【台高】飽きもせず・シャッポ尾根

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

【台高】飽きもせず・シャッポ尾根

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20190505-20.jpg



この時期はシャッポ尾根のアケボノツツジを見に行きたい。
開花スイッチの入る条件を読み切れないが、標高差のある尾根の
どこかでは満開のアケボノツツジを見ることが出来るでしょう。
ナズナさんを誘ってシャッポ尾根を歩きに行ってきました。


【 日 付 】  令和元年5月5日(祝)
【 山 域 】  シャッポ尾根
【 天 候 】  曇り 一時 雨
【 ルート】  里川先8:10---12:00図根点---12:10定点撮影ポイント(昼食)13:50---
        ---15:15千石東峰手前---16:45喜平小屋谷出合---18:50駐車地
【メンバー】  ナズナさん グー


他にもアケボノツツジの名所はあちらこちらにあるのに。
10年に一度の大爆発に出合うことも出来て、あの時以上の豪華さは期待できないのに。
それでもシャッポ尾根を詣でるのはナゼなんだろう?
硬直・マンネリだと自分でも思う。が、なぜか魅了されている。

県道蓮峡線は宮の谷林道分岐手前の工事は終了して宮の谷駐車場へは車で入れる。
蓮への工事はまだ作業中。ただバリケードは簡易で、重機も横にどけてくれてある。
道にはたくさんの落石。いつもの場所には二人で押しても動かせられない大きな石。
蓮小学校跡分岐先の倒木は切ってくれてあったが、里川を越した先の倒木は手付かず。

倒木手前に車を停め、ヌタハラ谷手前の作業道跡を蓮川に下る。
色々な雑木が植えられているが「カリンも植えてある」とナズナさん。
蓮川は珍しく流れが繋がっている。飛び石が無く浅瀬をジャブっと渡渉する。

シャッポ東尾根に取りつく。この初っ端の100m20分の登りが一番エライ。
尾根芯に乗ったところで休憩。Tシャツの汗を手ぬぐいに移す。

シャクナゲの花は咲き始めたところだ。「上ではつぼみですね」
今年は裏年に当たるのだろう花芽の付いている木は少ない。
例年大きく枝を広げ真っ赤に迎えてくれるヤマツツジもまだ開花前だった。


20190505-13.jpg

狭い尾根上に4・5本立ち並ぶ巨木の1本が裂けて倒れていた。
いつもシャクナゲ・山桜・アケボノが咲き競う台地も今年は色気が少ない。
小ピークを越え、嵓下を左へ登る。楽しみにしていた白玉はまだつぼみだった。
「残念だなぁ」

シャッポ山図根点の周りの山名板は針金だけを残してすべて撤去されていた。
「山頂に移されたのかな?」と思ったが、山頂に山名板は見当たらなかった。


P5053430-1.jpg

「お腹が空いた~」定点撮影ポイントでシートを広げてランチです。
今日もずっしり重たい食材をありがとう。美味しかったです。
「花数はまずまずこんなもんでしょう。あとはカメラに切り取る腕次第」
と言ってはみたものの・・・峰さんのような腕は無い。「難しい~」

ナズナさんお気に入りの小尾根のアケボノツツジの花付きは少なかった。
小雨が降ってきた。県境から西が雨との予報を信じて傘を持ってこなかった。
ヤッケを羽織るが、汗で蒸れる。「どのみち濡れるんだよな」
雨が止むと即ヤッケを脱ぐ。再び降り出したが濡れるほどでもない。
千石東峰手前の岩に咲くミツバツツジも咲き始めたところ。今年は遅い。

東峰北尾根を下る。前回初めて下ったがテープ道よりも歩きやすい。
ただ鹿除けネットを張った番線の残骸には気を付けながら歩く。
「植林じゃないのに鹿除けネットはナゼ?」
「植林したけど失敗したのじゃないの」
タムシバとアケボノツツジが一緒に咲いている。なんだかおかしい。
雨は気にならない程度だが立木をつかむと大粒のしずくが落ちてくる。
滑らないように足の置き場所に気を付けて極力立木につかまらずに下る。


P5053566-1.jpg

・1096が見えてきたが、バイケイソウが見えないのでさらに下った。
「周りの様子に見覚えがない。下り過ぎています」
「下に花が見えます。あそこまで行ってみましょう」
尾根が急激に落ちる所にまとまってアケボノツツジが咲いていた。
「谷を渡るポイントを通り過ぎた怪我の功名ですね」

・1096の下にもアケボノツツジがきれいに咲いている。
「日没が遅くなったから7時まではヘッデンは要らないです」
と山の常識を無視して気の済むまでじっくりと停滞する。


20190505-33.jpg

喜平木屋谷出合で休憩。千石林道で対岸の新緑を愛でながらまた休憩。
駐車地に戻ったのはジャスト闇下直前でした。
グーナズナコンビのデート山行はどうしてもこうなってしまいます。


              グー(伊勢山上住人)
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【台高】飽きもせず・シャッポ尾根

投稿記事 by yamaneko0922 »

グーさん 

私達も4日-5日と台高を縦走して参りました。グーさんに教えて頂いた情報のお蔭で奥ノ平峰の幕営地の近くでふんだんに水を得ることが出来て、感謝です。

千石山東峰からシャッポ尾根を見下ろして、アケボノツツジが見当たらないな~と思っておりましたが、しっかりと咲いているところはあるんですね。
千石山東峰よりシャッポ尾根を望んで
千石山東峰よりシャッポ尾根を望んで
奥ノ平峰から千里峰にかけての尾根の北斜面からは教えて頂いた通り、絶好のパノラマが広がり、正面のシャッポ尾根には桜が咲いているように思いました。
奥ノ平峰から千里峰にかけての北斜面よりシャッポ尾根
奥ノ平峰から千里峰にかけての北斜面よりシャッポ尾根
ところで、台高の西側では小雨程度だったのですね。三之公林道を入之波温泉へと歩いている時に雨が降り始めたと思ったら、バケツをひっくり返したような豪雨となりました。グーさん達はこの雨の中、山中におられるのではないかと心配しておりましたが、雨の違いに驚きました。

rep upに時間がかかってしまっておりましたが、今夜にはupしたいと思いますので・・・
山猫 🐾
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【台高】飽きもせず・シャッポ尾根

投稿記事 by 宮指路 »

グ~さん、こんにちは

倒木手前に車を停め、ヌタハラ谷手前の作業道跡を蓮川に下る。
色々な雑木が植えられているが「カリンも植えてある」とナズナさん。
蓮川は珍しく流れが繋がっている。飛び石が無く浅瀬をジャブっと渡渉する。


スパッツをしていれば1~2回は水に浸かっても大丈夫ですね

シャッポ東尾根に取りつく。この初っ端の100m20分の登りが一番エライ。
尾根芯に乗ったところで休憩。Tシャツの汗を手ぬぐいに移す。

相当厳しそう

シャクナゲの花は咲き始めたところだ。「上ではつぼみですね」
今年は裏年に当たるのだろう花芽の付いている木は少ない。
例年大きく枝を広げ真っ赤に迎えてくれるヤマツツジもまだ開花前だった。[/color]

昨年鈴鹿のシャクナゲは当たり年でした。


[狭い尾根上に4・5本立ち並ぶ巨木の1本が裂けて倒れていた。
いつもシャクナゲ・山桜・アケボノが咲き競う台地も今年は色気が少ない。
小ピークを越え、嵓下を左へ登る。楽しみにしていた白玉はまだつぼみだった。
「残念だなぁ」

今年は少し遅いのかも

シャッポ山図根点の周りの山名板は針金だけを残してすべて撤去されていた。
「山頂に移されたのかな?」と思ったが、山頂に山名板は見当たらなかった。[/color]


どうしてでしょう

タムシバとアケボノツツジが一緒に咲いている。なんだかおかしい。


鈴鹿の長石尾根でもそんな光景がありました。
すれ違った登山者とちょっと話をしたけど「ちょうせき谷から来ました。」と言っていた。


・1096が見えてきたが、バイケイソウが見えないのでさらに下った。
「周りの様子に見覚えがない。下り過ぎています」
「下に花が見えます。あそこまで行ってみましょう」
尾根が急激に落ちる所にまとまってアケボノツツジが咲いていた。
「谷を渡るポイントを通り過ぎた怪我の功名ですね」

弘法も筆の誤り

・1096の下にもアケボノツツジがきれいに咲いている。
「日没が遅くなったから7時まではヘッデンは要らないです」
と山の常識を無視して気の済むまでじっくりと停滞する。[/color]

分かり切っているルートでいつものメンバーならこういうことも有りでしょう

宮指路+18
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【台高】飽きもせず・シャッポ尾根

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20190505-18.jpg


yamanekoさん、こんばんは。

私達も4日-5日と台高を縦走して参りました。

ズーっと晴れだった天気予報が直前になって2日目の午後雨。お気の毒でした。
でも、雨に濡れた3人を車に乗せたご夫婦は徳のある方です。

奥ノ平峰の幕営地の近くでふんだんに水を得ることが出来て、感謝です。

一休さんからの情報です。台高縦走路から20m弱下るだけの貴重な水場です。
手前に料金箱を設置してもいいくらい価値ある水場ですよね。

千石山東峰からシャッポ尾根を見下ろして、アケボノツツジが見当たらないな~と思っておりましたが、
しっかりと咲いているところはあるんですね。


今年は花付きの悪い木が多いですね。
昨日・今日あたりは千石東峰西の北面のアケボノツツジが満開だったと思うのですが
花付きはドウだったのだろうか?

千石山東峰よりシャッポ尾根を望んで

おお!桧の隙間から覗いてくれましたか。山桜も目立っていないですね。

奥ノ平峰から千里峰にかけての尾根の北斜面

いい展望だったでしょ。グーお気に入りの山懐です。

rep upに時間がかかってしまっておりましたが、今夜にはupしたいと思いますので・・・

睡眠不足に強いyamanekoさんも忙しそうですね。グーも10連休のしわ寄せにつぶされそうです。
明日にでもレスするつもりでいます。


                 グー(伊勢山上住人)
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【台高】飽きもせず・シャッポ尾根

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20190505-27.jpg


宮指路さん、、こんばんは。

スパッツをしていれば1~2回は水に浸かっても大丈夫ですね

くるぶし迄もないほどの浅瀬を一歩だけでした。
(ナズナさんは3歩ほどだったかな?)

この初っ端の100m20分の登りが一番エライ。
相当厳しそう


スタートはエライだけで杣道ですから厳しくはないです。
厳しいのは山頂直下の嵓の巻きです。寿命が縮みます。

昨年鈴鹿のシャクナゲは当たり年でした。

昨年はどこも良かったですね。今年は花お休みの木が多いです。

今年は少し遅いのかも

ソメイヨシノが開花から満開まで2週間かかった時から遅れていますね。

山頂に山名板は見当たらなかった。
どうしてでしょう


図根点は山頂より少し低いのです。
「ここは山頂ではない」とこだわりを持った人が撤去したのだと思います。
山名板が必要なほどの「山」ではないという事かな?

弘法も筆の誤り

いえいえ。怪我の功名です。ルート外しは意外なミッケ物があります。

じっくりと停滞する。
分かり切っているルートでいつものメンバーならこういうことも有りでしょう


昨日はナズナさんが早く帰宅の用件があり、必死で下りました。
筋肉を酷使したので、夜中にこむら返りを起こし、のたうち回りました。


                   グー(伊勢山上住人)
返信する