【台高】20190728杖ついて・ヌタハラ谷
Posted: 2019年7月30日(火) 22:31
台風6号はホンマおじゃま虫だった。
水量たっぷりの大瀑布を見にヌタハラ谷。
【 日 付 】 令和1年7月28日(日)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 晴れ のち 曇り 雷鳴は聞こえてくるが
【 ルート】 蓮小学校跡7:00---9:15不動滝---11:30コウセ滝
---13:20桧塚若水---14:00奥峰---16:40駐車地
【メンバー】 グー単独
蓮小学校跡に車を停め、祠に手を合わせて集落跡を歩く。
ジキタリスは立ち枯れ状態だが、1つ2つ先端に花を残しているものも。
里川右岸尾根の倒木帯はシカの踏み跡の一番はっきりしている道を辿る。
ヒル対策をしてきたので登ってくるのは見当たらない。
嵓を左から巻くと伐採地に飛び出す。
廃木捨て場を迂回して整備したルートはまずまず歩きやすい。
ただ2本丸太の皮が剥がれたら滑るようになるのかも?
その時は2本丸太の間に滑り止めの砕石でも撒こうかな。
今日は夫婦滝の上から入渓してコウセ滝でUターンの予定で来た。
が、空を見上げると予想以上に青空が広がってきた。
不動滝の裏見の滝を観賞するためには10時までに着きたい。
山腹道を歩き不動滝に直行することに予定を変える。そうすれば、
「谷の一部を切り取ったゲームではなく、山頂あるいは稜線に至る」
に適合するから、文句を言われずに済むだろう。
今日の足元は木梶ゴルジュをステミングで突破するために買ったラバー底の沢靴だ。
ステミングで体を支えられない非力グーには無駄な買い物になったが、
替え靴を持っていかなくても陸歩きにも通して行けるがうたい文句だ。
長い登りに靴擦れが出来たみたい。痛い。クッションに絆創膏を貼る。
作業道が切られる以前の山腹道を歩いてみる。懐かしさが浮かんでくる。
大沢崩れの水たまりに浸かって小休止。火照った足を冷やす。
不動滝は予想通りに大量の滝水を落としていた。
瀑風がすごい勢いで走っている。谷を跨ぐ間に全身びしょ濡れになった。
滝裏に回り込んでカメラを構えると・・・雲が出て全面青空になってくれない。
しかも大量の滝水で真っ白。必然的に周りは真っ黒に写り、絵にならない。
裏見の滝を撮るには渇水期がいいのだと分かりました。
不動滝の落ち口からやっと入渓する。水が冷たくて気持ちいい~。
が、股までの深みに浸かるとブルル寒さに震える。足が攣りそうに感じる。
水線にこだわらずにグー流なんちゃったって水遊びに切り替える。
コウセ滝に着いた。この滝はグー唯一の沢屋さんのまねごとです。
まず小さなステップを選んで2m弱の小滝を登る。
次は右岸の草付きを登るのだが、左手の掴む頼れる草が無い。
泥に左手の指を突き刺して体を持ち上げる。非力グーの核心部です。
後は楽々。グーにとって沢屋さん気分を味わえるコウセ滝です。
ネコ滝は、初めて右岸から巻き上がってみた。
アザミ滝も右岸からと見上げるが、ちょっと嵓が怖そう。ヤメ。
テン場の手前で尾根を乗越し右俣に移る。
桧塚若水は漏水が激しい。ペットボトル注ぎ口への導水工事をする。
桧塚奥峰に登ると雷鳴が聞こえてきた。「午後から夕立の天気予報だったからね」
しかし、雷鳴は鳴り止まないものの雨粒の落ちてくることはなかった。
・822登山口からの尾根下りの前にヒル対策をしようと足元を見るとすでに2匹が。
「前はヒルの心配なんかしなくてもいい山だったのに」
尾根を下るとつま先が痛い。大足がむくんでさらに大きくなったからだろう。
水分補給をすると大量の汗が噴き出してきた。と、下りなのに足が前に出ない。
フラフラと夢遊病状態でヨタヨタ ヨタヨタ。熱中症なのだろうか?
適正高度差を大幅に超えての水遊び。明日から会社で仕事にならないだろうな。
グー(伊勢山上住人)