藤原岳夜間登山

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Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

藤原岳夜間登山

投稿記事 by Kasaya »

【 日 付 】11年9月14-15日
【 山 域 】鈴鹿
【メンバー】kasaya
【 天 候 】曇り晴れ
【 ルート 】9/14大貝戸駐車地21:17---22:30 8合目---23:17藤原避難小屋
      9/15避難小屋7:30---8:00天狗岩---8:47頭陀ヶ平---9:05白瀬峠---9:20真の谷---10:21頂上台地---11:00幸助の池
        ---11:21ボタンブチ---11:46南峰---12:20真の谷---13:00白瀬峠---14:10避難小屋---15:28駐車地
仕事が終わる週末に明日はどこへ行こうか、久しぶりに御池に行こうかなどと思いながら天気予報を確認すると明日はともかく
明後日は雨の予報となっている。ムムム!昨日まではずっと晴れ予報だったのに天気は変わりやすいものだ。それはともかく
ならば明日はしっかり歩きたいと思ったら不意に前夜泊計画が頭に浮かぶ。今日のうちに藤原岳の避難小屋に行けば明日は
ゆったりしたと山歩きが楽しめるよ。そんな考えが持ち上がった。山で寝たいという気持ちがそうさせるのか。

 思い立ってバタバタと準備をし登山口に着いたのが夜の9時過ぎ。駐車地には神戸ナンバーの車が一台ある。どうも前泊で
早朝登山のようだ。既に寝入っている感じなので邪魔をしないよう静かに準備をして出発する。

 藤原岳夜間登山は2回目。そういえば前回も不意に思い立って行ったなあ。何がこんなことをさせるのだろう。仕事の憂さを
晴らしたいとか山に浸りたい欲求とか色々ある。それにしてもこんな夜中に歩くとは。まあ大貝戸は鈴鹿屈指のいい道であり、
頂上には立派な山小屋もあるここだからこそ、そんな夜間登山をしても大丈夫という気にさせるのだが。
フラッシュを焚いて撮影
フラッシュを焚いて撮影
 今夜は晴れているし月もまだ満月に近い。ライトを消しても真っ暗にはならないが、さすがに樹林の中ではライトなしに歩けない。
ただただ登っていく。いつもライトをつけて登っているとなんだか夢の中を登っているようでフワフワした感じが抜けず
登りにくいのだが、今日はちょっぴり地に足が着いている感じだ。しっかりと登れているとは思えども夜のことゆえどうしても
ピッチが早くなる。22時30分8合目着。随分速い。広いこの場所で初めて休憩をする。月のおかげで辺りは比較的明るい。
ヘッドランプを消してしばらく暗闇を楽しむ。

 ここからまずは9合目を目指す。あそこまで行けば下界の夜景がきっと美しかろうと期待する。そして22時50分9合目着
月は出ているが下界はガスが出始めたようで中途半端な明るさだ。写真に撮ってみるがほんのりと明るいだけ。残念なり。
夜景は少しだけ(九合目から)
夜景は少しだけ(九合目から)
ここから小屋へはもう少しだ。道が少々不明瞭なところもあるが登る分には差し支えない。9合目から小屋までが一番
しんどいのではといつも思うが、今日も思いは同じ。傾斜が緩くなってきてワクワクしながら進むと小屋が突然
目の前に現れる。

 時刻は11時20分近い。真っ暗な小屋だ。仮に誰か泊まっていたとしても就寝している時間。そろそろと扉を開け中へ入る。
ガラーンとした、小屋の中。2階の小部屋も無人である。ヤレヤレ、人がいないことに何故か安堵。今日はここまで丁度2時間で
来たことになる。やっぱり夜中に登るとついつい急ぎ足になるらしい。

 2階の小部屋は泊まるには申し分ない作りである。荷物を広げ、寝る準備を整えたら後はちょっと身体にアルコールを入れる。
急ぎ登って来た体に冷やしたビールがおいしい。そしてその後は焼酎をチョロチョロ。でも独りだとやることがないねえ。明日の
日の出が見たくて5時に目覚ましを合わせてシュラフにさっさと潜り込む。しかしほてった身体はまだ汗がひかずシュラフが若干
湿ってきた。やっぱり速く登りすぎだ。

午前五時に目覚ましがなる。ガバッ!と起きて外を見ると完全にガスの中。アリャリャ。期待はずれ。これでは到底、日の出は
拝めない。まだ眠かったのでまたシュラフに潜り込む。次に目覚めたのは6時30分ごろ。相変わらずガスがかかっている。
今日の行動はどうしよう。御池まで行くつもりだったがこのガスではちょっと気持ちが萎えてくる。食事の後とりあえず外へ
でる。天狗岩まで行ってみようか。ガスで見えぬ中一人歩いていく。何もない天狗岩。そして次に頭陀ヶ平を目指す。ガスの中
途中で道を外すが何とか到着。何も見えない。

行こうか行くまいか迷う。でもアケボノソウも見たい。万が一にも晴れるかもと期待を胸に進むことにする。白瀬峠から
真の谷へ下る。そしてそのまま御池を目指してエッチラエッチラ。この頃になるともう何も考えない。ひたすら登っている
自分がいる。無になれる時だ。そして傾斜が緩くなると頂上台地に到着。ウーン案の定ガスがかかっている。よう分からんなあと
思いつつ南の端から西面に向かって歩いていく。土倉への降り口、T字尾根の降り口も分からず。確かT字尾根の降り口には道標が
合ったはずだが確認できず。撤去されたか。そのまま歩いていくと青のドリーネについた。ガスは少し薄くなってきたかな。
幸助の池を目指していたはずだがいつの間にか丸山のほうを向いている。西に見える丘の中に池はあるはず。そう思って
方向修正。小さな谷を越えて幸助の池着。相変わらずいい池だ。前回は虫にやられて散々だったが今日はいない。やっぱり季節が
動いている。ここで昼飯。天気がすごく良くなってきた。ゴロ谷とその西方の山がはっきり見て取れる。こりゃいいや。
昨晩ほどではないがまだ若干冷えているビールがおいしい。
晴れてきました(ボタンブチ方面)
晴れてきました(ボタンブチ方面)
このあとはボタンブチから1241ピーク、南峰を通過して真の谷へ降りる。
谷をどんどん下ると白瀬峠への分岐に着く。いつもここは見過ごしそうになるので注意が必要だが、よく見るとここに分岐の
道標がつくようになった。これはいい。うっかりとに三筋の滝方面まで行ったら大変なことになる。

 何時ものようにしんどい登り返しがあり更に今日はそこから頭陀ヶ平まで登る。あーしんど。そして朝方はよく分からなかった
藤原の台地を道どおりに歩き避難小屋に戻る。小屋に入ってみると今日の日付けの書き込みが何件かある。いまは良く見えているが
午前中に登った人は何も見えないと書かれている。かわいそー。

天気がいいので小屋ではなく外のベンチでコーヒータイム。後は一気に下って行った。
ガスでモチベーションが下がりそうになる中お目当てのアケボノソウも見られたしまあ良かったかな。
今年も見られました。
今年も見られました。
車で着替えていると昨夜前泊している人が丁度自転車で戻ってきた。みたところ60歳前後。ひげを生やして何となくbiwacoさんを
連想させる人だ。聞けば鞍掛け峠にデポして藤原-御池と歩いてきたという。鈴ヶ岳も行ってきたとか。初めての御池藤原登山で
そこまでするなんてすごい。
いろんな人がいますねえ。自分も夜間登山の話をしたらあきれられていたが。
蟹の爪のようなキノコーーサンコタケというらしい
蟹の爪のようなキノコーーサンコタケというらしい
kasaya
アバター
山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 藤原岳夜間登山

投稿記事 by 山日和 »

kasayaさん、こんばんは。

今日のうちに藤原岳の避難小屋に行けば明日は
ゆったりしたと山歩きが楽しめるよ。そんな考えが持ち上がった。山で寝たいという気持ちがそうさせるのか。


このスタイル、いいですねえ。これなら2日かけずに山泊を楽しめますね。
私もいろいろ考えてましたがまだ実行に移せずです。

 頂上には立派な山小屋もあるここだからこそ、そんな夜間登山をしても大丈夫という気にさせるのだが。

天気さえ良ければテント持ちでもいいんじゃないですか?

 時刻は11時20分近い。真っ暗な小屋だ。仮に誰か泊まっていたとしても就寝している時間。そろそろと扉を開け中へ入る。

休日の前夜だと気を遣うところですね。やっぱり平日ならではでしょうか。

今日はここまで丁度2時間で来たことになる。やっぱり夜中に登るとついつい急ぎ足になるらしい。

ハイペースでしたね。歩くしかすることがないから速くなってしまうんでしょうね。

 2階の小部屋は泊まるには申し分ない作りである。

2階は見たことないんですが、そんなに快適なところですか?

午前五時に目覚ましがなる。ガバッ!と起きて外を見ると完全にガスの中。アリャリャ。期待はずれ。これでは到底、日の出は
拝めない。


これはガックリでしたね。でも、これもまた山です。(^^)
いいレポありがとさんです。私もやってみたくなりましたよ。

                      山日和  
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 藤原岳夜間登山

投稿記事 by Kasaya »

山日和さん こんばんは

このスタイル、いいですねえ。これなら2日かけずに山泊を楽しめますね。
私もいろいろ考えてましたがまだ実行に移せずです。

鈴鹿は自宅から近いのでこういうことができます。ただ藤原のように道がよければ問題ないですが
それ以外だとちょっと躊躇します。山日和さんはいろんなところで暗闇の中でも歩いているので問題なさそうですね。

天気さえ良ければテント持ちでもいいんじゃないですか?
暗闇の中でのテント張りはちょっと遠慮したいですが。

休日の前夜だと気を遣うところですね。やっぱり平日ならではでしょうか。
99%以上人はいないと思ってましたが。もしいたとしたら足のない美しい人ぐらいか(^_^.)

ハイペースでしたね。歩くしかすることがないから速くなってしまうんでしょうね。
登りに集中しますね。それと昼間と違って涼しかったことも幸いしました。

2階は見たことないんですが、そんなに快適なところですか?
画像を張ろうと思ったら撮っていませんでした。以前は鍵がかかっていて使えませんでしたが、ここ一年ぐらいは開放されて
いるようです。6畳位の板の間で、摺りガラスの窓もあり明るいし清潔に保たれています。
 昨年緑水さん、宮指路さん、サンチョさんおよび息子さんと一緒に泊まりました。丁度いいぐらいの広さです。
朝、ガスの中で撮影。2階部分は明るいし、こじんまりとしていいです。
朝、ガスの中で撮影。2階部分は明るいし、こじんまりとしていいです。
これはガックリでしたね。でも、これもまた山です。(^^)
これが見たいというのも大きな動機でしたが、まあ仕方ありません。

いいレポありがとさんです。私もやってみたくなりましたよ。
山日和さんならどこの山でやるんでしょう。

Kasaya
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 藤原岳夜間登山

投稿記事 by 宮指路 »

Kasayaさん、こんにちは

仕事が終わる週末に明日はどこへ行こうか、久しぶりに御池に行こうかなどと思いながら天気予報を確認すると明日はともかく明後日は雨の予報となっている。ムムム!昨日まではずっと晴れ予報だったのに天気は変わりやすいものだ。それはともかくならば明日はしっかり歩きたいと思ったら不意に前夜泊計画が頭に浮かぶ。

なるほど、そこが私とkasayaさんとの違いですね。私は車中泊、日帰りの中央アルプスでした。

今日のうちに藤原岳の避難小屋に行けば明日はゆったりしたと山歩きが楽しめるよ。そんな考えが持ち上がった。山で寝たいという気持ちがそうさせるのか。

多分、山で寝たいという気持ちが強いんですね~


 藤原岳夜間登山は2回目。そういえば前回も不意に思い立って行ったなあ。何がこんなことをさせるのだろう。仕事の憂さを晴らしたいとか山に浸りたい欲求とか色々ある。

山に集中していると嫌なことを忘れさせてくれますね。登っている時はシンドイですが・・・
緑水さん山猪さんと藤原山荘に泊まっていた時は突然kasayaさんが現れたので一同ビックリしましたが、あんな所で突然会えるのは嬉しいものです。

いつもライトをつけて登っているとなんだか夢の中を登っているようでフワフワした感じが抜けず登りにくいのだが、

そうですか?そんな感じがすると却って怖そうですね。


傾斜が緩くなってきてワクワクしながら進むと小屋が突然目の前に現れる。

夜登って、こんな感じだとお化け屋敷のようで怖くなかったですか?

ガラーンとした、小屋の中。2階の小部屋も無人である。ヤレヤレ、人がいないことに何故か安堵。
人がいないのも寂しいけど居ると却って気を使いますからね

今日の行動はどうしよう。御池まで行くつもりだったがこのガスではちょっと気持ちが萎えてくる。食事の後とりあえず外へでる。天狗岩まで行ってみようか。ガスで見えぬ中一人歩いていく。何もない天狗岩。そして次に頭陀ヶ平を目指す。ガスの中途中で道を外すが何とか到着。何も見えない。

朝の天気が曖昧だと力が抜けてしまいますね

行こうか行くまいか迷う。でもアケボノソウも見たい。万が一にも晴れるかもと期待を胸に進むことにする。白瀬峠から真の谷へ下る。そしてそのまま御池を目指してエッチラエッチラ。この頃になるともう何も考えない。ひたすら登っている自分がいる。

私なら多分引き返したかなぁ~、でも御池に行くなら避難小屋は使わないと思う。
でも最近、どこかでツエルト泊したいな~とひそかに企んでいます。

ガスは少し薄くなってきたかな。
幸助の池を目指していたはずだがいつの間にか丸山のほうを向いている。西に見える丘の中に池はあるはず。そう思って方向修正。小さな谷を越えて幸助の池着。


御池岳は特に雪山でガスると方向感覚がズレてしまいます。                        

昨晩ほどではないがまだ若干冷えているビールがおいしい。


2日分も持ってきましたか?恐らく一番の楽しみは山でビールを飲むことではないでしょうか?

このあとはボタンブチから1241ピーク、南峰を通過して真の谷へ降りる。
谷をどんどん下ると白瀬峠への分岐に着く。いつもここは見過ごしそうになるので注意が必要だが、よく見るとここに分岐の道標がつくようになった。これはいい。うっかりとに三筋の滝方面まで行ったら大変なことになる。


雪山で来る時はよくここを通過しますが、無雪期は分かりにくいでしょうか?

 藤原の台地を道どおりに歩き避難小屋に戻る。小屋に入ってみると今日の日付けの書き込みが何件かある。いまは良く見えているが午前中に登った人は何も見えないと書かれている。かわいそー。

Kasayaさんも根性だして歩き回った甲斐がありましたね

                                                             宮指路
塩見岳
塩見岳
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 藤原岳夜間登山

投稿記事 by Kasaya »

宮指路さん こんばんは 今日は山もお休みですか

なるほど、そこが私とkasayaさんとの違いですね。私は車中泊、日帰りの中央アルプスでした。
中央アルプスは思い付きでは行けません。やはり計画的に進めるほうが充実感もあるのではないでしょうか

多分、山で寝たいという気持ちが強いんですね~
涼しくなってきて山で寝たいなーというのはありますね。

山に集中していると嫌なことを忘れさせてくれますね。登っている時はシンドイですが・・・
無になれる瞬間がいいですね

緑水さん山猪さんと藤原山荘に泊まっていた時は突然kasayaさんが現れたので一同ビックリしましたが、あんな所で突然会えるのは嬉しいものです。
突然でしたか?ある程度予想していたのでは。楽しそうだったのでお邪魔させていただきました。

そうですか?そんな感じがすると却って怖そうですね。
怖くはないですが、力が入らなくて妙な感じです。

夜登って、こんな感じだとお化け屋敷のようで怖くなかったですか?
勝手知ったる小屋です。着いたという安堵感があります。

人がいないのも寂しいけど居ると却って気を使いますからね
というかそんな遅い時間に到着した自分をどう説明したらいいのか。

私なら多分引き返したかなぁ~、でも御池に行くなら避難小屋は使わないと思う。
アケボノソウを見たいという気持ちが強かったです。他の山でも見られるのだろうけど私は御池のアケボノソウしか
知らないのです。でも最近少なくなって殆ど見られなくなりました。

でも最近、どこかでツエルト泊したいな~とひそかに企んでいます。
テント泊ではなくて?テントと同様に張れるのであれば快適ですけどね

御池岳は特に雪山でガスると方向感覚がズレてしまいます。
御池ならまだ何とかなるという気がします。他の山でガスがでたら怖いです。

2日分も持ってきましたか?恐らく一番の楽しみは山でビールを飲むことではないでしょうか?
2日分ていうと多量に聞こえます。2本持って行っただけですよ。

雪山で来る時はよくここを通過しますが、無雪期は分かりにくいでしょうか?
何も考えずにボーっと歩いていると通過してしまうのではないかといつも思ってます。
幸い通り過ぎたことはないですが。初めてここを通った人はこの谷が白瀬峠への分岐かどうか分からないのではないでしょうか

Kasayaさんも根性だして歩き回った甲斐がありましたね
小屋泊まりで楽勝かと思いましたが、意外に疲れました。

塩見岳
きれいですね。今回見ることができたのですか?

Kasaya
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 藤原岳夜間登山

投稿記事 by ハリマオ »

かさやさん、おひさしぶりです

【 ルート 】9/14大貝戸駐車地21:17---22:30 8合目---23:17藤原避難小屋
また変ったことしましたね。初日の出を見に未明の藤原岳へ登る人はいるようですが。
私も御在所岳は夜間に登ったことがあります。四日市の夜景がとても素晴らしかったです。

今日のうちに藤原岳の避難小屋に行けば明日は
ゆったりしたと山歩きが楽しめるよ。そんな考えが持ち上がった。山で寝たいという気持ちがそうさせるのか。

山で寝るということは非日常で特別な感慨がありますね。

頂上には立派な山小屋もあるここだからこそ、そんな夜間登山をしても大丈夫という気にさせるのだが。
なるへそ。テント持って上がらなくていいから楽ですね。
連休のない私でもやれそう。

 今夜は晴れているし月もまだ満月に近い。ライトを消しても真っ暗にはならないが、さすがに樹林の中ではライトなしに歩けない。
ただただ登っていく。いつもライトをつけて登っているとなんだか夢の中を登っているようでフワフワした感じが抜けず

妖怪出ませんでしたか。一度妖怪に「何か用かい?」って言いたいのですが。

 ここからまずは9合目を目指す。あそこまで行けば下界の夜景がきっと美しかろうと期待する。そして22時50分9合目着
月は出ているが下界はガスが出始めたようで中途半端な明るさだ。写真に撮ってみるがほんのりと明るいだけ。残念なり。

これはほんとに残念でしたね。夜景は夜間登山の花なのにね。

 時刻は11時20分近い。真っ暗な小屋だ。仮に誰か泊まっていたとしても就寝している時間。そろそろと扉を開け中へ入る。
ガラーンとした、小屋の中。2階の小部屋も無人である。ヤレヤレ、人がいないことに何故か安堵。

独占ですね。ラッキー。美女がひとりで寝てたらもっとラッキー(^◇^)

明日の日の出が見たくて5時に目覚ましを合わせてシュラフにさっさと潜り込む。しかしほてった身体はまだ汗がひかずシュラフが若干湿ってきた。やっぱり速く登りすぎだ。
小屋にシャワーも欲しいですね。


午前五時に目覚ましがなる。ガバッ!と起きて外を見ると完全にガスの中。アリャリャ。期待はずれ。これでは到底、日の出は拝めない
日頃の行いが・・・


白瀬峠から真の谷へ下る。そしてそのまま御池を目指してエッチラエッチラ。
私も18日に御池岳へ登ってきました。
目的はキノコと運動。山自体にあまり魅力を感じなくなって、ちと最近おかしいです。
ヒラタケとナラタケゲットです。
ガス立ち昇る朝の鈴北
ガス立ち昇る朝の鈴北
このあとはボタンブチから1241ピーク、南峰を通過して真の谷へ降りる。
谷をどんどん下ると白瀬峠への分岐に着く。いつもここは見過ごしそうになるので注意が必要だが、よく見るとここに分岐の
道標がつくようになった。これはいい。うっかりとに三筋の滝方面まで行ったら大変なことになる。

そんな人はおらんと思いますが・・・ま、しかし一般道の道標が整備されるのは良いことですね。
鈴鹿は登山道のトレースをするのが難しいですからね。

ところでヒルはいませんでしたか。18日は足首や腰を10ケ所くらい吸われました。
私はよほどおいしいとみえる。

                ハリマオ
ガス立ち昇る朝の鈴北
ガス立ち昇る朝の鈴北
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 藤原岳夜間登山

投稿記事 by Kasaya »

ハリマオさん こんばんはー!

また変ったことしましたね。初日の出を見に未明の藤原岳へ登る人はいるようですが。
ここには登場しない長谷川さんのような夜間登山のまねはできませんが、藤原ぐらいなら何とかなります。
明け方登るというのもありでしょうね。
私も御在所岳は夜間に登ったことがあります。四日市の夜景がとても素晴らしかったです。
御在所も道は明瞭だからできそうですね。さすがに夜は混雑していないでしょう。

山で寝るということは非日常で特別な感慨がありますね。
それが味わいたくて登ったのです。テントだともっといいかな。テントもない野宿だともっと違う感触かも。
やったことがありませんが。

連休のない私でもやれそう。
ハリマオさんならとっくに行ってるかと思ってました。

妖怪出ませんでしたか。一度妖怪に「何か用かい?」って言いたいのですが。
パス!

これはほんとに残念でしたね。夜景は夜間登山の花なのにね。
藤原は9合目まで行かないと殆ど夜景が見られないので。もう少し時間が早ければ見れた感じです。

独占ですね。ラッキー。美女がひとりで寝てたらもっとラッキー(^◇^)
緊張して寝られなくなります(^_^.)

小屋にシャワーも欲しいですね。
藤原小屋にはトイレのところに天水もありますよ。浴びたくないけど。

日頃の行いが・・・
決して悪いはずはないのですが。

私も18日に御池岳へ登ってきました。
目的はキノコと運動。山自体にあまり魅力を感じなくなって、ちと最近おかしいです。
ヒラタケとナラタケゲットです。

山全般それとも御池岳にですか。私も以前ほど御池岳に魅力を感じていないところがあります。
いいところには変わりがないのですが、歩きすぎたのでしょうか。ただまだ行っていないところもありますが。

そんな人はおらんと思いますが・・・ま、しかし一般道の道標が整備されるのは良いことですね。
鈴鹿は登山道のトレースをするのが難しいですからね。

私は真の谷を歩いていてふと気づいたら白瀬峠への分岐まで来たということが何度もあります。
この場所に見覚えがあるからいいですが、初見の場合確信が持てないような気がします。

ところでヒルはいませんでしたか。18日は足首や腰を10ケ所くらい吸われました。
私はよほどおいしいとみえる。

ご愁傷様です。この山行では無傷でした。翌日やられましたけど。

Kasaya
閉鎖