【鈴鹿】御在所岳 富士見尾根の大岩の椅子

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宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

【鈴鹿】御在所岳 富士見尾根の大岩の椅子

投稿記事 by 宮指路 »

「日付」2019年6月2日(曇)
「山域」鈴鹿
「山名」御在所岳
「コース」7:30裏道~6合目付近の沢筋~Pヤグラ~ヤグラ尾根~裏道上部~10:30御在所岳~中道~富士見尾根大岩~中道~13:30裏道

夕方に所用があったので3時までに帰宅出来る山と言えば鈴鹿になる。
ありがたいことに最近は菰野ICが出来たので、国道477号へのアプローチがすこぶる良い。自宅から40分で裏道登山口に着いてしまった。
国道から裏道に入って北谷の流れに目をやると川底の岩が抉れていて荒々しい流れになっていた。
2008年9月にゲリラ豪雨があり、それまでは北谷も登山道入り口からは見えないくらいの普通の沢であったが今や深く抉れた谷となってしまった。
藤内小屋を過ぎるとゴーロになるがこれも豪雨の影響で以前は森に囲まれた静かな登山道が続いていた。
ゴーロを渡ると岩場のトラバースがある。初心者の為に鎖がしてある。

5合目から藤内壁を見上げるとクライマーが壁に張り付いていた。シュークリームさんだったのだろうか?

P6020102@_512.jpg
6合目付近から河原に下りて対岸の水のない沢筋に入って登って行く。ここはクライマーが使う前尾根の下山路だが、登山道ではないのでテープはない。大きな岩壁が立ちはだかるがバンドを頼りに登って行くとヤグラが見えて来た。

P6020109@_512.jpg
草付きの岩場の斜面を手掛かりを求めながら慎重に登って行くとあっという間にヤグラの鞍部に出てしまった。
クライミングでは正面の垂直の岩場を登りヤグラに上がるが右手脇から巻いて登ることもできるのでヤグラの頭には簡単に登れた。

ここから裏道までほぼ水平な尾根ルートがあるのでそこを辿る。ヤグラ尾根は安定していてまるで登山道のようだ。
疎林の中に入ると裏道上部と合流する。
御在所岳に向かう途中、サラサドウダンが綺麗に咲いていた。

P6020114@_512.jpg
御在所の山上公園には長者池という湧水からできた池があり竜神伝説がある。
長者池に立ち寄りお参りしてから石段を登り御在所岳まで登る。この広場はベニドウダンを見ることができる。
最高点は珍しく静かだったので立ち寄ってみた。望湖台では数人の登山者が休んでいた。
下山は中道を選ぶ。下りて直ぐに藤内沢から上がって来るルートが見えたので一瞬このルートから下りてみようと思ったが、無雪期はどうなっているか分からないのでここから降りるのは止めておいた。

8合目の展望岩を過ぎた上部に大岩があり前から気になっていた。
8合目に直角に曲がる岩場の狭い通路があるがその上に聳える大岩である。誰かがその大岩に椅子が置いてあって展望台になっていると言っていた。その取り付きはルンゼ状で少し暗くなっているが取り付いてみると手掛かり足掛かりがあり問題なく登れた。上に登るとクライマーがビレイをしてた。私の顔を見るなりどこから来たのかと少し怪訝な顔をしていた。

P6020126@_512.jpg
岩の上のある椅子というのは良く見ると椅子の形をした岩であった。ここは富士見尾根と言って中道上部までつながっているらしい。
残念ながら曇り空だったので遠望は利かなかった。
今回は下見のつもりだったので又来た道を下り、中道に出たところでバッタリ登山者と出くわして少々驚かしてしまった。
その後中道はキレットあり、地蔵岩あり、おばれ岩ありといろんな名所があり飽きることはない。
最後にスラロームのような砂状の道を下りて、中道から裏道に出て帰路に着いた。

P6020133@_512.jpg
                                                                             宮指路+30
アバター
わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】御在所岳 富士見尾根の大岩の椅子

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、宮指路さん。

6合目付近から河原に下りて対岸の水のない沢筋に入って登って行く。ここはクライマーが使う前尾根の下山路だが、登山道ではないのでテープはない。大きな岩壁が立ちはだかるがバンドを頼りに登って行くとヤグラが見えて来た。
草付きの岩場の斜面を手掛かりを求めながら慎重に登って行くとあっという間にヤグラの鞍部に出てしまった。
クライミングでは正面の垂直の岩場を登りヤグラに上がるが右手脇から巻いて登ることもできるのでヤグラの頭には簡単に登れた。

クライマーの下山路をたどりましたか。
よくそんな事を思いつきましたね。 :mrgreen:


8合目の展望岩を過ぎた上部に大岩があり前から気になっていた。
8合目に直角に曲がる岩場の狭い通路があるがその上に聳える大岩である。誰かがその大岩に椅子が置いてあって展望台になっていると言っていた。その取り付きはルンゼ状で少し暗くなっているが取り付いてみると手掛かり足掛かりがあり問題なく登れた。上に登るとクライマーがビレイをしてた。私の顔を見るなりどこから来たのかと少し怪訝な顔をしていた。

まさか下山路をたどってきたとは思わないでしょうね。
ハーネスやヘルメットもつけてないし。 :mrgreen:

今回は下見のつもりだったので又来た道を下り、中道に出たところでバッタリ登山者と出くわして少々驚かしてしまった。
その後中道はキレットあり、地蔵岩あり、おばれ岩ありといろんな名所があり飽きることはない。
最後にスラロームのような砂状の道を下りて、中道から裏道に出て帰路に着いた。

お疲れさまでした。
大岩の椅子なんてよく知ってましたね。
私には思いつかないルートでした。


                       わりばし

しのやん
記事: 119
登録日時: 2017年11月28日(火) 21:27
お住まい: 三重県四日市市

Re: 【鈴鹿】御在所岳 富士見尾根の大岩の椅子

投稿記事 by しのやん »

宮指路さん、おはようございます。

夕方に所用があったので3時までに帰宅出来る山と言えば鈴鹿になる。
ありがたいことに最近は菰野ICが出来たので、国道477号へのアプローチがすこぶる良い。自宅から40分で裏道登山口に着いてしまった。

477バイパスの威力は凄いです。

国道から裏道に入って北谷の流れに目をやると川底の岩が抉れていて荒々しい流れになっていた。
2008年9月にゲリラ豪雨があり、それまでは北谷も登山道入り口からは見えないくらいの普通の沢であったが今や深く抉れた谷となってしまった。
藤内小屋を過ぎるとゴーロになるがこれも豪雨の影響で以前は森に囲まれた静かな登山道が続いていた。
ゴーロを渡ると岩場のトラバースがある。初心者の為に鎖がしてある。

15年ほど前に 裏道を歩いた時は、のんびり歩ける良い道でした。豪雨の後は…ゴーロ状態に驚いた覚えがあります。

草付きの岩場の斜面を手掛かりを求めながら慎重に登って行くとあっという間にヤグラの鞍部に出てしまった。
クライミングでは正面の垂直の岩場を登りヤグラに上がるが右手脇から巻いて登ることもできるのでヤグラの頭には簡単に登れた。

簡単に行けるんですか?(^^;;

御在所の山上公園には長者池という湧水からできた池があり竜神伝説がある。
長者池に立ち寄りお参りしてから石段を登り御在所岳まで登る。

ドラ鳴らしましたか?

下山は中道を選ぶ。下りて直ぐに藤内沢から上がって来るルートが見えたので一瞬このルートから下りてみようと思ったが、無雪期はどうなっているか分からないのでここから降りるのは止めておいた。

藤内沢の下りは まだ行ってませんが… 岩が脆くて怖そうです。

8合目の展望岩を過ぎた上部に大岩があり前から気になっていた。
8合目に直角に曲がる岩場の狭い通路があるがその上に聳える大岩である。誰かがその大岩に椅子が置いてあって展望台になっていると言っていた。その取り付きはルンゼ状で少し暗くなっているが取り付いてみると手掛かり足掛かりがあり問題なく登れた。上に登るとクライマーがビレイをしてた。私の顔を見るなりどこから来たのかと少し怪訝な顔をしていた。

丸腰なら 道迷いの人と間違えられそうですね(^^;; 説教されるかも…

岩の上のある椅子というのは良く見ると椅子の形をした岩であった。ここは富士見尾根と言って中道上部までつながっているらしい。

そんな椅子あったんですね 見て見たいです。

今回は下見のつもりだったので又来た道を下り、中道に出たところでバッタリ登山者と出くわして少々驚かしてしまった。

そりや 驚くでしょう(^^;;

その後中道はキレットあり、地蔵岩あり、おばれ岩ありといろんな名所があり飽きることはない。
最後にスラロームのような砂状の道を下りて、中道から裏道に出て帰路に着いた。

中道下山は面白くて辞められないです(^^) お疲れ様でしたm(_ _)m

しのやん




                                                                           
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】御在所岳 富士見尾根の大岩の椅子

投稿記事 by 宮指路 »

わりばしさん、こんばんは コメントありがとうございます。

クライマーの下山路をたどりましたか。
よくそんな事を思いつきましたね。 :mrgreen:


以前、前尾根のクライミングをやったことがありましたのでこの下山路は知っていました。
ここでも下山中のクライマーと遭遇し、よくこんな道を知っていますねと驚かれていました。

ヤグラに向かう沢筋
ヤグラに向かう沢筋

まさか下山路をたどってきたとは思わないでしょうね。
ハーネスやヘルメットもつけてないし。 :mrgreen:

富士見尾根は普通は中道8合目からクライミングで登って、尾根沿いに抜けるのだと思います。

お疲れさまでした。
大岩の椅子なんてよく知ってましたね。
私には思いつかないルートでした。

中道で出会った登山者に教えてもらいました。ルンゼのルートもその人から教えてもらいました。
でもその時はロープがないと厳しいと言われました。
やってみると意外に簡単でした。


         宮指路+32
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】御在所岳 富士見尾根の大岩の椅子

投稿記事 by 宮指路 »

しのやんさん、こんばんは コメントありがとうございます。


477バイパスの威力は凄いです。

お陰で菰野役場前のコンビニもすっ飛ばしているので寄れなくなりまいた。

国道から裏道に入って北谷の流れに目をやると川底の岩が抉れていて荒々しい流れになっていた。
2008年9月にゲリラ豪雨があり、それまでは北谷も登山道入り口からは見えないくらいの普通の沢であったが今や深く抉れた谷となってしまった。
藤内小屋を過ぎるとゴーロになるがこれも豪雨の影響で以前は森に囲まれた静かな登山道が続いていた。
ゴーロを渡ると岩場のトラバースがある。初心者の為に鎖がしてある。

15年ほど前に 裏道を歩いた時は、のんびり歩ける良い道でした。豪雨の後は…ゴーロ状態に驚いた覚えがあります。

当時の見る影もありませんね。

草付きの岩場の斜面を手掛かりを求めながら慎重に登って行くとあっという間にヤグラの鞍部に出てしまった。
クライミングでは正面の垂直の岩場を登りヤグラに上がるが右手脇から巻いて登ることもできるのでヤグラの頭には簡単に登れた。

簡単に行けるんですか?(^^;;

ヤグラからの下山路がちゃ~んと出来ています。でも知らないと分かりにくいです。

ヤグラの頭付近から
ヤグラの頭付近から

御在所の山上公園には長者池という湧水からできた池があり竜神伝説がある。
長者池に立ち寄りお参りしてから石段を登り御在所岳まで登る。

ドラ鳴らしましたか?
そっと手を合わせるだけです。合掌

藤内沢の下りは まだ行ってませんが… 岩が脆くて怖そうです。

積雪時に2回登っていますが無雪期に登った記録は見たことがありませんので危ないのでしょうか?

丸腰なら 道迷いの人と間違えられそうですね(^^;; 説教されるかも…

ビレイされている方は私を一瞥しただけで生徒をビレイするのに必死のようでした。

そんな椅子あったんですね 見て見たいです。

写真に写っている枕のような形をした椅子です。恐らく

今回は下見のつもりだったので又来た道を下り、中道に出たところでバッタリ登山者と出くわして少々驚かしてしまった。

そりや 驚くでしょう(^^;;

ルンゼの藪の中から飛び出したものですから

中道下山は面白くて辞められないです(^^) お疲れ様でしたm(_ _)m
しのやん


初めての人には楽しい尾根ですが20回以上は通っているのでやはりもう見飽きました。


                                                                     宮指路+33                                                   
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】御在所岳 富士見尾根の大岩の椅子

投稿記事 by シュークリーム »

宮指路さん、おはようございます。5日に、ヴィア・フェラータへ行ったついでに富士見尾根の取りつきにも行ってきました。取り付きのルンゼは宮指路さんが使ったルートと同じところだと思います。5日はバリルート山行で、本格的な岩登りの装備を持って行かなかった(ロープ、スリング、カラビナ、ヘルメット等は持って行きました)ので、ルンゼのルートに少し取り付いただけで撤退しました。

宮指路さんのレポにもあるように、あのルートはロープで確保して登るべきルートであると思います。確かに、ホールドは十分にありますが、万が一落ちると死亡事故につながる場所です。おそらく宮指路さんと私たちでは登山についての考え方が違うように思います。私たちは常に「人間である以上必ず落ちる。万が一落ちた時にどう命を保つか。」を前提にして物を考えています。そのためにいろいろな道具を使います。

ここ2年で私の山仲間が二人、山で命を落としました。お二人共、私ではとても及ばないほどの経験と技量を兼ね備えた人でした。そのような人でも山で簡単に命を落とします。ロープによる確保が必要な場所をフリーで登ったというようなレポをあげて、読者がフリーで行けるルートであると考えて後に続けば、いつか事故が起こります。このようなレポを上げることには疑問を感じます。
                         @シュークリーム@
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】御在所岳 富士見尾根の大岩の椅子

投稿記事 by 宮指路 »

シュークリームさんこんばんは

5日に、ヴィア・フェラータへ行ったついでに富士見尾根の取りつきにも行ってきました。取り付きのルンゼは宮指路さんが使ったルートと同じところだと思います。


クライミングルートはネットで見る限り取り付きはハッキリした岩場です。
私が登ったのは全く違う場所で少し暗くなったルンゼ状の場所からです。

宮指路さんのレポにもあるように、あのルートはロープで確保して登るべきルートであると思います。
ロープによる確保が必要な場所をフリーで登ったというようなレポをあげて


そのようなことは書いていません。
又、取り付きやルートもはっきり分かるようなことは書いていません。

確保が大切なのは分かりますが確保した状態でも沢で亡くなられた方がいますので、一概に確保したから絶対に安全だとは言い切れません。
私は自分の経験と技量に照らし合わせて自分の判断で大丈夫と判断しながら登っています。危険と思えば進みません。
そもそもその考えが間違いだと言われるなら登山道を外して歩く場合はどこにでも危険が潜んでいると言えるのでレポを上げられなくなります。

                                                               宮指路
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