoTo鷲羽岳

投稿記事 by skywalk »

【 日 付 】2020年8月3日(月)~8月4日(火)
【 山 域 】北アルプス 
【メンバー】単独
【 天 候 】薄曇り>晴れ
【 ルート 】新穂高>小池新道>双六テン場泊>双六・三俣巻道>三俣山荘>鷲羽岳>三俣蓮華岳>双六岳>小池新道>新穂高
 
 今年の夏はコロナ禍に加えて梅雨明の遅れと登山には困難な条件が山積みです。山小屋は定員を大幅に減らして営業を続けるところが多いようです。寝具については消毒が難しいのでシュラフなどの持参を求めるようです。それにしてもどこから来たかも分からない登山者と同室で一夜を過ごすのは相当勇気があるか無神経な人でないと無理な気がします。
 宿泊するなら、やはりテント泊ということになりますが、それも予約を取って人数制限しているようです。
 色々な制約を考慮して今回は、新穂高から小池新道で双六小屋のテン場に宿泊し鷲羽岳に登ることにしました。
 8月3日の朝4時に鈴鹿を出発し新穂高へ向かいました。7月の豪雨で国道41号線が通行止めになっていて美濃加茂IC飛騨清美IC間が無料通行できるのでそちらを使わせてもらいました。9時過ぎに新穂高の深山荘Pに着くと8割り方車で埋まっていましたが、無時に止めることができました。平年なら平日でも駐車するのは無理だったでしょう。
 荷物をまとめて9時半に新穂高を出発しました。帰りのことを考えて登山口までMTBを押していくことにしました。
 曇空で日射がないのは助かりましたが、蒸し暑いことに変わりありません。1時間20分歩いて、やっとわさび平小屋に着きました。時間が遅かったので登山者はあまり見られませんでした。
 一休みしたら、さらに林道を歩いていきます。11時10分、ようやく登山口に着きました。頼りない木橋を渡って小池新道を進みます。
 青いウツボグサが出迎えてくれました。
秩父沢まで来ると先行する登山者に追いついてきました。雪渓から流れ出す水は冷たくここだけ天然クーラーが効いていて快適です。
切絵細工のような花びらが特徴的なセンジュガンピも咲いていました
伊吹山で見たヒメレンゲに似た花も咲いていましたが、何だかはっきりしません。
大きな花のオトギリソウはシナノオトギリでしょうか。
 低木の中の登山道を登っていくとシシウドヶ原に着きました。ここだけは展望が開けていて大ノマ岳の斜面や、そこに残る雪渓などが見渡せます。標高も上がって2千メートルを越えました。
 少し遅れて70代の男性3人組がやってきました。今日は鏡平小屋に泊まるそうです。御年からしてコロナに罹れば重症化必死ですが、怖くないのでしょうか。それとも先行き短いから好きなように生きると決めているのでしょうか。
シシウドの花は付いていませんでしたが、ミヤマキンポウゲが咲いていました。
ニッコウキスゲも少し見られました。
草むらの下の方ではゴゼンタチバナが陽の光を避けるようにが咲いています。
鏡平が近づくとクルマユリが出てきて華やかになってきました。
エンレイソウの花は終わって緑の実が付いています。
一番ありふれているのはカラマツソウでしょうか。
鏡平まで500mと岩に書いてあります。近いか遠いか微妙なところです。ぬか喜びせずじっくり行きましょう。
鏡池に着きました。あいにくのお天気で池に映るはずの槍や穂高は見えません。
途中で追い抜いた若い女性二人も着きました。大きなザックを担いでいて私と同じ双六のテン場に泊まるそうです。若い子相手だと、つい長話になりそうだが、夜の街でなくとも長話は禁物だ。切り上げて先に行かせてもらいましょう。
小さなリンドウはミヤマリンドウかな?
風車の羽のように花を付けるのはエゾシオガマ。
小さな池のある弓折中段まで来ました。
ここから弓折岳の斜面を緩やかにトラバースしていきます。
斜面はイブキボウフウか何か白い花のお花畑になっている
トリカブトを見ると夏も終りかなと思ってしまう。まだ8月に入ったばかりなのに。
オトギリソウは結構適応性があって稜線近くまで咲いていました。兄がこの花の薬効を口外した弟を切りつけたという花名とは裏腹に長いまつ毛が可愛い。
シオガマで一番多く見られるのはヨツバシオガマ。4枚の葉っぱが十文字に付いています。
稜線に出る手前から鮮やかなハクサンフウロなどのお花畑になります。
鮮やかな色合いはこれまでの疲れを癒してくれます。
弓折岳分岐で稜線に出ました。小学生の子供二人を連れた外人さんが大きな声で電話をかけていました。今日初めて見た外人さんです。日本中にあふれていた外人さんはどこに消えたのでしょう。「日本に住んでるの?」と聞いたら「yes」と答えていましたが、下手な英語でそれ以上聞くのは止めておきましょう。英語圏の人ですから東京や大阪などの大都市に住んでいるのでしょう。
稜線はお花畑が絶え間なく続く感じですが、弓折分岐付近は特に綺麗です。
イエロークイーンのシナノキンバイとホワイトクイーンのハクサンイチゲが華やかさを競っています。
清楚な白さを誇るハクサンイチゲ
キンポウゲ科の花でも一際大きくてゴージャスな雰囲気のシナノキンバイ
ミヤマダイモンジソウも咲いています。
大群落で見かけることが少ないシナノキンバイもここでは普通に咲いています。
ハクサンチドリも見つけました。
花見平も大きな花畑です。
木道も設置されています。
ハクサンシャクナゲは標高の高い稜線で見られます。
テガタチドリに
大きな葉っぱのキヌガサソウ。白い部分はガクのようです。真ん中の実が膨らんでいました。
双六小屋とカラフルなテント村が見えてきました。裏銀座縦走路の拠点というべきこの小屋はボリュームがあっておいしい食事で有名です。
DSCN6350.JPG
双六池のほとりにクロユリが咲いているのを見つけました。稜線のクロユリベンチのところでは見つからなかったのでこれで完璧。夏を彩る常連さん達と再会を果たすことができました。
小屋の前で手を洗い、マスクをして幕営手続きをしました。ネットの「コンパス」で提出した登山届のコピーを渡して終わりです。ボールペンを触る必要もないのでリスクは最小です。
 テントはフライシート付のものを新調しました。昨年は雨に降り込まれて苦労しましたが、これで安心です。1万円以下の安物なのでちょっと重くなりましたが、値段が何倍もする最新ブランド品より缶ビール一本分ほど重くなるだけなので我慢しましょう。
 テントを設営したらビールを飲んで一休み。鏡池にいたアマゾネス姉さん達もかなり遅れてテン場に着きました。夕食はα化米の五目飯をソーセージをかじりながら食べました。
テン場の予約は60張りまでですが、平日だったせいか実際はそれ以下で8時を過ぎると話声も聞こえなくなり静かなものでした。Withコロナの山登りはなかなか快適です。というか昨年までのテン場の様子が異常だったというべきかもしれません。
睡眠薬を飲んでシュラフに潜り込みますが、相変わらず寝付けません。考え事をすると余計に眠れないので大人しく横になっていましょう。明日は明日で何とかなるでしょう。
二日目の夜明けが近づきました。4時ごろになると出発の準備をする人たちがゴトゴト音を立て始めました。テントから首を出してみると星も月も出ています。今日はいい天気になりそうです。
 ラーメンを作って朝食にし荷物をまとめて4時50分に出発しました。テントはそのままにして帰りに回収します。
 双六岳の方に少し登るとカメラだけ持った男性が夜明けを待っていました。東の方を見ると燕岳の辺りが明るくなっていますが、遠くの雲は低く稜線との隙間は僅かです。暫く待つと稜線と雲の隙間から朝日が顔を出しました。雲が低いので3分もすると朝日はその中に隠れましたが、今日一日の門出を祝福するようで力を貰えました。
穂高岳は雲海に浮かんでいます。
DSCN6356.JPG
足元には様々な花が咲き乱れています。おっと、これは何だ?ミツバオウレン?
大群落で地面を覆っているのは、チングルマです。
標高の高いところではミヤマキンポウゲに代わってミヤマキンバイが主役です。
アオノツガザクラとミヤマイワカガミのコラボです。
往路は双六岳の下の巻道でトラバースして行きます。
巻道は三俣蓮華岳の下の峠まで続きます
ハクサンイチゲも大きな群落で咲いています。
目指す鷲羽岳が迫ってきました。水晶岳も左端の奥の方に見えています。黒岳の別称どおり、そこだけ黒っぽく見えます。
DSCN6366.JPG
ハクサンフウロも咲いていて今日も稜線は花見三昧だ。
三俣峠まで来ると下のコルに三俣山荘が見えてきました。そこから一直線に鷲羽岳を登っていきます。
三俣山荘に着きました。双六小屋に比べるとずっと小ぶりでテント場も狭い。
鷲羽岳をじわじわ登っていくと岩場が険しくなってきました。
山頂が見えてきました。もう少しです。ファイト~ぉ!
稜線の下に鷲羽池が見えました。遠く見える槍ヶ岳との対比が絵になります。インスタグラマーさんもこの写真を撮るには体力だけでなく運も必要なので大変でしょう。
DSCN6372.JPG
8時16分、鷲羽山頂(2924m)に到着しました。
先に見える黒岳は、まだ遠い。もう一泊すれば往復できるのですが、今日は見るだけにしましょう。(~なんて言ってたら、もう来れないかもよ)
名残惜しいが、山頂に別れを告げて下山します。帰りは三俣蓮華岳から双六岳に連なるたおやかな稜線を進みましょう。
帰りも花見三昧。ミヤマダイコンソウとハクサンフウロのコラボです。
最初の三俣蓮華岳は、ちょっと岩場が目立つ山です。
三俣峠まで来れば、山頂までもう少しです。
三俣蓮華岳(2841m)に着きました。ここから鷲羽岳を振り返ると標高があまり違わないせいか数ある山のひとつにしか見えません。
黒部五郎岳の方は、近くに山が少ないせいか存在感があります。この山は反対側の北の俣岳から登ったことしかないので正面に見える五郎のカールから登ってみたいものです。
たおやかに見えた稜線も、実際に来てみると双六岳との間に丸山(2854m)があってスイスイとは行きません。
稜線を歩いていくと、前から昨日のアマゾネス姉さん達が歩いてきました。黒岳まで行くと言ってたのに今頃何やってんだろう。予定変更したのかな。まあ、無理せず行ってください。
この独特な葉っぱの花は何だっけ?NHKの百名山で紹介していた花だよな。
横向きに咲くキキョウはチシマギキョウです。花の中に産毛が生えていたから間違いなし。
下の方には、今朝歩いた巻道が見えています。やっぱ、あちらの方が楽そうだ。
最後の双六岳が見えてきました。今度はジワジワ登って行く感じで楽そうに見える。
最後は、ちょっときつそう。でも、大したことはない。
11時18分、最後のピークとなる双六岳(2860m)に着きました。
双六岳と言えば、山頂よりも南東の肩ピークが印象的です。月面を連想させる丸い展望台から望む険しい槍ヶ岳は、その対比が面白くインスタスポットです。
DSCN6391.JPG
双六のテン場に戻り、朝露が乾いたテントを撤収したら休む間もなく下山を続けます。
鏡池まで降りてきました。槍、穂高も見えましたが、肝心の槍の穂先がガスっています。
シシウドヶ原で休まず無理をして秩父沢まで一気下りをしたのが体に堪えました。真っすぐ立っているのも難しくなり転倒しないようにするのが精一杯でした。
16時25分、やっとのことで登山口にたどり着きました。テント撤収にかかった20分を差し引いても歩行時間は11時間を超えていました。最近10時間以上歩いたことがないので、体はズタボロ。最初の計画から無理があったようです。一日目に前夜泊をして三俣山荘まで行っておかないと山中一泊で下山するのは無謀なところがありました。
登山口から新穂高までMTBに跨り一気下りで深山荘Pに戻りました。林道には尖った石も多く転がっているので調子に乗ってパンクさせてしまうと元も子もありません。慎重に下ってパンクすることなく駐車場に戻った時は、大きく安堵しました。
帰路はコロナ対策もあって温泉もレストランも寄らずトイレ休憩のみで鈴鹿へ帰りました。(栃尾温泉の露天風呂は入り口が鎖で締め切られていました。未練ありありやないの)
夏山第一弾は、ずさんな計画で二日目はオーバーワークになりましたが、天候に恵まれて充実の中身でした。
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: WithコロナでGoTo鷲羽岳

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20200801-12.jpg

skywalkさん、こんばんは。連日暑いですね。
現在のグーのパソ部屋の温度計は33℃を示しています。

WithコロナでGoTo鷲羽岳

時代をしっかりと掴んだタイトルから「ダンディな男」をイメージしてしまうのですが・・・

ウツボグサ センジュガンピ ヒメレンゲに似た花 シナノオトギリ 

御年からしてコロナに罹れば重症化必死ですが、怖くないのでしょうか。
それとも先行き短いから好きなように生きると決めているのでしょうか。

ミヤマキンポウゲ ニッコウキスゲ ゴゼンタチバナ クルマユリ カラマツソウ

若い子相手だと、つい長話になりそうだが、夜の街でなくとも長話は禁物だ。

ミヤマリンドウ エゾシオガマ イブキボウフウ トリカブト オトギリソウヨツバシオガマ
ハクサンフウロ シナノキンバイ ハクサンイチゲ ミヤマダイモンジソウ ハクサンチドリ
ハクサンシャクナゲ テガタチドリ キヌガサソウ クロユリ これで完璧。


skywalkさんは山の花にも詳しいのですね。

睡眠薬を飲んでシュラフに潜り込みますが、相変わらず寝付けません。

薬を飲んでも寝付けませんか。見た目からは想像できない繊細さです。

ミツバオウレン? チングルマ ミヤマキンバイ アオノツガザクラとミヤマイワカガミ
ハクサンイチゲ ハクサンフウロ ミヤマダイコンソウ チシマギキョウ

歩行時間は11時間を超えていました。


見た目のイメージからではそんなに頑強には思えないのですが、
この文面からは、はつらつとした「若さ」を感じてしまうのです。
このギャップは初めてオフ会でお会いした時からズーーっと変わりません。

閑古鳥が鳴くヤブネットを応援してくれてありがとうございます。
グーは暑さにやられて筆が止まってしまいました。


                 グー(伊勢山上住人)
skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: WithコロナでGoTo鷲羽岳

投稿記事 by skywalk »

グーさん、おはようございます。
skywalkさん、こんばんは。連日暑いですね。
現在のグーのパソ部屋の温度計は33℃を示しています。


山を下りて自宅に戻ったら地獄のような暑さで参っています。それでも昼間はクーラーを入れずに扇風機だけでがんばっています。(我慢しすぎると熱中症で緊急搬送されそうですが、冷水シャワーを浴びるとシャキッとして、また頑張れます。)

時代をしっかりと掴んだタイトルから「ダンディな男」をイメージしてしまうのですが・・・
グーさんのイメージも的確でしっかり私の実像を捉えています。

skywalkさんは山の花にも詳しいのですね。
元々花音痴で花を見ても何の花だかさっぱり分かりませんでしたが、何十回も山に通ううちにだんだんと名前も分かってきました。
特に夏山で大群落を作っているような花は見分けも簡単だし毎年出会う常連さんです。

薬を飲んでも寝付けませんか。見た目からは想像できない繊細さです。
こう見えてデリケートなんです。山小屋に着いてすぐ横になりイビキを立てている人たちが羨ましくて仕方ありません。
不眠が私の一番の弱点かもしれません。これが無ければ山中で何泊もしてどこでも好きなところは行けるのですが。

見た目のイメージからではそんなに頑強には思えないのですが、
この文面からは、はつらつとした「若さ」を感じてしまうのです。

今回はあまりきついところのないルートでしたが、10年くらい前と比べるとスピード、スタミナとも大きく衰えて思い通りに歩けません。
レポ上ではお化粧したり、話を盛ったりできますからね。ペテン師と非難されようとも紀貫之の筆だけは冴えることになりそうです。

熱中症予防のため冷水シャワーを浴びるもよし、クーラー入れっぱなしで家に閉じこもるも良し。お体ご自愛のうえこの夏を乗り切ってください。
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: WithコロナでGoTo鷲羽岳

投稿記事 by biwaco »

skywalkさん、残暑お見舞い~(^^♪
暑い夏は、やはり北ですか!
新穂高、双六岳、三俣蓮華…、涼しそうな地名、山名が並んでますね~♪ アワワ片手にエアコン効かせて、バーチャル山行でも楽しませてもらいましょう(^O^)/
 今年の夏はコロナ禍に加えて梅雨明の遅れと登山には困難な条件が山積みです。
それにしても、コロナのせいか、長梅雨のせいか、猛暑のせいか…、ヤブコギレポがまったく上がりませんね? ま、こんな時、ヤブに埋もれてヒルや藪蚊の餌食になったレポなど、読む気にはなれません。ましてやリモートでも体験したくは無いですね(^_-)
新穂高から小池新道で双六小屋のテン場に宿泊し鷲羽岳に登ることにしました。
鷲羽岳へは行ってませんが、双六の乗越から西鎌尾根~槍ヶ岳へ周回したこと、ちょっと思い出しました。もう30数年前に小学生の娘と。以来、その辺にはご無沙汰です。
 青いウツボグサが出迎えてくれました。
切絵細工のような花びらが特徴的なセンジュガンピも咲いていました
伊吹山で見たヒメレンゲに似た花も咲いていましたが、何だかはっきりしません。
大きな花のオトギリソウはシナノオトギリでしょうか。
なんだか高山植物園案内みたいですね(^_-)
聞いたことある名前が次々ですが、画像と同期しないのがもどかしい…。(@_@。
 テントはフライシート付のものを新調しました。昨年は雨に降り込まれて苦労しましたが、これで安心です。1万円以下の安物なのでちょっと重くなりましたが、
フライ付きで1万円以下とはお買い得! 私のは10年ほど前に16000円でしたが、2kgほどあり、今では担いで歩くのが億劫になります。
睡眠薬を飲んでシュラフに潜り込みますが、相変わらず寝付けません。考え事をすると余計に眠れないので大人しく横になっていましょう。
私は、背中が痛くて眠れないことはありますが、アワワ1缶でたいがい寝てしまいます。眠剤なんか飲むと、もう目覚めることなくなるんでは?と心配になって眠れないかも(@_@。
稜線の下に鷲羽池が見えました。遠く見える槍ヶ岳との対比が絵になります。インスタグラマーさんもこの写真を撮るには体力だけでなく運も必要なので大変でしょう。
ガイド本で見たことあるアングルですね。いつか行ってみたくなるような写真をありがとうございます。
稜線を歩いていくと、前から昨日のアマゾネス姉さん達が歩いてきました。黒岳まで行くと言ってたのに今頃何やってんだろう。
美魔女?パーティーにはフィジカルディスタンスを忘れずに(^_-) 
歩行時間は11時間を超えていました。最近10時間以上歩いたことがないので、体はズタボロ。最初の計画から無理があったようです。
どう考えても2泊コースでしょう! 私の場合は、①鏡平、②三俣山荘、③双六小屋…の3泊プランにしないと(^_-)
帰路はコロナ対策もあって温泉もレストランも寄らずトイレ休憩のみで鈴鹿へ帰りました。
お疲れさまでした。こんな時勢に貴重な山行でしたね♪
平湯の「ポポタン露天」という手もあったかも?

            ~びわ爺
skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: WithコロナでGoTo鷲羽岳

投稿記事 by skywalk »

biwacoさん、おはようございます。本当に暑くて暑中お見舞い申し上げます。
新穂高、双六岳、三俣蓮華…、涼しそうな地名、山名が並んでますね~♪ アワワ片手にエアコン効かせて、バーチャル山行でも楽しませてもらいましょう(^O^)/
今年はお盆帰省もバーチャルで済ませる人が多いみたいですからバーチャル登山も楽でいいですね。

それにしても、コロナのせいか、長梅雨のせいか、猛暑のせいか…、ヤブコギレポがまったく上がりませんね?
biwacoさんは結構精力的に歩いてレポも上げて見えたので、その流れをつなげてください。でも、これだけ暑いと準備をする気にもなれませんね。

鷲羽岳へは行ってませんが、双六の乗越から西鎌尾根~槍ヶ岳へ周回したこと、ちょっと思い出しました。もう30数年前に小学生の娘と。以来、その辺にはご無沙汰です。
私も西鎌尾根で槍ヶ岳へ登ったことがあります。そちらの岩稜帯もいいのですが、今の時期だったら鷲羽のほうに進んだ方が花見三昧できるのでこのコースにしました。

なんだか高山植物園案内みたいですね(^_-)
聞いたことある名前が次々ですが、画像と同期しないのがもどかしい…。(@_@。
ブログに上げた文章を殆ど手直しせずにこちらに上げたので確かにもどかしいですね。廃止されたヤフーブログからライブドアブログに引っ越したので良かったら、またブックマークしておいてください。
http://skywalk3.livedoor.blog/archives/6585246.html

フライ付きで1万円以下とはお買い得! 私のは10年ほど前に16000円でしたが、2kgほどあり、今では担いで歩くのが億劫になります。
ネットで購入した安物ですが、ポールとペグはジュラルミンでしっかりしたものでした。重さも2㎏は切っているしこれで十分かなと思います。
確かにテントはお荷物になりますが、歩くコースの自由度は一気に広がって楽しめます。

私は、背中が痛くて眠れないことはありますが、アワワ1缶でたいがい寝てしまいます。眠剤なんか飲むと、もう目覚めることなくなるんでは?と心配になって眠れないかも(@_@
そのお手軽さが羨ましいわ。

ガイド本で見たことあるアングルですね。いつか行ってみたくなるような写真をありがとうございます。
今回は運よく槍ヶ岳も望めていい写真が撮れました。

美魔女?パーティーにはフィジカルディスタンスを忘れずに(^_-)
最初タフネスそうに見えたので勝手にアマゾネスにしてしまいましたが、本当はやさしいお姉さんだったのかな。

どう考えても2泊コースでしょう! 私の場合は、①鏡平、②三俣山荘、③双六小屋…の3泊プランにしないと(^_-)
昔の感覚でプラニングしましたが、やはり加齢も加味しないとだめですね。「ポポタン露天」?ってタンポポさんの隠し湯ですか。
biwacoさんも自宅で熱中死する前にお出かけください。それではご自愛のほどを。
sato
記事: 417
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: WithコロナでGoTo鷲羽岳

投稿記事 by sato »

skywalkさま

こんばんは。satoです。
テント泊での鈴鹿の山旅のレポを拝見して,素敵な山旅だなぁと思っていました。
今回は、skywalkさんのお言葉の数かずが、私の記憶の風景を色鮮やかに次つぎと呼び起こしてくださいました。
いとおしい思い出に耽らせていただき、ご挨拶したくなりました。

鷲羽岳周辺は、学生の頃、「黒部の山賊」に描かれた世界に惹きこまれ、訪れて以来、再訪を重ねている好きな山域です。
最近では、2年前、skywalkさんが出発したのと同じ日の8月3日に、同じく新穂高温泉から向かいました。
(2年前の8月は、私にとって節目の月で日にちも忘れることはないのです)
秩父沢の流れに手を浸した瞬間のぴりりとした冷たさ、これからどんな花々が迎えてくれるのだろうと歩みを進めていった時の胸の鼓動が、
熱を帯びて甦ってきました。鏡平からの急坂は、稜線まであともう少しという高揚感に包まれますね。
お花を愛でながら、双六岳へのたおやかな稜線歩き、いいなぁ、skywalkさんの花の記述にうっとりしてしまいました。
クロユリにも出会えたのですね。2年前は咲き終えていました。

ひとりの山旅は自由で愉しく、時におろおろしたり、味わい深いですね。
双六岳のテント場には、何度かお世話になりました。
何年か前、強風と雨でこれ以上進めず、テントを張ろうとしたのですが、何回試みても翻ってしまい、
テントの中に石を入れて、寒さにガタガタ震え、泣きそうになりながら張ったことも懐かしい思い出です。

アルプス山旅では一期一会の出会いを強烈に感じます。
目に映る風景、言葉を交わした人たち、今、山にいる私、すべてが一期一会なのですね。
テントを担いで歩いていると、いろんな方が声をかけてくださるのもうれしいです。
skywalkさんも風景や人との様々な出会いに恵まれたのですね。
でも、今年はコロナで、人とは気兼ねなく話すのはやめておこうと思ってしまう・・・。なんかかなしいですね。

双六岳稜線から望む槍ヶ岳、鷲羽池とその向こうに屹立する槍穂高の写真に見入ってしまいました。
ガイドブックや写真集でおなじみの風景ですが、槍ヶ岳、穂高岳は、何故、こんなにも見る人のこころを揺さぶるのでしょうね。

二日目、双六から鷲羽岳を往復して、下山し、ご自宅まで戻られたとは。
運転中、睡魔に襲われませんでしたか。
お盆は、テント泊で南アルプスの予定でしたが、体調不良で断念しました。
大好きな三俣のテント場で、鷲羽岳を眺めながらまったりと過ごしたいなぁと思いました。

sato
skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: WithコロナでGoTo鷲羽岳

投稿記事 by skywalk »

satoさん、こんばんは。
大変丁寧な返信をいただきありがとうございます。本文の方はなぐり書きのまま上げてしまい後で見ると恥ずかしくなってしまうのですが、手直ししようにも元の出來が悪いのでこのままでお許しください。こんな駄文を最後まで読んでいただいただけでも感謝します。
(2年前の8月は、私にとって節目の月で日にちも忘れることはないのです)
秩父沢の流れに手を浸した瞬間のぴりりとした冷たさ、これからどんな花々が迎えてくれるのだろうと歩みを進めていった時の胸の鼓動が、
熱を帯びて甦ってきました。鏡平からの急坂は、稜線まであともう少しという高揚感に包まれますね。

いい思い出ができたのですね。沢の水の冷たさや高揚感が蘇るお手伝いをできてうれしいです。

お花を愛でながら、双六岳へのたおやかな稜線歩き、いいなぁ、skywalkさんの花の記述にうっとりしてしまいました。

次から次に花が出てくるので写真を撮りまくってしまいます。撮った写真を整理するだけでも大変で使えそうなものだけ選び花の名前を紹介するだけで精一杯です。クロユリは白山では沢山見られますが、他ではあまり見られないような気がします。テガタチドリも少ないので見つけるとちょっと徳をした気分になります。

双六岳のテント場には、何度かお世話になりました。
何年か前、強風と雨でこれ以上進めず、テントを張ろうとしたのですが、何回試みても翻ってしまい、
テントの中に石を入れて、寒さにガタガタ震え、泣きそうになりながら張ったことも懐かしい思い出です。

私だったら小屋の中に逃げ込んでしまいます。
  
アルプス山旅では一期一会の出会いを強烈に感じます。
避難小屋の中など暇なので同宿者と話し込んだりします。凄い山歴の人もいたりしてびっくりすることも良くあります。

skywalkさんも風景や人との様々な出会いに恵まれたのですね。
今回はあまり出会いに恵まれると困るのですが・・・

双六岳稜線から望む槍ヶ岳、鷲羽池とその向こうに屹立する槍穂高の写真に見入ってしまいました。
槍や穂高はそこへ登るより表銀座や裏銀座縦走路から眺める方がいいかもしれませんね。

お盆は、テント泊で南アルプスの予定でしたが、体調不良で断念しました。
大好きな三俣のテント場で、鷲羽岳を眺めながらまったりと過ごしたいなぁと思いました。

今年の夏山は梅雨明けが遅れてあっという間に終わってしまいましたね。心はもう紅葉の山を夢見てシュミレーションを始めています。
satoさんも、もう暫く残暑に耐えて色々シュミレーションして本番に備えてください。体調も万全にね。
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