【日 付】2011年9月18日(日)
【山 域】若狭 耳川折戸谷支流湯ノ花谷
【天 候】曇り時々晴れ
【コース】湯ノ花谷出合9:16---10:04湯ノ花滝下---10:24湯ノ花滝上10:46---12:07登山道---12:30ランチ場13:58
---14:18 P727m---15:26駐車地
明け方には上がるはずの雨はいつまで経っても降り止まなかった。7時半頃まで待機していたが、明るくなる素振りも見
せない空に業を煮やして転進を決断する。
坂内の道の駅から往路を引き返し、八草トンネルを抜けると青空が広がっていた。
さて、どこにするか。手軽に楽しめてリスクも少ないところと言えば、通い慣れた耳川流域だ。前に訪れた時には天気が悪
かった湯ノ花谷へでも行ってみるか。
林道から見る粟柄谷の流れは速く、水量も多いようだ。これぐらいの方が小さな谷は面白い。
折戸谷への林道を入って2番目に流れ込むのが湯ノ花谷である。橋の袂から入渓。いきなり小ぶりながらも連瀑帯が出迎
えてくれる。2条3mを登ると谷は広がり落ち着きを見せた。
この谷にはなんと言うのか知らないが、やけに白っぽい変わった形の岩が目立つ。
雨の効用で、普段ならなんでもない落差がみんなそれなりの滝に見えるのも面白い。
やはり沢は水量が命だ。水を得た魚ではないが、水を得た沢は躍動感に溢れている。同じ滝でも水がチョロチョロ流れる
滝と、轟々と膨大な水量を落とす滝とでは命の宿り方が違う。遡行に支障をきたすような水量でない範囲で、沢は水量は
多い方が美しい。
トチ主体の美しい林相の中、1~2m程度の小滝が連続した。
初めて対面する滝らしい滝は7mほど。いつもは流れのない右側にもそこそこの水流があった。左から取り付くが、上部は
フルシャワー不可避。今日は諸般の事情により頭から水を被るのは避けたいので、左のガレへ逃げた。
[attachment=4]P1120093_1.JPG[/attachment]
S字斜瀑5m、2m、3mと小滝をこなして行くと、草付きの両岸の奥に10m滝が現われた。湯ノ花滝というらしい。
滝の左奥には15m滝もチラッと姿を見せている。この水量では取り付こうとも思えず、50mほど戻ったところから左岸の巻
きにかかった。急斜面のトラバース気味の巻きではあるが、けもの道が意外なほどしっかり付けられているので危険は少
ない。
[attachment=3]P1120112_1.JPG[/attachment]
小尾根状のところで上段の滝が見えたので、尾根を少し下って15m滝と斜めからご対面。両岸ツルツルの直瀑で取り付く
シマもない。その尾根を登り返して上へ上へと向かう。
次の小尾根の反対側に谷が見えた。この連瀑帯の上で左岸から合流する支谷だ。一旦支谷へ下りた方が安全で楽そう
なので、支谷を下って行くと本流との出合に5mばかりの滝がかかっていた。左へ逃げてズリズリと本流に到着したところ
は、15m滝の上の8m滝の落ち口だった。本流側にも5m滝が落ち、さながらミニ双門の滝といったところか。
[attachment=2]P1120123_1.JPG[/attachment]
ここは休憩するためにあるような場所だ。ザックを降ろして一服。自然林の林相が美しい。
双門の真ん中を直登して滝の上に出ると、なんとも言えない癒しの空間が広がっていた。
穏やかな流れと美しい森。若狭の谷を象徴する風景である。
粟柄越への水量のやや多い左俣の六セン谷を見送り、次の二俣も右を取るとゴルジュにかかる3段10mの連瀑だ。倒木
があってややスッキリしないが、最上段は気持ちよく直登できる。
次に右から入るのはP841mへ突き上げる谷だろう。こちらにも少し心惹かれたが、予定通り直進すると2m滝。簡単に越え
られると踏んだが、意外に手が少なく敗退。右からの大巻きとなった。
こんな小さな滝でも両岸がズルズルの草付きのケースが多いので油断できないのだ。
もうそろそろ核心部も終わりかと思っていたら、予定外の10m直瀑が現われた。直登は到底不能である。ここも右からの
巻きで逃げる。
[attachment=0]パノラマ 1_1.JPG[/attachment]
その後も長い瀑流帯や左岸から落ちるすだれ状の美しい滝など、意外なほど変化を見せて飽きさせないのはうれしい誤算
だった。
ずいぶん稜線が近付いたように見えた。高さも距離もすぐそこのように思えたが、谷は稜線に辿り着くのを拒むように、地
形図では表せない蛇行を繰り返した。両岸の尾根は低く、圧迫感のない明るい源頭部である。
ブナも目立ち始め、この付近特有の草原の雰囲気も感じられた。尾根へ上がってしまってもと思うが、やはりここは最源流
まで確かめてみたい。ほとんど傾斜のない溝の中を進む。ヤブもなく歩きやすい。
水は少し手前から切れている。切れる寸前にビールを冷やすためにポリ袋に汲んで、手にぶら下げて歩いていた。片手が
ふさがっていても問題ないぐらい楽なツメである。
ついに谷の形がなくなり、高島トレイル(なんて嫌な響きだろう)の登山道に飛び出した。風が強く、落ち着いてメシを食え
そうにもない。滋賀県側には琵琶湖が光っている。
P841m方面へ入ってからブナ林でランチタイムとしよう。寒風方面へ登って行くと、Wストックも軽やかな単独の女性とすれ
違った。
県境稜線から湯ノ花谷左岸尾根に入る。分岐付近は潅木の密集だが、P841mの北からはブナ林が続く。
適当なところでシートを広げる。微風が心地よい。
標高が低いこともあってソーメンにしたが、今日は温かいものでもよかったかもしれない。
ビールの冷え具合は苦労した割にはイマイチだった。おまけに、飲み差しのビールにコガネムシが止まり、「おい、危ない
ぞ」と警告する間もなく缶の中に転落してしまった。まだ半分残っていたのに・・・
残りのビールを捨てると、あわれアルコール漬け標本となったコガネムシがコロンと落ちた。
この尾根はこの近辺でも最も優れた尾根のひとつと言っていいだろう。ブナ林の見事さ、P727m手前の鞍部の佇まい、
P727m付近の雰囲気と並んで、P727mから少し下りたあたりの巨木群が白眉である。
5mオーバーのトチの古木に度肝を抜かれると、ブナもそこそこ立派ではあるが、やはりトチがこの森のキャラクターを決定
づけているようだ。
[attachment=1]P1120232_1.JPG[/attachment]
この辺ではめずらしい岩グラがあったので、戻り気味にトラバースしていくと、割谷側の斜面に巨木の匂い。こうなると確か
めずにはいられない。4mクラスの見事なトチがあった。こういうところでは真っ直ぐ歩くのは不可能だ。
尾根の真ん中にズダ袋が置いてあると思ったら、そのズダ袋は立ち上がって走り去った。シカがうずくまっていたのだっ
た。お休みのところ、驚かせてしまったようだ。
右から送電線が近付いてきたら間もなく鉄塔だ。ここからは明瞭な巡視路。おなじみのプラ階段が出てくればもう楽勝だ。
下り立ったところは車の真ん前。まさにロスなしピンポイントの下山路だった。
急遽代打で送り出した予定外の沢だったが、十分に楽しめるいい沢歩きだった。
なお、左俣の六セン谷も滝の多いとてもいい沢だ。源頭の雰囲気も素晴らしく、再訪してみたいと思わせてくれる。
下山後の温泉ではBAKUさんに出会うおまけまで付いた。りんご畑さんの御一行で、今古川へ入るつもりが間違えて観音
川を詰めたと言っていたが、どうしたらそんな芸当ができるのか今もって謎である。
山日和
【若狭】代打クリーンヒットの湯ノ花谷
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
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※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【若狭】代打クリーンヒットの湯ノ花谷
山日和さん こんばんは
明け方には上がるはずの雨はいつまで経っても降り止まなかった。7時半頃まで待機していたが、明るくなる素振りも見せない空に業を煮やして転進を決断する。
坂内の道の駅から往路を引き返し、
おや、最初は坂内にいたんですね。
みやま谷でも登るつもりだったんですか。
上部はフルシャワー不可避。今日は諸般の事情により頭から水を被るのは避けたいので、左のガレへ逃げた。
水を被るのは避けたい事情ってなんだろう。
1.お気に入りのヘアセットが乱れる。
2.引っ掻かれた頭のキズが痛む。
3.新調したばっかりのズラを汚したくない。
ずいぶん稜線が近付いたように見えた。高さも距離もすぐそこのように思えたが、谷は稜線に辿り着くのを拒むように、地形図では表せない蛇行を繰り返した。両岸の尾根は低く、圧迫感のない明るい源頭部である。
ブナも目立ち始め、この付近特有の草原の雰囲気も感じられた。尾根へ上がってしまってもと思うが、やはりここは最源流まで確かめてみたい。ほとんど傾斜のない溝の中を進む。ヤブもなく歩きやすい。
水は少し手前から切れている。切れる寸前にビールを冷やすためにポリ袋に汲んで、手にぶら下げて歩いていた。片手がふさがっていても問題ないぐらい楽なツメである。
このへんは、こういう感じの源頭部があちこちにありますね。
ついに谷の形がなくなり、高島トレイル(なんて嫌な響きだろう)の登山道に飛び出した。
このトレイルが、このあたりのゴキブリホイホイの役目をしてると思いましょう。
県境稜線から湯ノ花谷左岸尾根に入る。分岐付近は潅木の密集だが、P841mの北からはブナ林が続く。
ワシ、P841mを勝手に「湯ノ花谷の頭」と呼んでいます。
ビールの冷え具合は苦労した割にはイマイチだった。おまけに、飲み差しのビールにコガネムシが止まり、「おい、危ないぞ」と警告する間もなく缶の中に転落してしまった。まだ半分残っていたのに・・・
残りのビールを捨てると、あわれアルコール漬け標本となったコガネムシがコロンと落ちた。
あーっ、もったいない。
捨てないでもいいのに。
たまには、コガネムシエキス入りのビールもいいと思うな。
この尾根はこの近辺でも最も優れた尾根のひとつと言っていいだろう。ブナ林の見事さ、P727m手前の鞍部の佇まい、P727m付近の雰囲気と並んで、P727mから少し下りたあたりの巨木群が白眉である。
ここは、ほんとにいいところですね。
右から送電線が近付いてきたら間もなく鉄塔だ。ここからは明瞭な巡視路。おなじみのプラ階段が出てくればもう楽勝だ。
この巡視路は、道が崩れそうで歩きにくいです。
下山後の温泉ではBAKUさんに出会うおまけまで付いた。りんご畑さんの御一行で、今古川へ入るつもりが間違えて観音川を詰めたと言っていたが、どうしたらそんな芸当ができるのか今もって謎である。
一芸に秀でるとは、こういうことを言うのでしょうか。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
明け方には上がるはずの雨はいつまで経っても降り止まなかった。7時半頃まで待機していたが、明るくなる素振りも見せない空に業を煮やして転進を決断する。
坂内の道の駅から往路を引き返し、
おや、最初は坂内にいたんですね。
みやま谷でも登るつもりだったんですか。
上部はフルシャワー不可避。今日は諸般の事情により頭から水を被るのは避けたいので、左のガレへ逃げた。
水を被るのは避けたい事情ってなんだろう。
1.お気に入りのヘアセットが乱れる。
2.引っ掻かれた頭のキズが痛む。
3.新調したばっかりのズラを汚したくない。
ずいぶん稜線が近付いたように見えた。高さも距離もすぐそこのように思えたが、谷は稜線に辿り着くのを拒むように、地形図では表せない蛇行を繰り返した。両岸の尾根は低く、圧迫感のない明るい源頭部である。
ブナも目立ち始め、この付近特有の草原の雰囲気も感じられた。尾根へ上がってしまってもと思うが、やはりここは最源流まで確かめてみたい。ほとんど傾斜のない溝の中を進む。ヤブもなく歩きやすい。
水は少し手前から切れている。切れる寸前にビールを冷やすためにポリ袋に汲んで、手にぶら下げて歩いていた。片手がふさがっていても問題ないぐらい楽なツメである。
このへんは、こういう感じの源頭部があちこちにありますね。
ついに谷の形がなくなり、高島トレイル(なんて嫌な響きだろう)の登山道に飛び出した。
このトレイルが、このあたりのゴキブリホイホイの役目をしてると思いましょう。
県境稜線から湯ノ花谷左岸尾根に入る。分岐付近は潅木の密集だが、P841mの北からはブナ林が続く。
ワシ、P841mを勝手に「湯ノ花谷の頭」と呼んでいます。
ビールの冷え具合は苦労した割にはイマイチだった。おまけに、飲み差しのビールにコガネムシが止まり、「おい、危ないぞ」と警告する間もなく缶の中に転落してしまった。まだ半分残っていたのに・・・
残りのビールを捨てると、あわれアルコール漬け標本となったコガネムシがコロンと落ちた。
あーっ、もったいない。
捨てないでもいいのに。
たまには、コガネムシエキス入りのビールもいいと思うな。
この尾根はこの近辺でも最も優れた尾根のひとつと言っていいだろう。ブナ林の見事さ、P727m手前の鞍部の佇まい、P727m付近の雰囲気と並んで、P727mから少し下りたあたりの巨木群が白眉である。
ここは、ほんとにいいところですね。
右から送電線が近付いてきたら間もなく鉄塔だ。ここからは明瞭な巡視路。おなじみのプラ階段が出てくればもう楽勝だ。
この巡視路は、道が崩れそうで歩きにくいです。
下山後の温泉ではBAKUさんに出会うおまけまで付いた。りんご畑さんの御一行で、今古川へ入るつもりが間違えて観音川を詰めたと言っていたが、どうしたらそんな芸当ができるのか今もって謎である。
一芸に秀でるとは、こういうことを言うのでしょうか。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【若狭】代打クリーンヒットの湯ノ花谷
洞吹さん、どうもです。
おや、最初は坂内にいたんですね。
みやま谷でも登るつもりだったんですか。
いや、前回上まで抜けられなかった黒津川ですわ。
[attachment=2]P1120116_1.JPG[/attachment]
水を被るのは避けたい事情ってなんだろう。
1.お気に入りのヘアセットが乱れる。
2.引っ掻かれた頭のキズが痛む。
3.新調したばっかりのズラを汚したくない。
「頭」にこだわってますねえ。書き方が悪かったかな。とにかくズブズブになりたくなかったんです。諸事情で。
このへんは、こういう感じの源頭部があちこちにありますね。
六セン谷や割谷もそうだし、あの滝だらけのウツロ谷も最後は超平流ですもんね。
[attachment=1]P1120132_1.JPG[/attachment]
このトレイルが、このあたりのゴキブリホイホイの役目をしてると思いましょう。
まあ、そうなんですけどねえ。
ワシ、P841mを勝手に「湯ノ花谷の頭」と呼んでいます。
そうでした。「湯ノ花の高」ってもいいんじゃない?
あーっ、もったいない。
捨てないでもいいのに。
たまには、コガネムシエキス入りのビールもいいと思うな。
えーっ、洞吹さん飲みますか~? アブラムシエキス入りとか・・・
ここは、ほんとにいいところですね。
非常によろしおます。
[attachment=0]P1120233_1.JPG[/attachment]
この巡視路は、道が崩れそうで歩きにくいです。
それが結構整備してありましたよ。意外でしたが、現役の仕事用だからたまには直すんでしょうね。
一芸に秀でるとは、こういうことを言うのでしょうか。
どういう芸なのかよくわかりませんが、最後まで詰めるというのもすごい!!
山日和
おや、最初は坂内にいたんですね。
みやま谷でも登るつもりだったんですか。
いや、前回上まで抜けられなかった黒津川ですわ。
[attachment=2]P1120116_1.JPG[/attachment]
水を被るのは避けたい事情ってなんだろう。
1.お気に入りのヘアセットが乱れる。
2.引っ掻かれた頭のキズが痛む。
3.新調したばっかりのズラを汚したくない。
「頭」にこだわってますねえ。書き方が悪かったかな。とにかくズブズブになりたくなかったんです。諸事情で。
このへんは、こういう感じの源頭部があちこちにありますね。
六セン谷や割谷もそうだし、あの滝だらけのウツロ谷も最後は超平流ですもんね。
[attachment=1]P1120132_1.JPG[/attachment]
このトレイルが、このあたりのゴキブリホイホイの役目をしてると思いましょう。
まあ、そうなんですけどねえ。
ワシ、P841mを勝手に「湯ノ花谷の頭」と呼んでいます。
そうでした。「湯ノ花の高」ってもいいんじゃない?
あーっ、もったいない。
捨てないでもいいのに。
たまには、コガネムシエキス入りのビールもいいと思うな。
えーっ、洞吹さん飲みますか~? アブラムシエキス入りとか・・・
ここは、ほんとにいいところですね。
非常によろしおます。
[attachment=0]P1120233_1.JPG[/attachment]
この巡視路は、道が崩れそうで歩きにくいです。
それが結構整備してありましたよ。意外でしたが、現役の仕事用だからたまには直すんでしょうね。
一芸に秀でるとは、こういうことを言うのでしょうか。
どういう芸なのかよくわかりませんが、最後まで詰めるというのもすごい!!
山日和
Re: 【若狭】代打クリーンヒットの湯ノ花谷
山日和さん、こんばんは
坂内の道の駅から往路を引き返し、八草トンネルを抜けると青空が広がっていた。
この辺りから金糞岳に登るルートがあるようですね
やはり沢は水量が命だ。水を得た魚ではないが、水を得た沢は躍動感に溢れている。同じ滝でも水がチョロチョロ流れる滝と、轟々と膨大な水量を落とす滝とでは命の宿り方が違う。遡行に支障をきたすような水量でない範囲で、沢は水量は多い方が美しい。
それは言えますね。小便もチョロチョロより勢いの良いほうが気持ちがいい(最近、特にこれが気にな出した。)
は、15m滝の上の8m滝の落ち口だった。本流側にも5m滝が落ち、さながらミニ双門の滝といったところか。
ここは休憩するためにあるような場所だ。ザックを降ろして一服。自然林の林相が美しい。
厳しい遡行の途中にオアシスのような場所を見つけると嬉しいですね。
双門の真ん中を直登して滝の上に出ると、なんとも言えない癒しの空間が広がっていた。
穏やかな流れと美しい森。若狭の谷を象徴する風景である。
又、こういうのも沢登の楽しみなんですね
ビールの冷え具合は苦労した割にはイマイチだった。おまけに、飲み差しのビールにコガネムシが止まり、「おい、危ないぞ」と警告する間もなく缶の中に転落してしまった。まだ半分残っていたのに・・・
これは残念でしたね。私は半分でちょうど良いです。
この辺ではめずらしい岩グラがあったので、戻り気味にトラバースしていくと、割谷側の斜面に巨木の匂い。こうなると確かめずにはいられない。4mクラスの見事なトチがあった。
さすが巨木の匂いを嗅ぐのは名人芸とでも言いましょうか
下り立ったところは車の真ん前。まさにロスなしピンポイントの下山路だった。
さすがこれも名人芸ですね。
宮指路
坂内の道の駅から往路を引き返し、八草トンネルを抜けると青空が広がっていた。
この辺りから金糞岳に登るルートがあるようですね
やはり沢は水量が命だ。水を得た魚ではないが、水を得た沢は躍動感に溢れている。同じ滝でも水がチョロチョロ流れる滝と、轟々と膨大な水量を落とす滝とでは命の宿り方が違う。遡行に支障をきたすような水量でない範囲で、沢は水量は多い方が美しい。
それは言えますね。小便もチョロチョロより勢いの良いほうが気持ちがいい(最近、特にこれが気にな出した。)
は、15m滝の上の8m滝の落ち口だった。本流側にも5m滝が落ち、さながらミニ双門の滝といったところか。
ここは休憩するためにあるような場所だ。ザックを降ろして一服。自然林の林相が美しい。
厳しい遡行の途中にオアシスのような場所を見つけると嬉しいですね。
双門の真ん中を直登して滝の上に出ると、なんとも言えない癒しの空間が広がっていた。
穏やかな流れと美しい森。若狭の谷を象徴する風景である。
又、こういうのも沢登の楽しみなんですね
ビールの冷え具合は苦労した割にはイマイチだった。おまけに、飲み差しのビールにコガネムシが止まり、「おい、危ないぞ」と警告する間もなく缶の中に転落してしまった。まだ半分残っていたのに・・・
これは残念でしたね。私は半分でちょうど良いです。
この辺ではめずらしい岩グラがあったので、戻り気味にトラバースしていくと、割谷側の斜面に巨木の匂い。こうなると確かめずにはいられない。4mクラスの見事なトチがあった。
さすが巨木の匂いを嗅ぐのは名人芸とでも言いましょうか
下り立ったところは車の真ん前。まさにロスなしピンポイントの下山路だった。
さすがこれも名人芸ですね。
宮指路
Re: 【若狭】代打クリーンヒットの湯ノ花谷
宮指路さん、どうもです。
[quote]この辺りから金糞岳に登るルートがあるようですね
こちら側からは積雪期専用ルートか沢登りルートですね。
いわゆる「登山道」はありません。
それは言えますね。小便もチョロチョロより勢いの良いほうが気持ちがいい(最近、特にこれが気にな出した。)
そう来ましたか!! 年食うと飛距離が落ちますからねえ。
[attachment=1]P1120082_1.JPG[/attachment]
厳しい遡行の途中にオアシスのような場所を見つけると嬉しいですね。
そうですね。このあたりの沢はオアシスの方が多いですけど。
>双門の真ん中を直登して滝の上に出ると、なんとも言えない癒しの空間が広がっていた。
>穏やかな流れと美しい森。若狭の谷を象徴する風景である。
又、こういうのも沢登の楽しみなんですね
沢登りのというより、私の山登りの楽しみですね。こういう場所を探してフラフラしてます。
[attachment=0]P1120125_1.JPG[/attachment]
これは残念でしたね。私は半分でちょうど良いです。
虫が落ちても飲む人もいるようですが・・・
さすが巨木の匂いを嗅ぐのは名人芸とでも言いましょうか
宮指路さんの○○○の匂いを嗅ぐスキルには遠く及びません。
>下り立ったところは車の真ん前。まさにロスなしピンポイントの下山路だった。
さすがこれも名人芸ですね。
まあ、これは道を下りてきたら車の前だったというだけですが・・・(^^ゞ
山日和
[quote]この辺りから金糞岳に登るルートがあるようですね
こちら側からは積雪期専用ルートか沢登りルートですね。
いわゆる「登山道」はありません。
それは言えますね。小便もチョロチョロより勢いの良いほうが気持ちがいい(最近、特にこれが気にな出した。)
そう来ましたか!! 年食うと飛距離が落ちますからねえ。
[attachment=1]P1120082_1.JPG[/attachment]
厳しい遡行の途中にオアシスのような場所を見つけると嬉しいですね。
そうですね。このあたりの沢はオアシスの方が多いですけど。
>双門の真ん中を直登して滝の上に出ると、なんとも言えない癒しの空間が広がっていた。
>穏やかな流れと美しい森。若狭の谷を象徴する風景である。
又、こういうのも沢登の楽しみなんですね
沢登りのというより、私の山登りの楽しみですね。こういう場所を探してフラフラしてます。
[attachment=0]P1120125_1.JPG[/attachment]
これは残念でしたね。私は半分でちょうど良いです。
虫が落ちても飲む人もいるようですが・・・
さすが巨木の匂いを嗅ぐのは名人芸とでも言いましょうか
宮指路さんの○○○の匂いを嗅ぐスキルには遠く及びません。
>下り立ったところは車の真ん前。まさにロスなしピンポイントの下山路だった。
さすがこれも名人芸ですね。
まあ、これは道を下りてきたら車の前だったというだけですが・・・(^^ゞ
山日和
Re: 【若狭】代打クリーンヒットの湯ノ花谷
山日和さん こんばんは。
雨で転進でしたか、そのまま真っ直ぐ帰らなくてよかったですね。
転進して美しい谷を愛でるとは、流石でんなぁ。
さて、どこにするか。手軽に楽しめてリスクも少ないところと言えば、通い慣れた耳川流域だ。
前に訪れた時には天気が悪かった湯ノ花谷へでも行ってみるか。
二度目の谷なんですね。
エエ林層内の流れですなぁ。
ここは休憩するためにあるような場所だ。ザックを降ろして一服。自然林の林相が美しい。
ありますねェ こんなところ、まるで作ったみたい ちゅうか つくったら こないに絶妙な感じはで~へん。
左へ逃げてズリズリと本流に到着したところ
は、15m滝の上の8m滝の落ち口だった。本流側にも5m滝が落ち、さながらミニ双門の滝といったところか。
ええとこでんがなぁ 代打どころか 本命 4番 まだまだ 行くべきとこありますなぁ。
ビール片手に詰め!!?? 楽勝ですなぁ。
左俣の六セン谷も滝の多いとてもいい沢だ。源頭の雰囲気も素晴らしく、再訪してみたいと思わせてくれる。
この辺 エエ谷ぞろいでんなぁ。
来年は? ヒラセンからワカセンしましょう。
今更 ロープ結び復習 老化防止でいじったりして・・・。
SHIGEKI
雨で転進でしたか、そのまま真っ直ぐ帰らなくてよかったですね。
転進して美しい谷を愛でるとは、流石でんなぁ。
さて、どこにするか。手軽に楽しめてリスクも少ないところと言えば、通い慣れた耳川流域だ。
前に訪れた時には天気が悪かった湯ノ花谷へでも行ってみるか。
二度目の谷なんですね。
エエ林層内の流れですなぁ。
ここは休憩するためにあるような場所だ。ザックを降ろして一服。自然林の林相が美しい。
ありますねェ こんなところ、まるで作ったみたい ちゅうか つくったら こないに絶妙な感じはで~へん。
左へ逃げてズリズリと本流に到着したところ
は、15m滝の上の8m滝の落ち口だった。本流側にも5m滝が落ち、さながらミニ双門の滝といったところか。
ええとこでんがなぁ 代打どころか 本命 4番 まだまだ 行くべきとこありますなぁ。
ビール片手に詰め!!?? 楽勝ですなぁ。
左俣の六セン谷も滝の多いとてもいい沢だ。源頭の雰囲気も素晴らしく、再訪してみたいと思わせてくれる。
この辺 エエ谷ぞろいでんなぁ。
来年は? ヒラセンからワカセンしましょう。
今更 ロープ結び復習 老化防止でいじったりして・・・。
SHIGEKI
Re: 【若狭】代打クリーンヒットの湯ノ花谷
SHIGEKIさん、どうもです。
予報があっちもこっちも晴れでしたからね。そのまま帰るつもりはありませんでした。
こういう時は引き出しの数がものを言いますね。(^^ゞ
[attachment=3]P1120088_1.JPG[/attachment]
隣のうつろ谷はもちろん、反対隣の割谷もいいし、折戸谷対岸の牛谷もなかなかエエ谷です。特に牛谷の源流部は癒してくれます。
そうそう。天の廃材、じゃなかった配剤ですわ。そう言えば双門の滝の釜にロープで縛った廃材みたいなのが浮いてました。
あれは何のためのものやったんやろ?
[attachment=2]P1120129_1.JPG[/attachment]
タマに代打で空振り三振ってなこともありますが・・・
まあ、ホームランはなくてもシングルヒットの積み重ねで十分です。
ビールぶら下げて歩くのは割と得意技です。
ワカセンだと重箱の隅ほじくりやらんとすぐにネタが尽きますよ。
いいとこはいいですが、スッキリしない谷も多いです。巨木マニア向けかな。
そうそう。ロープ結びはボケ防止によろしいようで・・・
亀甲縛りは心臓に悪いですけど。
山日和
雨で転進でしたか、そのまま真っ直ぐ帰らなくてよかったですね。
転進して美しい谷を愛でるとは、流石でんなぁ。
予報があっちもこっちも晴れでしたからね。そのまま帰るつもりはありませんでした。
こういう時は引き出しの数がものを言いますね。(^^ゞ
二度目の谷なんですね。
エエ林層内の流れですなぁ。
[attachment=3]P1120088_1.JPG[/attachment]
隣のうつろ谷はもちろん、反対隣の割谷もいいし、折戸谷対岸の牛谷もなかなかエエ谷です。特に牛谷の源流部は癒してくれます。
ありますねェ こんなところ、まるで作ったみたい ちゅうか つくったら こないに絶妙な感じはで~へん。
そうそう。天の廃材、じゃなかった配剤ですわ。そう言えば双門の滝の釜にロープで縛った廃材みたいなのが浮いてました。
あれは何のためのものやったんやろ?
[attachment=2]P1120129_1.JPG[/attachment]
ええとこでんがなぁ 代打どころか 本命 4番 まだまだ 行くべきとこありますなぁ。
ビール片手に詰め!!?? 楽勝ですなぁ。
タマに代打で空振り三振ってなこともありますが・・・
まあ、ホームランはなくてもシングルヒットの積み重ねで十分です。
ビールぶら下げて歩くのは割と得意技です。
この辺 エエ谷ぞろいでんなぁ。
来年は? ヒラセンからワカセンしましょう。
ワカセンだと重箱の隅ほじくりやらんとすぐにネタが尽きますよ。
いいとこはいいですが、スッキリしない谷も多いです。巨木マニア向けかな。
今更 ロープ結び復習 老化防止でいじったりして・・・。
そうそう。ロープ結びはボケ防止によろしいようで・・・
亀甲縛りは心臓に悪いですけど。
山日和