【白山山系】ヒトリ集中山行。野伏を愛でる(別山編)

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雨子庵
記事: 469
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
住所: 名古屋(ときどき青田(飯高))

【白山山系】ヒトリ集中山行。野伏を愛でる(別山編)

投稿記事 by 雨子庵 » 2019年8月01日(木) 21:15

さあ、ヒトリ野伏集中山行も仕上げが見えてきた。
残す愛でるポイントは北から。
ということで、今回行く山は・・・・ジャーン、
『別山、おまえだ』
『えっ?あたし?白山を差し置いていいの?』
いいのだ。本来ならキチンとした名称があって然るべき山、たまたま隣に有名人?がいるためにヒネリの無い単純な名前になってしまったキライの有るお前に会いに行こう。ちなみにワタシの小学校は別宮(べっく)小学校、「別」には縁があるんだ。
さて、どのルートで行こう。この時期(※注:5月下旬です)かなり残雪は減っているとはいえ、白山~別山の縦走路は厳しそうだ。このエリアで未踏ルートは、チブリ尾根、三ノ峰~赤兎山。ではここを通るルートで市ノ瀬発着周回コースをとろう。コースタイムはシャキシャキ歩けば一泊二日だけど、ここはノンビリ二泊三日で。

【日付】2019年5月22日(水)~24日(金)
【山域】別山、三の峰、赤兎山(白山山系)
【メンバー】あめちゃん(単独)
【天候】快晴に近い晴れ
【ルート】<1日目>市ノ瀬(7:30)~チブリ尾根避難小屋(12:10~13:00)~御舎利山(15:45)~別山(16:00)~三ノ峰(18:00)~三ノ峰避難小屋(18:15)
<2日目>三ノ峰避難小屋(7:30)~六本檜(9:40)~杉峠(11:20~12:30)~赤兎山避難小屋(16:40)
<3日目>赤兎小屋避難小屋(7:30)~赤兎山(8:00)~小原峠(9:10)~川上御前社(10:40)~林道終点(10:50)~林道起点(12:20途中ランチ含む)~市ノ瀬(12:45)

前夜はボヘで福井の道の駅でマッタリ。
●登山口の市ノ瀬には車は数台。ほかの車はすべて白山登山口を目指してすっ飛ばしていく。
ムカシからチブリ尾根は憧れだった。どの本を読んでも、白山随一のブナの森と紹介されている。いかんせん期待が大きすぎた。登山道横のブナ林としてはモチロン規模は大きいのだろうが、少々消化不良気味でブナ帯を通過。尾根に出るとまだらに雪をかぶった白山がお出迎え。下方には別当出合の駐車場で車がキラキラしている、混んでるなぁ。足元にも雪が出てきたが、腐ってるので気にせず歩く。すると、前方からヒトが降りてきた。
『チブリ尾根避難小屋まで行ってきました。途中、迷ったので雪の上のトレースが乱れていますが気にしないでください。どちらまで行きます?』
『そうですねぇ、別山を越えて、今日は三ノ峰避難小屋まで』
『えっ、気をつけて…』
トレース乱れてるものの、雪の表面は洞窟の浸食でよく見られるスプーンで削ったような跡(スカラップ)の方が目立つ、尾根を伝ってチブリ尾根避難小屋着。ムカシからの憧れの避難小屋。展望もいいなぁ。ケド、ここに泊まってはあとがキツイ。昼飯を食べて出発。小屋の周りは雪は無いがここからはチェーンスパイクを装着。今回雪に備えての装備はこれのみ。出発後急に残雪がえぐくなる。
『えっ、こんなに雪が…』
見上げると御舎利山の壁がそびえている。尾根に出ると三ノ峰までのルートは特に問題ないことはわかっているのだが、これは・・・そこまで行けるだろうか。今夜はさっきの避難小屋かもしれないなぁ。そうなると水の確保もしないと。時々流れる足元の雪解け水を確認しながら進む。そうこうするうちに、足元は雪だけになってきた。先日の雨と最近の太陽で先人のトレースは全く不明。正規ルートが全く分からない。ここかなぁと進むと細くて固いヤラシイ灌木に行く手を遮られる。特に力を入れたわけでもないのに足が膝くらいまで埋まりこむ。こうなっては尾根を忠実に行くしかないなぁ。ときどきルートらしきところに出るのだけど、そこから1mでも右か左にずれるとそこはもう灌木地獄だ。上半身に当たる枝は痛いし、足元は膝、下手すると股の辺りまで沈むし・・・。
『久しぶりに行ったことを後悔する前進になるかもしれないなぁ…』
振り返るたびに小さくなっていくチブリ尾根避難小屋を見ながらそんなことが頭に浮かぶ。かといってあそこに戻るのも嫌なルートだ。灌木を避けて多少でも歩きやすい雪原の斜面に出ると、そこは斜面下が切れていて下が見えない。ゾゾッ、慌てて灌木の有るところにソーっと戻る。
チブリ尾根上部.jpg
白山はキレイだけど、足元が滑るといやらしい
御舎利山への最後の壁が見えてきた。あまりにも斜度がきつくて雪が少なくなっている、登山道が見える、ヨカッタ・・。何とかそれにとりつく。途中で休憩をして、御舎利山にポンと出る。結局、チブリ尾根避難小屋から御舎利山、コースタイム1時間30分のところ、2時間45分かかった、おおかた倍だ。ただ、ここまでくれば一安心。白山やら別山を愛でる。尾根の散歩道を別山へ。
別山から白山見る.jpg
別山から見る白山。尾根は雪があっても精神的にもラクラク
風が出てきた。時刻のせいもあるのだろう、猛烈に寒くなる。ここは西風の通り道だ。祠の風除けもなぜか西斜面にある。
『サブイ、死んじゃう』早々に三ノ峰に向かって出発だ。
まあ、暗くなる前には三ノ峰避難小屋には着くだろう。
真ん中野伏.jpg
真ん中が三ノ峰。その向こうに野伏が見える
あとは途中の水場で水を確保するだけだ。進む左手に別山室跡、そして御手洗池という水場らしきところ。しかし、そこは一面平らな雪の原だった。う~ん、ケドここで水は確保しないと。御手洗池と思しきところの少し下に雪解けの水たまりがあった。よかったぁとここで補給。水の中には氷が浮いていて、手がかじかむかじかむ。
水場.jpg
水場。無雪期に来たときは平らな人工的な建物跡もあったけど・・・とにかく水を
8割がた雪の上の尾根線歩きで三ノ峰着。見下ろすと小屋もニコニコ待っている。ああそしてその向こうには、途中のキツサで忘れがちだった野伏が見えている。「別山から」ではなく三ノ峰からになってしまったがこれこそ見たかった風景、しばし時間を忘れる。この小屋に泊まるのは2回目。同じ避難小屋に泊まるのは自分自身珍しいが、2回目となるともう我が家みたいなもんだ。荷物を解いて、ビールを持ってまた三ノ峰まで引き返し夕陽で乾杯。
赤い白山.jpg
白山、ではなく赤山(あかさん)
野伏夕景.jpg
野伏(真ん中)も赤く染まる
そのまま爆睡。
●二日目、今日は未踏コースその②、赤兎山避難小屋まで。といってもコースタイム5時間30分程度なんで途中ユックリ行こう。朝も展望楽しんでウダウダしていたら、もうヒトがやってきた。
『早いですねぇ、どこから』
『上小池からです』
『して、どこまで?』
『別山まで、迷ってます』
『楽勝ですよ、行ってらっしゃいませ』
『その前に、福井の最高峰はわかりますか?』
『いまワタシが降りてきたこの草むら上がればすぐそこです』
さあ、こちらもさっさと出発しよう。すぐの激下り。そこで唐突に見えたのが野伏に続くルート。
『おおっ』
想像以上の絶景。願教寺から野伏へと続く山波、それはそれは想像を超えた風景。ジンワリ目が滲む。野伏を愛でるヒトリ集中山行。ヒトリ3D?小さいけれど目的をもってその山域を歩く。なかなか自分の中で充実感を得ることができる2週間でした。しばらくの下りは、この風景を横目にユックリユックリ堪能しましょう、今日は急ぐ旅でもないので。
野伏から吊り尾根まで.jpg
真ん中あたりに牧場跡と野伏、手前には願教寺から銚子が峰への尾根が横切る
途中では眼下に刈込池も。そこへのルートが分岐する六本槍までは鼻歌混じりのお気楽コース。チト様子がおかしくなったのはその先から。油断していたら残雪地獄が始まった。基本的にはルートテープの殆どないコース。ちょっと油断すると灌木地獄(地獄多用しすぎ、ケドそんな感じ)。多分つづら折りに下るルートを横着してまっすぐ降りようとするともうはまります、下半身は雪に潜るわ体は枝に引っ掛かかるわで進めません。そして雪が無ければ『ああでかい倒木か、台風の影響かな』で終わるところが、それをかわすことが方向感覚を狂わせ灌木地獄の中へといざなうきっかけに。その倒木が結構多いこと。根元から曲がった灌木がこれほど邪魔なものとは。きのうは空が広かったけど、今日は森の中、自分自身森に埋没している感覚に。んっ?森、おおっ、気がつくと周りはホントに素晴らしいブナの森。これで気分も晴れます。『ああっ』と『おおっ』の繰り返し。ヤブコギで時々出てくるこのルート、六本槍から赤兎山のブナの森はチブリ尾根でがっかりしていた気持ちを120%以上盛り返してくれる、素晴らしいプレゼントだ。ただ、さっきまで鳴っていた熊鈴が鳴らない。あれっ?と思ったらどこかの灌木にむしり取られたみたい。『オイオイ、ここからが本番なのに…』予定時間をかなりオーバーして、ホントのランチタイムに杉峠に到着。水はあるんだろうか…。石川側に降りると3分で残雪、すぐ横に歓迎するかのようにミズバショウ、すぐ下にチョロチョロと水流が。『杉峠』ではなく『水峠』だな。今回は全部で6個卵を用意している。生卵2個、ゆで卵2個、煮卵2個。卵の数はゼイタク指数。ヒルメシは「どん兵衛」だけど煮卵2個で一気にリッチなランチとなる。素晴らしいランチ場を後にして出発、後半は残雪あるもののルートロスも殆どなく快適なブナ林のトリップ。裏赤兎山を越えてはるか上に今宵の宿、赤兎避難小屋も見えてきた。さあ最後の登り。ここがキツカッた。一直線に真上に斜面を登るのだけど、ここに雪が無くてよかった、と心から思った。小屋着。実はこの小屋泊も2回目。しかもここと、前夜の三ノ峰避難小屋は兄弟小屋。福井県が同じ時期に作ったのか、作りがメチャ似ている。荷物を解いて、ビールとおつまみもってさっきの激登りの上の白山展望台へ行く。
チブリ尾根遠望.jpg
今日歩いた尾根、そして昨日歩いたチブリ尾根もすべてが見える
前半ゆっくりしたせいもあるが通常5時間半のところ9時間かかった。
今夜のメニューは『今半の牛炊き込みご飯』。きのうが『九州カシワメシ』だったのでチトリッチなバンメシ。そのまま爆睡。
●最終日。今日は基本的に下るだけだ。朝も相変わらずノンビリ。小屋のノートによると小原林道は未だ開通していないらしい。ならば今日は誰とも会わないノンビリ歩きだろう。小屋にお別れして赤兎山。ここからは先日行った経ヶ岳が眼前に。分岐から少しだけ経ヶ岳へのルート偵察するがやっぱりここからあそこまではきつそうだなぁ。ダンダンと大長山が眼前に迫ってくる・・・どうしようかなぁ・・・さすがにあそこに行かないとするとかなり時間が余ってしまうが・・・。まあ、前回も行ったし今日はパスするかと日和る。これが自分のいいとこでもあり、悪いとこでもあるんだけど・・・。そうなると小原峠でもマッタリ大休止。ここは不思議な峠道(越前禅定道)で福井側は峠のすぐ下まで沢水が流れている。そこまで下って歯磨きやらなんやらノンビリ。峠に戻り石川側に降りると、あら、こちらの方が水量が多い・・・なんとも不思議な賢い古道、歩きはいつも楽しい。しばらく進むとりっぱな祠(きれいに梱包されているけど)が、川上御前社だ(越前禅定道上で平泉寺白山神社が世話をしていると思い帰りに立ち寄り資料館で聞いてみたが要領を得なかった)。ドンドン下ると登ってくるヒトがいる。つけているラジオの大音量でこちらに全く気がつかない、大丈夫かいな。聞くと小原峠までを予定しているとのこと
『楽勝ですよ』
しばらくで林道終点。市ノ瀬まではまだまだ遠い。しばらく歩くとラッキーなことに軽トラが上がってくる。横で停まったので変な期待をしながら最高の笑顔でニッコリ目を合わすと、開口一番
『クマ見んやったか?』
『多いんですか?』
『そうだ』
無情にもそのまま上に出発していった。
熊鈴失くしたけど今回は出会うことなくラッキーだった。
道端にはタンポポが咲いている。林道には点々とオトシブミの落とし文が落ちている。目の前をアオスジアゲハがいざなうように舞う、初夏だ。さっきまでの雪の中から一気に季節が進む、日常の風景に戻っていく。
ようやく市ノ瀬ビジターセンターへ。貸し切りの更衣室、出る位置の高い水道。あなたのしたいことをしてくださいの雰囲気。
『ワタシのしたいことは体を洗うことです』
ザバザバと水を浴びて、冷房ガンガン効いた更衣室で着替えて、外の日陰のリクライニングチェアでマッタリ。・・・ああ、ここは暮らせるなぁ、昼間だけだけど。
帰りは平泉寺白山神社でしんみりし、グリルやまだで満足し、地元の日本酒を手に入れて、多少詳しくなった福井をあとにする。

自分の埋めそこなっていたピースを何かのきっかけでヒトツずつだけどはめていく。全部が埋まることなんてキット無いのだろうけど、今度はどのピースをはめようかな。

あめちゃん

シュークリーム
記事: 1744
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
住所: 三重県津市

Re: 【白山山系】ヒトリ集中山行。野伏を愛でる(別山編)

投稿記事 by シュークリーム » 2019年8月08日(木) 14:58

あめちゃん、まいど。
2泊3日ののんびり歩きですか。いいですね。10連休の振替休日をフルに使っているのかな?


8割がた雪の上の尾根線歩きで三ノ峰着。見下ろすと小屋もニコニコ待っている。ああそしてその向こうには、途中のキツサで忘れがちだった野伏が見えている。「別山から」ではなく三ノ峰からになってしまったがこれこそ見たかった風景、しばし時間を忘れる。この小屋に泊まるのは2回目。同じ避難小屋に泊まるのは自分自身珍しいが、2回目となるともう我が家みたいなもんだ。荷物を解いて、ビールを持ってまた三ノ峰まで引き返し夕陽で乾杯。

三の峰避難小屋、私も3回ほど泊まったことがあります。ロケーション良いですよねえ。平日だから貸切ですよね。本当に自分の家みたいなもんですね。


想像以上の絶景。願教寺から野伏へと続く山波、それはそれは想像を超えた風景。ジンワリ目が滲む。野伏を愛でるヒトリ集中山行。ヒトリ3D?小さいけれど目的をもってその山域を歩く。なかなか自分の中で充実感を得ることができる2週間でした。しばらくの下りは、この風景を横目にユックリユックリ堪能しましょう、今日は急ぐ旅でもないので。

なぜ野伏にそれだけの思いを持ったのかわからないけど、自分なりのテーマを持って山を歩くのは良いことですね。

帰りは平泉寺白山神社でしんみりし、グリルやまだで満足し、地元の日本酒を手に入れて、多少詳しくなった福井をあとにする。
自分の埋めそこなっていたピースを何かのきっかけでヒトツずつだけどはめていく。全部が埋まることなんてキット無いのだろうけど、今度はどのピースをはめようかな。


お疲れさんでした。充実した山行になったようで良かったですね。
福井県には15年間住んでいて、その間に色々な山に登らせてもらいました。もう30年から40年前になりますけど。別山から三の峰のあたりも何度か歩かせてもらっていて、懐かしく読ませてもらいました。
あめちゃんもまだまだ若いからこれから色々なピースをはめ込んでいくことができるでしょう。
ではでは
                         @シュークリーム@

yamaneko0922
記事: 209
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39

Re: 【白山山系】ヒトリ集中山行。野伏を愛でる(別山編)

投稿記事 by yamaneko0922 » 2019年8月09日(金) 14:04

あめちゃん おひさです

【ルート】<1日目>市ノ瀬(7:30)~チブリ尾根避難小屋(12:10~13:00)~御舎利山(15:45)~別山(16:00)~三ノ峰(18:00)~三ノ峰避難小屋(18:15)
<2日目>三ノ峰避難小屋(7:30)~六本檜(9:40)~杉峠(11:20~12:30)~赤兎山避難小屋(16:40)
<3日目>赤兎小屋避難小屋(7:30)~赤兎山(8:00)~小原峠(9:10)~川上御前社(10:40)~林道終点(10:50)~林道起点(12:20途中ランチ含む)~市ノ瀬(12:45)


私も昨年の秋、白山の美しい時期に長男と家内と共に赤兎~三ノ峰(泊)~白山~一ノ瀬と歩いており、記憶の中にある情景との相違を感じながら、拝見させて頂きました。

>ヤブコギで時々出てくるこのルート

当時はこのサイトの存在も知らなかったのですが、やはりヤブコギではすっかりお馴染みのルートなんですね。

>チト様子がおかしくなったのはその先から。油断していたら残雪地獄が始まった。基本的にはルートテープの殆どないコース。ちょっと油断すると灌木地獄(地獄多用しすぎ、ケドそんな感じ)。多分つづら折りに下るルートを横着してまっすぐ降りようとするともうはまります、下半身は雪に潜るわ体は枝に引っ掛かかるわで進めません。そして雪が無ければ『ああでかい倒木か、台風の影響かな』で終わるところが

私の山行時も無雪期ではありましたが、それまでのヤマレコの記録を参照すると、昨年の台風の後でかなりの台風が生じたようでした。どれほどの倒木を潜ったり乗り越えたか数え切れませんが何本かの倒木はそう簡単に終わるようなものではありませんでした。やはり倒木を越えるために登山路脇の灌木の藪の中に突入しなければならないことが幾度かありました。六本檜まで当初の予定より大幅に時間がかかったのでした。

>今日は森の中、自分自身森に埋没している感覚に。んっ?森、おおっ、気がつくと周りはホントに素晴らしいブナの森。これで気分も晴れます。『ああっ』と『おおっ』の繰り返し。ヤブコギで時々出てくるこのルート、六本槍から赤兎山のブナの森はチブリ尾根でがっかりしていた気持ちを120%以上盛り返してくれる、素晴らしいプレゼントだ。

倒木は大変でしたが、それを補ってあまりあるほどの美しい林相が続くように思われましたが、やはりそうですか。

>石川側に降りると3分で残雪、すぐ横に歓迎するかのようにミズバショウ、すぐ下にチョロチョロと水流が

私の山行の時にここで水が補給出来ればよかったな~。翌日は水不足に苦しむことになりました。・

>先日行った経ヶ岳が眼前に。分岐から少しだけ経ヶ岳へのルート偵察するがやっぱりここからあそこまではきつそうだなぁ。

私もこのルートはとても気になっておりました。
もう少し涼しい季節になったら、私も赤兎~経ヶ岳を歩いてみたいと機会を伺っているのですが・・・

>赤兎避難小屋も見えてきた。さあ最後の登り。ここがキツカッた。一直線に真上に斜面を登るのだけど、ここに雪が無くてよかった、と心から思った。

確かに・・・ここの赤兎からの急下降にビックリしました。とんでもない下降ですね。以前整備された階段があるのですが、ほとんどが崩壊気味で却って歩きにくい。

それから赤兎小屋は私達が通過した時は赤兎は草紅葉の季節で、山頂から避難小屋まではかなりの数の登山者で賑わっておりました。雨ちゃんは静寂の美しい世界を独り占め出来てよかったですね。

>自分の埋めそこなっていたピースを何かのきっかけでヒトツずつだけどはめていく。全部が埋まることなんてキット無いのだろうけど、今度はどのピースをはめようかな。

埋めそこなっていたピースとは、憧憬を温めておられたコースでしょうか?私も未だに訪れることが出来ていないそのようトレイルが数多くあります。このコースも私にとってもそういうトレイルの一つであり、紅葉の白山を訪れるのは赤兎から出発することを心に決めておりました。またいつか、埋めそこなっていたピースのお話をお伺いできる機会があるのを楽しみにしております。

雨子庵
記事: 469
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
住所: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【白山山系】ヒトリ集中山行。野伏を愛でる(別山編)

投稿記事 by 雨子庵 » 2019年8月19日(月) 19:22

シューさん まいど
あめちゃんです

2泊3日ののんびり歩きですか。いいですね。10連休の振替休日をフルに使っているのかな?
天気が味方しました

三の峰避難小屋、私も3回ほど泊まったことがあります。ロケーション良いですよねえ。平日だから貸切ですよね。本当に自分の家みたいなもんですね。
どこでも1回泊まれば『俺の家』ですよね。前回はイトシロの大杉からのピストンだったので違った楽しみ方ができました

なぜ野伏にそれだけの思いを持ったのかわからないけど、自分なりのテーマを持って山を歩くのは良いことですね。
あの地域(福井の辺り)が食わず嫌いのようになっていたのと、野伏が昔からの自分の中にひっかかっていたのと・・・どうやら・・・深い理由は無さそうです。
けれどたしかにテーマ持つとモチベーション2割増しでした

お疲れさんでした。充実した山行になったようで良かったですね。
福井県には15年間住んでいて、その間に色々な山に登らせてもらいました。もう30年から40年前になりますけど。別山から三の峰のあたりも何度か歩かせてもらっていて、懐かしく読ませてもらいました。
あめちゃんもまだまだ若いからこれから色々なピースをはめ込んでいくことができるでしょう。
ではでは

このコースは楽しかったです。
野伏では無いですが、行こう行こうとしながら実行に移せなかった(サボっていた)そのモヤモヤを埋めてることができました。
『色々なピース』・・・これを考えたら家でウダウダしてる場合ではないのでしょうが・・・いかんせん暑すぎる・・
ではでは

あめちゃん

雨子庵
記事: 469
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
住所: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【白山山系】ヒトリ集中山行。野伏を愛でる(別山編)

投稿記事 by 雨子庵 » 2019年8月19日(月) 20:04

yamaneko0922さん まいど
あめちゃんです

私も昨年の秋、白山の美しい時期に長男と家内と共に赤兎~三ノ峰(泊)~白山~一ノ瀬と歩いており、記憶の中にある情景との相違を感じながら、拝見させて頂きました。
えっ、こんだけを一泊二日で歩いたの!? :o
しかも昼が短い秋に。シンジラレナァーイ・・・チト古かったです :)
大長山と経ヶ岳.jpg
三の峰から見る朝日の経ヶ岳(左)と大長山
当時はこのサイトの存在も知らなかったのですが、やはりヤブコギではすっかりお馴染みのルートなんですね。
たしか「副●長さん」とか「わし●かさん」とか・・・伏せ字にする必要全くないのですが

私の山行時も無雪期ではありましたが、それまでのヤマレコの記録を参照すると、昨年の台風の後でかなりの台風が生じたようでした。どれほどの倒木を潜ったり乗り越えたか数え切れませんが何本かの倒木はそう簡単に終わるようなものではありませんでした。やはり倒木を越えるために登山路脇の灌木の藪の中に突入しなければならないことが幾度かありました。六本檜まで当初の予定より大幅に時間がかかったのでした。
尾根道だからと甘く見てました :(

倒木は大変でしたが、それを補ってあまりあるほどの美しい林相が続くように思われましたが、やはりそうですか。
ブナの新緑が続く経験はあまりなかったので
ブナ.jpg
いつまでも続くブナの新緑
私の山行の時にここで水が補給出来ればよかったな~。翌日は水不足に苦しむことになりました。・
翌日、別山平の御手洗池の水場はムリでしたか。秋は秋で、水場が枯れるのがネックですよね

私もこのルートはとても気になっておりました。
もう少し涼しい季節になったら、私も赤兎~経ヶ岳を歩いてみたいと機会を伺っているのですが・・・

イヤイヤ、ワタシはこのルート歩くとは一言も言ってないですよ! :shock:
ここは気合が二発ほど必要だと思うけど・・・こんなこと言ってたら、ヤブコギに書くのやめな、と誰かに言われそう・・・。
まっ、誰かのレポ待ってますわ、ねっ、yamaneko0922さん :mrgreen:

確かに・・・ここの赤兎からの急下降にビックリしました。とんでもない下降ですね。以前整備された階段があるのですが、ほとんどが崩壊気味で却って歩きにくい。
壁ですよ、壁。そこの亀裂を登っていく感じですよね :roll:

それから赤兎小屋は私達が通過した時は赤兎は草紅葉の季節で、山頂から避難小屋まではかなりの数の登山者で賑わっておりました。雨ちゃんは静寂の美しい世界を独り占め出来てよかったですね。
ハイ。基本的にほかのヒトがいたらお互いがビックリするくらいの環境が多いですね。
今回は赤兎避難小屋近くから見える白山連峰の風景が一番印象に残りました。
それは、天気がサイコーとかではなく、自分が2日間歩いた軌跡がまさに目の前に映し出されたからです。 :D
周回とはいえ、2日間のコースがクッキリ見えるところはあんまりないかもしれませんね。

埋めそこなっていたピースとは、憧憬を温めておられたコースでしょうか?私も未だに訪れることが出来ていないそのようトレイルが数多くあります。このコースも私にとってもそういうトレイルの一つであり、紅葉の白山を訪れるのは赤兎から出発することを心に決めておりました。またいつか、埋めそこなっていたピースのお話をお伺いできる機会があるのを楽しみにしております。
そうですね。憧憬(今回調べて覚えました。次から使い倒します。©つけて)のコースはみなさんそれぞれ必ず持ってるハズですよね。今回はワタシは、「チブリ尾根」やら「三の峰~赤兎」やらがそうでした。ただ、ワタシの浅いところは、yamaneko0922さんのように、その季節、見たい風景のピンポイントまでいけていないところかなぁ。・・・とりあえず歩けりゃいいや、みたいな。
次からは、ほんの少しかもしれないけれど、テーマに四季を感じることもスパイスとして加えたいなと思いました。 ;)

次の『俺の憧憬(©yamaneko0922)』はどこだろう・・・

あめちゃん

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