【越美国境/三周ヶ岳】ヤブを泳いで未踏の山へ初詣
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【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
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【越美国境/三周ヶ岳】ヤブを泳いで未踏の山へ初詣
【日付】2019年6月18日(火)
【山域】両白山地/三周ヶ岳
【ルート】広野ダム~夜叉ヶ池~三周ヶ岳(ピストン)
【天候】晴れのち曇り
【メンバー】単独
梅雨の晴れ間も、そう何度もないだろう。(…って、近畿地方は梅雨入りしてたっけ?) そのうち、大雨の日ばかり続くだろうから、今のうちに山へ行っておこう…と思ってたら、以心伝心、今週半ばは好天になりそうや!
江越美3国のほぼ交点に位置する「三周ヶ岳」は、雨乞伝説の夜叉ヶ池北隣りのメジャーな山なのに、恥ずかしながら未踏なのだ。「夜叉ヶ池の周りにニッコウキスゲが…」とかのレポがあった気もする。行くなら今!
これまで何度か付近の山から稜線を眺めていたが、足を踏み入れる機会がなかった。なんだかヤブっぽい。岩場の急登も危険そう…(@_@。そんなイメージ。でも、一度くらい訪ねてみたいものだ。
広野ダムから夜叉ヶ池へは、登山道が整備されている。登山口の鳥居前広場に着くと、すでに車でいっぱい。「平日なのに…。リタイア族のツアー?」と思っていると、何だか様子がヘンだぞ? 白いヘルメット姿、ハーネスも付けた10数人集団。どっかの山岳会の沢登りか?
そっと、聞いてみたら、なんと行方不明者の捜索だって! よく見たらパトライトを屋根に乗せた警察車が停まっている。なんでも家族から要救があった不明者は2、3日前から帰ってこないらしい。
あ~あ、なんやら出鼻をくじかれたなあ~、上げた足元を掬われた感じで、ひっくり返りそうになる(@_@。
我が身への警告と受け止めて、忘れ物がないようゆっくり携行物を確認しながら仕度する。
9時過ぎ、捜索隊の出動を待って、あとに付く。
彼らはすぐ登山路から沢に懸垂下降していったが、後追いはできない。おとなしく登山路を進む。
渡渉点の橋が新しくなっていた。大トチの先から沢筋を離れ尾根に取り付くが、地形図の破線とは少し違っている。コアジサイやウツギの花をカメラに収めたり、池まで1500m、1000m、500m…の標示板を確認しながら、夜叉ヶ池に11時過ぎ。
先客は食事中の男女ペア、単独男性の3人。それとなく聞いてみるが、これ以上先へ行く人はいないようだ。返事はみんな、「だって、ヤブでしょう?」
だれか一人くらい三周ヶ岳まで行く人がいるんでは? との思いは甘かったのか。
木道から池を覗き込んでヤシャゲンゴロウ(絶滅危惧種)を探すが、いるのは天敵のイモリばかり。因みに、この池の3大生物はヤシャゲンゴロウ、イモリ、モリアオガエル。天敵イモリはヤシャゲンちゃんの幼虫を襲うのだが、同時期にモリアオちゃんのオタマが池に落ちてくるので、「こっちの方がウメーや!」と目移りして、ヤシャゲンちゃんは助かるのだと、案内説明板に書いてあった。しかも、大人のヤシャゲンちゃんは弱ったイモリに逆襲して食ってしまうというからコワイ!
う~ん、いずれにせよモリアオちゃんの「献身」で成り立つ生態系ってことか…。このバランスが崩れると、ヤシャヶ池はオシャカ池になってしまうのだろう(@_@。
池畔の木道から峠に出ると、美濃側の池ノ又谷を見下ろせる。登山道の脇にニッコウキスゲやアザミ、イブキトラノオなどの花が迎えてくれる。鬱蒼とした奥越側と日差しが明るい美濃側の対照的な陰陽が際立つ風景である。
さてと、ここからは初めて踏み入れるエリア。池から見えている最初のピークまではすぐだ。ヤブといっても道型の両サイドから雑木の枝葉が被さってくるくらいなので問題はない。
二つ目の大きなピークco1230で一息。10mほどの広場になっていて眺望もよく、休憩の適地。三周ヶ岳への稜線がクッキリ見える。山名がないのがかわいそうなくらいだ。
進むほどにヤブは濃くなる。灌木、ササが交互に、時に混じって行く手を阻む…というと大袈裟だが、これだけ続くといい加減イヤになってくる。
co1250で県境尾根が左へ外れていくが、こちらは直進なので、いつの間にか通り過ぎていた。足元の道型さえ外さなければ迷うことはない。
いくつかのピークを越えて、最後の登りをこなすとササの中から山頂広場へ飛びだす。やっと着きました!という感じ。池を出たのが11時過ぎ。ネットで見たレポでは池から1時間程度のタイムが多かったので、「昼までには着けるかな?」と思っていたが、ちょうど2時間。なんとまあ、2倍もかかっている。これが今の私の実体力なんだろう。
この時期、日は長いから心配はない。周りに障害物は少ないのだが、あいにく空は雲が多く、遠くはやや霞んで眺望は良くない。ま、とりあえずはランチ休憩だ。
14時、帰路へ。登りは4時間だったので、下りは3時間くらい? あまり時間の余裕はない。
泳ぐようにヤブを分けて進む。「確かに下りは楽だなあ…♪」なんて言っておられるのは最初だけ。やがて、疲れた足が攣りそうになり、息が切れて小さな登り返しも四苦八苦である。
co1230ピークで一服した後、岩尾根を用心しながら下る。慌てちゃいけない、頼れる介護人がいない単独行は、とにかく慎重第一!
池に着くとさすがに静まり返っている。ヤシャゲンちゃんに挨拶する時間も残っていないので、給水だけしてスル―。ここからはヤブから解放された登山路だ。痛み出したヒザをかばいながら、無心でひたすら下るのみ。
神社の駐車場には自分の車1台だけ。想定通りとはいえ、もう17時を回っている。
汗だくのシャツを着替えて、大カツラに無事帰還の挨拶してから帰路に着く。
あの不明者、見つかったかなあ…。
~biwa爺
【山域】両白山地/三周ヶ岳
【ルート】広野ダム~夜叉ヶ池~三周ヶ岳(ピストン)
【天候】晴れのち曇り
【メンバー】単独
梅雨の晴れ間も、そう何度もないだろう。(…って、近畿地方は梅雨入りしてたっけ?) そのうち、大雨の日ばかり続くだろうから、今のうちに山へ行っておこう…と思ってたら、以心伝心、今週半ばは好天になりそうや!
江越美3国のほぼ交点に位置する「三周ヶ岳」は、雨乞伝説の夜叉ヶ池北隣りのメジャーな山なのに、恥ずかしながら未踏なのだ。「夜叉ヶ池の周りにニッコウキスゲが…」とかのレポがあった気もする。行くなら今!
これまで何度か付近の山から稜線を眺めていたが、足を踏み入れる機会がなかった。なんだかヤブっぽい。岩場の急登も危険そう…(@_@。そんなイメージ。でも、一度くらい訪ねてみたいものだ。
広野ダムから夜叉ヶ池へは、登山道が整備されている。登山口の鳥居前広場に着くと、すでに車でいっぱい。「平日なのに…。リタイア族のツアー?」と思っていると、何だか様子がヘンだぞ? 白いヘルメット姿、ハーネスも付けた10数人集団。どっかの山岳会の沢登りか?
そっと、聞いてみたら、なんと行方不明者の捜索だって! よく見たらパトライトを屋根に乗せた警察車が停まっている。なんでも家族から要救があった不明者は2、3日前から帰ってこないらしい。
あ~あ、なんやら出鼻をくじかれたなあ~、上げた足元を掬われた感じで、ひっくり返りそうになる(@_@。
我が身への警告と受け止めて、忘れ物がないようゆっくり携行物を確認しながら仕度する。
9時過ぎ、捜索隊の出動を待って、あとに付く。
彼らはすぐ登山路から沢に懸垂下降していったが、後追いはできない。おとなしく登山路を進む。
渡渉点の橋が新しくなっていた。大トチの先から沢筋を離れ尾根に取り付くが、地形図の破線とは少し違っている。コアジサイやウツギの花をカメラに収めたり、池まで1500m、1000m、500m…の標示板を確認しながら、夜叉ヶ池に11時過ぎ。
先客は食事中の男女ペア、単独男性の3人。それとなく聞いてみるが、これ以上先へ行く人はいないようだ。返事はみんな、「だって、ヤブでしょう?」
だれか一人くらい三周ヶ岳まで行く人がいるんでは? との思いは甘かったのか。
木道から池を覗き込んでヤシャゲンゴロウ(絶滅危惧種)を探すが、いるのは天敵のイモリばかり。因みに、この池の3大生物はヤシャゲンゴロウ、イモリ、モリアオガエル。天敵イモリはヤシャゲンちゃんの幼虫を襲うのだが、同時期にモリアオちゃんのオタマが池に落ちてくるので、「こっちの方がウメーや!」と目移りして、ヤシャゲンちゃんは助かるのだと、案内説明板に書いてあった。しかも、大人のヤシャゲンちゃんは弱ったイモリに逆襲して食ってしまうというからコワイ!
う~ん、いずれにせよモリアオちゃんの「献身」で成り立つ生態系ってことか…。このバランスが崩れると、ヤシャヶ池はオシャカ池になってしまうのだろう(@_@。
池畔の木道から峠に出ると、美濃側の池ノ又谷を見下ろせる。登山道の脇にニッコウキスゲやアザミ、イブキトラノオなどの花が迎えてくれる。鬱蒼とした奥越側と日差しが明るい美濃側の対照的な陰陽が際立つ風景である。
さてと、ここからは初めて踏み入れるエリア。池から見えている最初のピークまではすぐだ。ヤブといっても道型の両サイドから雑木の枝葉が被さってくるくらいなので問題はない。
二つ目の大きなピークco1230で一息。10mほどの広場になっていて眺望もよく、休憩の適地。三周ヶ岳への稜線がクッキリ見える。山名がないのがかわいそうなくらいだ。
進むほどにヤブは濃くなる。灌木、ササが交互に、時に混じって行く手を阻む…というと大袈裟だが、これだけ続くといい加減イヤになってくる。
co1250で県境尾根が左へ外れていくが、こちらは直進なので、いつの間にか通り過ぎていた。足元の道型さえ外さなければ迷うことはない。
いくつかのピークを越えて、最後の登りをこなすとササの中から山頂広場へ飛びだす。やっと着きました!という感じ。池を出たのが11時過ぎ。ネットで見たレポでは池から1時間程度のタイムが多かったので、「昼までには着けるかな?」と思っていたが、ちょうど2時間。なんとまあ、2倍もかかっている。これが今の私の実体力なんだろう。
この時期、日は長いから心配はない。周りに障害物は少ないのだが、あいにく空は雲が多く、遠くはやや霞んで眺望は良くない。ま、とりあえずはランチ休憩だ。
14時、帰路へ。登りは4時間だったので、下りは3時間くらい? あまり時間の余裕はない。
泳ぐようにヤブを分けて進む。「確かに下りは楽だなあ…♪」なんて言っておられるのは最初だけ。やがて、疲れた足が攣りそうになり、息が切れて小さな登り返しも四苦八苦である。
co1230ピークで一服した後、岩尾根を用心しながら下る。慌てちゃいけない、頼れる介護人がいない単独行は、とにかく慎重第一!
池に着くとさすがに静まり返っている。ヤシャゲンちゃんに挨拶する時間も残っていないので、給水だけしてスル―。ここからはヤブから解放された登山路だ。痛み出したヒザをかばいながら、無心でひたすら下るのみ。
神社の駐車場には自分の車1台だけ。想定通りとはいえ、もう17時を回っている。
汗だくのシャツを着替えて、大カツラに無事帰還の挨拶してから帰路に着く。
あの不明者、見つかったかなあ…。
~biwa爺
Re: 【越美国境/三周ヶ岳】ヤブを泳いで未踏の山へ初詣
琵琶湖さん 今晩は
江越美3国のほぼ交点に位置する「三周ヶ岳」は、雨乞伝説の夜叉ヶ池北隣りのメジャーな山なのに、恥ずかしながら未踏なのだ。「夜叉ヶ池の周りにニッコウキスゲが…」とかのレポがあった気もする。行くなら今!
ニッコウキスゲの時期に訪れたいと思っていますが
なかなか実現してません
あ~あ、なんやら出鼻をくじかれたなあ~、上げた足元を掬われた感じで、ひっくり返りそうになる(@_@。
我が身への警告と受け止めて、忘れ物がないようゆっくり携行物を確認しながら仕度する。
ホントですね お互い気を付けましょう。
おとなしく登山路渡渉点の橋が新しくなっていた。大トチの先から沢筋を離れ尾根に取り付くが、地形図の破線とは少し違っている。コアジサイやウツギの花をカメラに収めたり、池まで1500m、1000m、500m…の標示板を確認しながら、夜叉ヶ池に11時過ぎ。
登山道 ブナの巨木多いのが印象に残っていますが
池畔の木道から峠に出ると、美濃側の池ノ又谷を見下ろせる。登山道の脇にニッコウキスゲやアザミ、イブキトラノオなどの花が迎えてくれる。鬱蒼とした奥越側と日差しが明るい美濃側の対照的な陰陽が際立つ風景である。
この景色一度見たいと毎年思うのですが
いくつかのピークを越えて、最後の登りをこなすとササの中から山頂広場へ飛びだす。やっと着きました!という感じ。池を出たのが11時過ぎ。ネットで見たレポでは池から1時間程度のタイムが多かったので、「昼までには着けるかな?」と思っていたが、ちょうど2時間。なんとまあ、2倍もかかっている。これが今の私の実体力なんだろう。
この時期、日は長いから心配はない。周りに障害物は少ないのだが、あいにく空は雲が多く、遠くはやや霞んで眺望は良くない。ま、とりあえずはランチ休憩だ。
まだ登山道はないのですね
ヤブが濃いですよね。
池に着くとさすがに静まり返っている。ヤシャゲンちゃんに挨拶する時間も残っていないので、給水だけしてスル―。ここからはヤブから解放された登山路だ。痛み出したヒザをかばいながら、無心でひたすら下るのみ。
お疲れ様
ヒザをお大事に
バーチャリ
江越美3国のほぼ交点に位置する「三周ヶ岳」は、雨乞伝説の夜叉ヶ池北隣りのメジャーな山なのに、恥ずかしながら未踏なのだ。「夜叉ヶ池の周りにニッコウキスゲが…」とかのレポがあった気もする。行くなら今!
ニッコウキスゲの時期に訪れたいと思っていますが
なかなか実現してません
あ~あ、なんやら出鼻をくじかれたなあ~、上げた足元を掬われた感じで、ひっくり返りそうになる(@_@。
我が身への警告と受け止めて、忘れ物がないようゆっくり携行物を確認しながら仕度する。
ホントですね お互い気を付けましょう。
おとなしく登山路渡渉点の橋が新しくなっていた。大トチの先から沢筋を離れ尾根に取り付くが、地形図の破線とは少し違っている。コアジサイやウツギの花をカメラに収めたり、池まで1500m、1000m、500m…の標示板を確認しながら、夜叉ヶ池に11時過ぎ。
登山道 ブナの巨木多いのが印象に残っていますが
池畔の木道から峠に出ると、美濃側の池ノ又谷を見下ろせる。登山道の脇にニッコウキスゲやアザミ、イブキトラノオなどの花が迎えてくれる。鬱蒼とした奥越側と日差しが明るい美濃側の対照的な陰陽が際立つ風景である。
この景色一度見たいと毎年思うのですが
いくつかのピークを越えて、最後の登りをこなすとササの中から山頂広場へ飛びだす。やっと着きました!という感じ。池を出たのが11時過ぎ。ネットで見たレポでは池から1時間程度のタイムが多かったので、「昼までには着けるかな?」と思っていたが、ちょうど2時間。なんとまあ、2倍もかかっている。これが今の私の実体力なんだろう。
この時期、日は長いから心配はない。周りに障害物は少ないのだが、あいにく空は雲が多く、遠くはやや霞んで眺望は良くない。ま、とりあえずはランチ休憩だ。
まだ登山道はないのですね
ヤブが濃いですよね。
池に着くとさすがに静まり返っている。ヤシャゲンちゃんに挨拶する時間も残っていないので、給水だけしてスル―。ここからはヤブから解放された登山路だ。痛み出したヒザをかばいながら、無心でひたすら下るのみ。
お疲れ様
ヒザをお大事に
バーチャリ
Re: 【越美国境/三周ヶ岳】ヤブを泳いで未踏の山へ初詣
びわ爺,最近は日頃に増してご清祥のことと拝察いたしまする。何よりでございまする。
【日付】2019年6月18日(火)
【山域】両白山地/三周ヶ岳
【ルート】広野ダム~夜叉ヶ池~三周ヶ岳(ピストン)
【天候】晴れのち曇り
【メンバー】単独
おっ,びわ爺もついに平日山行に目覚めましたか。
そっと、聞いてみたら、なんと行方不明者の捜索だって! よく見たらパトライトを屋根に乗せた警察車が停まっている。なんでも家族から要救があった不明者は2、3日前から帰ってこないらしい。
あ~あ、なんやら出鼻をくじかれたなあ~、上げた足元を掬われた感じで、ひっくり返りそうになる(@_@。
我が身への警告と受け止めて、忘れ物がないようゆっくり携行物を確認しながら仕度する。
そうですか。早く見つかるといいですね。
びわ爺も3度目のビバークなど無いよう気をつけましょうね。確か2度のビバークともあの周辺だった気が・・・
先客は食事中の男女ペア、単独男性の3人。それとなく聞いてみるが、これ以上先へ行く人はいないようだ。返事はみんな、「だって、ヤブでしょう?」
だれか一人くらい三周ヶ岳まで行く人がいるんでは? との思いは甘かったのか。
平日でもそんなに人がいるんですね。さすがに人気スポットの夜叉ケ池です。
私も若い頃に行った頃がありますが,その頃は池があるだけで囲いも何もありませんでした。
進むほどにヤブは濃くなる。灌木、ササが交互に、時に混じって行く手を阻む…というと大袈裟だが、これだけ続くといい加減イヤになってくる。
co1250で県境尾根が左へ外れていくが、こちらは直進なので、いつの間にか通り過ぎていた。足元の道型さえ外さなければ迷うことはない。
一応道型はあるんですね。それにしてもどんだけ藪漕ぎが好きやねん。やぶこぎネットの鑑ですなあ。
神社の駐車場には自分の車1台だけ。想定通りとはいえ、もう17時を回っている。
汗だくのシャツを着替えて、大カツラに無事帰還の挨拶してから帰路に着く。
あの不明者、見つかったかなあ…。
お疲れさんでした。三周ヶ岳まで行こうという気力,体力が戻ってよかったですね。今週末は沢登りとか。楽しんできてくださいね。
【日付】2019年6月18日(火)
【山域】両白山地/三周ヶ岳
【ルート】広野ダム~夜叉ヶ池~三周ヶ岳(ピストン)
【天候】晴れのち曇り
【メンバー】単独
おっ,びわ爺もついに平日山行に目覚めましたか。
そっと、聞いてみたら、なんと行方不明者の捜索だって! よく見たらパトライトを屋根に乗せた警察車が停まっている。なんでも家族から要救があった不明者は2、3日前から帰ってこないらしい。
あ~あ、なんやら出鼻をくじかれたなあ~、上げた足元を掬われた感じで、ひっくり返りそうになる(@_@。
我が身への警告と受け止めて、忘れ物がないようゆっくり携行物を確認しながら仕度する。
そうですか。早く見つかるといいですね。
びわ爺も3度目のビバークなど無いよう気をつけましょうね。確か2度のビバークともあの周辺だった気が・・・
先客は食事中の男女ペア、単独男性の3人。それとなく聞いてみるが、これ以上先へ行く人はいないようだ。返事はみんな、「だって、ヤブでしょう?」
だれか一人くらい三周ヶ岳まで行く人がいるんでは? との思いは甘かったのか。
平日でもそんなに人がいるんですね。さすがに人気スポットの夜叉ケ池です。
私も若い頃に行った頃がありますが,その頃は池があるだけで囲いも何もありませんでした。
進むほどにヤブは濃くなる。灌木、ササが交互に、時に混じって行く手を阻む…というと大袈裟だが、これだけ続くといい加減イヤになってくる。
co1250で県境尾根が左へ外れていくが、こちらは直進なので、いつの間にか通り過ぎていた。足元の道型さえ外さなければ迷うことはない。
一応道型はあるんですね。それにしてもどんだけ藪漕ぎが好きやねん。やぶこぎネットの鑑ですなあ。
神社の駐車場には自分の車1台だけ。想定通りとはいえ、もう17時を回っている。
汗だくのシャツを着替えて、大カツラに無事帰還の挨拶してから帰路に着く。
あの不明者、見つかったかなあ…。
お疲れさんでした。三周ヶ岳まで行こうという気力,体力が戻ってよかったですね。今週末は沢登りとか。楽しんできてくださいね。
@シュークリーム@
Re: 【越美国境/三周ヶ岳】ヤブを泳いで未踏の山へ初詣
チャリばーちゃん、トップレス?、ありがとう!(^^)!琵琶湖さん 今晩は
オフ会で会えなかったんで、どうしてるかな?と思っておりました。
時期は今頃と思うんですが、峠の辺りと夜叉が丸の斜面に咲いてたぐらいで、それほどでもありませんでした。ニッコウキスゲの時期に訪れたいと思っていますが
なかなか実現してません
でも、池まではウツギやコアジサイなど地味な花がかりだったんで、カラフルな花が目立ちました。
忘れ物がないようゆっくり携行物を確認しながら仕度する。
じつは、気をつけたのに、プリントした地形図、飲み薬をどこに入れたのか解からないまま。ほかにも……、あれ?忘れたもの、なんやったっけ?ホントですね お互い気を付けましょう。
ま、そんなもんですわ(-_-)
登山道に入ってすぐ、トチの巨木がありますね。登山道 ブナの巨木多いのが印象に残っていますが
あとは…、足元ばかり見て歩いてるんで、どんな樹木があったか記憶にございません(@_@。
池畔の木道から峠に出ると、美濃側の池ノ又谷を見下ろせる。登山道の脇にニッコウキスゲやアザミ、イブキトラノオなどの花が迎えてくれる。
夜叉ヶ池は積雪期ばかりですか? さすが雪のチャリバー夫人(^_-)この景色一度見たいと毎年思うのですが
いくつかのピークを越えて、最後の登りをこなすとササの中から山頂広場へ飛びだす。やっと着きました!という感じ。池を出たのが11時過ぎ。ネットで見たレポでは池から1時間程度のタイムが多かったので、「昼までには着けるかな?」と思っていたが、ちょうど2時間。なんとまあ、2倍もかかっている。
登山路はあるんですよ。しっかり道は通じてます。まだ登山道はないのですね
ヤブが濃いですよね。
ただ、両側からササや灌木の枝なんかが被さってくるので、濃いところはササ泳ぎ、ヤブヨガスクールになります。
歩いた距離は10km未満なんで、ヒザも今日あたりは回復しました。お疲れ様
ヒザをお大事に
今日で医療費負担2割の2年目。カラダのメンテをしっかりやって、1年でも長く山と遊びたいもんです。
~びわ爺
最後に編集したユーザー biwaco [ 2019年6月24日(月) 17:12 ], 累計 1 回
Re: 【越美国境/三周ヶ岳】ヤブを泳いで未踏の山へ初詣
びわ爺,最近は日頃に増してご清祥のことと拝察いたしまする。何よりでございまする。
シュー先生、過分のお誉め言葉、恐悦至極に存じまするするするり~(^^♪
おっ,びわ爺もついに平日山行に目覚めましたか。
あらら、独り山遊びはお天気と付き合って、ウイークデーもけっこう多いんですよ(^^♪
そっと、聞いてみたら、なんと行方不明者の捜索だって!
我が身への警告と受け止めて、忘れ物がないようゆっくり携行物を確認しながら仕度する。
そうですか。早く見つかるといいですね。
びわ爺も3度目のビバークなど無いよう気をつけましょうね。確か2度のビバークともあの周辺だった気が・・・
ホンマ、この山域には魔物が棲んでますネ。爺を引き留めてもいいことは何もないのに、なぜか「お・も・て・な・し」してくれます。
先客は食事中の男女ペア、単独男性の3人。
平日でもそんなに人がいるんですね。さすがに人気スポットの夜叉ケ池です。
私も若い頃に行った頃がありますが,その頃は池があるだけで囲いも何もありませんでした。
囲いはないけど、ネット裏スタンドと、一塁側湖畔木道が整備されてます。外野フェンス代わりの樹木にモリアオちゃんの白卵がブラブラ。
週末は人でいっぱいのようですが、負けじとイモリ軍団が水際待受作戦を敷いてます。
進むほどにヤブは濃くなる。灌木、ササが交互に、時に混じって行く手を阻む…というと大袈裟だが、これだけ続くといい加減イヤになってくる。
一応道型はあるんですね。それにしてもどんだけ藪漕ぎが好きやねん。やぶこぎネットの鑑ですなあ。
言っておきますが私、ヤブコギは大好きですけど、藪漕ぎはダイッキライです。(キッパリ!)
なのになんで…?とおっしゃるな。人はみな、嫌い、怖い、危ない…もんにこそ惹かれるのが性(さが)なんです。
お疲れさんでした。三周ヶ岳まで行こうという気力,体力が戻ってよかったですね。今週末は沢登りとか。楽しんできてくださいね。
ぜひ、爺でも行ける沢へご案内下さいマセ~
~びわ爺
Re: 【越美国境/三周ヶ岳】ヤブを泳いで未踏の山へ初詣
biwacoさん こんばんは
江越美3国のほぼ交点に位置する「三周ヶ岳」は、
雨乞伝説の夜叉ヶ池北隣りのメジャーな山なのに、恥ずかしながら未踏なのだ。
どこかで記事を読んだだけで行った気になっている近辺の未踏の山って、
ワシもけっこうありますよ。
これまで何度か付近の山から稜線を眺めていたが、足を踏み入れる機会がなかった。
なんだかヤブっぽい。
岩場の急登も危険そう…(@_@。そんなイメージ。でも、一度くらい訪ねてみたいものだ。
三周ヶ岳は、昔から「ヤブの三周」って言われてますものね。
登山口の鳥居前広場に着くと、すでに車でいっぱい。
「平日なのに…。リタイア族のツアー?」と思っていると、何だか様子がヘンだぞ?
白いヘルメット姿、ハーネスも付けた10数人集団。どっかの山岳会の沢登りか?
そっと、聞いてみたら、なんと行方不明者の捜索だって!
よく見たらパトライトを屋根に乗せた警察車が停まっている。
なんでも家族から要救があった不明者は2、3日前から帰ってこないらしい。
あ~あ、なんやら出鼻をくじかれたなあ~、
上げた足元を掬われた感じで、ひっくり返りそうになる(@_@。
えらいときに行きあたりましたね。
ちょっと引いてしまうがな。
ワシも昔、台高の千石林道ゲートから歩きだした直後に遭難者捜索中の警察部隊と出くわして、
職質もどきに行き先をしつこく聞かれたことがありますが、
こんなときに、このままこの先へ遊びに入って行ってもいいものか、
ちょっと後ろめたい感じがして、気分がダダ下がりになりますよね。
我が身への警告と受け止めて、忘れ物がないようゆっくり携行物を確認しながら仕度する。
気分を変えて、前向き志向で進みましょう。
アワワは忘れないように。
コアジサイやウツギの花をカメラに収めたり、
池まで1500m、1000m、500m…の標示板を確認しながら、夜叉ヶ池に11時過ぎ。
先客は食事中の男女ペア、単独男性の3人。
それとなく聞いてみるが、これ以上先へ行く人はいないようだ。
返事はみんな、「だって、ヤブでしょう?」
だれか一人くらい三周ヶ岳まで行く人がいるんでは? との思いは甘かったのか。
ここで今ごろ昼メシ食ってる人なら、もうこの先には行かないでしょうよ。
う~ん、いずれにせよモリアオちゃんの「献身」で成り立つ生態系ってことか…。
このバランスが崩れると、ヤシャヶ池はオシャカ池になってしまうのだろう(@_@。
なるほどね。
そんな微妙な生態系で成り立っているんですね。
ヤシャゲンちゃんは見たことないけど、勉強になりました。
話しはちょいと変わりますが、ワシが不思議なのは、
あんなところにある池の水がどこからも漏れていないってことなんです。
岐阜県側の断崖の途中からでも水漏れしてそうだけど、漏れてない。
そもそも、集水域もほとんどないのに水が涸れないのも不思議だけど。
さてと、ここからは初めて踏み入れるエリア。
池から見えている最初のピークまではすぐだ。
ヤブといっても道型の両サイドから雑木の枝葉が被さってくるくらいなので問題はない。
進むほどにヤブは濃くなる。
灌木、ササが交互に、時に混じって行く手を阻む…というと大袈裟だが、
これだけ続くといい加減イヤになってくる。
夜叉ヶ池からのこの稜線は、25年ほど前に一度歩いたきりですが、
藪がどんな具合だったか、それなりに藪だったんでしょうが、
もう全く記憶にないですわ。
いくつかのピークを越えて、最後の登りをこなすとササの中から山頂広場へ飛びだす。
やっと着きました!という感じ。
なんとまあ、2倍もかかっている。これが今の私の実体力なんだろう。
ワシの場合、最近は、はじめから頂上に着く気がしていませんから。
やがて、疲れた足が攣りそうになり、息が切れて小さな登り返しも四苦八苦である。
co1230ピークで一服した後、岩尾根を用心しながら下る。
慌てちゃいけない、頼れる介護人がいない単独行は、とにかく慎重第一!
そうして負荷をかけられるのは、それだけでたいしたもんです。
ワシも見習わなくっちゃ。
しかし、なによりも安全第一、無事故が一番ですから、油断のないようにね。
池に着くとさすがに静まり返っている。
ヤシャゲンちゃんに挨拶する時間も残っていないので、給水だけしてスル―。
喧噪のあとの静寂。
夕方のこの風情はいいですね。
神社の駐車場には自分の車1台だけ。想定通りとはいえ、もう17時を回っている。
汗だくのシャツを着替えて、大カツラに無事帰還の挨拶してから帰路に着く。
あの不明者、見つかったかなあ…。
麓におりても静寂。
この味わいもいいなあ。
不明者は見つかっていたらいいですね。
biwacoさんは、ご無事でお疲れさまでした。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
江越美3国のほぼ交点に位置する「三周ヶ岳」は、
雨乞伝説の夜叉ヶ池北隣りのメジャーな山なのに、恥ずかしながら未踏なのだ。
どこかで記事を読んだだけで行った気になっている近辺の未踏の山って、
ワシもけっこうありますよ。
これまで何度か付近の山から稜線を眺めていたが、足を踏み入れる機会がなかった。
なんだかヤブっぽい。
岩場の急登も危険そう…(@_@。そんなイメージ。でも、一度くらい訪ねてみたいものだ。
三周ヶ岳は、昔から「ヤブの三周」って言われてますものね。
登山口の鳥居前広場に着くと、すでに車でいっぱい。
「平日なのに…。リタイア族のツアー?」と思っていると、何だか様子がヘンだぞ?
白いヘルメット姿、ハーネスも付けた10数人集団。どっかの山岳会の沢登りか?
そっと、聞いてみたら、なんと行方不明者の捜索だって!
よく見たらパトライトを屋根に乗せた警察車が停まっている。
なんでも家族から要救があった不明者は2、3日前から帰ってこないらしい。
あ~あ、なんやら出鼻をくじかれたなあ~、
上げた足元を掬われた感じで、ひっくり返りそうになる(@_@。
えらいときに行きあたりましたね。
ちょっと引いてしまうがな。
ワシも昔、台高の千石林道ゲートから歩きだした直後に遭難者捜索中の警察部隊と出くわして、
職質もどきに行き先をしつこく聞かれたことがありますが、
こんなときに、このままこの先へ遊びに入って行ってもいいものか、
ちょっと後ろめたい感じがして、気分がダダ下がりになりますよね。
我が身への警告と受け止めて、忘れ物がないようゆっくり携行物を確認しながら仕度する。
気分を変えて、前向き志向で進みましょう。
アワワは忘れないように。
コアジサイやウツギの花をカメラに収めたり、
池まで1500m、1000m、500m…の標示板を確認しながら、夜叉ヶ池に11時過ぎ。
先客は食事中の男女ペア、単独男性の3人。
それとなく聞いてみるが、これ以上先へ行く人はいないようだ。
返事はみんな、「だって、ヤブでしょう?」
だれか一人くらい三周ヶ岳まで行く人がいるんでは? との思いは甘かったのか。
ここで今ごろ昼メシ食ってる人なら、もうこの先には行かないでしょうよ。
う~ん、いずれにせよモリアオちゃんの「献身」で成り立つ生態系ってことか…。
このバランスが崩れると、ヤシャヶ池はオシャカ池になってしまうのだろう(@_@。
なるほどね。
そんな微妙な生態系で成り立っているんですね。
ヤシャゲンちゃんは見たことないけど、勉強になりました。
話しはちょいと変わりますが、ワシが不思議なのは、
あんなところにある池の水がどこからも漏れていないってことなんです。
岐阜県側の断崖の途中からでも水漏れしてそうだけど、漏れてない。
そもそも、集水域もほとんどないのに水が涸れないのも不思議だけど。
さてと、ここからは初めて踏み入れるエリア。
池から見えている最初のピークまではすぐだ。
ヤブといっても道型の両サイドから雑木の枝葉が被さってくるくらいなので問題はない。
進むほどにヤブは濃くなる。
灌木、ササが交互に、時に混じって行く手を阻む…というと大袈裟だが、
これだけ続くといい加減イヤになってくる。
夜叉ヶ池からのこの稜線は、25年ほど前に一度歩いたきりですが、
藪がどんな具合だったか、それなりに藪だったんでしょうが、
もう全く記憶にないですわ。
いくつかのピークを越えて、最後の登りをこなすとササの中から山頂広場へ飛びだす。
やっと着きました!という感じ。
なんとまあ、2倍もかかっている。これが今の私の実体力なんだろう。
ワシの場合、最近は、はじめから頂上に着く気がしていませんから。
やがて、疲れた足が攣りそうになり、息が切れて小さな登り返しも四苦八苦である。
co1230ピークで一服した後、岩尾根を用心しながら下る。
慌てちゃいけない、頼れる介護人がいない単独行は、とにかく慎重第一!
そうして負荷をかけられるのは、それだけでたいしたもんです。
ワシも見習わなくっちゃ。
しかし、なによりも安全第一、無事故が一番ですから、油断のないようにね。
池に着くとさすがに静まり返っている。
ヤシャゲンちゃんに挨拶する時間も残っていないので、給水だけしてスル―。
喧噪のあとの静寂。
夕方のこの風情はいいですね。
神社の駐車場には自分の車1台だけ。想定通りとはいえ、もう17時を回っている。
汗だくのシャツを着替えて、大カツラに無事帰還の挨拶してから帰路に着く。
あの不明者、見つかったかなあ…。
麓におりても静寂。
この味わいもいいなあ。
不明者は見つかっていたらいいですね。
biwacoさんは、ご無事でお疲れさまでした。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【越美国境/三周ヶ岳】ヤブを泳いで未踏の山へ初詣
biwa爺さん、こんばんは。
江越美3国のほぼ交点に位置する「三周ヶ岳」は、雨乞伝説の夜叉ヶ池北隣りのメジャーな山なのに、恥ずかしながら未踏なのだ。
おやまあ、それは意外でした。昔のスノー衆の記録を見てみれば、三国岳の翌週は不参加でしたね。
そっと、聞いてみたら、なんと行方不明者の捜索だって! よく見たらパトライトを屋根に乗せた警察車が停まっている。なんでも家族から要救があった不明者は2、3日前から帰ってこないらしい。
登る前から自分の捜索隊が出動してる・・・と思いませんでした?
先客は食事中の男女ペア、単独男性の3人。それとなく聞いてみるが、これ以上先へ行く人はいないようだ。返事はみんな、「だって、ヤブでしょう?」
だれか一人くらい三周ヶ岳まで行く人がいるんでは? との思いは甘かったのか。
そうなんですか。無雪期に三周へ行ったのはもう10年前だけど、その時はたいしてヤブもなく明瞭でした。
天敵イモリはヤシャゲンちゃんの幼虫を襲うのだが、同時期にモリアオちゃんのオタマが池に落ちてくるので、「こっちの方がウメーや!」と目移りして、ヤシャゲンちゃんは助かるのだと、案内説明板に書いてあった。しかも、大人のヤシャゲンちゃんは弱ったイモリに逆襲して食ってしまうというからコワイ!
食物連鎖と言うか、因果応報と言うか。モリアオちゃんだけが犠牲者か。
池畔の木道から峠に出ると、美濃側の池ノ又谷を見下ろせる。登山道の脇にニッコウキスゲやアザミ、イブキトラノオなどの花が迎えてくれる。
美濃側の風景は越前側と対照的でいいですよね。池ノ又源頭はアルペンチックで大好きな眺めです。しかしニッコウキスゲも長いこと見てないなあ。
二つ目の大きなピークco1230で一息。10mほどの広場になっていて眺望もよく、休憩の適地。三周ヶ岳への稜線がクッキリ見える。山名がないのがかわいそうなくらいだ。
ここは高丸との分岐点ですね。なかなかいいピークです。
進むほどにヤブは濃くなる。灌木、ササが交互に、時に混じって行く手を阻む…というと大袈裟だが、これだけ続くといい加減イヤになってくる。
co1250で県境尾根が左へ外れていくが、こちらは直進なので、いつの間にか通り過ぎていた。足元の道型さえ外さなければ迷うことはない。
まあ、細尾根の一本道なんで外す心配はないでしょうが、歩きにくそうですねえ。
ネットで見たレポでは池から1時間程度のタイムが多かったので、「昼までには着けるかな?」と思っていたが、ちょうど2時間。なんとまあ、2倍もかかっている。
1時間は速過ぎだと思いますよ。
この時期、日は長いから心配はない。周りに障害物は少ないのだが、あいにく空は雲が多く、遠くはやや霞んで眺望は良くない。ま、とりあえずはランチ休憩だ。
元来た道を帰るだけだと気が楽ですよね。色気出して県境稜線へなんて考えませんでした?
慌てちゃいけない、頼れる介護人がいない単独行は、とにかく慎重第一!
そうそう。
神社の駐車場には自分の車1台だけ。想定通りとはいえ、もう17時を回っている。
汗だくのシャツを着替えて、大カツラに無事帰還の挨拶してから帰路に着く。
あの不明者、見つかったかなあ…。
お疲れさまでした。そまやまで汗を流して帰りましたか?
山日和
江越美3国のほぼ交点に位置する「三周ヶ岳」は、雨乞伝説の夜叉ヶ池北隣りのメジャーな山なのに、恥ずかしながら未踏なのだ。
おやまあ、それは意外でした。昔のスノー衆の記録を見てみれば、三国岳の翌週は不参加でしたね。
そっと、聞いてみたら、なんと行方不明者の捜索だって! よく見たらパトライトを屋根に乗せた警察車が停まっている。なんでも家族から要救があった不明者は2、3日前から帰ってこないらしい。
登る前から自分の捜索隊が出動してる・・・と思いませんでした?
先客は食事中の男女ペア、単独男性の3人。それとなく聞いてみるが、これ以上先へ行く人はいないようだ。返事はみんな、「だって、ヤブでしょう?」
だれか一人くらい三周ヶ岳まで行く人がいるんでは? との思いは甘かったのか。
そうなんですか。無雪期に三周へ行ったのはもう10年前だけど、その時はたいしてヤブもなく明瞭でした。
天敵イモリはヤシャゲンちゃんの幼虫を襲うのだが、同時期にモリアオちゃんのオタマが池に落ちてくるので、「こっちの方がウメーや!」と目移りして、ヤシャゲンちゃんは助かるのだと、案内説明板に書いてあった。しかも、大人のヤシャゲンちゃんは弱ったイモリに逆襲して食ってしまうというからコワイ!
食物連鎖と言うか、因果応報と言うか。モリアオちゃんだけが犠牲者か。
池畔の木道から峠に出ると、美濃側の池ノ又谷を見下ろせる。登山道の脇にニッコウキスゲやアザミ、イブキトラノオなどの花が迎えてくれる。
美濃側の風景は越前側と対照的でいいですよね。池ノ又源頭はアルペンチックで大好きな眺めです。しかしニッコウキスゲも長いこと見てないなあ。
二つ目の大きなピークco1230で一息。10mほどの広場になっていて眺望もよく、休憩の適地。三周ヶ岳への稜線がクッキリ見える。山名がないのがかわいそうなくらいだ。
ここは高丸との分岐点ですね。なかなかいいピークです。
進むほどにヤブは濃くなる。灌木、ササが交互に、時に混じって行く手を阻む…というと大袈裟だが、これだけ続くといい加減イヤになってくる。
co1250で県境尾根が左へ外れていくが、こちらは直進なので、いつの間にか通り過ぎていた。足元の道型さえ外さなければ迷うことはない。
まあ、細尾根の一本道なんで外す心配はないでしょうが、歩きにくそうですねえ。
ネットで見たレポでは池から1時間程度のタイムが多かったので、「昼までには着けるかな?」と思っていたが、ちょうど2時間。なんとまあ、2倍もかかっている。
1時間は速過ぎだと思いますよ。
この時期、日は長いから心配はない。周りに障害物は少ないのだが、あいにく空は雲が多く、遠くはやや霞んで眺望は良くない。ま、とりあえずはランチ休憩だ。
元来た道を帰るだけだと気が楽ですよね。色気出して県境稜線へなんて考えませんでした?
慌てちゃいけない、頼れる介護人がいない単独行は、とにかく慎重第一!
そうそう。
神社の駐車場には自分の車1台だけ。想定通りとはいえ、もう17時を回っている。
汗だくのシャツを着替えて、大カツラに無事帰還の挨拶してから帰路に着く。
あの不明者、見つかったかなあ…。
お疲れさまでした。そまやまで汗を流して帰りましたか?
山日和
Re: 【越美国境/三周ヶ岳】ヤブを泳いで未踏の山へ初詣
琵琶湖さん 今日は
今日もいい天気でしたが 何処か徘徊されているのでは
私は花を探しに鳳来寺山に花探しに行ってきました。
この景色一度見たいと毎年思うのですが
夜叉ヶ池は積雪期ばかりですか? さすが雪のチャリバー夫人(^_-)
もう何十年前に無雪期に行ってますよ
バーチャリ
今日もいい天気でしたが 何処か徘徊されているのでは
私は花を探しに鳳来寺山に花探しに行ってきました。
この景色一度見たいと毎年思うのですが
夜叉ヶ池は積雪期ばかりですか? さすが雪のチャリバー夫人(^_-)
もう何十年前に無雪期に行ってますよ
バーチャリ
Re: 【越美国境/三周ヶ岳】ヤブを泳いで未踏の山へ初詣
biwacoさん こんばんは
洞吹さん、レスのレスが遅くなりました。(-_-)
ありがとうございます。
「三周ヶ岳」は、メジャーな山なのに、恥ずかしながら未踏なのだ。
けっこうどころか、ワンサとありますがな!
どこかで記事を読んだだけで行った気になっている近辺の未踏の山って、
ワシもけっこうありますよ。
この歳からではとても回りきれません(@_@。
三周ヶ岳は、昔から「ヤブの三周」って言われてますものね。
登山口の鳥居前広場に着くと、すでに車でいっぱい。そうらしいですね。3週回れたら合格のお札がもらえる…とか?
そっと、聞いてみたら、なんと行方不明者の捜索だって!
あ~あ、なんやら出鼻をくじかれたなあ~、
上げた足元を掬われた感じで、ひっくり返りそうになる(@_@。
爺を連れ戻しに来たのかと思ったけれど、誰も声をかけてくれないので、こちらから聞いてみました。えらいときに行きあたりましたね。
ちょっと引いてしまうがな。
言うまでもなく、御意!気分を変えて、前向き志向で進みましょう。
アワワは忘れないように。
先客は食事中の男女ペア、単独男性の3人。
それとなく聞いてみるが、これ以上先へ行く人はいないようだ。
返事はみんな、「だって、ヤブでしょう?」
そだね~(^^♪ う~ん、いずれにせよモリアオちゃんの「献身」で成り立つ生態系ってことか…。ここで今ごろ昼メシ食ってる人なら、もうこの先には行かないでしょうよ。
(@_@。
じつは爺もヤシャゲンちゃんにあったことがないんです。なるほどね。
そんな微妙な生態系で成り立っているんですね。
ヤシャゲンちゃんは見たことないけど、勉強になりました。
この日もイモリの目を盗んで探したけれど、顔を見せてくれませんでした。
夜叉ヶ滝はそれなりに水が落ちてたんで、谷を詰めれば出所が分かるんでは?
話しはちょいと変わりますが、ワシが不思議なのは、
あんなところにある池の水がどこからも漏れていないってことなんです。
岐阜県側の断崖の途中からでも水漏れしてそうだけど、漏れてない。
そもそも、集水域もほとんどないのに水が涸れないのも不思議だけど。
一度、確かめに行って来て下さい(爺にはとてもムリですけど…)
そ、そんな太古に入られたんですか!夜叉ヶ池からのこの稜線は、25年ほど前に一度歩いたきりですが、
藪がどんな具合だったか、それなりに藪だったんでしょうが、
もう全く記憶にないですわ。
全面ヤブヤブで記憶が飛んでしまうくらいの衝撃だったんでは(@_@。
今のところ、油断してガス欠になったことはありませんけど…。事故はいつも自己責任で(^_-)しかし、なによりも安全第一、無事故が一番ですから、油断のないようにね。
家に帰っても静寂…?喧噪のあとの静寂。
夕方のこの風情はいいですね。
麓におりても静寂。
この味わいもいいなあ。
家人の冷たい視線を感じながら、冷たいアワワがのどに沁みるひととき~♪
酔いマタタビ酒でも~よい山旅を!
~びわ爺
Re: 【越美国境/三周ヶ岳】ヤブを泳いで未踏の山へ初詣
山日和Y氏、こんにちは~(^_-)biwa爺さん、こんばんは。
早くももう週末になってしまいましたか!
明日は沢へ決行です。もうケッコウだなんて言わんといてね(@_@。
「三周ヶ岳」は、雨乞伝説の夜叉ヶ池北隣りのメジャーな山なのに、恥ずかしながら未踏なのだ。
そうなんです。それ以来チャンスが訪れぬまま、干支を三周どころか6周してしまうところでしたわ(^_-)おやまあ、それは意外でした。昔のスノー衆の記録を見てみれば、三国岳の翌週は不参加でしたね。
じつは、あの登谷~イハイガも、スノーシューが悪天候で流れた日にF氏からコッソリお誘いがあったんです。まあ、何の関係もありませんけど…(・・;)
そっと、聞いてみたら、なんと行方不明者の捜索だって!
「なんで私が来ること分かったんですか?」と聞きかけました(^_-) それとなく聞いてみるが、これ以上先へ行く人はいないようだ。返事はみんな、「だって、ヤブでしょう?」登る前から自分の捜索隊が出動してる・・・と思いませんでした?
そうなん? いえ、遭難ではありません!(キッパリ!)(^_-)そうなんですか。無雪期に三周へ行ったのはもう10年前だけど、その時はたいしてヤブもなく明瞭でした。
メリットが少ないから行く人が少ない⇒ヤブが濃くなる…のでは? というのが率直な感想。
いつの世、どの世界にも、涙を飲まされる役回りがあるんでしょうかねえ…(-_-)
食物連鎖と言うか、因果応報と言うか。モリアオちゃんだけが犠牲者か。
白山東面台地の沢でも詰めてください。今が見ごろかも!(^^)!美濃側の風景は越前側と対照的でいいですよね。池ノ又源頭はアルペンチックで大好きな眺めです。しかしニッコウキスゲも長いこと見てないなあ。
二つ目の大きなピークco1230で一息。10mほどの広場になっていて眺望もよく、休憩の適地。
次はここから高丸へ行ってみようかな?ここは高丸との分岐点ですね。なかなかいいピークです。
ネットで見たレポでは池から1時間程度のタイムが多かったので、「昼までには着けるかな?」と思っていたが
読み違いでしょうか? キタさんレポは山頂まで50分とあったような…(゜o゜)1時間は速過ぎだと思いますよ。
2倍で100分、2時間あれば十分やろ…、と思っていたら、ほんまにきっちり2時間でした。
ま、とりあえずはランチ休憩だ。
山頂から、連なる美濃俣丸~笹ヶ峰への尾根を俯瞰してましたが、ハッと忌まわしい幻想から我に返って、そそくさと引き返したのでした。元来た道を帰るだけだと気が楽ですよね。色気出して県境稜線へなんて考えませんでした?
お疲れさまでした。そまやまで汗を流して帰りましたか?
お風呂は今日もわが家の、しのはらの湯~(^_-)
~びわ爺
Re: 【越美国境/三周ヶ岳】ヤブを泳いで未踏の山へ初詣
チャリちゃん、お元気で何より(^^♪琵琶湖さん 今日は
今日もいい天気でしたが 何処か徘徊されているのでは
私は花を探しに鳳来寺山に花探しに行ってきました。
とうとう梅雨入りですね。
ま、骨休め月間として、夏本番に向けて体力を蓄えましょう! 鳳来寺山って全く知りませんが、近くの比良には蓬莱山があります。
ロープウエーもあるので座ってても登れますよ。ぜひ一度どうぞ~(^_-)
おや、25年前なら洞吹さんとご一緒だった…!(なんてね~!)もう何十年前に無雪期に行ってますよ
いつかまた、ヤシャゲンちゃんに会いに行きましょうね♪
~びわ爺