【 日 付 】2019年4月27日(土曜日)
【 山 域 】江城国境
【メンバー】山猫、家内
【 天 候 】曇りのち晴れ
【 ルート 】平良谷林道入口9:15~10:42イチゴ谷山~11:09p909~11:49p845~12:32p685~13:20床鍋橋
イチゴ谷山というと春の美味しいフルーツを想像するが、この山の西側の谷、市後谷に由来する。針畑川の側からは平良谷の奥にある山ということで、平良谷奥と呼称されてきた。地味な山ではあるが、針畑川を挟んで対岸の正座峰や北の百里ヶ岳から見ると存在感のある山が目に入る。この市後谷山には久多側からと平良側からも登ったことがあるが、山頂の北東側のヤセ尾根にシャクナゲの樹林があったことを思い出し、石楠花の様子を見にいくことを思い立つ。以前、訪れたのは厳冬期だったので、新緑か紅葉の時期に訪れたいと思っていたのだった。
だが、何といってもこの山の魅力は南側の909m峰に至るまでの山毛欅の大樹が連続する江城国境尾根(※江丹国境尾根の訂正)である。この909m峰の魅力はこのサイトではすっかりお馴染みの草川啓三氏の本でも紹介されている通りである。ところで江城国境尾根という名称はあまり聞き慣れないかもしれないが、高島トレイルの三国岳から南東に向かうこの尾根は南の久多川に切れ落ちるまで続いている。高島市営バスを利用して、尾根の南に至るまで縦走する計画を立てる。
※江丹国境尾根は高島トレイルの三国峠(若狭、丹波、近江)~三国岳(丹波、山城、近江)までの短い区間であり、三国岳より南が江城国境尾根となる(5/7追記)
R367を北上すると大原のあたりで早速にも雨が降り始める。花折峠を越えると電光掲示板の温度は4℃を示す。まるで冬の気温である。梅の木から久多へと向かう県道に入ると、いつしか雨もあがったようだ。久多川沿いの新緑が美しい。
針畑川沿いの道に入ると、下山予定の床鍋橋のバス停近くの広地に車を停める。車を停めると丁度、生杉行きの高島市営バスが到来し、市後谷山の登山口となる平良谷の林道の入口まで運んでもらう。ちなみに床鍋橋を渡った針畑川の対岸のフィッシング・センターには広大な駐車場があるが、ここに停めるとすぐにも受付から人が出てきて、駐車禁止と追い出されることになる。
針畑川にかかる橋を渡って平良谷林道にはいると100m程歩いたところで左手に分岐する林道へと入る。一昨年の台風の後で林道は倒木が集中して、大変な状態であったが、倒木はすっかり整理されている。この林道のお蔭で尾根の末端まで一気に登ることが出来る。
林道終点から尾根に入ると植林は終わり、樅の樹林となる。そして林床にはイワカガミの群落がお出迎えである。気がつくと尾根上の薄い踏み跡の周囲はイワカガミで埋め尽くされている。まだ咲いている花は少ないが、あと一週間もするとほとんどの花株が花を開くことだろう。600mのあたりまでイワカガミが続くことになる。
標高600mを過ぎたあたりからはところどころにユズリハの藪が現われる。ユズリハの藪よりも尾根上の倒木を避けて通過する方が鬱陶しい。前回、登った時にはこれ程の倒木に苦心した覚えはないので、おそらく昨年の台風による被害だろう。
山頂が近づくと尾根はヤセ尾根となり、記憶にあった通り石楠花が出現する。わずかに咲いている花もあるが、大部分は赤紫色の蕾を膨らませた状態だ。
石楠花の下では花盛りのイワウチワが花盛りである。ヤセ尾根の切れ目からは南側の展望が開け、武奈ヶ岳を望む。ヤセ尾根を通過すると山頂はすぐである。
市後谷山の山頂は高島トレイルの道標が新たに設けられている。山頂は樹林に囲まれた狭い広場であり、すぐに尾根を南に下る。尾根は山毛欅の新緑が始まったばかりのようだ。尾根上にはタムシバの花も多くみかけるが、満開の白い花をつけた樹も目立つ。オオカメノキのようだ。
一つ南のピークca890mは台杉の巨樹が目印である。ここで高島トレイルの新たな緑色の道標に導かれて尾根をほぼ直角に右手に曲がると、左手の染ヶ谷のなだらかな源頭に山毛欅の巨樹が現われる。ここからは909m峰のピークまで山毛欅の大樹が連続する。湖北や江若国境では当たり前のように見られるような山毛欅の樹々ではあるが、この山域ではあまり類を見ない。
909m峰のピークに辿り着くと一気に白倉三山、武奈ヶ岳から蓬莱山に至るまでの比良の山々の展望が視界に飛び込む。南側のピークの右手には峰床山も見える。以前、訪れた際は白い緞帳を下ろしたかのようなガスの中であったので、ここから正面に眺める武奈ヶ岳の素晴らしさに改めて感心する。折しも風が強くなり、霰が降ってきた。
尾根を南に下がると南側の桑谷山、西側にはフカンド山からコウンド山への稜線を望む。すぐに霰は止み、南に向かって勢いよく上空を流れてゆく雲の切れ目から青い空が覗く。865m峰の手前の送電線鉄塔からは再び東西に好展望が広がる。新緑の斜面にあたる光の筋も南へと急速に通り過ぎてゆく様は目を飽きさせない。
865m峰のピークからは久多の方向に南西に下ってゆく尾根にも薄い踏み跡がついているようだ。南東に向かう尾根を下ると、新緑の緑が豊かになってゆく。尾根が大きく東に向きを変えると最後のピーク685m峰に辿り着く。山頂の周囲は山毛欅の新緑が目に鮮やかだ。
標高600mのあたりからは北山分水嶺クラブの地図では尾根を東に下る道が記されているのだが、踏み跡とテープは北に延びる尾根へと続いている。この尾根の方がはるかに緩やかなので、踏み跡を辿ってみることにした。尾根をまっすぐに下るとfairy trailの標識が尾根の左手の斜面を指している。斜面をジグザグに下る作業道を下り、林道に降り立った。
久多川に沿った道を戻ると、深い谷間に光が当たりはじめ、新緑が色鮮やかに輝きはじめた。冬の回想は瞬く間に過ぎ去っていったようだ。
【江城国境】イチゴ谷山~909m峰~江城国境尾根縦走(訂正)
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- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
Re: 【江丹国境】イチゴ谷山~909m峰~江丹国境尾根縦走
yamanekoさん、こんにちは
イチゴ谷山というと春の美味しいフルーツを想像するが、この山の西側の谷、市後谷に由来する。
私はイチゴ白書を思い出します。
だが、何といってもこの山の魅力は南側の909m峰に至るまでの山毛欅の大樹が連続する江丹国境尾根である。この909m峰の魅力はこのサイトではすっかりお馴染みの草川啓三氏の本でも紹介されている通りである。ところで江丹国境尾根という名称はあまり聞き慣れないかもしれないが、高島トレイルの三国峠から三国岳を経て南東に向かうこの尾根は南の久多川に切れ落ちるまで続いている。高島市営バスを利用して、尾根の南に至るまで縦走する計画を立てる。
いかにも高島トレイルに精通している人達が好きそうな山域ですね。
山頂が近づくと尾根はヤセ尾根となり、記憶にあった通り石楠花が出現する。わずかに咲いている花もあるが、大部分は赤紫色の蕾を膨らませた状態だ。
シャクナゲ.jpg
タイミング的にはちょっと早かったでしょうか
石楠花の下では花盛りのイワウチワが花盛りである。ヤセ尾根の切れ目からは南側の展望が開け、武奈ヶ岳を望む。ヤセ尾根を通過すると山頂はすぐである。
市後谷山の山頂は高島トレイルの道標が新たに設けられている。山頂は樹林に囲まれた狭い広場であり、すぐに尾根を南に下る。尾根は山毛欅の新緑が始まったばかりのようだ。尾根上にはタムシバの花も多くみかけるが、満開の白い花をつけた樹も目立つ。オオカメノキのようだ。
春の花が色とりどりでとても楽しそうです。
909m峰のピークに辿り着くと一気に白倉三山、武奈ヶ岳から蓬莱山に至るまでの比良の山々の展望が視界に飛び込む。南側のピークの右手には峰床山も見える。以前、訪れた際は白い緞帳を下ろしたかのようなガスの中であったので、ここから正面に眺める武奈ヶ岳の素晴らしさに改めて感心する。折しも風が強くなり、霰が降ってきた。
ピークに立って、展望があるのが一番ですね
標高600mのあたりからは北山分水嶺クラブの地図では尾根を東に下る道が記されているのだが、踏み跡とテープは北に延びる尾根へと続いている。この尾根の方がはるかに緩やかなので、踏み跡を辿ってみることにした。尾根をまっすぐに下るとfairy trailの標識が尾根の左手の斜面を指している。斜面をジグザグに下る作業道を下り、林道に降り立った。
初めて下るルートはやや緊張しますがテープがあれば安心ですね。問題なく下山出来れば少し嬉しい気分になります。
宮指路+6
イチゴ谷山というと春の美味しいフルーツを想像するが、この山の西側の谷、市後谷に由来する。
私はイチゴ白書を思い出します。
だが、何といってもこの山の魅力は南側の909m峰に至るまでの山毛欅の大樹が連続する江丹国境尾根である。この909m峰の魅力はこのサイトではすっかりお馴染みの草川啓三氏の本でも紹介されている通りである。ところで江丹国境尾根という名称はあまり聞き慣れないかもしれないが、高島トレイルの三国峠から三国岳を経て南東に向かうこの尾根は南の久多川に切れ落ちるまで続いている。高島市営バスを利用して、尾根の南に至るまで縦走する計画を立てる。
いかにも高島トレイルに精通している人達が好きそうな山域ですね。
山頂が近づくと尾根はヤセ尾根となり、記憶にあった通り石楠花が出現する。わずかに咲いている花もあるが、大部分は赤紫色の蕾を膨らませた状態だ。
シャクナゲ.jpg
タイミング的にはちょっと早かったでしょうか
石楠花の下では花盛りのイワウチワが花盛りである。ヤセ尾根の切れ目からは南側の展望が開け、武奈ヶ岳を望む。ヤセ尾根を通過すると山頂はすぐである。
市後谷山の山頂は高島トレイルの道標が新たに設けられている。山頂は樹林に囲まれた狭い広場であり、すぐに尾根を南に下る。尾根は山毛欅の新緑が始まったばかりのようだ。尾根上にはタムシバの花も多くみかけるが、満開の白い花をつけた樹も目立つ。オオカメノキのようだ。
春の花が色とりどりでとても楽しそうです。
909m峰のピークに辿り着くと一気に白倉三山、武奈ヶ岳から蓬莱山に至るまでの比良の山々の展望が視界に飛び込む。南側のピークの右手には峰床山も見える。以前、訪れた際は白い緞帳を下ろしたかのようなガスの中であったので、ここから正面に眺める武奈ヶ岳の素晴らしさに改めて感心する。折しも風が強くなり、霰が降ってきた。
ピークに立って、展望があるのが一番ですね
標高600mのあたりからは北山分水嶺クラブの地図では尾根を東に下る道が記されているのだが、踏み跡とテープは北に延びる尾根へと続いている。この尾根の方がはるかに緩やかなので、踏み跡を辿ってみることにした。尾根をまっすぐに下るとfairy trailの標識が尾根の左手の斜面を指している。斜面をジグザグに下る作業道を下り、林道に降り立った。
初めて下るルートはやや緊張しますがテープがあれば安心ですね。問題なく下山出来れば少し嬉しい気分になります。
宮指路+6
Re: 【江丹国境】イチゴ谷山~909m峰~江丹国境尾根縦走
yamanekoさん、こんばんは。
イチゴ谷山というと春の美味しいフルーツを想像するが、この山の西側の谷、市後谷に由来する。
ちょうど1年前、その市後谷出合から登りました。
viewtopic.php?f=4&t=3923
だが、何といってもこの山の魅力は南側の909m峰に至るまでの山毛欅の大樹が連続する江丹国境尾根である。この909m峰の魅力はこのサイトではすっかりお馴染みの草川啓三氏の本でも紹介されている通りである。
ホントにいいところですよね。私は去年初めて訪れたのですが、食わず嫌いを改めなくてはの気持ちになりました。
イチゴは大好きですけど。
ところで江丹国境尾根という名称はあまり聞き慣れないかもしれないが、高島トレイルの三国峠から三国岳を経て南東に向かうこの尾根は南の久多川に切れ落ちるまで続いている。高島市営バスを利用して、尾根の南に至るまで縦走する計画を立てる。
ところで久多は京都市内ですが、丹波なんでしょうかそれとも山城なんでしょうか?
R367を北上すると大原のあたりで早速にも雨が降り始める。花折峠を越えると電光掲示板の温度は4℃を示す。まるで冬の気温である。梅の木から久多へと向かう県道に入ると、いつしか雨もあがったようだ。久多川沿いの新緑が美しい。
林道終点から尾根に入ると植林は終わり、樅の樹林となる。そして林床にはイワカガミの群落がお出迎えである。
このあたりになかなか足が向かない理由のひとつが植林と針葉樹林のイメージなんです。
ブナさえあれば何も要らないタイプなんで。
山頂が近づくと尾根はヤセ尾根となり、記憶にあった通り石楠花が出現する。わずかに咲いている花もあるが、大部分は赤紫色の蕾を膨らませた状態だ。
石楠花の下では花盛りのイワウチワが花盛りである。ヤセ尾根の切れ目からは南側の展望が開け、武奈ヶ岳を望む。ヤセ尾根を通過すると山頂はすぐである。
意外に変化のある尾根のようですねえ。ちょっと食指が・・・
ここからは909m峰のピークまで山毛欅の大樹が連続する。湖北や江若国境では当たり前のように見られるような山毛欅の樹々ではあるが、この山域ではあまり類を見ない。
そうなんですよね。杉や桧の巨木は多いんですが、私の趣味とはちょっと違います。見れば凄いなあとは思いますが。
909m峰のピークに辿り着くと一気に白倉三山、武奈ヶ岳から蓬莱山に至るまでの比良の山々の展望が視界に飛び込む。南側のピークの右手には峰床山も見える。以前、訪れた際は白い緞帳を下ろしたかのようなガスの中であったので、ここから正面に眺める武奈ヶ岳の素晴らしさに改めて感心する。
ここからの武奈ヶ岳を初めとする比良連山の眺めはいいですね。
久多側の山頂直下の斜面もなかなか良いです。
尾根を南に下がると南側の桑谷山、西側にはフカンド山からコウンド山への稜線を望む。すぐに霰は止み、南に向かって勢いよく上空を流れてゆく雲の切れ目から青い空が覗く。865m峰の手前の送電線鉄塔からは再び東西に好展望が広がる。新緑の斜面にあたる光の筋も南へと急速に通り過ぎてゆく様は目を飽きさせない。
909mの南も良さそうですね。
山日和
イチゴ谷山というと春の美味しいフルーツを想像するが、この山の西側の谷、市後谷に由来する。
ちょうど1年前、その市後谷出合から登りました。
viewtopic.php?f=4&t=3923
だが、何といってもこの山の魅力は南側の909m峰に至るまでの山毛欅の大樹が連続する江丹国境尾根である。この909m峰の魅力はこのサイトではすっかりお馴染みの草川啓三氏の本でも紹介されている通りである。
ホントにいいところですよね。私は去年初めて訪れたのですが、食わず嫌いを改めなくてはの気持ちになりました。
イチゴは大好きですけど。
ところで江丹国境尾根という名称はあまり聞き慣れないかもしれないが、高島トレイルの三国峠から三国岳を経て南東に向かうこの尾根は南の久多川に切れ落ちるまで続いている。高島市営バスを利用して、尾根の南に至るまで縦走する計画を立てる。
ところで久多は京都市内ですが、丹波なんでしょうかそれとも山城なんでしょうか?
R367を北上すると大原のあたりで早速にも雨が降り始める。花折峠を越えると電光掲示板の温度は4℃を示す。まるで冬の気温である。梅の木から久多へと向かう県道に入ると、いつしか雨もあがったようだ。久多川沿いの新緑が美しい。
林道終点から尾根に入ると植林は終わり、樅の樹林となる。そして林床にはイワカガミの群落がお出迎えである。
このあたりになかなか足が向かない理由のひとつが植林と針葉樹林のイメージなんです。
ブナさえあれば何も要らないタイプなんで。
山頂が近づくと尾根はヤセ尾根となり、記憶にあった通り石楠花が出現する。わずかに咲いている花もあるが、大部分は赤紫色の蕾を膨らませた状態だ。
石楠花の下では花盛りのイワウチワが花盛りである。ヤセ尾根の切れ目からは南側の展望が開け、武奈ヶ岳を望む。ヤセ尾根を通過すると山頂はすぐである。
意外に変化のある尾根のようですねえ。ちょっと食指が・・・
ここからは909m峰のピークまで山毛欅の大樹が連続する。湖北や江若国境では当たり前のように見られるような山毛欅の樹々ではあるが、この山域ではあまり類を見ない。
そうなんですよね。杉や桧の巨木は多いんですが、私の趣味とはちょっと違います。見れば凄いなあとは思いますが。
909m峰のピークに辿り着くと一気に白倉三山、武奈ヶ岳から蓬莱山に至るまでの比良の山々の展望が視界に飛び込む。南側のピークの右手には峰床山も見える。以前、訪れた際は白い緞帳を下ろしたかのようなガスの中であったので、ここから正面に眺める武奈ヶ岳の素晴らしさに改めて感心する。
ここからの武奈ヶ岳を初めとする比良連山の眺めはいいですね。
久多側の山頂直下の斜面もなかなか良いです。
尾根を南に下がると南側の桑谷山、西側にはフカンド山からコウンド山への稜線を望む。すぐに霰は止み、南に向かって勢いよく上空を流れてゆく雲の切れ目から青い空が覗く。865m峰の手前の送電線鉄塔からは再び東西に好展望が広がる。新緑の斜面にあたる光の筋も南へと急速に通り過ぎてゆく様は目を飽きさせない。
909mの南も良さそうですね。
山日和
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- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
Re: 【江丹国境】イチゴ谷山~909m峰~江丹国境尾根縦走
宮指路さん コメント有難うございます。
>私はイチゴ白書を思い出します。
私自身は無縁だったのですが、その時代を経験された方には深い思い出があるのでしょうね。
>いかにも高島トレイルに精通している人達が好きそうな山域ですね。
高島トレイルにはまだ未踏区間があるのと、山域を間違えていることからも精通しているとは到底いえないです。
江丹ではなく江城国境とすべきところであり、タイトルを訂正させて頂きます。
>タイミング的にはちょっと早かったでしょうか
昨年は4月の下旬で既に見ごろを過ぎていたのですが、今年はどこでもシャクナゲが相当に遅いようです。
後日、昨日(5/6)に歩いた京都は北山の天ヶ森のrepをアップしたいと思いますが、こちらはシャクナゲが満開でした。
>ピークに立って、展望があるのが一番ですね
霰が降るような天気でありながらも展望に恵まれたのは何よりでした。
>私はイチゴ白書を思い出します。
私自身は無縁だったのですが、その時代を経験された方には深い思い出があるのでしょうね。
>いかにも高島トレイルに精通している人達が好きそうな山域ですね。
高島トレイルにはまだ未踏区間があるのと、山域を間違えていることからも精通しているとは到底いえないです。
江丹ではなく江城国境とすべきところであり、タイトルを訂正させて頂きます。
>タイミング的にはちょっと早かったでしょうか
昨年は4月の下旬で既に見ごろを過ぎていたのですが、今年はどこでもシャクナゲが相当に遅いようです。
後日、昨日(5/6)に歩いた京都は北山の天ヶ森のrepをアップしたいと思いますが、こちらはシャクナゲが満開でした。
>ピークに立って、展望があるのが一番ですね
霰が降るような天気でありながらも展望に恵まれたのは何よりでした。
山猫
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- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
Re: 【江城国境】イチゴ谷山~909m峰~江城国境尾根縦走(訂正)
山日和さん コメント有難うございます。
以前のrepのご紹介どうも有難うございます。
昨年の4/22は異様に暑い日だったのを思い出しました。この日は午前中は霊仙で山芍薬探しをしていたのですが、風緑のかき氷がことの他、美味しく感じられました。
師匠の山行でも909m峰のあたりで既にブナの新緑が綺麗だったようですね。今回は909m峰のあたりではまだ新緑が芽吹いたばかりという感じでした。
天狗岳でシャクナゲが満開だったのですが、今年はシャクナゲも遅いようですね。ちなみにその日の午後は京都のシャクナゲ尾根から鞍馬まで縦走しているのですが、シャクナゲ尾根は満開のシャクナゲが見事でした。
>ところで久多は京都市内ですが、丹波なんでしょうかそれとも山城なんでしょうか?
ご指摘有難うございます。経ヶ岳の北に丹波越えがあるので、丹波とばっかり思っておりましたが、拙速でした。
京都府山岳総覧でもここは山城北部に分類されております。三国岳までが山城で近江と丹波と接するから三国岳なのですね。したがって江丹国境というのは三国岳~三国峠までの短い区間のみになるようです。タイトルと本文を訂正させて頂きました。
>このあたりになかなか足が向かない理由のひとつが植林と針葉樹林のイメージなんです。
この尾根は上記の丹波越えの雰囲気とよく似ていると思います。樅の樹林といっても樅の間には雑木が多く、地味ではありますが、このあたりではよく見られる林相のようにおもわれます。
>ここからの武奈ヶ岳を初めとする比良連山の眺めはいいですね。
久多側の山頂直下の斜面もなかなか良いです。
御意です。
>909mの南も良さそうですね。
山毛欅がしばらくは続きますが、純林ではなく、師匠のご趣味ではないかもしれません。この新緑の時期は緑のパッチワークが美しく感じられます。
以前のrepのご紹介どうも有難うございます。
昨年の4/22は異様に暑い日だったのを思い出しました。この日は午前中は霊仙で山芍薬探しをしていたのですが、風緑のかき氷がことの他、美味しく感じられました。
師匠の山行でも909m峰のあたりで既にブナの新緑が綺麗だったようですね。今回は909m峰のあたりではまだ新緑が芽吹いたばかりという感じでした。
天狗岳でシャクナゲが満開だったのですが、今年はシャクナゲも遅いようですね。ちなみにその日の午後は京都のシャクナゲ尾根から鞍馬まで縦走しているのですが、シャクナゲ尾根は満開のシャクナゲが見事でした。
>ところで久多は京都市内ですが、丹波なんでしょうかそれとも山城なんでしょうか?
ご指摘有難うございます。経ヶ岳の北に丹波越えがあるので、丹波とばっかり思っておりましたが、拙速でした。
京都府山岳総覧でもここは山城北部に分類されております。三国岳までが山城で近江と丹波と接するから三国岳なのですね。したがって江丹国境というのは三国岳~三国峠までの短い区間のみになるようです。タイトルと本文を訂正させて頂きました。
>このあたりになかなか足が向かない理由のひとつが植林と針葉樹林のイメージなんです。
この尾根は上記の丹波越えの雰囲気とよく似ていると思います。樅の樹林といっても樅の間には雑木が多く、地味ではありますが、このあたりではよく見られる林相のようにおもわれます。
>ここからの武奈ヶ岳を初めとする比良連山の眺めはいいですね。
久多側の山頂直下の斜面もなかなか良いです。
御意です。
>909mの南も良さそうですね。
山毛欅がしばらくは続きますが、純林ではなく、師匠のご趣味ではないかもしれません。この新緑の時期は緑のパッチワークが美しく感じられます。
山猫
Re: 【江城国境】イチゴ谷山~909m峰~江城国境尾根縦走(訂正)
こんにちは~、暑くなりました。
ヒルさんが出てこないかと心配です。
庭の空き地に植わってるイチゴの白い実が、ほんのり赤みを増してきました。
ヤマネコレポに続いておど+レポにまで「イチゴ谷山」なる表記が現れて、京都北山にイチゴ畑でもできたんかいな?と、覗いてみました。
甘酸っぱい香りを感じながらルートを見れば、西から、東からと攻め方が違いましたが、どちらも思わずフォークを掴みかけてしまいました。(^_-)
久多は左京区ができる前から京都市域(愛宕郡)ですから、やっぱり「山城」なんでしょうが、地域特性でみれば「丹波」ですよね。
良く使う林道は片付けられても、山中の倒木は放置したまんまですね。
これで、せめてナメコがわんさと生えてくれたら救われるんですけど…(^_-)
偶然の出会いを期待して~!(^^)!
~びわ爺
ヒルさんが出てこないかと心配です。
庭の空き地に植わってるイチゴの白い実が、ほんのり赤みを増してきました。
ヤマネコレポに続いておど+レポにまで「イチゴ谷山」なる表記が現れて、京都北山にイチゴ畑でもできたんかいな?と、覗いてみました。
甘酸っぱい香りを感じながらルートを見れば、西から、東からと攻め方が違いましたが、どちらも思わずフォークを掴みかけてしまいました。(^_-)
江城、江若、江丹…と、接する国で名前が変わります。私はこのあたり、あまり歩いていないので、なじみがないのですが、地図上で県境を確認するしかありません。ところで江城国境尾根という名称はあまり聞き慣れないかもしれないが、高島トレイルの三国岳から南東に向かうこの尾根は南の久多川に切れ落ちるまで続いている。高島市営バスを利用して、尾根の南に至るまで縦走する計画を立てる。
※江丹国境尾根は高島トレイルの三国峠(若狭、丹波、近江)~三国岳(丹波、山城、近江)までの短い区間であり、三国岳より南が江城国境尾根となる(5/7追記)
久多は左京区ができる前から京都市域(愛宕郡)ですから、やっぱり「山城」なんでしょうが、地域特性でみれば「丹波」ですよね。
この日(4/27)は突風もういて寒かったですね。アルプス方面では遭難も続出だったみたい(@_@。。R367を北上すると大原のあたりで早速にも雨が降り始める。花折峠を越えると電光掲示板の温度は4℃を示す。まるで冬の気温である。梅の木から久多へと向かう県道に入ると、いつしか雨もあがったようだ。久多川沿いの新緑が美しい。
この道は、芦生に行く時、何回か通りました。古屋から岩谷を経て由良川でピチャピチャして遊んでました。針畑川沿いの道に入ると、下山予定の床鍋橋のバス停近くの広地に車を停める。車を停めると丁度、生杉行きの高島市営バスが到来し、市後谷山の登山口となる平良谷の林道の入口まで運んでもらう。ちなみに床鍋橋を渡った針畑川の対岸のフィッシング・センターには広大な駐車場があるが、ここに停めるとすぐにも受付から人が出てきて、駐車禁止と追い出されることになる。
針畑川にかかる橋を渡って平良谷林道にはいると100m程歩いたところで左手に分岐する林道へと入る。一昨年の台風の後で林道は倒木が集中して、大変な状態であったが、倒木はすっかり整理されている。この林道のお蔭で尾根の末端まで一気に登ることが出来る。
京都北山や湖西方面の山の台風被害はハンパないですね(@_@。標高600mを過ぎたあたりからはところどころにユズリハの藪が現われる。ユズリハの藪よりも尾根上の倒木を避けて通過する方が鬱陶しい。前回、登った時にはこれ程の倒木に苦心した覚えはないので、おそらく昨年の台風による被害だろう。
良く使う林道は片付けられても、山中の倒木は放置したまんまですね。
これで、せめてナメコがわんさと生えてくれたら救われるんですけど…(^_-)
高島トレイルは国境スキー場から南下したけど、大谷山辺りでそのまんまんまになってます。部分的には踏んだところもありますが、一度、全線を繋げてみようかな?市後谷山の山頂は高島トレイルの道標が新たに設けられている。山頂は樹林に囲まれた狭い広場であり、すぐに尾根を南に下る。尾根は山毛欅の新緑が始まったばかりのようだ。尾根上にはタムシバの花も多くみかけるが、満開の白い花をつけた樹も目立つ。オオカメノキのようだ。
翌日(28日)はスッキリ快晴だったでしょうに(゜o゜)909m峰のピークに辿り着くと一気に白倉三山、武奈ヶ岳から蓬莱山に至るまでの比良の山々の展望が視界に飛び込む。南側のピークの右手には峰床山も見える。以前、訪れた際は白い緞帳を下ろしたかのようなガスの中であったので、ここから正面に眺める武奈ヶ岳の素晴らしさに改めて感心する。折しも風が強くなり、霰が降ってきた。
また、京都北山を歩いてみたくなりました。久多川に沿った道を戻ると、深い谷間に光が当たりはじめ、新緑が色鮮やかに輝きはじめた。冬の回想は瞬く間に過ぎ去っていったようだ。
偶然の出会いを期待して~!(^^)!
~びわ爺
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- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
Re: 【江城国境】イチゴ谷山~909m峰~江城国境尾根縦走(訂正)
biwa爺さん コメント有難うございます。
>暑くなりました。ヒルさんが出てこないかと心配です。
御意です。今日の京都はいきなり30℃越えで、真夏日です。
>この道は、芦生に行く時、何回か通りました。古屋から岩谷を経て由良川でピチャピチャして遊んでました。
それは楽しそうですね。私もそろそろ私も由良川源流域にお邪魔してみようかと思っていたところです。
>高島トレイルは国境スキー場から南下したけど、大谷山辺りでそのまんまんまになってます。部分的には踏んだところもありますが、一度、全線を繋げてみようかな?
私もまだ未踏区間があるので、偉そうなことは云えませんが、山域によって林相が異なるのも魅力ですね。
>翌日(28日)はスッキリ快晴だったでしょうに(゜o゜)
そうですね。翌日は八丁川でピチャピチャしておりました。逆だったら良かったのですが、この日は夕方に用事もあったので致し方ありません。
>また、京都北山を歩いてみたくなりました。
偶然の出会いを期待して~!(^^)!
是非、北山にもいらしてください。宜しければ、監視役の方々もご一緒に如何ですか?
ただ7月~9月は暑くて、登山適期でなくなってしまいますが。
偶然でも必然でも
>暑くなりました。ヒルさんが出てこないかと心配です。
御意です。今日の京都はいきなり30℃越えで、真夏日です。
>この道は、芦生に行く時、何回か通りました。古屋から岩谷を経て由良川でピチャピチャして遊んでました。
それは楽しそうですね。私もそろそろ私も由良川源流域にお邪魔してみようかと思っていたところです。
>高島トレイルは国境スキー場から南下したけど、大谷山辺りでそのまんまんまになってます。部分的には踏んだところもありますが、一度、全線を繋げてみようかな?
私もまだ未踏区間があるので、偉そうなことは云えませんが、山域によって林相が異なるのも魅力ですね。
>翌日(28日)はスッキリ快晴だったでしょうに(゜o゜)
そうですね。翌日は八丁川でピチャピチャしておりました。逆だったら良かったのですが、この日は夕方に用事もあったので致し方ありません。
>また、京都北山を歩いてみたくなりました。
偶然の出会いを期待して~!(^^)!
是非、北山にもいらしてください。宜しければ、監視役の方々もご一緒に如何ですか?
ただ7月~9月は暑くて、登山適期でなくなってしまいますが。
偶然でも必然でも
山猫