【台高】20190715長靴スッテン・地蔵谷
Posted: 2019年7月17日(水) 22:01
霧雨の中、長靴は濡れた岩でよく滑る。
慎重に小滝を登り一息ついた途端にスッテンコロリン。
長靴に入った水はいつまでも抜けていかないのね。
「ガボッ」「ガボッ」 一足ごとに靴が鳴る。
【 日 付 】 令和1年7月15日(祝)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 霧雨 ガス 曇り
【 ルート】 鳴滝展望駐車地7:40---地蔵大滝---11:30赤ゾレ池
---ゼエノ谷魚止滝---14:40駐車地
【メンバー】 グー単独
山に近づくにつれて霧雨がフロントガラスを濡らす。
こういう条件は谷の写真を撮るには最適なのです。
傘を差して地蔵谷を歩く。気が付くと霧雨は止んでいた。
「雲の中に入ったから雨が降ってこないのかな?」
ミソッチョ岩の手前の段滝は水平な足場を選んで滑らずに登れる。
滝上まで登って目線を上げたとたんに足が滑った。
踏ん張ろうと力を入れた足が思いっ切り滑った。
流れの中に横倒しになり、滝の落ち口に向かって流される。
あわわ、滝水と一緒に空中遊泳だけはしたくない。(落差50cm)
バタバタ必死にあがいて落ち口手前で体を止めた。(滑走距離40cm)
右の長靴の中にはたっぷりの水が入った。
水を排出し、靴下も絞ったけれど「ガボッ ガボッ」靴が鳴る。
♪ ピチピチ チャプチャプ ランランラン ♪
斜面を登りzippさんやpiccolo大魔王が遊んだ岩穴を覗きに行く。
入口には乾燥したコケが敷かれている。クマの寝床かな?
「お~~い!」奥に向かって叫んでみるが返事がない。
「長い年月何を考えているの?」
ゴリラ岩に挨拶をしてから右の尾根に乗って稜線に出た。
ガスが薄くなってくると、ギーヨ ギーヨ カナカナカナ
エゾハルゼミとヒグラシが鳴きだした。
「そうだよな。お日さんが照るのを待っていたら恋の季節が終わってしまう」
コーヒーテラスの下をトラバースしてヤシオ尾根の夏椿からゼエノ谷に下りる。
ズズズズズ----足元が崩れ滑り降りる。左の長靴に土が入り込んだ。
谷に横たわる枯れ枝を跨ごうとして後ろ足が引っ掛かってこけた。
小さな岩を越えようと足を上げたが、上げ足りずにつまずいてこけた。
身体能力の衰えが急速に押し寄せてきているのだろうか?
ヤだね~。
グー(伊勢山上住人)