【奥美濃】「男一人をカオレにやるな」川浦谷本流

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わりばし
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登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
住所: 三重県津市

【奥美濃】「男一人をカオレにやるな」川浦谷本流

投稿記事 by わりばし » 2019年8月06日(火) 19:28

【日 付】2019年8月3日(土)
【山 域】奥美濃
【コース】大ヅケ谷手前駐車場9:00---12:31岩の要塞---13:15板取キャンプ場上駐車場
【メンバー】Iさん、わりばし

 山日和さんの著書で紹介された沢ノ又の下流にあたる板取川川浦谷を下った。「男一人をカオレにやるな」と言われる奥美濃の険谷で泳ぐしかないエリアが長い。Iさんから上るか下るかと聞かれて、即座に下ると答えた。

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核心部

 板取キャンプ場上の林道に私の車をデポしてIさんの車で大ツゲ谷手前のトイレのある駐車場まで行き、ここから入渓する。スエットの上にライフジャケットを着ているので、玉のような汗が垂れてくる。河原に降り水につかると水は思ったより冷たく一気に汗が引いた。森に囲まれた豊かな渓谷で心癒される風景が続き左岸の岩から滝が二ヶ所流れており美しい。写真を撮ろうとするが外気温と水温の差が大きくレンズが曇ってしまってうまく写せなかった。

 ゴルジュに入ると谷は立ってきて本流だけに水量も多い。いくつも瀞が出てきて泳ぐ。吊橋の残骸を越えると西ケ洞谷の出合で、このあたりまでは釣り師の物と思われるロープなどがある。電力会社の点検用の吊橋を越えると50m瀞に100m瀞が続く。元越谷を大仕立てにしたような谷で水はエメラルドグリーンで美しい。青空の光が谷を照らし特別な美しさがあった。5回目のIさんはこんな条件のいい日は初めてと言っていた。

DSCF2273.JPG

 ただ、水中の岩が滑っていてフリクションが悪く岩の上に這い上がるのに何回か苦労した。本格的な川下りをして分かったのだが、川は均等に流れてはいない。同じ瀞でもスムーズに下れる流れと水流が巻いていて押し戻される流れがある。ここを見極めないと穏やかな水面の場所でなかなか前に進めないという事になってしまう。釣りをしている者が今頃気づいていてはいけないのだが・・

DSCF2268.JPG

 両岸が切り立った岩がにはさまれた谷はさらに狭まり激流となって川は流れていく。岩の要塞で5m滝と2m滝があるがいずれも瀑流で滝壺に巻き込まれたら大変だ。渡渉する場所が二ヶ所あるが、狙うルートがわかっていないと苦労するだろう。渡渉で流されると大変なので、ロープを出す。渡渉後は岩を登るのでここを越えた所で解除した。

DSCF2269.JPG
岩の要塞

 上る場合の核心部70mのゴルジュに突入。ここは流れがあるので、下るには楽ちんだが上るとなると大変だろう。ここで、撤退するパーティもあるようだ。続く50mのゴルジュは流れが緩く、しっかり泳がないと進まない。大きな声が聞こえてきたので確認すると先の幅広3m滝のあたりで渡渉しているパーティだった。ここには右岸の中ほどに大きな穴が開いている。渡渉に時間がかかるようだったので、先に行かせてもらう。渡渉ザイルをかいくぐり泳ぐ。ひと泳ぎで海ノ溝谷の出合だった。

DSCF2271.JPG
70mゴルジュ

 この日は猛暑日で岩場に上がると暖かくなるものの水は冷たい。泳いでいるときはそうでもないが、やはり冷たい。水量の多い本流だけに「さむっ」を連発していた。

 ここからも泳ぎの連続。最後の50m瀞は流れも緩やかなのでしっかり泳がないと進まない。その先が板取キャンプ場で子ども連れの家族が川遊びを楽しんでいる。そこにヘルメットにカッパを着こんでガチャをつけ、おまけにザックを担いだオッサンが流れてきたら驚くわな。

 林道に上がりデポした車で着替え、入渓地まで車を取りに行った帰りに核心の70mを見に行った。幅広3m滝で出会ったパーティが70mゴルジュ手前の岩場にいる。核心部はこれからのようで、苦労しそうだ。下りを選んで良かったと改めて思った。

 猛暑日に「奥美濃の黒部」と言われる美しい川浦谷本流を堪能できて楽しかった。きれいな水に抱かれ「さむっ」と感じられるなんてなんて贅沢な時間なんだろう。導いてくれたIさんには感謝したい。それに雪国の谷では有名な「オロロ」という小さいアブの大群の襲撃が無かったのは幸いだった。猛暑の影響か?

追伸
 帰りに洞戸の円空記念館に立ち寄った。ここは円空が修行した地で管理人さんと長話をしてしまった。お土産に円空没後三百年記念の神符を購入した。御札には円空自筆の「八百萬大明神」という言葉が印刷してある。八百萬大明神とは円空らしくていい。御札は百年前に洞戸村で漉かれた和紙を使っていて貴重だ。これで300円とはこれいかに・・・


SHIGEKI
記事: 827
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【奥美濃】「男一人をカオレにやるな」川浦谷本流

投稿記事 by SHIGEKI » 2019年8月07日(水) 23:03

わりばしさん こんばんは。

てか、おはようございます。



【日 付】2019年8月3日(土)
【山 域】奥美濃
【コース】大ヅケ谷手前駐車場9:00---12:31岩の要塞---13:15板取キャンプ場上駐車場
【メンバー】Iさん、わりばし

本流のキャニオニング?沢降り?ですか~


 山日和さんの著書で紹介された沢ノ又の下流にあたる板取川川浦谷を下った。「男一人をカオレにやるな」と言われる奥美濃の険谷で泳ぐしかないエリアが長い。Iさんから上るか下るかと聞かれて、即座に下ると答えた。

わりばしさんの体力なら登りにとっても楽勝でしょうに・・

「男一人をカオレにやるな」

で、想い出しました。

不肖Sは大ツゲの少し上流、石門から上しか歩いたことありません。

http://shigeki.ryu-unso-kyu.jp/07kaoretyousi.htm




 ゴルジュに入ると谷は立ってきて本流だけに水量も多い。いくつも瀞が出てきて泳ぐ。吊橋の残骸を越えると西ケ洞谷の出合で、このあたりまでは釣り師の物と思われるロープなどがある。電力会社の点検用の吊橋を越えると50m瀞に100m瀞が続く。元越谷を大仕立てにしたような谷で水はエメラルドグリーンで美しい。青空の光が谷を照らし特別な美しさがあった。5回目のIさんはこんな条件のいい日は初めてと言っていた。

泳いでいたら、大きな渦や滝に落ちるとかなど恐ろしげですが、5回目のベテランさんが同行だったんですね。


ただ、水中の岩が滑っていてフリクションが悪く岩の上に這い上がるのに何回か苦労した。本格的な川下りをして分かったのだが、川は均等に流れてはいない。同じ瀞でもスムーズに下れる流れと水流が巻いていて押し戻される流れがある。ここを見極めないと穏やかな水面の場所でなかなか前に進めないという事になってしまう。釣りをしている者が今頃気づいていてはいけないのだが・・

流れを読むことは魚の居場所を知ることですね。

最近は てんから にハマってます。数倍以上面白いですよ~


両岸が切り立った岩がにはさまれた谷はさらに狭まり激流となって川は流れていく。岩の要塞で5m滝と2m滝があるがいずれも瀑流で滝壺に巻き込まれたら大変だ。渡渉する場所が二ヶ所あるが、狙うルートがわかっていないと苦労するだろう。渡渉で流されると大変なので、ロープを出す。渡渉後は岩を登るのでここを越えた所で解除した。

お~ 怖い怖い 魚どころか 自分の命が危ないですね。

渡渉のロープはどんな使い方をしたんでしょう?


ひと泳ぎで海ノ溝谷の出合だった。

大昔に誰かさんと行く予定でしたが、叶いませんでした。


 猛暑日に「奥美濃の黒部」と言われる美しい川浦谷本流を堪能できて楽しかった。きれいな水に抱かれ「さむっ」と感じられるなんてなんて贅沢な時間なんだろう。導いてくれたIさんには感謝したい。それに雪国の谷では有名な「オロロ」という小さいアブの大群の襲撃が無かったのは幸いだった。猛暑の影響か?

この周辺でも オロロ が出るんですかね?

男2人の川浦 よかったですねぇ~

       SHIGEKI


アバター
わりばし
記事: 1367
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
住所: 三重県津市

Re: 【奥美濃】「男一人をカオレにやるな」川浦谷本流

投稿記事 by わりばし » 2019年8月09日(金) 05:45

おはようございます、SHIGEKIさん。

 山日和さんの著書で紹介された沢ノ又の下流にあたる板取川川浦谷を下った。「男一人をカオレにやるな」と言われる奥美濃の険谷で泳ぐしかないエリアが長い。Iさんから上るか下るかと聞かれて、即座に下ると答えた。

わりばしさんの体力なら登りにとっても楽勝でしょうに・・

いやいや登りなら苦労したと思います。私には流れのある70mゴルジュはかなり厳しいと思います。

DSCF2253.JPG

「男一人をカオレにやるな」

で、想い出しました。
不肖Sは大ツゲの少し上流、石門から上しか歩いたことありません。

昨年の夏に歩いたルートにつなげるのにこのルートも考えたのですが・・
日帰りは無理ですね。


 ゴルジュに入ると谷は立ってきて本流だけに水量も多い。いくつも瀞が出てきて泳ぐ。吊橋の残骸を越えると西ケ洞谷の出合で、このあたりまでは釣り師の物と思われるロープなどがある。電力会社の点検用の吊橋を越えると50m瀞に100m瀞が続く。元越谷を大仕立てにしたような谷で水はエメラルドグリーンで美しい。青空の光が谷を照らし特別な美しさがあった。5回目のIさんはこんな条件のいい日は初めてと言っていた。

泳いでいたら、大きな渦や滝に落ちるとかなど恐ろしげですが、5回目のベテランさんが同行だったんですね。

Iさんは上り2回下り3回目だそうです。
特に下りは飛び込める場所なのか回避する場所なのかが経験者がいないとわからないでしょうね。
「右側を行くと岩が多く流されると傷だらけになるからなるべく左側を」といった事は見た目ではわかりません。


DSCF2267.JPG

ただ、水中の岩が滑っていてフリクションが悪く岩の上に這い上がるのに何回か苦労した。本格的な川下りをして分かったのだが、川は均等に流れてはいない。同じ瀞でもスムーズに下れる流れと水流が巻いていて押し戻される流れがある。ここを見極めないと穏やかな水面の場所でなかなか前に進めないという事になってしまう。釣りをしている者が今頃気づいていてはいけないのだが・・

流れを読むことは魚の居場所を知ることですね。
最近は てんから にハマってます。数倍以上面白いですよ~

私もテンカラ竿は持っているのでチャレンジしてみます。

DSCF2276.JPG

両岸が切り立った岩がにはさまれた谷はさらに狭まり激流となって川は流れていく。岩の要塞で5m滝と2m滝があるがいずれも瀑流で滝壺に巻き込まれたら大変だ。渡渉する場所が二ヶ所あるが、狙うルートがわかっていないと苦労するだろう。渡渉で流されると大変なので、ロープを出す。渡渉後は岩を登るのでここを越えた所で解除した。

お~ 怖い怖い 魚どころか 自分の命が危ないですね。
渡渉のロープはどんな使い方をしたんでしょう?

Iさんが滝側に流れそうになったら確保する感じです。

 猛暑日に「奥美濃の黒部」と言われる美しい川浦谷本流を堪能できて楽しかった。きれいな水に抱かれ「さむっ」と感じられるなんてなんて贅沢な時間なんだろう。導いてくれたIさんには感謝したい。それに雪国の谷では有名な「オロロ」という小さいアブの大群の襲撃が無かったのは幸いだった。猛暑の影響か?

この周辺でも オロロ が出るんですかね?
男2人の川浦 よかったですねぇ~

Iさんはこれまで全部オロロにやられているそうで
今回もアブ除けのアイテムは持っていきました。
被害が無かったのは初めてだったようです。


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